登録日:2014/09/09 Tue 15:08:07
更新日:2023/12/21 Thu 10:53:32NEW!
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ウルトラマン ウルトラマンエース 超獣 ウルトラ怪獣 ウルトラマン超闘士激伝 改造 鬱展開 鬱トラマン 怪獣 鳩 ウルトラマンa 飛行怪獣 ブラックピジョン 地味な強豪 あいつは人の話を聞かないからな 大鳩超獣
▽目次
概要
別名:大鳩超獣
身長:57メートル
体重:4万3千トン
鳩の強力な帰巣本能に目を付けたヤプールが宇宙怪獣に鳩の脳髄を移植して作った超獣。
羽ばたきで起こる風速60メートルの強風と腹についた角状のミサイルが武器で、口からは火炎放射と毒液「バードホワイトバブル」を繰り出す。
後のシリーズに出たことはないマイナー気味な超獣ではあるが、エースと戦った超獣の中では最強ではないかとも呼ばれるほどの実力の持ち主である。
活躍
TACで開発が予定されている無人飛行機には回収機能に難があった。
そこでパトロール中に北斗と南が出会った鳩を飼う少年、三郎の話を聞き、鳩の帰巣本能を利用することにしたのだった。
さっそく三郎から彼の鳩、小次郎を借りて実験を行うTAC。
しかし実験の途中で、北斗の眼前で小次郎が一瞬にして姿を消してしまう。
実はこの実験を察知していたヤプールが小次郎を超獣にして、その帰巣本能を使って逆にTAC基地を襲わせようとしていたのだ。
小次郎が消えた理由を知らないTACは小次郎がもしかして三郎の元に帰ったのではと推測、北斗と山中隊員が三郎のもとに向かった。
真実を知り怒る三郎だったが、見失った場所で鳩笛を吹けば戻ってくるかもしれないと北斗の語りかけで笛を必死に吹く。
そこにすでに改造されたブラックピジョンが出現。
しかし言う事を聞かず勝手に出現したことにヤプールが慌てて回収、その場は収まった。
ええい、なんたることだ!わしの命令も聞かずに勝手に飛び出したりして!戻れ!戻るんだ!ブラックピジョン!!
ブラックピジョンから鳩の鳴き声がしたこと、鳩笛に反応して現れたことからブラックピジョン=小次郎だと推測した北斗。
南と共に三郎の居場所を突き止め、お台場晴海埠頭で笛を吹かないように忠告するが、それを信じたくない三郎は笛で必死に小次郎を呼ぶ。
それに誘われ、またもブラックピジョンが出現。計画が完全に狂ったヤプールは攻撃に来たTACをまとめて葬ることに……。
ブラックピジョンは命令を無視してかえんほうしゃを繰り出した!
三郎を守るために北斗と南はウルトラマンエースに変身。
勝ちBGMをバックに格闘戦を挑むが、前述の「バードホワイトバブル」を顔に喰らい、さらにブラックピジョンが腕力でもぎとったビルを空中から叩きつけられダウンしてしまう。
エースも倒れた、次はTACを皆殺しだァァァ!
ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!ブラックピジョォォォォォォン!!
このヤプール、妙にノリノリである。
なんとか立ち上がったエースは腹部の角ミサイルを間一髪でかわし、必殺のメタリウム光線を繰り出した。
爆発と共に動きが止まるブラックピジョン。やったか?
