時空転送神聖門

ページ名:時空転送神聖門

登録日:2016/06/02 (木) 05:43:00
更新日:2024/01/23 Tue 13:41:47NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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ハーメルンのバイオリン弾き 魔法 フルート 法力 ホルン 時空転送神聖門




時空転送神聖門ゴッドブレスゲート




聞け 大いなる守護王神よ
天空に君臨する壮麗なる聖女よ


魂の祭壇より降臨し
我が声を鍵となし
時空の聖門を開きたまえ


万民のため
祖国のため
大地のため


困難を乗り越え
栄光へ向かう勇敢なる者たちを
決戦の大地へ導きたまえ


我が願い 天まで届け


聖母よ
栄光へ向かう 勇敢なる者たちのために
あなたの慈愛を運ばせてください


私をあなたが
平和をもたらす手段にお使いください


我が願いを
我が叫びを
聞き届けてください


我ら人類に
希望と栄光の


光を





ハーメルンのバイオリン弾きの法力の1つ。コミックス32巻にて登場。
最大高等魔法。
ホルン様とフルートの2人で唱えられた。
ホルン様はスフォルツエンド。フルートは北の都ハーメルン。
別々の場所にいる2人が魔法の水晶ごしに同時に冒頭の呪文を唱えることで発動している。


詠唱の呪文や法力名の漢字から想像できる通り、ワープ魔法である。
しかし、規模が桁違いに大きく、スフォルツエンドだけではなく世界中の都と北の都を繋げている。


北の都側には、巨大な扉と錫杖を持った超巨大な女神と無数の天使が召喚され、女神の目が開くと扉が開き、世界中から北の都に各国の兵士が援軍として突如現れている。
また人だけでなく飛行船なども扉を通り北の都に参戦している。


確認できるだけでも

  • スフォルツエンド魔法兵団
  • ガイアルド国軍神凰騎兵団
  • サントゥール国軍鉄騎兵隊
  • オクターブ連邦軍七百師団
  • スエル国軍戦闘大隊
  • ピルエット国軍魔戦大隊
  • アンダンティーノ国
  • 西国陵王国空援武士団
  • ファイフ
  • ビオラとその母親(モンスター)
  • 花売りの女の子(第3話登場)とチャイコフスキー
  • 賢者ハープと子供たち
  • 借金返済中のレガートの村人
  • コルネットの魔法でヘンなモノに変えられたスフォルツエンド北東の町の人たち
  • フルートを買おうとした変態
  • マウスピース…じゃなくてタケノコ魔人タケノッコーン
  • 大きなコックさん
  • 借金取り
  • 北の国の王子
  • どっかの姫
  • ブルーサンダー
  • 謎のインド人
  • 昔の作者
  • 滝つぼの主
  • 人食いアリと犬
  • 聖なるカブト虫
  • ダルセーニョの騎士団のじっちゃん

などが、参戦している。


エアシュテルベントの船長たちはポセイドン様の力で参戦。
オリンのじじいとコルネットは自力で来たんだろうか?



この法力は一方通行であり、扉はしばらくすると消えてしまう。
魔族たちも知らない魔法だったらしく、ギータ、オルゴール、それにあの冷静沈着なベースまでも驚くとともに 「やりおるわ」と褒めていた。










「ホルン様。お疲れ様でした」


残念ながらホルン様は法力を唱えた後、お亡くなりになられた。
度重なる回復呪文の使用(回復呪文は寿命が削られる)で身体はそうとう衰弱しており、立っているのもやっと。
血を吐きながらも、人類のため、娘のためにと詠唱を続けた。
じゃあ誰か代わりにやってくれとも思うが、


スフォルツエンド王家のものしか使えない
高い魔力が必要
もう1人の術者との深い絆が必要
なんて条件があるのかもしれないが、原作では特に述べられていない。


さらに残念なことではあるが、北の都に援軍として来た人間は、主にベースとケストラーによって90%が壊滅状態とまでなってしまった。
しかし彼らの尊い犠牲がなければエンディングを迎えることができなかったのは言うまでもないだろう。








ここまでがんばって来たのにィー! とうとうここで死ぬはめにィー!(中略)
しかもこの大軍の中をたったの6人で来てよおー! ダセェよなぁー やられんに決まってんじゃん! "人間のため"か知らねーケド
人間はおまえらに何もしてくれねーじゃん! 馬鹿じゃねー!
おめぇらだけでオレたち倒せっ?
勇者サマがんばってってよー
ムチャいってよォー かわいそーによぉー


北の都に着いてすぐに数の暴力でピンチになった勇者サマPTに向けて魔族が言ったセリフ。
貧弱装備とわずかなお金で勇者を送り出すどこかの王様たちに聞かせてやりたい台詞である。
ちなみにこの魔族、名前もないくせに32巻の背表紙を飾るという快挙を成し遂げている。


ファンタジー物の漫画やアニメ、特にゲームにおいて、敵の本拠地に勇者PTのみで乗り込むことが少なくない。
その無謀さと無意味さをハーメルンのバイオリン弾きでは、この法力で感動的に補って表現している。
他の作品ではどうしてるかをせっかくなので挙げてみる。




ドラゴンクエスト ダイの大冒険
「絶対的に信頼のおける者がいれば雑魚の護衛など不要」
という理由でバーンパレス(ラスダン)には雑魚敵がいない。
厳密には後方でヒュンケルが、雑魚敵の相手をしているが。あとこんなのもいる。
バーン様とミストバーンの関係性をより深める表現としても使われている。



ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章
派手に乗り込んだ後は隠れながら進む。
が、結局は見つかりこんなとこで力を使い果たすわけにもいかずどうしようかと悩んでいると敵側の助けで一時撤退。
実は異魔人が竜王を始め、魔族やモンスターたちのことを仲間どころか部下とも思っていないことが判明し
「生あるもの全ての敵」
として、最後には異魔人側が異魔人1人となる。
異魔人の外道ぶりをさらに増すための表現がされている。



HUNTER×HUNTER
キメラアント編。
ただの人間の部下など念能力者の前では無意味であり、それどころか操作されたり人間に紛れられたり、裏切られたりすると王の護衛に支障が出る可能性があるとして、誰もいない。
護衛軍3人だけで十分だし、護衛軍だけの方が警備がしやすいとの理由で雑魚敵はいない。
師団長たちも各々の目的のために、王のそばにいるだけで、互いに護衛としているわけではないこともわかっている。
誰も信用していない。という寂しい理由で表現されている。






追記、修正お願いします。







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