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更新日:2024/02/12 Mon 22:45:44NEW!
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古畑任三郎 tvsp smap 中居正広 木村拓哉 香取慎吾 稲垣吾郎 フィクション ライブ 青いイナズマ 良作 弁当 エレベーター 脅迫 アリバイトリック 鬼畜な被害者 古畑任三郎エピソード項目 草彅剛 戸田恵子 コンサート 紙吹雪 リーヤ 五本の矢 リハーサル
新年あけましておめでとうございます。
早速ですが『三本の矢』の話をご存じでしょうか。
戦国武将『毛利元就』はこんなことを言いました。
「矢は一本一本は非常に折れやすい、しかしそれが三本集まれば折れることは無い」…と。
やってみましょう。
(机の上に置かれた3本に束ねた矢を簡単に折る)
4本ではどうでしょうか。
(4本に束ねた矢を力を込めながらも折る)
…では…5本ではどうでしょうか。
(力を込めるがなかなか折れない)
ちょっとお待ち下さい…今泉君…足。
(今泉の膝を使い勢い良く折る古畑、苦痛で表情が歪む今泉)
問題はですね、矢の数では無いんです。
要は…誰が折るかと言う事で…。
『古畑任三郎vsSMAP』は『古畑任三郎』のエピソードの1つである。
初回放送は1999年1月3日。3回目のテレビスペシャルである。
古畑任三郎といえばゲストに豪華な俳優、役者を呼び犯人役にするというスタンスだったが、今回は犯人役では無く実在するSMAPが殺人を犯すという今までに無い異色な脚本だった為話題となった。
(この手法は後のFINALで『フェアな殺人者』にも使われている)
また、木村拓哉は二度目の犯人役である。古畑任三郎において、犯人役の俳優が別役で出演した例はあるが、犯人役2回は木村だけである。
※以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。
ストーリー
SMAPは草彅を強請っていたスタッフの一人をライブのリハーサル中に首吊り自殺に見せかけて殺害する。
古畑は現場に残された小さな手掛かりからSMAPに疑いの目を向けるが彼等にはそれぞれ完璧なアリバイがあった…。
登場人物
SMAP
ご存じ国民的アイドルグループ。ただし、「メンバー全員が元孤児で兄弟同然の関係」という設定であり、現実世界とは違うパラレルワールドであることが強調されている。
- 中居正広
「SMAPは終わらせない…」
リーダーとしてSMAPをまとめており、前田とも対等に話すことのできる立場。草彅同様殺人に対しては葛藤を見せており最後まで富樫と対話での解決を望んでいたが、決裂に終わりついに覚悟を決める。その際には富樫に向けて「あんた、地獄に落ちるよ」と捨て台詞を吐いている。
- 木村拓哉
「強いて言えば…挑戦かなぁ…?」
時にスタッフに対しチャラく接し、時に前田にも突っかかるほどわがままで自分勝手な面を見せるが、今回の完璧な殺人計画を主導。それだけに急遽の草彅の参加など予定調和が狂う行為に関しては反対するなど慎重な面も持つ。
草彅の負傷をごまかすべく「青いイナズマ」の振り付けを全て変更するなどアドリブ力も強い。
木村はこの事件の前にも『赤か、青か』の犯人役で出演しており、唯一2回犯人役として出演したゲストでもある。
リアルではかつて『SMAP×SMAP』初回などで「古畑拓三郎」という古畑のパロディコントを披露。さらに後述の今泉ドッキリ登場回の脚本は三谷が書き上げた物を使用した。
- 稲垣吾郎
「…言ったろ?僕だってSMAPの一員だ。」
常に冷静で中立的な立場。しかし、木村による草彅の負傷を隠すために振り付けを全部変えることを止めようとするなど孤立気味でもある。
彼もリアルでは後に三谷映画で主演を務めることになる。
- 草彅剛
「ありがとう…嬉しかった。」
富樫からの執拗な強請に悩まされており、メンバーを巻き込んでの殺害計画にも不安と心配を見せていた。
一方、メンバーからは動機の関係上真っ先に疑いがかかるため実行計画からは外されていたが、やはり1人で待つことはできず懇願の末4人と合流し富樫を直接手にかけることに。
しかし、その際に富樫の抵抗で指の痕が付くほど強く掴まれ肩が上がらなくなり、ダンスの振り付けを変更せざるをえないことに。
リアルではかつて『SMAP×SMAP』の「古畑拓三郎」で「草泉慎太郎」なる今泉のパロキャラを演じており、コント内で本物の今泉(西村)と鉢合わせたこともあった。そして本作放送後には西村とドラマ「TEAM」や時代劇「徳川綱吉」で共演している。
- 香取慎吾
「今まで何やる時もみんな一緒だったじゃん!」
普段通りのお調子者だが、殺人計画に対しては早くから覚悟を見せ、対話での解決を望む中居に反対する一方、心配する草彅を励ましたり、犯行に加わるのを反対する木村に対し「剛君の気持ちも考えてやろうよ」と草彅に寄り添う姿勢を見せている。
