登録日:2011/03/06(日) 20:42:18
更新日:2023/08/10 Thu 11:58:00NEW!
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怪獣 モンスター サブカルチャー クリーチャー 文化 概念 特撮 浪曼 ゴジラ ガメラ 円谷プロ キングコング 怪獣=モンスター 怪獣≠モンスター 理不尽の象徴 ※『特撮』の項目ではない ギララ ガッパ ザ・グリード 具現化した自然災害
「番組の途中ですが、今入りましたニュースをお伝えいたします。
先ほど、福岡港に……えー、怪獣、怪獣が出現しました。現在、自衛隊が出動しています。
繰り返します。先ほど福岡港に怪獣が出現し、自衛隊が出動しています。」
『ガメラ 大怪獣空中決戦』より
怪獣とは、ロマンである
怪獣、またはモンスターなどは実在、または架空の特殊な生物群に対して使われる言葉であり、
多くは現在確認されている生態系の生き物らとは外れている。または未確認生物(UMA)に適用されている。
「怪獣」という単語が人類史上最初に出て来るのは、中国の地理書……の形をとった妖怪大辞典『山海経』である。
山海経は複数の巻に分かれているが、その中でも最古の一つである南山経に
『エンヨク山には怪獣が多く、水中には怪魚が多い、上ってはいけない』
という記述がある。
◆「怪獣」とは
読んで字の通り「正体不明の怪しい獣」の事を指すが、動物全般を指すため哺乳類以外にも適用される言葉である……
……が、サブカルチャー、特に[[日本>日本国]]における怪獣という概念は言葉だけではない独特の、特徴的な意味合いを持つ。
日本において「怪獣」の語は江戸時代までは「なんだかよくわからない動物との遭遇談」なんかに使われていた。
明治になり海外の情報が入るようになると、その延長線上で海外の未確認生物(UMA)や伝説上の生物、
そして一応実在の生物である古代生物も「恐竜」などの訳が定着する前は「怪獣」の語で呼ばれていた。
そして1953年6月13日(日本では1954年12月22日)に公開されたある映画の邦題が日本での特徴的な意味合いを決定づける。
蘇った巨大な古代生物が実在の都市を蹂躙する特撮映画『The Beast from 20,000 Fathoms』の邦題『原子怪獣現わる』
そして『ゴジラ(1954)』である。
日本における怪獣の始まりは故・円谷英二氏らによって制作され国民的人気を博したゴジラシリーズなどを筆頭にした『空想特撮シリーズ』であり、
それらにより創られた独自のイメージが現代でも根強く残っている。
二代目ゴジラ最後の作品『メカゴジラの逆襲』では、恐竜(龍)と怪獣が別の存在であると明言されるまでになった。
日本における怪獣の重大な要素としては一部を除き『巨大』であり、
科学では証明しきれない『圧倒的な力』を持ち近代兵器でも殺傷の難しい『生命力』を持つ。
その出自は作品毎によって様々だが代表的な作品である『ゴジラ』シリーズでは根底にある「反核」のメッセージから、
海底生物(恐竜の生き残り)が放射能の影響で細胞に異常をきたした結果あの姿になったとされている。
他にも日本における怪獣を扱う作品の数、歴史から時に地下から、海底から、氷山の中から、宇宙から、
別の次元から、あの世と呼ばれる世界から、子供の落書きから、等々あまりにも多岐にわたるほど制作されている。
ただしどの怪獣も基本人間の文明が発達した結果人類と遭遇するという部分が共通しており、
メッセージとして人類の科学の負の面を描くなどの社会風刺を含む作品が多い。
ちなみに類似ジャンルとして怪人があるがこちらはどちらかと言うと後述のモンスターに近い。
通常ではあり得ない生態、圧倒的なパワー、巨大な身体などは子ども達には広く受け、その社会的メッセージで時に大人の心にも残る事となった。
さらにそれらに加えて、日本には欧米のキリスト教による異教徒狩りのような思想弾圧がほとんど無く、
古来より自然に密接に絡みついた思想、妖怪や八百万の神にあるような空想生物への理解から、他国には無い独自の『怪獣文化』が産み出された。
日本独自のため海外ではローマ字表記の「KAIJU」もしくは直訳「Strange Beast」と表記される。
ちなみに日本の怪獣作品の多くは着ぐるみで撮影される。
着ぐるみなのだ!
