登録日:2012/10/23 Tue 23:27:23
更新日:2023/12/04 Mon 13:40:41NEW!
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ゾイド zoids 悪鬼 アーバイン 金属生命体 ゴジュラス ヘリック共和国 オーガノイドシステム ゴジュラス・ジ・オーガ
ゴジュラス・ジ・オーガは、ゴジュラスのバリエーション機。
【武装】
- ハイパーバイトファング
- クラッシャークロー×2
- ロングレンジバスターキャノン×2
- 8連装ミサイルポッド×2
- パノーバ20mm地対空ビーム砲×2
- マクサー30mm多用途マシンガン×2
- AZ4連装ショックカノン
- TRZ20mmリニアレーザーガン
- ARZ20mmビームガン
- AMD30mm2連装ビーム砲
武装はゴジュラスMk-Ⅱ限定型と同等だが、基本性能は段違いであり、通常機の5~10倍の戦闘能力を持つと言われる。
【開発難航】
シールドライガーにオーガノイドシステムを搭載することにより、ブレードライガーの開発に成功した共和国軍は、次に自国の象徴とも言えるゴジュラスへの搭載を試みる。
強力な機体を更に強化出来ると期待され、なるほどそれにふさわしくコア出力が大幅に増大。
パワー・スピード・格闘攻撃力が段違いに跳ね上がり、さらに自己修復能力は戦場で発現するレベルにまでなった。
まさに史上最強のゴジュラスである。スペックだけを見れば。
しかし、ただでさえ気性の荒いゴジュラスはシステムの悪影響でさらに凶暴化し、人に操縦できるようなものではなくなってしまった。
機体は『悪鬼』と名付けられ、自動操縦による移動砲台として扱われ、大統領親衛隊に配備される。
だが、親衛隊の西方大陸派兵が決まった事により、この悪鬼に転機が訪れることになる――
【転機】
中央大陸から西方大陸へ派遣され、ロブ基地へ配備されるが、直後に基地が帝国軍の大部隊による襲撃を受ける。
そのうちの一機であるアイアンコングPKがオーガのいる格納庫へ侵入、迎撃に出た共和国軍ゾイドを蹴散らしながら襲いかかる。
しかし、そこに傭兵アーバインの駆る黒いコマンドウルフが駆け付け、アイアンコングの前に立ちふさがる。
だが性能差は圧倒的であり、コマンドウルフは何度も立ち向かうも、遂に破壊される。
その直後に突然オーガは起動する。
パイロットはおろか、自動操縦装置も切られているのにも関わらず、まるでアーバインとコマンドウルフに応えるかのように。
起動したオーガは圧倒的な力でコングを瞬殺し、ウルフから這い出してきたアーバインをコクピットへと招き入れた。
ちなみにこの時、オーガは火器を一切使わずにPKコングを引き裂いた。コングは容赦なく砲撃したのにである。
強力なビームやミサイルを正面から受け止めても防御と再生能力でものともせず、高速ゾイド並みのスピードで退避すら許さずに肉薄し、コングの重装甲をたやすく引きちぎったさまは圧巻の一言であり、
レオマスター・アーサー・ボーグマンをして「今の自分とブレードライガーでは勝てない」と言わしめた。
西方大陸戦争終盤にはデストロイヤー兵団に編入され、旗艦であるウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーの護衛を務めた。
【悪鬼の最期・そして次世代へ】
さらに数年後、アーバインとの精神リンクで動いている為に、ダークスパイナーのジャミングウェーブが通用しないことが判明した本機は、ネオゼネバス帝国から後継機『ゴジュラスギガ』を守るために出撃。
ギガの出撃までの時間稼ぎを行い、ジャミングウェーブ遮断回路が完成していないギガの為にダークスパイナーを優先して撃破しようとした。
デススティンガーの改造機『ステルススティンガー』の奇襲を受けコアに致命傷を受けるも、最期にダークスパイナーの首をねじ切り、ギガの出撃を見届けるようにして崩れ落ちた。
