登録日:2018/06/01 Fri 00:49:21
更新日:2024/02/26 Mon 13:40:26NEW!
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『アナザーエデン 時空を超える猫』(Another Eden: The Cat Beyond Time and Space)とは、WFS(旧名Wright Flyer Studios)が開発するRPG作品。
スマホアプリとして2017年4月12日に日本版が、2019年1月29日にグローバル版が配信開始され、2021年12月6日よりPC版も配信されている。PC版の動作環境はWindows10/11。
PC版とアプリ版でデータ共有が可能。
また、Nintendo Switch版の開発も予定されているが、発売日等は未定。
●目次
プロローグ
その日 目の前で ひとりの少女が消えた
そして都市が 一瞬にして 廃墟と化した……
だから 誓ったんだ
今一度 時空を超えて 冒険の旅に出よう
殺された未来を 救けに行こう
時の闇の降る前に……
概要
百花繚乱のスマホゲーム戦国時代の昨今。
「基本プレイ無料」が当たり前になって久しく、プレイヤーは様々なゲームを試しにプレイしてはすぐにやめるということがとても楽になっている。
それだけに、各作品斬新な持ち味を打ち出してプレイヤーの心を掴むべく邁進しているわけであるが、さてではこのゲームの特徴はというと……
普通のRPGである。
普通のRPGである。
本当に普通のRPGである。
今時、珍しいぐらいに普通のRPGなのである。
- スタミナシステム
- →ありません。プレイヤーの裁量で好きなだけ進められます。*1
- ホーム画面
- →ありません。プレイヤーがフィールドマップを歩き回って目的地を目指す形式です。
- フレンドシステム
- →ありません。自分が強くなったことは自分で確かめましょう。
- レイドバトル
- →ありません。強敵も自分の手で倒しましょう。
- 期間限定イベント
- →ほぼありません。全てのコンテンツは常設または超長期間の開催*2なので後発プレイヤーでも必ず追いつけます。毎日欠かさずプレイする必要もありません。
- コラボガチャ
- →ありません。全てのコラボのキャラはイベントをプレイするだけで加入します。
ゲームシステムも、フィールドを歩き回っているとランダムに敵とエンカウントし、それを倒していくという非常に伝統的なRPGの形式。
フィールド上には宝箱が置かれているし、謎解き要素もある。
戦闘システムはドラクエのようなオーソドックスなターン制RPGで、メインメンバー4人とサブメンバー2人で構成されるパーティーで戦うというもの。サブに下げているキャラは戦闘には参加できないが毎ターン終了時にHPとMPが10%回復する。
このメインとサブの切り替えが意外なほど頭を使う要素であり、ピンチの仲間をサブに下げる、回復の終わった仲間をメインに上げるというのは基本の攻略となる。
サブからメインに上がると「ヴァリアブルチャント」というサポート能力が発動するため、これもなかなか重要。強敵との戦いでは6人をフルに使いぐるぐる入れ替えながら戦う必要がある。
数少ないスマホゲーム要素は、キャラクターガチャのみ。まぁここまで無料だったらどこで採算取っているのかわからなくなるし……
しかし、いわゆる「石」であるクロノスの石はゲーム内で手に入るだけでなく毎日20個(キャンペーンで個数が増える場合もある)+広告視聴で10個貰えるので、無課金でも10連ガチャに必要な1000個は案外すんなり貯まる。
ガチャ要素があるとは言っても「じゃあキャラはガチャで手に入れるしかないのか」というとそんなことはなく、強い配布キャラも存分にいる。
また、他のゲームで言う既存キャラの「衣装違い」や「派生」にあたる要素の実装がよく行われているが、これらにはガチャを介さない獲得経路が用意されており、例えばあるガチャキャラの衣装Aを持っていれば衣装B、衣装Cはプレイヤーの努力次第でガチャ無しの獲得が可能。B→A、C及びC→A、Bも同様に可。
むしろ今時のゲームに慣れていると戸惑う要素が多いかもしれないが、「広大なフィールドを自分の足で歩き回りながら仲間たちと共に世界の秘密に迫る」というあの「子供時代にワクワクしたRPGの根源的な楽しさ」が詰まっており、プレイヤーからの評価は概ね高い。
民家のタンスも調べられるスマホゲームなんて中々ないのではないだろうか。
演出や音楽はかなりハイレベルで、「これで無料?」と何度も思うはず。
難易度もポチポチゲーと呼ばれるような低さでは断じてなく、むしろしっかりとしたキャラクター育成と装備の充実が攻略の鍵となるストイックなRPGらしさに溢れているもの。
それでいながら、「移動はスワイプでも楽なよう横軸のみ自由で縦軸移動は任意のポイントのみ」「離れた人や宝箱もタッチで操作可能」とスマホの特性を考慮して操作しやすいような配慮も施されている他、
「行ったことのある場所ならマップ画面からワンボタンでワープ」「戦闘スピードは非常にスピーディーで爽快」とストレスフリーに作られており、決して古臭いだけのゲームでもない。
後述するが、「時間を越えた大冒険」という大まかなストーリーを始め、『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』が好きだった人にニヤニヤできる要素が多く盛り込まれており、その世代だった人ならばプレイして損はないだろう。
主な登場人物
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5→5+ | 火 | 剣 | 天 | 内山昂輝 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
ミグランス城 |
主人公。現代バルオキー村の村長の下で育った孤児で、村の警備隊に所属している。
やや不器用だが、実直で心優しい性格。なお普通に喋る。
誰も引き抜くことが出来ない謎の剣を腰に下げている。
妹のフィーネがさらわれたことで、時空を巡る冒険に出ることになる。
本人に自覚のない天然のタラシキャラであり、相手が男だろうが女だろうが所構わずたらしこむ。
時空によっては片手で数え切れないくらいの女性から明確な好意を寄せられることになる。さっさと爆発しろ。
メインストーリーは言わずもがな、外伝や外典などのサブストーリーでも常に主要人物の一人として物語の中心或いは中心付近にあり、アナザーエデンにおいて彼が一切登場しないストーリーはごく一部の例外を除き皆無と言って良い。
各キャラクタークエストでは、基本的にそのキャラクターとアルドの2人がメインになってストーリーが進む*3が、その際は押し付けがましくない適切なアドバイスをしながら相手の決断を待ち、相手が決めた道ならばそれを全力でサポートしつつ、その一方で明らかに間違った選択をしそうならば身を呈しても止める……というぐうの音も出ない聖人っぷりを発揮する。
毎年行われる周年記念の人気投票では、1・4周年では2位、2・3・5・6周年では1位を獲得している。スマホゲームの主人公キャラとしてはかなり珍しい。
また、3周年以降で設けられた「最推し票」の部門では3~6周年の4年全てで1位を席巻している。もう殿堂入りで良いのではという声も……
プレイヤーからも男女問わず常に愛され続けている好青年である。
ゲーム上の性能
主人公だけあり性能はバランス型。全体攻撃から単体攻撃までそつなくこなし、クリティカルダメージバフで味方全体の火力を上げたり、先制で発動する*4腕力/知性デバフ付き攻撃で敵の攻撃力を削ぐことも可能。
また、星導覚醒後は味方全体のMP30回復+味方全員に消費MP軽減バフ付きの攻撃もあるため、ストーリー中の冒険に限れば長丁場の戦いになっても安心。
星導覚醒実装に伴い全面的な上方修正が入ったこともあり、ストーリー加入キャラの中では群を抜いて優秀。
これらのスキルは★4、一部は★3の段階から使用可能なため、アナデンに不慣れの初心者の冒険には非常に心強い能力となる。
第1.5部前編で★5に昇格可能。★5スキルは単体に無属性斬攻撃+物理耐性50%DOWNの竜神斬、全体に火属性斬攻撃2回+味方全体に全属性攻撃30%UPのエックス斬り・改と攻撃サポートに特化したものになっている。
なお、アルドに限らずメインストーリーで加入するキャラは、★4→★5のチェンジにあたって通常では5冊要求されるレアアイテムの「夢詠みの書」を1冊も使わずに★5になれるという特待仕様となっている。
第2部終盤まで進めると更に性能が強化され、強化後の★5スキル「竜神斬・號」「エックス斬り・天」はそれぞれ追加効果の倍率が70%、50%に上がったほか自身の天値に応じてスキルの倍率が増加する性質を獲得。これにより、天が高ければ高いほどに高火力を叩き出せる超晩成のアタッカーに変貌した。
特に竜神斬・號は通常時はそこまでではないが、AF中は無条件で威力6倍+天値の2倍加算(天冥255で威力1770%)となり、無属性アタッカーとしては今なお屈指の部類になる。
後述の星導覚醒を経ることで更に天値増加による強化幅が大きくなるため、特に拘りが無ければ最初の長期周回先はミグランス城VHにすると良い。
- オーガベイン・天
外典『霊長の理と枢機の天秤』の中盤で獲得できる、ファン待望となるアルドの専用武器。千秋達士*5?何それ?
