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更新日:2023/08/08 Tue 13:33:08NEW!
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鬱トラマン 鬱 ウルトラマン ウルトラセブン ウルトラシリーズ 円谷プロ ウルトラシリーズエピソード項目 問題作 ドキュメント・フォビドゥン 鬱展開 考えさせられる話 後味の悪いオチ ※日曜夜19時です。 マッドサイエンティスト 鬱回 血を吐きながら続ける悲しいマラソン ギエロン星獣 超兵器r1号 核兵器 いたちごっこ 鈴木俊継 若槻文三 リス 栗鼠 黒い円谷 若槻文三の本気
それは……血を吐きながら続ける、
悲しいマラソンですよ。
超兵器R1号とは、『ウルトラセブン』第26話のタイトルである。
【放送データ】
監督:鈴木俊継
脚本:若槻文三
特殊監督:的場徹
制作NO:26
放送:1967年3月31日
◆ストーリー
地球防衛軍が遂に、惑星一つをぶっ飛ばしうる超威力の弾道ミサイルを開発した事から物語は始まる。
メインスタッフのセガワ博士、マエノ博士らが持ってきた超兵器「R1号」の図面を見て隊員達は歓喜。
R1号は新型水爆8000個分(地味にその水爆も凄くないか)の威力を有し、隊員の多くは「この存在があるだけ侵略者はいなくなる」、そう信じていた。
フルハシ「地球を侵略しようとする惑星なんか、ボタンひとつで木っ端微塵だぁ!」
アンヌ「使わなくても、超兵器があるだけで平和が守れるんだわ」
…しかしそんな中、一人浮かない顔をした隊員がいた。
我らがセブン、ダン隊員である。
ダン「地球を守る為なら、何をしてもいいのですか?」
そう、フルハシ隊員に問いただした。
しかしフルハシは「忘れるなダン、地球は狙われているんだ」と言い、実験を止めようと参謀室に向かったダンを制止する。
ダンは叫ぶ。
侵略者は超兵器に対抗して、もっと強烈な破壊兵器を作りますよ!
フルハシは平然と返す。
我々はそれよりも、強力な兵器をまた作ればいいじゃないか!
ダン「それは……血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ」
実験場(という名の見せしめ)として、生物が存在せず地球への影響もないと判断されたギエロン星が選択され、R1号が発射される。
実験は大成功し、ギエロン星は人間の手で宇宙から永久に抹殺された。
喜びもつかの間、ギエロン星の在った場所から巨大な破片と思われる影が現れる。
同時に、宇宙観測艇8号が何者かの攻撃を受けて通信を絶った。
ギエロン星のあった方角から真直ぐ地球に向かう奇妙な物体。
それは惑星を滅ぼされ、超兵器で変異したギエロン星獣だった。
生物が生息できないと判断されたはずのギエロン星には、そこに暮らす生物が存在したのだ!
