登録日:2011/01/03(月) 15:27:28
更新日:2023/11/20 Mon 12:29:01NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg 星4 地属性 戦士族 かませ犬 リンク 俺の屍を越えてゆけ 遊戯デッキ 過労死組 エルフ 剣士 遊戯王ラッシュデュエル 遊戯王ocgデッキテーマ項目 原作出身 starter box新規収録カード
通常モンスター 星4/地属性/戦士族/攻1400/守1200
剣術を学んだエルフ。素早い攻撃で敵を翻弄する。
遊戯王オフィシャルカードゲームに存在するカード。
地属性・戦士族の下級モンスターで後に《翻弄するエルフの剣士》としてリメイクもされている。
ちなみに英語名は《Celtic Guardian》。
このせいで海外版の《ウェポンサモナー》からは「《エルフの剣士》(と他多数)、テメーはダメだ」と名指しで言われている。
初代主人公武藤遊戯が初期から使用するモンスターの一体。
作中での攻撃名は「精・剣・斬」
デュエルの手始めに様子見な意味合いで出され、出した次の相手のターンに何度もやられたり、エグい負け方をしている、噛ませ犬。
その上、原作ではレベル6なことから、バトルシティ編では外されてしまう。
アニメ版でも外されたが、その代わり、翻弄するエルフの剣士が使われるようになる。
《翻弄するエルフの剣士》
効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻1400/守1200
このカードは攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。 (ダメージ計算は適用する)
ゴヨウされない戦闘耐性がついたが、モリンフェン様には負け、
攻撃表示のレオ・ウィザード様にはギリギリ勝ち、シェイプ・スナッチ様には攻撃表示なら倒せる。
攻撃力を上げる装備カードやガイアパワー等で攻撃力をあげれば本格的に戦闘耐性を持ち前線を貼れる。
だが、戦闘耐性が付いたばかりに噛ませ率が上がり遊戯に度々壁にされる過労死ぶりも発揮した。
その有様から、「翻弄されるエルフの剣士」という綽名がつけられてもいる。
【活躍】
ここでは主だった活躍をあげる
※ネタバレ注意
VSペガサス(一戦目)
記念すべき原作初登場。
ブラック・マジシャンでは種族的に相性が悪かったイリュージョニスト・ノー・フェイスに攻撃を仕掛けるも、
魔法で操られていたブラック・マジシャンに後ろから撃たれる。
VSモクバ
相手が弱すぎたこともあり、普通に活躍。ただし、勝負自体は途中で中断となる。
VS闇のプレイヤーキラー
様子見として守備表示で召喚され、闇に姿を隠し視認不可能な敵モンスター(後にバロックスと判明)の餌食となりあえなく破壊されてしまった。ちなみにアニメ版の方がエルフの剣士の悲痛な叫びが聞けるため、痛々しい。
VS迷宮兄弟
ダンジョン・ワームに地中から奇襲され、食いちぎられて破壊(ガリッ、ガリッと効果音のオノマトペがしっかり入っており、コマの右下にちぎれた足が見える)
VS海馬
究極嫁をマンモスの墓場と融合させ、相反する属性で究極嫁を腐敗させるという王国編五指に入る難易度の高い俺ルールにより、
攻撃力を900まで下げた後、ここぞとばかりに召喚され、首を2つ切り落とす。
だが海馬がライフが0になったら崖から飛び降りると言い出したため、
エルフの剣士がとどめを刺そうとした瞬間に表遊戯によって止められ、死者蘇生で復活したブルーアイズにやられた。
VSペガサス(二戦目)
トゥーン・マーメイドに攻撃するも通用せず、返り討ちに遭う。
原作での出番はここまで。
VSキース
サイバーポッドの効果で破壊される。
VSジョニー
音楽家の帝王に破壊される。
アニメ版では、通常のエルフの剣士の最後の登場だった。
VSビッグ1
ここからリメイク版で参戦。
効果は発揮されず、相手のデッキマスター効果で遊戯を攻撃してしまう。
VS乃亜
天界王 シナトの攻撃に耐えて、後続の直接攻撃を防ぎ遊戯のライフを守ると言う男気を見せた。
ちなみにその後続のモンスターはあの八汰烏だった。
