登録日:2014/09/25 (木) 21:41:22
更新日:2023/12/21 Thu 10:58:26NEW!
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橋本環奈 薬師丸ひろ子 邦楽 80年代 長澤まさみ 映画 ドラマ 角川春樹 らき☆すた 柊かがみ 加藤英美里 セーラー服と機関銃 夢の途中 カイカン 赤川次郎
さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束…
『セーラー服と機関銃』は、薬師丸ひろ子のデビュー曲であり
赤川次郎の同名小説を元にした映画のメインテーマである。
発売は1981年11月21日で発売元はキティレコード。
薬師丸ひろ子の代名詞と言っても良い程の名曲で大ヒットした。
その透き通るようなまっすぐでのびやかな歌声はまさしく女神の歌声のようであり
たちまち多くの聴衆を魅了し現在までに90万枚近く売り上げている。
薬師丸の歌唱力もさることながら、そのメロディや歌詞も神がかっており
それを聴く誰人の心も魂も激しく揺さぶらずにはおかない。
歌詞の中に「このまま何時間でも抱いていたいけど」という一節があるが、
むしろ「このまま何時間でも聴いていたいけど」と聴衆に思わせるほどである。
どこか懐かしく、どこか切ない旋律や歌詞に薬師丸の歌声が輝きを与えて
この奇跡の一曲はこの世に誕生し、今もなお聴く者を魅了してやまない。
彼女のような歌い方が本来の歌手の歌い方なのかもしれないが、そういった
歌い方の出来ている歌手は実際のところ薬師丸以外にはあまりいない。
薬師丸ひろ子が歌手としても女優としてもナンバーワンの地位を確立できたのも
この「セーラー服と機関銃」という曲あればこそであり、この曲との出逢いが
その後の彼女を運命づけたといっても過言ではない。いくつもの奇跡が
積み重なって誕生した80年代で最高峰の邦楽であるといえる。
歌詞の内容とタイトルが全く合っていない点は誰もが抱く疑問であるが、
それには後述の事情がある。
本作の主題歌はもともとは作曲者の来生たかお氏が歌うことに決定していて
そのタイトルも「セーラー服と機関銃」ではなく「夢の途中」であった。
だが映画監督の相米慎二氏が突然に「薬師丸に歌わせる」とキティ・レコード社長に
告げたことでこれが取りやめになり急遽、主演の薬師丸ひろ子が歌うことになった。
もともと「夢の途中」というタイトルで、薬師丸もそれで歌うはずであったが
薬師丸の所属事務所社長の角川春樹が映画の試写を見た際に宣伝の意味も含めてか
曲名を「夢の途中」から「セーラー服と機関銃」に変更せよと言い出し、
曲の歌詞は無視でやむなく変更されることになった。そのため、曲の歌詞の内容と
曲名があっていない作品になったのだが、もちろんこれでこの曲の価値が下がることはなく
むしろ今ではこの「セーラー服と機関銃」という曲名がしっくりきている。
なおもともとの主題歌となる予定だった「夢の途中」という曲も実在する。
内容は、上記経緯などで当然ながらセーラー服と機関銃とほぼ同じ曲である。
色々な奇跡が起こりこの世に誕生した薬師丸ひろ子を代表するこの曲であるが、
歌ったのは薬師丸だけではなく,桜田淳子も紅白で歌っていた。
最も素晴らしいのはやはりオリジナル版「セーラー服と機関銃」であるが
CDを購入する際はアレンジされたものであることも多いので注意が必要。
アレンジ版にはアレンジ版のよさがあることは否定しないが。
最近ではドラマになり長澤まさみという歌手も歌ったようである。
アニヲタ界にはアニメ「らき☆すた」第四話EDで柊かがみ(CV.加藤英美里)が歌唱したバージョンが存在する。
完全に余談だが同作品のEDでは余計な台詞やトチリが入ってないレアな曲だったり。
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▷ コメント欄
- か・い・か・ん・・・・懐かしいなぁ。 -- 名無しさん (2014-09-25 21:45:26)
- 「一度も機関銃だったためしがない」というツッコミはお約束。 -- 名無しさん (2014-09-25 21:51:21)
- リメイク版「セーラー服と機関銃」で星泉(主人公)を演じた長澤まさみによるバージョンは、あんまり歌をやらない長澤まさみにとって貴重なレパートリーのひとつ。割と評判は良くて、「なんだ、歌ってるの初めて聴いたけど結構上手いじゃん。なんでもっとこういうのをやらないの?」という声も結構多かったが、本人の意思により、長澤まさみはあくまでも女優業に専念しているらしい。 -- 名無しさん (2014-09-25 23:17:59)
- アニヲタ的にはらき☆すたのカラオケじゃねえのか -- 名無しさん (2014-09-26 01:57:22)
- ↑それを言っちゃあ、おしめえよ -- 名無しさん (2014-09-26 07:32:27)
- スーツケースいっぱいに詰め込んだ希望という名の重い荷物を君は軽々ときっと持ち上げて笑顔見せるだろう…のところが特に好き。 -- 名無しさん (2014-10-01 20:14:56)
- 陽水さんマジ天才 -- 名無しさん (2014-11-28 16:14:27)
- ↑6 米国アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局の定義なら「フルオート機能さえあればなんでも機関銃」あつかいだから何ら問題はないはず(震え声) -- 名無しさん (2015-01-22 17:43:58)
- ↑その発想はなかったw -- 名無しさん (2015-01-22 23:26:48)
- 補足しておくと作詞した来生たかお氏の姉、えつこ氏が激怒してソニーに移籍する寸前までいったけど -- 名無しさん (2018-08-28 08:17:50)
- ↑続き キティ・レコードの社長が「両方ヒットさせる」と宣言して説得、「セーラー服と機関銃」と「夢の途中」は異名同曲という形で世に出て、結果として両方ヒットした(異名同曲が違う歌手などでヒットした極めて珍しい例) -- 名無しさん (2018-08-28 08:39:07)
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