倉石たんぽぽ

ページ名:倉石たんぽぽ

登録日:2016/09/08 (木) 02:49:56
更新日:2024/01/26 Fri 10:49:52NEW!
所要時間:約 16 分で読めます



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ウィッチクラフトワークス 魔女 ネコミミ ケモ耳 やられ役 かませ 井澤詩織 人気者 たんぽぽ 塔の魔女 kmm団 式神使い クレイジーさん→倉石だ! や゛い゛ほ゛の゛お゛の゛ま゛じょ゛! 倉石たんぽぽ






お任せください、メデューサ様!







倉石たんぽぽは、good!アフタヌーンにて連載中の水薙竜氏の漫画『ウィッチクラフトワークス』の登場人物。
アニメのCVは井澤詩織。ガルパンのそど子の人である。



概要


作者のケモ耳への愛を具現化したキャラクター。


明るい色のボブカット(アニメ版。原作では濃い目の茶髪)で、ケモノ耳に縦長の瞳が特徴。
作中の哺乳類ネコ目ネコ科に属する種類で、厳密には人間と異なる種族。
ケモ耳以外に人間の耳も存在する。他にも鈴付きの首輪を身に着けている。一人称は「私」。
アニメEDのCDや特典壁紙などで確認できるが、意外と発育がいい。



作中の敵ポジションである塔の魔女であり、メデューサの部下である5人組(KMM団)のリーダー格である。
性格は威勢がよく好戦的。だが若干単純で稚拙。勝算もなくつっこみ、なすすべなくやられてしまうなどトラブルメーカーでもある。
上司であるメデューサのことは慕っており、彼女の言いつけを破ってでも彼女のために功をなそうとしたりする。



記念すべき第1話で塔の魔女として、最初に主人公である多華宮くんを襲撃し、彼に魔女と魔法の存在を知らしめた。
その後は他のメンバーとともに冬月高校に転入し、たびたび多華宮くんと綾火を襲撃している。
その大半を鎧袖一触でやられ、最近はもはや素手!で撃退されるようになってしまった。
また、何もしていなくてもなんだかんだで彼らの被害を被ることが多い不憫な子。それでもくじけない頑張り屋である。



作中の主な呼ばれ方は「たんぽぽちゃん」「ケモ耳」。
しかし多華宮くんはなぜか「クレイジーさん」「クライシスさん」などと間違い、一向に覚えない。
読者からは上記に加え「クなんとかさん」「できない方のケモ耳」など様々。


そっちも大変だね、クライシスさん

倉石だ!お前もうわざとだろ!


また、年に一度発情期があり、彼女もそのことを知ってはいるようだが発情期が何かまでは知らない様子。
仮にも魔女なのに多華宮くんの封印物を白いあれという誤解を生む言い方をするなど、性知識には疎い模様。



アニメではKMM団ともどもあまりのやられっぷりが視聴者に受け、敵役にもかかわらず人気が急上昇した。
おそらくヤッターマンにおけるドロンジョ一味やポケモンでいうロケット団のようなイメージである。
特に彼女は非常に耳に残りやすいだみ声っぽい声質であり、やられ役としてこれ以上なくマッチしていた。
公式で行われた投票では5つの項目すべてでランクインし、うち2つでトップを取る人気者っぷり。ぶっちゃけこの作品で一番の人気者である。



かませかつ単純な点ばかりに目が行くが、フリーダムなKMM団には突っ込みを入れ、のブラコン言動にはドン引きするなど根は常識的。
どこかネジのとんだ魔女の多い作中で、まともな感性の持ち主である。てかネジのとんだ魔女って大体味方側である工房の方……
式神の何たるかについてはよく理解しており、多華宮くんに助言したことも。だが読者はまじめな解説をするたんぽぽに驚いたとか。



余談だが彼女がなぜ塔の魔女になったか、どのようにしてメデューサの部下になったかなどは明かされていない。
催眠術を受けた際は自身を5歳といっていたり、環那が書いた(という設定の)漫画(BD特典)では、
車すらない数百年前にメデューサとともに工房の魔女に追われ、敵の目を欺くために数百年石像になっていたとあるなど、
実はそれなりに謎のある人物でもある。




式神


たんぽぽは紙から兵士を生み出すことのできる式神使いであり、「白ウサ騎紙団」と呼ばれるウサギ兵を操ることが可能。
普段は魔女のローブの裏にぶら下げられており、多華宮家に居候した際は段ボールにも入っていた。
全力なら一度に校庭を埋め尽くすほどの数を操れる。大きさは人間サイズから乗って操る巨大なものまでさまざま。
原作では人海戦術以外の技は見せてないが、アニメではロープを利用したプロレス技に加え、命乞いからの目つぶしや毒霧も使用した。
絶対酔うくらいじゃすまない動きだよねそれ


