裏ボス

ページ名:裏ボス

登録日:2010/08/25 Wed 18:01:46
更新日:2023/08/10 Thu 14:31:28NEW!
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ゲーム用語 ボス 裏ボス チート 最強 真のラスボス 初見殺し 伝説 黒幕 無敵 ゲーム rpg 隠しボス ラスボス やりこみ要素 所要時間30分以上の項目 コメント欄ログ化項目 一覧項目 日本一 真ボス 会うまでが大変 倒すのはもっと大変 ←それほど強くないのも多い ←人類で一人しか倒していないヤツも 貰える武器が最強



主人公「ラスボスも倒したことだしストーリー上で手に入る装備はすべて手に入れた…

ラスボスのレベルすら越えた今の俺に敵はいない!

ハッハッハッ!…ところでここはどこだ?」

裏ボス「珍しい。客人ですか…よくここまで来ましたね。その実力見せてもらいましょう」

主人公「!!!」


−−−−−戦闘開始−−−−−
主人公(穏やかな感じだがどこか凄まじい力を感じる…ここは一気に畳みかけるぞ!)
裏ボスのこうげき!
仲間Aに980ダメージ!
仲間Aは倒れた
主人公(速ッ!ってか防御役のAが瞬殺ッ…!)
主人公の必殺技を使った!
裏ボスに1×7ダメージ!
仲間Bは状態異常の魔法をかけた!
しかし裏ボスには効果がなかった
主人公(俺の必殺技が全然効かない!)
主人公(焦るな…まず仲間を復活させつつ相手の能力を下げれば…!)


裏ボスは世紀末な魔法を放った!
全員に450×4ダメージ!


主人公「これが伝説の力…か」バタッ




主人公たち は ぜんめつした…



概要

「裏ボス」とはシナリオ本編には現れない、もしくは本編に関係は無いが会って戦う事ができる、噂には聞く…といったボスの事である。「隠しボス」とも言う。


また、アニメや特撮で、ラスボスを倒した後のエピローグに登場する敵や、ラスボスを倒した直後に現れて、裏で糸を引いていた真のボスの事を言ったりもする。


裏ボスの出現パターン

○クリア後に行ける様になるエリアにいる
いわゆる「クリア後のやりこみ要素」として、多くのRPGで採用されているパターン。


○ストーリー本編の途中もしくは寄り道エリアにいる
RPGでよくあるパターンその2。以下の様に出現の仕方も様々。

  • 道中に敵シンボルが見えて直接戦える(但し訪れた直後の段階では返り討ちにあう)
  • 道中に敵を封じたオブジェがあるが、それを作動させられるのはシナリオ本編クリア直前~クリア後
  • シナリオクリアには全く関係ない(が終盤から行ける様になる)エリアにいる

○条件を満たすと通常ボスと入れ替わる、もしくは追加される形で出現
格闘ゲームやSTGでよく見られるパターン。
「途中でラウンドを1本も落とさない」「条件を満たすと行ける2周目のラスボス」といった、普通にクリアするよりも高いハードルが待ち構えている。


○弱体化できるボスをあえて弱体化させずに戦う
ストーリー進行でラスボス弱体化アイテムが手に入り、通常はそれを使った後戦うが、あえて使わないで挑む…というパターン。
ドラクエIII』の闇ゾーマが有名か。


また、これとは逆に「敵のレベルや能力をアップさせるアイテムをあえて使い、強化したボスを倒す」というパターンもまれに存在する。


○家庭用おまけモードのボス
最たる例がPS2版『怒首領蜂大往生』の「真緋蜂・改」。
通常モードで戦う緋蜂ですら「トップクラスのシューターでも安定クリアは困難、常人では撃破に相当な鍛錬を要する」レベルの超強敵なのだが、真緋蜂・改は「残機ゼロ+αの特別仕様『デスレーベル』モードの最後に待ち受ける、強化版緋蜂」という、「人類卒業試験」と呼んでも差し支えない強さになっている。
PS2版大往生発売から7年半の間、真緋蜂・改の撃破報告が挙がらなかったという事実から色々察してほしい。


○DLCで追加
上記のパターンとの複合で、DLCで後から追加されて初めて会うことができる。
裏ボスは非常に強力な存在、つまり、ゲームを始めたばかりのプレーヤーにとってはまだ縁の無い存在であり、ならば後から追加する形でも十分に間に合う。
開発側としても、プレーヤーの反応やプレイ状況等を確認してから作れるためバランス調整等も行いやすい。
DLCが一般的となってきた近年では裏ボスといえばDLC、DLCと言えば裏ボス、と思われるぐらいに普及しているやり方となっている。


裏ボスの能力

当然ながら半端無い強さを誇り、ラスボスなんか目じゃない場合がほとんど。本編クリア程度のレベルでは返り討ち&瞬殺されること請け合いである。
相手によっては

  • レベルを上げまくっても無計画に挑めばあっさり返り討ち。
  • 準備万端&敵の能力把握済みで挑んでも、HPの残量で行動パターンが前以上に激しくなって、結局返り討ち。
  • あと一歩の所まで追い詰めて油断していると一発逆転技を出されたりして結局(略)
  • 苦労の末に倒したと喜んでいると、本気モード(或いは第二形態)となって再びバトル開始。結(略)
  • 挙げ句の果てに、倒しても自爆技or悪あがきで道連れにされる。k(略)

倒す以前にまともに戦うだけでも大変苦労する相手であり、敵によっては数時間単位の長期戦を強いられる相手もいてリアルにキツい。倒した時に非常にレアなアイテムがもらえたりするが、それが最強の武器だったりすると微妙に虚しかったりする。
むしろ、隠しボスを倒したという事実の方がプレイヤーにとって一番のご褒美かも知れない。
大概は撃破対象としては最終目標になるので、作中において最も攻略方法を研究されている敵であると言える。


