ロックマン10 宇宙からの脅威!!

ページ名:ロックマン10 宇宙からの脅威__

登録日:2010/02/19(金) 20:12:34
更新日:2023/12/15 Fri 13:21:42NEW!
所要時間:約 19 分で読めます



タグ一覧
ゲーム ロックマン ロックマンシリーズ wii ps3 xbox360 カプコン インティ・クリエイツ 懐古 別荘 軌道エレベーター 懐かしキャラオールスター ウイルス 熱暴走 インフルエンザ 宇宙 トリプルヒーロー capcom nintendo switch ps4 xbox one steam xboxone ツンデレワイリー ハードモードは鬼畜 癖だらけの特殊武器達 長い演出 ブルースモード フォルテモード



#exk(){{{

{"target":"next","color":{"head":"table"},"col_color":[{"header":"since 1987/12/17","color":"#000000"}]}

since 1987/12/17
      1987  [[ROCKMAN>ロックマン(ゲーム)]]
      1988  [[ROCKMAN 2>ロックマン2 Dr.ワイリーの謎]]
      1990  [[ROCKMAN 3>ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?]]
      1991  [[ROCKMAN 4>ロックマン4 新たなる野望!!]]
      1992  [[ROCKMAN 5>ロックマン5 ブルースの罠!?]]
      1993  [[ROCKMAN 6>ロックマン6 史上最大の戦い!!]]
      1995  [[ROCKMAN 7>ロックマン7 宿命の対決!]]
      1996  [[ROCKMAN 8>ロックマン8 メタルヒーローズ]]
      2008  [[ROCKMAN 9>ロックマン9 野望の復活!!]]
          ・・・AND
_______________________________________________
_______________________________________________
      2010  ROCKMAN 10
for next series...

}}}


ロックマン10 宇宙からの脅威!!』(Mega Man 10)とは、2010年3月9日からマルチ配信中のアクションゲームである。
前作『ロックマン9 野望の復活!!』に引き続き、開発はインティ・クリエイツ。
現在はDLC要素も含め『ロックマンクラシックスコレクション2』(Switch,PS4,XBox One,Steam)にも収録されている。
他の作品と合わせて遊びたいならこちらがお得。


作品としての特徴は以下の通り。


●初めからブルースモード搭載
○前作では追加コンテンツだったが、今回は最初からロックマンとブルースの二人を選択可能。
○と言っても途中でキャラ切り替えは不可。ロックマンX4のようにそのキャラでイベントが進む。


●シリーズ初のイージーモード搭載
○どうやらロックマン2に次ぐ難易度と言われた前作で挫折した人が多過ぎたらしく、搭載したらしい。
○また、前作における高難易度のヒーローモードおよびスーパーヒーローモードは廃止され、その中間の難易度となるハードモードが実装された。


●イージーモード
○穴やトゲ等の即死トラップを塞ぐ、足場から足場へ飛び移る箇所の補助…といった役割を持つ追加の足場が出現
○一部の敵が出現しない、行動パターンの弱体化
○固定配置アイテムの増加及び、初代ロックマンで登場した完全フル回復アイテムの弥七が追加
○被ダメージ減少
○通常はワイリーステージ攻略途中でセーブしても再開時はステージ1からになってしまうが、このモードに限り、ステージ2以降でもそのセーブした時点から再開できる
…以上、プレイヤーに有利な要素がこれでもかという程に詰め込まれている。
前作よりはマシになったとはいえ難易度は高めなので、シリーズ初挑戦の方は無理せずにここから始めよう。


●ハードモード
ノーマルモードをクリアすると出現。ノーマルと比較して…
○敵が増える、変化している、いやらしい場所に配置される
○固定アイテムの変化(ライフ大が小×2になったり1UPがネジになっていたり)
○敵・ボスのパターン強化(移動速度がメチャクチャ速くなったりする)
○ボスの攻撃に追加パターンが出現(詳細は下記ボスの項で)
…見ての通り、プレイヤーを本気で殺しにかかっている。
過去シリーズ経験者でもかなり厳しいと思うので、初心者は絶対手を出すなよ?