【関連人物】
◇アーバイン
西方大陸出身の傭兵。
以前よりオーガに興味があったようで格納庫で眺めていた。
PKコングの襲撃からオーガを守りきり、パイロットとして迎え入れられた。
◇アーサー・ボーグマン
レオマスターの一人であり、ブレードライガー試作機のパイロット。シールドライガーがベースの機体ですら扱いにくいのだからオーガの操縦など不可能だと考えていた。
しかしアーバインがオーガのパイロットなったことにより、彼がブレードライガーと心を通わせる切っ掛けになる。
【アニメでの活躍】
◇『ゾイド -ZOIDS-』
アニメにはそもそもオーガノイドシステムが存在せず、オーガノイドシステムを常時搭載しているゾイドは存在しない。
よってオーガノイドによって強化されるゾイドは劇中に登場するオーガノイドの数しか存在しないのだが、アニメ版の共和国軍もゴジュラス・ジ・オーガを開発している。
どういった経緯によって開発されたのかは不明だが、劇中ではトーマが人工オーガノイドとも言えるビークを開発しているので、もしかしたら共和国がジークを解析してゾイドを強化するシステムの開発に成功したのかもしれない。
さて、劇中でオーガがどのような活躍をしたのかというと...
デススティンガーを倒すためのデルタフォーメーションの模擬戦の相手である。
一応トーマが「ゴジュラス・ジ・オーガ!?」と驚いていたので、この驚きを細かく説明するなら「いくらデススティンガー戦のための模擬戦とは言えあんな強力な機体を相手にするのか!?」ということだろうと予想でき、かなり強力な機体であることは間違いなさそうである。
とは言えドクター・ディが「この程度でやられるようならデススティンガーにはとても勝てない」と言っていたので、デススティンガーと比べたらゴジュラス・ジ・オーガですら「この程度」の機体なのである。
模擬戦の結果、ブレードライガー、ライトニングサイクス、ディバイソンの3機はデルタフォーメーションでゴジュラス・ジ・オーガの動きを封じ込め、デススティンガー戦に臨んだ。
【キットバリュー】
キットとしてはゴジュラスMk=Ⅱの成型色を変更したもの。
ブラウンカラーベースという点で似通っているが、尻尾も含め本体が一色だったり、追加武装の成型色が黒になっていたりと細部が異なる。
パイロットフィギュアはアーバイン。これとは別に立ち姿の物も付属する。
【HMMにおけるゴジュラス・ジ・オーガ】
2016年12月発売。定価29800円。
只でさえ凄まじいボリュームだったゴジュラスがさらにパーツを山盛りにして再登場。
その結果総パーツ数1400弱、ランナー枚数90枚以上という更なる超ボリュームの怪物キットへと変貌した。
……しかし真に恐るべきは限定生産だったゴジュラスと異なり一般販売であるという点だろう。
実際にこのキット、一度再版されている。そして初版、再版と共にコトブキヤオンラインショップでは全て売り切れている。ゾイダー恐るべし。
カラーリングは概ね本家準拠だが尻尾部分が濃い茶色になっており、本体部分だけを見るとゴジュラスMk=Ⅱ限定型に近い。
尾部のスタビライザーも大型化し、しっかりとその巨体を支える事が出来る。そのため重量が増しているにもかかわらず安定性は通常ゴジュラスより高い。
一番目立つゴジュラスキャノンのサイズは本体を上回る36センチ。こんなんを2つも搭載しているもんだから空間占有率も凄まじい事になっている。
因みにこのキャノンの解説には「砲身は打突武器として使用可能」という目を疑うような一文が載っている。
惜しむべきはパイロットフィギュアがアーバインではなく一般兵士な事か。
コトブキヤショップ購入特典はエネルギータンク、大型スタビライザー、ミサイルポッドがセットになった「ゴジュラス カスタマイズパーツ」。
ゴジュラスキャノンは単品で発売されているため、それと合わせる事で通常ゴジュラスをMk=2限定仕様にする事が出来る。
パイロットとして認められ、オーガの項目を精神リンクで追記・修正出来る方にお願いします。
