登録日:2012/05/29 Tue 23:55:13
更新日:2023/08/10 Thu 14:50:00
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流星のロックマン 主人公 小学生 変身ヒーロー ハートフルボッコ 大浦冬華 引きこもり サングラス 絆 緒乃冬華 結構暗い過去持ち 苦悩の連続 引きこもり→リア充→ヒーロー ss(シューティングスター)ロックマン 二股 両手に花 ダンさんの大先輩 お前のような小学生がいるか 星河スバル 絆パワー ダブルヒロイン 電波体
人と交わるから、守らなきゃいけないものができるんだ……。
そんなもの初めからなかったら、苦しまなくて済むのに……。
「流星のロックマン」シリーズの主人公。
●目次
【人物】
コダマタウンに住む小学5年生の少年。
トレードマークはトサカのように逆立った後ろ髪と、常に頭に掛けている電波を目視できる特殊なサングラス「ビジライザー」、流星を模したペンダント。
本編開始時点では学校に通っておらず、なんと引きこもりである。
ヒーロー物の主人公にあるまじき設定だが、ただ無意味に引きこもっているわけではない。
昔は明るい性格だったのだが、宇宙飛行士の父・大吾が宇宙での事故で消息を絶ったことをきっかけに心を閉ざし、不登校になってしまったのである。それから電波生命体・ウォーロック(以下ロック)と遭遇するまでは自宅と展望台の往復だけの生活だったと推測される。
近所の展望台で星空を眺めることを唯一の日課とし、頑なに学校へ行こうとしなかったが、ある日宇宙から降ってきたロックと遭遇する。
「父の情報を知っている」という彼に協力を迫られ、父の事を教えるという条件でそれを承諾。
そしてロックと融合することでロックマンに変身し、戦いに巻き込まれていく。
父が行方不明になってからは内向的かつ無気力で、誰に対してもどこか冷めた態度を取る。押しが強い白金ルナは苦手なタイプであり、遭遇するたび『げっ』と言う位苦手。
しかし、そんな苦手なルナであっても彼女の命が危ないと思えば助けようとたり、どこか自分と似た境遇の響ミソラをかばおうとするなど、優しい一面も持ち合わせている。
「いつか父を探しに行くため」と宇宙の本を読んだり機械いじりをしたりと、陰ながら努力を重ねていたため、特に宇宙に関しては博識と言える程の知識を持つ。
また結構な怖がりであり、初めての戦闘ではメットリオにさえビビっていた。
当初は強引な性格のロックに押されて渋々ながら行動していたが、同時期に出会った父の後輩・天地やクラス委員長の白金ルナ、人気アイドル・響ミソラたちと関わったことで徐々に前向きな性格に戻っていく。
戦うことにも最初は消極的だったが、『ロックマン』の助けを信じるルナを『まもりたい』と強く思ったことをきっかけに、誰かを、何かを守るためなら敢然とFM星人たちに立ち向かうほどになる。
『3』ではロックもビビる程のマニアな面を見せたことも。
ゲーム版『1』の中盤から再び学校に通い始め、『2』では友人と旅行に行くまでになった。それ故、2以降では顔グラも書き直され、かなり明るい顔になっている。
友達も増え、特に同じ心の傷を持つが故にお互いに励まし合って成長できたミソラ、引きこもっていた時に自分に粘り強く付き合ってくれたルナとは仲が良い。
国民的アイドルとツンデレ美少女委員長に好意を寄せられるという、両手に花状態のスバルの姿に爆発しろとつぶやいたプレイヤーは数知れず。キミたちがボクの翼だ!
ロックとも絆を深め、相棒と言ってもいいほどの仲になる。
自分を立ち直らせてくれた仲間たちには心の底から感謝しており、人と人との間に生まれる「絆」の力を信じて疑わない。
困難な局面にも立ち向かう芯の強さは、多くの人間の孤独な心を救うことになる。
だが一度立ち直っても次々と悲劇に見舞われるあたり、某上条さんもビックリな不幸体質なのかもしれない。
一例
- 勇気を振り絞って自分から友達を作ろうとしたら敵幹部。
- 事情があったとはいえ、最も信頼していたミソラに裏切られる。
- 委員長を目の前で殺される。
- 仲間がスバルたちをかばって、敵の自爆に巻き込まれる。
あまりのショックから再び引きこもったこともある。
電波変換!星河スバル!
オン・エア!!!
