登録日:2012/01/22 Sun 21:51:42
更新日:2023/12/08 Fri 12:57:19NEW!
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アルティメット・ファクター 狙撃手 天然 一発が濃いのさ 不屈のカウンタースナイパー ギャラガー・ドラッグスラー
努力など硝煙のようなものだ
跡形もなく消えてしまえばいい
ギャラガー・ドラッグスラーとは椎葉周著『アルティメット・ファクター』の登場人物である。
主人公リボー・ブレンディッドの“家族(ファミリー)”。第十三空挺師団及び第八○○空挺偵察大隊(エアロ・リーコン)に所属していたスナイパー。最終階級は先任曹長(サージェント・メジャー)。
一見するとホストに見えなくもない細面の美丈夫。翠眼と肩まで掛かる長髪が特徴。
登場は第三巻『不屈のカウンタースナイパー』から。
“エクスカリバー”の前線基地に潜入するも発見され、狙撃兵たちの狩り場に追い詰められたリボーたちを救うべく地面激突も有り得るギリギリのHALO(高高度降下低高度開傘/MGS3にてネイキッド・スネークが行っていた潜入法)にて単身突入(この際、着替える暇が無かったらしく酸素マスクなどの装備はともかくスリーピースで突入している)。
狙撃銃を敵の狙撃兵から強奪後、リボー達の撤退を手助けし反撃のキッカケを作った。
- 性格
職人気質で変わり者やはぐれ者が多い狙撃兵の例に漏れず、かなりの変わり者。
- 敵から送られた爆弾かも知れない小包を開けようという時に『着払いの小包だったけど受け取って良かったのかな』と経理担当の顔色を伺う。
- 他人が崩れないようにと支えている弁当の山のド真ん中から勝手に弁当を引っこ抜く。
- 顔見知りとバレないようにするためとはいえ、『ドラガー・ギャラッグスラーだ』と全然偽名になってない偽名を名乗る。
- バウンサーの仕事の関係でお偉いさんの会食に付き合わされるため舌が肥えており、口に合わないものは一口食べて、黙って遠ざけて終わり。
などなどマイペースの塊のような人物。
どこか浮き世離れしており、純朴な面もあるのか女性の扱いが苦手。
本人は小粋なトークで女性をリード出来るような男になりたいと考えているが、遭う女性が悉く自分を振り回しまくる我の強い女性ばかりのためどうにも上手く行かない様子。
特に自身の雇い主で凄腕の非合法フィクサー“シャキーラ”は大の苦手。シャキーラはギャラガーに対して好意的でベタベタしていたいらしいのだが、ギャラガーは抱きつかれただけで飛び退いて戦闘体勢に入ってしまうほど過剰に抵抗し、そしてそれを面白がられてからかわれ、意固地になって反論したところをさらにイジられるといった悪循環に陥っている。
狙撃手としての腕前は作中トップクラス。
偵察兵(リーコン)の技術と卓越した狙撃手の手法を駆使して120人の完全装備の大部隊を“一人”で足止めし、拳銃を使わせればビルの屋上から飛び降りる瞬間に敵の持っているライフルの銃口に弾丸を撃ち込みつつ敵の顔面にも一発叩き込む(此方は回避される)など、こと射撃に関してはずば抜けた技量を持っている。
またかつて味方の撤退戦支援として一個連隊(凡そ500〜5000人規模)相手に行った遅滞戦闘は、惑星開拓時代や“大戦”を含めても成功者は五指に満たない神業的狙撃であり、それゆえに“伝説の狙撃”として語り継がれている。
その他にも通常なら装甲で銃弾が効かないような戦車や装甲車に対しアンテナや放熱フィンなどの脆弱な所を狙撃し行動不能に追い込むor破壊する、カービン一丁でパワードスーツと渡り合う……などの戦果が確認されている。
しかし「狙撃手」であるためか、作中では度々白兵戦のスペシャリストとやり合った際、その度に顎を外されるは鼻をへし折られるはと大苦戦。
ただしこれは彼が白兵戦や格闘に弱いのではなく相手が白兵戦に関して桁違いに強いだけであり、一般的に見れば十分に強い。
特殊部隊上がりだし……
- 能力
〈望遠視力(テレスコープ)〉
ギャラガーが持つ〈特殊能力(タレント)〉。瞳孔を極限まで拡張させ、遙か彼方の標的すら目視で確認出来るほどの異常視力を発揮する。
ぶっちゃけライフルの照準器で代用可能な能力で、いくら見えていようとも技量が追い付かなければ標的を撃ち抜くことが出来ないため、他の〈特殊能力〉と比べるとかなりショボい。
しかしこの能力を持つが故に彼に批判的な者や嫉妬心を持つ者からは『〈特殊能力〉頼みの天才』と揶揄されている。
しかし本人はそんな評価はどこ吹く風で、狙撃手ならばその努力の痕跡すら消せと自身の流儀を貫き通している。
使用火器
- 多目的突撃銃(マルチパーパス・アサルトライフル)
3巻にて敵から奪い取ったライフル銃。ボルトアクションではないため“粗雑である”と嫌うものが多い『アサルトライフルを狙撃銃仕様に改修した銃』ではあるが、ギャラガーは銃に施された様々な配慮に『なかなかどうして悪くない』という評価を下している。
分隊支援機関銃
おそらくブローニングM2重機関銃。借金のカタに取られていた装甲車に備えつけていた物で、作中では狙撃目的で使用。
しかし色々あって空の藻屑に消えることになり、ギャラガーは相当落ち込んでいた。
ペイロード・ライフル
明言されていないが
- 射程が2000m
- 対物狙撃銃
と言うことから、種類は恐らくバレットM82。
多脚型戦車の間接部や放熱グリルを徹底的に破壊し尽くし、戦闘不能に追い込んだ。
- 45口径ハンドガン
ギャラガーのかつての観測手(スポッター)の形見の拳銃。
45口径神話を信じているかは不明だが、この拳銃を頼りに生き残った経験があるため、9mmパラ使用の拳銃の方が使い勝手がいいにも関わらず45口径を愛用している。
また、この他に短距離用、長距離用、大口径、小口径等々ありとあらゆる銃器を前述した装甲車の中に二丁ずつ保管している。
二丁ずつなのは鑑賞用などではなく『故障した時の予備用』といったあくまで実用的な目的の為である。
(ただし対物狙撃銃は金銭的理由から用意されていなかった)
項目など硝煙のようなものだ
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