本武器を装備することで専用スキル「オリジンフォース」を発動可能となる上、第2部終盤入手の専用グラスタと併用することで常時クリティカル率100%を達成可能。
オリジンフォースの効果は「先制で自身を5ターンの間オリジンフォース状態化+MP治癒(5回)+敵全体のバフ/デバフを解除+冥封(腕力/知性/速度15%DOWN)を付与」で、非アナザーフォースかつアルドがオリジンフォース状態でない場合に通常攻撃枠が変化する形で発動できる。*6
情報量が多くややこしいが噛み砕くと「先制で敵全体にバフ/デバフを全消しした上で腕力/知性/速度15%DOWN効果の蓄積を付与する」というもので、これを5ターンに1回発動可能。
スタックの仕様によりこの冥封は一度付与すれば永続であり、ごく一部の例外を除き解除されることはない。
これにより、非AF限定・クールタイムが必要とはいえ数少ないバフ/デバフ解除持ち、同時に基本解除不可&永続のデバッファーという新たな強みを獲得した。
更に追加の高難易度ボスに勝利することで専用武器が強化。
基礎性能がV1完了後の顕現武器と同等まで強化されるほか、冥封の仕様が変わり、最大3つまで重ねられるようになる。
最短でも11ターンかかるものの、3つ蓄積すれば腕力/知性/速度45%DOWNとなり、相手によってはこれだけでほとんど無力化出来てしまう。
- 星導覚醒「ドラゴンベアラー」
2023年秋には星導覚醒が全キャラで初めて実装され、同時に非星導のスキルも全面的に上方修正された。星導覚醒そのものに関してはリンク先を参照。
アルドを星導覚醒するにはメインストーリーを第2部クリアまで進めることで解禁される「星詠みの書架」の専用ページを攻略し、難易度「STELLA」のボスを撃破する必要がある。
このSTELLAのボスは基本的に前衛アルド不在なら問答無用で全体即死・他にもギミック山盛りという途轍もない初見殺しの塊ではあるものの、ここまで到達できるプレイヤーならば攻略は可能だろう。
星導スキル「星竜斬」は腕力・速度の自己バフを付加する全体無属性斬攻撃で、更に「自身の天値」に応じて威力が増加(最大で極大比10倍/220%~2200%)*7するという強化適用後の★5スキルに類するものだが、高天帯においては単純火力・範囲ともにAF竜神斬・號を上回る上にAFの縛りがなく、ボス戦では勿論のこと、雑魚散らしでも非常に役に立つ。
加えて本スキルは星導スキルのためステラバーストで使用時は性質が変化し、「味方前衛の天値のみを合計した値」を参照する超火力の攻撃に変化。
アルド単独の255のみでも5700%程度という十分強力な攻撃になるが、他キャラの天値も加味して合計「500」以上まで伸ばした場合、極大比50倍(11000%)という到底配布とは思えない火力が飛び出す。
更に発動時点で敵のいずれかが弱点属性を持っている場合、その属性に変化する。*8
弱点が突けない相手でも素が無属性なため耐性系に引っかかりにくく、とにかく多くの敵をぶった切ることが可能な器用万能に近いスペックを得た。
また、ステラボードでは星竜斬以外にも下記のアビリティを習得可能。
①「前衛に天が3人以上」の時、アルドが行動時の天冥ゲージ蓄積量が増加(1.5倍→2倍)
②ステラバースト時に「天の刻」の場合、敵全体にターン終了時まで全属性耐性DOWN(20%→40%)
③戦闘開始時に前衛に「天」が3人以上の時、AFゲージ蓄積(50%→100%)
特に③は分かりやすく強力で、前衛の面子を調整すれば毎戦AFを使えるようになる。一部開幕でAFゲージを削ってくるボスに対してはギミック破壊に等しい働きをすることも。
パーソナリティは「主人公」「バルオキー」「竜」「採集」。
「主人公」はアルドにのみ設定されたパーソナリティで、通常のパーソナリティと異なり単独でもAF必殺技が発生する特性を持つ。
また、後天獲得として外伝ストーリーで古代の竜狩りの組織に所属することで「アルカディア」、現代東方の普賢道場へ赴き門下生になるイベントを経ることで「普賢一刀流」が発現する。*9
他にも「天の導き」「新夢想過激団」「新時空超限流派」「コンチェルトアーツ」……とやたら沢山あるが、これらは全て他キャラとの連携用として用意されたパーソナリティ。
武器種・属性の「剣」と「火」を含めるとパーソナリティ数は全キャラ中ぶっちぎり最大の12。あまりにも多すぎて欄に収まらなくなったため、現状全キャラで唯一パーソナリティ欄にスクロールバーが付いている。
一応、外伝で正当な手続きを経て「入学」したにも関わらず「IDAスクール」は無い。
ついでに記載が無いにも関わらず何故か装備条件が
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | なし*10 | 杖 | 冥 | 茅野愛衣 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
魔獣城 |
一応ヒロイン。アルドの妹で、16年前に彼と共に孤児として月影の森で拾われた。
ある日突然魔獣王にさらわれてしまい、魔獣軍と行動を共にすることになる。魔獣側の王女であるアルテナとは種族を超えた親友。
その裏側には何か事情があるようだが……?