因みにこの時セガワ博士は「この危機を救うものは、超兵器R2号だけです」と発言した。
またマエノ博士はそれに対し「そんな事をして、さらに巨大化したら!」と反対した。
そもそも惑星を破壊できる兵器を地球上で使っていいのか。
一度はウルトラ警備隊の放ったミサイルの前に爆殺されたギエロン星獣だったが、驚異的な生命力で再生復活。
更に強化された肉体で、故郷の仇とばかりに暴れ狂うギエロン星獣に対し、セブン(ダン)はやむなく応戦した。
アイスラッガーをも弾く頑丈な体と放射能を含んだガスに苦しめられるセブンだったが、最後はギエロン星獣の片腕をもぎ取りアイスラッガーで喉笛を切り裂く事で息の根を止める。
美しい花畑の上でギエロン星獣は暴れ、のたうち、黄色い血液を撒き散らし、一帯を血染めにして死んだ。
放射能を浴びた為、メディカルセンターで休む事になるダン。
一方、参謀室には重い空気が立ち込めていた。
マエノ「本当は美しい星ギエロンに住む平和な生物だったのかもしれません」
配慮の欠けた兵器実験が凶悪な化け物を生み出してしまった。
更に言えば、地球を守る兵器で地球に住む人間の生活を脅かしてしまった。
そして、タケナカ参謀はキリヤマ隊長と話し出す。
タケナカ「キリヤマ隊長、超兵器R2号が完成したら、地球の平和は絶対に守れると思うかね?」
キリヤマ「侵略者は、より強力な破壊兵器を作るかもしれません」
タケナカ「うむ、我々はさらに強力な破壊兵器を作る」
そしてキリヤマ隊長はダン隊員の言葉を思い出す。
キリヤマ「…そういえば、ダンがしきりにうわごとをいったんです。血を吐きながら続けるマラソン、だと…」
マエノ「人間という生物は、そんなマラソンを続けるほど、愚かな生物なんでしょうか?」
その後、ダンは参謀にR2号の開発中止を進言しようとするが、タケナカ参謀が聞く前に承諾し、マエノ博士も他の委員の説得をすると約束した。
悲劇を再び生まないために…。
だが……。
◆用語
【セガワ博士】
- 地球防衛国際委員会の人
- ハッキリ言って今作最大の元凶。ギエロン星獣の脅威に対し、惑星を粉砕できる威力のR2号を東京近郊で使おうとした。
- 侵略者を倒すためにR1号だけでなくR2号や理論上だけでR3号、R4号と構想している。狂ってる。結果ファンからはマッドサイエンティストと呼ばれ、空想科学読本では「迷惑な科学者ワースト1」と呼ばれる始末。
単一電池に対する単三電池のように数字が大きくなると威力も小さくなるという可能性も無いでは無いが…。
【マエノ博士】
- 宇宙生物学の第一人者
- セガワの方が責任重大なのに彼以上に責任を感じている。
【惑星攻撃用超兵器「R1号」】
- 新型水爆8000個の爆発力。
- 実験用である。
もう一度言うが、実験用である。
【シャール星座第7惑星ギエロン】
- 温度270度、酸素0.6%。
- 金星とよく似た、燃えない焦熱地獄。
- 住めるはずがありません(ジャミラ涙目)。
(調査期間6ヶ月) byマエノ博士
- R1号で跡形もなく消滅。
【再生怪獣 ギエロン星獣】
【血を吐きながら続けるマラソン】
- 人類が地球を侵略者から守るために超兵器を作る。
- 侵略者は、もっと強烈な破壊兵器を作る。
- 人類はそれよりも強力な兵器をまた作る。→2に戻る。
≪余談≫
劇中リスが登場するが、台本では本編と微妙に異なっている。
元々はアンヌが基地内に忍び込んで弱っていたのを治していたとされ、物語の前・中・後に登場していた。
『血を吐きながら続ける、悲しいマラソン』の狂言回しがこのリスの役割だった。
また台本ではダンが「やめるんだ、もうやめるんだ、お前も…」と心の中で呟きながらリスを凝視して終わっている。
ちなみにこのリスは山村哲夫氏が飼っていたのを、営業部の末安正博氏に引き取ってもらっていたリスらしい。
監督の鈴木俊継氏は、ラストのリスのシーンをプロデューサーからカットするように要求された時に「これを切るくらいなら作品を捨てる」とまで言って断固として断ったという。
鈴木監督は普段温厚な人物だったそうで、特撮監督の的場徹氏は「こんな激しい面があったのか」と驚いたそうだ。
本エピソードの一件を反省し、超兵器の製造を取り止めた……かと思いきやそんな事は一切なく、