しかしなんとブラックピジョンは腹部で光線を吸収、エースに撃ち返した。
たまらず倒れ込むエースをブラックピジョンは翼で滅多打ちにし、またもダウンさせることに成功。
エースの大ピンチに、小次郎が超獣になってしまったと悟った三郎は必死に笛を吹き小次郎に呼びかける。
笛の音に気を取られたブラックピジョンは背後からエース決死のダイヤ光線を浴び、がっくりと力尽きたのだった。
戦いが終わり鳩の巣箱に行くと、そこには小次郎の姿があった。
小次郎は脳髄を抜かれてもなお主のもとに帰ろうとしたが、願い叶わず力尽きていた……
この空に鳩はもういない。小次郎はもう、二度と帰ってこない……
余談
このようなラストゆえ、内山まもるによる漫画版ではラストシーンで小次郎に戻っている。ああよかった。
まったくのノーハンデでエースを二度もダウンさせたことから児童誌で当時最強と呼ばれたブロッケン、ラスボスのジャンボキングを差し置いて最強の超獣ではないかと言われている。
ウルトラマンジャックを負かしたテロチルス、ウルトラマンタロウとゾフィーをたたきのめしたバードンなど、ウルトラ世界では鳥型の怪獣はやけに強い……
なお、ブラックピジョンの着ぐるみは頭部が今も現存している。
漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では偶然、善の心を持ってしまった失敗作として処刑されかけたところをタロウに救われ、仲間となっている。
不思議な探知能力のほか、迷路にもだまされない帰巣本能で重要な活躍をした。
上の「光線を吐け! 光線を吐くんだ!!」→火炎放射のネタもちゃんとある。
黒焦げになったのはヤプールコマンドの方だったが。
それよりも大事なのは
可愛いのだ。
可愛いのだ。
大事なことなので二回言いました。
栗原仁のアレンジにより、デフォルメされゆるキャラ化。
全体的に殺伐としているヤプール編に於ける癒やしキャラとして描かれている。
で、こいつの帰巣本能によってメフィラス大魔王とタロウはヤプールの本拠地を突き止めることに成功。
次元回廊により出ることが出来なくなってしまった二人はブラックピジョンに伝書を頼み、反ヤプール同盟に連絡。
それを頼りにエースキラーやセブンはヤプールの待つメビウス星に向かうことが出来た。
戦役終結後は他の見捨てられた超獣たちと共にピッコラ星に引き取られ、ピッコロ王子と共にゴーデス討伐に協力した。
項目は立った、次は追記修正だァァァ!
ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!Wiki籠りィィィィィィ!!
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▷ コメント欄
- 主を思う心が強かったのか… -- 名無しさん (2014-09-09 16:31:39)
- エースにはたくさんの光線技があるが、回復光線がなかったのが辛いな。 -- 名無しさん (2014-09-09 19:43:04)
- コミカライズ版だと無事生還出来たそうな -- 名無しさん (2014-09-09 19:54:25)
- ヤプールのテンションおかしいだろ、計画狂ってやけっぱちなのか -- 名無しさん (2014-09-09 20:10:13)
- もしかしてだけど、ムサシとリドリアスのモデルってこの話? -- 名無しさん (2014-09-09 20:13:31)
- 激伝ではなぜかハイヤードラゴンに… -- 名無しさん (2014-09-09 20:26:31)
- 激伝ではゆるキャラ化 -- 名無しさん (2014-09-09 20:30:42)
- ハトモチーフは少なく他の特撮にはハト怪人のキカイダーにキチガイバト、555のピジョンオルフェノクがいる。 -- 名無しさん (2014-09-10 14:49:40)
- 鳩がモチーフだが全身武器の強敵超獣 -- 名無しさん (2014-09-10 20:40:44)
- 平和の意味を持つ鳩が元の鳥獣が最強クラス‥。痛烈な皮肉を感じるな -- ??隊長 (2014-09-10 22:25:21)
- 実際のハトは仲間と餌を奪い合う。一方カラスは仲間と分け合う。どっちが平和の象徴なんだか。 -- 名無しさん (2014-09-10 22:36:22)
- まぁ鳥は胸筋が発達してるからな、パワーはあるんでしょう。 -- 名無しさん (2014-09-10 23:09:12)
- ↑3ミスった。「超獣」だった -- ??隊長 (2014-09-10 23:12:19)
- ↑10 「あー、まーたダメだよ。もう適当に暴れさせるしかないわー。」→「ヤッベ、コイツ超つええじゃんw」 みたいなノリだったんじゃない?w -- 名無しさん (2014-09-10 23:31:28)
