登録日:2011/05/03 (火) 23:22:48
更新日:2023/11/21 Tue 11:03:22NEW!
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エルシャダイ 三木眞一郎 堕天使 ダンサー いい人 腹筋崩壊 鬱展開 悲運 人魚姫 マーメイド グボロ・グボロ el shaddai el_shaddai 親友気取り スイィ… フゥオオォォォォォォーンッ!! nintendogs 予感 アルマロス
「フゥオオォォォォォォーンッ!!」
CV:三木眞一郎
PS3、Xbox360用ゲームソフト「エルシャダイ」に登場する堕天使の1人。
天界にいた頃、イーノックに地上界の様々な話を聞かされて以来、地上界に憧れを抱くようになり、セムヤザ達と共に堕天する。
上述の理由からイーノックを(一方的ではあるが)親友と思っている。
堕天した際になんらかの理由で声を失っており、まともに会話をする事もできない。
変わりに上記のような独特な叫び声をあげるようになった。
踊りを愛する陽気な性格のようで、タワー第5層に大量の水を張った自らのダンスホールを作り上げ、
手下(バックダンサー?)の罪袋と共にイーノックを派手に歓迎する。
このステージでは最初、イーノックはこの手下と戦う事になるが、
その間もアルマロスは1人踊り続けており、時折こちらに近付いてきて自分の体で画面を塞いでプレイヤーの邪魔をしてくる。
手下を片付けると、水の中に潜航してからの突進、回転しながら水玉を飛ばす、踊るような動きの格闘術等でイーノックに襲い掛かる。
だが戦いの最中、何者かに連れ去られたナンナを追ってイーノックは冥界に堕ちてしまう。
その献身的な行動にアルマロスは涙して崩れ落ちるしかなかったが
ルシフェルに「お前の"選択"を見せてやれ」と諭され、アークエンジェルの力を借りて自らも冥界に向かう。
……実を言うとこの時点のアルマロスにはルシフェルの姿も見えて無いし声も聞こえていない。
ただ、聞こえておらずとも意志には干渉しており、アルマロスは自分の意志でイーノックを助けに行くのを選択したと思いこんでいる。
数々のトラップをくぐり抜け、イーノックに変わって見事ナンナを救出したアルマロスだが、
そこに闇の力に捕われたイーノック(ダークイーノック)が立ちはだかる。
なんとかイーノックを止めたアルマロスだったが、冥界の闇が2人を飲み込もうとする。
が、イーノックは寸でのルシフェルに救出される。
しかし、アルマロスはその場に置き去りにされてしまった。
「イーノックだけでも助かってよかったよ……」
お 前 も 嬉 し い だ ろ う ?
そう冷たく言い放ち、不敵な笑みを浮かべて脱出を図るルシフェル。
あとに残されたアルマロスは悲痛な叫びと共に、冥界の闇へと飲み込まれてしまった……。
以下ネタバレ
それから10年もの月日が経ち、完全に冥界の汚れを払ったイーノックは、再び堕天使を浄化するべくタワーへと挑む。
アラキエルは既に亡く、エゼキエルを浄化し、残るは首謀者セムヤザとその右腕たるアザゼルのみ。
タワー最上階でアザゼルと対峙し、彼をネザー体に変化させるまでに追い詰めるイーノック。
その時、
「フゥオオォォォォォォーンッ!!」
突如、地表から飛び出したものにアザゼルが食いつかれた。
ネザー体となったアザゼルの巨体を軽々と持ち上げ、
彼をくわえたままの口から放った至近距離からの光弾で、彼を粉々に粉砕した。
「この声……アルマロスだというの?」
ガブリエルが呟く、先程の聞き慣れた叫び。
だが目の前にいるのは、鮫とも、獣とも似つかない醜悪な怪物。
10年もの間、冥界の闇に囚われたアルマロスはイーノックのそれとは比較にならない程に冥界の汚れに侵されてしまった。
もはやこうなっては救う手立てはない。
アークエンジェルの言葉を聞き、イーノックは神の武器を握りしめ、ダークアルマロスに立ち向かった。
これまでの堕天使とは比較にならない苛烈な攻撃をかい潜り、
なんとか化け物の核が破壊されアルマロスの姿が露出するまでにダメージを与えたイーノック。
だが、そこで不意の一撃を受け、イーノックは武器を破壊されてしまった。
もはや万事休す。
そう思われた時、イシュタールがアーチを発見し、イーノックに投げ渡す。
即座に汚れを浄化し、渾身のオーバードブーストを叩き込むイーノック。
咆哮をあげ、崩れ去っていくダークアルマロス。
あ
り
が
と
う
そう言い残し、アルマロスは再び冥界へと堕ちていった。
その後、最後に残っていたセムヤザももはや魂だけの存在と化しており、彼らの堕天は最初から失敗していた事が発覚する。
こうして全ての堕天使を浄化し、洪水計画も中止され、イーノックの300余年に渡る旅は終わった。
残されたタワーの中では、
悠然と泳ぐ水のネフィリムの姿が……
因みに先のアルマロスを見捨てた一件で、
ルシフェルさんの評価がガタ落ちしたり、実はラスボス説が囁かれたがそんな事はなかった。
なお、なぜルシフェルがアルマロスを見捨てたのかというと、それは彼こそが「グリゴリの天使達の堕天を許すことになった原因そのもの」であったため。
神はセムヤザを筆頭とした天使達数名が堕天を画策している事を知り、ルシフェルの時間を巻き戻す能力によって何万年も前からそれを阻止し続けていた。
だが、本来6人だったはずの堕天使達にイーノックとの交流で地上の素晴らしさを知ったアルマロスというイレギュラー要素が加わり、ルシフェルの能力での阻止が不可能となり、彼らの堕天を許す。
その責を負って、イーノックと共にルシフェルは地上に降り立ち実に300年以上もの間、タワーを探索する任につくハメになった。万年単位で時間を間違えるルシフェルにとっては取るに足らない月日とはいえ、そうした経緯からアルマロスに対しては元々あまり良い感情は抱いていなかったようだ。
さらに、アルマロスが堕天した際の衝撃を受け止めたアラキエルはそこで寿命を使い果たしてしまい、イーノック達が彼の階層にたどり着いた時には、既にアラキエルの魂はアルマロスの水のネフィリムに取り込まれていた後であった。
人物像のモデルとなっているのは恐らくマイケルジャクソン。
登場時のメガネ(?)を外す際のタメ等、演出がLive in ブカレストのそれによく似ており、
顔立ちはまんま若りし頃の黒いマイケルジャクソンである。
イメージカラーは青。
戦闘曲は「予感」
「フゥオオォォォォォォーンッ!!」(追記・修正お願いします)
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