桐月

ページ名:桐月

登録日:2012/10/19 Fri 20:11:36
更新日:2024/02/26 Mon 22:29:42NEW!
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シナリオライター フリー あっぷりけ エスクード リトルウィッチ 桐月 | シナリオライター



桐月きづき


フリーのシナリオライター。
主にエロゲーのシナリオを担当する。


個人の同人サークルで桐文堂というサイトを開いていたが、
移転に伴い現在は私立桐月図書館という名称になっている模様。


現在はエフォルダムのブランド、あっぷりけのシナリオを主に担当している。
また、あっぷりけでの作品の原画は今のところ全てオダワラハコネ氏が担当している為、コンビとして見る人も多いかもしれない。


作風、というか、氏の描く主人公の特徴として、各作品ごとにアクティブ的な差異はあるが現状の整理や考察を重ね、
必要な時にはきっちり行動するという、ユーザーにとってストレスの少ない人物が多い。
ただし、完璧超人にも見えるかもしれない。



また、作品中に気をつけている事は「命題や伏線は序盤に出す」とのこと。





あっぷりけのソフトは基本的なADVを作っているが、
非常に親切なシステムや対応を用いている為、ユーザーからの評判はかなり良い。


そのうちの一つが「フラグメントシステム」
もう一つが「フローチャートシステム」である(後述)。


これらのシステム原案は桐月氏である為、この項目に説明を書く。

  • フラグメントシステム

簡単に説明すれば本編とは直接的には関係のないシナリオ短編。
条件を満たせば(シナリオを進めていけば)、解放されるもので、
内容的には同じ時系列に別の場所で起こっていた事(いわゆる一方その頃)や、
過去の話、if(パラレル)的な内容など豊富。


利点としては、シナリオ本編の内容を阻害しない、いつでも気軽に見られる、といった所か。
逆に悪い点は、後でまとめて見た時、どのルートのシーンなのか等がわかりにくい。
しかし、これは黄昏のシンセミアの時点で解決されている。
採用作は、見上げた空におちていく、黄昏のシンセミア。


  • フローチャートシステム

シナリオの進み具合や、選択肢での分岐等をわかりやすく図に表してくれるものだが、
氏が担当した作品はシナリオセレクトの側面も持っている。
どこで分岐があり、どう進めれば良いのかが一目で分かる上に、
そのシーンをクリックすれば即座にジャンプできるので、無駄に選択肢前にセーブを残す必要がないという利点がある。
採用作は、コンチェルトノート、黄昏のシンセミア、紅蓮華。


主なのはこの二つのシステムだが、二つ共採用している黄昏のシンセミアにおいて、これらが非常に相性が良い事が分かった。
上記に書いた、一方その頃的なシーンでは、本編のすぐ隣に独立したシーンがある為、同じ時系列だという事がわかりやすい。
また、過去話においてはプロローグよりも更に上にあるといった配置がされている。
これにより別ルートを通った後にフラグメントをまとめて見ても、どのルートのどの時点なのかがすぐに分かるようになった。



また、発売前にコンチェルトノートは「天都週報」、黄昏のシンセミアでは「御奈神村報」という読者参加型のコンテンツが開かれ、
Q&A、コラム、人気投票などを作品中のキャラが受け答えなどをしていた。
これも桐月氏本人が更新していた。






以下、担当した作品。()内はブランド名。



また同人でも小説形式の同人誌を出している。
上記の作品のアンソロジーを氏自ら出しているのもある為、氏のファンは機会があれば読んで頂きたい。
そして、黄昏のシンセミア以降の作品の話ではあるが、桐月氏の作品として特徴的なのは、















女性キャラの殆どが攻略可能。



もう一度言おう。



















女 性 キ ャ ラ の 殆 ど が 攻 略 可 能 。
なのである。




黄昏のシンセミアにおいては唯一攻略不可キャラは叔母(既婚)であり、紅蓮華においては女性キャラ全員攻略可能。



上記に書いた事をまとめると、ユーザーに対して丁寧な対応をしてくれる良ライターという事である。


マイナーなイメージが拭えなかったが、シンセミアの高評価やPSP移植などでファンも増えているだろう。


現在あっぷりけファンディスク「黄昏の先にのぼる明日」、PSP版「黄昏のシンセミア」を制作中。



※余談

  • みあそらが一番好きだと言われるのが嬉しいとのこと。

  • コンチェルトノート完成直後に転職しようかと考えていた程、当時は収入が厳しかったらしい。
    評価が高くなって本当によかった……!

  • 長年普通の学園ものを作ってみたいと発言しているが、未だにそういった情報はない。






魔性の項目、略称して魔目(マウモク)に認定しよう。
wiki籠りを堕落させる悪魔め、いいぞもっと追記・修正しろ。


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