たんぽぽは耳の長い生き物が大好きであり、式神がウサギなのはその現れである。
式神思いであり、ほぼ同じに見える彼らに彼女は逐一名前を付け憶えているらしい。
霞のあるお願いも一度は断るが、自身の部下が縁ゆえに頼むと部下の頼みとあっては断れないという部下想いの一面をみせた。
紙でできているため綾火の火の魔法とは相性が根本的に悪い。懲りずに何度も挑むも、最近ようやくそのことに気付いた。


代表的な部下のピエールは、休日には霞の使い魔である魔訶ロンとともに将棋をしている描写がある。
他にも第1話で多華宮くんに校舎を落とす幻覚をみせたが、その後は一切使っていない。




交友関係


  • KMM団

愛すべき仲間たち。基本的にどんな時も5人で行動している。
白目が宇津木環那、眼帯が目野輪冥、デコ眼鏡が桂虎徹、つるぺたが飾鈴。
特にKMM団の名付け親である環那とは仲がいい。炎の魔女に挑んでは毎回皆揃って吹っ飛ばされ、反省会と称しカラオケに向かう。
なお、KMM団の正式名称は「ケモ耳を身近で愛でる団」である。


  • メデューサ

敬愛する上司。メデューサはKMM団を娘と呼んで慕っており、KMM団も皆メデューサのためなら喜んで戦う。
ただメデューサはKMM団を溺愛するあまり甘やかしており、彼女らのポンコツ具合の原因とも考えられる。


  • 火々里綾火

炎の魔女で、多華宮くんを手に入れるために倒すべき宿敵。
しかし実力差が獅子と餌ほどあるため毎回軽くあしらわれる。
魔法の相性も絶望的に悪く、おまけに身体能力も段違い。もはやどうやっても勝つビジョンが見つからない。
彼女にとっては多華宮くん以外は基本的にどうでもいいため、扱われ方は雑。


  • 多華宮霞

敵同士でありながら綾火という共通の敵を持つ関係。アニメ最終回後は彼女との絡みが多い。
彼女にパシられることが多いが、最近は一緒にゲームをするなどなんだかんだ信頼関係を築きつつある。彼女の過剰な兄想いには引いている。
なお魔訶ロンからは、有事に勝手に連れてこられたり霞の救出を頼まれたりとやたら信用されている。


  • 多華宮仄

メデューサの悲願のためにとらえるべき標的。
敵にも関わらず彼のことを多華宮くんと律儀に君づけて呼ぶ。
これは単に敬称なのか、手配書に「たかみやくん」と書かれているのを丸暗記しているのかは不明。
一方で彼からは上述通り名前を間違えられ続ける。毎回突っ込みを入れるのもお約束。ちなみに恋愛感情はもっていない。
また、いくら手配書にDead or Arive(生死問わず)とあるとはいえいきなり一般人と思われる彼に斧を振り下ろしている。
腐っても塔の魔女ということで、意外と人を傷つけることにためらいがないのだろうか?


  • 星組

塔の魔女同士だが、同じ標的を取り合うため仲は良くない。
綾火に恨みを持つ魔女を連れてくるよう言われたときは星組を呼んだため、連絡する手段はある様子。


  • クロノワールシュヴァルツ・シックス

同じく塔の魔女。自身が多華宮くんに渡した封印を解く飴を使用させるため、二人の打倒案に行き詰まるKMM団に策を提示した。
彼女は、メデューサの弟子のKMM団と自分が通じていることがばれるとやっかいなことになると言っていたが、その理由はいまだに謎。
当のたんぽぽたちは何の危機感も無いようで、それをみたクロノワールは「メデューサめ、甘やかしすぎおって」とぼやいていた。


  • 田沼佳子(たぬたぬ)

霞の親友。ある事件の中で一度だけ軽く接触し挨拶した。事情が事情であり、恐らく2人ともそのことは忘れていると思われる。
その時には「こいつ(霞)とかかわるとロクなことがないから手を切れ」と至極まっとうな指摘をした。ですよねー。





作中の活躍(話数はアニメ準拠)


