ポカラ/ポカラドン

ページ名:ポカラ_ポカラドン

登録日:2016/01/25(月) 00:51:43
更新日:2024/01/18 Thu 13:50:08NEW!
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『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。


概要

『MHF』から『MHF-G』への超大型アップデート(MHF-G1)と同時に実装された海竜種のモンスター。
別名『凍海』。
G級クエストの極海にだけ生息する。



分類上は海竜種なのだが、アザラシやセイウチのような外見を持っており、むしろ哺乳類に近いものがある。
だのに雄の成体は尻尾が切れる性質があるなど、爬虫類のような体の仕組みを持つのでいまいちよく分からない。




ポカラ

海竜種の小型モンスター。
小型として登場するものは全て雌の成体である。
雄個体のポカラドンに比べて小さいがそこはモンスター、縄張りに侵入する不躾なハンターには敵意を向けて襲いかかる。


要はフロンティア版ルドロス。
ルドロスと違うのは水ブレスを吐かない事と、群れのボスの一部モーションを使うことか。



G級昇格直後、ハンターナビに従ってゲームを進める場合は十中八九ポカラ(と極海の採取)素材が要求されるため、G級生活を始める上で皆がお世話になる小型モンスターでもある。
それ以外でも時たま素材を使うことがあるので、片手間にちまちま集めておくのもいい。



ポカラの幼体は雄雌関わらず、もふもふの白い体毛で覆われた非常に可愛らしい姿をしている。
間違うことなき癒し系である。
高地のエルペみたいに、こんな可愛い小動物にも手をかけなくてはいけないのか…!?」と心配する必要は全然なく、NPC扱いなのでハンターが幾ら攻撃してもダメージを受けることはない。
運営の良心である。肝心のG1自体は良心もなにも無かったが
極海のエリア1で海上を泳いでいる他、ベースキャンプにもいる(場合によってはテントの中にいる)。


また、エルペ同様にハンターのチャットアクションに反応してくれる他、話しかけることも可能
何気にハンターと会話ができるモンスターは、アイルーメラルーら獣人種を除くと初ではあるまいか?
ポカラ達は「モキュモキュ」としか喋れないが、そこがいい。
質問してくることもあるが、はい/いいえのどちらを選んでも特に何かあるわけではない。そこがまたいい。




ポカラドン

雄ポカラの成体にして、海竜種の大型モンスター。
群れをまとめるボスであり、一つの群れに1体しかいない。


雌ポカラよりも遥かに大きな体躯を持ち、顔も厳めしいトドのような風貌になっている。
あのモフモフ幼体が将来は可愛げの無い凶暴モンスターに成長する…と考えると、現実は残酷である。



普段は温和で、雌や幼体と一緒に氷遊びをすることもあるそうだが、外敵が訪れると一転して凶暴な攻撃性をむき出しにする。
というのも、同じ極海生息のギアオルグアノルパティス(遷悠種をカウントするならブラキディオスベリオロスも)ら大型モンスターは肉食で、お察しの通り氷上の地である極海に彼らが食えるものは極端に少ない。
彼らにとって、脂肪を豊富に蓄えたポカラは極上の食糧であり、そのためにポカラの群れは常に肉食モンスター達の脅威に曝され続けている。
ポカラドンはそんな奴らから大事な群れを守る為に、全力を以って排除しようと襲い掛かってくるのだ。
その敵意は当然、ハンター達に対しても例外ではない。



G級では★1のクエストに属するため、防御減算はかからず既存防具で挑むことが可能。
ハンターナビでも最初に狩る相手としてお題に挙げられる。



ポカラがそうであったように、ポカラドンもぶっちゃけてしまえばロアルドロスを意識したモンスターである。
実際、跳びかかりやタックル、水ブレス等のモーションはロアルドロスがベース。
しかし、ゲーム序盤モンスターのロアルドロスと違ってこいつはG級専用モンスターなので、同じ「序盤」でも段違いの強さを誇る。
ずっしりとした体躯に反して軽快な動きを見せ、軸合わせの頻度が少なく矢継ぎ早に攻撃を繰り出す。
正直、★1モンスターの中では屈指の猛攻である。ドス鳥竜種もヒプノックも比較にならないレベル。
どちらかと言えばMH4G辺りのモンスターに近い方向性である。
このターボロアルドロスと形容できるぐらいに激しい戦闘スタイルがポカラドンの特徴となっている。



また、一部の攻撃技はハンターを雪だるま状態にしたり、落とし穴のトラップを仕掛けたりする。
落とし穴にハマると真根性スキル*1が発動しなくなってしまい、危険な状態になる。
それぞれ「耐雪」「警戒」スキルで対策可能。



弱点属性は火、雷。
「属性が重要」と言われるMHFのG級だが、実はポカラドンに限っては劇的に通るとは言えない。
コイツの肉質が全体的にのっぺり気味だからである(打は有効)。
あるに越した事は無いのは勿論だが、無属性でも行けることは行けるようになっている。



破壊可能部位は頭部、背中、尻尾(切断)。
尻尾素材はG級武器のほぼ全てに100%使用するぐらい需要が激しい
ポカラドンの武具に用が無いとしてもちょくちょく狩りに行くことを推奨する。
全部ギルド貢献ポイントで賄えてしまうのは密に、密に。




特徴的な技の一例

  • 腹すべり

力を溜めて、腹から一気に滑り込んでくる。
滑り出すとエスピナスクアルセプスの突進にも匹敵する猛スピード故、距離を取っていても油断できない。
エリア移動する時も海中に向けてこれを繰り出し、そのまま潜る。



  • 各種水ブレス

モーション、バリエーション共にロアルドロスと同じだが、こちらは着弾時に広範囲へ爆発するため危険度が桁違い。
突進しながらの水ブレスは往復せず、1回の突進で終了する。



