メダロット(機体)

ページ名:メダロット_機体_

登録日:2011/02/03(木) 15:45:52
更新日:2023/08/07 Mon 17:51:25NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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テッテッテレレ♪



-メダロット-


それは、テクノロジーが生み出した、全く新しいロボットである。


ティンペットと呼ばれる基本フレームに、人工知能・メダル*1を搭載。


更に様々なパーツを合体させる事によって、無限の能力を引き出す事ができるのだ!




(アニメOPの説明より)






ゲーム、及び漫画アニメ『メダロット』に登場するロボット。


メダロット社から発売された自我を持つペットロボットとして一般に広く普及しており、コンビニでも手軽に手に入る。
特に子ども達の間では、メダロット同士を戦わせるロボトルが流行している。



現実では近年、コトブキヤコトブキヤ メダロットプラキットシリーズやバンダイのD-Artsで発売されている。



◆メダロットを構成する部品

ティンペット、外装パーツ、メダルの三要素からなり、全てコンビニやデパートで購入が可能(ゲームでは基本的にパーツのみ購入可)。
動力源は太陽光発電(ソーラーシステム)と活動自己発電(オートマチック・ジェネレーター)。
暗い場所で長い間じっとしていない限りは半永久的に活動できる。


1.ティンペット

メダロットの神経・骨組にあたるメダロットの素体。これに各パーツとメダルを取り付けてメダロットを組み上げる。
後述のパーツにも使われているマッスルケーブルが素材に使われているため、かなり柔らかく伸縮自在な性質を持ち、一見装着が無理そうな小さなパーツにも収められる。


DS以降は大幅にモデルチェンジされ、より内臓、神経っぽいデザインになっていたが、Sでは旧タイプのデザインが復活した。


男型女型があり、女型のティンペットは比較的レア。
ゲーム版の、初代・パーフェクトエディション・2・Rではメダルではなくこれに名前を付ける。
尚、上記の内Rはパーコレのみ名前の変更が可能。



2.パーツ

メダロットの筋肉・外骨格にあたる。
筋肉をつかさどる『マッスルケーブル』がパーツ内に収められているおかげでメダロットは四肢を動かせ、パーツが破壊されてティンペット部が露出すると(筋肉がなくなるため)動かせなくなる*2


頭・右腕・左腕・脚部の4パーツからなり、頭パーツが破壊されるとメダロットは機能停止する。
ロボトルで頭部を使う行動には回数制限があり、両腕は無制限に使用可能。
脚部は二脚、飛行、車両など7種類が存在し、フィールドに合った脚部を選ぶことでロボトルでも有利に戦闘を進められる。

●にきゃく(ニ脚)
定番の二足歩行タイプ。主役機のKBT型やKWG型はこれに属する。
最も数の多い脚部タイプであり、ステータスも偏りが少なく平均的。
得意な地形は「森林」などの入り組んだ地形。障害物の多い場所では小回りの利く二足歩行が有利ということらしい。一方で、水中や砂漠などの地形が苦手で、これらの地形が多くなるシナリオ中盤以降は苦労しやすい。


●たきゃく(多脚)
三本以上の脚で移動するタイプ(……といっても、三本足はほぼおらず、大抵四本以上の足で動きまわるが)。
デザインはクモのようにワキャワキャした奴や、ケンタウロスのような奴、無数のケーブルの集まりみたいな奴まで結構豊富。
ニ脚型のメダロットが、メダチェンジで獣のように四つん這いになり多脚型になるというパターンも多い。
また、多脚というよりそもそも足の無い、ラミアみたいなヘビ型メダロットなんかも便宜上この脚部に含まれる。
得意な地形は「山地」などのデコボコした地形。足下が不安定な場所でもたくさんの脚で安定した行動ができるということ。
山地以外の森林や砂漠などでもそれなりに戦えるため、中々汎用性の高い脚部タイプだったりする。