『ウルトラマンタロウ』ではヨーロッパの某国がトロン爆弾を製造、ムルロア星を爆破した為にムルロアが復讐の為地球を襲撃、暗黒の闇に包み込む事態になっており、
『ウルトラマンレオ』では第25話でクリーン星にCS137ロケット弾を撃ち込み、爆破した事でサタンビートルが報復の為に飛来、同作39話では未使用に終わったもののコントロールを失い地球に衝突しそうになったウルトラの星を爆破する為にUN105X爆弾が製造され、
『ウルトラマン80』でも放置しておけば地球滅亡の危機があったとはいえ
はぐれ惑星レッドローズをレッド1で爆破した際にレッドローズはおろか後述する怪獣の故郷であるガウス星を含む他の4つの惑星まで巻き添えを喰らって
粉々に消し飛ぶ事態になっており、挙句に怪獣ガウスが地球を襲撃と悪い意味で歴史を繰り返している。
≪派生作品への影響≫
『ウルトラマンオーブ』ではR1スパイナーという名前がよく似た新型爆弾が登場した。
(「スパイナー」に関してはキル星人およびグドンの記事を参照)
小説作品『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』ではトリヤマ補佐官がかつてギエロン星獣と交戦した経験を語っている。
普段は怪獣の名前をよく間違える彼だが、この戦いでは同期が放射能を浴びて被爆し、今でも後遺症に苦しんでいることから強く覚えていたようだ。
ギエロン星獣だけでなく、上層部に振り回された現場の隊員たちもまた被害者であることも忘れてはならないだろう。
漫画作品『ウルトラマン超闘士激伝』では、どう考えてもR1号を想起させるネーミングのR1キャノンなる兵器が登場したが、
ゼットンに対して打ち込まれそうになったのを見てウルトラマンが「もっと強化されてしまう」と断固として使用に反対し立ち消えとなった。
SFCのゲーム版『ウルトラセブン』でギエロン星獣を倒した時だけリザルト画面の絵が専用のものになる。
音楽も暗く悲しい曲に変わり、メッセージは他の怪獣のように「○○ 撃破」ではなく「ギエロン星獣 永眠」となっている。
GBAのゲーム作品『ウルトラ警備隊Monster Attack』では、爆破されるのはペダン星に変更になっている。
switchの「ウルトラ怪獣モンスターファーム」ではギエロン星獣のクッキーが登場して、育成怪獣に特徴を付与することができる。
その特徴「一夜の復活」は、ライフが尽きた時に一度だけライフ1で踏みとどまれるというポケモンで言う「がんじょう」に相当する優秀なスキル。
特に一撃食らったらアウトな回避系の紙装甲怪獣には非常に相性がよい。
ただし、同じようなスキルであるインペライザーの特徴と組み合わせて二回耐えるということはできないので注意。
≪「血を吐きながら続けるマラソン」について≫
◎岩石宇宙人 アンノン
◎策略星人 ペダン星人
◎宇宙正義 デラシオン
◎超科学人 ダークバルタン
以上の面々は、それぞれ地球が侵略しに来たと判断して反撃に出たアンノンとペダン星人、地球人は他の星を脅かすと断じて消去しに来たデラシオン、
地球人はやがて自分達を侵略しに来るとして先手を打ちに来たダークバルタンである。
個々で見ると言いがかりに思えなくもないが、今回のギエロンの一件を思うと必ずしもそうではないと言える。
ただし、同時に地球が常に外敵の脅威を受けているからこそ超兵器が作られている事、そして、作られていった兵器によって、地球を守っている事実も決して忘れてはならない。
マラソン選手に大会を棄権する権利はあっても中止にする権利はないように地球だけが超兵器開発を止めたところで、侵略者が超兵器開発を止めてくれる保証などどこにもない以上、マラソンの否定が「綺麗事の理想論」という意見も否定出来ないのだ。
事実として、近年では光の国ですらウルトラカプセルやウルトラメダル等の超兵器の開発を行っており、そしてそれを見事に侵略者に悪用されてしまっている。
そして、かつて地球人に対して「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」と言ったダン=ウルトラセブンがこれらの開発に関与している*1のだ。