大事な事なので(ry
コレはもう一種の様式美でありこれを失っては怪獣とは呼べないと言うファンも根強い……と言うかかなり多いかもしれない。
……え? 怪獣の形状が人間が入れるものに限定される?
そんな人はとりあえず昭和の方のクモンガやカマキラスの動きを見て欲しい。あれらは全て操演である。
職人マジパネェ……。
ただ、『ゴジラ』の企画が始まった時、円谷監督が考えていたのは後述のキングコングのようなモデルアニメーションによる撮影方法だった。
しかし予算などの都合により、現在主流になっている着ぐるみ方式になったと言われている。
現在も円谷プロ作品でフルCGではない着ぐるみ系の怪獣が多いのは、技術の伝承、各地のヒーローショーでの使用に加えて予算面での問題が多いという。
結構現実的な面からも「着ぐるみ」は信頼されていたようだ。
また、『GODZILLA(2014年版)』や『シン・ゴジラ』では、
単なるフルCGではなく俳優の動きを模写する「モーションキャプチャー」技術を用いた怪獣も続々と登場している。
ある意味では、こちらも21世紀の最新技術を駆使した「着ぐるみ」とも言えるかもしれない。
どちらも魅力的な怪獣を生み出しているため、どちらが良いかというのは好みでしかない。
ただショーなどで触れ合えるという面では着ぐるみ方式が優っていると言えるだろう。もちろん、これはヒーローや怪人にも言えることではあるが。
◆モンスター
こちらは基本上記の怪獣と同じ意味だがより広義的であり、「通常の生態系にはあり得ない人外は大体入る」という守備範囲ぶりである。
つまり上記の怪人のように人間が何らかの形で異常な変化をしたものも、
既存の生物で異常に巨大化したものもこの世のUMA全部も、それこそ上記の怪獣だって含まれてしまう。
また、ドラキュラやフランケンシュタインなどの所謂西洋妖怪もコチラに含まれる。
スポーツや格闘技などで偉業をなしたりあまりにも強すぎる場合もこの言葉が適用されたりする。
海外でのモンスター作品はそれこそ様々であり現代を舞台にしたパニック映画やSF映画等で多く使われる。
映像作品を創るにおいてこれ等の特殊な生物群は観客に対し世界観を紹介する為の材料として極めて優秀なものとなるため非常に重要な役割を持つ。
◆日本と海外の認識の違い
では「怪獣」と「モンスター」ではどう違うのか?
それは「乗り越えられるものかどうか」という認識の違いである。
日本における怪獣はある意味神聖視されていると言え、上記のメッセージ性から……
『自分達への警鐘、または自然災害などの理不尽の象徴』
……という意味を持つ場合が多いため多くは現代科学などの力では容易に打ち破れない存在として描かれる。
これは当然『科学への警鐘』として現れた筈が現代科学の力で滅ぼせました、では話にならない為であり、
尚且つそれらとどう折り合いや決着をつけるかかが重要な点であるからでもある。
代表的な例としては、初代ゴジラを倒す事が出来たのは架空の兵器であるオキシジェン・デストロイヤーである事だろう。
「怪獣を倒し続けている」という実績を持っている特生自衛隊も、その主軸は架空兵器のメーサー殺獣光線車である。
(もちろん、人間の手によって現実でもできそうな手段で物理的に倒された怪獣もいるし、非力な怪獣も長い歴史の中には居る。あくまで原初の方向性という話)
つまるところ、怪獣とは乱暴にまとめてしまえば「倒すべき悪」ではなく「罰の具現」であり、倒すにしてもそれなりのドラマがなければならないのだ。
転じて海外ではその作品の中での現代兵器で撃退できる場合も多く、
効果が無くても例えばガス管を破裂させる、建造物を破壊し押し潰すなどの方法で撃退できる場合が多い。
また『ウルトラQ』から怪獣デザインを担当し多くの傑作を生み出した成田亨は、下記のような原則を自らに課していたと言われる。
- 実在の生物から発想したとしても必ずイメージを自分の中で発酵させ、そのまま巨大化したようなオリジナリティのないデザインは行わない
- 首や手足がいくつもあるなど怪獣ではないお化けは作らない
- 血や内臓が露出しているなど体が壊れたようなデザインは行わない