三谷氏はSMAPメンバーの中でも最もお気に入りとしており、後に前田のそっくりさん等を教える定時制高校の教師や、向島そっくりの六番隊組長等を従える新選組局長を演じたほか、独立後にも「誰かが、見ている」(アマゾンプライム)や草彅との二人舞台「burst!〜危険なふたり~」の脚本・演出を担当している。
関係者
- 富樫明男
演:宇梶剛士
「俺だってこんな形でSMAPを終わらせたくねえんだよ。」
被害者。
草彅の紹介で入った美術スタッフ。
が、その仕事ぶりはひどく、命じられた紙吹雪も三角ではなく四角に切るという適当な仕事をしており、私生活でも暴力団に借金があるなど人間性も最悪。
死後に他のスタッフからは「剛君の紹介じゃなかったら、とっくに辞めてもらっていた」と言われてしまっている。
実は5人が世話になっていた草彅の叔父が、3年前に富樫の車に追突事故を起こしてしまい、大した怪我でもないのに叔父に到底払えない慰謝料を要求。後に草彅と叔父の関係を知ると、さらに倍の金額を払うように脅しをかけ、払えないと見るや叔父に危険な薬の運搬までさせて金を支払わせ、とうとう叔父を自殺に追い込んだ。
それに足らず、今度は草彅に慰謝料の支払いを脅迫。草彅が断ろうとすると、叔父が危険な仕事をしていたことをネタにして強請りをかけ200万を巻き上げる。
だが、今度は職の世話まで要求したことから草彅のツテで美術スタッフに入れるも強請りを止めることはなく1000万円という大金を要求。しかも要求を呑まなかったら、週刊誌の記者に叔父のネタを2000万で売ろうと企んでいた。ビタ一文まける気はなく、中居からの「半分にしてほしい」という頼みも断っていた。
そのくせして厚かましく、草彅に対し「知り合いに頼まれていた」とSMAP5人のサインを頼むが、激怒した草彅に色紙を投げ捨てられている。
なお、脚本担当の三谷が後年に手掛けたドラマ「オリエント急行殺人事件」では、富樫をさらに鬼畜にしたような被害者が登場している。
演者の宇梶は、第1シーズンの『さよなら、DJ』にもラジオディレクターとして出演しており、性格は富樫と正反対のいい人だった。
- 前田
演:戸田恵子
「本当…どこまでも世話のやける子たちだわ。」
SMAPのマネージャー。
ライブでは陣頭指揮を執り、物販やチケット、座席のチェックにお弁当の手配と大忙し。
一方、仕事への妥協は許さず、直後の「計画」に気を取られリハーサルで手を抜くメンバーを「リハーサルもろくにやらない人たちに(本番が)できるわけない」と叱るなど厳しく接するも、孤児だったSMAPにとって母親のような存在であり、自身も内心ではメンバーの事を信頼し想いやっている。
アリバイ作りの香取の激怒には「私も初めて見た…」と動揺する一方、重さもあってかデラックス弁当の運搬は一切手伝わないという人使いの荒い一面も。
後述のスペシャルドラマで、結婚したことが判明。しかもお相手は……?
この6年後にリリースされたSMAPの楽曲「BANG!BANG!バカンス!」で、「前田さんなんてウチにはいない」という歌詞が出てくるが、元ネタは彼女のことだろうか...。
モデルは当時のSMAP担当マネージャーである飯島美智氏。
特定のメンバーではなく、「5人の個性を売り出す」という戦略でSMAPを国民的グループに育てた立役者だが、SMAP解散のきっかけを作った一人でもある。
現在は香取・草彅・稲垣とともにジャニーズ事務所を離れ、3人の所属事務所の社長を務める。
レギュラー陣
演:田村正和
「あなた方の中の誰か一人の犯行を証明すれば良いんです。」
ご存じ警部補。今回も自転車で登場。が、思ったより遠くかなりお疲れでの到着。しかも現場はエレベーターの無い4階まで階段で上がらなければならず、現場に来た段階でへとへと。
「海のそばだっていうから自転車で来てみたら遠いんだもん。第三京浜って自転車入れてくれないんだね…」
最初はSMAPという単語に首を傾げていたが、メンバーそれぞれの出演作品を知っていたり『SMAP×SMAP』の事を聞いたり、かなりのファンである。
フジテレビの『夢がMORIMORI』・テレ東の『満員御礼!学園キッズ』は勿論、『青春家族』(稲垣出演のNHK朝ドラ)・『時間ですよ平成元年』(中居出演のTBSドラマ)、
更には『赤ずきんチャチャ』(香取出演のテレ東テレビアニメ)まで視聴していた。
演:西村雅彦
「SMAPがそんなことするわけないじゃないですか!」
ご存じ史上最低のワトソン。
古畑がSMAPの犯行を疑い始めた際には前述の通り真っ向から否定し、「SMAPが事件に関わってないという証拠を持ってこい」と古畑に言われるが、持ってきたのはPVとライブ映像にスマスマのコント集であり、これで「SMAPがどんなにいいやつか分かってもらえるはず」という情に訴えるものだった。お前「証拠」というもん分かってねぇだろ…
だが、殺人現場で木村、香取と仲良く記念撮影をしたり、SMAP一人一人とそれぞれツーショットを撮って貰ったりちょっと美味しい役割。
- 西園寺守
演:石井正則
「…仕事ですから。」
ご存じ優秀な小男。