見ようによっては裸前掛けも同然のかなり際どい服装をしているが、誰も突っ込まないことについて製作側は「そういう世界観です」とコメントしている。
なお、回想の幼少期ではごく普通の格好をしていた。何があった。
ゲーム上の性能
序盤で僅かな期間加入した後、長いブランクを経て第1部終盤で再加入するが、クラスは長らく★4止まりであり、パワー不足から救済措置を求める声は止まなかった。
第2部終盤で待望の★5に昇格可能となる。
★5では回復と複数のサポートを両立する「乙女の決意」、更に最大7回もの連続全体攻撃をお見舞いした上で戦闘不能者を含む味方全体を全回復する「天使の唄・罰」を引っ提げ、総じて極めて高いサポート性能を手にする。
特に速度バフと連続全体攻撃を活かしたアナザーフォースでの手数稼ぎとしての運用が非常に強力で、魔法パーティ構築の常連の一角となった。
パーソナリティは「ねこ好き」「料理」「バルオキー」「ジオ」。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | 地 | 槌 | 天 | 釘宮理恵*11 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
ゼノ・ドメイン |
未来世界で出会う汎用アンドロイドの少女。
喋って戦ってボケれる高性能アンドロイド。アンドロイドの癖になぜか方向音痴。事あるごとにツインテールのようなパーツをブンブン振り回す。
実は単なる「汎用アンドロイド」という以上に、かなり重大な秘密を抱えている。この辺りは第3部にて。サーチによる分析・追跡能力が優秀すぎることから一部で警察犬呼ばわりされる
ゲーム上の性能
外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』の後日談で★5に昇格可能となる。
第1部で固定で仲間になるメンバーでは唯一の回復スキル持ちという非常に重要な特性を持っており、人によっては過労死要員だった。
ただスペックは腕力と知性両刀型で器用貧乏。終盤だとこの子1人ではつらいため、グラスタ等での補填は必須。特にヒーラーにもかかわらず何故か★5スキルで回復技を貰えなかったのがかなり響いている。近年ではコラボで序盤から優秀なヒーラーが加入するため、お呼びが掛からない時空も……
パーソナリティは「ねこ好き」「採掘」「KMS社」「マシナリー」。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | 風 | 拳 | 天 | 佐藤利奈 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
工場都市廃墟 |
未来世界のハンターの少女で、武器屋の看板娘でもある。
大雑把で男勝りだが、その実繊細なところもあり、幽霊などの怖いものが苦手。だが霊媒体質。
料理にもその大雑把さが反映されており、よく消し炭料理を作るらしい。この為コラボの料理イベントでは、特定の料理以外の熟練値が異様に低く設定されている。
一方で幼少期には幼馴染との三角関係に敗れたり、合成人間の叛乱で母親を喪ったりとストーリー組の中ではかなり波瀾万丈な過去を持つ。
ゲーム上の性能
序盤でちょっとだけスポット参戦した後、フィーネほどではないが長く戦線から離れる。
★3スキルまでは微妙なのもあり、仲間に復帰した直後はやや頼りない。
第1.5部の後編で★5に昇格可能となる。
性能は生粋の物理アタッカー。★4以上にもなるとVCもスキルもアタッカーとして優秀なものが揃っており、育てきれば非常に頼りになる。特にクリティカル時に威力が4倍に増加する3連撃「トリプルダウン」が強力。
パーソナリティは「鍛冶屋」「料理」「霊媒体質」「復讐者」。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | 水 | 刀 | 天 | 千葉繫 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
人喰い沼 |
古代世界で出会うカエル男(推定年齢37歳)。
東方出身で腕は立つが、自分のことに関しては恐ろしく鈍感。見た目が見た目のせいで魔物扱いを受ける事があり、トラブルに巻き込まれたり引っ張ってきたりする。
元はれっきとした人間の侍だったらしいが、色々あって現在の姿となり、本物のカエルよろしく薄暗い沼地に引きこもっていた。この辺りの詳細は外伝『天蓋の塔と幽冥の魔女』の後日談で明かされる。
このゲーム最大のネタ要員。一人称「拙者」だし、しょっちゅうケロケロ鳴いているし、どこからどう見てもカエルです、本当にありがとうございました。
でも名前はグレンじゃなくてサイラス。ちょっとひねってある。*12
ゲーム上の性能
先述の外伝『天蓋の塔と幽冥の魔女』の後日談で★5に昇格可能となる。
性能は素早さと幸運重視の先制タイプ。雑魚戦はやや苦手だが、対ボスに強い。
★5スキルの「無為・涅槃斬り」は対象がペイン状態、自身のHP99%以下の2つの条件を満たすことで6倍の倍率が乗る。
これだけでも強いが、第2部中編で入手可能な専用装備を持たせることで無為・涅槃斬りは確定クリティカルとなり、安定して高火力を叩き出せる。
パーソナリティは「東方」「天の導き」「呪い」。
「天の導き」はアルドと彼にのみ設定されたパーソナリティで、専用の連携演出が用意されている。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | 地 | 杖 | 冥 | 田中理恵 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
次元戦艦 |
未来世界でガリアードとともにレジスタンスを率いる、女性型の合成人間。
非常に高度な知能と心を持っていて、強硬派のガリアードとは異なり人間側と和解したいと考えている。
序盤では少しガリアードと会話に入る程度だが中盤にてバトル、勝利した後仲間になる。
第2部開始条件となる外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』では彼女とガリアードにスポットが当たっている。
歩くとき浮いてる、キャラ絵では鎌のような武器を持っている、敵対したけど仲間になる、技が魔法主体でブラックホールがあるなど、随所にクロノトリガーの「魔王」をオマージュした要素を多く持つキャラ。
ゲーム上の性能
先述の外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』で★5に昇格可能となる。
火力は今一つなものの、敵に確実にデバフを付与できることが強みのサポートキャラ。
★5スキル「スターバースト」は追加効果で物理耐性と全属性耐性の両方を低下させる。この為物理攻撃のキャラとなら大体シナジーを発揮できる。
一方で自身を含む魔法キャラと組み合わせる場合は全属性耐性の部分しか効用がなく、属性や種別の統一が重要となるZONE環境では明確な短所にもなっている。
パーソナリティは「仮面」と「合成人間」。
現代世界でミグランス王国と争っていた魔獣の首魁の魔獣王。火の精霊の力を宿す「紅蓮の剣」を扱う。
一番最初に出てくる男が彼であり、歳月を経てイカツくなりフィーネを誘拐したことで物語が始まる。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
4→5 | 火 | 剣 | 冥 | 置鮎龍太郎 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
蛇肝ダマク |
第1部の物語中盤でアルドに討たれるが、ある力によりA.D.284(つまりゲーム冒頭)の姿で復活。年上になった妹のアルテナ関連で色々あったため、アルドと共闘することになる。
★5クラス名「魔王」や専用装備名「絶望の~」から分かる通り、クロノ・トリガーの魔王をオマージュしたキャラである。
ゲーム上の性能
第1.5部クリア後の高難度サブクエスト「復活の魔獣王」で★5に昇格可能となる。
仲間になったばかりの頃は本当に微妙な性能だったが、アップデートを重ねた結果スキルの大半が上方修正され、当時としては一線級の強さを手に入れた。
専用装備の絶望効果(味方が倒れるほど与ダメージが増加)は本作のシステムと絶望的に嚙み合っておらず活かしにくいが、お膳立てをすれば高い瞬間火力を引き出せる。
パーソナリティは「魔獣」「冥の誘い」「王族」。
「冥の誘い」は彼にのみ設定されたパーソナリティで、アルドの「主人公」同様に単独で必殺技を発動できる特性がある。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
5 | なし*13 | 拳 | 天 | 加藤英美里 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
なし |
第2部の古代編で仲間になる生きた藁人形。武器は拳だが、後述のシステムの関係上打撃メインとは限らない。
実は世界観上結構ヤバい出自を持った種族であることがちょくちょく示唆されているが、本人は至って明るく真面目な好青年(?)。
ゲーム上の性能
非常に特殊な固有システムを持ったキャラであり、「育成」と「転生」を繰り返して強くなる。
レベル60を超えると、「転生」という育て直しを行うことができるようになり、この際「土」「水」「肥料」「種」を与えることで好きなようにカスタマイズ可能。*14
最大の長所はレベル80で転生することで確実に天値を1上げた状態で転生できることであり、すなわち貴重品の天の導きを使わず、100%確実に天値を上げられること。
反面、カスタマイズ可能とは言ったものの、各種ステータス及びスキルの性能はどうしても見劣りしがちであり、特化させたキャラにはまず敵わない。どちらかというとパーティの穴を埋める形で育てるのが吉。
最大報酬にパーティの天冥値360を要求する第2部以降アナザーダンジョンのお供にどうぞ。特に現在ではパーソナリティ面で相性の良いツバメが登場したこともあり採用価値は何気に高い。
また、無属性の斬攻撃/突攻撃/打攻撃/魔法攻撃を全て同時に自力習得できる現状唯一のキャラでもあったりするので、後述のアシュティア共々耐性調査要員としての活躍も可能。
パーソナリティは専用の「巻きワラ」及び「東方」。誰がどう考えても東方出身なのに何故か割と長い間「東方」が適用されなかった
ギルドナの妹であり魔獣族の王女。フィーネとは幼馴染であり、種族を超えた親友だが……
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
5 | 無 | 弓 | 冥 | 竹達彩奈 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
冥峡界 |
第1部の終盤でアルド達と種族の命運を賭けて戦い、討たれる。ギルドナと同様復活するが、こちらはA.D.300(現代)の姿。
第1部ではフィーネに暴力を振るった部下の兵士を平手で気絶させたりと割と粗暴な言動が見られたが、復活に際してフィーネの願いが作用したのか再登場後はそういった棘のある一面は鳴りを潜め、特に第2部以降のストーリーでは優しさが強調されている。しかしボイスの方は初期に録られたためか端々に粗暴時代の片鱗が見えてしまっている
紆余曲折を経て、第2部の未来編で加入する。
ゲーム上の性能
属性ZONEによってスキルの属性が変わり、攻撃やバフデバフなど様々な種類のスキルを扱える万能キャラ……と言えば聞こえはいいが、実際のところはどれも満遍なく水準が低く器用貧乏を極めているので、固定メンバーは疎か現状の全★5キャラクターの中でも役割的にかなり厳しい立ち位置にある。
……にも関わらず、何故か第2部後編における固定メンバー達の総梃入れにおいてハブられた。実装が遅かったからだろうか……
パーソナリティは「魔獣」「精霊対話」「王族」。
CV:江川央生*15
アルドが所持している謎の喋る剣。その名の通り血管(vein)をモチーフとしているようで、波打った赤と青の刃が特徴。
途中からこの剣の力を使って「アナザーフォース」という必殺技を発動できるようになる。
その実態は「滅ぼされたオーガ族の思念の集合体」*16であり、時間に干渉することが可能。曰く、オーガ族を滅ぼした魔獣族への復讐のため、利害が一致したアルドに力を貸しているらしいが……?