【ロックマン】
地球上では本来の力が発揮できないロックと電波変換(融合)し、電波体となった姿。
青いボディとピンクのゴーグル、そして左腕のロックの頭そのものが付いているのが特徴。しかも喋る。
もっと言えばこれでバスターを撃つ。いや確かにロックバスターではあるが歴代でも一際異色である。
ボスバトル時の口上は「ウェーブバトル、ライド・オン!」
ロックマンという名は、委員長を敵から救った際に名前を聞かれてとっさに思いついたもの。
以降はロックマンを名乗り、敵からもその名で呼ばれる。
『3』ではトランスコードを取得したことにより、変身口上が「トランスコード!シューティングスター・ロックマン!」に変更された。
さらにデザインも一新し、各アーマーが変わったのと、何より左腕が(ロックの意匠が残っているとはいえ)ガントレット風のアーマーに変わった。
これに伴い、バスターも見慣れた形に近い円筒型に変更された。
スバルの戦闘センスはロックも認めるほどで、力を合わせて数々の強敵を倒していく。
『1』では戦闘の規模が小さめだったり電波体が一般人には全く見えなかったため、人知れず戦っていたが、
『2』では電波体の見える「ビジブルゾーン」が偶発する等の設定で人々に戦いぶりを知られる事に。
瞬く間にその名は日本中に広がり、更には仲間を救出しに海外へ飛び戦った時に海外でも有名に。
ラストバトル時には人々を救うべく奮闘する様子が世界中に同時中継されるなど、この時点で世界的ヒーローとして一般の人々にも割と名前が知られることになった。
【本編での活躍】
(以下ネタバレ注意)
『流星のロックマン』
アンドロメダのカギを盗んだロックを狙って次々に現れるFM星人と、なし崩し的に戦うことに。
まだ精神的にも弱く、ことあるごとに落ち込んでロックに叱咤されることも多かった。
やがて父が行方不明になった事故の真相が明らかになり、地球を滅ぼすために襲来した全ての元凶・FM王ケフェウスと対決。
FM星の最終兵器アンドロメダを打ち破り、一度はケフェウスにトドメを刺すよう促されるものの、「FMプラネットと友好な関係を結ぶ」という父の意志を継いで、自分と同じく孤独だったケフェウスを赦して友となった。
『流星のロックマン2』
古代ムー文明の力を利用して世界を征服せんと様々な事件を引き起こすドクター・オリヒメを止めるため自ら戦いへ。
そんな中でムーの末裔である孤高の少年・ソロと出会い、なんとか分かり合おうとする。
封印が解かれて海底より浮上したムー大陸に乗り込み、電波の神とまで呼ばれる巨人ラ・ムーを退けた。
『流星のロックマン3』
宇宙より飛来した隕石メテオGを悪用して世界の支配を目論む組織「ディーラー」と対決。
電波体となって生きていた父・大吾がメテオGの内部にいることを知り、救出のため隕石の中へ。
しかしメテオGのコアと融合してクリムゾン・ドラゴンとなったキングに大吾が取り込まれてしまう……。
このラストバトルからエンディングまでの一連の流れはシリーズ屈指の燃えポイント。
「この命、まだ燃やしつくしてない……!
戦い抜けるだけ、戦ってない……!
倒れるには早過ぎるんだ!!」
ちなみに1~3の全てにおいて、ラスボス戦が終わってから危うく死にかけている。
2回も宇宙空間をあてもなく漂流する羽目に陥るとか恐ろしすぎる……。
『ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター』
時をかけるナビ・クロックマン(変態)に拉致された「ボクの大切な人」響ミソラを助けるため、200年前にタイムスリップ。
最初は誤解とすれ違いから、ロックマン(エグゼ)と「敵」として戦う事になってしまう。
まさかの主人公対決勃発である。
倒しても膝をつくだけで他の敵ナビのように爆発・消滅する事はなく、ウォーロックにタイムパラドックスの危機を指摘されて物語はそのまま進行する。
逆にスバルに倒されると普通にデリートされてしまいゲームオーバー。まさに未来が変わってしまった!タイムパラドックスだ!な結末となり、勝利後の前述したウォーロックの台詞と完全に矛盾する展開になってしまう。ゲームオーバーの意味が違う
余談だが、諸事情で敵として戦うロックマン(エグゼ)はいずれも普通に爆発・消滅する。バックアップは?