- (時期や媒体によっては「中に人がいることを意識させない」「形の面白さを自分に厳しく問う」などが入れ替わることもある)
氏のデザインではない怪獣をはじめ、これに当てはまらない怪獣も多々あるとはいえ、第一次怪獣ブーム黎明期の影響は今もなお強く、
逆に言えば、これに大きく反した異生物は「モンスター」っぽく見える、ような気がする。
これらの傾向は日本以外の国が作ったモンスター作品のほとんどに言える事であり、
日本の怪獣のように現代兵器では絶対に倒せない、または根絶できない生物が登場した場合は
大抵が続編出す気満々のSF映画か恐怖感を出すためのエンターテイメントであるパニック映画などであり、
あくまで緊張感や後味の悪さなどの不安感を出すための演出のためである。
……まぁつまり『日本の怪獣ファン』からするとなんか神々しくないのである。
とは言え勿論一級のエンターテイメントジャンルであるため、これらはもはや別々の物と考えるべきである。
ただ、以下のように日本の怪獣に近い存在が登場する作品も多数製作されている。
・怪獣ゴルゴ
ゴジラ人気に影響される形でイギリスで製作された怪獣映画。
通常兵器が効かない事以外にも、海外特撮では珍しい着ぐるみ撮影となっている。
怪獣文化の本家である日本にも与えた影響も大きく、日活製作の「大巨獣ガッパ」のストーリーの元ネタにもなっている。
・クローバーフィールド/HAKAISHA
監督はあくまで『怪獣』が作りたかったようで、劇中でも通常兵器は一切通用しない。
敢えて『怪獣』の全身像を見せないと言う表現方法は、その後の怪獣映画にも影響を与えているようだ。
・パシフィック・リム
監督が根っからの『怪獣』オタクと言う事もあり、劇中に登場するモンスターは原語版でも「KAIJU」となっている。
こちらも通常兵器がほぼ意味をなさない設定になっている。
そして、日本の怪獣映画の誕生(特に円谷監督)に多大な影響を及ぼした世界初のトーキー怪獣映画である『キングコング』は、
その後のリメイク版では単なる怖いゴリラの怪物では無く、人間たちによって翻弄された哀れな犠牲者である、と言う意味合いをより強く出している。
ある意味、核の犠牲者として人間に翻弄され続けるゴジラと同じような形になっているのかもしれない。
◆実際の比較例
さて、この思想の差は同一の題材を使用しても如実に表れており、ここではその実例を紹介したいと思う。
【比較作品】
『ゴジラ』
と
『GODZILLA』(エメリッヒ版)
上記で紹介したゴジラは日本版と海外版があるのでこれをステレオタイプの例として出したい。
日本の『ゴジラ』(シリーズ全般から)
- 核で産まれた
- 黒い皮膚に大きなセビレ、尾が長く直立体系
- 泳ぎが得意
- 核がエネルギー源
- 動きは遅いが力強く高層ビルもへし折る
- 通常兵器を全く受け付けず、マグマの中を泳ぐ程の異常な生命力
- 倒す、または撃退するには何らかの特殊な方法が必要でありそれ以外は基本効果がない
- 戦車砲、機関砲、ミサイル、レーザー、ビーム、メーサー、圧力、突風、串刺し、強酸、目潰し、猛毒、高圧電流、重力波、引力光線、破壊光線、細菌兵器、
ブラックホール、隕石直撃までなら生存もしくはそれらの撃破を確認。 - 基本的に地球でたった独り。その為同種が出てくる作品では非常に仲間想い。
- ミニラやベビーなどの幼体は人懐っこい。
海外での『GODZILLA』
- 核で産まれた
- 黒い皮膚に大きなセビレ、尾が長く2足歩行の恐竜体系
- イグアナ種の突然変異
- 泳ぎが得意でマグロが主食
- 時速480キロのスピードで走りまわる反面パワーは余り無く自動車を飲み込めない、絡まったワイヤーを引きちぎれないなど非力気味
- 現代兵器で対処可能でミサイル数発で死亡
- 無性繁殖であり一匹で大量に卵を産み繁殖する
- ベビーが人を喰う
――とまぁ同じ題材でこれ程の差が表れるのである。
上記のGODZILLAもエンターテイメント作品としては悪くないが同じ『ゴジラ』かと言われると違うと言っても過言ではないだろう。
と言うか、実際に国内でも別物として扱われており、それどころかwikipediaの海外版でもハリウッド版ゴジラが「Zilla」と書かれる有様である。