ネタバレにつき折り畳み
実際にはオーガ族を滅ぼしたのはB.C.3000の人間の王・雷心王であり、それゆえオーガベインが最も憎んでいるのは人間。
アルドを先述の嘘で騙し、人間と魔獣の天下分け目の戦いとなるミグランス城の決戦で裏切る算段だったが、外的要因により目論見は失敗。
その後は表向きアルドに服従し力を貸しているが、事あるごとに反乱し勝手に力を行使するため、ほとんど信用はされていない。
一方、道半ばでアルドに死なれたりすると自分達の復讐に支障が出るため、自分達の判断でアルドに力を貸すこともある。要はツンが強過ぎるツンデレ?
ちなみに、大元は古代のパルシファル王の持っていた剣であり、そのパルシファル王が狂乱の末アルドに討たれたため、実は物語開始時点からアルドのことを嫌っていた、という裏設定があったりする。わざわざアルドの手元にやってきたのも、なんとかアルドを利用してやろうという嗜虐心の現れ。
……しかし聖剣時代にパルシファル王の剣として敗れ、雷心王時代にオーガとして敗れ、更には現代の魔獣大戦で計画をぶち壊され…と三度もアルドに邪魔されているのにいまだに協力している辺り、むしろメチャクチャ心が広い……のかもしれない。
なお、アルドの手元にやってきた方法は「歴代の持ち主の精神に干渉して無理矢理A.D.300のバルオキーに運ばせる」という力技。ある意味ヤンデレの側面もあるか
近年ではある外典の終盤で「低次元の兵装」呼ばわりされるわ、数代前の持ち主から知性の欠片もないあだ名で呼ばれて振り回されるわ、1000年前の自分達に対して意味もなく先輩風を吹かせるわで着実にネタキャラ化が進行している。
霊長外典では更に、世界樹の麓に置かれて世界樹の「天」の氣で強引に中和されていた時代のオーガベインが登場。
こちらは現代のオーガベインと異なり、元になった聖剣寄りの姿(本人曰く「天と冥の狭間で揺らいでいるときの姿」)。
意識体の方もいかにもオーガ族と言った風貌の本編のオーガベインと異なり、オーガの元になったタイタン族寄りの全く異なる姿になっている。
余談だが、実を言うと中和時代のデザインはリリース時点から(一瞬ではあるが)ゲーム中に登場していたりする。
なお、忘れがちだがアナザーフォースはこいつの能力であるため、オーガベインがアルドの傍から離れたりするような場面ではアナザーフォースも封じられてしまう。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
5 | 火 | 拳 | 天 | 山崎和佳奈 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
オメガポリス |
現代のバルオキー村に住んでいる科学者の女性。アルドやフィーネには実の姉のように慕われている。
第1部の最序盤で世界観の説明役として登場した後、第2部終盤の重要場面の回想で再登場する。ぶっちゃけこの間、本編はおろか外伝等のサブストーリーにすら一切絡まなかったので忘れていたプレイヤーも少なくないと思われる
その後、協奏『COMPLEX DREAM』で並行世界のアシュティアがフィーチャーされた後、第3部の序盤でプレイアブルキャラとして加入。
ようやく本人がメインストーリーに大きく絡んでくるようになる。
「天才」を自称する紫髪の眼鏡の科学者という、どう見てもクロノ・トリガーのルッカのオマージュキャラ。
実際『COMPLEX DREAM』でもキッドにルッカと間違えられている。
また、クロノトリガーでは判明していないフルネームがクロノクロスにて判明し、その名前が「ルッカ・アシュティア」であることから、クロノトリガーをプレイしただけの層にはルッカのオマージュ程度に思われたのが、クロノクロスもプレイしたユーザーからはルッカじゃんと言われることも。
ゲーム上の性能
便利な補助技を豊富に覚えるサポーターと「次元爆弾」による変則的なアタッカーという2つの側面を持つキャラ。
固有スキルにより特殊なZONE「堅守陣」を展開できる。堅守陣は敵味方問わず全ての攻撃を半減する効果を持ち、同時に付与される中倍率の全属性耐性バフ/軽減バリアも相まって敵の攻撃を正面から耐える手段として有効。2024年1月時点でも同ZONEを展開できるキャラはアシュティアのみとなっている。
また、敵全体に睡眠を付与する「スリープガス」は基礎命中率100%というえげつないもので、基本的に雑魚敵は睡眠耐性を持たないため、これで完封できる。
数少ないアタッカースキルである「次元爆弾」は先制で敵全体に次元爆弾(赤スタック)を5個付与し、ターン終了時に起爆して攻撃するという一風変わったもの。
次元爆弾は味方の攻撃で減少するという特性を持ち、他の味方が迂闊に攻撃できなくなるというASアザミに似たデメリットを抱えるが、その分最高威力はかなり高く、5個残せば15倍(威力2250%)、更に青スタックのマテリアルを持っていれば20倍(威力3000%)の全体攻撃をぶっ放せる。
また追加攻撃という特性上、アナザーフォースの最後に次元爆弾を置けば実質デメリット無しで最大火力の爆破が可能。
なお、そのマテリアルは戦闘開始時に3つ自動的に装填されるが、「ウィークチェック」というスキルを使えば戦闘中にも蓄積できる。
その「ウィークチェック」は非AF時に限りターゲットにした敵の全ての属性相性を表示する機能があり、下調べに有用。
ただし開示対象になるのはあくまで「属性」相性であり、各種別(斬/突/打/魔法)への相性については解らないので注意。
パーソナリティは「メガネ」「科学者」「バルオキー」「銃」。
第3部前編でアシュティアと深く関わる蒸気世界の機人(ロボット人間)の少年で、アシュティアとほぼ同時期に加入する★5クラスのバディ。
2024年1月時点で唯一の配布★5バディで、配布といえど非常に強力な性能を持つ。
オートスキル「ヒートナックル」はシンプルな単体火属性打攻撃で追加効果も何もないが、アナザーエデンにおいてAFゲージを1手分余分に溜められるというのは戦略上大きな価値を持つ。
また追加効果が無い代わりに「経過ターン数に応じて威力が増す」という特性を持ち、その最大威力たるや驚愕の7000%(10ターン目以降)というぶっ飛んだ数値。
……実際のところはバディの仕様上、コロボにはグラスタやバフ等の味方キャラ対象の恩恵をほぼ一切乗せられないし、アナザーフォースでも動けないのでダメージソースとしての限界はたかが知れているのだが、耐性デバフやブレイク等でサポートすれば弱ったボスやFEARの残り体力を追加の一撃で持っていくような芸当も可能。
相方の次元爆弾とは驚くほど噛み合っていないので、活かしたい場合はオートが非攻撃技のバディを同時編成して適宜交代させるのが無難。
オーラ1「フレイムジャマー」は火属性攻撃を受けた敵/味方単体に腕力/知性25%DOWNを与える効果。
オーラの性質上、これは火属性を当てるだけで自動で敵に付着する、解除不能かつ永続の便利なデバフとして扱えるが、敵が火属性使いだと味方サイドにもデバフが飛んでくるデメリットも持つ。
尤も、このゲームは計算式の関係で味方よりも敵の方が圧倒的にステータス系バフ/デバフの影響を強く受けるので、味方が受けても敵側のそれほど火力は下がらないが。
オーラ2「ボルカニックバリア」は<地表>系統の環境効果が発生時、敵味方全体に状態異常耐性100%UPが発生するというもの。