  • 雪玉落とし

頭で掘り出した氷塊をヘディングで突き上げ、狙ったハンターに落下させる。
掘った場所は落とし穴が出来、氷塊に当たれば雪だるま状態。
突き上げた瞬間に落下地点が決まるので、すぐに動くと当たらないがギリギリまで攻撃する場合は注意。



  • 穴掘り2連ジャンプ

穴を掘りながら前方にジャンププレス、を2セット行う。
雪玉落としと同様に落とし穴が出来るが、ジャンプはホーミングしない。
使用後は威嚇して隙が出来るので反撃チャンスになる。



  • ジャンピング衝撃波プレス

ポカラドン最大の必殺技。
怒り状態の時だけ使用し、上半身を起こしてオットセイみたいに手を2回叩いて前方にジャンプ、広範囲の衝撃波を巻き起こす。
ポカラドン本体と衝撃波の中心は即死級の特大ダメージが発生する上、衝撃波の外側でも気絶無効(か、それを内包した)スキル無しだと確定で気絶してしまう。
G級上がりたての防具では間違いなく致命傷に至る技だが、衝撃波の判定は一瞬なのでフレーム回避が通用する。




武具

G級専用モンスターなので、当然G級武器とG級防具だけ。



武器はモコモコした外見で、水属性を持つ。
なにぶんG級初期のモンスターなので現在は型落ち感が否めないが、狩猟笛穿龍棍は高性能。
また、太刀はGR800以上でG級イビルジョーから入手可能な専用素材を用いて改G級武器に派生可能。
最前線G級武器並の性能を得られる。



防具は攻撃力UPスキルのG級版「剛撃」と、回避性能&笛吹き名人&気絶スキルの複合「鼓舞」を持つのが特徴。
ただ、精錬すると剛撃がつかないのが難点。
そして後に実装された同ランクのヒプノック防具が、同じ鼓舞持ち装備として上をいく使い勝手の良い性能だった為、いかんせん立場が怪しい…




ポカラ丼


   (⌒)    (  ) (⌒)     (⌒ )       /⌒ヽ      /ミ `・ω・) ヘイ特盛りお待ち!  __く__J__J__  ヽxxx|XXXXXX|xxノ   |ooo|ooo.oooo|.o|   ヽく(ノ(ポカラ). >ノ    \ヽニニ  / 《ヽー" ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ    └------┘ 《_と__とミ *・ω・)


ポカラドンを深く語る上で外すことができない単語。



超大型アプデ直後のG級コンテンツは、ざっくばらんに言うと覇種好評からの早急なクオリティーアップを優先したことで全体の細かな調整が全く行き届いておらず、その結果クソゲー級の悲惨すぎるゲームバランスと化していた。
特に深刻だったのがGRシステムで、当時はGRPを溜めることでGRが上がっていき、狩猟可能なモンスターが増えるという仕組みだった。
ところが、実態はその要求GRPがあまりにも馬鹿げた莫大な量であり、詳しくはこちらの項目後半を参照して欲しいが、数百単位の気の遠くなるような連戦に身を投じなければGRを上げられないという状況はハンター達のアビ…阿鼻叫喚を呼んだ。
ポカラドンに会うまでにもイャンクックとダイミョウザザミを大量乱獲しなければならかったのだが、解禁されると今度は獲得GRPの観点から、以後ヒュジキキ解禁までのGR上げがポカラドン一択という酷い状況になる。
この、地獄のおわかりフルコースを強いられているかのような状況を指して「ポカラ丼」という別称(蔑称)が生まれるに至ったのであった。
(更に全体の状況を指して「クッキー*2・蟹・ポカラ丼オンライン」とも)



システムが大幅に変更されたG2以降は超連戦する必要が完全に無くなり、影も形もない遠い過去の話となっている。
メゼポルタを訪れたハンター諸氏は、昔はこんな事があったんだと記憶の片隅に留める程度で構わない。




余談

開発段階では「モキュモキュ」という仮名称だったらしい。
もしこのまま採用されていたら、ポカラドンはモキュドンになっていたのだろうか…


ちなみに海竜種では数少ない、名前に「ル」がつかないモンスターであった。
なお、同じ「ル」無し仲間は、MHRiseにタマミツネ、オロミドロ、イソネミクニの3種いる。



追記・修正はポカラ丼を完食してからお願いします。


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  • しかし悲しいかな、麻痺棍持ちだとエリア入り口で落とし穴を仕掛けてこっちに来るのを待ち落ちたところをスタンと麻痺の交互ループでNPC連れソロPTですらハメれてしまうという…そして尻尾はGPで手に入るので言うほど狩られなかったりもする -- 名無しさん (2016-01-25 02:15:39)
  • 蟹狩りまくってようやく戦えるようになった頃は楽しかったもんだ。覇種ほどは強過ぎないけど油断したら死ぬようなほどよい難易度で。ファルノまでの地獄の連戦で全て台無しだったけどな -- 名無しさん (2016-01-25 02:41:50)
  • 素材やら連戦やら考えなきゃ狩ってて楽しいモンスだと思う。動きもコミカルで面白い -- 名無しさん (2016-01-25 04:21:05)
  • アザラシやトドを思わせる見た目だけど、両足と尻尾が癒合してない。こいつ実はカワウソなんじゃね? -- 名無しさん (2016-01-25 19:28:48)
  • PVとか見てると実はドンの方も愛嬌たっぷり。ただしポカラ丼経験者はPV見たら精神的大ダメージを受けるがな… -- 名無しさん (2016-01-26 15:27:31)

#comment

*1 G級では下のランクの「根性」「ド根性」が発動しない仕様
*2 とあるレジェンドラスタの発言より。イャンクックの事である

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