実はこの事件が初登場。「家族に連絡するように」という今泉に対し、遺留品から洗濯物の引換券や不在票を見つけ一人暮らしであることを見抜くなど中々の推理力を見せている。
時系列ではこの後の『黒岩博士の恐怖』が初登場なのだが、『vsSMAP』が先に放送された為視聴者は戸惑った。
- 向島音吉
演:小林隆
「ご苦労様です!」
ご存じ名前を覚えて貰えない人…と見せかけて今回はちゃんと覚えて貰っていた(というか、第二期最終話で覚えている)。
…と思いきや、離婚して旧姓の東国原に戻ってしまったので結局覚えて貰えず。
SMAPの富樫殺害計画
リハーサル前にライブ会場のエレベーターの換気扇を外す。また、木村が舞台演出に「自身のソロコーナーで歌う吉幾三の時に紙吹雪を降らせてほしい」と頼み、手が空いている富樫に紙吹雪を作らせるよう仕向ける。一方、中居は前田と会話しデラックス弁当の到着時刻を確認、稲垣はスタッフにライブのフラメンコで使うカスタネットを借りわざと紐を切断、香取は富樫に「本番のマジックで使うロープを買ってきほしい」「驚かせたいから誰にも見つからないでほしい」と賄賂込みの1万円を渡し富樫の手でロープを購入させる。香取は富樫からロープを受け取る一方、富樫に「静かに作業できるところ」として4階の空き部屋を紹介し富樫を1人にする。
5時20分から6時までの間は各自アリバイ作り。
スタッフルームにて木村と香取が大喧嘩を始める。止めに入った中居が吹っ飛ばされたり、香取が衣装を破るなどの大暴れの末、香取は落ち着かせるために機材室に隔離され鍵をかけられるが、その鍵は中居が受け取る。スタッフが呼びに行った前田を交え木村と中居が会話するが、木村は激怒して退室。「2人で対話したい」という中居の要望に前田は反対するが、スタッフから「映写室が空いている」と言われ2人で映写室に。前田も入ろうとするが「任せてください」と中居が説得し2人きりの空間を作る。
稲垣と草彅は楽屋でスタッフから説明。香取が破った衣装は草彅の物だったため、急遽草彅は衣装さんと寸法取りをすることに。
稲垣はカスタネットが壊れてしまったことからかつてやったタップダンスに変更することに。こちらも鍵を借りリハーサル室に入室する。
映写室では中居と木村が口論をしている声を聴かせるが、実際はCDに録音していた音声を流していたもの。その間に中居と木村は映写室を脱出し閉じ込められていた香取を解放。舞台裏を通り稲垣とも合流し、持ち込んでいた服やロープを調達。
一方、採寸中の草彅だがどうやら新しい衣装が届いたらしい。衣装さんが取りに行く間その場で待ち続けるが、1人でいることに耐えられなくなりその場から離れる。
4人が着替える中、前田から携帯を通じて弁当が届いたことが中居に伝えられ、中居はスタッフルームに運ぶよう指示する。
が、そこに草彅も合流。1人でもアリバイが崩れたら一気に疑われることに反対する木村に対しこれまでの事を考え草彅の気持ちを汲む香取が対立。最終的に中居が認め殺害計画に参加する。
5人は機械室からエレベーターに入り、開けておいた換気扇からエレベーターの上に乗る。
そこに前田とデラックス弁当150個を運ぶ弁当屋が到着。台車がエレベーターに入らず手作業で運び入れるが、そこに前田と弁当屋が入ると重量オーバーのブザーが鳴ってしまった。仕方なく弁当屋は階段で上がることに。
エレベーターは3階のスタッフルームに上がっていく中、その上にいる5人は4階のドアが見れるところに到着。弁当屋がエレベーターから弁当を運び出す中、ついに4階のドアを解放。ひたすら紙吹雪を切り全く気付かない富樫にエレベーターの監視役の稲垣を除く4人がかりで襲い掛かり富樫の首にロープをかけ吊ろうとするが、富樫の必死の抵抗で肩を掴まれた草彅は倒れ、中居はネックレスを引きちぎられる。が、4人の力で富樫のロープを引っ張っていく。一方、稲垣も前田と弁当屋が離れた隙に運び出したデラックス弁当をエレベーター内に戻して時間稼ぎ。富樫の死亡が確認できたら自殺に見せかけ部屋を荒らす中、ちぎられた中居のネックレスも捜索。ギリギリで全てのパーツを見つけ出し再びエレベーターの上へ。1階へ戻る前田に合わせて再びエレベーターで元の場所へ戻る。
その後はあたかもずっとそれぞれの部屋にいたかのようにみせかけてアリバイを成立。
そしてライブ真っ最中の時に警備員によって富樫の死体が発見された…
古畑とSMAPとの攻防戦
先に現場入りした今泉が陣頭指揮を取り、富樫が切っていた紙吹雪も鑑識に回され部屋から出される中、移動と階段でへとへとになった古畑が到着。
一方、香取は重大なミスに気づく。犯行時草彅に手袋を貸したため片方しかなく、さらに手袋をはめてないほうで部屋を出る時にスイッチを触ってしまった。
そこで今後の演技ための見学と称して木村と香取が来訪。木村は古畑と会話、その隙に香取がスイッチを押そうとするが、その間に古畑はある「違和感」を木村に見せる。
それは富樫がロープを購入するときに貰っていた領収書だった。どうやら後で前田に見せてその分のお金も貰おうとしていたのだろう。とことん守銭奴である。
だが、もし本当にこの後首吊りで死のうとする人間が領収書をもらうだろうか…?
