鴉木メイゼル

ページ名:鴉木メイゼル

登録日:2012/01/15(日) 21:56:01
更新日:2023/10/20 Fri 12:16:22NEW!
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円環少女 魔法使い ロリ 小学生 サド ドs サディスト 合法ロリ 嗜虐趣味者 サドデレ 鴉木メイゼル



円環少女
もう一人の主人公にしてメインヒロイン。円環大系高位魔導師。
本名「メイゼル・アリューシャ」


《刻印魔導師》(魔法世界の極刑犯罪者)であり《地獄》(地球)に堕とされる。


罰である敵対魔導師100名撃破を果たし、故郷に帰る日を夢見る少女。


誕生日は6月20日。
年齢は12歳。
《協会》の資料上は25歳となっているが、これは年端もいかぬ少女を刻印魔導師とすることに対する批判を封じるため。



成長期ながら身長は131〜140cmと低身長、艶やかな長い黒髪にリボン、あめ色の瞳、愛らしい膝小僧が特徴、ワンピースやドレスを好んで着用する。


表向きは私立御陵甲小学校に通う小学六年生。主人公の武原仁は担当の専任係官でありクラスの副担任。


性格は気丈で、誇り高く、王者の資質を持つ、一言で言うと「嗜虐趣味者」で仁を虐めてはうっとりするサディスト。
彼女の手で仁は社会的に終わる事になる。元から終わっているけど。
しかし仁も授業中にメイゼルに卑語を言わせたり、いつも彼女を視姦しているのでお互いさまと言える。
クラスメイトの寒川紀子を順調に調教中。
宣名大系にドSだと定義され、落ち込む事も。
というか他の魔法使いに変態が多すぎて彼女がたまに常識人に見えるのが不思議。



料理の腕前は危険域


お菓子は美味しい=料理に混ぜる=美味しい?
と、お子様の発想が基本で、ひどいときは魔法で分子操作を行い「毒素」発生と文字通り殺人料理を繰り出す。


本人も失敗している自覚はあるが、飽きるから同じ調理法は試さないという暴虐により一向に上達の兆しは見えない。



ある日、生徒達を虐げるため、生徒会長選挙に立候補し圧倒的大差で敗北する。
この時にドSのメイゼルがドン引きする変態に出会い、後にペットとする。この駄犬によりメイゼルは一回り成長する。



仁に惚れていて授業中に秘密の合図で「ダイスキ」と送ったり、TVの前で駆け落ち宣言したりと、やりたいほうだい、すきほうだいである。


魔術の才は、超高位魔導師である《神に近きもの》グレン・アザレイや《雷神》クレペンスが天賦を認める程。
使用魔術は円環大系


円環大系は周期運動が不安定な世界で発達した、周期運動に《魔力》を見出す魔術で、主に電子を操る。


しかし円環大系の理論では電子は操作出来ず、なぜ電子を操れるかは不明。


長所はあらゆる所から魔力を集められる事。
それによる魔法世界最大級の攻撃力と速さ。
人工稲妻をはじめとした、地球の法則を挟む事による、魔法消去への対策のしやすさ。


短所は紙装甲
これも一定の実力になると
《無尽の光壁》(摂氏十万度超のプラズマ防壁)
《自己円環》(即死しなければ無傷)
の二つで補うことが可能。



高位魔導師までは


円環大系の超高位魔導師は光速のレーザーを打ち合う世界に突入し、防御する意味がなくなる。
中れば消滅するから。


《化身》(奥義みたいなもの)は自身の存在という円環を捻り、小さな円環を無数に作りだす《破滅の化身(アバター・ルイン)》


つまり影分身


発動すると無数の幼い少女に囲まれる、恐ろしい状況が完成する。


主に手数の増加、大魔術の単独行使を目的として使用する。
円環大系の火力の支えとなっている。



弱点は全て本体であること


自己の円環から発生しているため、それぞれ独自の意思を持ち《化身》使用時に迷いがあると統率がとれなくなる。
さらに分身が一体でも傷を負うと、同一の円環であることに矛盾が生じ即死する。