- これといいドリームギラスといい最終回といい北斗は結構子供への対応で失敗してる気が…… -- 名無しさん (2014-09-10 23:35:37)
- ↑ただキングクラブの時みたいなのもあるから一概にヘタとは言い切れないな。自分なりの経験から暴走族と仲良くなったりしてたし -- ??隊長 (2014-09-10 23:42:09)
- わかりにくいけどバクタリとは違うのにバクタリみたいに助けられなかったのかと言われる子 -- 名無しさん (2014-09-13 23:29:05)
- ジョイサウンドでエースの主題歌歌うとこいつとの闘いが延々とループするのよね -- 名無しさん (2014-09-13 23:33:40)
- ↑↑↑カイテイガガンの時も成功例と言えるかな -- 名無しさん (2014-09-13 23:34:44)
- ↑6そうなんだろうなぁ、マジで…↑3バクタリは獏が超獣に為った、此奴は小次郎の脳味噌を宇宙怪獣に移植してると来たもんだ -- 名無しさん (2014-09-13 23:40:33)
- ウルトラシリーズの鳥形怪獣といえば、リトラ(自分の数倍の大きさのゴメスを撃破、大怪獣バトルでもそこそこ活躍)、ヒドラ(スペシウム光線回避、勝ち逃げ)、ギエロン星獣(再生可能)、エレジア(戦闘時間は短かったがタロウのカラータイマー鳴るくらいまで善戦)、サタンモア(動けないレオを蹂躙、その後瞬殺される)、リドリアス(カオスウルトラマンですら破れないバリアーを自力で突破)等結構曲者揃いだな。 -- 名無しさん (2014-09-16 22:46:22)
- 何ゾイガー忘れてるの -- 名無しさん (2014-09-16 23:07:48)
- シーラ…… -- 名無しさん (2015-03-12 01:21:04)
- ↑3 帰マンに出てきた始祖怪鳥テロチルスも空中戦でウルトラマンを破ってる。強豪怪獣のベムスターやバードンも鳥型。 -- 名無しさん (2015-04-13 14:49:53)
- ダークピジョン -- 名無しさん (2015-04-13 19:38:43)
- こいつがエースキラーとヒッポリト除けば最強の超獣だった。エースとTACも敗北寸前だったし。 -- 名無しさん (2015-04-15 20:41:16)
- ↑「飼い主に会いたい」っていう思いが強さに表れてたのかもね。 -- 名無しさん (2015-05-30 15:41:35)
- 普通の鳩でも充分強敵なのに、もしヤプールがリョコウバト(最期の生き残りとされるマーサ)でブラックピジョンが製造されていたら…本当に最強の超獣になっていたかもしれない -- 名無しさん (2015-09-03 15:54:04)
- エースの最期かもしれん! -- 名無しさん (2016-01-28 02:38:26)
- これ子供にTAC恨まれても文句言えない気がするわ、貸したペットを無くされて倒されるとか辛すぎるわ -- 名無しさん (2016-08-19 17:43:46)
- ↑そもそも発案したのが主人公(ウルトラマン)だからなぁ…「科学の為に生物を実験台にする」ってR1号的な考えだし -- 名無しさん (2016-08-19 18:32:10)
- こいつをジャンボキングのパーツにしてたら勝てry -- 名無し (2018-02-06 01:56:59)
- ラスボスなのに強さ議論で省みられないジャンボキングさんかわいそう -- 名無しさん (2018-07-05 20:36:27)
- ゴルゴダ星編以降ヤプールの劣勢だったからまさかのヒット作にテンション上がったんだろうな。 -- 名無しさん (2021-07-03 19:46:57)
- 最近DVDレンタルで観たが、実験中に突如小次郎が消えたのに北斗しか見えてない、気付いてない。他の人に言っても案の定まーた山中が真っ先に突っぱねて誰も信じない。Bパート開始直後のなぜか主人公とメインヒロイン意外いない、薄暗い司令室での議論でやばい結論が出る。三郎少年を止めに行こうと北斗星司が行こうとするが、南夕子が「隊長に報告しないと!」と言うも「言っても誰も信じてくれないさ!」と遂に断じてしまう…今まで誰も信じなかったし、その謝罪もしなかったのが続いた結果がこれだよ! -- 名無しさん (2022-11-29 10:48:43)
- 吸収だけでなく撃ち返しまでやってるから、こと光線に対してならベムスターを超えてゼットン級なんだな -- 名無しさん (2023-04-01 20:37:03)
- 普通クソ強い怪獣を倒す回ってある種の爽快感があるんだけどこの回はひたすら陰鬱 -- 名無しさん (2023-04-04 23:46:39)
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