燃える革命 ドギラゴン

ページ名:燃える革命 ドギラゴン

登録日:2015/12/08 Tue 20:27:36
更新日:2024/01/16 Tue 13:17:28NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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ドラゴンを超えたドラゴン、ドギラゴンの革命ゼロ!



さぁ、ドッドドドカーンと革命だ!!

*1



燃える革命 ドギラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMR-17「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」に収録されたレジェンドカードの1枚である。



概要

DMR-17で登場したメガ・コマンド・ドラゴン/革命軍


同弾で登場した新レアリティ、レジェンドカードのひとつであり、
もう片方のレジェンドカードである《轟く侵略 レッドゾーン》とは互いに敵対する関係。


背景ストーリーにおける、ランド大陸は「火の国」の王《エヴォル・ドギラゴン》が革命の力に目覚めた姿である。
藤異版では、デフォルトのドギラゴンの姿は《燃えるメラッチ》であり、それが「革命モード」になると《燃える革命 ドギラゴン》の姿になっている。


アーマード・ドラゴンもびっくりなぐらいに機械が体についたごってごてなドラゴンだが、
シークレットカードにはSDキャラになってかわいくなってしまったバージョンも存在する。
ほぼ機龍にしか見えないが顔や足などいろんな部分に通常の龍の体が見える。



カード性能

燃える革命 ドギラゴン 火文明 (7)
進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 15000
進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
革命2―このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドが2つ以下なら、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けず、相手はゲームに勝たない。
革命0―このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドが0枚なら、このクリーチャーをアンタップする。

基本的に7コストのT・ブレイカー持ちのドラゴンというわかりやすい性能だが、
なんといっても革命能力がこのカードの最大の特徴である。


「革命N」は、シールドの枚数がN枚以下のときに指定タイミングで発動する効果であり、ドギラゴンは更に珍しい「革命0」を持つ。
まず「革命2」は場にでた時に2枚以下なら、相手に負けなくなる効果を得る。これはcipなので、出る時点でシールドが2枚以下でなければならない。
そして「革命0」は、シールドが0枚の時に、プレイヤーを攻撃しようが相手クリーチャーを攻撃しようがアンタップするエグいクリーチャーと化す。
アンタップキラーを付与してやれば、相手にスレイヤーでもない限りは殲滅し切ることすらできる。
こちらは常在型能力なので出てから盾が0枚になっても問題ない。


総じて逆境からの大逆転にピッタリのカードと言える。
もう片方のレジェンドカードである《轟く侵略 レッドゾーン》に比べると、能力がある程度そのために敵依存になりやすいピーキーなカードでもある。
相手がワンショットキルを狙うコントロール系のデッキの場合、確実にトリガーやシノビ、そして後述の革命0トリガーを採用して、
自分のターンにうまく持ち込まなければならない。
その上自分自身にレッドゾーンと異なり、軽減能力はないので事前にマナを貯めたり軽減クリーチャーを設置しておきたい。
更にでても除去耐性まではないので(あっても対処に困るが)相手のトリガーを踏んで一発退場、なんてことすらある。



デッキ構築

…ということもあり、基本的にドギラゴンを切り札として据えたいのならば、「自傷して自らピンチになりに行く」スーサイド寄りのデッキなんかが割と良かったりする。


ドギラゴン登場後話題になった例に【オーロラドギラゴン】というものがある。
これは以下の《逆転のオーロラ》を使い、一気にシールドを空にしつつマナを貯めてドギラゴンを展開するというコンセプトを採用したものである。


逆転のオーロラ 自然文明 (5)
呪文
自分のシールドを好きな枚、自分のマナゾーンに置く。

逆転(自分でピンチを引き寄せながら)
《母なる星域》を唱えることで、少ないマナからでもドギラゴンが展開できる。
構成上赤緑二色構成となり、これに防御力を上げる為に光が加わるのが普通。


《斬斬人形コダマンマ》《爆壁 ヒビキ 18y》などを使って赤単を狙うことも可能。
ただしこの場合、「減らしてる間に相手にワンショットをかまされる」くらいちまちまと削っていくので、対抗してトリガーは積んでおかないといけない。


《ドギラゴン・エントリー》で降臨させる【エントリードギラゴン】も組めなくはない。


…と、語っては見たが、実は意外と「普通の赤いデッキに挿しておいて逆境時に引き当てる」という、主人公みたいな使い方のほうが意外と使えたりする。
極端な話、【赤単レッドゾーン】に積んでおけば突破しにくい場面を無理やり突っ切ることも可能。なんでこいつら仲いいの?


今後登場する《ボルシャック・ドギラゴン》から更に展開するのも面白いかもしれない。



背景ストーリー

背景ストーリーでは火の国の王として登場する。王様なのに革命ってこれもうわかんねぇな


レッドゾーンとの戦いの詳しい話は《轟く侵略 レッドゾーン》を参照のこと。



藤異版

藤異版では2巻で登場。
侵略されてから一応ベガスダラーから取り戻すまでの顛末は《エヴォル・ドギラゴン》のページを参照のこと。


ある日のこと。
深夜アニメを見ていてすっかり寝てしまったドギラゴンは目が覚めるとクレーンで谷に吊り下げられていた。
目の前のスクリーンにレッドゾーンが映しだされ、ドギラゴンが眠っている間に火の国を乗っ取り、ドギラゴンを吊り下げたことを明かし、
「出て行くのならば命までは奪わない」というも、レッドゾーンがいけすかないドギラゴンはそれを拒否。
そのまま(割と命には執着があったようではあるが)落下するも一部だけ革命モードを発動して登る。


そして火の国に戻るも、親愛なる臣民には「王さま、死んで!」と言われ、
友であるはずのグレンモルトは侵略者のマークを額に浮かべドギラゴンに敵対。
グレンモルトからはレッドゾーンが、ドギラゴンが深夜アニメを見ながら寝落ちしている間の行動が簡潔に語られる。


いわく、「火の国の住民およびアイラが人質に取られている」ということ。


…いやドギラゴンの寝てる一晩の間にやることとしてはレッドゾーンおかしいなこれ?


