小鳥遊おとは

ページ名:小鳥遊おとは

登録日:2016/03/28 (月) 9:10:00
更新日:2024/01/22 Mon 13:38:12NEW!
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はわわ~とってもメルヘンですぅ…





◆概要


小鳥遊おとははプリティーリズム・レインボーライブの登場人物。CV:後藤沙緒里


ル・セリアナ女学院2年生
誕生日 9月15日
星座 乙女座
血液型 O型


マイソング「Vanity❤colon」
ベルローズ「Rosette Nebula」
おとは&いと「ALIVE Lyrics」




プリズムショーのエリート養成所エーデルローズで蓮城寺べる森園わかなに次ぐナンバー3の実力を持つ少女。
金髪(黄色?)の髪を両サイドで太く緩い三つ編みにしている髪型が特徴。


実力主義のエーデルローズにあってその実力とは不釣り合いなほど自己評価が低く、誰に対しても低姿勢。
彩瀬なるたちプリズムストーンのメンバーにも好意的でありライバルチームのメンバーとは思えない。
自己主張が少なく、自分の意見自体はあるものの他人の意見を優先してしまうので、白黒はっきりとした性格の涼野いとなどからは反感を買い、強く言われると涙目でしどろもどろになってしまう。
Sチームの2人と一緒にいる際も対等の友達や競争相手というよりまるで彼女らの付き人のようなポジションに見られる。
他人への気配りに非常に優れ、あの偏屈な激情家、蓮城寺べるの舌を唸らせる紅茶を淹れられるのは彼女のみ。
その他スケジュール管理などもおとはが率先して行っている。


少女趣味で、女の子らしいものやおとぎ話に出てくるようなメルヘンなものが好き。
想像力に溢れ、口癖も「メルヘン」で、感動したときや嬉しい時など、使用の幅は広い。
自室も黄色を基調にネコ脚のテーブルやハートのクッション、クマのぬいぐるみなどかわいらしいもので溢れる。


プリズムライブで使う楽器はサックス。



傍目からは横柄なべるの顔色を伺い、怯えているようにも見えるが、おとはが彼女につき従っているのは完全に献身の心からであり、他人にべるを貶されようものなら普段からは考えられないほど感情を露わにして怒る。かつておとはがエーデルローズのオーディションを受ける際に靴のストーンを忘れて困っていたおとはにべるが靴のストーンをあげたことから。その出来事をおとはは大恩を感じ、同時にべるへの強い憧れが生まれた。


現在でこそトップ3に名を連ねる彼女だが、かつては落第スレスレレベルの成績であり、べるとわかなが特別レッスンを施してくれたおかげで現在の実力を身に着けている。



◆性格
控えめで自己主張のないように見えてその実他人への献身という点に妥協はしない。実は土壇場での度胸もあり、
自己完結せず、相手(特にべる)の事を想い、その想いがあるからこそ自分が強く在れるという精神性を持っている。


担当声優の後藤沙緒里曰く、

想像力や感受性が豊かって、すごいほめ言葉だと思います。
不用意に人を傷つけてしまわないよう気遣いながら、どうしたら喜ばせられるんだろう、どうしたら笑ってくれるだろう、と相手の気持ちを想像する。
そんな思考が自然にできるのは本当に素敵なことだと思います。



父・そうしは調香師、母・おとぎは編集者を務めるキャリアウーマン。そうしは自宅で調香師の仕事をしながら家事をこなし、おとぎが外で忙しく働いている。
夫婦、親子共に仲が良く、小鳥遊家に家庭の問題は見られない。幸せな家庭で育った子は心優しく精神的に非常に安定し、逆に何らかの問題のある家庭で育った子はどこか性格に歪みが生まれる。プリリズシリーズに親しんだ視聴者ならみんな知ってる不文律だね!
気配り上手な性格と口癖である「メルヘン」は父親譲りであり、度胸の強さは母親譲り。









◆来歴
11話のドリーミングセッションでは涼野いとと対戦。本番前に気弱な面を見せ、彼女をイラつかせたものの、べるを引き合いに出されて涙ながらに感情が決壊。
そして本番ではナンバー3に相応しく堂々と演技をやってのけ、大差をつけて勝利した。