もし直接攻撃を許していたならば、間違いなくとんでもない事になっていただろう。
VS羽蛾
ドーマ編のもう伝説となったあの決闘。
羽蛾さんのパラサイト・キャタピラーに寄生されてしまい、毒蝶-ポイズン・バタフライと化してしまった。
VSオレイカルコス・ソルジャー
決闘ではなく、相棒の魂を探して寄った場所で敵が現れてきたのに対しリアル召喚され必死に盾になった。
VSダーツ
オレイカルコス・シュノロスの攻撃に耐える盾として召喚される。
その後ドーマの心理フェイズから復活した王様によって「レジェンド・オブ・ハート」の発動コストになり、伝説の三騎士が復活。
更に効果をヘルモスがコピーすることでブラック・マジシャン・ガールを攻撃力∞の邪神ゲーから守り、クリティウスの効果とヘルモスの効果を組み合わせた無限ループへと繋げた。
恐らく最も(効果が)活躍した回と言える。
決闘の儀(アニメ版)
かつて二人の遊戯が使用したモンスター達が続々と共演(通称:同窓会)する中、彼の出番は無かった。
リメイク仲間の疾風の暗黒騎士ガイアは見せ場があったと言うのに・・・
VS遊城十代
アニメGXにて遂に実現した主人公2人の夢の決闘
ここでもシフトチェンジにより、ブラック・マジシャンの身代わりとなり儚く散っていくと言う素晴らしい活躍を見せてくれた。
【OCG】
翻弄しないほうエルフの剣士はウサギなどに対応するため愛があれば活用させるのは難しくない。
攻撃力1500以下の地属性・戦士族・通常モンスターというステータスはサポートカードが多いので各種素材として非常に使いやすい。
翻弄する方のエルフの剣士は攻撃力か守備力を上げれば攻撃は防げるだろうが、除去カード1枚で瞬殺されてしまうので流石に現代では壁としては力不足と言わざるを得ないだろう。
【そして……】
劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』公開の際に、ローソン配布カードとして新カード「エルフの聖剣士」が登場。
その際、「エルフの剣士」が約17年の時を超えついにテーマとして成立した。
エルフの聖剣士
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻2100/守 700
このカードはルール上「エルフの剣士」カードとしても扱う。
(1):自分の手札が1枚以上の場合、このカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「エルフの剣士」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分フィールドの「エルフの剣士」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
自身を「エルフの剣士」カードとして扱う効果外テキスト。
攻撃にハンドレスを要求する効果、1ターンに1度手札からエルフの剣士モンスターを特殊召喚できる効果、
そして戦闘ダメージを与えたときに場のエルフの剣士の数だけドローできる効果の三つを持つ。
(3)の効果により攻撃が通れば最低でも1枚ドローできるというなかなかしたたかなモンスターだが、
(1)の攻撃抑制効果により、レベル4で2100というサイドラ、フォトスララインの攻撃力を持ちながらも、
特殊召喚モンスターではないという非常に小回りが利いて使いやすいモンスターという特徴に少し水を差す。
1枚以上だと攻撃できない…つまり無手札必殺状態が維持されていないと攻撃できないのである。
幸いこのカード自体は下級モンスターだし、(2)の効果でエルフの剣士分は手札を減らすことができるが、
上級モンスターは処理に困るし、エフェクト・ヴェーラーなどの手札誘発とも相性が悪い。
また2体目のこのカードだと(3)の効果が邪魔をすることになる。
よって上級モンスターを採用する場合はペンデュラムゾーンにセットできるペンデュラムモンスターを採用したい。
エルフの剣士を展開できるだけでなく、ペンデュラム召喚によって他のモンスターも場に出せ手札を効率よく消費できる。
(2)の効果でエルフの剣士を展開できるが1ターンに1度だとドロー効果を生かしきれないのでほかの手段も用意したい。