活躍の場は限定的だが、地表系統の環境下ではかなり役に立ってくれる。特に地表系統かつ毎ターン睡眠付与効果を発生させてくる苛烈環境「誘眠の胞子」には強力なメタになる。
一応、敵側もオーラ効果で状態異常を防ぐようになるが、「対象の耐性無視」を持つ付与スキルならば知ったことかとばかりに状態異常を通せるので、このことにさえ気を付ければ殆どあってないようなデメリットである。
最後にチャージスキル「ミラクルスチーム」は消費ゲージ6でAFゲージを回復するという、これまたシンプルながら強力なもの。
素の回復量は30%だが、アシュティアを同時配置することで50%回復となり、つまりは空の状態からワンタップで発動圏内に達するため、アナザーフォースを2ターン連続で発動という掟破りも可能になる。
最大★ | 属性 | 武器 | 天冥 | CV |
---|---|---|---|---|
5 | 雷 | 杖 | 冥 | 村瀬歩 |
対応するアナザーダンジョン | ||||
エントラーナ |
第1.5部で初登場した、エイミの幼馴染達が入団している未来世界の革命集団「クロノ・クラン」のリーダーである少年。東方地区を中心に活動するバンドグループ「パラドキシカル・ドリーマーズ」のキーボード奏者という顔も持つ。
他の団員同様、強力なサイキック能力を有している。
第3部の中編にて意外な形で再登場し、そのバックボーンが明らかになると共にプレイアブルキャラとして加入する。
アルドとフィーネの育ての親である現代バルオキー村の老人。
魔獣軍にフィーネを連れ去られ、月影の森に向かうアルドを見送った。
後に、若かりし頃は歴戦の冒険者だったことが判明。
その実力は未だ衰えておらず、万全の状態ならばビーム(!?)も撃てる。
しかし度々肝心なところで腰を痛めてダウンしてしまう。やはり寄る年波には勝てないようだ……判明後は「何でヴァレス如きに負けたんだ」とよく突っ込まれる。まあ多分折悪く腰をやっていたのだろう
また、バージョンアップによりアルドに戦い方を教習するチュートリアル担当としての役割が追加された。
諸々の基礎知識を手早く吸収できる上にバッジや勲章も手に入るので、第1部中盤で現代に戻ってきた際には一度寄っていくといい。
余談だが、「そんちょう」ではなく「むらおさ」と読むのが正しい。
アルドの家の飼い猫である雄の黒猫。近所の野良猫のランジェロ(三毛猫のランジェロ)とよく喧嘩しているらしい。
ゲーム内の図鑑の性格欄には「怖がり」と記載があるが、後述の特殊モード等では中々にアグレッシブな活躍(?)が見られる。
デフォルトでは移動中についてくる他、ヴァルヲが主人公となって進行する「アにゃザーエデン」というモードが存在する。
なお、ボーナスダンジョン「幻璃境」では彼を見つけると必ずゴールに辿り着けるため崇められている。
未来世界を牛耳る超巨大コングロマリット・KMSグループ会長……の、孫娘であるエンジニアの少女。
天才と称される技術・知識を持ち、スクールを飛び級で卒業した経歴を持つ一方で、集団から離れて育ったため交友関係は貧弱。エイミは数少ない友人。
第1部の未来編で登場し、以降も未来が関わる外伝等で活躍する。
再戦コンテンツである「廻生」を行うためのシミュレーターを開発してくれるのも彼女。
なお、呼び名には謎の拘りがありちゃん付けで呼ばないと不機嫌になる。
後に、KMS社執行役員の青年・レオから熱心にアプローチを受けていることが判明。
レオ側は政略結婚絡み等ではなくあくまで彼女自身に惚れ込んでいるのだが、セバスちゃん側は彼の人格面及びそれ以外に存在する重大な問題点のために婚約の申出を撥ね続けている。尤も彼女自身も人格面に問題がない人物かと言うと確実にノーなので、破れ鍋に綴じ蓋ではある
何故か世界中どこに行ってもいる生き物。
初期は単なる背景だったが、現在ではヴァルヲの代わりに連れ歩くことが出来るほか、図鑑に登録していくことで石がもらえるようになった。連れ歩いている猫が関係するギミックも時々見られる。
他にも猫に関するイベントやキャンペーンが主に2/22(猫の日)に追加・開催されるのが慣例になっている。
毎日どこからともなくログインボーナスを運んできてくれる宅配便の配達員も猫である。
東の大陸の伝承によれば時の女神に愛されており、時空を超えることがあるんだとか……
なお、ひとまとめに「猫」と書いているものの、各地で見つかる猫の中には明らかに金属で出来ていそうだったり土偶としか思えないような性別不明の個体も居る。……猫?
どうでもいいが、猫はこれだけあちこちにいるのに、犬はラクレア、ハーディー、ヒナギクというキャラがそれぞれ狼(イヌ科)、機械犬、化け犬番犬を連れているのと、あとはモンスターとして時々出てくる程度で、扱いには雲泥の差がある。
「ねこ好き」のパーソナリティを持つキャラは数多いが、「いぬ好き」のキャラは先述の3人を含む5人しかいない。
その他のキャラクター
以下の項目を参照。
世界観
主に3つの時代を頻繁に行き来することになるが、物語を進めると行き来可能なポイントが増加していく。
基本的には一度訪れた街などはワールドマップからワンタップで移動可能だが、ストーリー等の影響で一時的に移動不可能となる場合もある。
現時点では行き来できる大陸は中央ミグレイナ大陸、東方ガルレア大陸、西方ゼルベリヤ大陸の3つだが、ゼルベリヤのみ古代に限定されている。
- 現代(A.D.300)
ミグレイナ大陸ではミグランス王朝が統治している時代。東の暗黒大陸に拠点を構える魔獣と対立しており、いざこざが絶えない。
人間は精霊版化石燃料ともいうべきプリズマという資源を用い、その恩恵で豊かな暮らしを営んでいる。魔獣は精霊の力を体に取り込み進化してきた獣人で、巨人や獣に近い姿の戦闘形態と人間に近い姿の非戦闘形態を切り替えることが可能。
ガルレア大陸もプリズマによって隆盛を極め、独特の文化が発達しているが、数年前から巳と辰の2大国家が睨み合う状態が続いており、やがてその覇道にミグレイナ大陸も巻き込まれる事になる。
ゼルベリヤ側は現時点では不明。
- 未来(A.D.1100)
プリズマの濫用により地上は荒廃の一途を辿り、地上の汚染から逃れるべく人々は天空へ移り住む。この点はミグレイナ、ガルレア共に共通している。ゼルベリヤ側は現時点ではほとんど不明だが、少なくとも文化圏は存在しているようだ。*17
一見すると平和だが、水面下ではとある学園を巻き込んだ大騒動が頻発し、本作屈指のトラブルメーカーKMS社&枢機院による所業の爪痕が散見されるなど、一概に平和と断言することは不可能。
また、地上から離れて生きることができない魔獣達が汚染されたガルレア大陸の地上に取り残されており、汚染が進んでいない僅かな区画を見つけ出して身を寄せ合って集落を形成している。
- 古代(B.C.20000)
ミグレイナ大陸ではパルシファル王朝が統治する時代。
現代にはあまり見られない生物(恐竜など)や多数の亜人種が確認できる。
現代と比較すると四大精霊を頂点とする精霊の影響が非常に大きく、人間やその他の種族もその恩恵を受けている。
ガルレア大陸は山と海にそれぞれ小国が興り、互いに決して仲は良くないものの自然豊かな生活を営んでいる。
一方でゼルベリヤ大陸は、東の地とは一線を画す過酷な環境。それでも、かつては「神」が与える恵みの力で繁栄を極めたとされるが、その「神」はいつからか姿を消し、今や不毛の大地へと逆戻りしたと伝えられる。
- ???
