フーコン・ファミリー

ページ名:フーコン_ファミリー

登録日:2011/04/18(月) 05:25:52
更新日:2023/12/08 Fri 11:55:25NEW!
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フーコン
ファミリー


第1話
[引っ越して来た]



「ママ、僕たちアニヲタWikiに引っ越して来たんだね。」



「そうよマイキー。私たちアニヲタWikiに引っ越して来たのよ。」



「そうだ。これからはWiki民として生きていくんだよ。」



「「「HAHAHAHAHAHAHAHA!」」」






フーコン・ファミリー』とは、2000年7月〜12月に放送された深夜番組『バミリオン・プレジャー・ナイト』のコーナーの一つ、及びコーナー中で登場する三人家族のことである。



もしくは『オー!マイキー』に登場する主人公家族と言った方が、分かる人は多いのかもしれない。



この項目ではその辺と『バミリオン・プレジャー・ナイト』についても簡単に説明したい。



◆番組概要
まず、先に記した通り『フーコン・ファミリー』とは、2000年に放送された深夜番組『バミリオン・プレジャー・ナイト』の1コーナーである。



「じゃあその『バミリオン・プレジャー・ナイト』とはなんぞや?」という疑問が浮かんだだろうが、これは一言で表すならば上級者向けバラエティ番組
制作は吉本興業、監督は石橋義正で、テレビ東京、テレビ大阪(翌年テレビ愛知)で放送された。



内容はコントやアニメ、ドラマ、歌などをテーマに構成されていたのだが、(当時は)ほとんど万人受けしなかったため、一年ももたずに消えた幻の番組となった。


以下、いくつかコーナー紹介↓


  • ミッドナイトクッキング

料理番組風コント。初期は女性の食べ方などをレクチャー(?)していたが、後期は演歌を歌いながら料理をするスタイルに。顔芸。


  • ワンポイント英会話

厚化粧の和服美人が講師を務める。内容はほぼベッドの上で使うものに限られる。Come on Toshi…♪


  • 非行少女孝子

ヒロインの孝子以外全員マネキンで、それらを壊しまくる。


  • 人形芸人ドント&ノット

女性漫才コンビが主人公のクレイアニメ。現在も公式サイトがあり、Twitterもしている。


  • Quick Girl

京都駅を舞台に殺し屋同士が殺し合うドラマ(?)。オチが…。


  • その他

デザートオペラやフェデリコな酒場など色々ある。
また現代アーティストの束芋氏なども番組に関わっていたりする。



個々の内容はなかなか面白いので、当時は時代がついていけなかったのではないかと考えることも出来る。
もしくは統一性がなかったとか。断言は出来ないが。
もし現代の深夜でやったら…どうなるか分からない。ネタ的にアウトな気がするし、セーフにしてもゴールデン降格になるかもしれない。
気になる人は検索して調べてみるといいだろう。



さて話が逸れたが、何度も言うように『フーコン・ファミリー』もそんなコーナーの一つである。



あらすじとしてはアメリカから引っ越して来たフーコン一家が、日本での暮らしを始めるというもの。うむ、普通すぎる。



特徴としては出演するのが全員マネキンであること。
そしてマネキンというキャラクター性を活かすために、各声優の台詞を会話形式ではなく言い切りで録音し、わざと青棒読みにすることで無表情さを出したらしい。
これは後述の『オー!マイキー』にも引き継がれている。



また時間も1話5分程度と短いものの、基本が静止画のこの作品をテンポよく見せるためには1日で相当なカット数を撮影せざるを得なかったらしい。
監督曰く「一番時間がかかった作品」。



◆登場人物(フーコン一家)


マイキー・フーコン
CV:馬嶋千佳子
偶然いい子に育った(一応)本作の主人公。一番言葉に生気が感じられず、影も薄い。『オー!マイキー』を知っている人がこっちを見るとかなりビックリするだろう。
誘拐された回ではかなりショッキングな姿になった。
「わーいわーい、家に帰ってきたぞ。」




バーバラ・フーコン
CV:表ウララ
マイキーの母。ジェームズとの喧嘩の頻度と内容が酷い。でもベッドの中では仲がいい。
昼間(朝)から宅配便のあんちゃんを玄関先で誘惑し、アンアンやりだす発情期。
ジェームズが浮気をしたら殺すとのこと。




ジェームズ・フーコン
CV:多々納斉
マイキーの父。
マイキーの扱いがかなり酷い。
誘拐されされた回では「最近」単位でいなくなったことに気付き、気に食わないことがあるとマイキーを「ヤツ」呼ばわりする。
浮気をしているが、その関係を絶っても肉体関係は続けようとしている。



基本的にはこの三人で話が進む。
というか夫婦の日常を中心に話が進んでいるため、マイキーがかなり浮いている存在となっている。
一応主人公なのに…。
内容はブラックユーモア。



◆『オー!マイキー』/余談
この『フーコン・ファミリー』が余りにもシュールで黒く、面白かったため、一部の熱狂的なファンからの支持を獲得。
後に『オー!マイキー』へとタイトルを変え、独立した短編ドラマとなった。



『オー!マイキー』ではフーコン一家だけではなく個性的なキャラクターがたくさん登場し、人気もでたため現在Vol.8(104話)まで作品を出している。
さらに2002年には劇場版長編『オー!マイキー 特別篇』も制作・上映され、ベルリン映画祭に招待された。



しかし残念な(?)ことに、『フーコン・ファミリー』のときから見ていた古参の人々の評価は辛辣なものが多かったりする。
主な理由は「黒さが足りない」。



『オー!マイキー』でも地上波では放送出来ない作品があるのに、それでも物足りないと思うあたり、昔がかなりやりたい放題だったことを窺わせる。
逆もまた然りで、『オー!マイキー』しか知らない人が『フーコン・ファミリー』をみると「暗い」「台詞が棒過ぎ」と思うだろう。



上記の話は『オー!マイキー』を知っていることが前提だったが、どちらか、もしくはどちらも知らないという人は見てみるといい。
多分苦笑するか爆笑する。



ちなみに現在もオー!マイキーは活動を行っており、モデルとして活躍していたりする。



追記・修正お願いします。







「あなた、追記・修正ってとても大事なことよね?」
「そうだ。追記修正するというのはとても大事なことなんだ。だから君は追記修正すべきだ。」




「なによ!その態度、かなり我慢できないわ!」
「それを我慢するのが妻というものなんだ!」
「それは無理よ!」
「我慢するんだ!」




「我慢したわ。」
「我慢ってものは、やればできるものだ。」




「なによ、エラソーに!」




「何だと!?」




「この短小!」
「ガバガバ女房!」




「あなたのトイレの後、物凄く臭いのよ!」
「お前のすかしっ屁の方がもっと臭いはずだ!」




「自分の靴下のニオイ嗅ぐのやめてちょうだい!」




「ヘソのゴマをとって嗅ぐことこそやめるべきだ!」




「うるさい!」
「黙れぇ!」




「殺すわよ!!」
「生爪剥がすぞ!!」




「わーいわーい、夫婦喧嘩だ。わーいわーい、夫婦喧嘩だ。」


[#include(name=テンプレ2)]

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