登録日:2013/10/03 Thu 18:02:10
更新日:2023/11/21 Tue 11:05:01NEW!
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ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョ 恥知らずのパープルヘイズ ムーロロさん 漢 スタンド使い オール・アロング・ウォッチタワー 劇団 トランプ カンノーロ・ムーロロ 5部 黄金の風 ギャング 劇団<見張り塔> 群体型スタンド
そいつはオメーが心から、自分がムーロロさんにはかなわないから、尊敬を込めて懇願しているのか、
それとも単に、どーでもいいヤツに適当に"やって当然だろ?"みたいなナメた態度で言ってるのか──
【概要】
カンノーロ・ムーロロとはジョジョの奇妙な冒険の外伝小説「恥知らずのパープルヘイズ」に登場する人物。
1930年代のギャング映画のテンプレみたいな格好のギャング。32歳。
名前の由来はシチリア島発祥のお菓子。映画「ゴッドファーザー」でも有名。
情報分析チームの一人で、かつてペリーコロが焼却した写真を復元してギアッチョに渡した為、
組織内で信頼を失い、フーゴ・シーラEと共に麻薬チームの抹殺任務に組み込まれた。
この件が原因でギアッチョと戦ったミスタに根に持たれている模様。
単にミスタも性格上冗談混じりでつっついてるのかも知れないが。
チーム内の立場では一番上。これに非常に拘っており、口調も合わさってとっても小物臭が漂っている。
妙に語尾を延ばす癖がある。
【作中の活躍】
<見張り塔>の能力で、麻薬チームの足取りを追跡。
タオルミーナでは麻薬チームリーダーのコカキが出てしまい、フーゴはいきなり戦線離脱。
遅れて合流したシーラEもコカキの能力によって戦闘不能と化し、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
また、ディアボロと暗殺チームが互いに殺し合うよう仕向けた張本人であることがここで発覚。
どちらが勝っても自分の得になるよう立ち回っていたことが明らかにされた。
つまりソルベが輪切りになったりジェラートが猿轡飲んだのはこいつのせい。
この性質からコカキからも「貴様の様なヤツが世界を歪ませる」と忌み嫌われていた。
コカキは結局フーゴの奇襲攻撃で始末に成功。
彼はコカキの能力の術中に嵌り手が出せなかったこともあり、役に立たなかった。
コカキ始末後、シラクサ行きのヘリコプターを手配するが、これが逆にナイトバード・フライングの強襲を許してしまい、ヘリは墜落。
シーラEはフーゴの機転によって目覚めるものの、ムーロロは泡吹いて気絶していた上に救出する暇も無く、そのままヘリと運命を共にした。
【スタンド】
スタンド名:『劇団<見張り塔>』
トランプの姿をしたスタンド。
ミスタの『セックス・ピストルズ』のようにそれぞれが自我を持っている。
拍手で機嫌を取ってやらないといけないのも良く似ている。
◆能力
トランプの劇団による予言で敵の位置などを見破る。
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* *
* + ちょっとうそです
n ∧_∧ n
- (ヨ(*´∀`)E)
Y Y *
【以下、ネタバレ】
──初めて"この人にだけは失望されたくない"と心の底から思った。
──オレは恥ずかしかった。
自分の薄っぺらな根性がすべて見透かされたことに猛烈な羞恥心を覚えた。
それは初めての気持ちだった……
"恥"の感覚。
それはオレにとって、人生で初めての"熱さ"だった。
その気持ちに出会うことをオレは、虚しい生活の中でずっとずっと待っていたのだ。
実はフーゴ達やマッシモ達にバレない様、ヘリから密かに脱出しており、
かつてナチスが不死実験に使用し、麻薬チームの切り札である「石仮面」の回収へ向かったビットリオを尾行。
彼の本当の目的は石仮面の破壊。
「過去の因縁」と、性質上SPW財団や空条承太郎を無用に警戒させてしまう恐れがある為、手が出せないジョルノの代理人。