第1部の中盤に訪れる「次元の狭間」がある幻象界と第2部の終盤に訪れる冥峡界は、どの時代にも分類されない第4の時代区画として設定されている。住人曰く、時間の流れという概念自体が存在しない領域とのことだが詳細は謎。
ゲーム的には古代区分にされているので忘れがちだが、第1.5部で登場する「煉獄界」も設定上はここに近い世界である模様。
- 異時層
アルド達の住む世界とは異なる歴史を辿った可能性の世界。要はパラレルワールドみたいなものと考えて良い。
異時層という名称自体は外伝『ふたりの騎士と祈りの魔剣』で初登場したが、存在自体はリリース時点から示唆されていた。
システム
- 回復ポイントと食事
アナザーエデンはRPGであり、自分でフィールドを歩き回るゲームなのだが、ポーションやエーテルのような一般的な消耗品の回復アイテムは本作では一切存在しない。
じゃあどうするのかと言うと、町の宿屋が無料の回復ポイントになっており、泊まることで味方全体のHP/MPを完全に回復できる。*18
また、宿泊時に食事を持っていない場合、回復後に台詞と共に「食事」を渡される。食事は使用すると宿屋同様に味方全員のHPとMPを完全に回復できる。*19
これが道中で戦いを挟まず回復を行う唯一の方法であり、食事を道中のどのタイミングで切るかがこのゲームのポイント。
ちなみにこの食事、2023年時点で80種類以上も存在する上に種類ごとに説明文と使用した時の食レポコメントが違っており、非常に凝っている。
場所によっては食事を貰えない宿や野営用の焚火といった回復ポイントもあるが、マップが使えるなら別の場所で貰ってこればいい。まあ、大抵の時空では次元の狭間にある約束の果実をかじりまくっているのだが
- 編成関連
アナザーダンジョンと一部エリア・場面を除き、加入したキャラは全部戦闘中以外なら自由に入れ替え可能。
FEARやボスの目前で討伐に適したパーティに組み替えたり、ダンジョン攻略中に勲章で石が増え、10連分溜まったのでガチャで引いたキャラをその場でパーティに加える(要するにレベル上げ枠に突っ込んで育て始める)ような真似も可能。
- FEAR(フィアー)
アナザーエデンでは、通常の戦闘は一定の距離を歩く毎に敵が出現するランダムエンカウント形式であるが、大型の敵である「FEAR」だけはマップ上に姿が見えており、接触することで戦闘になるシンボルエンカウント形式となっている。
序盤のFEARは世界樹の迷宮のF.O.Eよろしく初遭遇時にはまず勝てないような強さを持っているため、基本的には接触せず回避する動きが重要となる。
通常時はその場で待機しているものと一定範囲を巡回しているものがいるが、大体の個体はこちらを視認すると雄たけびを上げてから猛スピードで追いかけてくる。
追いかけられている間はBGMも危機感を煽る専用の物に変化するほか、このゲームではメニューコマンドを呼び出しただけではマップの敵が止まらないため、慣れないうちはメニューコマンドを開いている間に追いつかれて戦闘に突入することも。
基本的に「縦のラインは超えられない」ため、縦に逃げられる場所まで逃げれば逃走可能。
ちなみにマップ上では「青色(弱)」「オレンジ(中)」「赤色(強)」の順で今編成しているパーティとの戦力差の目安が示されている。高レベルの奴はLv80どころかLv100すら平気で超える都合どうやっても赤色だけど。
撃破した場合、リアルタイムで6時間後に復活*20する。
- 星の夢見館
いわゆるガチャ。
本作では「期間限定」のキャラクターは存在せず、全てのガチャ産の新キャラ/新スタイルは登場から2ヶ月間1ヶ月間に渡ってピックアップガチャが開催され、期間の終了後は等しく定常枠に入る。
無償ガチャには単発にあたる「ひとたびの出逢い」(100石)、10連にあたる「十の出逢い」(1000石)があり、後者は最後の1人で★4以上が1人確定する。
メインストーリーの最序盤で「はじめての出逢い」といういわゆるチュートリアルガチャを引くことができる。
ゲームリリース当時は★3~★5のキャラが完全ランダムで排出される普通のガチャだったが、数ヶ月後から初期最高レア度が★4のヒーラー以外のキャラの★4を選択できる形式となった。
レア度が★★★★☆と表示されるキャラはゲーム内コンテンツで★5にできるが、初期性能は他の★4と大差ない。★4までしかないように見えて、実際にはアナザースタイルという形で★5が実装されているキャラがとても多いので注意。
また、メインストーリー第10章クリアで「聖者の祈りのこだま」を獲得できる。
これは初期最高レア度が★4のヒーラー4名から1人を選択して引くことができるもの。どれを選んでもどうせ後で勝手に引けるし大差ないが、強いて言えば2024年1月現在唯一★5にまでできるプライが高優先度。
★5になれる★4キャラ一覧
名前 | スタイル | 解放条件 |
---|---|---|
アカネ | AS/異時層 | ガチャor書物使用 |
オトハ | AS | ガチャor書物使用 |
シエル | NS/AS | NS: 断章「シエル編」攻略(低難易度)後に書物使用 AS: ガチャor書物使用 |
セヴェン | NS | イベント「wind liberator」攻略(高難易度) |
ソイラ | AS | ガチャor書物使用 |
チヨ | AS | ガチャor書物使用 |
ニケ | AS | ガチャor書物使用 |
パリサ | AS | ガチャor書物使用 |
ビヴェット | NS | アにゃザーエデン進行後に書物使用 (※解放前は★★★★☆と表示されない) |
フォラン | AS | ガチャor書物使用 |
プライ | NS | イベント「the winged prayer」攻略(高難易度) |
ベネディト | NS | 群像「将星の斧と鎧える羊」(低難易度)攻略 |
ポム | AS | ガチャor書物使用 |
ミーユ | NS/AS/ES | NS:断章「ミーユ編」攻略(低難易度)後に書物使用 AS/ES: ガチャor書物使用 |
メイ | NS | 群像「遠き日の英雄と誓いの銘」(低難易度)攻略 |
ルイナ | AS | ガチャor書物使用 |
レレ | AS | ガチャor書物使用 |
※2024年1月時点
その他キャンペーンなど(一部)
現状、季節や年中行事にまつわるガチャなどが開催されたことはない。
強いて言えばリリース●周年(4/12)と年末年始のタイミングでお得なガチャが出される程度である。
- 運命の出逢い
新キャラのPUガチャ実装時に同時にPU期間前半の1ヶ月間2週間だけ開催される、有償石1000を使って引けるお得な十の出逢い。
最後の1人では★5が確定し、更に10%でPUキャラが出現する。
基本的に1回限定だが、最近だと2~3回引けることも多い。
- 星の夢の出逢い
年に2~3回程度開催される、有償石1000を使う1回限定の出逢い。
回すと指定した★5キャラを確定で入手できる「星の夢のかけら」が手に入る。
指定できるキャラクターの範囲は回によって異なるので注意。
リリース●周年を記念した星の夢の出逢いでは実装時点で存在する全ての★5キャラから選択できるのが通例。
- 時の囁きのひとひら/時の囁きのしずく
こちらも年に数回開催される。期間中はログインボーナス(本日の一品)に「時の囁きのひとひら」(無償単発チケット)が付随しており、最大10回無償で単発を引ける。
更に一部の開催では1回引く毎に「時の囁きのしずく」が手に入り、これを10個集めると引けるガチャでは確定で★5キャラ1人を入手できる。
期間にはかなり余裕を持たせてあり、基本的に数日程度なら逃しても雫まで入手できる。
雫が付随する場合としない(「ひとひら」のみの開催)場合があるので注意が必要。
- 大地の導きのこだま/星天の導きのともしび
サブスクリプション「大地の導章」(600円/月)及び「星天の導章」(3900円/月)の加入特典のひとつで、それぞれ毎月1個付与される。
前者は★5キャラが★4で必ず排出されるガチャを引くためのチケットで、後者は有償石1000の代わりとして各種ガチャに使用可能なチケット。
- 七星のかけら
サブスクリプション「星天の導章」の加入特典のひとつで、3ヶ月毎に1個、1ヶ月の使用期限付きで付与される。
プレイヤーが指定した★5キャラ7人の中からランダムで一人排出されるガチャ「七星の出逢い」を引ける。