●しゃりょう(車両)
足ではなく車輪を使って移動する脚部タイプ。
デザイン面でのバリエーションが結構豊富で、シンプルに下半身が車になっているものもいれば、一見するとニ脚or多脚だが踵のローラーで移動しているというもの、下半身が一輪車になっているもの、玉乗りしているデザインや、椅子に座ってキャスター移動しているデザインといったものまで存在している。
得意な地形は「街中」「室内」などの舗装された平地。それ以外の地形は障害物や不安定な足下でスピードを発揮できなくなるのか、総じて苦手。扱いどころの難しい脚部タイプである。


●ひこう(飛行)
鳥や飛行機のように飛び回るタイプ。
デザイン的にも鳥や飛行機のようなタイプが多いのだが、中には「魔法少女って飛ぶものでしょ?」という理屈で、見た目ニ脚だけど空を飛ぶ魔法少女型メダロットもいる。
推進・機動などのスピード面に優れる脚部タイプ。ただし、飛行用に軽く設計されているのか、装甲が薄く打たれ弱いものが多い。
ついでに初代では女性型しか装備できない「ジェットエンジン」以外全てかくとうが0固定。飛行系で射撃型は1体しかいないのにである
対空攻撃の「アンチエア」が最大の弱点。元々の装甲の薄さもあって、一発で機能停止に追い込まれることもしばしば。
得意な地形は「砂漠」などの広々とした場所。障害物の無い広い土地でこそ持ち味のスピードが生かせるという理屈。


●せんすい(潜水)
泳ぎの得意なタイプ。
デザインは人魚みたいなものが多いが、スクリューや足ひれみたいなパーツで泳いでいるものもいる。また、「潜水」というより「船」みたいなものも含まれる。
全体的に機動力に優れている脚部タイプであり、半端な成功率の攻撃はやすやすと回避してしまう。加えて装甲も高く頑丈なものが多い。
弱点は対水攻撃の「アンチシー」。
潜水型がワラワラと出てくる水辺のステージは、多くのメダロッターたちにとって鬼門(だいたいシナリオ中盤以降になりやすい)。
得意な地形は「水中」などの水辺全般。


●ふゆう(浮遊)
気球のようにプカプカ浮かんでいるタイプ。
性質上「あんなの飾りです」とばかりに足が付いてないデザインのパーツが多い。が、浮いてさえいれば浮遊型の条件は満たされるので「見た目はニ脚の浮遊タイプ」みたいなパターンもあったり。
地形に関係なく浮いているため、得意な地形も苦手な地形もない。
「『飛行』とどう違うんだ?」という疑問が出てくるが、恐らくは飛び方の違い。


「飛行機はヘリコプターと違って急には止まれない。飛行型メダロットはいつも動きまわっていないとならない。浮遊型と似てても違うところね」
byコイシマル(漫画版)


●せんしゃ(戦車)
キャタピラなどで移動するタイプ。
いわゆるゲッター3とかガンタンクみたいなデザインが多い。そのイメージに違わず、頑丈だがとにかく遅いのが特徴。
足下など関係なく強引に進むため、浮遊と同じく得意な地形も苦手な地形もない。
『メダロット8』以降では鈍重さゆえに「回避ができない」という短所が追加された(元々回避はほとんど期待できない性能だったが)。ただしその代わりに、唯一「脚部での防御が可能」という長所も身に着けている。


装甲に使われる主な素材は『サイプラシウム合金』と『NFRP』。
サイプラシウム合金は「電気的な負荷をかけると軽くなる」という特殊な性質がある。別名:フユーンストーン。
NFRPは「ニューロン・ファイバー・レジン・ポリエチレル」の略称。感覚神経の役割を果たしてくれる素材で、攻撃を受けるとそれ相応の痛みを感じる。


パーツには『スラフシステム』が搭載されており、ロボトルなどでパーツが傷ついた場合もよほどの損傷でなければナノマシンにより自己修復される。
某ゲームのようにセンターで回復させる必要がない超便利仕様。



