スナッチマシン

ページ名:スナッチマシン

登録日:2012/05/26 Sat 22:37:31
更新日:2023/11/24 Fri 13:31:53NEW!
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ポケットモンスター ポケモンコロシアム ポケモンxd ポケモン スナッチ 強奪 シャドー スナッチ団 レオ スナッチマシン スナッチボール



ポケモンコロシアム』および続編の『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』に登場するキーアイテムであり、主人公の常備品。
そして本シリーズ最大の売りシステムの要でもある。



その役割はsnatch(強奪)の名が表すとおり、他者のポケモンを奪うというポケモン最大の禁じ手に触れたもの。
このマシンを使うことによってモンスターボールは「スナッチボール」となり、通常のゲットと区別して他者からポケモンを奪ってゲットするスナッチが可能となる。



舞台であるオーレ地方には野生のポケモンがいないという設定である為、コロシアムではスナッチするか貰い受けるかの2種がポケモンの入手手段であった。
XDでは野生が発見された設定がついた為、通常のゲットも手段として追加された。
だが流石に普通のポケモンをスナッチすることはできず、本シリーズでは「強制的にココロを閉ざされたポケモン」であるダークポケモンのみがスナッチ可能となっている。


とはいえダークポケモンを救い出すという名目はあれど、やはり根本は「ひとのものをとったらどろぼう!」なのがポケモン。
もとより異色作としてアプローチしていた制作側も、スナッチを大義名分としないダークヒーロー系主人公と併せてその危ういバランスについては慎重になっていたことが語られている。
XDでは対象年齢を下げた為か、あくまでダークポケモンを救い出す為のものであって悪用の為のアイテムではないと受け取る際に明確に主張されることとなったが。 




◆マシン概要

元はダークポケモンを生み出しているシャドーの下請け組織であったスナッチ団が占有していたもの。


コロシアムではスナッチ団アジト内に置かれた大型のマシンと最新式の小型な腕に装着するマシンが描かれている。
が、大型マシンは組織を裏切った主人公にアジトもろとも爆破され、小型マシンも彼に奪われることとなった。
その後主人公は偶然出会ったヒロインと共にダークポケモンをスナッチしていくこととなるが、彼女に出会っていなかったらマシンを持ち出してどうするつもりだったかは不明。



XDではダークポケモンの再来を察知していたポケモン総合研究所所長によって浄化用のリライブマシンと共に小型版が開発されており、主人公に受け渡されることとなる。
こちらは主人公も一般人なこともあって本来悪用目的で作られていたコロシアムとは違い「ダークポケモンを奪い返す為に作られたもの」と説明がされている。


因みに普通のポケモンをスナッチしようとするとコロシアムではダークポケモンを判別できるヒロインに注意される。
また、XDの方ではスナッチマシンと同時に受け渡されたダークポケモン判別機である「オーラサーチャー」が普通のポケモンのスナッチを防ぐストッパーとなっている。


また、XDではスナッチ団員のクサイハナで眠らされている間にスナッチマシンが強奪され(オーラサーチャーはそのままなのでダークポケモンの判別は出来るが)、スナッチ出来ない期間が存在する。
後にスナッチ団ボスのヘルゴンザ(ガチムチ体型)から腕のサイズに合わないと比較的平和に返却される。



余談だが、こういった予防線の張り方の違いを始めとして対象年齢層を少し変えたコロシアムとXDの差が色々と垣間見える要素がこの2作には色々とあったりする。


小型マシンは肩から手甲にかけての装着型。
デザインはコロシアム版が装飾的、XD版がメカメカしい感じ。




ゲームシステム上においては手持ちアイテムとして扱われているわけではないので、特に使用の際の操作等は必要ない。
普通に戦闘中にアイテム欄からモンスターボールを選択すればそのままスナッチボールへと変える演出が入るのみで、あとは普通のゲット方法と何ら変わりはない。
作中でもスナッチボールへ変えるという説明はされているものの、各種モンスターボールの効果はそのまま。


戦闘においてもHPを削る・状態異常を引き起こす等でスナッチしやすくなる等全く同じである。
ただし、捨て身技であるダークラッシュダークポケモンは常備している上、ダブルバトルが主流だったりするので敵の自滅や相討ちには注意する必要がある。



ゲームでは基本的に取り出した1個のボールを手中で光らせて変化させるといった演出だが、漫画版コロシアムでは予め仕込んでいた大量のボールを一斉に扱う業もラストで見せている。
ボールを投げる際のモーションはどちらも同じ左手アンダースローだが、グラフィック技術の差なのかキャラ付けの差なのかコロシアム主人公の方が腕を伸ばし切っていたりキビキビとしていたりする。
変化時のエフェクトはどちらも似たようなものだが光は若干コロシアムの方が紫強め。



あと効果的にスナッチマシンとは違うが、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』に登場したポケモンハンターJの左腕の装置(とロングコート&ゴーグル姿)を見てコロシアムを思い出した人もいたとか。
とはいえ作品自体の知名度もあって、なんとなく彷彿とさせると考えた人こそいはすれど、さして話題になるほどではなかったが。 




追記・修正は唯一神に自滅された方よろしくお願いします


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  • コロシアムのスナッチマシンの形カッコイイよな -- 名無しさん (2013-10-14 10:05:23)
  • 初めてあのデザイン見た時は子供ながら、「カイオーガの頭みたいでカッケーな!」と思ったわ。まさかあの頃はポケモン本編が海外風(bw、xy)になるとは思ってなかったし斬新だった。 -- 名無しさん (2014-12-05 20:40:12)
  • コレとクセロシキがスーツに仕込んだボールハック機能って似たような仕組みなのかな? -- 名無しさん (2014-12-05 21:14:30)
  • ↑全然、違うだろうな。ボールハック機能はウイルス流して中のポケモンを操作・強化するもの。強奪するにはボールそのものを強奪しなくちゃいけない。 -- 名無しさん (2015-01-21 03:21:51)
  • ミレイさん…自由にスナッチがしたいです… -- 名無しさん (2015-01-21 03:42:58)

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