これらは全て制作陣の『認識の違い』からくるものであり、この作品の本来の反核のメッセージが海外に理解し辛い事を差し引いても、
例えば制作手法の話に限れば、海外側から見ると……
『生物的に日本のはあり得ないフォルムだ』
『着ぐるみは古いし安っぽい(そのためフルCG)』
『現代兵器が効果が無いなんてあり得ない』
『科学の力で人類の脅威はなんとかなる』
という結果からこうなったものである……
……と言われる事も多いが、実際の所前述の「GODZILLA」もフルCGと言う訳では無く、等身大セットを用いた撮影も併用している。
そしてコチラも前述の通りモンスターパニックとしては決して悪くない良作である。
しかし日本の怪獣ファンにとってはやはり『怪獣』とは別格の存在と言う事もあり、海外作品との価値観の相違というのはやはり大きい。
とりわけ前述の通り日本では怪獣、特に例として取り上げた『怪獣王』ゴジラはある種の独特なポジションにある。
国内外からのゴジラファンからの落胆や不満も大きく、
前述の海外制作陣の『GODZILLA』に対する評価にも未だに怒りを隠せないファンもかなり多いようである。
ただ、向こうの人間にも「1998年のアレはやっぱり違うよな」ということは理解されていたようで、
再びゴジラのリメイクが決まった際には登場するゴジラのデザインおよび設定は可能な限り日本のものに近づけて製作されることになり、
その努力のおかげか2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』ではどうにか日本のゴジラファンに認められる独自のゴジラ像を作ることに成功した。
また、上記のエメリッヒ版『GODZILLA』も、幻の続編構想の発見や「GODZILLA 怪獣黙示録」で見せた脅威などから、
立派な「怪獣」として見直しが進められている…かもしれない。
……長くなってしまったが、日本の『怪獣』と海外の『モンスター』における価値観や認識の違いを理解していただけたであろうか。
日本の怪獣は、つまりは人知を超えたロマンの集まりの文化ともいえるのだ。
またここ十数年でポケモン(架空の野生生物)やデジモン(電脳疑似生命体)のように日本での『モンスター』も独特なものに変化してきている。
しかし、それらの基礎には間違いなく日本の怪獣たちが存在している。
また、新世紀エヴァンゲリオンや進撃の巨人など、日本の怪獣映画や怪獣テレビ特撮で育った世代が新しいムーブメントを起こす事も多くなっている。
そして、そのムーブメントを起こした者が、やがて怪獣映画そのものに革命をもたらすことも…。
◆21世紀の怪獣たち
技術の衰退や予算の関係、そして趣味の多様化などにより、2000年代以降長期に渡って日本における怪獣文化は非常に逆風となっていた。
特に2000年代中盤はゴジラシリーズの休止、キングコングやガメラの新作の不興、ウルトラマンの新作テレビ作品の一時中断と文字通り冬の時代を迎えかけていたのである。
だが、その中でも大怪獣バトルシリーズなど怪獣がメインとなるシリーズが子供たちから人気を集めており、「怪獣文化」が断絶する事はなかった。
その後パシフィック・リムやギャレゴジなど海外特撮で怪獣映画が注目される中、2015年にはガメラの新作映像が公開、映画プロジェクトが始動。
そして2016年には上記のエヴァ・進撃の巨人のスタッフによる12年ぶりの新作「シン・ゴジラ」が公開。
同年から翌年にかけての映画関連の賞を総なめにし、怪獣映画の復権を高らかに謳いあげる大ヒット作となった。
更に2017年から2018年には虚淵玄脚本によるアニメ映画3部作が公開され、アニメや小説だからこそ描ける途轍もない規模の怪獣たちが大暴れ。
「怪獣」が日本中に恐怖と畏怖、そして興奮をもたらす時代が帰ってきたのである。
勿論テレビでも2013年の『ウルトラマンギンガ』から本格的に復活したウルトラシリーズが日本は勿論世界中で人気を集めており、
強烈な個性を持つ怪獣たちが毎年のように登場している。
そして海外でもギャレゴジが規模を更に拡大し、キングコングをも巻き込む「モンスターバース」へ発展している他、