誤解が解けた後は光熱斗&ロックマン(エグゼ)と友情を築き、協力してクロックマンを撃破してミソラを救出。
ロックマン(エグゼ)に「大切な人」云々のことをミソラに聞かれた際にはごまかした。
そして、ブラザーの証として、自身のプログラムデータのコピーを熱斗に託し、未来へと帰っていった。エンディングでは、無事未来に帰還したもののルナに嫉妬されていた。
プログラムデータにより、熱斗は以降エグゼと流星、2人のロックマンをバトルで使い分けることができるようになる。
【余談】
- 「色々と不幸な目に遭う」「星座」「カードを使って戦う」「CV:大浦冬華」という点では、某ダンさんの大先輩とも言える。
「トランスコード!追記・修正!」
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▷ コメント欄
- 3ラストバトルのスバルは格好良かった -- 名無しさん (2014-02-24 22:39:06)
- OSSでの「イン!」が可愛かった -- 名無しさん (2014-04-28 23:30:52)
- なんか、スバルの説明で、不動遊星さんを思い出しました・・・俺たちの絆パワー!と叫んでもおかしくない -- 名無しさん (2014-07-02 16:58:41)
- ↑2 熱斗との会話にもあったけど、息が合ってない感じの声の高さがいいw -- 名無しさん (2014-07-02 18:26:04)
- 不登校だけど引きこもりではないと思う。彼は割とアクティブだ -- 名無しさん (2014-08-11 21:35:07)
- 1やってから3やると成長っぷりが凄まじい。委員長データ化された時も最後まで諦めなかったりとか -- 名無しさん (2014-09-04 00:33:31)
- 最初ゲームの時は鬱ってたけど、アニメだとそこそこ元気だったかな。ついでにアニメだとミソラちゃんは親友で相棒な面のが強い。ハープノートへの変身設定がゲームよりポジティブだからか互いに依存をしてないからか。逆に委員長から正体バレしてない段階の時はゲーム以上に苛烈にアタックされた。FM星人に体乗っ取られても委員長の自我が表に出てくるくらい苛烈に -- 名無しさん (2014-09-04 00:48:54)
- ↑FM星人の日常やウルフキャンサークラウンの変身者の掘り下げとか足立作画とか評価点は凄い多い ソードマスターソードマスター言われてるがアニメの出来とは関係ないよアレは -- 名無しさん (2014-09-13 17:12:42)
- 3のラスト、「スバルを地球へ」のシーンは何回やっても泣く プレイ人口少なすぎ語れなさすぎで逆の意味でも泣けるけど -- 名無しさん (2014-12-07 18:33:56)
- ↑ゴン太も牛丼食えなくなってもいいからスバル助けてと泣き叫んでたからな -- 名無しさん (2014-12-08 01:22:23)
- 色々と不幸な目に遭うこそ遭うがダンさんと違って人々に愛され救われたヒーローだった -- 名無しさん (2014-12-08 01:27:46)
- 某掲示板でダンさんを「大浦さんTVアニメ初主人公か」とボケたら、この作品の事を誰もツッコミ入れてくれなかった過去を思い出した。 -- 名無しさん (2014-12-08 01:32:22)
- 自分をヒーローだと言ってくれた委員長の期待に応えたいと言ってたのはかっこよかったぜ -- 名無しさん (2014-12-08 01:37:44)
- 2回の宇宙漂流だけじゃなく、ムー大陸と運命を共にするところだったってだけでも大概だからな -- 名無しさん (2014-12-08 07:34:28)
- この子がいったい何をしたと・・・? -- 名無しさん (2015-08-22 18:23:16)
- 今も昔も自分が思う主人公像はスバル君 -- 名無しさん (2016-12-28 03:02:26)
- 上条さん悪く言うつもりじゃないけど彼は不幸だと言わないのは尊敬出来るけど小学生が一人でかかえる苦労じゃない彼は泣いたって良いんだそれでも最終的にヒーローとして戦い抜くのは好きだけど悲しくもある -- 名無しさん (2018-09-01 22:18:43)
- 未だに1の時の公式一枚絵に違和感を覚えてしまう…スバル君1で何回あの笑顔出来たん…?本当に1から3まで通しでやるとスバル君の笑顔で泣けてしまうから流星3作みんなやって❤︎ -- 名無しさん (2018-09-01 23:16:30)
- 彼自信も不幸かつ重い宿命を背負ってるけど周りも結構辛い死んだ母親との絆の歌を金の亡者に利用されたミソラ。他人にお節介を焼きすぎてキツい性格に思われてるが家庭では両親の身勝手な教育で束縛人生を強いられた委員長。彼らが普通に遊んで居る日常を観ているとたまに泣きそうになる -- 名無しさん (2018-09-26 14:18:28)
- スマブラSPではスピリッツで登場。スピリッツバトルでのボディはリヒター……何故だろう。ウォーロック役がウルフなのはそれしかないと納得できるが -- 名無しさん (2019-10-20 19:36:37)
- まさかガングートの人と同じ人だったとは -- 名無しさん (2021-06-29 07:42:54)
- 1・2共に訳ありの裏切りで心に大ダメージ受けて落ち込みまくってたのに、3でそれ以上となるトラウマ直撃の惨事を目の前で起こされたのに、あきらめなかった辺りスバル自身の成長が見て取れる -- 名無しさん (2021-12-12 18:44:46)
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