白騎士物語 光と闇の覚醒

ページ名:白騎士物語 光と闇の覚醒

登録日:2011/02/25(金) 03:30:07
更新日:2023/11/20 Mon 10:49:00NEW!
所要時間:約10分で読めます



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白騎士物語 レベルファイブ ゲーム ps3 ソニー 続編 scei 光と闇の覚醒



『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』(しろきしものがたり ひかりとやみのかくせい)は
ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation3対応のロールプレイングゲーム。
開発はレベルファイブ。


『白騎士物語 -古の鼓動-』(しろきしものがたり いにしえのこどう)の続編であり
2010年7月8日に発売され、2011年7月14日にはPlaystation3 The Best(廉価版)が発売された。
2022年6月にPlay Station Plusのプレミアム会員のみ、PS4orPS5で遊べるようになった。
(ただしストリーミングのため、開始までに数十分を要する事がある)


特徴

前作の内容を全て収録しているので、これ1本で全ての要素を遊ぶことができる他
大きな追加点として、プレイヤーがアークナイトに変身できるようになった。
既存のキャラクターのシンナイトへの変身も追加され、プレイヤー含む全4名が変身可能に。


ストーリー

【-古の鼓動-】
人々が平和に暮らすバランドール王国では、長年対立していた隣国フォーリアとの和平交渉を行おうとしていた。
あわせて麗しき姫君の成人を祝う式典が行なわれていたが
王国が秘匿する古代の兵器シンナイトを奪うため、謎の組織ウィザードによる襲撃を受け、王も死亡する。
混乱に陥るなか、ワイン商の使いとして場内に居合わせた少年レナードは
シズナ姫と共に城の地下にある宝物庫へと逃げ込む。
そこには古代の遺跡から発掘された白騎士と呼ばれる謎の鎧が鎮座していた。
追い詰められたレナードは白騎士を起動させ、敵を撃退するものの、姫は誘拐されてしまう。
レナード達は姫を救うため、ウィザードを追跡する旅に出る。


【-光と闇の覚醒-】
内乱によって国を追われたフォーリア公国の公女ミウと将軍スカーダインは運命的な導きによりレナードたちと出会い、孤島で密かに世界征服に向けて始動した新生イシュレニア帝国との最後の戦いへとおもむくのだった。


※Wikiより引用


キャラクター

編集中


マップ

前作のマップも今作に大きく関わることもあり、追加ステージは4つと少なめ。
ストーリー進行はほとんど前作のステージや街を何度も走り回ることになる。



クエスト

引き続きジオネットでのオンラインプレイに対応。
GR(ギルドランク)15以降は最大6名の受注クエストが追加され
クリア後の要素として、古の都ヴェルガンダを始めとした上位にあたるクエストや
クリア後のストーリーとなる「ストーリークエスト」が用意されている。


鑑定武器

新たな武器種として「鑑定武器」が登場。
クエスト内の宝箱やクエスト報酬で出現する「???の剣」などを鑑定すると
合成で作成できる武器にランダムな効果が付属された武器となる。


ただ、この鑑定武器の性能が合成武器の性能を上回っており
GRに合わせた装備を作成するより、ヴェルガンダの小部屋に潜り込んで
宝箱をバンバン漁って鑑定した武器や防具を装備したほうが強いという事態になった。
特に第1層は低めのGRから参加できるため、宝箱メインの部屋も複数あった。


例外として、ギガスビホルダーや幽玄など一部の武器は鑑定より強く設定されているが
そのぶん蟹魔神の眼や各種コードといった希少素材を求められるため制作難易度が高め。


この問題は、イベントクエストで優秀な装備を増やしていったり
追加要素として合成武器の強化上限を開放することにより(鑑定武器は強化不可)
合成武器が最終的に一番強くなるよう調整されている。
レアアイテムも救済措置のクエストにより、入手難度が緩和されて手に入りやすくなった。


武器

武器は全6種類(片手剣・両手剣・両手斧・槍・杖・弓)。
武器の他に攻撃の「精霊魔法」、回復やサポートの「精霊魔法」があり
魔法はどの武器でもスキルを取得すれば使用可能。


また、ACを使用して連続攻撃できる「コンボ」を使えば
相手にとどめを刺したり、足を一発でブレイクまで持っていくことも。
短い時間で多くの攻撃が可能なため、ダウン後に弱点に一気に叩き込むといい。
コンボパーツは自由に作成できる他、コンボに名前を付けることもできるので
厨二な名前だったりボスに対する殺意だったり個性が光る要素でもある。