ここで指定できるキャラは「引く月から3つ前の月までに実装された全てのガチャ産★5キャラ」。
例えば、6月に引いた場合は同年の3/31までに実装された全ての★5キャラ(AS/ES/異時層の仲間含む)から選択できる。
- キャラのレア度
★3~★5までの3段階。★1のキャラは存在せず、★2は一部のイベントキャラのみ該当するが、イベントを進めることで★4~★5まで成長する。
ガチャ産の★5、★4のキャラは1つ下のレアリティで排出される場合もあり、その場合は書物を消費して「クラスチェンジ(CC)」することで昇格出来る。
同じ★3でも「★3のまま成長できない」キャラと「クラスチェンジで★4になれるキャラ」が混在しており、特に前者はレベル上限と能力、ボードによる伸びしろの関係上、序盤の数合わせ以外ではほぼ使い物にならない。酔狂な縛りでもしなければ使うことはないだろう。
基本的に★3→★4のキャラは★4が上限だが、一部そこから更に★5にクラスチェンジ可能なキャラもいる。
第2部以降となると本格的に★4では力不足になってしまうが、配布キャラだけでも★5の面子はかなり確保できる。この為、「配布キャラのみでの攻略」も現実的な範疇で可能。
特に一部の配布キャラは時にガチャキャラを食うほどに強力であり、2024年1月現在裏ボス格も含むほぼ全てのバトルは理論上配布キャラのみでも攻略可能なように調整されている。
- 武器種別
全8種。「剣」「刀」「斧」が斬撃武器、「弓」「槍」が突撃武器、「杖」「拳」「槌」が打撃武器。
自分の得意とする武器以外は装備できない他、レベルでも装備制限がかかっている。
また、防具も武器種により装備可能な種類が決まっており、「剣」「槍」「槌」は腕輪、「拳」「斧」は首飾り、「刀」「弓」「杖」は指輪を装備可能。
腕輪は物理防御に、指輪は魔法防御に厚く、首飾りはその中間のスペックである。
各武器の特徴
- 杖
フィーネ、マリエル等の得物。
攻撃は打攻撃だが攻撃値に乏しく、使用者はほぼ全員が魔法使いなので魔法武器と言って差し支えない。両刀ポジションのはずの槌も含め他武器種の魔法攻撃使いがほとんど現れないため、魔法攻撃は杖の寡占状態となっている。
またヒーラーが多いことにより回復や状態異常への対抗手段なんかも集中気味。
- 剣
アルド、ディアドラ、シェイネ等の得物。性能は純然たるアタッカーからサポート特化まで幅広い。
世界観的にも重要度が高いこともあってか、斬系を刀と斧と三分している割には使い手が異常に多い。が、リリース当初は★5不在だったりアルドやコピペ含め7人しかいなかったりと意外と影が薄かった。
この傾向はコラボ*21の影響によって更に顕著となっている。
- 刀
サイラス、シオン等の得物で、使い手の大半は東方出身となっている。
高速かつ攻撃特化でサポートは不得手なキャラが多い。
- 斧
ナギ、レンリ等の得物。「鎌」は一律斧に分類される。
全武器中攻撃値が最も高く、キャラも高火力・高耐久で速度低めの重戦車が多い傾向だった。
近年では多様化し、速かったりサポート特化の斧キャラも増加傾向にある。
- 槍
シュゼット、セティー等の得物。
刀に負けず劣らず高速アタッカーの独壇場という印象を受けるが、刀と比べると耐久性能が高い代わりにMPが低く燃費が悪い。
幾度となく環境を壊しまくったシュゼットを始め、環境で優秀なアタッカーが常に幅を利かせており、性能面では特に優遇されている節がある。
- 弓
シエル、ラクレア等の得物。
杖以外では攻撃値が最も低く、使い手もサポート特化がほとんど……というのは最早昔の話で、現在ではASホオズキやESツキハ、アルマといったゴリゴリのアタッカーも登場。
また、歌い手に似合う武器ということだからか、応援効果「歌唱」を持つキャラの内半数近くが弓というかなりの寡占状態にある。
- 槌
リィカ、メリナ等の得物。
攻撃も魔力もそこそこ上げる両刀武器という立ち位置……のはずだったが、自力で魔法攻撃を使えるキャラがリィカ、メリナ、ノポウ族、スカルしかおらず、ほとんど忘れられた特徴になっている。
魔力を大きく上げるウィズダム武器のスキルが回復だったり、グラスタが腕力と知性を同時に上げるものだったりと面影はあるが……
- 拳
エイミ、ロキド等の得物。徒手武術を戦闘スタイルに含むキャラは基本これに分類される。イロモノ率も高い。
拳と書いてあるが、装備の大部分はグローブ類。
やはり攻撃一辺倒のキャラが多めで、搦め手を持つキャラは少ない方。
性能とは関係ないが武器の見た目が全般的にダサいことがよく挙げられる。
製作サイドもそれを分かっているのか、「武器の見た目が戦闘中反映される拳キャラ」が初期組キャラ以外に1人たりともいないという地味にシュールな状況になっている。
一部のキャラには「顕現武器」と呼ばれる専用武器が存在し、キャラストーリーを完読すると顕現武器獲得の為の戦闘が解禁される。
ちなみに現在の装備品の要求装備レベルは最大でも60のため、★4まで育つキャラならなんとか全て装備可能。
- ヴァリアブルチャント
略称は「VC」。キャラを後衛から前衛に「上げた」際に発動する特殊能力で、キャラごとに固有の効果を持つ。
その効果の多くは「敵全体にデバフor味方全体にバフ(1ターン)」であるが、中には攻撃や回復、後述のZONE展開を行うものなどもあり、総合的には非常に多岐に渡る。
この「後衛から前衛に上げた時にだけ発動する」が最大の特徴兼曲者で、任意で発動は出来るがその間隔は最短でも2ターンに1回*22。
後衛にいるターンは当然のことながら上げるか待機してHP/MPを回復するしか選択肢がないし、前衛で戦っている場合も当然その場でVCの発動はできない。
例えばあるキャラのVCを活用していて、そのVCバフ/デバフの効果切れを嫌った場合は出て来た後で即座に引っ込んでまた上げる、という動きを繰り返すことになり、必然的に戦闘メンバーが1人減るような状態になってしまう。
一方ZONE持ちもバフ/デバフとはまた別に問題があり、望まないZONE展開を起こしてしまうパターンがある。
パーティをZONE持ち複数混成にしていた場合に顕著で、キャラがたまたま敵に吹き飛ばされてしまった結果、次のターンに上げなおしたために勝手にZONE展開してしまって他の味方の火力を下げてしまった、みたいな事が起こり得る。
2ターンに1回しか発動できない点をはじめ、このように癖の強い能力だがアナザーエデンはVCを使いこなさなければ始まらないくらいに重要なシステム。
これ以外ではバフやデバフを行えないキャラも多いのだが、一方でバフとデバフは本作では生命線レベルで超重要である上に、VCのバフやデバフは制約がかかっているだけに効果量が概ね高く設定されており頼りになる。
そして何よりZONE持ちがZONE展開する手段は大体コレなのである。
尤も、近年ではバフ/デバフの総合的な倍率インフレやZONEをスキルで展開するキャラ/グラスタの増加により着実に影が薄くなっており、最終的にはもっぱら前衛4人の能力だけではカバーしきれない「パーティの穴を埋めるピース」程度にとどまることが多い。
- 天冥
全てのキャラクターにボーナスステータスとして「天値」か「冥値」のいずれかが存在。一定のボーダー毎にステータス増加やスキル枠・グラスタ枠の追加などといったボーナスが付与される。最小値は0、最大値は255。
アナザーダンジョンクリア時の報酬はパーティ全員の天値または冥値の合計で報酬の枠数が決定する。
ガチャでそのキャラを引くことで★3なら+1、★4なら+4、★5なら+16だけ加算されるほか、現在では「試練」をクリアすることで任意のキャラの天冥値を毎月一定量増加させることが可能。
隠し通路の先の宝箱やイベントのポイント報酬などでよく手に入る「天の導き」「冥の誘い」系のアイテムもこれを強化するためのアイテム。
また一部の配布キャラは編成して対応するアナザーダンジョンをクリアした際に一定確率で+1加算される仕様となっている。
実は単なるゲーム的なステータスというだけでなく、世界観的にも極めて重要度の高い概念だったりするのだが、それはまた別のお話……
なお、キャラへの設定の基準についてはこの裏設定に食い込んだ少数派を除けば「光」と「闇」に近い。一見してダークな要素が無さそうなキャラが「冥」分類だった場合、ほぼ間違いなくロクでもない背景がある。
- 属性
元は火・水・地・風の全4属性だったが、Ver 2.5.0で雷・陰・晶の3属性が加わり全7属性となった。
