野乃原葉夜

ページ名:野乃原葉夜

登録日:2011/08/11 Thu 17:28:58
更新日:2023/11/07 Tue 13:51:19NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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メモオフ それから こやまきみこ 眼鏡 ツインテール ニーソ 電波 シュレディンガーの猫 フリーター 秘密 ぴーす のんちゃんワールド ←信をも負かす 壮絶な展開 壮絶なバッドed くまさかあいさ ナマチュー だぶるおお的 ←ガンダムではない 野乃原葉夜



「あのね、すっごい秘密なんだけど、こっそり秘密に一蹴君に教えてあげるね」



野乃原葉夜(ののはら はや)


cv.こやまきみこ
誕生日:5月4日
年齢:20歳
身長:156cm
職業:フリーター


Memories Off 〜それから〜』に登場するヒロインの一人。


一蹴のバイト先の先輩で愛称は『のんちゃん』。
ちょっとズレた言動が多く、ちょっと……いや、か な り変わった娘。
同ヒロインの雅にも「この人はどこかおかしいのですか?」と言われる始末。



ツインテールに大きなリボン、ピンクの眼鏡にボーダーニーソ、さらには不思議系と、属性過多なキャラデザ。
あと、身長の割に意外と胸が大きい。


電波な言動は一度始まると歯止めが効かなくなり、話し終えるまで中々誰も止められなくなる。通称『のんちゃんワールド』
ただし親友のりかりんは、のんちゃんワールドを理解しスパッと整理出来ている。


ゲームでは、のんちゃんのエンディングを全て見ると、劇中で繰り広げられたのんちゃんワールドを振り返り、それをりかりんが解説してくれるコーナーが解放される。


個別シナリオでは、秘密探しを目的とした『秘密サークル』の活動をすることに。



端から見たら早朝デートだけど。


一蹴も、最初は早朝からの活動に難色を示していたが、活動する内に、何かを見つけては一喜一憂するのんちゃんの姿に楽しみを感じていった。












以下、本当に壮絶なネタバレを含みます






























彼女の『秘密』とは、『事故に遭った記憶』。それを忘れ目を背けるために、その当時の物は全て『秘密基地』の倉に無造作に押し込まれている。


父親は事故で既に亡くなっており、自身には胸に事故で受けた傷跡が残っている。



その後は父親の死という現実から目を背け、帰らない父親の帰りを勤め先だった病院の前でずっと待っている。


本名の『葉夜』ではなく『のん』と呼ばせるのも、事故の時から思考の成長が止まっているため。
(とは言っても小中高と卒業しているので、一般教養は備わっていると思われる)


一蹴の事はバイトに誘った時から、事故の時の男の子と気付いていた。
事故の原因でもあった一蹴を憎んで当たり前なのだが、生前の父親と『黒い気持ちを持っては駄目』と約束していたらしく、その約束を守り、憎しみを隠していた。


笑顔も全て作り笑顔。これも前述の『黒い気持ち』を消すために作った笑顔であり、本当の笑顔ではない。
一蹴はその事を、『それじゃただの人形だ』と言っている。


ルート終盤、一蹴はのんちゃんの過去の縛りをなくすために、秘密基地にあった物を全て焼き払う。



隠す物がなくなった憎しみの矛先を一蹴に向け、今まで溜め込んでいた憎しみの言葉を一蹴にぶつける葉夜。




ここから、BGM「怨嗟の声」と共に、今作最大のトラウマシーンが幕を開ける…





「……憎いよ? 一蹴君」



「ずっと、殺したいって思ってた」



「お父さんは死んじゃったのに……」



「なんで?」



「なんで一蹴君は生きてるの!?」



「死んじゃえばよかったのに!!」




憎しみの言葉をぶつけた後は、謝る一蹴を見て我に返り、涙した。




「こんなのってないよ……」



「こんな事までして、進まなきゃいけないの?」



その後一蹴は、大切な人を傷つけた事で、もう同じ街には居られないと悟り、街を離れる事を決意した……。



そして街から離れる日、一蹴はカナタから『もうひとつの秘密基地』の事を知らされる。


そこには、一蹴と出会ってからの想い出の品物が集められていたという。


憎しみを隠していた一方で、一蹴への想いは本物だったのだ。




その後のエピローグ、のんちゃんは自分のために街を離れた一蹴の元を訪れていた。


いつか約束していたプレゼントを手に、一蹴に本当の笑顔を振り撒いた。



「あのね? 私の事は『葉夜』って、呼んでほしいな?」



「一蹴君は、私のともしびだもん!」




ちなみにエンディングは他に2つあり、


憎しみの言葉をぶつけられたまま一蹴は街を去り、もう出会う事のないバッドエンド


と、


秘密は秘密のまま何も明かさず、のんちゃんと星を見ながらずっと父親の身代わりとして来るはずのない父親を待ち続けるノーマルエンド


があるが、どちらも救われない……


おまけにHAPPYとBADは、選択肢たった一つで分岐する。




後日談にあたるファンディスク『Memories Off~それから again~』では、専用ルートこそないものの、りかりん編でメイド姿で登場する。



また、それからagainのビジュアルファンブックには葉夜againのイメージイラストが載っているので、一応企画はされていたようだ。




「のんは、ゆっくりバリバリ、追記・修正するね♪」


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