と、その隙に香取がスイッチを押し部屋の電気をつけてしまう。まだ指紋を採取しておらず今泉に怒られるが「部屋が暗かったから」という理由でつけたという香取の親切心を汲み不問にする。
が、現場を去ろうとする2人に今泉は記念写真を希望。古畑も巻き込み4人で写真撮影するが、その瞬間に何かが転がり落ちる。それはネックレスのビーズだった。
楽屋でその事実を報告し5人で会議。どうやら回収した時にポケットに入れ忘れてしまったようだ。だが安物のネックレスでそこから中居に結び付くことは無いと不安には思わないものの、何故か1個だけ落ちていることに木村は疑問を抱く。
一方、古畑と今泉が帰ろうとしたところでロビーでは勝手に振り付けを変えられて怒る振付師に前田が謝る様子を目撃。スタッフも初めてというこの事態に古畑は注目する。
翌日、古畑は前田から5人のスケジュールを入手する一方、東京ドームを満員にするほどのSMAPなのに今回が小さめなホールでの開催であるという疑問を前田にぶつけるが、前田からは「今回の街がキンダーハイム(孤児院)があった場所であり、SMAPにとって原点でありホームグラウンドであること」を教えられる。
古畑は刑事役を務める木村のドラマ撮影現場(この時に古畑は反射で犯人役の役者を本気で制圧しNGを出してしまっている)、警備員が監視する中で金塊の中から「金塊に見せかけた豆腐」を当てる「どっちが本物?」という番組収録をする中居、舞台の稽古の稲垣、スポーツジムでトレーニングをする香取の元へ赴き、形式的な事情聴取。中居と木村、香取のアリバイはもちろん、稲垣も証明する人物は無いとはいえ1年前のタップダンスを30分しかない練習時間で思い出すとなれば殺しに行く時間は無い。また、香取からは丁度6時に草彅が窓の外で柔軟体操をしていたという事を聞く。
ついでに古畑はパンフレットに4人のサインを書いてもらう。
一方、「昨夜のコンサートで1曲だけ振り付けが変わったこと」について「曲に合わせて振り付けを変えた」と答える木村だが、「普通ならリハーサルの段階で変えるのでは?」と聞く古畑に「振りと曲が合ってなかった」「先生にお願いしたかったが見つからなかったので自分達で直した」と返答する。
最後はオフの時に時間を潰しているという公園で草彅と会話。アリバイはスタッフルームでの採寸と柔軟体操だが、誰にも見られていないためその点では稲垣同様アリバイはない。だが、香取が駐車場での柔軟体操を見ていたため成立したことになっている。
一方、古畑が草彅の紹介で富樫をスタッフに入れた事を聞いたところで目の前に野球ボールが転がってきた。投げようとするが右腕は今上がらない。そのまま近づいてきた子どもにボールを渡す。
改めて富樫との関係を聞く中、富樫とは「知り合い」であり、仕事を探していた富樫のために口利きしたと語る。
と、草彅にもサインを求め、これで5人分のサインが揃った。
と、古畑はある色紙を出す。それは似てるようでどこか違うSMAPのニセモノのサインだった。この色紙があったのは富樫の鞄の中。もちろん書いたのも富樫であろう。
富樫は知り合いから頼まれたSMAPのサインを貰えず自分で書いた。しかし、そうなると草彅と富樫の関係は「仕事の世話をするほど仲が良い」のに「サインを断るほど仲が悪い」と矛盾している…
舞台の準備を見ながら古畑は今泉と西園寺にSMAPのアリバイの裏取りを命じる。
「SMAPが嘘つくはずがないじゃないですか」と否定する今泉に古畑はある違和感を指摘する。
昨日に限って
たまたま木村と香取が喧嘩し
たまたま稲垣のカスタネットが壊れ
たまたま草彅が柔軟体操をしている所を香取が目撃
たまたま昨日に限って木村がスタッフに紙吹雪を作らせ
たまたま中居が150人分の弁当を注文し
たまたま草彅の衣装が破れ
たまたま振り付けが変更される…
富樫が自殺をした日にこんな事件や出来事が重なる物だろうか?「たまたまが重なっていいのは2回まで」と古畑は疑いを持ち始める。
一方、開演前のステージにお邪魔し、紙吹雪を手作りしている所を見学。スタッフに寄れば最近は機械で作るため四角いのが多いらしいが、一番綺麗に見えるという事で「やはり三角が一番」とのこと。また、富樫については「扱いづらい」「仕事ができない」と不満だらけの人物評の一方、「剛は俺には頭が上がらない」と語っていたことも明かす。
だが、その様子を香取が目撃。じわじわと迫る古畑の捜査を心配するが、木村は「どんと構えてればいい」と意に介さず。
一方、中居は既に古畑が疑いを持っていることを察知し、番組が使う貸衣装の「東京衣装」から警備員の衣装を入手。それを置いておき「暴力団との金のトラブルによって殺された外部犯行」に見せかけることを提案。賛成する香取に対し「泥沼にはまるだけ」「もうちょっと様子見てからの方が…」と否定的な木村・稲垣だが、それでも中居は東京衣装のタグをちぎり捨て計画を実行する。