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▷ コメント欄
- 起動時に眼が火が付いたのが印象深い。てかゴジュラスギガのオーガノイドシステム搭載したらどうなるんだろ・・・ -- 名無しさん (2013-10-28 11:21:06)
- ↑狂暴性は同等以下じゃね。パワーはダンチ -- 名無しさん (2013-10-28 14:59:36)
- 圧倒的多数の攻撃を諸ともせず、ジェノザウラークラスの格闘能力を有したダークスナイパー10機を血祭りにあげ、最期の最後までかっこよかった……個人的にゴジュラスの中で一番好き -- 名無しさん (2014-08-28 10:56:54)
- シールドライガーがベースの機体ですら扱いにくいのだからオーガの操縦など不可能←開発時点で誰かが気付いて止めなかったのかw -- 名無しさん (2014-09-07 22:24:55)
- 描写では反応速度もダンチっぽいな(片腕しか格闘に使えないのにコングPKをズタズタに引き裂く) -- 名無しさん (2014-09-09 09:01:44)
- ↑ショックカノンが原因と言うのならPKコングもレーザーガンで片腕塞がってるけどな どっちにしろコングは格闘戦ではゴジュラスには叶わない -- 名無しさん (2014-09-09 09:31:08)
- 描写に華があり、最もかっこよかったゴジュラス。 火力、格闘力、運動性は最強クラス。一番好きなゾイド。 -- 名無しさん (2015-05-28 19:46:22)
- ゾイドは生きた機械で、ある程度自己再生能力を持つが、ジオーガは大きな損傷でも瞬時に修復する特に秀でた自己再生能力を持つ。元が頑丈なのに加えてたとえ破られても再生して反撃する姿は圧巻。 -- 名無しさん (2015-05-31 13:24:27)
- 八面六臂の働きから非常に人気の高いゴジュラス。 -- 名無しさん (2015-06-12 17:16:59)
- ↑4 息子とゾイド見ながら話していたら「とーちゃんゴリラはゴジラには勝てないよ」って言ってのけやがった。息子よそういう話ではない。だが、俺の腹筋破壊しやがったのは褒めてやる。 -- 名無しさん (2015-06-13 11:43:51)
- ↑6 案外ショックカノンは邪魔にならないのかもyo。 -- 名無しさん (2015-06-15 18:38:46)
- 珍しくやられ役でないゴジュラス -- 名無しさん (2015-06-22 22:50:07)
- 圧倒的強さと人気を兼ね備えた機体。ゴジュラスが苦手な平成ファンでもジオーガは別という子も多い。 -- 名無しさん (2015-07-03 19:54:12)
- ゴジュラスの弱点を補強し、強みを更に伸ばした最強機種。しかしこれでもデスザウラーには不利… -- 名無しさん (2015-07-06 10:12:37)
- しかしある意味最大の弱点の扱いにくさはさらに酷いことに……操縦の困難さはジェノブレイカーとタメ張れるんじゃなかろうか -- 名無しさん (2015-07-30 00:10:47)
- ギガ「……アニキ、その人気を少しでいいから分けて貰えませんか……」 -- 名無しさん (2015-09-27 09:20:02)
- 自我が強すぎてまともに操縦なんてできないけど、心を許したパイロットとなら操縦なんて要らないからジャミングで操縦系狂わされても問題ない。という滅茶苦茶だがゾイドの生物設定を最大限に活かしたエピソードの持ち主 -- 名無しさん (2015-10-14 13:51:54)
- 公式で真OSデススティンガーと互角とされている強ゾイド -- 名無しさん (2015-11-12 19:28:15)
- サイクスのスピードに対応できる瞬発力があるらしい -- 名無しさん (2015-11-12 19:57:11)