また、映画『シン・ウルトラマン』では人類が外星人への抵抗力をほとんど持たなかったが故に、対等な交渉も許されず良いように翻弄され、何度も滅亡や隷属の危機に遭っている。
最終的には人類どころかウルトラマンにもどうにも出来ない超兵器がウルトラマンの同族により送り込まれ、進退窮まったウルトラマンが別の超兵器の技術を人類に教示して事態の打開を図るという、R1号とは真逆とも取れる展開が描かれている。
とはいえもちろん、自身の手に余る無軌道な超兵器開発が肯定されている訳ではない。兵器開発に熱中するあまり、より大きな被害を招いては本末転倒もいいところである。
そのため、ニュージェネレーションヒーローズ以降のシリーズでは「自衛のために兵器を開発するのは良いが、それを正しく使わなければならない」と言う、バランスを重視した描写にシフトしつつある。
特に『ウルトラマンZ』では、「自衛のための正しい力・キングジョー ストレイジカスタム」「自衛の域を越えた制御不能の力・ウルトロイドゼロ」の双方が登場している。
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-01-31 21:59:42)
- カンタムの「パワーアップをしていくだけの殺し合いは、もう沢山だ。そこからは何も生まれない」に通じるものがある。 -- 名無しさん (2017-01-31 22:03:13)
- ↑じゃあ、それをやめられるかと言われるとやめることが許されない現状なんだよね、ウルトラワールドって。 -- 名無しさん (2017-02-21 23:47:19)
- 地球外の侵略者が来なくなっても地球怪獣が暴れまわったり海底人や地底人なんかも地上制覇を狙おうとするから永遠に終わらないわな -- 名無しさん (2017-03-08 22:10:09)
- 実際ウルトラ銀河伝説の時代になると、地球は平和でもむしろ外宇宙からの脅威は増え続けてるからなぁ -- 名無しさん (2017-07-02 22:51:03)
- 惑星破壊するほどの威力は過剰だという声も聞くが、地球に衝突しそうになったはぐれ惑星レッドローズや、将来衝突されるとされる怪彗星ツイフォンの例もあるし、それだけの威力が無ければ地球を守れない事例が確実にあることは想定できる。ゲーム作品ではEXタイラントやアントラーが小惑星を引き寄せて地表にたたきつけるという能力を発揮しており、これらの怪獣を侵略者が利用する可能性もある。超兵器は必要だし、まさか実験無しで使用するわけにもいかない。とはいえ、それでギエロン星獣のような悲劇を生んではならないし、地球人を野蛮と断じて身勝手な正義感で滅ぼそうとしたり、侵略の口実にしたりという事態もあり得る。正解を見つけるのは難しいし、そもそも正解などないのかもしれない -- 名無しさん (2017-08-25 11:36:26)
- そもそも超兵器に頼らなくても軽く惑星をデデーンできる実力者がわんさかいるからな。パワーバランスの取りようがないというべきか -- 名無しさん (2017-08-25 11:49:59)
- 出版物でもツッこまれてたけど、惑星を破壊できるR1号を上回る威力のR2号を、東京近郊で使うつもりだったんかな? -- 名無しさん (2017-09-17 19:13:34)
- ジード20話にてギエロン星獣が出てくるけど、どんな立ち回りになるんだろうか? -- 名無しさん (2017-11-04 15:43:28)
- 敵意というものが、生命体にある限り、このマラソンは必要なのかな……。 -- 名無しさん (2017-11-04 15:53:01)
- ジードで何度も何度もやられる役で出てきた可哀想だった。セブンの中でも特にメッセージ性の強い話に登場した戦争や核の被害者があんな扱いでいいんかよ -- 名無しさん (2017-11-18 15:33:22)
- 被害者だったのはあくまでセブンに出てきた個体だしなぁ。 -- 名無しさん (2017-11-18 15:40:58)
- ↑別個体とか関係なくね?ギエロン星獣っていう種が生まれたのは人間のせいだし。この業は永遠に消えしないと思う -- 名無しさん (2017-11-18 16:00:43)