ライブ会場にやってきた草彅に再び事情聴取をする古畑。先の公園でボールを投げ返さなかった件について聞くと「子供が好きじゃない」「テレビのイメージとは違う」を自分へのイメージを買いかぶりすぎていると返すが、古畑は既に西園寺を通して草彅が午前中に行っていた病院と連絡を取り肩の怪我があること、そして「誰かに非常に強く掴まれたような痣がある」と突き止めていた。
想定以上の古畑の追いつめるスピードに動揺が走るSMAP。このままでは草彅と富樫の関係がバレるのも時間の問題。考える中、木村は「先手を打つ」ことに…
前田同席の元、稲垣以外の4人が古畑・今泉・西園寺の3人に草彅と富樫の関係(前述の接触事故からの強請)、及び美術スタッフに入れた経緯を正直に話す。
事情聴取が終わり、藪蛇を心配する中居、「富樫を雇う所から今回の作戦が始まっているとは思わない」と楽観的な香取、緊張はしたものの関係性を打ち明けた事で楽になった草彅の元に稲垣がやってきた。どうやら食事をしていたらしいが「全員参加」だというのに忘れていたことを中居から咎められる。
「これで犯人じゃない」と確信する今泉の一方、会場内のカフェで古畑と木村が遭遇。「草彅と富樫の関係を取る手間が省けた」と笑う2人だが、草彅に動機があるということはきょうだい同然の他のメンバーにも動機があるということ。しかし、5人のアリバイは完璧であり「自殺でケリつけといたほうが無難だと思いますけどね」と幕引きを図ろうとする木村だが、5人の仲の良さを「友情」と表現する古畑に対し木村は「挑戦」と表現する。
改めてアリバイの洗い出しを行う古畑と西園寺。香取が閉じ込められていた機材室の窓からは西園寺なら脱出できそうだが香取には脱出不可能。駐車場も十分見ることができる。西園寺が手に入れたチケットを持って部屋を出ようとするが、西園寺が窓を閉めようとした所でそこにワゴンが止まり視界が封じられた…
ステージ上で再びSMAPに尋問を行う古畑。香取が証言した6時、機材室の外には弁当屋のトラックがぴったりとついており視界を完全に塞いでいた。スタッフの通用口と近いため積み下ろしがあるトラックはそこに止めてしまうのだ。
こうなると草彅のアリバイはもちろん、そのトラックに気づかない香取の「機材室にいた」というアリバイ、そして機材室に香取がいないとなるとその部屋の鍵を持っていた中居の証言、そして中居とずっといたとされる木村の証言も全て成立しない。
唯一アリバイがあるのは稲垣だけ。だが、もしタップダンスを事前に練習しており、カスタネットが壊れたのも計算のうちだとしたら…
古畑はSMAPに真相への「王手」をかけてその場を去る。
その直後、トイレから警備員の服が発見された。
中居によれば「その服を着ていた人を見た」らしいが、古畑は釈然としない。
なぜその人物は警備員の服を置いて行ったのか?
「本物の人に会いそうになったから」ならばその人物は裸で帰ったことになる。後年本当に1人が裸になって逮捕されたのはここではおいといて。
「下に着ていた」としたらかなり着ぶくれして不自然な格好となりさらに怪しまれる。
「カバンに着替えを入れて持ってきた」のならばそのカバンに警備員の服を入れて持って帰ればいいだけの話である。重要な証拠である警備員の服を現場に残すのはリスクしかない。
とりあえず服の出どころを当たることにした古畑。
「君ね。東京衣装に電話して。」
その言葉に緊張が走る5人。中居がなぜ東京衣装なのか聞くと警備員の服には捨てたはずのタグが縫い付けられていた。既にスタッフから東京衣装が舞台用貸衣装の会社であることも突き止めており、持ってきた人物が芸能関係であることは明白。だが古畑はその衣装に既視感を感じる…
一方、SMAPの楽屋ではやはり捨てたはずのタグが無かったのを確認。ネックレスのビーズといい、誰かが裏切っているのは確実だが、木村の疑いの目はやはり単独行動を取る稲垣に。最初から乗り気でなかった上に裏切ったと思い、木村は激昂し稲垣に掴みかかる。
西園寺の調査により警備員の服が「どっちが本物?」で使われた物だと発覚。一気に中居に疑いが向き信じられず西園寺に掴みかかる今泉だが、古畑はパンフレットの中居の写真にビーズのネックレスを発見し中居の聴取を命令。本番まで残り15分という大事な所での聴取にメンバーもいら立つが中居は素直に命令に応じる。
落ち込む今泉の傍ら、西園寺は中居に現場からネックレスに似たビーズがあったことを伝える。しかし、古畑は「中居がタグを外し忘れたまま隠すような人間ではない」と指摘。縫い付けられたタグもかなり雑につけられていた。
古畑はビーズやタグが「中居を疑え」という「メッセージ」として受け取ることができると考える。
開園が近づき、古畑・西園寺とまだ「SMAPのはずじゃない」と説得する今泉がライブスタッフと共にエレベーターに乗るがブザーが鳴ってしまった。今泉を降ろし西園寺を乗せて1人階段で降りるよう指示。と、古畑はエレベーターの定員が「7名」、最大重量が「420kg」であることに気づき、西園寺を先に行かし1人で「ある事」を調査しに行く。
SMAPの5人は力を合わせて憎むべき強請屋をこの世から葬りました。
確かに同情すべき点は多い。しかし犯罪は犯罪です。