●タイムアタックモードのランキング上位の人のリプレイ動画を閲覧可能


●チャレンジステージの追加
トゲや敵を避けてゴールに到達する、バスターや特殊武器で的を全て壊すといった内容のチュートリアル用ステージ。
ごく緩いものからロックマンの挙動を完璧に把握しないと死にまくるものまで様々。
難易度(E・N・H)ごとに一度会ったボス(ラスボスは要討伐)と戦えるステージもある。フル装備なので本編の練習にも最適。
ザコラッシュやボス討伐系はノーダメージ達成で金冠マークになる。


●レガシーモード(スプライトちらつき機能)の廃止
○前作ではわざわざ専用プログラムを組んでまで、キャラクター最大表示限界数を越えるとファミコン風にちらつかせる機能のレガシーモード(オンオフ切り換え可)が搭載されていたが、今回は廃止。



◇追加コンテンツ
●フォルテモード
○フォルテが三人目のプレイヤーキャラとして使用可能になる。このコンテンツをDLするとタイトル画面にもフォルテが加わる。
○クラシックスコレクション2版では彼以外で一度クリアすれば開放される。
○ファミコングラフィックのフォルテが描かれたのは、公式では本作が初。一応前作のエンディングで1シーンだけ映ったが。


●タイムアタック専用スペシャルステージ1~3
○タイムアタックモードでのステージセレクト画面にロックマンワールドシリーズを模した専用ステージが追加され、ロックマンキラーのエンカー / パンク / バラードの三体と戦える。
○そして勝つと、各自の特殊武器(ミラーバスター / スクリュークラッシャー / バラードクラッカー)が本編でも使用可能になる。
○タイムアタックに挑戦できるのがロックマンだけなので、上記3武器はロックマン専用となる。


●エンドレスアタック
○名前通り無限に続くステージをミスするまでひたすら進んでいく。全特殊武器とサポートアイテムを使用可能。
○一定画面進む度にボスがランダムに出現する。




【ストーリー】

20XX年。ロボットエンザ(ロボット風邪)が発生。
ロボットエンザは瞬く間に世界中に広がり、多くのロボットが倒れてしまった。
治療のためのワクチンを生産しようにも、ロボットが使えないのでワクチンの開発もなかなか進まない。
そして発生から一ヶ月後、事態は更に悪化。
感染によって熱暴走したロボット達が街を破壊し、各地を占領してしまった!


そんな折に、ライト博士らの元にDr.ワイリーが命からがらやってきた。
治療に必要なロボットワクチンの作り方がわかったものの、ワクチンを作るための製造機を暴走したロボット達に持ち去られてしまったらしい。
それを聞いたロックマンは感染したロボット達を助けるために、製造機を取り戻すべく立ち上がるのだった。




【登場人物】

心優しい主人公。ご存知ライト博士が開発した人間型ロボット。
基本装備は真っ直ぐ飛ぶロックバスター。
前作に引き続き、何故か今作でもチャージショットとスライディングが使えないまま。
オンラインランキングに登録できるのはロックマンでプレイした時のみ。


「ロボット達を元に戻すためなら、協力は惜しまんよ」
ロボット工学の第一人者でロックマンの生みの親。


「頑張って…ロック…」
ライト博士が作ったお手伝いロボット。
ロボットエンザにかかってしまう。
ロックに薬を渡す時の表情がかわいい。
しかし、意外に強い彼女が熱暴走なんて始めたらロックマンでも止められないんじゃなかろうか…。


「戦力は少しでも多い方がいいだろう」
ライト博士が初めて開発した人間型ロボット、すなわちロックマンの兄にあたる。
今作ではもう一人の主人公になる。
外伝作品ではブルースが正規操作キャラになる事も何度かあったが、ナンバリングタイトルでは初。
前作同様チャージショットとスライディングが使用可能。更に前作のブルースモードとは違い、ノックバックする距離はロックマンと同じになったので、若干やり易くなっている。