『3』からは純正パーツを揃えることで変形・メダチェンジできる機体が登場(設定上では『1』の時点から変形するメダロットは登場しているが)。ロボトルでの戦い方に更なる幅が広まった。


……ように見えて、実はむしろ縮まった。


それまでメダロットの醍醐味だった『不揃いなパーツ構成で組み上げた自分だけのメダ』が少なくなり、手軽かつ強力なため変形依存になるプレイヤーも一部いた。
システム面も複雑になるという問題点もあってか『メダロット5』などの作品では不採用になっている。
メダロット7』で復活。
ロボトルシステムの変更やメダチェンジ自体の仕様変更により使いやすい機能ではなくなるという形で、バランス調整が図られている。 



3.メダル

ティンペットの背中にはめこむ、人間でいう脳にあたる部分。
普段は後述のメダロッチに収容して持ち運べて、必要な時にボディを転送、召喚できる(漫画版では転送に人工衛星を介している様子)。


メダルの表面には生物などの姿が描かれており、この絵柄に合わせて「カブトメダル」「クワガタメダル」などと分類される。
メダルが成長すると、この表面の模様も変化する(ゲームによっては名称や細かな能力まで変わることがある)。
メダルにこのような絵柄が刻まれているのは、後述のマザーメダロットが地上の生物の能力をコピーしてメダルを産み出したためと思われる。


メダルはそれぞれ性格を持っており、ロボトル時の行動も左右する。
また、メダルの種類によって行動に得意不得意があるため練度の低い行動は失敗しやすい。


メダルにも種類があり、項目冒頭では人工知能と記述してあるが、必ずしもそうとは言えない。



●レアメダル(天然メダル)

遺跡などから出土される希少なメダル。作品のメディアによって細かい設定が違う。
マザーメダロットと呼応したり、メダフォースを扱える唯一のメダルだったりする。
レアメダルが遺跡から発掘されるオリジナルの天然メダル全般を指すのか、発掘されるメダルの中でも特別なものを指すのかは、媒体によってまちまち。
メダルが地球に現れたのは遥か昔のことであるため、発掘されるメダルの大半は風化・化石化している死んだもの。
機能する生きたレアメダルはごく僅かである。


レアメダルの中でも「カブトメダル」と「クワガタメダル」は希少な存在であるらしく、マンガ版ではメダロット博士が必死に探し回っていたり、イッキが「まぼろしのカブトメダル!」と驚く場面があったりするほか、ゲーム版の『5』では「世界中でも数枚しか見つかっていない」という旨の発言がされている。


後述するメダロットとメダルの正体は一般人に知られていないため、遺跡からメダルが発掘されることについては
「珍しい金属の結晶で地中から発掘される」「メダロット社が話題作りのために埋めている」
……ということになっている。



●人工メダル

天然メダルから抽出されたデータを基に人工量産されたメダル。
一般に売られるのはこれ。
漫画・アニメでは本来メダフォースは扱えないはずだが「先祖がえり」という理由で発動できちゃったりする。
ゲームシリーズではメダロッチの機能が整っていればどのメダルでも使える。



●デスメダル

アニメ『魂』に登場した兵器メダル。基本的に自我を持たない。



4.その他・周辺機器など

●メダロッチ

メダロットのマスターであるメダロッターは、腕時計型アイテムの「メダロッチ」にメダロットをデータ化して収納することができる。同時に、このメダロッチがメダロッターの証となる。
ロボトル中の指示や、パーツのセッティングなどはメダロッチの操作により簡単に行うことができる。
また、メダロッチに収納したままメダロットと会話することも可能。


初代ゲーム版ではメダロッチの設定はなく「ケータイ」でメダロットのセッティング&ロボトルの指示を行っており、メダロッチの設定が登場したのは『2』以降になる。
『DS』以降は再びケータイ、もしくはスマートフォンを用いるようになり、メダロッチはアプリ機能という形になっている。