ようは分身とライフ共有で残ライフ1ということ。




メイゼルと仁の戦闘では


メイゼルが人工稲妻、プラズマ制御《天使の輪》による攻撃、飛行、転移を含んだ高速移動、治癒、切り札の《螺旋の化身》
仁が魔法消去による防御、刀剣による接近戦、銃器を用いたサポートを担当する。



ついでにサポート特化のケイツが加わると、ケイツが逃げない限り、隙のないパーティーが完成し超高位魔導師の撃破も数度成し遂げている。


幼いながらも剣や魔術で腹を貫かれたり、狙撃されて瀕死になったりと凄惨な戦いの日々を送っている。




  • 故郷の家族


  • 『イリーズ・アリューシャ』(魔法使いの中の魔法使い・憎悪の女王・絶望の大神)

メイゼルの母親、円環世界最強魔導師。当代…というか、おそらく歴代全円環大系魔道師の中でも最強と思われる。
高位魔導師に虫けら同然に虐げられる民を救うため、民に戦う力と英知を授け、超高位魔導師相手に《イリーズ戦争》をはじめる。
純粋な戦闘力は作中最強でグラフェーラ率いる超高位魔導師(各巻ラスボスクラス)七人を一人で圧倒する実力を持つ。戦争終了時に死亡。


詳しいことはア○サイク○ペディアの円環少女の項目中のイリーズの部分を参照していただければ分かるが、実はイリーズの強みは、
その圧倒的大火力でも、百キロに及ぶ巨大魔法陣でもなく、ただ単純に『円環大系魔術を極限まで極めた』…という一点に尽きる。
つまりこのお方には、円環魔法と呼ばれる系の中に一切の不得意分野が無いわけである。…それがどうした?と、思うだろうが、



①開発から数千年間、開発者は勿論、その他の高位魔導師も誰も改良しようとすらしなかった(できなかった)防御魔法の死角を実戦中に埋めてみたり
 (リング状だった無尽の光壁の球状化)。


②同じく遙か太古から円環魔導師達が当たり前のように使用し、頼り切りだった分身魔法を長く見積もっても数十年やそこいらで超改良してみたり
 (破滅の化身+認識のねじれによる圧倒的広範囲への魔力展開)



…などなど枚挙にいとまがなく、強さとはまた別の次元においても規格外であり、敵の超高位魔導師が罵倒のつもりで言ったところの
『魔王』というセリフが、正しく『魔(法の)王』として解釈されるという始末である。


これに加えて、さらに戦力としての自大系の魔導師集団(電磁騎士団)の育成も後述のグラフェーラより数枚上手であり、上記のように、
イリーズ戦争当時ですら、他の超高位魔導師が束になり、かつ円環世界を人質にする形でようやく勝てるほどの強さであったが、
(7人中5人が死に、結果としてイリーズの思惑は達成された訳なので、実質負けとも取れるが…)
別の(イリーズが勝った)時間軸では、電磁騎士団を上手く活用し、一瞬・一撃で手練れの超高位魔導師を月まで吹き飛ばす強さに
さらに進化しており、最終巻ではほぼ手が付けられない有様だった。
またこの為か、その時間軸の円環世界は、数千の魔法世界を束ねる協会(円環少女の項目参照)と、真正面から戦争ができる程の
一大勢力にのし上がっている。
(それまでそれが可能だったのは、神音大系とよばれる、別の意味でチート魔法大系だけだった)




  • メイゼルの父親

メイゼルは父親似。名門トリア家の出身。魔導師としてはそこそこで、技術者としては優秀。秘伝の魔術を民に公開し、当時の円環大系最高位《太陽女帝》ロザリンドに殺害される。ロザリンド自体は後にイリーズに爆散される。