  • 1話

原作通り校庭の多華宮くんに校舎を落とし襲撃する。
混乱する多華宮くんを誘い出すも綾火の助けもあり失敗する。


次の日は多華宮くんの前に姿を出し、全兵力を持って挑むが綾火の前に敗北し作戦B(戦略的撤退)を発動する。
さらに次の日にKMM団の5人まとめて学校に転入し、今後の波乱を予感させた。
「多華宮くんこっちこっちー」という迫真の棒読み演技と、今から思うとまだ強キャラ感を匂わせる演技は必聴。
OPですでに乙女橘りのんからパンチをもらっていたため、今後の扱いを予想できた人はできたのだろうが


  • 2話

多華宮くんの言葉を拡大解釈した綾火にいきなりKMM団4人まとめて拘束され、火あぶりの刑にされていた。ギャグボール付きで。
一人囚われなかった冥により脱出し、綾火に挑むもかなわず敗北。このころから彼女らKMM団の噛ませっぷりが強くなる。


休日は5人そろってカラオケに興じていた。
アニメではキャラソンだが、原作で歌っている曲の元ネタはなんと東映版スパイダーマンのOP。
そのままでは綾火すら比にならない敵を作るので、歌詞はすりかえておいたのさ!


  • 3話

冒頭で、先制できる代わりに能力値が落ちる陣形を組んで正面突破を狙うも、鎧袖一触で5人まとめて吹き飛ばされた。
吹き飛ぶ際1コマだけたんぽぽの下着が見えており、あまり露骨なお色気描写のないこの作品では結構珍しいパンチラである。
その後はリャマに乗って転校してきた星組に難癖をつけ、仲の悪さを見せて出番は終了した。
最後は第4話の次回予告をたんぽぽが担当した。発情期という言葉に食いついた諸兄は多いのでは。


  • 4話

クロノワールの入れ知恵により、2人を分断して襲うも霞に妨害される。
喫茶店での会話から、自分が悪である自覚はある様子?
巨大な式神を出して応戦するも、プロレスの末クロスカウンターを受け敗北。
かざりんの助けが入るも、さらに巨大化した魔訶ロンの前に敗北し撤退する。
ちなみに綾火担当の3人は多華宮くんの補助のない綾火に敗北し、道路看板につるされていた。看板の魔城我出霧(魔女ガッデム)とはいかに。
その後は反省会と称して再びカラオケ。まるで成長していない……。
余談だが、魔訶ロンと戦ったでかい式神の名前はポルナレフ(作者HPより)。
多華宮くんを抑えていた2体がジャンとピエールなので、ネタ元はわかりやすいだろう。


  • 5話

5人いれば部活として認可されることを利用して、学校の一室をKMM団の拠点とする。
しかし直後にメデューサと戦闘していたエヴァーミリオンの攻撃の余波を受け、学校ごと裏山の崩落に巻き込まれる。
その後メデューサを助けるため戦闘に向かうも、5人まとめて一撃で吹き飛ばされた。


  • 6話

火々里かざねに見つかりたくないメデューサと、
多華宮君の封印が解けたことを母に知られたくない綾火の利害が一致し、多華宮家の一室に6人まとめて匿われる。
おそらくアニメで一番出番が少ない話。メデューサとUNOをして時間をつぶしており、師弟仲は良好な様子。
ちなみに綾火から渡された夕食は6人まとめて板チョコ1枚。多華宮くんにはフグ鍋をごちそうしていたのに……。


  • 7話

しびれを切らしメデューサの意向を無視して寝込みを襲おうとするも、綾火が多華宮くんの寝顔を眺めつつ一向に寝ないため失敗。
その後は勝手に風呂に入っていた冥と虎徹が多華宮くんと鉢合わせ、慌てて強襲するも偶然居合わせたかざねに見つかってしまう。
色々あり皆かざねの前に敗北するも、紆余曲折の末メデューサは脱走、
KMM団は雑魚という理由で解放されたため正式に多華宮家の居候になる。それでいいのか……?
原作より2人の裸ローブのインパクトが大きくなっている。かざりんやたんぽぽの裸ローブはないんですか!?


  • 8話

多華宮家の一員として豪勢な朝飯を食べている。
前半は暴徒化した冬月高校の騒動について解説役に回るため出番はぼちぼち。
ある事情から番長であるりのんと決闘をした多華宮くんのサポートに回るが、
りのんの見事な一撃を顎に受け吹き飛ぶ。見事なOP回収である。原作ではパンチラもあった。
昼間はケモ耳用の缶詰を食べているのが確認できる。
授業中の「お前結構バカなんだな、アハハハ」というセリフの煽り力は一級品で、あの多華宮君がイラつくほど。
余談だがローブを着たたんぽぽたちをりのんが視認できたのは、りのんが魔女であることの伏線にもなっている。