漫画版・アニメ版においてはメダロッチの機能に差異があり、メダルだけはデータ化せずメダロッチにそのままセットして持ち歩くようになっている。
メダロットの転送を行う場合、まずパーツ&ティンペットが組み上げられた状態のメダロットが現れ、そこにメダロッターが直接メダルをセットするようになっている。
メダロット一体につきメダロッチ一本という形になるため、複数のメダロットを操るメダロッターは片腕に三本のメダロッチを装着していたり、両腕に一本ずつメダロッチを装着していたりする。


前述の通り腕時計型のアイテムだが、メダロッターや世代によってデザイン・形状の違いがある。
セレクト隊員のメダロッチは腕のアーマーに組み込まれる形。
初代の校長先生はメダロッチも旧式で大型になるためか、懐中時計型になっている。


●ミニハンドル、かぜのつばさ、せんぼうきょう

ゲーム版に登場する移動用アイテム。各アイテムに対応するメダロットを純正で組み上げることで使用することができる*3
「ミニハンドル」なら高速移動が、「かぜのつばさ」なら選択した町への移動が、「せんぼうきょう」なら水上を移動できるようになる。
要はじてんしゃ、そらをとぶ、なみのり
ミニハンドルは入手してからいつでも自由に使用できるが、かぜのつばさはED後まで自由に使えなかったり、せんぼうきょうはそもそも使える場所が少なかったりと、この手のアイテムとしては存在感は薄め。
また、最大でティンペット3つ*4を対応するメダロットに割り当てなければならない上、それらのパーツは貧弱で使いどころが限られるなものが多いのも悩みどころ。
5以降のシリーズでは普段からダッシュができたり、フィールド移動が選択式になったりなどで、ほとんど登場していない(対応するメダロットがイベント上で活躍する場面は時々ある)。


●メダリア

メダルに装着することができる小さな宝玉。
ゲーム版『3』『4』、および『DS』以降のシリーズで登場。
メダルにはめ込むことでそのメダルに新たな能力を追加する、いわばメダル自体のカスタム要素。
『3』『4』の地点ではそのメダルにはない、或いは育ち切っていない熟練度を補うだけのものであったが、『DS』以降はそれ以外のパワーアップ要素も追加できるようになった。
一度に装着できるメダリアの数は1つor3つまで。ゲームシステムによって異なってくる。
『8』ではラスボス戦のキーアイテムになったり、『9』ではメダリアの鉱山*5が重要な舞台になったりするなど、システム・シナリオの両面で存在感を増している。


マンガ版でも「メダリアシステム」として少し登場するが、普通のメダルを暴走状態にさせ強制的にメダフォースを発動させるという、忌むべき発明という扱いになっていた。




◆メダロット社

その名の通り、『メダロット』の生産を行う会社。一応、分類としてはおもちゃメーカー。
マンガ、攻略本などの年表によると設立は2001年。
アニメシリーズの原作・原案のクレジットになっていたり、ポータルサイトに名称が使われていたり。


国内のみならず世界経済にも非常に大きな影響力を持ち、メダロットの開発・生産・管理や、
ロボトルの管理や大会運営を行う「メダロット協会*6」、メダロットの悪用や事件を防止する組織「セレクト隊」の設立など、メダロットに関する多くの業務に携わっている。
加えて、人工衛星・宇宙ステーションや月面基地など、宇宙開発にも出資や技術提供などを行っている描写がある。


なお、世界に流通しているメダロットの100%を生産しているのかというとそうでもなく、関連企業・子会社なども独自にパーツの開発・生産を行っている。
ゲーム会社に例えるなら、メダロット社がハード(メダル・ティンペット)とソフト(パーツ)の両方を、それ以外の会社がソフト(パーツ)のみを開発・生産・販売している感じだろうか。
マンガ版では小さな工場がオリジナルメダロットを開発し、宣伝のために大会へ出場しているなど、この辺はわりと自由である様子。