石仮面の場所を特定する為、あえて麻薬チームを泳がせておいたのである。
「潔癖の証明から任務に組み込まれた」事自体もこの為の隠れ蓑に過ぎない。
こうしてビットリオを利用して石仮面を強奪・破壊。
直後に激昂したビットリオとの戦闘になるが、能力の相性差から攻撃をほぼ無効化。
マッシモは抹殺リスト最上位・アンジェリカは長くないと理由から除外していたが、
ビットリオは"生かしてもいい"と言う理由から懐柔しようとする。
しかし、結局聞き入れなかったビットリオと再度戦闘になり、自滅させるまで防戦一方に徹した。
仲間の為に最期まで戦い続けたビットリオに対する敬意からか彼の亡骸に一礼し、任務を終えたフーゴ達と合流した。
この時は小物ぶった性格ではなく、本来の冷静かつ余裕のある性格で接していた為、シーラEに以前と全く違う印象を与えていた。
ちなみにこの時にシーラEの負傷を確かめる為に身体をまさぐった。緊急時とはいえ、ちょっと羨ましい。
嘗てディアボロを暗殺チームと対立させた理由は、
「その気になれば誰でも殺せる(能力)」「俺がストレスを感じる事は許せない」と言う慢心から。
この薄っぺらな本性はジョルノに見抜かれ、「無駄無駄無駄…」と洗脳…もとい指摘された結果、初めて「恥」を知り、
この「恥」からンドゥールの様にジョルノに心服し、汚れ仕事や今回の様なジョルノが手を出せない重要任務を請負っている。
前述のビットリオに対する対応やミスタへの素直な敬意も、ジョルノに性質を見抜かれたしたことによる心境の変化だと思われる。
アニメ版では、彼の代わりに同じ情報分析チームと思わしき闇技術者が登場し、リゾットに拷問されながらも写真の燃えカスを修復していた。
順当に考えれば、ムーロロの部下と考えるのが妥当な所か。
ギアッチョに頼まれて闇技術者を仲介した(=仲間を売り飛ばした)のかもしれない…。
ジョルノに出会う前の彼とは言え、コカキが言うことももっともな外道である。
【スタンド(真)】
劇団<見張り塔>──と言うのは仮初めの名だ。本当は"暗殺団"なんだよ
それが我が<オール・アロング・ウォッチタワー>だ
スタンド名:『オール・アロング・ウォッチタワー』
破壊力-C
スピード-B
射程距離-A
持続力-A
精密動作性-A
成長性-E
実際はトランプと一体化した群体型スタンド。
この事実を知っているのは本人とジョルノのみ。
◆能力
群体・遠隔操作型と思えないほどスペックが滅茶苦茶高い。
暗殺・情報収集・直接戦闘全てに使えるチートっぷり。
前述の「千里眼」も単純にカードを使って情報収集を行い、その報告をさせてるのである。
加えて「他のスタンド能力の影響はトランプの一枚だけが受ける」というデタラメな防御能力を持つ。
直接殴る以外の搦め手は、ムーロロに届く前に53分の1に軽減されてしまう。
ナイトバード・フライングの能力を緩和出来たのもジョーカーのカードを身代わりにしていた為。
嘗ての慢心もこれが由来だろう。
ただし、コカキのスタンド相手には流石のムーロロも焦っていた。これが演技だったのかは不明。
ちなみに本作では、群体型スタンドは本体の何らかの精神面の欠落が発現のトリガーになってるという説を唱えている。
とはいえ別に群体型でもないビットリオのスタンド相手にも「お前もそうだろう」と精神の欠落を指摘している辺り、
あくまで本作の解釈においても絶対のルールではなく「そういう精神的傾向があるかも」という仮説止まりである。
群体型が必ずしも欠落を抱えていると断定しているわけでも、非群体型は特に欠落が無いタイプと断定しているわけでもないのであしからず。
ムーロロの場合は「人生と世界に確固としたものがあると思っておらず、自分でも自分を信用していない」ために自分がバラバラに分裂してしまったと自己分析している。
●台詞
- そいつはオメーが心から、自分がムーロロさんにはかなわないから、尊敬を込めて懇願しているのか、
それとも単に、どーでもいいヤツに適当に"やって当然だろ?"みたいなナメた態度で言ってるのか──その辺を明確に言ってもらおうか
- えー、えへんえへん
- アブねーなあ、なんかオメーはアブねーよ。視野が狭いっつーのかよぉー。今回みたいな隙のない敵を相手にできんのかよ?