  • 9話

冒頭では綾火の指示で、寝ている多華宮くんの耳元で2人の物語を朗読する環那につきあっていた。睡眠教育……?。
Aパートでは貯金をはたいてあるビルの一室をKMM団の修行の場として借り、いざ修行を始めようとした段階で足をくじき爪を割るポンコツぶりを発揮する。
今日の修行は危ないから中止だと笑いあってたところに多華宮くんが呼び出した使い魔(ナース姿の綾火)に攻撃され、ビルの崩壊に巻き込まれる。
流石にショックだったのか足の捻挫からか、帰り道は膝をついて先に行ってくれ……とつぶやいていた。
Bパートでは多華宮家の食事に舌鼓を打つ様子が見られる。虎徹は卵焼きにはマヨネーズ派で、環那はタバスコ派だとか。
期末テストでは教室の外に式神を用意し、堂々と双眼鏡でみっともないカンニングをしていたが、ウィークエンドの襲撃があり避難する。


  • 10話

敵の策略により工房の魔女は魔法が使えなくなったため、霞が協力のため同行させる。
ゴネつつも家賃分として爆弾を解除して、一瞬の時間を作った。珍しく格好いいたんぽぽがみられる。
一瞬とはいえ、この時間がなければ工房の魔女に死人が出た可能性があるため、非常に重要な1シーンである。
ただあれだけの料理をごちそうになりながら、家賃は爆弾8人分中1人分というなんて、結構なケチである。


  • 11話

前話で他のメンバーや霞と別れたのちいまだに合流ができていない模様。捜索中に崩壊した町で地割れに巻き込まれる災難に会う。
何とか脱出するも、KMM団を迎えに来たメデューサに見つけてもらえず、ただ一人置いてけぼりを食らう。
6話に並ぶ出番の少ない話。まあ原作でもこの辺はおまけ漫画で、本筋では書かれていなかったので出られただけ良しである。


  • 12話

倒れている霞を発見し、部下同士が仲良くなった縁で魔訶ロンに頼まれ霞の救出を行う。
しかし目覚めてたんぽぽを敵として勘違いした霞の命令で、
事情を呑み込めないまま魔訶ロンの一撃で部下ともども吹っ飛ばされる。なんというとばっちり……。
最後にウィークエンドとの戦いで魔力の尽きた綾火にKMM団全員で挑むも、素手のアイアンクローで撃退され、落ち要因としてきれいにアニメ最終回を締めた。
最後のバトル(?)はアニメオリジナル展開。原作では綾火は1週間目を覚まさず、魔法なしアイアンクローを食らった時はたんぽぽ一人で決闘を挑んでいた。
最後に出た「夏の二度寝作戦」は、第二次世界大戦時のドイツ軍の「春の目覚め作戦」のパロディ。失敗したところまで真似なくても


  • OVA

アニメ最終話で魔法も使われずに撃退されたことを受け、コーラとまたたびチーズで酔い荒れる。
そこに霞が登場し、共通の敵(綾火)を持つ者同士で意気投合する。ここでようやく自身の式神魔法と炎の相性の悪さを語る。
星組も呼んでいざ作戦を開始するも、事前に作戦を察知していた綾火にいきなり見つかり、再びアイアンクローで撃退される。
その後町で巨大ペンギンが暴れている際、りのんに戦うよう連れていかれた魔訶ロンより勝手に現場に連れていかれる。


色々あって霞とペンギンと3人、また通りすがったウィークエンドの部下も併せて4人で巨大化し、霞と組んでタッグマッチを披露した。
チームワークは最悪であり、散々互いに足を引っ張った挙句成層圏を越えるほど巨大化した摩訶ロンに3人まとめてつぶされた。
最後は今回の騒動を塔の魔女のせいとなすりつけられたため抗議しようとしたが、霞の気絶させられない下手な延髄チョップを受け悶絶した。


  • ドラマCD

BD2巻特典では反省会と称しカラオケにKMM団で向かう。
本人は真面目に反省会をするつもりだったが、周りに流され結局はノリノリで歌うことに。
BD6巻特典では多華宮くんを皆思い思いの方法で引き込もうと悪戦苦闘する。
たんぽぽはなぜか愛の告白になっていたが、おかしさに気づき逃走。
最後は環那が頑張るも、綾火に妨害され失敗。そうでなくともあの天然な多華宮くんに恋愛感情で引き込むのは無謀だろうに。


  • ED

KMM団が歌うED「ウィッチ☆アクティビティ」ではデフォルメ化された5人がそろって様々な拷問を受けている。
中世の魔女狩りのイメージからだろうが、その拷問は無駄にバリエーション豊富。最後は火あぶりで締める。
他にもKMM団にソロパートがそれぞれ用意されており、まさに彼女たちのための曲といえよう。
中毒性が非常に高く、某笑顔動画でもEDの動画は60万再生を超えるなどしている。この作品は嫌いでもEDは好きなんて人までいるほど。
ちなみに最近出たパチスロ版ではこのEDもFullで収録されており、その分拷問もいろいろ増えている。てかギロチンや電気椅子は死ぬって!