片手剣
レナードとカーラの初期装備。
全体的に癖がなく扱いやすい。斬打突やバフにデバフ、属性技もまんべんなくある。
まずは防御力を下げるシェルブレイクを行い、そこから殴りにいくと効率よくダメージを与えられる。
難点は全体的に平均値のため器用貧乏なところ。高GRクエストほど火力不足が顕著になる。


両手剣
モンハンのようなでかい剣を担ぐ。斬撃と刺突が得意。
封刻の一撃や魔力砕きなど、大幅に能力を低下させるスキルが優秀。
特に絶牙はモーションの短さと火力の高さを兼ね備えており
突弱点の多いデミトールマラソンでは大活躍した。


とどめの前に連牙:極をして他のプレイヤーを待ちぼうけにさせたり
何も対策せずにカッコ良さ重視で光速刃で突っ込み返り討ちにあったりと
タイミングが悪いとあっさりやられてパーティーの足を引っ張ってしまう事も。


両手斧
圧倒的火力で敵を蹂躙する。打撃と斬撃が得意。
武器の攻撃力や属性によってはスケルトンをヘビーキャノンの一撃で崩せたり
高火力かつ2連撃のデスドライブが斬弱点に猛威を振るう。


ギルティブレイクで9999ダメージを叩き出した時の達成感はなかなかのもの。
ただし、上記にもあるように耐久力が非常に低く、狙われるとバタバタ倒れるので
状況をよく見て戦神の加護などでカバーするなど状況判断力も必要。



シーザーの初期装備。
防御特化の鉄壁。見た目通り刺突と斬撃が得意。
イベントクエストの敵の攻撃力が上がるにつれて、圧倒的な防御力による生存率が注目され
弓の「ダークショット」+「気配を消す」の弱体後は注目を浴び始めるようになった。


複数体に対して1匹だけを誘い込む「釣り」の安定性が尋常ではなく
不動の陣から土蜘蛛の陣をして、更にタフネスチャージを重ねれば要塞と化す。
殴られながらでも問題なくアイテムを使えるので、倒れた仲間を復活させて
アタッカー達の仕切り直しもできる縁の下の力持ち。



キャンプエルドアの初期装備。
早口言葉で呪文をバンバン唱える魔法使い。
魔法修練Lv.4を入手すると詠唱時間がほとんどなくなり
バフやデバフ、回復や蘇生のタイムラグが解消され有利な戦況の継続や立て直しに強い。
必要となるMPも吸魔の印で自己管理ができてしまう。


攻撃呪文の詠唱時間も当然短くなるので、敵が塵のように消し飛ぶ。
ヴェルガンダ最上階ではイクリプスゲイトとラストアポカリプスで画面がめちゃくちゃになり
ヘイトを集めすぎた魔法使いがマドラスに断罪されたりした。
両手斧と同じく耐久面が弱いため、立ち回りには工夫が必要となる。



ユウリの初期装備。
「ダークショット」+「気配を消す」が非常に強力で
ダークショットを当てて気配を消してしまえば、100%に近い確率で攻撃を回避するようになる。
更にトリプルショットで打点とSPの確保、精霊の歌でMPを自給自足も可能。
さすがに暴れすぎたのか、度重なるアップデートにより弱体化された。


アイテムの回復効果を向上する知識系のスキルや
全体にGクロックアップを付与する疾風の歌、囮の術で釣りもできたり
弱体化されても尚、それなりの使い勝手の良さは健在。
片手剣とは違うタイプの器用貧乏。


アークナイト

今作より追加された、プレイヤーが騎士に変身できるスタイル。
装備する武器によってパレットの内容に変化があり
様々な防具を装備したり、色を変えて自分好みのアークナイトを作成できる。


また、変身時に周囲にバフ効果を付与することができ
敵の物理攻撃を1回無効にする「戦神の加護」や、魔法攻撃を1回無効にする「天使の加護」など
変身時に全員にバフを撒き、即変身解除を行う戦術も広く認知された。


逆に最低限のポイントで変身してから死ぬまで低火力で殴り続け
やり切ったようにMP0で変身解除した時にはパーティーが半壊しているなど
状況に合わせられなかった場合は阿鼻叫喚になることも。


