屑桐無涯

ページ名:屑桐無涯

登録日:2014/11/19 (水) 22:34:44
更新日:2023/12/21 Thu 13:38:56NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



タグ一覧
mr.fullswing ミスフル 投手 諏訪部順一 エース 貧乏 長男 キャプテン トルネード 苦労人 広島 五光 ジャイロボーラー フェイント→ボークです 火傷痕 フェイスペインティング 屑桐無涯




一球で全てをわからせてやろう。



マンガ、Mr.FULLSWINGの登場人物の一人。
CV:諏訪部順一(ドラマCD)





◆プロフィール
3年(主将) 右投右打 投手
誕生日:12月29日
血液型:A型
身長181:cm
体重:72kg
趣味・特技:折り紙、家事雑用、道を覚えること、そろばん
好きなもの:家族、静かな場所、牛乳、銭湯
苦手なもの:怠惰、雨、雪、嘘つき





◆概要
5年連続甲子園出場という埼玉地区最強の高校である私立華武高校の現主将にしてエースピッチャーを務める選手。
他者を威圧するような火傷痕の残る強面に鋭い眼光、その実力に裏打ちされた尊大な態度が特徴的。
最強チームを率いる主将として厳格で自他共に厳しい一面もあり、チームメイトからの信頼も厚い。



見た目や性格に反してそのプロフィールは滅茶苦茶家庭的に見えるかもしれないが
これは非常に貧しい家庭に生まれたことによるもの、彼自身は5人兄弟の長男。
中学の頃に家の火災が原因で父親が死亡(この火災自体は父親の寝煙草が原因)
以来、家族を支えるためにバイトや家事に明け暮れる日々を送るようになる。
顔の火傷痕もその時の火災が原因。
将来はプロ野球選手になって家族を楽させてやるという夢が彼の原動力であり
栄光に対する執着心、ハングリー精神、飢えの中で研ぎ澄まされた勝利に食らいつく牙、気迫は凄まじいものがある。



十二支高校現主将の牛尾とは嘗てのライバル同士であり、野球へのスタンスも含めて何もかもが正反対。
とはいえその実力から牛尾のことを認め、ただ一人のライバルと認めていた程だった。
しかし、前述した火災の後の牛尾の良かれと思っての施しが原因で仲違いし、道を分かつことになってしまった。





◆能力
華武高校のエースピッチャーに相応しい絶対的な能力の持ち主。
他のチームメイトからは「屑桐さんが投げるとボールが前に飛んでこないから暇で仕方ない」と言われるほどである。



  • 五光

トルネード投法による上体の捻りを乗せて凄まじい勢いで放たれるフォーシームジャイロボールである。
スパイラル回転と共に一直線に向かってくるそれは正に弾丸の如し。
全ての高校球児の儚い夢を容易く食らう夢魔の様な恐ろしい魔球である。


  • 五光裂華

普段よりも上体を更に大きく捻ったフルトルネードから放たれる。
その球速は何と160kmにも達するが、普段より投球モーションが大きい分、スタミナを大幅に消費してしまう。


  • 五光裂華・旋風

五光の発展系である五光裂華の更なる発展系。
球速160kmの状態から更にグニャグニャ渦を巻くような螺旋軌道を描きながら相手に向かっていく。
四大秘球や卍シュートに並ぶ原理もクソもあったもんじゃないトンデモ魔球。





◆作中での活躍
初登場は8巻、卍高校との練習試合にやってきた際に他のメンバーと共に登場。
牛尾と火花を散らせた後、一球勝負で五光を使って牛尾に完勝。
(しかもこの時は全く本気ではなく手加減していた)
すぐ後に猿野とも勝負したがその際はギャグ同前の流れだったので呆れてすぐにその場を立ち去った。



続く華武高校との練習試合では最初は半減野球という特殊ルール故に高みの見物であったが
監督の指令である"背水の陣"によって他の一軍メンバーと共にマウンドに立つ。
五光の前には十二支メンバーも全く歯が立たず、6者連続6三振という強敵ぶりを見せつける。
9回でも牛尾の振り子打法のタイミングをずらす為に投球モーションにタメを挟むという方法でまたしても完勝している。
因みにこれに関してはどう考えてもボークボールだろというツッコミが絶えない。