「パシフィック・リム」も続編製作が決定し、上記のギャレゴジとのコラボ構想まで持ち上がっているという。
日本の怪獣にぎっしり詰まったロマンは確実に日本はおろか世界中に根付いている。
間違いなく、世界に誇れる文化である。
◆集団で攻めてくるタイプのモンスター
ゴジラに代表される「単体、あるいは少数で攻めてくる強力なモンスター」とは対照的な、
「人類を滅ぼすため集団で攻めてくるモンスター」の類型がある。
- 大量に湧いてくる正体不明の敵であり、人類に対して敵対的である
- 1匹1匹は撃破できるがとにかく数が多い
- 意思疎通は不可能
- 知性に長けたり行動パターンの違う上位種がたびたび登場する
- (能力バトルものの場合)通常兵器が一切効かず能力者しか戦えない、
通常兵器での撃破は被害が大きすぎるので能力で戦わないとコストが危ない、などの特性を持つ - 物語の途中や終盤で正体が判明することもある
こうしたタイプのモンスターは特撮ではなかなかないが、ゲーム作品やアニメ作品に出ることが多い。
例を挙げれば、「トップをねらえ!」の宇宙怪獣や「ウォーハンマー40K」の「ティラニッド」、「マブラヴ オルタネイティヴ」のBETAなどが挙げられる。
中には蒼穹のファフナーのフェストゥムのように、宇宙怪獣のような侵略を行ったりする一方、宇宙人のように感情がある個体として振る舞う場合も珍しくない。
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▷ コメント欄
- パシフィック・リムのKAIJUは出来れば着ぐるみで撮影したかったけどミニチュア作ると予算がかさむからCGになったんだっけ。 -- 名無しさん (2013-10-13 09:15:20)
- ↑マジかあ。 本当なら着ぐるみ好きな人いてよかった。 -- 名無しさん (2013-10-13 10:00:33)
- ↑ていうか、デルトロ監督はホンモノの「怪獣(モンスター)オタク」だから、ちゃんとしたスポンサーがつけばミニチュア&着ぐるみで撮影したと思うwww -- 名無しさん (2013-10-13 10:22:21)
- 「GODZILLA」は海外ファンからも非難されてるよね。
変えたのはオリジナルに配慮した部分もあるらしいけど、だったらタイトル変えろって言われてるのはどこでも同じ。 -- 名無しさん (2013-10-13 10:53:23) - 確かに怪獣とモンスターは違うよな、なんとなく東洋の『龍』と西洋の『ドラゴン』のニュアンスの違いに似たものを感じる。・・・しかし、リスペクトしてくれるのは本当にありがたいがKAIJUはなんかマヌケだなwNINJAとかSAMURAIのような誤解を感じてしまうw -- 名無しさん (2013-10-13 11:07:03)
- ↑3 デル・トロ監督は破壊されたビルの破片とか中とか、そういう所までキッチリ再現したかったって言ってた。「アナログな手法が一番リアル」ってのがあの人の信条らしいから。 -- 名無しさん (2013-10-13 11:10:41)
- ↑続き ただやっぱ手間も予算も馬鹿にはならんからCGなんだって。その代わりイェーガーのコン・ポッドはマジのクソデカいセット作って役者を接続して撮った。 -- 名無しさん (2013-10-13 11:13:21)
- あれでも予算足りないのか…そりゃ円谷無理だわ -- 名無しさん (2013-10-13 18:51:25)
- ま、アナログにはアナログの、デジタルにはデジタルのいい所があるんだから、どっちのが優れてるかなんて議論は野暮ってもんだ。両方楽しめるのが一番。 -- 名無しさん (2013-10-13 19:16:24)
- 使える素材で必死に作るのが理想だよな。
数年前に初めて見た初代ゴジラにどんだけ驚いたか。 -- 名無しさん (2013-10-13 20:15:27) - クモンガとナイフヘッド、どっちのが優れてるかなんて聞かれても答えられない。「高い技術」の方向性が違うしね。 -- 名無しさん (2013-10-13 21:18:27)