基本的には善玉の団体であるのだが

  • 厳重なセキュリティ体制を敷いているはずが、しばしばスパイやハッキングの被害に遭う。
  • 社長・創業者一族であるニモウサク家が、メダロットに関する重大な事実を秘密にしている。
  • 大株主・役員である鮟倉一族が、金銭欲剥き出しで違法な商売に手を出している。
  • 内戦国の民間人保護のため例外的に……という扱いとはいえ、兵器としてのメダロットを開発する。
    • その兵器メダロットを(多分、デチューンしてあると思われるが)一般発売する。
  • 悪の秘密結社が開発した兵器型メダロットの設計図を流用して、新型メダロットとして発売した疑惑がある。
  • マスターのいなくなったメダロットを月面に廃棄する。
  • デスメダロット社やロボトルリサーチ社など、一部の関連企業が暴走・不正をやらかすことがある。

……といった具合に、黒い部分や残念な部分も見え隠れしている*7




◆メダロットの開発者

作中世界においてメダロットはメダロット博士が発明した……とされることが多いが、実際のところは複数人の科学者が開発に携わっている。
メダロット博士は最終的にこれらの研究をまとめてメダロットの形にしたというのが正確。
ここでは設定面での描写の多いマンガ版での記述を中心に開発者を挙げていく。


○ニモウサク タメゾウ(二毛作タメゾウ)

メダロット社の社長「ニモウサク タイヒ」の祖父にあたり、御曹司である初代メダロットのライバルキャラ「ニモウサクユウキ」の曽祖父。地質学者の教授。
当時「六角貨幣石*8」と呼ばれていたメダルに、何故か優れた情報処理力があることを発見。これをロボットの脳の代わりに使うことを思いつく。
この研究に関する全てにおいて特許を取得しており、これが後のメダロット社の礎になったと思われる。



○フシハラ ゲンゴロウ(節原源五郎)

昆虫学者にしてメダロットの基本理念の提唱者。マンガでは「フシハラ博士」、アニメでは「フシハラ教授」と呼ばれる。
メダロットの自己修復機能「スラフシステム」の発明者で、マンガとアニメではロクショウの元々のマスターにあたる人物。
機械工学の世界にはなかった生物学的な外骨格やその動力などの知識と発想力により、メダロットの開発を進めていた。
メダルの研究と並行して、動物の脳にメモリーを追加し知性を与えようという若干マッドな人工知能の研究も行っていたが、こちらはうまくいかず、実験体となった二体に謝っていたという。
メダルと人工知能の研究に区切りをつけてからは、絶滅の危機に瀕していた「金色のカブトムシ」の研究を続けていたが、自宅の火災で命を落としている*9
なお、マンガでは本職の昆虫学者として有名。ユニークな発想力で当時の学生たちの憧れであったが、学界からは変人扱いされていたらしい。昆虫学者がロボットや人工知能の研究をしてたらそうもなるであろう。



○メダロット博士(アキハバラ アトム)

シリーズおなじみ、メダロット界の権威
ニモウサク教授とフシハラ博士の弟子であり、ティンペットとパーツを構成する「マッスルケーブル」と「NFRP」を発明している。
前述の通り、メダロットの開発は彼一人の手で成し遂げられたものではなく、アニメでは「自分はフシハラ教授の研究を引き継いだだけ」という旨の発言をしている。





※以下 メダロットの正体











メダロット
外宇宙からの
侵略兵器
デアル可能性アリ




「△回×◎▽○▽□×○□―――!」
「これを公表? そんなことしたらパニックになるロボ」
「責任大きすぎロボ 知らん顔して逃げるロボ!」











メダロット(メダル)の正体はメディアによって設定が異なる。


◆メダロットの正体

○漫画版

遠い宇宙から飛来した謎の存在。
総指揮を務める一体のマザーメダロットと、それに従う複数のキッズメダロットがカプセルによって放出されて古代の地球など数多の星々に飛来。
飛来地点は「遺跡」と呼ばれる。


