ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

ページ名:ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

登録日:2014/04/20 (日) 14:34:29
更新日:2023/12/15 Fri 13:26:11NEW!
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ファミ通文庫 ライトノベル 野村美月 男の娘 karory ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件




ファミ通文庫から発売されているライトノベル。
作者は “文学少女”シリーズでおなじみの野村美月。イラストはkarory。
失踪した天才の姉の身代わりで女装させられて、異国の王族の家庭教師として送り込まれた弟のお話。
作者が大学時代に構想した物語が原型で、作者の作品としては珍しい地球とは異なる異世界が舞台。


男が女装して周りを騙しながら四苦八苦するという男性にウケそうな内容ながらも、
作者の少女小説的な作風から、女性でも読みやすい作品に仕上がっている。
現在は半年に1冊のペースで刊行されている。


そして、頻繁に女装男子or男装女子が出るというお約束がある。




○あらすじ


  • シャーロック=ドイル

主人公。通称「シャール」。名前の由来はおそらく世界で最も有名な探偵と作者から。
天才の姉と比較して凡庸で取りえが無く、外見以外は全く似ていないとされている。
国際問題を回避するために、国の上層部によって失踪した姉の身代わりに仕立て上げられる。
かなり惚れっぽく、1巻で2回失恋する快挙を成し遂げた。
決して秀でた才能は無いが、幸運と周りの「グリンダは天才」という思い込みに助けられ、家庭教師としてだけではなく、
様々な局面で活躍することになる。



  • グリンダ=ドイル

シャールの双子の姉。
学問と芸術の国であるウィストリア皇国において万能の天才として有名な人物だったが、
同盟国・エーレン王室の家庭教師に任じられた直後、「クリンダ=ドイルを廃業する。後のことは知らん」と書いた手紙を残し失踪した。
傍若無人で自分勝手な性格でシャールを困らせていたようだが、作中の描写から実は結構なブラコンらしきことが分かる。
※ネタバレ 失踪したのはシャールとともに異世界へ行く方法を探すことが目的かのように仄めかされている



  • 聖羅(セイラ)

エーレン皇国の第一王女。9歳の可憐な少女。エレーン皇国ではシャールの正体を知る唯一の人間。
天才であるため理解者がおらず孤独だったが、天才が身内だったシャールが理解者となったことで、彼に心を開く。
しかし、人付き合いの経験が乏しかったためか、シャールに依存するようになり、その天才ぶりとは裏腹に残念な方向に行き始める。


以下残念行動の具体例(ネタバレなのでステルス)
・ギルマーのストーカー行動の対抗策でシャールの部屋にアニスが寝泊まりし始めたからガチでギルマーを抹殺しようとする
・(主にシャールの好みのせいで)胸の小ささを気にして色々な薬や呪文を試す(ちなみに大人化しました)
・「大人化してシャ-ル先生に避けられるのは嫌ぁ!(意訳)」と元に戻るために昔話にある危険な方法を実行しようとする
・シャールが可愛いと言っていたから「おでん大使」の着ぐるみを着る
・シャールが異国の王女様とお風呂に入っている側の脱衣所で冷々な雰囲気でカード占い
・上記のお風呂事件の件で、ペナルティとしてシャールと新婚さんプレイ
・王女なのにメイド服で家庭教師であるはずのシャールに奉仕



  • 竜樹(リュウジュ)

エーレン皇国の第一王子。11歳。
真面目で正直な性格。家庭教師のグリンダが実は身代わりの男だと知らず、惚れている。



  • 織絵(オリエ)
  • 更紗(サラサ)

エーレン皇国の第二・第三王女の双子。



  • 真(シン)

エーレン皇国の第二王子。お絵かきや粘土いじりが好き。
彼の作品が思わぬ役に立つこともある。



  • シザエル

エーレン皇国の国王。親馬鹿だが、王としては冷酷。



  • 雪(ユキ)

エーレン皇国王妃。年齢に反して若々しい外見の持ち主。エーレンでは珍しい黒髪。
※ネタバレ 実は現代日本から来た異世界人。



  • アニス

エーレン皇国の王宮侍女。見た目は愛らしい少女だが、BL趣味の腐女子。
変装せずに出たシャールと出会い、彼に惚れてしまうが、王宮で親しくしているグリンダと彼が同一人物とは気付いていない。



  • ギルマー

エーレン皇国騎士団一の剣士。イケメンだが超ナルシスト。グリンダ(シャール)に負けて反感を持っていたが、
次第に惚れて(無論男とは気付かず)ストーカー行為を繰り返すようになる。



  • ガストン

エーレン皇国の政務長官。国益のために、文化と芸術が盛んなウィストリア皇国よりも、軍事力の強いオーランド国との同盟を望んでいる。
そのためグリンダ(シャール)にセコい嫌がらせを繰り返すが、毎度のように煮え湯を飲まされている。





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  • 初めて本屋で見かけた時、よくある萌え豚向け女装主人公物か~と思ったら、作者・野村美月を見て「作者、何があった……」ってなったわ -- 名無しさん (2014-04-20 16:50:12)
  • 美月たんは文学少女以前はこういうのばっか書いてたからなぁ…w むしろ文学少女やヒカルの路線のが珍しかったりする -- 名無しさん (2014-04-20 20:32:15)
  • ↑1 今更だけど、マジかよ……完全にその二つの作品でイメージが固定されてたわ。売れるようになったから、書きたいものが書けるようになったわけだな。それはいいね。 -- 名無しさん (2014-09-15 22:53:56)
  • 卓球場シリーズとかBad! Daddyあたりの雰囲気が復活しててうれしい限り。 -- 名無しさん (2014-09-15 23:25:58)
  • 最新刊の6巻から本番開始って感じだね…先がすごい気になる -- 名無しさん (2014-10-14 07:46:50)
  • 最終巻読了。バックベアード「このロリコンめ!」 -- 名無しさん (2015-11-12 17:02:55)
  • グリンダ姉ちゃんがかなりブラコンこじらせてヤンデレに片足突っ込んでた -- 名無しさん (2016-02-05 12:38:59)

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