- 怪獣映画の醍醐味は緻密に作られたミニチュアがぶっ壊されるところ。権力や消費、文化の象徴が怪獣に破壊されるシーンは爽快感とともに諸行無常のような一種の虚しを観客にあたえてくれる。花火に似ている気がする。 -- 名無しさん (2013-10-13 22:27:14)
- ↑そしてそれに立ち向かう人類やヒーローをよりカッコよく見せてくれもする。金がかかるのが玉に傷だけどそれだけの見応えはあるよな。 -- 名無しさん (2013-10-13 22:32:19)
- 特撮文化がちゃんと残っていけるといいんだけどな -- 名無しさん (2013-10-14 01:23:18)
- ↑「残す」のが精いっぱいで、「進化」させられないなって印象。パシリム見て日本のクリエーターがやる気だしてくれればいいなぁ。そしてやっぱり最大の敵はマネーかwww
-- 名無しさん (2013-10-14 02:37:25) - ↑同意。 だよなあ。 余裕があれば、『王道』な特撮がまた見られるかも。 -- 名無しさん (2013-10-14 03:09:02)
- ↑2 怪獣映画はやっぱ金がかかるからな。なんせ平成3大ウルトラマンですら収入はギリギリだったらしいし。 -- 名無しさん (2013-10-14 07:58:27)
- 海外だと非ファンタジー系の作品de現実の世界が舞台の作品に出でくる怪物ってだいたい軍隊が出動すればいっき事が解決しそうなレベルだよな -- 名無しさん (2014-01-23 19:28:56)
- ラノベやジャンプでもカメハメ波や掌サイズのレールガンを撃ってくるしね
怪獣さんも肩身が狭い -- 名無しさん (2014-01-23 19:34:51) - 項目ラストについて一言。確かにエヴァンゲリオンは監督も公認の特撮オマージュ(むしろリスペクトの方が近いか)アニメだけど、進撃の巨人はどちらかと言えば西洋のモンスターパニックに近いと思うんだが……。 -- 名無しさん (2014-01-23 22:42:08)
- ↑あれは諌山さんが「ウルトラマンが総合格闘技するのが描きてぇなー」ってふと思ったのがそもそものきっかけ。 -- 名無しさん (2014-01-23 22:52:11)
- ↑いや、着想がどうというより、内容の話。この項目で言う東西の違いに当てはめると、西洋に近いかなー、と思ったんだが。 -- 名無しさん (2014-01-23 22:58:01)
- ↑進撃の巨人はウルトラマン+北欧神話だから全然間違ってないと思うよ -- 名無しさん (2014-01-26 00:41:53)
- ↑8 80年代の特撮を見てるともうこの時点で特撮は完成されちゃってると思うんだ -- 名無しさん (2014-03-08 19:18:47)
- ロボット怪獣についても言及して欲しいな。メカゴジラとかザムリベンジャーとか、魅力的な奴らがいっぱいいるし。 -- 名無しさん (2014-05-26 09:18:40)
- ↑あまり目立たないモゲラ(地球防衛軍のアイツ)もな -- 名無しさん (2014-05-28 12:05:15)
- 海外の特撮には批判的な俺だが、現代兵器にも効き目があるって言うとらえ方は賛成。 -- 名無しさん (2014-06-05 21:19:48)
- いつかまた怪獣ブームが起きる事を願ってる -- 名無しさん (2014-06-15 00:22:51)
- ↑おう、俺もだ!! -- 名無しさん (2014-06-15 07:55:13)
- ゴジラは今でもしっかり根を張ってるな。さすが怪獣王! -- 名無しさん (2014-07-16 17:20:08)
- というかゴジラ自体が一つのコンテンツになってるしね。とりあえずゴジラ主題にすれば何でも話作れるからなぁ。 -- 名無しさん (2014-07-16 17:24:04)
- 最後の項目は、日本だと「Child」や「Cub」のイメージで海外だと「Larva」のイメージ? -- 名無しさん (2014-07-16 21:50:06)
- 同じ日本の文化ゆえか、擬人化される傾向も強いな -- 名無しさん (2015-03-09 09:22:12)