これは一般的なプレイヤーがエンディングまでプレイできる様に表ボスの強さが程々で調整される事が多いのに対し、裏ボスは純粋に手強いやり込み要素を求めるプレイヤー向けの敵として配置される事が主であるためと思われる。


性格・特徴

穏やかであったり全くしゃべらない事が多い。
純粋な悪役ではない事が多い。
前作の主人公だったりラスボスを吸収してたりする。


オンラインゲーム・ソーシャルゲームにおける裏ボス

MMORPGのエンドコンテンツやレイドボスなどが該当する。
但し「難易度が一定ではない」という理由ゆえに、裏ボスランキング等では「最初から除外、もしくは最終バージョンの難易度を基準として評価する」という形をとる事が多い。
そもそも近年においてはMMORPG以外のアクションゲームやソシャゲ等でも、バージョンアップにて様々な方面から上方下方問わず修正が頻繁に入る様になり、「数年前は最強クラスの敵だったが、今はそうでもない」という事例が後を絶たないのである。


ただ、仮にオンラインゲームも含み、かつ強さの全盛期を基準としたランキングを作るとするならば、「レベルキャップ75時代のFF11の敵『アブソリュート・ヴァーチュー』」がぶっちぎりでトップになるのは間違いないだろう。というのも

  • 自キャラを鍛えるのに要する時間がオフラインRPGと比較してケタ2つほど違う。レリックウェポンやミシックウェポンといった廃人武器を用意しようとするとさらに必要時間は跳ね上がる。
  • もちろん1人では絶対に勝てないので、同好の士を十数~数十人集めないといけない。それも各ジョブのエキスパートをバランスよく。
  • 交戦権を得る為にまずは下位の敵を倒していかなければならないが、それだけでも数十時間かかる。主催する人はメンバーの編成やリアルの都合等も考慮せねばならず、計り知れない苦労を背負う事になった。もちろん負けたらまた最初からやり直しである。
  • 内部仕様を知っている開発スタッフ&テストプレイヤーでも、撃破にリアル18時間かかった。ヤズマットみたいな救済措置はないので、寝ずにぶっ通しで戦い続けている。
  • 不具合や仕様の隅をつついたインチキ臭い戦法が幾つか編み出されたが、その全てが発覚次第速攻で修正されて使えなくなった。

という数々の伝説?を残している敵であったため。


しかし、そんなアブソリュート・ヴァーチューも2021年現在では、「赤魔道士等のソロが強いジョブがフェイス(共に戦ってくれるNPC)を連れて戦えば、内部ギミック等を無視したごり押し戦法で5分とかからず倒せる」程度の強さにまで下がってしまった。
上記の廃人武器も用意する必要は無く、そこそこの装備とプレイヤースキルがあれば楽勝で勝ててしまう。
現行のランキングからは選外レベルにまで落ちてしまったわけだが、今後全盛期のこいつを上回る敵は出現するのだろうか?



主な裏ボス一覧(ネタバレを多分に含みます)

RPG・AVG部門

+ ウィザードリィシリーズ-
  • ララ・ムームー(シナリオ#5)※恐らく「隠しボス」のハシリ
  • デーモンロード(FC版KOD
  • N*U*M*E*R(PCE版KOD)
  • ダイアモンドキング(外伝3)
  • ダイアモンドナイト(外伝4)
  • ダイアモンドドレイク(ディンギル)
  • ル'レイブレス(PSエンパイア#1・2)
  • エンパス(エクス1・2)
  • ナインテイル(BUSIN&BUSIN0)
  • ツェペシュ(クロニクル)
  • アイォーグ(生命の楔・忘却の遺産)

+ キングダムハーツシリーズ-

+ 世界樹の迷宮シリーズ-

+ テイルズオブシリーズ-

+ DDS・ペルソナシリーズ-

+ ドラゴンクエストシリーズ-

※オフライン作品のみ


+ ファイナルファンタジーシリーズ-

※オフライン作品のみ



+ メタルマックスシリーズ-
  • U-U-シャーク、母艦サウルス、エクスダイダロス、ラグナ=ロック(MM2R)
  • アラモ・ジャック、土星クラゲ、ダイコンデロガ2、ギガンティーガー(MM3)
  • スカイクラーケン、アホジョージ2世、冥王クラゲ、機神強装マルドゥク、ジャンボ・マッスル、F44ウルリッヒ、砲神マアルドゥクス(MM4)

+ 上記シリーズ以外のRPG・AVG-


SRPG部門



アクションゲーム部門


+ ロックマンシリーズ-
  • オメガ(ゼクス
  • フォルテGSエグゼ3
  • セレナード(〃)
  • ロックマンDS(エグゼ4)
  • フォルテXX(〃)
  • ロードオブカオス(エグゼ5)
  • フォルテBX(エグゼ6)
  • アンドロメダ∞(流星)
  • アポロン・フレイム、ラ・ムーXa、ブライSX(流星2)
  • シリウス、クリムゾン・ドラゴンSP(流星3)
  • ブライZZ、各種Ω/Σボス、アシッド・エースBB、グレイブ・ジョーカーRR、クリムゾン・ドラゴンΣ(〃)



格闘ゲーム部門



STG部門



上記以外のジャンル部門



オンラインゲーム・ソーシャルゲーム部門



「お前はあの伝説のWiki篭りというのを聞いた事があるか…? この世界を追記・修正し続けるらしいぞ…」


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