「私はドジでのろまで役立たずで、なんにも良い所なんてないですけど、でも、そんな私でも誰にも負けない事があります」


「それはべるさんを想う…ハートです!」




第15話では一週間でエーデルローズに所属する練習生の間で、ファンレターの数が、今までトップだったべるを抜いておとはが一番になったと噂になる。
そしてそれを陰で聞いていたべるの元にタイミング悪くおとはが登場。ささいなことで機嫌が悪くなったべるにチームを解雇されてしまう。べる様マジ小物。言及されなかったが当たり前のようにわかなも人気で抜かれた。それ以降なんやかんやでプリズムストーンにお世話になることに。戻るべき場所を失ったここからばらくおとははプリズムストーンの店員のような役回りをこなしていくのだが、一応部外者なのにcooさんと同じくらいよく働いてた。そしてその頃べるはおとはを手放したことで必然質が悪くなった紅茶の味にキレて機嫌が悪くなっていた。
美味しい紅茶の秘訣は温度。そしてあなたを幸せにしたいと思うハートを込めること。


プリズムストーンに直接出向くことでおとはから折れて戻ってくると考えたべるだが、「ありがとうございました!」と告げられ何も言えず帰って行った。さよならの意じゃなくて感謝だったのにね…そしてべるは日が経つにつれ更に情緒不安定になり、練習中におとはの幻影を見たりと愉快な日々を送るのだった。わかなじゃなかったら付き合ってられんねこれ。



一方おとはもべるの元へと帰りたがっていて(しかしあんなザマだけどプライドの高いべるは絶対自分から「戻ってきて」なんて言えない)、第21話ではおとはの後釜に選んだ微妙におとはに似た子をおとは風コーディネイトしてご満悦だったべるを見てエーデルローズをやめようとするが、なるやいとの自分の気持ちをちゃんと言葉にするべきというアドバイス、そして自分自身の、「べると一緒にいたい」という気持ちを震えながらもはっきりとべるに伝える。トリオ大会の三人目の選抜オーディション(というかおとはに代わるメンバー探し)に挑み、プリズムライブを成功させた。


「私がこうしてステージに立てているのもみんなべるさんのおかげです」


「もし…これが最後のショーになったとしても…私はまた、べるさんと一緒にショーがしたいんです!」



結果エーデルローズSチームに復帰。べるはまたおいしい紅茶を飲めるようになりました。よかったね









トリオ大会トライグルーヴィンセッションでは、その前日にべるがプリズムダイブ事件で心を砕かれ、当日会場に来ない彼女をわかなと共に心配する。
どうでもいいけど事情を知る速水ヒロがおとはたちの控室に訪れた際、そうとは知らない2人はノックにべるの登場を期待していたのにいざ正体がヒロだとわかった時の「お前かよ…」とでも言いたげなあからさまな落胆がすごく面白い。というかヒロは何やっても面白い。