- 祝!HMM化決定! -- 名無しさん (2016-08-14 23:44:42)
- なおお値段 -- 名無しさん (2016-08-18 17:29:59)
- 格闘に持ち込めばOSで蘇ったデスザウラーにも勝てるというまさに奇跡の機体 -- 名無しさん (2016-09-11 13:32:15)
- ↑それどこ情報?個人的にはジオーガの方がデスより好きだし嬉しいが、ジオーガはデスザウラーの弱点を砲撃したら勝機あり、程度だったぞ。非常に残念だが対デスザウラーの勝率いは30%とかなり低い。格闘戦に持ち込めばデスに勝てるのはギガだ -- 名無しさん (2016-09-19 22:41:40)
- 公式設定でもデスザウラーに勝てる設定にしとけばよかったな。たとえデスザウラーより強くてもデスはいくらでも量産がきくしジオーガはワンオフだからどんなに頑張っても倒せるデスザウラーの数なんてたかが知れてる。後継機ギガの評判を鑑みると尚更そう思うわ -- 名無しさん (2016-10-06 20:28:58)
- HMMオーガ実物見たけどでけぇwww欲しいけどあんなん置く場所困るわ -- 名無しさん (2016-10-22 09:18:45)
- ライトニングサイクスのスピードにすら対応できるほどの反応速度&瞬発力の持ち主だそうな。 -- 名無しさん (2018-03-07 12:18:46)
- ↑×3 マッドサンダーの反荷電粒子シールドをゴジュラスにも使えたら良かったのに… -- 名無しさん (2018-06-02 00:58:58)
- アニメのあれはオーガ言っていいのだろうか -- 名無しさん (2018-06-04 09:55:59)
- アニメで主役機しなかったのは~論をたまに見るけどそれに関してはあの時代のCGだと少し動かすだけでも数話分の予算が消し飛ぶんだから無理ってもんよ。それにデスザウラーかコングを常に出しとかないと延々自分より背の低い相手をなぶる映像ばっかになりそう。 -- 名無しさん (2019-07-25 22:41:49)
- ウルトラザウルスよりもわずかに強いってことでいいんだろうか?制圧力はともかく、格闘と反応速度がダンチってことで -- 名無しさん (2020-02-25 19:29:44)
- ノーマルコングは砲撃戦でもオーガに敵わない、って公式で言われてるからバスターキャノンはコングを仕留められるのは確実だろうけど、4連ショックカノンとミサイルポッドはどれぐらいの火力なんだろう? -- 名無しさん (2020-08-14 22:44:22)
- ↑2。ウルトラは通常武装だとデスステの装甲破るのは難しいし接近許して荷電粒子砲受けて負けるのに対し(4・6)、オーガなら反射速度でデスステについていけて接近戦でねじ切れるのでほぼ互角に戦えるらしい(5・5) -- 名無しさん (2020-08-14 22:50:06)
- アニメのジ・オーガは強いけど遅めだから、ジェノザウラーはともかく、ジェノブレイカー相手にするには厳しいかなと 1999年のCGアニメであんだけ動かせたのがおかしい(マシンから煙出そう -- 名無しさん (2020-10-15 13:32:27)
- 彼を目の当たりにしたアーバインはまさしく「テーマパークに来たみたいだぜ、テンションがあがるなぁ」状態だったんだろうな -- 名無しさん (2023-05-08 19:39:40)
- ↑2多分に”荷電粒子の射程距離外だとバスターキャノンでやられる(反応スピードはジェノブレに負けていない)””接近戦ならオーガ有利(再生装甲に手間取る間にねじ折られる)”だからジェノブレは”荷電粒子砲のクリーンヒット距離をひたすらキープするよう立ち回らなければならない”んだと思う -- 名無しさん (2023-06-21 19:04:23)
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