登録日:2012/04/23(月) 20:17:48
更新日:2023/10/06 Fri 13:59:47NEW!
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トランプ カードゲーム ゼノギアス スピード 真剣勝負 反射と思考の融合
「いっせーの!」
「1、2、3!」
「Speed!」
「Ready Go!」
スピードとはトランプを用いた対戦ゲーム。
遊び方
- 準備
まず対戦相手を用意します。一人では遊べません。
いなければCPUとじゃれあっていてください。これは色々準備する必要がないのでオススメ。
向かい合わせに座ります。座らなくてもできます。間に机があるとbetterです。床の上でもいいかもしれません。綿の詰まった座布団だけは避けたほうが無難です。
次にトランプからジョーカーを取り除いた52枚を、黒(スペード・クラブ)と赤(ハート・ダイヤ)の2組の山(束)に分けます。
そしてお互いに山を1組ずつ持ち、よく切ります。Shuffleするとも言います。混ぜる、でも伝わります。
シャッホーに満足したら山を相手と交換します。カードはめくらないこと。
これは、互いに不正行為をせず全力を尽くそうという表明のための儀式のようなものです。
おろそかにするとJudgeに注意されます。※いない時のほうが多いです。
用語説明
知らなくても問題ありません。図解でピンときてください。
自分は黒、相手は赤として
憎むべき敵
┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
場札┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛
┏━┓ ┏━┓
台札 ┃ ┃ ┃ ┃
┗━┛ ┗━┛
┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
場札┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛
わたくし様
この他に「手札」があります。これは交換したカードの組のことです。
そしてお互いに手札の上から4枚、手前の場札に数字を表にして並べます。
これで開戦の準備は終了しました。呼吸を整えておきましょう。
- 開始
鬨ノ声をあげます。冒頭で書いたようなやつです。地域によって変わって来るので、始める前に確認しておきましょう。また、叫ぶ必要はありません。
合図と同時に二人とも、手札の上から1枚、台札の右側に表にして置きます。
基本ルールは右利き用なので左利きがいた場合はflexibleに対応しましょう。biolenceに訴えるにはまだ速いです。
自分の場札の中に台札と一つ違いのカードあれば、場札を台札に重ねて置くことができ、その場札が新しい台札となります。
この際、黒と赤のマークは関係なくなります。またKとAは一つ違いとして扱います。
場札が3枚以下になったら、手札から補充して4枚にしましょう。
これらはお互い置けなくなるまで続けます。そうなったら一度台札をResetし、開始の最初からやり直します。
手札もなくなったら場札から1枚、台札に置くようになります。
これを繰り返して手札を先にZeroにしたほうが勝利となります。
戦略
┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
┃Q┃ ┃K┃ ┃J┃ ┃5┃
┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛
┏━┓ ┏━┓
┃3┃ ┃10┃
┗━┛ ┗━┛
┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓
┃7┃ ┃4┃ ┃2┃ ┃9┃
┗━┛ ┗━┛ ┗━┛ ┗━┛
仮にこういった状況になったとして、自分はどちらの台札にも置くことができます。が、相手も片側に置け、さらには連続でいけそうです…
こんな時は右の10に、先んじて9を置くと相手は動くことができなくなります。
さらに左には4を置いてしまうと、相手は5を置けてしまうのでこちらは2を置く。
などなど、瞬時に判断する必要があります。
もちろん空いた場札に補充されるカード次第では結局相手に有利なものを置かなくてはならなくなったりします。
この辺りは残っているカードを覚えていられると有利に働くでしょう。出来たら苦労はありませんが。
なにより、結局、速く置くことが真理だったりもします。
まさに
反射と思考の融合だあぁ!
ローカルルール
- KとAは隣り合わない。
- 台札と同じ数字も置ける。
- ジョーカーはオールマイティー扱いで互いに一枚づつ入れる。
- 場札に同じ数字があったら、同時に台札に置ける。
などなど、やはり事前確認は必要。
難点
- 損耗
Plastic製のトランプだと、割れたり、摩擦の低さから滑ったりしてしまいます。安物の紙製トランプを推奨いたします。
- 疲労
他のカードゲームとは異なり、体力勝負な面があります。体調とよく相談してのぞみましょう。
- 連続プレイの煩雑さ
終わるたびに毎回カードを色分けしなければなりません。Judgeに任せると良いでしょう。※いない時のほうが多いです。
- 接触
気になるあの子と指が触れてドキッ
敵になるあの子の指が折れてボキッ
本気になればなるほど、お互い傷付け合ってしまう。まったく、罪なゲームです。
電子化
ゲームメーカーのアルュメから、1994年に専用筐体のアーケードゲームとして「まじかるスピード」というゲームが販売されました。
当然ながら2人対戦台で、テーブル型アーケードゲーム筐体の向き合い対戦のような絵面になっています。
スピードというゲームの激しい性質から、ボタンはとても頑丈なもの。
デジタルなので速度差は厳しく判定されてジャッジでケンカになる事はなく、突き指をする事もありません。
このゲーム、電子化がすごく向いた題材だったのではないでしょうか。
追記・修正は対戦相手を用意してからお願いします。
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▷ コメント欄
- 旅行先とかじゃ絶対やる。単純だけどそれ故にめちゃくちゃおもしろい -- 名無しさん (2014-01-10 14:40:38)
- 色を分けずに26枚ずつにするルールもある。 -- 名無しさん (2017-06-01 22:51:48)
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