  • グラフェーラ・トリア

メイゼルの叔母(父親の妹)ブラコンでシスコン
60才こえてキャピキャピしてる痛い人。見た目は超高位だから老化停止してるけど。
長所は俗物 短所も俗物
イリーズに最強の肉体をお願いしたら、魔改造でウォーズマンにされ怨んでいる。
(イリーズに悪気はなく、実際つよくはなっている)



実家は浮遊城。
長さ幅共に、5キロ程の逆四角錐。
メイゼルは魔法世界にいた頃は『アリューシャの姫』と呼ばれおとなしい、引っ込み思案な性格をしていた。



以下ネタバレ





メイゼルが《刻印魔導師》になったのはイリーズが原因


イリーズは初めから民のためではなく、《神》を殺すためだけに戦争を始めた。



《神》を殺す理由は
@魔法使いは《神》と対峙するものであること。


A円環世界は周期運動が不安定で魔法で安定させている。
人が年をとるのは生命の円環が不安定になるから。
なぜか魔法で老化停止は難しい。生命の円環は《神》が安定させる。
《神》が干渉したものは変質が発生し。この変質により加齢する。
これを《神》の取り分といい、魔法世界では理屈が合わない時は《神》の取り分と思考停止していた。


イリーズは《神》の取り分を否定し、円環世界は変化が前提にある《螺旋》世界だと仮定した。これなら自然な加齢や、加齢停止の難易度に納得がいくと。
《神》が死んだ時
《円環》なら世界は崩壊し、《螺旋》なら自然秩序の安定は失われるが、《神》は再び発生し秩序は取り戻されると考えた。


《神》を殺せる密度で引きずり出す必要がある。
魔法は世界を歪ませ《神》は修復に現れる。


イリーズ一人の力では《神》は現れなかった。


なら他を使えばいい


イリーズは戦争を始め超高位魔導師の力を利用し、《神》は戦争終盤に現れ、イリーズが使用した《螺旋の化身》により《神》は砕けた。


自然秩序を失い、崩壊を防ぐため円環世界の時が停止した。
十三年の月日が流れ《神》は復活し世界は《螺旋》だと証明された。



そして魔法文明は崩壊した



蘇った《神》は自然秩序の変化により安定せず、魔法が不安定になった。
結果、魔法構造物の全崩壊、魔力炉の暴走、生命維持魔法の断絶により、円環世界は一週間で全人口の三割が死亡。イリーズをはじめとした超高位魔導師も二人を残し壊滅。


災厄は《大崩落》と呼ばれ、憎しみは全て、死亡した《憎悪の女王》イリーズに代わりメイゼルに降り注いだ。


そしてメイゼルは神前裁判で誇りを失った民衆に罵られ、サディストに目覚め、《地獄》から這い上がり民衆を苦しめる事を誓った。


そして少女は《地獄の悪鬼》に恋をした。


ちなみにメイゼルは時間停止の関係で、戸籍上は25才であり、おそらく魔法世界では結婚できる。



最後のネタバレ





終盤では「螺旋」の力を基盤とした神殺しをもなしうる化身《螺旋の化身》に開眼。
だがそのせいで未来から干渉してくる再演大系から危険存在とみなされ未来からの集中攻撃を受け、仁が魔法消去の強化へと至り彼女を守るため再演世界を否定する切っ掛けとなった。
ちなみに《螺旋の化身》の安定発動には「螺旋同位体」と言われる「別世界にいる別な可能性の自分」の存在が必須であり、皮肉にも再演大系を支援する神音大系の騎士アンゼロッタがそれにあたる。







最終巻で仁に告白され、男女のおつきあいを開始。
その後彼が決着をつけるため「人類が終焉した未来」へと片道切符で送られることになるが、「ならその未来へと自分の方から時を超えて行ってみせる(意訳)」と再会を誓う。



追記・修正は罵られたい変態がしてください。


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