ルクレチア物語

ページ名:ルクレチア物語

登録日:2010/05/21(金) 12:22:38
更新日:2023/10/26 Thu 11:36:23NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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live a live 中世 エルアーク ellark 単書 ルクレチア物語



 聖公シエロの庇護のもと、
ルクレチア共和国に
 平和はおとずれた。



 おとずれたはずだった。




 平和に暮らす人々の中に、
迫りくる戦火に
 気付く者は少ない。




迫り来る魔の手と
闘える者は




 更に少ない…。





ルクレチア物語〜嘆きの聖都〜
           (画像)


____________


 『ルクレチア物語』は、『エルアーク』に登場する単書世界(独立シナリオ)のひとつ。
 シナリオ原案は『LIVE A LIVE』のディレクターを勤めた時田貴司。イラスト担当は内田じゅんた。


 本シナリオには元ネタがあり、時田氏の公演した『ストラルドブラグ 魔神邂逅』という劇がモデル。
 元になった『ストラルドブラグ』は、『LAL』の「中世編」を元にした演劇『魔王降臨』の流れを汲む作品だが、
 『LAL』と『魔王降臨』は細部の設定が異なるパラレルワールドであり、そして『ストラルドブラグ』と本作も少し設定や内容が異なるパラレルとなっている。
 つまり大元の『LAL』から見ると本作は「パラレルのさらにパラレル」となっており、直接繋がるかどうかは定かではないが、匂わせる程度の繋がりは存在する。

+ 各作品の関係図解-
ゲームLIVE A LIVE 中世編→?
(不明)
ルクレチア物語

(少し設定が異なるパラレル)

(少し設定が異なるパラレル)
演劇魔王降臨 Live SIDE&Evil SIDE
(続編)
ストラルドブラグ 魔神邂逅

 章毎のFLASHには『FFCC』などの谷岡久美のBGMが入っている。マナーモードだと気づかないが…


 舞台はルクレチア王国の後の世界でルクレチア共和国となっている。多分王族は全滅したか生き残りがいたがあの騒動が原因で権威を失ったのだろう。


 主人公は2人。前半は「セルリアの章」と「モルトの章」を交互にプレイする。
 後半は視点が一本化され、マップも増え戦闘中心の展開でバトル難易度は高い。


 エルアークの「主の書室達」でツヴァイとお茶すれば始まるが、開放直後は多くのユーザが「円環の広間」に殺到。
 進行状況によってルクレチアが始まらない人もいて、大混乱が起きたりした。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「オレは武器を捨て、二度と人を殺さぬことを誓った。
 この棺は、それを忘れぬための重荷――人が背負うべき“死”の重みなんだ」
聖公シエロの庇護のもと、ルクレチア共和国にはかつてない平和がおとずれていたかに見えていたが――。
かつて英雄と呼ばれた男は、なぜ戦うことをやめたのか。
現代と過去が交差し、次第に謎が解き明かされていく。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



★登場人物(ネタバレ含む)


  • セルリア

ルクレチア物語の主人公のひとり。現代ではセルリア視点で物語が進行する。
新米カメラマンで、戦争が終わったとされるルクレチアでテロリスト鎮圧の現場に遭遇する。そこで危機に遭うが、モルトに救われる。
その後は殆どモルトの話を聞く場面ばかりだが、彼女の存在がモルトに大きな変化をもたらす。
クオレという死んだ弟がいる。


というのは嘘で、本当は生まれてくる筈だったセルリアの子供の名前。セルリアはクオレに「本当の世界」を見せたいが為にカメラマンになった。



  • モルト

ルクレチア物語の主人公のひとり。10年前の世界と、現代の途中からはモルト視点。
巨大な棺のような盾を持つ男。突如戦闘に飛び込みセルリアを助け出し、素手の格闘技で敵を武装解除させる腕前の持ち主。


10年前は軍のエリート「ブラックベレー」の大尉として従軍していた。
が、カルミネラの計画に気付くと共にその身分を失い、以後10年間国中を逃げる事になる。



  • カルミネラ

魔女と呼ばれる謎多き妖艶な美女。
表向きは政府お抱えの錬金術師だが、実際は自らの実験の為に国のトップを薬漬けにして操り、必要の無い内戦を続けさせる全ての元凶。



  • エルニノ

「神の子」と呼ばれる少年。
悲しみや怒りといった負の感情を知らず、慈愛に満ちた神童という事で「救世主」ともてはやされる。
ただ、その思考回路はカルミネラの錬金術によって操作されたもの。
最初は目の前で人が死んでも笑顔で「もういっしょに遊べないね!」と言うような状態だったが、セルリアやモルトと交流した事により、失われた感情を徐々に取り戻していく。



  • リュウシン

レジスタンス「コギト」のリーダー。
腐敗した政府を変える為にエルニノを拉致。途中、カルミネラの手によって意思無き不死の生物「ストラルドブラグ」と化し、モルトの前に立ちはだかる。
ちなみに、LIVE A LIVEにも「コギトエルゴスム(我思う、故に我あり)」という名の宇宙船が登場した。同じくLIVE A LIVEに登場したファミリオの村在住



  • 黒猫

終始正体不明の密売屋。魑魅魍魎が溢れている敵陣にすら現れモルトに商売を持ちかけてくる
髪型や口調がオルスなんとかさんに似ている気がしないでもない




この本のエリア構成は寄り道こそあるものの基本的に一本道で、進んだら前のエリアには戻れない。
この本では特定のエリアをクリアする前でのみ、しかもクリア最短経路から外れて寄り道をしないと入手出来ないアイテムが非常に多く一部の人間の頭を悩ませている。



追記修正をお願いします。


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  • え、なにこれLALファンとしてはやっときたいゲームだなぁと思ったらもうサービス終了してんのか…orz -- 名無しさん (2014-03-01 02:04:10)
  • 一応エルアーク情報局というサイトでシナリオと画像は見れるよ。全体的にラノベみたいな感じだから、保管されている。 -- 名無しさん (2014-03-22 20:02:11)
  • ただしオープニングや章分けやボス戦前に使われたFLASH映像とBGMはどこにも保存されていない -- 名無しさん (2014-03-22 20:04:11)
  • 一応シナリオが保管されてるページのリンク -- 名無しさん (2020-02-28 19:50:23)
  • http://ellark.yokochou.com/kouryaku/rukuretia/rukuretia.htm -- 名無しさん (2020-02-28 19:50:41)

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