  • ライトット

ライト博士のお手伝いロボット。ショップ担当。ドジッ子。


  • タンゴ

猫型のサポートロボット。
初登場のワールド5以来、実に16年ぶりの再登場。加えて本家シリーズ初登場。
本作ではショップの店番を担当。ただし、ブルースモード限定。


「……わしゃ 人間じゃ…」
毎度お馴染みラスボス。
しかし、今回は協力するらしいが、どうせまたラスボスじゃないかと噂されている。
ちなみにれっきとした人間である


  • SWN.001 フォルテ

最強(自称)のワイリースペシャルナンバー。追加コンテンツでプレイヤーキャラになるロックマン最凶のライバル。
フォルテバスターは7方向に連射できるが、歩きながらは撃てず、地形を貫通せず、威力もロックバスターの半分。
スライディングの代わりにダッシュが可能で、ダッシュジャンプすればより遠くまで跳べる。
残念ながら2段ジャンプはできないが、それ以外はほぼロックマン&フォルテ同様の性能。ゴスペルと合体しての自由飛行も健在。
ロックマン達とは違い完全な独自行動。一応ロボットエンザにはかかる様だが、ゴスペルがワクチンを持ち出せるので大事には至らず。
ワイリーが生みの親のためか、ワイリーをじじい呼ばわりする。




8ボス

今回のボス達はワイリー製でも戦闘用でもなく、あくまでも普段社会で働くロボット達が暴走したものだが、ライト博士製ではないので、ライト研究所のデータベース上は一括りにワイリーが利用したロボット=ワイリーナンバーズとされている。
本作の特殊武器群はシリーズ中屈指の使いづらさを誇る。


  • DWN.073 ブレイドマン

%%ギロン%%
世界遺産である古城のガイドロボット。ガイドロボにしては両手も頭も剣でできている物騒な装備をしている。
刀剣マニアで武器や刀剣の話をしだすと止まらないため、観光客が疲れて帰ってしまうらしい。
壁や天井に張り付きながら3本の刃を飛ばして攻撃する「トリプルブレイド」、そして突進による自身の頭部での斬りつけが武器。
ハードモードでは攻撃範囲が5発に拡大して(イージーモードでは2発)、壁からの突進で地上に降りてきた際にもう一発突進してくる。


弱点武器はコマンドボム。かつての戦場の主役・剣に対して近代の武器・爆弾を指定するとは、洒落がきいている。
だが、直撃ではなく爆風を当てないと大ダメージにならない。弱点無しだと長期戦は確実。当て方によっては1射で2ヒットするので、慣れるとスピード撃破も狙える。


ステージは古城。
シーソーの要領で前に進む足場が登場。


特殊武器のトリプルブレイドは、地上では斜め上方向へ、空中では斜め下方向へ3つのブレードを飛ばす。
低燃費高威力で攻撃範囲も広く、軌道も素直なのでシンプルに強い。
ジャンプ中に上空の敵を狙いづらい点を除けば、クセの強いものが多い今作の特殊武器の中ではかなり優秀。


  • DWN.074 ポンプマン

下水処理施設の浄水管理ロボット。綺麗好きで、ボランティアで街の落書き消しに参加している。
水玉バリアの「ウォーターシールド」は破壊可能だが、水玉一個一個が別れている上に壊してもすぐ復活するので厄介。


イージーモードではウォーターシールド展開時の水玉が半分の4個になる。
ハードモードでは頭のハンドルをアイスラッガーばりに投げてくるが、簡単に避けられるので割と倒しやすい部類。
ただしハンドル投げは威力が割と高め(特にブルースは半分近く削られる)。
実は展開中のシールドに当たるか当たらないかギリギリの位置まで接近すればシールドを突き抜けてバスターが当たる


弱点武器はサンダーウール。役割上、水を溜めないといけないので感電は免れないのだ。
大ダメージを与えられるのは雷雲ではなく落雷で、当てるのには慣れが必要だが、慣れると秒殺もよくある。