創造主から与えられた使命は「降り、目覚め、そして殖えよ」。
どこかの星に降り立ちそこで数を殖やすことを使命とされていたが、地球に降りたマザーたちは何故か気まぐれを起こし、目覚めずに眠ったままでいる事をキッズたちとの約束事とした(詳しい理由は不明。人の手により偶然誕生したマザーであるイサナガミは「自分たちが殖えることで地球の環境を壊してしまうのを嫌がったから」と推測している)。
しかし、人間たちが遺跡を掘り起こした事でメダルが発見され、地球のマザーの意志とは逆に世にメダロットが広まっていくことになる。


一方、地球のマザーたちのような「気まぐれ」を起こさなかった月のマザーは、使命(=生命体としての本能)に従おうとする。



○ゲーム版

メダロットの起源について詳細に語られるのは「メダロット3」。
宇宙から来た存在という点では漫画版と一緒だが、詳細が謎めいていた漫画版よりも目的がはっきりしており、降り立った星の知的生命体(人間)を成長させることを目的としている。
侵略兵器の性質を持つ漫画版と比べて最初から人間に対して友好的な存在である。
しかし、本来「人間の精神的な発達をもたらすマザー」が地球に、「人間の技術的な発達をもたらすマザー」が月に配置される予定だったのが、手違いで逆に配置されてしまい、人間たちの成長が予定よりも大幅に遅れてしまうことになる。
マザーメダロットは使命を果たさないと母星に帰れないため、地球に降りたマザーのブラックデビルは母星に帰ろうと焦るあまり「3」における事件を起こすことになる。



○アニメ版

  • 無印

地球の超古代文明を築いた『メダロ人』が姿を変えた存在。
レアメダルに宿っている魂はメダロ人そのものの魂でもある。


前作におけるメダロ人などの設定には触れられず、基本的にはオモチャとして扱われる。
一応、レアメダルが遺跡から発掘される点について少し言及される場面はある。




メディアによってはメダロットはロボットではなくサイボーグとも言える設定もちらほら。






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  • メダフォースの、「自壊しろ」って信号みたいなのを飛ばすことで耐久性とか関係なく一撃破壊できるって設定好きだったなぁ -- 名無しさん (2013-08-10 02:05:16)
  • 魂はメダルをオモチャ扱いしてないぞ、ただ触れなかっただけ -- 名無しさん (2013-08-10 02:43:34)
  • メダル=メダロ人の魂なのか…真剣ロボトルでメダルを取ると掛け合わせで新しいメダルが出る事があるが…… -- 名無しさん (2017-08-05 20:31:11)
  • メダロット社の黒い部分といえばDUALでのSGIパーツ関連の顛末にも見られる。アレのベースになったのって「偶発的に」発見された暴走ブルースドッグで、最終的に田ノ中製作所からパーツ工場を取り上げた挙句SGIの研究まで引き継いじゃった。なんか暴走メダの時点から仕組まれてたんじゃないかと思ってしまうのは考え過ぎなのかな -- 名無しさん (2019-04-24 23:09:14)
  • これを公表? そんなことしたらパニックになるロボ←コイツラが好きでバカをやってるだけで根本的なノータリンではないことがわかる一言。漫画版のロボロボは本格的に秘密結社地味てるのもあるが。 -- 名無しさん (2022-04-07 22:51:55)

#comment

*1 発音はメダ↑ル
*2 媒体によってはティンペットの状態でも行動ができるものもあり、ゲームによってはティンペット状態の腕でのパンチが攻撃手段になる作品もある
*3 初代およびDSのミニハンドルはメダロットの組み上げが必要なく、アイテム単体で使用可能。
*4 所持できるティンペットの数は最大で9つまで。
*5 ただし、過去の大事故が原因で現在は廃坑。
*6 ロボトル協会やロボトル管理委員会など、媒体によってまちまち。
*7 一応、媒体にもよる。黒い部分の大半はマンガ版。
*8 「貨幣石」は単細胞生物の化石のこと。名前の通り硬貨のような丸っこい形をしている。
*9 アニメでは行方不明扱いであり、最終回で生存の描写がある。

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