- 実は「妖怪」や「精霊」より古い漢語であるが・・・猿、羊、豚など哺乳類中心で、戦後日本のような爬虫類は少数派。 -- 名無しさん (2015-07-08 21:10:29)
- 今年はウルトラマンXが大絶賛のスタートを切り、来年は国産ゴジラの復活とウルトラマン50周年、更にその50周年に向けてなのか円谷公式チャンネルが意味深なプロモーション動画を挙げてきた……これは…来るのかもしれない…時代が…巨大特撮の!! -- 名無しさん (2015-07-19 21:18:06)
- ゴジラをはじめとした、怪獣が現実に現れたとして、現代兵器で果たして倒せるかという疑問は、アメリカ海軍は通常兵器で十分倒せると返答してたな確か… -- 名無しさん (2015-07-19 21:25:16)
- そうやって調子に乗るから怪獣が現れるねん -- 名無しさん (2015-07-19 23:01:45)
- 円谷プロが美少女化した暴挙 -- 名無しさん (2015-07-20 00:02:21)
- 擬人化計画も悪くないと思うけどなぁ。単純に範囲を広げてお金を集めるってことだけじゃなく、そこから特撮に興味持ってくれる美少女オタクもいるかもしれない。例えば、艦これで戦史に興味持った人とかもいるみたいだし -- 名無しさん (2015-07-20 03:02:16)
- ↑3 軍隊の立場上倒せないとは言えんだろう。戦って勝つ事が生業なんだし。↑ ファン同士の喧嘩にならないように分けて考えれるなら良いんだけどな -- 名無しさん (2015-09-26 13:13:52)
- ギャレゴジ新作、シン・ゴジラ、ガメラ新作、クローバーフィールドも続編出るっぽい…怪獣映画の新作いっぱい見れて幸せすぎる -- 名無しさん (2016-01-20 08:44:27)
- パシリムとかギャレゴジ観て思うけど、魅せ方が重要なんであって技法そのものは問題じゃないんだよな。 -- 名無しさん (2016-01-20 11:29:00)
- ↑CGはなんつうか、軽いのがな……ガメラ3みたいに着ぐるみで生きた存在を造ることは出来るわけだし…… -- 名無しさん (2016-01-20 11:55:52)
- CGだろうが着ぐるみだろうが、かっこいい怪獣がかっこよく活躍するのが好き -- 名無しさん (2016-02-26 19:02:04)
- CGになるとガリッガリか肥満体形になるのはなぜ? -- 名無しさん (2016-02-26 19:40:13)
- ↑ スーツじゃできない体格をやってみよう!って考えというか反動じゃない? -- 名無しさん (2016-03-11 09:16:13)
- パシリムのKAIJUは神聖な物かモンスターかと言われたら後者だよなあ、敵の量産型生体兵器だし。ただ、冒頭で「イェーガーに乗ればハリケーンにも立ち向かえる」(→各国で力を合わせれば巨大災害にも立ち向かえる)という見方でKAIJU=災害としてる辺りは怪獣要素が入ってるか -- 名無しさん (2016-03-11 10:32:06)
- ギャレゴジは前者に入るな。古代の怪獣達の頂点という人智を超えた者だし。 -- 名無しさん (2016-03-11 11:06:24)
- アレだね怪獣というロマンは架空の兵器や架空の生物というロマンによって倒されるっていうのが一番良い形だよね。 -- 名無しさん (2016-03-11 11:21:17)
- 「モンスター」だと雪男、 -- 名無しさん (2016-04-28 19:01:10)
- 「島が移動してる…⁈」とか「震源が移動するわけねぇだろ!!!」とかはともに海の怪獣と地底怪獣における栄光のフレーズだと思う -- 名無しさん (2016-07-21 22:57:07)
- シンゴジラのゴジラには一応現代兵器が通用したな。ただ、その兵器のスペックは知らない人が聞いたら架空兵器と思わんばかりの凄まじいシロモノだけど。 -- 名無しさん (2016-07-31 19:01:41)
- 「これやっときゃ勝てるでしょ」を次々にぶち壊してく現実を超えた虚構 -- 名無しさん (2016-08-03 18:03:54)