- 被害者怪獣というのだけ注目されて使い辛さからずっと出番無いよりかは今回みたいに再生力ある怪獣と割り切って使ってくれた方が今後も日の目を浴びれて今回の話を知る人も多くなるから別に良いと思う -- 名無しさん (2017-11-18 16:13:09)
- 過去作にも興味を持ってくれるのは大事だよな。でもこの話のテーマや関連性を考えた方が良かったと思う。ジード世界の住人のギエロン星獣への態度が「何度も復活してウンザリ」っていうのは良くなかった。確かにあの世界の住人には関係ないことだけどもっとギエロン星獣にまともに向き合って欲しかった -- 名無しさん (2017-11-18 16:38:53)
- ↑個人的にはまともに向かい合わないことへの風刺とともに、悲しいマラソンへの一つの答えと好意的に見てる派閥。まあ、あくまで個人的な感想に過ぎないけどね -- 名無しさん (2017-11-18 16:43:59)
- よく飛んでくるアレだと考えると現代的な風刺だと思うよ -- 名無しさん (2017-11-18 16:48:12)
- そもそもペガッサ星人がマスコットキャラになってる時点で「いくら人気作品でも特別扱いしないぞ」って宣言してるようなもんだし、それがジードの良さだと思ってる -- 名無しさん (2017-11-19 12:43:27)
- そもそもあのギエロン星獣ってガワが同じだけの敵の傀儡であってジード世界の住人がやらかして産まれたものじゃない(多分)んだから向き合うも何もないかと。不満意見が出るのは当然だろうけど「『ギエロン星獣は人間の被害者』という人間のエゴからようやく解放された」ってコメント見たときはそんな考え方もあるのかと思った -- 名無しさん (2017-11-19 13:07:59)
- ↑そういうこと言ってる奴は、過去の出来事を軽視した扱いにして「開放した」とか言ってるぽいんだよな。やっぱライブキングやサラマンドラの方が良かったと思う。あっちの方が「厄介な敵」の印象が強いし。タイトルも怪鳥の部分を「嘲笑」とか「火竜」に変えて -- 名無しさん (2017-11-19 14:38:40)
- ギエロン星獣以外にも相応しい怪獣居たんじゃねって意見には同意。でもギエロン星獣使うべきじゃなかった的な強烈な不満を感じるような扱いも感じなかった。敢えて言うならギエロン星獣のバックボーンなんぞ気にせず使い潰すケイの酷薄さの表現にもなってるのかって思った位か -- 名無しさん (2017-11-19 15:08:40)
- 取り敢えずギエロン星獣使うのは絶対許さないよって事でいいの?正直セブン知らない子には入門編としてまずギエロン星獣を知ってもらうにはいい機会だと思うがね -- 名無しさん (2017-11-19 15:22:10)
- 悲しいマラソンの話は良い風刺だとは思うんだけど、最近海外の話とかよく入ってくる様になるとさ、連鎖を断ち切るためには銃を下ろさなきゃ的な話って飽くまで日本人的な発想で、銃を下ろしたら徹底的につけこんで来て、最悪そのまま撃ち殺されるって事はごまんとあって難しいなって。個人でも、外交でも -- 名無しさん (2017-11-19 15:40:25)
- 話的には明確な弱点がある再生怪獣は使えないないからサラマンドラは無理かな弱点が有名すぎるライブキングは媒体によっては心臓があれば再生できると書かれてるからAIBに回収されてアウトだと思うリンドンは戦闘分析のおとりにするには弱すぎるグランゴンはマグマがないと再生できないから論外だねギアクーダは破片が動き回るからあのおちに持っていけない -- 名無しさん (2017-11-19 16:20:02)
- ↑6 その考え方もまたエゴだろって突っ込みたい。大体よりによってR1号から生まれたあの痛ましい姿で起こしてサンドバックにしといて解放とか救済とか片腹痛い。本気で救うならギエロン星を返すしかないし、それが無理なら寝かせておけよと。セブンが苦しみながらも終わらせた死ねない独りぼっちの命なんだから -- 名無しさん (2017-11-19 16:35:01)