ステージは下水処理施設。
滝のように流れる水流はジャンプ力が低下。
中盤では分岐点が分かれており、下ルートは水流とロックマンを包み込む泡による妨害があるのでトゲに接触しないように。


特殊武器のウォーターシールドは、自身の周囲に8つの水玉を展開、展開後にボタンを押すと水玉を放出。
敵や敵弾に触れる度に水玉が減っていくので、減った分だけ攻撃・防御能力が下がる。
放出も当てづらいことが多いので当てるなら接近した方がいい。
前作のジュエルサテライトと比べてしまうと気になる点は多いが、バリア系武器としては及第点の性能。今作は即死トラップより敵配置が厄介な場面が多いのでそこそこ重宝する。


  • DWN.075 コマンドマン

地雷除去ロボット。世界各国から出動要請があり忙しいが、各地のオイルが味わえると、本人は喜んでいるらしい。
2回まで弾道が変わるリモコン爆弾「コマンドボム」も、遠隔操作で安全に広範囲の地雷を除去するための装備。
ジャンプして地震で硬直させる→コマンドボム着弾というコンボは厄介。


ハードモードでは地面を殴ってパワーゲイザー衝撃波を出してくる。


弱点武器はホイールカッター。地を走って地雷も気にせず突き進むイメージからか?
だが転がした場合はコマンドボムで相殺されるので、バスターなんか捨てて接近戦に持ち込むが吉。


ステージは砂漠地帯で中盤に分岐点が存在。
一部のエリアで砂嵐が発生し、過ぎ去るまで足場が見えなくなるので、流されて落下やトゲ接触しないように。
ラッシュコイルで目印にすると安全。
ハードモードだと砂嵐の時間が長くなる。


特殊武器のコマンドボムは、上記と同じく発射後2回まで軌道を変えられ、地形に着弾すると爆風が広がる爆弾を発射。
直撃させただけでは威力は微弱。爆風の方が高威力というかメイン火力。
移動しながらではまともに制御できないので、落ち着いて操作できる場所の確保が重要。
特定の壁を破壊可能。


  • DWN.076 チルドマン

北極圏の自然観測ロボット。
地球温暖化によって氷河が解け出すのを食い止めるのが主な仕事。趣味で雄大な自然を写真に収めてはネットにうpしている。
凍結液「チルドスパイク」は直撃すると凍らされ、壁や床に着くと針状に残るという面倒な武器。ボス部屋も氷の床になっているため戦いにくい。
英語表記はCHILL MANだがチルノマンではない。同じインティ開発のロックマンゼロ3の食用兎ことビッタキュンとも関係無い。ノロマー


ハードモードではステージの中心にジャンプした後、5方向同時にチルドスパイクをばらまく。


弱点武器はソーラーブレイズ。高熱で凍結液もろとも焼き払おう。直接当てても問題なく、左右に貫通するので攻撃ついでにできた針も一掃したい。


大半が滑る氷のステージ。
氷のブロックは二回乗るか、バスターを当てると壊れるので注意。
また、一部の雑魚敵が壊そうとするので早めの対処を。


特殊武器のチルドスパイクはボスが使用してくるものと基本的に性能は同じ。凍結液を敵に直に当てれば凍り付かせて動きを止められ、壁や床に当たれば針状に変化してその場に残り、触れた相手にダメージを与える。
しかし正直なところ針の使い勝手はお世辞にもよくないため、基本的に足止め目的で直当てする方が強い。
敵が凍っている間も武器チェンジは可能なので初代のアイススラッシャーに近い感覚で使っていける。ただ射程が若干短いのがネック。


  • DWN.077 シープマン

元は牧場の羊管理ロボットだったが、自身の体に蓄えられた静電気に気付き、基板工場の静電気耐性試験課に転職した異色の経歴の持ち主。
しかし飽きっぽく、転職をまた考えているらしい。電気羊だから夢見がちなのだろうか?
まるで雲のような羊毛に紛れて雷を降らせる「サンダーウール」が武器。入手出来る武器の扱いにくさは8ボス中トップ。