残念ながら今回は決定的な証拠はありません。
そういう場合は犯人に自供してもらいましょう。
5人全員は無理でも1人を落とすことは簡単な事です。
実はこれからちょっとした罠を仕掛けてみようと思います。
問題はですね、ターゲットを誰にするか。誰ならば一番簡単に口を滑らせてくれそうか。
責任感の強い彼か
悩める青年か
個人主義の彼か
一見お調子者のムードメーカーか
それとも挑戦的なこの男か
私…はい、古畑任三郎でした。
※以下さらなる真相に至るまでのネタバレが含まれますのでご注意ください。
結末
古畑の元に前田が怒鳴り込んできた。中居を尋問したと聞き、「これ以上迷惑をかけたら営業妨害で訴える」と激怒。「SMAPの誰かが事件に関わっていると疑っている」と前田は言うが、古畑が「1人ではなく全員が関わっている」と突きつける。
「前田さん、あなたにはお気の毒ですが。あなたが愛する5人の若者は共謀して富樫さんを殺害したのです。」
この場所はSMAPにとっては思い出の場所。だからこそ建物の構造を知り尽くしたこのコンサートホールを利用して完全犯罪を計画していたのだった。
開演まであと10分。舞台の下で準備をするSMAPに前田から「ライブ後に古畑から話がある」と告げられる。だが木村は「気になってライブになんない」と中居や稲垣の反対を押し切り古畑を呼んでもらうよう頼む。が、逆に前田は中居と木村を舞台袖に呼び、どれだけ事件に関係しているのが問われるが2人ともシラを切る。
開演まであと5分。古畑・今泉とホワイトボードを持ってきた西園寺がやってきた。
「これからちょっと数学の授業を。」
古畑は近くにいた香取にホワイトボードで計算させながらある重さを試算する。
デラックス弁当が1個500gで150個で75kg、運搬の段ボールを考慮すると合計85kg、女性に体重を聞くのは流石に失礼ということから前田の体重を40kgと想定すると合計は125kg。
ライブ会場のエレベーターの最大重量は420kgでこの重さを差し引くと295kg。これほどの余裕があるのに弁当屋1人が乗っただけでブザーが鳴ってしまったのだ。いくら弁当屋が着やせするタイプだとしてもこれほどの体重なはずはない。
時間が迫っていることから結論を急ぐ木村を気にせず、古畑は計算ができない香取から稲垣に担当を変え、ライブのパンフレットを持ち出し、SMAPのプロフィールを読み上げる。
中居正広 54kg
稲垣吾郎 52kg
香取慎吾 71kg
草彅剛 55kg
木村拓哉 57kg
その合計は289kg。先の前田とデラックス弁当の重さを足すと414kgで最大重量に対する余裕は6kg。これならあと1人が乗ってしまったらブザーが鳴ってしまう。
もちろん前田は「誰も乗っていない」と言うが、エレベーターのカゴの中ではなくカゴの上に乗っており、エレベーターが3階に上がっている間にその分の高さを利用しエレベーターが行かない4階に上がっていたと説明。
事件の犯人が「300kg近い大男」か「友情で結ばれた5人の若者」か。どちらが現実的かは言うまでもない。
ここで定刻となり前田が切り上げようとするが、木村は10分押しを頼み古畑との対決を続行する。
だがこれらはあくまで状況から導き出された仮説にすぎない。犯行を立証するにはやはり証拠が必要だ。
しかし古畑は「誰か1人の犯行を立証すればいい」と続ける。
古畑が着目したのは富樫が作っていた紙吹雪だった。富樫と争っているときに紙片が1枚ぐらい体にくっついている可能性は大いにあり、それが見つかれば犯行現場にいたという決定的な証拠となる。
だが木村は「ステージ衣装で人を殺しに行くことは無い」「衣装替えや着替え、ライブ後にシャワーも浴びてるため残っているはずがない」と否定。
だが、古畑はこの中で1人だけステージ衣装で犯行現場に行き、そしてそれが本番で使われずまだスタッフルームに残っている人物がいると説明。それはもちろん草彅の事だった。
スタッフによる採寸の途中で犯行現場に向かったため、あの時点で仮縫いのズボンを履いていた。古畑は「本来は犯行に向かわないはずだったが急遽向かった」と推理する。
と、西園寺が草彅が履いていたズボンを持って帰ってきた。
「ズボンの裾っていうのは私も経験があるんですがいろんなものが入るんです。ボタンやら小銭やら思いもがけない物が入るんです。普通でもそうなんです。これだけ大きな裾なら何が入っても不思議じゃない。」
古畑の命で西園寺が裾をめくると
1枚の紙吹雪が落ちた
謝る草彅を制し木村は古畑に「勇み足」だと反論、「剛に罪を着せるために誰かが仕込んだ」と説明し再び稲垣に詰め寄る。
「でもお前知らなかっただろうけれどな、教えてやろうか。富樫はこういう風に三角に切ってなんかねぇんだよ。」
木村は古畑にも「富樫が作った紙吹雪は四角だった」と反論すると
古畑は懐から四角い紙吹雪を取り出した
確かに三角の紙吹雪は富樫の物ではない。だが裾に入れたのは稲垣ではなく古畑だった。
富樫はズルをして四角い紙吹雪を作っていた。しかし、なぜ木村はそれを知っているのか?