- 昔の怪獣に脚光をあててみようとか別の切り口から風刺的な話を作ってみよう、って制作側の意図は分かるんだけどさ…何か某特撮系ニュースサイトとか見てると「批判やアンチ意見は何だろうが絶対悪!老害乙ww」みたいな変な形で擁護してる奴がうようよしてて嫌になる。なにが問題になってるのかをまともに理解してない -- 名無しさん (2017-11-19 22:40:20)
- 否定派を小馬鹿にする肯定派も、過度に神聖視する否定派もどっちもどっち。ファンが血を吐きながらマラソン対決しててどうすんのよ -- 名無しさん (2017-11-20 01:06:59)
- 相手の意見や立場を尊重する、という部分忘れて殴り合いしてちゃあいかんよ -- 名無しさん (2017-11-20 01:16:18)
- ある -- 名無しさん (2017-11-20 02:34:27)
- 間違えた、ある意味ギエロン星獣の先輩的存在であるゴジラも今は割と自由化してるのにこの差はなんなんだろうね -- 名無しさん (2017-11-20 02:35:38)
- ↑今の自由なゴジラは大抵新しい物語用に作った新しい個体だからね。名前こそゴジラだけど、実際は同じ名前を付けられただけのそっくりさんみたいなもの -- 名無しさん (2017-11-20 07:37:27)
- ナチュラルに侵略者側はマラソン続ける側だという物で話が進んでるんだなこのエピソード。まあ侵略なんて手段とる時点でそう言うモンなんだろうが。項目の最後で触れてるのもそう言う事なのかね -- 名無しさん (2017-11-20 11:23:18)
- 今回は怪獣との戦いというマラソンが日常になってしまったどこか不気味な光景、日常の裏で命懸けで戦っている戦士への市民ののん気な叱咤、けど戦いを終わらせるのに必要だったの市民の協力、という初代とは別の切り口で風刺が効いた話。ギエロン星獣の破片を宇宙各地に転送したというのも核廃棄物を持て余しての放棄とも思えるし、なにより最後にフクイデはまだギエロン星獣のカプセルを持っている、つまり目的を達成したから沈静化しただけで、その気があれば何度でも脅威が襲ってくるという不気味さ、ギエロン星獣の境遇など気にも留めず酷使するフクイデの冷酷さも感じさせる -- 名無しさん (2017-11-20 13:00:37)
- 初代ギエロン星獣の再生能力が曖昧だったからこそというのも今回の登場かもしれない。再生あるいはそれに近い能力を持つ怪獣はマグネドン、ハンザギラン、コスモリキッド、ライブキング、デッパラス、リンドン、ワニゴドン、サラマンドラ、ギアクーダ、ノスフェル、EXタイラント(デスボーン)、インペライザー、グローザ星系人と多数いるが、弱点が明確だったり瞬時に再生したり破片が独立して行動したりキモかったりと今回の話には合わないのが多い。冷凍するならコスモリキッドの方がよくねという気がしなくもないが、着ぐるみや知名度の都合もあるからね。批判ばかりせず今回のメッセージにも目を向ける、また、これをきっかけに初代ギエロンを知らなかった子たちが過去の悲劇にも目を向けてくれれば幸いではないだろうか -- 名無しさん (2017-11-20 14:27:58)
- ギエロン星獣、セブンにしろジードにしろどっちみち救われてないな…… -- 名無しさん (2017-11-20 15:31:03)
- ぶっちゃけ今回のギエロン星獣は脚本的にもフクイデ的にも都合がいいから利用されただけだし、被害者なのは変わってない -- 名無しさん (2017-11-20 16:31:51)
- ↑4環境破壊とか被災地や途上国への救援とかなら市民でも出来ることはあると思うが、核兵器やミサイルみたいな脅威(ギエロン星獣)は無理じゃないかなぁ。現実にはジードやゼロみたいに脅威を取り除いてくれる存在はいないし -- 名無しさん (2017-11-20 16:39:10)
- ↑7 そういう意味では、過去作怪獣の設定をリニューアル(メトロンだけ違うけど)していたマックス辺りに出ていればよかったのかもしれんな -- 名無しさん (2017-11-20 19:41:50)