- 日本はもっと誇るべき・誇っていい文化 -- 名無しさん (2016-08-19 23:12:38)
- ゴ ジ ラ ア ニ メ 化 -- 名無しさん (2016-08-19 23:18:07)
- ↑ウルトラマンだってアニメ化して成功してるんだし別にアニメ化自体はどうとも思わん -- 名無しさん (2016-08-20 05:22:38)
- 円谷英二的には着ぐるみはあくまで妥協策だったんだよな。特撮ファンの間だと「新しいモノ好きのこの人が今も生きていたなら積極的にCG使ってただろう」ってのは度々言われてる話。着ぐるみに拘る特撮ファンはなんていうか手段と目的を取り違えてないかと思う。 -- 名無しさん (2016-09-15 19:57:19)
- ジラは名前がまずかったのはそうだけどニューヨークの戦闘シーンはけっこう好きなのよ -- 名無しさん (2016-09-15 21:35:07)
- ↑↑それを理解してる本当の着ぐるみ好きが言うなら分かるんだけど……そんな人はなかなかいないよな。中途半端に神格化する奴ばっか。 -- 名無しさん (2016-09-15 22:38:59)
- ギンガSのシェパードンやゼロのゴモラみたいなカッコよさと愛嬌を兼ね揃えて人類にも友好的な怪獣なら現実に現れても歓迎だけど、スペースビーストみたいな奴らがもし現れたら・・・ -- 名無しさん (2016-09-15 22:43:37)
- ↑2 『シン・ゴジラ』のやり方は見事だったねえ。合わせ技でCGの怪獣を着ぐるみ以上に完璧な荒ぶるカミに出来た。 -- 名無しさん (2017-12-12 21:29:20)
- 『ウルトラマンX』の「虚空怪獣グリーザ」は怪獣としか表現できないと言われたが、まさしく怪獣の定義の広さを現している。生物でも機械でも妖怪でも自然現象でもよくわからないナニカでも何でも表現できる、それでいて説得力のある言葉が他にあるだろうか -- 名無しさん (2017-12-12 22:18:44)
- ある時は滅びたはずの過去、ある時は我らを滅ぼす未来、またある時は隣り合う未知。 -- 名無しさん (2017-12-12 22:24:46)
- この記事で怪獣よりもモンスターの方が定義が広いって書いてあるが、むしろ逆のイメージがあるんだけど。モンスターは怪物や妖怪等生物的な要素があるものだけを指し、怪獣は何でもありなイメージ -- 名無しさん (2018-04-21 08:41:52)
- 物語とかを古い順に見ていくと元は「正体不明の怪しい獣」を指していたのが明治維新を機に古生物も指すようになって、原子怪獣の時期には完全に逆転してたと言う流れっぽい >http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?viewRestrictedList=0&searchWord=怪獣&featureCode=all&sort1=5 -- 名無しさん (2018-04-21 22:51:03)
- むしろ海外だと日本の怪獣も含め全部「モンスター」でひっくるめてる印象。日本だとゴジラは怪獣でピカチュウやリオレウスは違うとされるけど、ほかの国だとどれも全部モンスター扱いみたいな感じで -- 名無しさん (2020-01-25 19:03:31)
- どうでもいいけど「モンスター〇〇」ってもう完全に「怪物的なパワーの〇〇」から「言いがかりをつけてくる〇〇」の意味に変わっちゃったね… -- 名無しさん (2020-01-25 19:07:15)
- アニメだと怪獣そのものでこそないが、エヴァの使徒とかシンフォギアのノイズといった怪獣の系譜と思しきものが敵として出てくることは結構あるよね -- 名無しさん (2020-05-09 12:44:05)
- いるかもしれない巨大生物・人知を超えた超生物ってイメージやな。マタンゴなんかは怪物か化け物って感じだけど -- 名無しさん (2022-11-03 23:45:28)
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