エリス・エレノアール

ページ名:エリス_エレノアール

登録日:2016/10/30 (日) 09:34:06
更新日:2024/01/29 Mon 11:09:28NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



タグ一覧
アンラッキーリバース エロゲー エロゲヒロイン くすはらゆい ツンデレ 素直 照れ屋 召喚士 赤髪 巨乳 グミ 夢と憧れ エリス・エレノアール



*1

「任せなさい、あんた1人くらいどうってことないわ」



エリス・エレノアールとは、ういんどみる制作のエロゲー、アンラッキーリバースに登場するヒロインの1人。


CV:くすはらゆい
所属:王立アミューリア学園2年A組
身長:158cm
体重:51kg
誕生日:9月3日
スリーサイズ:85(C)/59/86
血液型:O
好きなもの:グミ、ぬいぐるみ、チェック柄
嫌いなもの:お化け、苦い食べ物



突如として主人公の優翔を異世界オルターニアへと召喚してしまった少女。
エリス自身は優翔とは全く関係ない別存在を召喚する予定だったはずなのだが、
たまたま同時期に召喚を行使しようとしたリズリーの召喚やら
優翔自身の不幸体質やらエリスの召喚魔法の失敗やらが複雑に重なった結果、
優翔の片方がエリスの下に呼び出されたという、何ともややこしいことになってしまっている。


出会った当初こそ慌てふためきまくった挙げ句に優翔を変質者呼ばわりしてパニくりまくったものの、
母親のクレアの許可も得た上で優翔との同居生活がスタートすることになる。
因みに女の子と1つ屋根の下というシチュエーションを優翔は疑問視していたが、
エリス自身は「人としてカテゴライズしなければいける気がする」などとかなり強引に自分を納得させていたり。


基本的に強気で明朗快活な跳ね返り娘。隠し事が出来ない素直で照れ屋なタイプでもあるので何かと表情がコロコロ変わりやすい。
上述したように当初の優翔に対する印象はかなり悪かったものの、何やかんや一緒に生活したり一緒のクラスで学業に励んだりと意外と面倒見も良い。
尤も、風呂上がりだのトイレシーンだの自室乱入だのエリスからすれば割と洒落にならんハプニングにも巻き込まれまくっているが


同年代の中ではまずいない高度な召喚魔法を扱えることも含め優秀な魔法の使い手である。
通常の魔法に関してもかなりの強力さを誇るが、コントロールに少々難があるとのこと。


あとプロフィールにもあるようにグミが大好物。
優翔の面倒を見るに辺りクレアから必要経費諸々は自分で何とかするように言われた際には
グミに割けるお金が減ってしまうということに本気で落ち込んでいたほどである。


彼女が本当に召喚したかった対象であるレオ様ことレオンという謎生物を大層気に入っており、
他の人物が微妙なリアクションをする中で、彼女だけはどこかズレた反応を見せているということもしばしば。


他にも、自室のぬいぐるみたちを並べてそれぞれを演じながら1人会議を行ってみたり、
とある事情で優翔の部屋に入り込んで彼の使っている枕を抱えてベッドの上でゴロゴロしていたりと、
かなりピュア且つ乙女チックな面を見せることもあったりする。


以下、ネタバレ諸々含む。



















幼少期は両親が家にいることが少なかったこともあって、唯一いつも一緒にいた祖父のことが大好きであった。
エリスが若年ながらも召喚魔法を扱えるのは、祖父が読んでくれた召喚士の絵本と、実際に使ってくれた召喚魔法に強い憧れを持っていたからである。
そんなエリスの幼い頃からの夢が「いつか絵本に出てきたような立派な召喚獣を呼び出して、大好きな人と一緒に空を飛びたい」というものであった。


しかし、病弱であった祖父とはエリスが同じ幼少期の時点で死別してしまっており、
そのことが今でも心の傷として残り、再び夢を追うことの諦めの気持ちに繋がっているのだと、
嘗てエリスの祖父の召喚獣として呼ばれたレオンの口からこれらの真実が語られる。


個別ルート開始直後はエリスとの同居生活が継続することになるのだが、
その日からエリスはやたらと感情の浮き沈みが今まで以上に顕著になり、
親友のミリーナからも心配されるほどに情緒不安定になる。


紆余曲折を経た末に優翔は突如としてエリスから明日デートに行こうと誘われることに。
デート自体は滞りなく進み優翔もエリスも幸せいっぱいに楽しんでいたのだが、
最後に訪れた公園の観覧車の中、夕焼けの下で唐突にエリスから語られたのが優翔の帰還方法が判明したということ。