- 今回のギエロン星獣も初代とは明らかに能力が違うんだけどね。再生能力は初代以上で弱点も異なるし、何より触れても無害=放射能の影響がない。ギエロン星獣の放射能はR1号の影響と言われるので、今回の個体はR1号と無関係な単なるギエロン星出身の再生怪獣である可能性が高い -- 名無しさん (2017-11-20 22:12:26)
- 今回使われたカプセルが、怪獣墓場経由で作られた等の理由で、同一個体に等しいものだったとしたら、昔喉を切られて死んだのは「R1号の影響で再生能力が変化したから」って可能性もあるよね。本当は今回のように魔人ブウレベルの再生能力を持っていたと。ただ、この説の問題点は「セブンでは放射線の影響でこの姿になったとされている」ことだけどね。 -- 名無しさん (2017-11-21 00:48:51)
- ↑ジードは乙一含めウルトラマン全体に明るくない脚本が多いみたいだし、ぶっちゃけそこまで考えてない可能性はある。それにそもそもギエロン星獣の死因自体作中で明言はされてないし、その辺は人それぞれ自由な解釈でいいんじゃないかな -- 名無しさん (2017-11-21 18:24:56)
- ギエロン星獣がエックスに出てもザナディウム光線でスパークドールズにするだけで根本的な問題は先送りになってたんだろうな… -- 名無しさん (2017-11-21 18:35:52)
- 話的にも能力的にもエアロヴァイパーって適材がいるんだがこれは知名度の差かなぁ -- 名無しさん (2018-02-19 22:55:48)
- 「侵略者は、より強力な超時空消滅爆弾を作るかもしれません」
「うむ、我々はさらに強力なウルトラカプセルを作る」 -- 名無しさん (2018-04-25 13:29:26) - 血を吐きながら続ける悲しいマラソンをやり始めてしまうのは、『相手が転んで止まって二度と立ち上がれなくなること』を当然のこととして期待する心理があると思う。そういうのは、まあほぼ間違いなく裏切られるんだわ。 -- 名無しさん (2020-06-07 01:06:32)
- いやーシンプルにそうしないと真っ当に生きていけないからでしょ。所謂赤の女王仮説だな。そもそも人類はウルトラマンという宇宙の強者に全く追いついてないし、進むのを止めたら滅ぶだけやで。 -- 名無しさん (2020-07-04 21:55:13)
- 大事なのは超兵器を作らない事でも、マラソンを止める事でもなく、それを正しく使う事よ。それが一番難しいんだがね。 -- 名無しさん (2020-07-04 21:56:31)
- ちなみにレオのサタンビートル回も脚本は同じ人である。が、こちらではクリーン星人&サタンビートルは単なる悪役として描かれている -- 名無しさん (2020-07-04 22:04:52)
- ↑2 そう考えたらウルトラマン80のはぐれ星爆破命令はアメリカ、フランス、中国、イギリス、ソ連の核保有国がお互いの利害を超えて地球を救うために一致団結したという理想的な燃え展開で、爆破宙域周辺の惑星の命が滅びたという点を考えなければ核兵器を人類を傷つけるためではなく人類の命を救うために使ったんだよな・・・ -- 名無しさん (2020-08-09 10:29:58)
- でも平成セブンの人類て、この件を反省どころか、血を吐き続ける悲しいマラソンを自分たちで主催するんだよなあ……これも平成セブンが問題作と言われる所以なんだけどさ -- 名無しさん (2020-09-11 23:17:46)
- 平成セブンは話自体がな。ツッコミどころ満載すぎて。 -- 名無しさん (2020-09-13 08:32:02)
- そして最新作の『ウルトラマンZ』にて、 -- 名無しさん (2020-11-24 11:43:20)
- ↑すまぬ、途中で送ってしまった。Zの21話にて、ヤプールの超獣バラバの残骸の剣を基にした、禁断の過剰防衛兵器が登場…ゼットも「地球人が自力で怪獣を倒せるようになるのは、いいと思うぜ」だし、ハルキの懸念に対しても「それはこの星の人類は決める事だ」との放任主義な事を…いっぺん、セブンや80の苦悩話を聞くべきか。 -- 名無しさん (2020-11-24 11:54:35)
