登録日:2012/03/25(日) 16:25:49
更新日:2023/12/08 Fri 11:57:49NEW!
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喧嘩番長 ネタバレ注意 紅南高校 男前 頑固 不良 リア充 子持ち 高校生 まさかの映画版 ライバル→オールカット 山口賢治
「ケッ、テメェと意見があうなんて気持ちワリィな」
山口賢治とは、PSPソフト『喧嘩番長4』の登場人物。
【人物】
紅南高校1年A組。歴代最強と呼ばれる現番長・阿久津栄一との勝負を切望し、紅南への入学を決めた男。通称「ヤマケン」。
主人公の速水勇太とはクラスメイトであり、親友であり、ライバル関係でもある。
普段はクールで落ち着きのある態度をとる山口。お調子者のライバルとは対照的……かと思いきや、顔を合わせる度に小競り合いを繰り返す姿はどう見ても似た者同士。
速水ほど分かりやすくはないものの、彼に劣らず頑固で熱い一面を持っている。
また、同じクラスの情報屋・千葉照男に「A組最後の大物」と言われるだけあって、新入生ながらその実力は既に相当のもの。
彼の肉体、そして精神は、これから紅南で体験する様々な出来事を通じ、より一層力強さを増していくことになるだろう。
普段は「A組優勝候補の1人」と評されていた川上正二やライバルの速水、千葉といったA組の面々とつるんでいることが多い山口だが、そんなちょっと愉快な仲間達とこの男の間にはちょっとした違いがある。
山口にいて、速水・千葉・川上、ついでに森にもいないものと言えば……
彼 女
そう、彼は貴重な彼女持ちなのだ。
山口の彼女・篠原優は、超お嬢様校・花百合学院に通うお淑やかでとても可憐な女の子。超気合技『全否定』を習得している。
篠原と山口は相思相愛であり、彼女らに余計なちょっかいを出した者には全否定と木刀が飛んでくる。全力で謝罪しよう。
「テメェにゃ負けらンねえ」
一方、山口の超気合技は『無敵の蹴り』。
気合が炎となって巻き上がる強烈なケンカキック。速水が使用する『最強の拳』とは名前からして対照的になっている。
登場こそ早いが、プレイヤーがこの技を使えるようになるのはかなりの終盤。
【喧嘩番長4】
紅南高校に入学し、早速阿久津のもとへと足を運んだ山口だが、屋上の門番・飯島兄弟によってその挑戦を阻まれてしまう。
1年A組の教室に戻り、阿久津を振り向かせる方法を考える山口。そんな彼の前に現れたのは、A組のアタマ(仮)こと速水勇太。
山口と同様に、この男もまた「紅南高校最強の漢」との対戦を望んでいた。
「バカなくせに、
さらにはこのクラスのアタマだと?」
「オレとやりあってもいねーのに
笑わせんじゃねーよ」
2人と同じA組の千葉と川上は、目の前で始まった対決とその気迫に圧倒される。
山口と速水が目覚めると、そこは保健室のベッドの上。勝負は相討ちに終わり、2人はいがみ合いつつも互いの力を認め合う。
3ヵ月後、やはりいがみ合いながらも半ば協力する形で1年制覇を成し遂げた2人。
新学期には2年の先輩コンビ・袴田と小澤を降し、その名はますます広まっていく。
そんな中、ある1年生と2年幹部の策略によって、2人のダチ4人が病院送りにされる事件が発生。更には幹部のあまりにゲスな目的までも発覚し、速水はもちろんさすがの山口も冷静ではいられない。
紅南番長・阿久津との初邂逅もこの時であり、この件を通じて2人は彼に認められていくことになる。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
新年早々阿久津からの呼び出しを受け、そのアジトである屋上へとやって来た山口。
そこに集められたのは、山口、彼のライバルにして主人公の速水、阿久津の右腕を務める2年幹部・三沢誠司の3人。
彼らに対し、番長は「次の番長を決める為に3人を呼び出したこと」、それに加えて「自分と勝負するには紅南高校の看板を背負う覚悟が必要だということ」を告げる。
阿久津によって更生し、尊敬するその漢の意志を継ぐべく次期番長を志す三沢。
「迷わず自分を選んでもらう」と決意を固めた彼に続き、山口と速水も目的の為に覚悟を決め、この話を受ける。
その後、三沢は速水に勝負を挑んだ。
そして
勝負を制し、山口の前に姿を現したのは速水だった。
千葉や川上の見守る中、最強の漢・阿久津への挑戦を賭けて、遂にライバル同士決着の時がやってくる。
男は再び保健室で目を覚ます。
その周りには、千葉、川上、森、葛城、そして速水の姿があった。
「負けたんだな、オレ」
「初めてだぜ… 負けたってのに
こんなにすがすがしいのはよ」
「テメェと勝負できてホントに
良かったぜ」
山口は、望み続けた一戦を速水に託す。
「勝てよ」
「阿久津さんに勝って
“紅南高校最強の漢”になれ」
「そんじゃ、おつかれーっス」
山口賢治とは、PSPソフト『喧嘩番長4』『喧嘩番長5』の登場人物。
【喧嘩番長5】
<ネタバレ注意>
第5章・紅南編。あれから2年の歳月が流れ、千葉達は紅南高校の最高学年となった。
鶴目高校所属の主人公・成瀬直人は、紅南へのカチコミついでに地区の一画・べに花台団地に足を踏み入れる。
その目線の先には職場の先輩らしき人物に挨拶を済ませ、こちらの方へ歩いてくる何やらワイルドな風貌の男が1人。
団地付近の公園をうろついていた2人の紅南生が、彼を見て頭を下げている。
彼らの態度からして、あの男は紅南のOBか何かだろうか。そんなことを考える成瀬に別の紅南生2人組がケンカを吹っ掛ける。
成瀬は当然これに応じようとするが、そこに割り込んできたのは先程の男。
「おいおい、こらこら… 弱い者イジメはやめろ」
「「ヤマケンさん!」」
こうして2人組は慌てて退散し、弱い者呼ばわりされた成瀬はブチギレた。
男はヤマケンこと山口賢治。
とある事情により紅南を中退し、現在は土方の職に就いているこの男。無精髭を除けば見た目は2年前とそれほど変わらない。
元気に高校生活を続ける成瀬や元同級生達を少し羨ましく思いながらも、自分の選んだ道に後悔はしていないようだ。
「じゃ、ヨメとガキが待ってるし帰るわ」
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「えっ!? アイツ、子持ち?」
デキ婚です。
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