わずか1クールのアニメ内で、敗北したり被害にあったりした回数は合わせて10回を超える。それでもめげない辺本当に逞しい。
しかし、視聴者がこの作品の雰囲気がつかめない序盤もやられ役としてこのアニメを支えたのは紛れもなくたんぽぽたちKMM団である。


作品の雰囲気と合わない視聴者を癖になるEDなどで引き止めたのも彼女らであり、最後も彼女らで締めるなど、このアニメの真の功労者といえよう。
まあこの作品のギャグとシリアスの割合は原作読者でも掴みづらかったりするのだが



アニメ後のたんぽぽ(とKMM団)


メデューサに一人置いて行かれたため、彼女のみ多華宮家の居候を継続している。一応メデューサから監視役を命じられているという扱い。
従者同士で意気投合したこともあり霞との絡みが多く、彼女のブラコンぷりにドン引きしつつもなんだかんだで彼女の信頼を得つつある。


やられ役は健在で、色々あって綾火と多華宮くんを追って火々里家の実家に突入するが、魔力感知の結界があったためすぐにばれ撃退される。
そこで洗脳を受け、一時期は地球にやさしいエコで無害な人物にさせられてしまう。洗脳が解けた後も時折地球へ感謝したくなる後遺症が残っている。
ある時は見事に完全なネコ(通称メガたんぽぽ)になっていたり、ある時はかき氷を一心不乱に作っていたりとコンスタントに出番はある。


ただし完全に牙を抜かれたわけでもなく、2人を監視して復活をもくろむメデューサに逐一報告している。
実はOVA後の話では綾火に一度も挑んでいない。紙と火の相性の差がそれほどショックだったのか、牙を抜かれたせいなのかは不明。


他のKMM団員はメデューサに特訓と称して連れていかれたため、出番はたんぽぽより少ない。
物語が現在の多華宮くんを巡る騒動よりも、過去の2人の謎を解き明かす方向にシフトしているのも一因と思われる。
特訓の成果か以前より二人を苦戦させることはできており、一度は策にはめ有利に事を進めたことも。ただし最後はまとめて吹き飛ばされる。
KMM団の拠点引越しの手伝いよりも霞とのゲームを優先し、すっかり飼いならされたたんぽぽを見て悲しがっていた。





【主なセリフ】


「やい炎の魔女!」(舌足らず気味なだみ声で)


「覚えてろー!」


「たかみやくんこっちこっちー、あんぜんだよー」(棒読み)


「お前の中の白いアレだよ」


「クリエーション! 楽しいことセンセーション! 巻き込め―!」
(作中のカラオケ時の曲。『Saturday Night Witches』としてキャラソンCDに収録)


「逃げる? ハハッ何を言って……うわああ逃げろおお!」(向かってくる土石流を見て)


「お前結構バカなんだな、アハハハ!」


「我々は誇り高きメデューサ様の部下である! 断じて飼いならされた猫などではない!」
「ここは私が貯金をはたいて借りた修業の場! さあ始めよう、明日の栄光に向かって!」(直後に足をくじき爪を割る)


「家賃分だからな!」


「紙は! よく燃える!!」


「ええい仕方あるまい! 妹には何の恩も情もないが!」
「この倉石たんぽぽ、部下の頼みとあっては断るわけにはいかんな!」




「やいwiki籠り! 今日こそお前を倒し、追記修正くんは我々塔の魔女がいただくぞ!」


「……(無言のアイアンクロー)」


「いたっ、あ、痛い痛い……ちょっと待て……あの……魔法は?」
「きょ……今日はこれくらいに……いたたたたたギブギブギブ」


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  • クロステルマンさんの単独項目が立ってる! -- 名無しさん (2016-09-09 10:20:37)
  • 代理ありがとうございます。この作品使われない無駄設定が多くて凝ってるから独立項目立てやすいんです。KMM団とかまた代理頼もうかな… -- 名無しさん (2016-09-09 20:43:56)
  • ×立てやすい 〇書きやすい 人に世話になっておいてこれは… -- 名無しさん (2016-09-09 22:56:26)

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