しかしドギラゴンは一歩も引かず、闘う理由を問われ、「来週新しいDMのパック発売日だもの」と答える。
コロコロやアニメやアイドルを楽しむ自分のように、国民も楽しく生きるべきであり、
独裁者レッドゾーンに怯えるのは楽しくないと語る。


そしてレッドゾーンと争い、その過程で傷ついた国民を全員名前を呼んで心配するなど、
単なるオタク兼ニートとは思えない王の器を見せ、最後は国民全員、そして心打たれたモルトとともにレッドゾーンに相対し、打ち倒す。


レッドゾーンは敗北するもドギラゴンの理想は受け入れられないと主張するも、
「それでいいんじゃね」と意見の多様性を受け入れ、そのうえで「それでも侵略しに来るなら闘う」と述べると
「二度とゴメンだ」とレッドゾーンは撤退していった。


…そのあとアイドルコンサートに行くんだけどねドギラゴン王は。


ちなみに押しメンは《愛嬌妖精サエポヨ》の模様。ドギラゴンの影響でモルトくんもサエポヨTシャツを購入したようだ。
嫁に見つかって修羅場になってたけど。



アニメ・漫画

アニメ、漫画では勝太の切り札として登場する。
アニメではカードに最初鎖が巻かれており、ドギラゴンの3Dモデルにも鎖がかかっていた。
条件を満たすごとに鎖が外れる演出があった。


連続攻撃によってバッサバッサとなぎ倒していくため非常に切り札としての使い勝手はいい。
ただしあまりに一方的すぎるため、対ランボー戦では裏での特訓シーンダイジェストのついでに流れるという省略をかまされてしまった。
…というかライバルの成長を数話使って描いておいて主人公の成長をダイジェストで済ませるとかやっぱりVSRは普通のアニメとは違う。
まあファン的には全然大丈夫だぜOK(面白いから)。


漫画では久々にビクトリーモードを使った勝太と会話することで、勝太とともに闘うことを受け入れる。
そのせいでギャグシーンに思いっきり巻き込まれたりする。
なおビクトリーモードを解禁する勝太の理由は割とイケメンなので必見。


対となるレッドゾーンが派生形態が登場する中、(そもそも主役なのにデュエマ全然しなかったこともあって)
こちらは(エヴォルから発展したとは言え)登場が遅れていたが、勝太の敗北を(なぜか別作品の兄貴みたいに)月で聞いていた勝舞アニキに
月に来るように促され(なお月に来る手段は自力で用意しろと無茶ぶりをかましたが)、そこで《ボルシャック・ドギラゴン》を渡される。
これによって、レッドゾーン同様に派生形態との使い分けが期待される。


余談

イラストを担当したのは、ドラゴン・サーガより多くの主役級クリーチャーを手掛けてきた中村エイト氏。
pixivには《エヴォル・ドギラゴン》と共にカード化する前のイラストが投稿されている。そこでのキャプションによると、ドギラゴンのモデルとなったのは、やはりデュエマを象徴するドラゴン《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》との事。




追記・修正は革命0で逆転してからお願いします。

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  • 名前がベギラゴンみたいだな -- 名無しさん (2015-12-08 20:36:08)
  • 逆転のオーロラが無いから武者ドラゴンの能力でシールドを減らしてます。 -- 名無しさん (2015-12-08 20:48:13)
  • デアリモルトに入れて回してたけど中々使えた。でも革命起こせないとただの準バニラになるのがつらい -- 名無しさん (2015-12-08 21:54:19)
  • しかも月にいる勝負と兄さんは同じ声なんだよなあ、まさか狙った? -- 名無しさん (2015-12-08 22:41:05)
  • エヴォルドギラゴンのページと一体化した方がいいんじゃないのか? -- 名無しさん (2015-12-08 22:58:39)
  • ↑2 タカトミってヨミの声優とかウィクロスのグラドルCMとか遊戯王から結構影響受けてそうだよな -- 名無しさん (2015-12-09 02:22:02)
  • エヴォルと燃える革命で割と違うから別にいいよ一緒にしなくて 「火文明の逆転の切り札」としては最初から結構理想的な能力最初から持ってるから派生作りづらかった説 -- 名無しさん (2015-12-09 07:56:02)
  • 使われたらわかる、こいつの革命の厄介さよ。ピン積みでも十分暴れられるわ -- 名無しさん (2016-01-17 09:13:18)
  • デザインモチーフはボルメテウスなのにボルシャックに進化ってなんか胸熱 -- 名無しさん (2016-01-17 13:10:10)
  • ギュウジロウ、ブッツブシテヤルゼェ! -- 名無しさん (2016-03-31 10:54:43)
  • ↑×2 ボルメテウス&ボルシャックのタッグを意識してるんだろうね -- 名無しさん (2016-03-31 20:54:44)
  • ドキンダム出る前の話だけどコイツのおかげでバイクに勝てたし火主体のデッキならピン刺ししてもいいかもね -- 名無しさん (2016-08-18 12:43:43)
  • なんと言うか、勝太が2シーズン続けて、同じカードを切り札としている使うの少ないから、個人的に勝太の切り札と言えば、これって感じがする -- 名無しさん (2016-10-15 10:47:05)

#comment

*1 画像出典:pixiv イラストレーター中村エイト氏 『燃える革命 ドギラゴン』 2015年6月20日投稿 https://www.pixiv.net/artworks/50988771 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

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