クエスト「蛮族の逆襲」と「傀儡子千遊」は変身制限が6名のため、全員が変身して戦闘を行える。
バフを撒いて素体で戦うほうが効率は良い。


マラソン

GRを効率的に上げるため、以下のクエストを周回するユーザーがほとんどだった。

  • 水脈の蒼龍-I
  • 砂塵の攻防戦-I
  • デミトールの危機-I(II)

砂塵の攻防戦はDランククリアのリザルトポイントが多く設定していたため
1戦して話しかけてクエストクリアを繰り返す手法が流行した。
(意図した仕様ではないらしく、発売から1月後のバージョン1.01で修正された)


その他、GRポイント稼ぎのために数分で終わるヴェルガンダの最上階や
蟹魔神の目を目的に雷雨Ⅱ、素材集めのために冥府魔道Ⅱ
コード取得のためにヴェルガンダ6層~10層も一時期は賑わっていた。
武具の作成や強化に大量のレアアイテムを必要とするので
イベントクエストの配信当時にはオート募集をかければ即座に集まる事が多かった。
冥府魔道Ⅱで素材を出し惜しんでオートばかりしていたユーザーは晒された。


ジオネット

簡単に言えばオンラインサービス。
マイページでは不特定多数に公開するブログのような「冒険日誌」
好きな街をクリエイトするマイタウンの機能がある。


住人の能力や配置によってマイタウンの採取や販売素材に変化があり
特定のクエストでは頼りなかった守備隊長ロバートの能力が高水準であったりと
意外な発見を見つけたり、クエストを済ませるたびに採取をする事で
効率よく最上級素材を確保できたりとプレイヤーに大きく貢献した。


自慢のマイハウスに招待して親睦を深める穏やかな光景も多く見られ
特定の分野に特化した場合、最上級素材が採取できるようになるため
素材採取部屋として開放するユーザーも多く見られた。


ギルドシステム

ジオネットを良くも悪くも大きく変えた存在。


1ギルドにつき最大250人所属できる。ギルドに入るとトークンが手配され
このトークンをクエスト開始前に使用し、クエストをクリアするとジオストーンに換算される。
このジオストーンは素材と交換できる他、名声ポイントとしてギルド毎に集計され
集計した名声ポイントによってランキングに反映される。


このシステムが単なる競合要素として存在するだけであればよかったのだが
ジオストーンを使用した装備(真王)が見た目、性能ともにかなり優秀であり
特定の強化素材はランキング上位のギルドしか販売、入手できなかった。


これによりギルドに所属していない、もしくはランキング下位のギルドは
ジオストーン錬成で作成、強化された装備と格差を埋める手段がないため
ランキング上位のギルドに潜り込み、ジオストーンと素材を粗方入手して脱退するなど
ギルドとしてではなく、特典を目的とした入団も多く発生した。


ギルド無所属のプレイヤーは、クエストクリア後に呼び止められて執拗に勧誘される事もあるので
無所属でもとりあえずギルドを設立しておき、勧誘対策をするプレイヤーが多かった。


オンラインサービス

2013年12月19日をもってオンラインサービスが終了したため
現在はソロでしかクエストを受注することができなくなってしまった。


クエストは複数人を前提としたゲームバランスのため、全体的に難易度が跳ね上がっているが
知恵と工夫を凝らしてソロで挑むのも一興かもしれない。
オンラインと違ってプレイヤーが倒されたらクエストが失敗になるので
プレイヤーは生存を最優先し、NPCに攻撃を任せる戦闘スタイルが安定する。


内容の修正、追加等はご自由にお願いします。


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  • ゲームの悪い点とかは分かったけど、シナリオとか登場人物とかまったく書かれてないんだけどこれはいいのか? -- 名無しさん (2013-08-26 12:52:49)
  • というか、悪い部分のうちストーリー面以外はアプデでだいぶマシになった。過疎も最終クエ配信まではコア層は根強く残ったよ。 -- 名無しさん (2013-11-23 03:50:35)
  • 音楽はいいんだけどねぇ... -- 名無しさん (2016-11-24 14:51:13)
  • この項目そろそろ修正するか削除したほうが良いんじゃないの?正直いつまでも残しておくようなシロモノじゃないでしょこれ… -- 名無しさん (2021-04-18 01:41:50)
  • 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-18 19:11:53)

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