本番で降った雪はスタッフが手作りした三角の紙吹雪。木村と香取が事件現場を訪れた際にも既に富樫が作った紙吹雪は鑑識に回されているため見ていない。見るチャンスがあるのは富樫を殺したときのみだ。
「あなたのようなタイプが最もボロを出すということを私は経験で知っています。」
ついに観念し中居の口から殺したことを自白。だが、「全ての責任は僕にある」「こいつらは僕に従っただけです」と1人で責任を取ろうとする。しかし、古畑はそれも見抜いていた。
木村の完璧な殺人計画に期待を見せるが、草彅が付いてきた時に嫌な予感をし、事件がばれそうになった時の為に自分1人だけに疑いがかかるよう自分に不利な証拠を残していたのだった。「そんなことしてなんで俺らが黙ってるってなんで思うかな…」と呆れる香取だが、古畑は「もし自首をすれば他のメンバーも名乗り出るかもしれない」という事から手の込んだ事をしていると読み取っていたのだった。
開演時間を過ぎ観客の拍手と声援も聞こえてきた。逮捕を後回しにしようとする古畑に西園寺が戸惑うが「この人たちは逃げない」と信用する。だが、中居は「大丈夫です。僕たちはもう覚悟はできてます。最初っからそのつもりだったし。客席のみんなもわかってくれると思います。」と連行を選択する。
最後の決定打をバラしてしまい謝る木村を「誰のせいでもないよ。君は頑張った。」と稲垣が慰める。
ちなみに稲垣の単独行動の理由は「青いイナズマのダンスの個人練習」だった。
最後に5人が前田にこれまでの感謝と謝罪を伝える。
「冗談じゃないわ…最後まで堂々とね。後悔はしてないんでしょ?だったら堂々といきなさい。」
連行されていく中、木村には「裁判の時遠くを見る目やめなさい」と最後のお小言。それに木村も文句を言いながらも握手を交わして連行されていく。
「お察しします。一緒に行かれますか?」
「行くわけないでしょ。私にはこれから3000人のお客さんを説得する大仕事が待ってるんですから。ほんと、どこまでも世話の焼ける子達だわ…」
会場の扉から今泉と共にそっと盛り上がる観客を覗く古畑。
「結局君の言う通りだったね今泉君。彼らは悪い人間じゃないよ。そうでなかったらこんなにたくさんの人の心は掴むことはできません。」
そしてエンドロールでは、ステージに現れた前田が観客を前に謝罪と事情説明を行っていると思われる画で幕を閉じた。
その後
本事件後の時系列の作品では古畑は自分が関わった事件について語る際は真っ先にこの事件を挙げている。
それほど、SMAPが起こした事件ということでこの事件が古畑世界でも相当話題になったであろうことが想像できる。
2013年のSP特番『SMAP GO!GO』では、三谷脚本による本作の続編と銘打たれたスペシャル生ドラマが放送された。
事件の後裁判が行われ、犯行の動機が同情できることや、被害者の富樫があまりにもクズな男であったことから、所長の好意で刑務所で五人とも同じ部屋にしてもらったり、模範囚として服役していたこともあって、あと1か月で仮釈放されることも示唆されている。
ただし、その内容は「仮釈放を一ヶ月後に控えたSMAPが伝説作りと古畑宅へのピンポンダッシュ敢行のための大脱獄という恐ろしくくだらない計画を実行に移そうとしてグダグダ揉める」という完全なコメディであった。
当時SMAPが所属していたジャニーズ事務所は元々肖像権にうるさく、SMAP解散後はさらに権利が複雑になったこともあり、解散前に発売されたDVD・ブルーレイに本作は収録されているものの、CSの再放送や配信では欠番扱い、SMAP解散後の2022年から刊行されたデアゴスティーニの「古畑任三郎DVDコレクション」でも唯一収録されていない。
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▷ コメント欄
- 続編が作られた!と鳴り物入りで宣伝されていたのでいざ観てみたら、短編の即興芝居の生中継だったでござる…。 -- 名無しさん (2013-11-16 14:09:16)
- 慎悟とキムタクの喧嘩は割りとガチだったなww普段から仲良くないと出来ないだろ -- 名無しさん (2013-11-16 15:05:07)
- 駄作という声を結構聞くが一見完璧だった5人のアリバイが一斉に崩れていくのは面白い -- 名無しさん (2014-06-02 01:40:24)
- もしTOKIOが犯人だったらどんな大がかりな殺人装置を創るシナリオになったんだろう? -- 名無しさん (2015-06-22 19:28:52)
- 叩いてる連中はジャニタレが嫌いなだけで作品の出来としてはかなりいいよ。嫌いじゃなければね -- 名無しさん (2015-08-09 01:50:15)
- まさか現実で稲垣と草彅が本当に警察に捕まるなんて思ってもみなかった -- 名無しさん (2015-10-17 18:25:21)
- ↑4TOKIOが犯人だったら「まずどの段階から(殺人のための)仕掛けを作るんだろう?」「小麦から?」まずこうなるんじゃないかな -- 名無しさん (2015-11-27 20:54:16)