今まで落ち着きが無かった理由もこれであり、観覧車が到着したら今までの家族ごっこは終わりにして
お互いまた赤の他人として全て元に戻ってお別れしようとそんなことを言い出す。


あまりに突然の事態に優翔は納得しきれなかったが、視線を上げたその先に映ったのはぽろぽろと大粒の涙を流し続けるエリスの姿。
それを見て優翔はエリスの、そして自身の本心をはっきりさせ、
例え元の世界に帰れずとも、この先どれだけ迷惑をかけようとも、エリスという好きな女の子とずっと一緒にいたいと告白。
エリスも優翔の告白を受け入れ、涙声のまま自分も大好きな優翔とずっと一緒にいたいと吐露。
大好きな人となった優翔を自分が幸せにしてあげると決意していた。


「好き……好きなの……私、優翔のこと、好きなの……。でも、優翔、元の世界……ううっ、ひっく……」
「私もっ……私も、したくない……。お別れなんて、したくないっ……!」
「私も……優翔のこと、大好き」


家族ごっこは終わりを告げ、恋人同士としての生活が幕を開けるのだが、
恋仲になったエリスは以前以上に百面相となり、やたらと照れるわ頬を赤く染めるわの繰り返しで糖分量産要員と化す。


しまいには何をするにも優翔を意識してしまい、逆に優翔と距離を置くようになってしまったりも。
そのことを優翔自身からどうにかできないのかと尋ねられた際には顔を真っ赤にして、


「どうしてもダメなんだもん。好きな人と一緒にいるって、なんかすごい恥ずかしくなるし、顔も合わせられなくなるし、うーわー、どうしようって思ってると頭の中真っ白になるし、優翔カッコいいし優しいし、喋ったら嬉しくなっちゃうし、ホントはね、ホントは私も、もっと優翔とね、前より側にいたいと思ってるんだけどね、その、ね……」


……などと盛大な惚気をぶちかましたりと全く自重しないピュア娘と化したり。


そして恋人生活の幸せを噛み締める中、優翔からの励ましも受けてエリスもまた再奮起し、
嘗ての夢であった「好きな人=優翔と一緒に空を飛ぶ」という夢を共にまた追うようになる。


しかし、そんな矢先に突如として優翔の存在が皆から忘れ去られ始めるという異変が発生。
優翔とエリスがこの件について調べていった先で、彼の召喚に深く関っていた女神ウルシュから語られた真実を要約すると、
「イレギュラーな召喚故に希薄だったこの世界での優翔の存在を繋ぎとめていた要因の一つが彼の不幸体質であったが、
それをエリスが幸福に変えていくと決意したことでそれが無くなってしまった」とのこと。
(この辺の詳細はリズリールートでのみ明かされる)


このまま行けば実質優翔はオルターニアで消滅し死を迎えるという現実に優翔もエリスも打ちひしがれるが、
レオンの鉄拳制裁を受けた優翔は再奮起、優翔の説得によってエリスもまた立ち直ることに成功。
最後の最後まで前向きに全力で頑張っていこうとお互いに気持ちを新たにする。


その思いが実り、僅かな瞬間とはいえ遂にレオンの本体を召喚することでエリスは好きな人と空を飛ぶという夢を叶えることに成功。
その数日後、優翔を消滅させないために今度こそ本当に彼を元の世界へと送り返すことになるのだが、
エリス自身はこれを永遠の別れなどとはこれっぽっちも思っておらず、自身のリボンを優翔へと手渡す。


必ずまた会えることを信じてさよならではなくいってらっしゃいと言葉をかけ、
大好きな恋人である優翔を笑顔で見送るのであった。





「これは別れじゃない。またいつか会えるんだから」


「だから私は、さよならなんて言わないよ」


「……行ってらっしゃい」





追記・修正お願いします。


&link_up(△)メニュー
項目変更&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

[#include(name=テンプレ3)]
































元の世界に戻り、桜並木の下を歩いていた優翔。
その場所は嘗て不幸真っ只中の自分が突如として召喚されるきっかけとなったあの場所であり……


何気なく開いたスマホに映るのは自分から心から大好きだった少女の顔。
幸せだったあの時のことを振り返り、視界が滲む中で優翔に声をかけたのは――――



―――なに辛気臭い顔してんのよ?―――


―――久しぶり―――


―――うん……優翔に、会いに来た……だから、一緒にいてもいい?―――


―――言ったでしょ? 私が何とかしてあげるって! 一緒にいれば、不運なんて幸せに引っくり返せるんだって!―――





―――ただいまっ!―――




[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)

[#include(name=テンプレ3)]


#comment

*1 出典:アンラッキーリバース ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2015年10月30日 ©Windmil / ARES Inc.

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