- ↑ストレイジの面々も「超兵器を作ること」自体に反対しているというより、「未知の技術なのでもっと慎重に」という感じだった。そもそも最近はウルトラマンたちもいろいろ新技術で戦力増強しているわけだし、そこまで否定するとウルトラメダルなんかも問題になってしまう。 -- 名無しさん (2020-11-24 13:12:57)
- どんな強力な兵器も使い方次第だし、何よりそれをめぐった種族間の対立とかもウルトラマンたちは干渉するわけにはいかないでしょうなー -- 名無しさん (2020-11-24 13:22:40)
- いや姿勢としてはZのほうが正しいと思う。強力な力との向き合い方はものすごく大事だし慎重になるべきだけど、半ば強制参加の血を吐くマラソンで、止まったら滅亡待ったなしの人類には力が必要だもの。っていうか光の国の軍事力を考えたら地球に一方的にとやかく言える立場じゃないと思うのん -- 名無しさん (2020-11-27 03:58:26)
- D4だってやたらめったら使いたがるのがダメなんであって、現実の核兵器みたいに抑止力もしくは最終兵器として温存するなら良い訳だしね。 -- 名無しさん (2020-11-27 05:11:46)
- D4は過剰火力過ぎるし、主導してるのが大惨事引き起こしても全く反省しない力に取り憑かれたマッドサイエンティスト(と裏で暗躍してそうなセレブロ)だから問題なのであって、ストレイジ自体は戦力増強には反対してる訳じゃないしね -- 名無しさん (2020-11-27 11:35:07)
- 試験もしてないのをぶっつけでしかも市街地で使えっていうのが問題って話もあったからな -- 名無しさん (2020-11-27 12:00:16)
- D4と比較される話だと思うけど、話としてのテーマが違うよね。こっちは抑止力としての超兵器の話で、D4は実務上の超兵器の話。そういう視点で見ればダンは「超兵器で平和は訪れるのか」を考えていて、Zは「脅威に対抗するための超兵器」を見ているからどっちが正しいとかじゃない -- 名無しさん (2020-11-27 12:52:01)
- 戦力増強するのは良いけどちゃんと制御出来るのかって話よねD4は、ゼットいなかったらやばいことになってたわけでこれで今後も同じ事が繰り返されるなら問題だし。 -- 名無しさん (2020-11-27 13:31:56)
- 比喩表現なのはわかるけど、リスが回し車で遊ぶのを否定的に描写するのは何だかと思う。小動物はそれが楽しいんだからさ。 -- 名無しさん (2021-04-24 06:33:58)
- ↑まあリスからすればあれは単なる遊びでしかも運動で必要なことだしね。同族殺しのための兵器開発競争と一緒くたにするのは変だよな -- 名無しさん (2021-09-28 11:22:34)
- 子供向けに流す内容じゃねえ -- 名無しさん (2021-09-28 11:34:42)
- >またマエノ博士はそれに対し「そんな事をして、さらに巨大化したら!」 地球以前に東京無事な前提の発言やめーや -- 名無しさん (2021-10-16 17:10:58)
- まさかBSとは言えNHKでやるとは。 -- 名無しさん (2021-11-12 10:42:18)
- この「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」を意図的に仕組んでるのが、セレブロなんだよな…。ほんとウルトラシリーズ屈指の腐れ外道。 -- 名無しさん (2021-11-12 10:51:37)
- ウクライナもマラソンを辞めてなかったらロシアに侵略されることはなかったと考えてる感じ。広島や長崎の人々の平和への願いが結果的に平和を遠ざけていることになってしまう… -- 名無しさん (2022-04-12 14:04:26)
- R1号ばっかり話題になるけど、実は23話の「明日を捜せ」でも対惑星間ミサイルを開発中という・・・。 -- 名無しさん (2022-05-03 14:51:04)
- ↑2 それは大分無理があると思う。外交も立派なマラソンの手段の一つだし。 -- 名無しさん (2023-08-05 18:13:33)
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