- 適当じゃねーよッ。ちゃんと地名を告げたろーがッ。コカキたちが潜伏してる場所はコレでわかったぜェーーッ
- そりゃあオメー、ヘリコに決まってんだろ。ヘリコプターだよヘリコプター。
- "永遠"か──ジョルノ様は俺に言ったよ。
"永遠も絶対も、この世に存在しない。そう見えたとしたら、それは偽りの幻想に過ぎない"とな──
- 石仮面の破壊。それがオレの本当の任務──わざとコカキたちを泳がせていたのもそのためだ。
おまえたちがオレをこの隠し場所に案内してくれるのを待っていたのだ
- 自分でも自分を信じていない。だから能力もバラバラに分裂している。人生と世界に確固としたものがあると思っていない──
- 能力というのは、本人の性格を反映する。精神が変化すれば、能力も変わるんだよ
山となって倒れたカードの上で、ハートの4がよろけながら立ち上がり、
『……"追記・修正"……』
そう言い遺して、ぱったりと倒れた。
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▷ コメント欄
- 台詞が何故か大塚芳忠の声で再生される。 -- 名無しさん (2014-02-17 20:12:48)
- 恥じパに登場するスタンドは全員ジミヘン由来だが、こいつだけは唯一ジミヘンのオリジナル曲じゃないんだよな -- 名無しさん (2014-05-27 09:58:29)
- ビットリオとは相性で勝ったけど、直接攻撃する必要がある場合、または本体が直接53発以上攻撃される場合どうするんだろう? -- 名無しさん (2014-05-27 10:12:40)
- そもそも「暗殺団」のスタンドなんだから、その状況にならないように立ち回るか、万が一直接攻撃されそうな状況になったら逃げるしかないと思う。実際、作中でとんでもない範囲のせいでコカキのスタンドの能力受けた時はフーゴの機転が無けりゃ死んでたろうし。 -- 名無しさん (2014-05-27 17:40:35)
- コカキの能力は、麻薬チームどころかパッショーネの中でもチート中のチート級の能力だからな。ボスがビビってたのも頷ける -- 名無しさん (2014-05-27 18:46:36)
- 完全に想像だけどコカキってチョコラータへのカウンターの役割もあったんじゃない?雨ならカビの影響受けず洗い流すことも出来そうだし、何よりあのボスがグリーン・ディに対策を打ってないと思えない -- 名無しさん (2014-05-27 18:57:43)
- ちなみにムーロロのヴィジュアル(キャラ)デザインの元ネタは、おそらく小説・映画で有名な『時計仕掛けのオレンジ』の主人公、 アレックス・デラージ だと思われる。 -- 名無しさん (2014-05-29 16:46:49)
- 前半マダオで後半は帽子の似合うハードボイルド -- 名無しさん (2014-07-23 16:28:07)
- 破壊力Eの群体スタンドであるハーヴェストですら人体こそげ落とす威力を発揮できるのに、C評価って相当にヤバイな -- 名無しさん (2014-08-23 10:12:49)
- 欠点は発動にトランプが要ることか -- 名無しさん (2014-09-17 01:29:41)
- ハーヴェストが人体えぐるのは「持ってくる」能力の応用じゃない? -- 名無しさん (2014-12-03 21:11:48)
- ↑違う。ハーヴェストの収集能力は群体の数と小回りの良さ、範囲と持続力による応用でしかなく、“持ってくる”を能力と言うのはスタンドが物を持ち上げられるということを固有能力と言うぐらい的外れ。そもそも破壊力(能力)の低さは億康の足を削ったり眼球への攻撃でも戦闘不能に落とし込める程の威力がないことが書かれてるし、吉良に脅しかけた時も動脈という急所狙わないと決定打にならないことが描写されてる -- 名無しさん (2014-12-05 21:14:09)
- パッショーネの中じゃ格好はまとも -- 名無しさん (2014-12-05 21:17:24)
- twitterのムーロロがマジキチ -- 名無しさん (2015-02-17 23:19:28)
- 群体型とは思えない高スペックはやはり「力」や「運命の車輪」と同様憑依型だからという点が大きいだろう。53枚とミスタ程ではないが総数も控えめ -- 名無しさん (2015-02-17 23:38:29)
- 「暗殺団」だけでなく、バッドカンパニーといいハーヴェストといい、こういうやたら数の多いスタンドって、固有の能力を持ってない気がする。バッドカンパニーの重火器は、スタープラチナのスターフィンガーみたいに、「スタンドの身体能力の一部」って感じがするし。 -- 名無しさん (2015-03-17 13:37:27)
- 一体で石仮面を人間よりも素早く持ちされるってことは本気出したら相当やばいパワーの持ち主だよな -- 名無しさん (2015-07-18 16:29:04)