- コレもキムタクが単独で出た話も両方面白かったわ -- 名無しさん (2015-11-27 21:14:20)
- 靴を脱がせて紙吹雪が落ち、それが証拠になるってシーン、これより前に別の作品で見たことあるんだよなぁ…金田一だっけな、誰か覚えない? -- 名無しさん (2015-12-01 16:42:47)
- ↑遅レスだが、同じ古畑の『笑える死体』かな? -- 名無しさん (2016-01-16 00:11:42)
- ↑追記、靴じゃなくて電気の傘に紙吹雪が付いててアリバイが崩れる。古手川祐子回。 -- 名無しさん (2016-01-16 00:14:57)
- リアルでやってくれ、被害者はメリーさんで(笑) -- 名無しさん (2016-01-22 09:07:35)
- ???「メリーさん、あいつらヤバイ事企んでますよ」ってなるだけだからダメ -- 名無しさん (2016-01-22 12:26:11)
- ↑3,4こちらも遅レスだがありがとう。その話は覚えてなかったから、それかもしれない。…だが確かもっと漫画っぽい別作品だった覚えが…調べてみるわ -- 名無しさん (2016-01-22 13:49:54)
- 金田一でたしかにそんな話はあったと思う、その紙吹雪が決め手で犯人が自白するんだけど実際にははじめが仕込んだもので後で剣持のおっさんにつっこまれてた。事件名は忘れちゃった申し訳ない -- 名無しさん (2016-01-22 14:19:22)
- 不謹慎だけど、今回の解散騒ぎこそ、事件の題材にするにはうってつけじゃないかなぁ。 動機は、「僕たちの大切な居場所であるSMAPをなくさせないため」とか。 うーん、むしろ金田一少年向けなネタか? -- 名無しさん (2016-01-22 14:21:49)
- ↑2.3金田一の「聖なる夜の殺人」かと 紙吹雪よりさらに細かいラメだけど -- 名無しさん (2016-01-22 14:48:12)
- ↑1,3まさにそれだわ!! サンクス。先にそっちを見ていたからせっかくのオチが残念に感じた記憶…パクリとか言いたいわけじゃないけど、シチュまんまだよね -- 名無しさん (2016-01-22 15:05:51)
- 今回の解散騒動で事務所を辞めさせられたI女史が、まんま前田さんのモデルの人である。……らしい。 -- 名無しさん (2016-07-09 08:48:41)
- リアルとフィクションは違うとは判ってるけど、メンバーのところの台詞がね。今と比べるとね……。 -- 名無しさん (2016-08-31 11:40:22)
- 剛が現場に来なければアリバイも崩れなかったしダンスの振り付けも変えずに済んだしエレベーターも鳴らなかったんだよね、まぁ全員剛の為に思ってやったことだから恨みはしないだろうけどさ。 -- 名無しさん (2019-09-18 03:13:20)
- キムタクが以前演じた犯人はクズ中のクズで、全員同時出演回ではみんな根はいい人というのが面白い -- 名無しさん (2020-05-01 08:01:09)
- ↑言い換えるとあの世界にはキムタクにそっくりな爆弾魔がいるわけでw、林功夫の逮捕時にはどこからかネットに顔写真が出たりして大騒ぎになったんじゃないだろうか…w -- 名無しさん (2020-08-15 14:10:08)
- 富樫が巻き込まれた追突事故…ここから富樫の死への歯車が回りだす -- 名無しさん (2021-04-12 21:12:00)
- 何気にアバンタイトルが伏線になってるな -- 名無しさん (2021-05-14 21:58:23)
- 他は全て収録され、キムタク単独のエピソードですら収録されるのにこのエピソードだけデアゴスティーニのコレクションに収録されてないのは裏を想像してしまう -- 名無しさん (2022-01-29 07:32:56)
- 徹頭徹尾犯人が悪くない扱いされてるのだけがね、まあ当時ジャニを悪役にする訳にはいかんかったんだろうが -- 名無しさん (2022-04-26 10:40:22)
- 同じ孤児院出身の5人でアイドルグループ組ませてるってバレたらスキャンダルになりそうだし事務所にも批判が行きそう。動機になった強請も孤児出身の部分にしておけばそれだけで十分だったのではなかろうか。 -- 名無しさん (2023-04-10 00:09:07)
- ↑ジャニーズ事務所は昔リアル孤児(捨て子)をソロアイドルデビューさせてたので、残念ながら孤児ネタだけでは無理だったかと…。 -- 名無しさん (2023-04-10 19:11:46)
- 全エピソード中キャッチコピーがあるのはこの話だけ『スターがホシになる』 -- 名無しさん (2023-05-12 21:50:53)
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