最後に相対した猿野に五光の発射点を見抜かれて打たれるもヒットとはいかず
いや、ヒットにはなりえたのだが白春の妙技によってそのままアウトとなり試合に勝利。
試合終了後に完敗だと握手を求める牛尾の手を取らずに、悔しさがあるのなら這い上がってこいという言葉を放った。



以降は十二支と同様に埼玉地区の地区予選に参加し、順調に勝ち進みながら他校の試合を見学したりもしている。
そのままその年も7B学院を下し、6年連続の甲子園出場を決めている。
しかし、甲子園本戦では雉子村率いる豊臣高校に華武高校は一回戦で惨敗してしまう。



試合の詳細も描かれずそのまま続いた県対抗総力戦の試合でも屑桐自体の出番はしばらく無かったのだが、二回戦の徳島選抜との試合で登板。
だが、この試合でも調子を発揮できずに滅多打ちにされてしまう。



実は甲子園の前日に屑桐の母親が倒れてしまい、そのことが気がかりで屑桐はずっと調子を崩していた。
そして徳島選抜との試合の際に彼の弟の一人である無汰がやってきて、母親の手術が今日だということも発覚。
それでも強情に投げ続けようとするが、華武を始めとする他のチームメイトに説得されて母親の元へと向かう。
手術は無事に成功し、その後は本調子を取り戻す。そして決勝の直前に牛尾と会話をし、一応の和解も遂げた。



決勝では因縁の雉子村もいる大阪選抜と対戦。
大阪選抜の重量打線を五光によって捻じ伏せ、四番バッターにして大阪最強のスラッガーである鵙来も新技である五光裂華・旋風で打ち取って見せる。
が、試合序盤からの裂華や旋風の多用によってスタミナを大きく消費して消耗してしまい
更に鵙来によって旋風の原理を見抜かれたことにより6回表に逆転の一打を打たれてしまう。
全てを出し切った屑桐は後続である犬飼に後を託し、静かにマウンドを後にした。



最終話エピローグでは広島東洋カープに入団したことが語られ、因縁の相手である鵙来と共に大型新人として活躍しているとのこと。
プロ野球選手として活躍するという彼の念願は無事に叶ったようである。





◆主なセリフ


「まだそんな所でチョロチョロ蠢いていたのか、牛尾御門」


「牛尾! もはやキサマは終わった選手だ!! 十二支に入ったその時点でな!!!」


「バカは死ね」


「キサマの才能ももはや廃れた、己の愚かしい選択を呪うがいい」


「牛尾…悔しさという感情を持ち合わせているのなら這い上がってこい。弱者を踏み越え再び立つグラウンドの上で…オレに示してみろ。十二支高校を選択した事の意味を」


「ふん…牛尾が入院したという話はデマだったか?」


「オレの家庭についてキサマに口出しされるのが、最も煩わしいとなぜ気づかんのだ牛尾!!!」


「真顔であまりにも当たり前の事を言っているもんでな…選手が勝つために死力を尽くすのは当然の事…だろう?」


「ならば俺も予言しよう、この回キサマら1・2・3番を5分足らずで仕留めると」


「この球にはな…埼玉選抜全員の魂がこもっている。それを十分心しておけ…」









追記・修正お願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 五光裂華・旋風に限らんことだが、ミスフルの後半から出てきた魔球って原理説明を放棄したモノホンの魔球だよねw -- 名無しさん (2014-11-19 23:59:43)
  • 魔球Xの時点で…… -- 名無しさん (2014-11-20 18:03:59)
  • ↑2段カミソリカーブの説明よろしく -- 名無しさん (2016-07-01 07:23:58)
  • 何気に最強クラスをずっとキープし続けた男。やられた時は全部言い訳が効く状況だったし -- 名無しさん (2018-01-28 10:43:04)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