「バイオリン留学するそうだ。わかなとおとはにごめんなさいって伝えてくれって」


「……はぁ、待ってて損しちゃったにゃ。ホント最後の最後までべるはわがままだにゃ」


「ま、これで私はべるのお守りから卒業できるし、おとはもべるにこき使われなくて済むし、よかったよかった」


「所詮私たちのつながりなんて、こんなもんだったってことだにゃ。にゃはははは…」



「嘘つき!!」



「嘘なもんか!べるなんて…いっつもわがままで偉そうで…いなくなって清々するにゃ…あれ…?」



おとはの言葉に対してわかなは否定するものの、その目には涙が浮かんでいた。涙は止まらず流れ続け、止まらない。なぜなら…



「思ってもいないことを言っちゃだめです!」


「だって…この方が…べるが喜ぶじゃん……」



こんな形でのべるとの別れなんて、おとはも、わかなも望んではいないのだから



「わかなさん!どう思ってるんですか!?今の本当の気持ちを教えてください!」



おとはの言葉を受けてわかなは立ち上がる。べるが行ってしまう前に追いつくために



「行こう!べるのところに!!」


「はい!」




2人(とヒロ)はべるの元に向かい、お互いの感情をぶつけ合うことで彼女を引き留めることに成功。
エーデルローズSチーム改め「ベルローズ」として大会に出場した。











デュオ大会、ウインター・ホワイト・セッションではいととペアを組むことになる。
第37話お互いの家ににお泊りする催しが開かれ、いとを呼んだ際は自宅で父娘揃ってメルヘンを炸裂させて彼女を困惑させた。
いとの家に訪れた際は相関図の外にいながらもコウジ、いと、そして2人の両親に関わるあまりにも辛い事実を偶然知ってしまう。
ショックからおとはに「今日は帰って」と言ういとの言葉に逆らい、いとの側で支える事を選んだ。
もう以前のように自分の意志を内側に飲み込むことが無くなり、大切な人のために自分を通すという形での積極性が感じられる。






プリズムクイーンを決める大会、オーバー・ザ・レインボー・セッションではおとはだけでなく、全員が失敗できない緊張に囚われ、調子を崩していた。
そんな彼女らを見たおとははある決心からみんなを控室に呼びつけ、いつもの穏やかさとは一変したものすごい形相で叱りつける。



「あなたたち…何をしみったれた顔をしてるんですか!!」


「私の演技を、しっかり目に焼き付けときなさいッ!!」




前話で明らかになったエーデルローズの不祥事の影響からステージに出て早々観客から罵声を浴びせられたものの、毅然として笑顔でプリズムショーを披露し、会場の雰囲気を一変させる。




「私が困ってると、いつも誰かが助けてくれた」


「今までの私は皆さんの後ろに隠れてばかりで、気持ちをうまく言葉にできなくて、心も口も塞いでしまって…」


「でも、そんな私に皆さんはたくさんのメルヘンを教えてくれました。みなさんが困っている今こそ、私が恩返しをしなくてはなりません!」



「私の最高のメルヘンを、みなさんに届けたい!!」





おとはのショーは後に続くみんなから不安を吹き飛ばし、大きな勇気を与えた。一番槍として申し分のない最高の働きと言えるだろう。
自分に自信を持てず頼りなかったおとはの面影はもうない。べるやいとたちに手を引かれ、背中を押されて大きく成長した彼女は、助けてくれた人たちに報いるためならどこまでも強く凛々しく在れるのだ。












◆使用したジャンプ
・フェミニンスプラッシュ
・私のメルヘンドリームシティ
・私のメルヘンティーパーティー
・ハットトリックスター
・キラキラターンテーブル


・革命のロゼッタネビュラ
(トリオ大会時)


・ジュエルスピンX
・二人のロマンチックショー
(デュオ大会時)





◆余談
二重人格設定にするつもりがいつの間にかやんわり消滅した。11話のショーに名残があるようなないような。



ハッピーレインとベルローズでシャッフルデュオユニットを組む事になった際、相性診断のためにおとはが用意したプロフ帳には好きな食べ物から産まれた時の体重まで載っているという恐るべき情報収集能力が明らかになった。君が最高の笑顔を向けるべるさんは冷や汗かいてるよ…




父親小鳥遊そうしの実家は白鷺之園家という大財閥の高貴な家系であり、家に入らずキャリアウーマンとして自分の仕事を続けていきたい小鳥遊おとぎとの結婚の際、おとぎは根気強く両親を説得し、苦難の果てにそうしを勝ち取ったのだとか。
そんな母をおとはは尊敬している。一見父・そうしによく似ているおとはだが、おとぎの血もしっかり受け継いでいることは疑いないだろう。







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  • べるわかなヒロを歪ませたエーデルローズの環境でも自分のままあり続けてたし、もしかしなくても強靭なメル・・・メンタルの持ち主なのかもしれない -- 名無しさん (2018-06-29 15:47:19)
  • 上コメントの件もそうだし、逆境のオーバー・ザ・レインボーセッションでトップバッターを見事に務めたのは言うまでもないし、地味なところではべる店長の回にカッパ遭遇でべるわかなが凍り付いた際にも前に出てぶっ飛ばしてたり、メンタル強キャラだと思う -- 名無しさん (2021-06-03 16:00:49)

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