ハードモードでは地面を這う電撃攻撃が増え、雷球の速度も上がる。


弱点武器はリバウンドストライカー。電気を通さない硬質ゴム球が本体以外の雷雲も一撃で消しさり、クリーンヒットしてくれる。


ステージは発電所。
エリアにあるコンベアにルームランナーの要領で走ると、足場が出現するが時間が過ぎると折りたたんでしまう。
また本作も消える足場がこのステージで登場。


特殊武器のサンダーウールは、自身の斜め上に上昇する雷雲を発射し、一定高度上昇すると落雷が発生。
雷雲自体にも攻撃判定はあるが威力は非常に低い。上記の通り扱いにくさはトップクラス。そして燃費の悪さも本作ではトップ。


  • DWN.078 ストライクマン

スタジアムのバッティング練習ロボット。人型フォルムとは少し違ういわゆるエアーマンタイプ。
打たれ続けたもんで機嫌を悪くし、気に入らない対戦相手をデッドボールで入院されたのでメンテナンス工場に送られるところだった。時代によってはイレギュラーもいいとこである。
角度自在に跳ね回るボール型武器「リバウンドストライカー」を使う。攻撃の軌道が地味に厄介。


ハードモードでは空中で回転しながら大量のボールを投げてくるが、その後目を回して隙だらけになる。


弱点武器はトリプルブレイド。ゴムもさすがに裂傷は大敵だ。
近づいて複数同時に当てると一気に削れる。


競技場のステージで、ボール型の足場にバスター当てると短時間だが上昇。
上にのぼる、下をくぐり抜ける際に使えばいいが、後半はボールの中心に即死ではないがダメージ高めのトゲ付きボールが登場。


特殊武器のリバウンドストライカーは前方3方向に撃ち分けられるボールを投擲。床や壁に反射するごとに威力とスピードが増す。
軌道が素直なので使いやすい部類。燃費はちょっと悪いが。


  • DWN.079 ニトロマン

映画やテレビで活躍していたスタントロボット。バイクへの変形機能を持つ、天才的なライディングテクニックの持ち主。
タイヤのホイールを模した「ホイールカッター」を投げて攻撃し、バイク形態でのひき逃げアタックも強力。
仮面ライダーWにてそっくりの機能を持つ仮面ライダーアクセル登場とロックマン10配信開始がほぼ同時期だった。


ホイールカッターがバスターを弾くので、バイク形態が主な反撃チャンスなのだが、
イージーモードではバイク形態をすぐに解除してしまい、
ハードモードではバイク形態のスピードが異常に速くなっている。


弱点武器はチルドスパイクだが、直接凍らせてもダメージは薄く、針を踏ませないと大ダメージにはならない。
バイクモチーフだけに納得させられると同時に、スパイクめがけて突撃し散りゆく様はまさに漢。


ステージで前方、後方からトラック型のロボが走ってくる。
ぶつかればダメージだが、上に乗れることが出来、チルドスパイクなら破壊可能。


特殊武器のホイールカッターは、地形に沿って転がっていくカッターを発射。
ボタンを押しっぱなしにしている間はカッターを構えたまま移動可能、そのままカッターを壁に押し付けると高速で壁を登れる。
微妙に届かない高さの足場へ飛ぶ時やタイムアタックで役立つ。


  • DWN.080 ソーラーマン

人工太陽の研究施設で働いていたロボット。研究室にひきこもりがちな仲間のために、自ら考案した「ソーラー体操」を広めようと頑張っている。
発熱程度で暴走する様には見えないのだが…逆に発火機能が制御できなくなったということか。
拡散する火球「ソーラーブレイズ」を頭に持ち、時折降らせてくる。
バスターを撃つとなんと吸収してしまい、ソーラーブレイズをチャージする強敵。ぶっちゃけエンカーの上位互換な気が…
このせいでバスター縛りでは非常に強敵。


ハードモードでは常に溜めMAX状態な上に連続攻撃をしてくる。


弱点武器はウォーターシールド。太陽モチーフだがさすがに蒸発して届かないなんてことはなく、効果を発揮する。
ヒットさせるとソーラーブレイズのチャージを消せる。慣れていなくても近づくだけで驚くほどあっという間に削りきって倒せる。