通常モンスターであるエルフの剣士は当然サポートが多く出しやすい。予想GUYやレスキューラビットでリクルートできるとよい。
翻弄するエルフの剣士はこのカードとは逆に防御向けだが効果モンスターなので若干使いにくいので採用枚数はよく考える必要があるだろう。
なお、このカードの召喚時にコピー・ナイトを使ってもエルフの剣士カードとなるのでこれを使ってみるのも面白い。
エルフの聖剣士によるドローに成功したらランク4エクシーズにつなげられれば無駄がないだろう。
▷ ネタバレ
劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の「海馬vsバーチャルアテム」戦にてバーチャルアテムがなんとエルフの剣士を使用。
新規カード「エルフの聖剣士」の効果で特殊召喚され、海馬に直接攻撃を決めた上にドロー効果にまで貢献している。
その後、カイザー・ブラッド・ヴォルスの攻撃によってやられたものの、
翻弄する方も含めて原作・アニメそろって「やられ役」だったエルフの剣士のスクリーンでの活躍に驚いた人は多いだろう。
この映画は他の登場モンスターにはブラック・マジシャンズや青眼の白龍等を除いて原作モンスターを映画用にリメイクしたものが多かったのだが、
エルフの剣士はほぼそのままの姿で登場、活躍を見せている。(効果的にも)聖剣士二枚積みとかで行くわけにもいかないとはなかなかラッキーな立場である。
ちなみに本作はアニメではなく原作のアフターストーリーだが、このカードはOCGと同じくレベル4で攻撃力は1400であった。後述のステータスではもちろんない。
まぁ、そこまで言及するならお師匠様も当初はレベル6であったりした経緯があるので気にしたら負けである。
【余談】
原作者 高橋先生が書き下ろした(翻弄しない方の)エルフの剣士のカードが存在するが、アニメの噛ませっぷりが嘘のようにカッコいい
またコミックス11巻のおまけでは、lv4攻撃力2300、攻撃する度に攻撃力200アップという能力であった。
幾ら何でもこの能力そのままで登場する事は無いであろう。
「また、オレ生贄要員すか」
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▷ コメント欄
- コイツに限らず、初期の遊戯デッキはATK1500以下のモンスター多かったな。あまりバクラのダークネクロフィアの生贄モンスター馬鹿に出来る立場ではない気が・・・・・・ -- 名無しさん (2013-09-19 18:42:34)
- なまじ人型なだけに死に方がグロテスク。 -- 名無しさん (2014-03-28 10:47:04)
- 主な活躍になぜダーツ戦がない!?チートボスダーツ戦の終盤にレジェンドオブハートのコストになった上に、ヘルモスに効果をコピーされて攻撃力∞に耐えるという重要な働きをしているぞ。 -- 名無しさん (2014-07-30 04:38:44)
- ドーマ編のエル剣は下手すりゃ師匠よりも出番あったな...使われ方はともかく。あとまさかのED登場の時は吹いた。クリボーと師弟に混じって出るってスタッフ愛しすぎぃ! -- 名無しさん (2014-09-01 00:20:07)
- まぁイケメンで結構存在感あるしね -- 名無しさん (2014-09-01 09:09:52)
- ↑2,3 追記したよー -- 名無しさん (2015-01-30 13:30:16)
- 今のコンマイならホーリーエルフ含めてコイツもリメイクするんだろうなあ。してほしいなあ -- 名無しさん (2015-04-11 12:26:10)
- 迷宮兄弟戦、丸のみと書いてますがバッチリ咀嚼されてたね。マスの端にちゃんと千切れた足が描いてあるし(ニコッ) -- 名無しさん (2016-05-15 00:57:24)
- クソコラに翻弄されるエルフの剣士 -- 名無しさん (2019-05-27 19:35:56)
- これでも初期はくっそレアカードだったんだよな… -- 名無しさん (2022-05-05 20:34:39)
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