- ↑スタンドの破壊力C評価は素のスペックで普通に人殺せるってことだからな(ゲブ神、ダークブルームーン等)。それだけのことをできるトランプ1枚サイズの暗殺者×53とか、狙われたらまず逃げられん -- 名無しさん (2015-10-20 23:38:47)
- かなり強力なスタンドだと思うが、弱点はないわけでもないのがいいよな。ホワイトアルバムやマジシャンズレッドの範囲攻撃には弱いだろうし、ハイウェイスターみたいな遠隔型にはどうにもならないだろうし -- 名無しさん (2015-11-08 07:30:31)
- 『単体』に対する一撃必殺(キラークイーン等)には無類の強さを発揮するものの、連続攻撃や殺し尽くすまで止まらない攻撃(オラオララッシュ・パープルヘイズ等)には成す術がない辺り、上手くバランスを取っていると思う -- 名無しさん (2017-08-05 00:28:01)
- まぁそりゃこんだけ強けりゃ慢心するわな、実際暗チかボスどっちか敵に回しても要領よくやりゃ生き残れそうだし -- 名無しさん (2017-11-12 23:43:15)
- ジョルノの立ち回り見てると潔白の証明ってのもジョルノからジョースターへと考えればあながち間違いじゃあねーんだよな。 -- 名無しさん (2018-02-13 15:24:14)
- 説明にある、群体型スタンドは本体の何らかの精神面の欠落が発現のトリガーになってる~ってあるけど、ピストルズも群体型スタンドだからミスタにも当てはまるんじゃないか? -- 名無しさん (2018-04-21 20:36:35)
- ↑ミスタは銃撃戦の中で平然とリロード出来るにも関わらず「4」だけは異常に避けるようになった恐怖心のズレが原因かと -- 名無しさん (2018-04-21 21:02:48)
- ↑ リゾットを忘れるところだった。メタリカも群体型だ -- 名無しさん (2018-06-10 18:39:38)
- 「誰の為であっても、俺がストレスを感じる事は許せない」ここがすごく荒木節で好き -- 名無しさん (2018-10-14 04:35:43)
- ムーロロは燃やされた写真を「依頼されて」復元したっぽいが、アニオリ描写ではリゾットが組織の誰かを「脅して」復元させたから、フーゴの退学理由と合わせて恥パはパラレル扱いになったっぽいなぁ‥ -- 名無しさん (2019-02-09 10:59:35)
- ↑いや、それだけじゃ暗殺チームの異常な情報網は説明がつかない。アニメのモブは多分ムーロロの部下だと思う。 -- 名無しさん (2019-02-09 11:03:33)
- アニメはムーロロの留守中に解析班がリゾットの強襲を受けたと思ってる。 -- 名無しさん (2019-02-27 00:59:39)
- 自分は森川智之さんでちなみに野原ひろしの役で再生している。 -- 名無しさん (2020-04-29 17:47:20)
- ムチャクチャ強いけど、ディアボロ時代にボスを敵に回した場合生き延びられてたかはちょいとわからんね。ボスにせよ親衛隊のセッコにせよ接近戦がとにかく強いし… -- 名無しさん (2021-02-07 03:19:04)
- 麻薬チームの中ではコカキだけが何とか出来たのだろうなあ。トランプ出してもまとめて濡らされるだろうから意味ない。精神力もコカキが頭抜けてる感じだから彼がいなくなった時点で麻薬チームは詰んでたのか -- 名無しさん (2021-05-18 22:17:04)
- 群体型なのに破壊力Cなのが相当やべーのは百も承知だが、上には上がいるもんで、あのバッドカンパニーはあのマジシャンズレッドとタメをはるB評価、ひえー -- 名無しさん (2021-07-24 16:45:31)
- よくヘリから脱出できたなと思ったがなるほど、空中でアンジェリカが仕掛けてくるのは折り込み済みだった折り込み済みだったんだな。パーティーからも隠れて動けて一石二鳥だ -- 名無しさん (2022-11-28 22:37:04)
- こんな忠臣だが過去のムーロロはこき下ろされるのも当然なレベルの自己中の外道で暗チ壊滅の原因になったってのがいかにもジョジョらしいキャラだ -- 名無しさん (2023-01-26 21:37:48)
- 心のタガに乏しいアホクズ狂人には強スタンドが与えられやすい反面、アホクズ狂人相応の使い方しか出来ないってのが良いバランスだけどムーロロの場合は後天的に覚醒してしまったからガチでチートだ。大物っぽいところが本来のムーロロってのはそうなんだろうけど、小物っぽいところもまた本来というか以前のムーロロなんじゃないかと思ってる。 -- 名無しさん (2023-10-18 08:05:38)
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