触れると即死の高熱の炎が存在するステージ。
大量のコンベアに加え、噴出口から飛び交う炎がロックマンの行く手を阻む。


特殊武器のソーラーブレイズは、前方に一定距離で停滞し、前後に分裂する火球を発射。
停滞する前に敵に当てれば即分裂する。分裂後の貫通力は凄まじいが燃費はちょっと悪い。





+ ネタバレ-

やはりラスボスはワイリー。
自身が作ったロボットエンザウイルスのワクチンと引き換えに、自分への服従をロボット達へ要求した。
ちなみに勘違いされやすいが、ロボットエンザウイルス自体は宇宙からの隕石から来たものであり、ワイリーが作ったものではない
一応、冒頭の「熱暴走したロボットにワクチン製造機を盗まれた」と言うのは本当。
製造機を取り返すためにロックマンを利用したというわけである。
ワイリーがロボットエンザをばら撒いたというのも事実だが、彼自身はほんの実験のつもりが(彼にとってはいい意味で)予想外の事態を招くこととなった。
所謂「魔が差した」というやつだったのかもしれない。


【ワイリーステージボス】

  • ワイリーステージ1:ウェポンアーカイブ

登場キャラ・BGM両面でなかなか憎い演出をしてくれるステージ。静かに始まったと思ったら、突入した途端に格好いいイントロがかかる。
そしてなんと、10作目を記念して過去のナンバリングのボス達のデータが再登場するファンサービスがある。ドクロボットワイリー戦艦の防衛システムの発展系だろうか。
登場するデータは各ナンバリングから・・・
1:エレキマン、2:ウッドマン、3:ジェミニマン、4:リングマン、5:ナパームマン、6:フレイムマン、7:スラッシュマン、8:フロストマン、9:トルネードマン
の9通りで、スラッシュマンとフロストマンのドット絵は描き下ろし。


有効な武器は以下の通り。刃物繋がりや爆弾繋がりなど、元々の弱点武器に見た目や性質が近い武器が弱点。ちなみにホイールカッターだけ2回出番がある。
ウッドマンとスラッシュマンにソーラーブレイズを試すのは誰しもが通る道。

エレキマン:ホイールカッター(ローリング「カッター」繋がり)
ウッドマン:トリプルブレイド(メタル「ブレード」繋がり)
ジェミニマン:ホイールカッター(サーチスネークと地形に沿う繋がり)
リングマン:ソーラーブレイズ(ファラオショットと高熱弾繋がり)
ナパームマン:リバウンドストライカー(クリスタルアイと反射する武器繋がり)
フレイムマン:ウォーターシールド(ウインドストームはないので水で消火)
スラッシュマン:チルドスパイク(フリーズクラッカーと氷繋がり。例によって踏ませよう)
フロストマン:コマンドボム(フラッシュ「ボム」繋がり。爆風に巻き込もう)
トルネードマン:サンダーウール(プラグボールと電気繋がり。トルネードブロー中に落雷で…)

  • ワイリーステージ2:クラブパンチャー

頭上のプレスに要注意。見え見えだが、うっかり潰されることも多々あるので油断ならない。
ボスは巨大なカニ型ロボ。弱点は目玉だが、他に両腕の鋏も破壊可能。ロックマンゼロ2で似たような中ボスがいたが流石インティ。
弱点武器はコマンドボム。中心部分に爆風を当てると両目を早く処理できる。他にもサンダーウールなんかも通る。


  • ワイリーステージ3:ブロックデビル

針を避けながら登るエレベータは、ノックバックで押される→潰れるのコンボが厄介。
ボスはイエローデビルとピコピコくんを融合させたようなパターンを持つ。デビル系の宿命か、分裂・結合のパターンは毎回一緒。転落死には要注意。
攻撃チャンスは比較的多いが回避も困難。
弱点武器はリバウンドストライカー。壁で跳ね返る様子はさながらブロック崩し。直当てでもイケるが、外れても地形に反射して当たってくれる可能性はある。
デビル系のお約束か、サンダーウールも上手く配置すれば大ダメージを狙える。


  • ワイリーステージ4:ワイリーマシーン10号

お馴染み被害者の会ボスラッシュを抜けた先にはこれまたお馴染みワイリーマシン。
今回は海賊船のような風貌。上に乗れそうな巨大ミサイルと小型ミサイルで攻撃してくる。
ドクロを破壊すると第2形態に移行して上空に移動し、降りてくるまでなかなかダメージを与えられない。
弱点武器は第一形態はソーラーブレイズ、第二形態はウォーターシールド。


  • ワイリーステージ5:ワイリーカプセル

軌道エレベータ宇宙キター!!な演出に初見はびびる事だろう。
ボスは本体とダミーの二体一組で登場し、本体しかダメージを与えられない。時々くしゃみをする方が本体…っていうか肌の色とか見れば一目瞭然。宇宙なのでジャンプ力が高くなって戦いやすい。
本体が風邪気味だからかチルドスパイクが弱点になっている。




戦闘後、ロックマンらに敗れたワイリーの様子がどうもおかしい。
なんと彼もロボットエンザ…ではなく、人間のインフルエンザにかかってしまっていたのだ。
ロックマンも流石に見捨ててはおけず、高熱で倒れたワイリーは病院に運ばれる。


数日後…ワイリーは病院から脱走していた。大量のロボットエンザのワクチンを病院に残して。



ロックマンシリーズでロボットが感染、暴走するといえば「シグマウィルス」が思い浮かぶが、今回のウィルスとの関連性は不明。
ロックマンゼロコレクションの公式サイトに一時期掲載されていたストーリー(現在は見られなくなっている)では、「21世紀に宇宙から飛来したウィルス(=ロボットエンザ)」がシグマウィルスの原形、という設定になっていた。






追記・修正は感染症対策を念入りに行いながらお願いします。



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]


  • チルドマンじゃなくて、チルマンじゃない? -- 名無しさん (2014-08-29 19:37:51)
  • 宇宙から飛来したウィルス・・・もしかして8のデューオが追ってきた悪のエネルギーのことか?色合いもにてるし。 -- 名無しさん (2014-08-29 23:28:09)
  • そういえばパワーファイターズでは、デューオはまだ地球に残っていた悪のエネルギーを回収してたな -- 名無しさん (2014-08-30 00:04:17)
  • 今回のワイリーはワクチン作れた事で(やっぱりワシの方がライトよりも優れてるんじゃ!!)って感じで魔が差したって感じにも見えなくもないね -- 名無しさん (2014-11-01 10:41:46)
  • こんなコミカルな流れでも未来の惨劇につながっていくと思うと -- 名無しさん (2015-05-20 05:57:28)
  • 後のエックスへのつながりも予感させる内容のシナリオが良かった。あとイージーモードのおかげで初心者にもとっつき易い -- 名無しさん (2015-12-07 16:03:21)
  • 珍しく土下座しないワイリー -- 名無しさん (2015-12-08 08:46:08)
  • 土下座はしたよ。 -- 名無しさん (2016-09-22 14:37:04)
  • ロボットエンザおっかな -- 名無しさん (2016-10-28 17:29:17)
  • いよいよ11発表されたな 発売が'18年後半だし8年振り -- 名無しさん (2017-12-06 05:51:00)
  • ロボットエンザ?宇宙と関係ないじゃん→(ラスボス戦直前にて)ああ、だから宇宙からの脅威ねwww -- 名無しさん (2020-02-17 15:49:18)
  • 特殊武器の使えなさが5並みにヤバイ -- 名無しさん (2021-05-04 01:34:45)
  • 公式のキービジュアルで次世代のロックマンXの第1作目と同じポーズのロックマンに( ̄ー ̄)ニヤリ。本作もロックマンX(10)なのです。 -- 名無しさん (2022-07-29 20:32:32)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