単なる後付けだけでなく、設定的にも前者4属性は「天」の属性、後者3属性は「冥」の属性に分類される。
雷はともかく、陰と晶はあまり聞き慣れない属性だと思われるが、この3属性は西方外典の設定と密接に絡んでいるものである。
前半の火・水・地・風は、火は風に強く、水は火に強く、地は水に強く、風は地に強い……という、よくある相性関係である。
後半の雷・陰・晶のうち、雷と陰は他ゲーでいう光と闇のようにお互いに弱点を突き合い、晶属性は自身に弱点を突けるがそれ以外の全属性に耐性を持つという相性関係。
雷・陰・晶持ちのキャラクターは火・水・地・風のいずれかの属性技も同時に習得できるキャラが多い。
設定的に冥分類が多いが、天分類のキャラクターでも雷・陰・晶使いがいる。
アナザースタイル(AS)はVer 1.5.0のASシュゼット以降、一部の★4~5キャラクターに実装されている「もう一つの★5クラス」。なお、本元のスタイルは「ノーマルスタイル(NS)」と呼称する。
見た目が異なるだけでなく、VC及び★5のアビリティボードが新たなものに差し替えられており、NSとは明確に異なる性能を有する。一度解禁すればいつでもボードから切り替えが可能。
NSとASはレベルが別に管理されているが、最もレベルが高い方のスタイルと同じレベルに達するまで獲得経験値にボーナスが入るので、レベリングは比較的楽。
手っ取り早い入手手段はガチャだが、片方のスタイルの仲間が手元にあれば進化用アイテムの「異節」を5冊使うことで「スタイルチェンジ(SC)」という形で入手することも出来る。
また、エクストラスタイル(ES)はVer 2.7.52のESメリナを皮切りに実装されている「第三の★5クラス」。
大まかな仕様はアナザースタイルと同じだが、大きな違いとしてNS/ASのものから★4以下を含む全アビリティボードが一新されており、またキャラクターの「武器種」と「属性」の両方が変化するという特質がある。*23
また、条件を満たすことで通常のAF必殺技に代わり、威力が遥かに高くそれぞれ固有の追加効果を有する「EX必殺技」を発動することが出来る。普通に進める分にはなかなかお目にかかれないが、廻生extremeあたりの長期戦を要するコンテンツになると戦略に組み込むのも現実的になってくる。演出が滅茶苦茶長い癖にカットできないのが玉に瑕
エクストラスタイルは上記の通り「武器種も変わる」が、これを利用すると「天の導き」「冥の誘い」系のアイテムを2種類使用することが可能になる。
例えばミーユはノーマルスタイル、アナザースタイルの装備武器が「剣」、エクストラスタイルだけが「槍」だが、エクストラスタイルを開放することが出来れば「天の導き《剣》」を一通りミーユに使ったうえでスタイルを変え、今度は「天の導き《槍》」を使って強化するようなことも可能。
- 異時層の仲間
外典『霊長の理と枢機の天秤』以降実装されている一部キャラクターを指す。既存のプレイアブルキャラクターが「異時層」において異なる歴史・経験を辿った姿。
本外典以前にも異時層所属の仲間であるラディアスやゼヴィーロは実装されているが、彼らはこのカテゴリには属さない。*24
一部のキャラは最初は名前が伏せられ「”◯◯の××使い”」というような形式の「あざ名」で表記されているが、特定の条件を達成することで”本当の名前”……つまりは正体が分かるという仕掛けが組み込まれている。
正体判明後は名前が本名表記に変化する。ただし、会話テキスト上では本編時層キャラとの区別のため「◯◯の(本名)」と記載される。
こちらもガチャから手に入るが、「”本当の名前”が判明しており、かつ対応する本編時層のキャラクター*25が手元にあれば進化用アイテムを使うことで仲間にすることが可能。逆も可能である。
なお、アナザー/エクストラスタイルとは異なりこちらはルーツを共通しているだけの異なる存在であるので、本編時層のキャラと同時に編成が可能。同様の理由により天冥値もそれぞれ別々に管理されている。
- パーソナリティ
キャラクターごとに設定されている、ゲーム上の「武器種」「属性」及び設定上の「特徴」「大まかな所属」などを示すステータスで、ボードの紹介文と共に確認可能。*26
なお、上のキャラ紹介では「武器種」「属性」のパーソナリティは省略している。
「甘党」「ねこ好き」「IDAスクール」「ミグランス王宮」「メガネ」「吟遊詩人」「王族」「記憶喪失」「読書家」「復讐者」「心の怪盗団」「恋わずらい」「マシナリー」……等々、かなりの種類*27があり、キャラクエストなどの展開に合わせてキャラクターに新規のパーソナリティが追加されることもある。
緑色のパーソナリティは後述のアナザーフォースで発生する必殺技に影響する。
他にも、後述のグラスタや一部キャラのスキルにもパーソナリティが組み込まれているものがある。
ゲーム的にはこちらの方が遥かに重要度が高く、特に「「全能」のグラスタで指定されるパーソナリティ」を持つか否かはキャラクターの評価にも少なからず影響する。
水色背景で示しているパーソナリティがそれだが、実際のゲーム内ではこんな風に着色はされない。
また、「採掘」「採集」「武具」「生物」「美術」「美食」といった知識系のパーソナリティは一部イベントで活躍する。
- アビリティボード
FF10のスフィア盤に類似したシステム。
レベルアップごとにもらえる「AP」を消費することで、パラメーター成長やスキル習得などの恩恵が得られる。
レア度(★)の差はこのアビリティボードの成長限界に最も強く影響し、★3だと2枚目までしか解放されず、★5で4枚目まで解放される。
複数の★5スタイルを持つキャラは、各スタイルのボードのパネルを全て回収することで他のスタイルにボーナスが発生し、一部パラメーターが増加する。
なお、複数スタイルを解禁した上で偏ったレベリングと振り方をするとAPが足りなくなるが、全てのスタイルを最大レベルまで上げればちゃんと全てのパネルを埋められるようになっているのでご安心を。
なお、リリース初期はキャラが初めから習得している「固有スキル」*28は固定セットであり、またボードにある「固有スキル強化」のパネルを取ることで固有スキルがより上位のもの*29に置き換わる、という形式がとられていた。
しかし、一度強化すると元に戻すことが出来なくなることと、当時は主に燃費等の問題で下位の技のほうが扱いやすいことも多いことから、大抵の場合は「固有スキル強化」のパネルはスルーすることが推奨されていた。
この仕様はVer 1.3.5で見直され、それぞれの強化段階を別々のスキルとして扱い、外すことも出来る現在の形式に変更されたが、今でもこの名残で初期習得スキル及びその強化スキルのことを「固有スキル」と呼ぶことがある。
というか、最近は公式側が何の前触れや補足もなくテキスト上に「固有スキル」という言葉を使い出した。
- 素材
武器や防具の作製・強化に必要な素材。入手した素材は一度武器屋で換金された後、改めて素材としてストックされるという世界樹の迷宮のようなシステム。
戦闘でのドロップかフィールドで拾うのがメインとなるため、素材のために走り回る覚悟が必要。
- 次元の狭間
第1部の中盤に解放されるエリア。謎多きマスターが開いている「時の忘れ物亭」の内外に様々な施設が併設されている、いわば第1部中盤以降における拠点のような区画となる。
現時点で存在する施設
①約束の果実/鍛冶屋
約束の果実は通常の街における「宿屋」の立ち位置。宿屋と異なり宿泊の演出が入らず、更にジャンプ地点からすぐそばにあるため即座に回収が可能、と好条件が揃っているため、大抵の時空では食べ飽きるほどかじることになる。たまには違うものも食べさせてあげよう。
鍛冶屋も通常通り利用可能。
②ミド婆
本名はミドアルス。記憶の書を渡すことでキャラクターをクラスチェンジ/スタイルチェンジしたり、異時層の仲間との縁を繋いでくれる。
③次元ゲート/名無しの少女
後述の「アナザーダンジョン」に入る為の青い扉……と、その傍に立つ記憶喪失の現代風の少女。
彼女は自身を「次元の水先案内人」と称し、アナザーダンジョンを一定回数クリアするごとに記憶を回復していく様子を見せるが、次第に不穏な気配が漂っていき、最終的には……
④時空の穴
現代、未来、古代の決まった地点にそれぞれ飛ぶことが可能。
第1部終盤で便利な移動手段を得るまではここを経由して各時代間を移動する必要があり、結構面倒だったり……
⑤記憶の間
奥から2番目の部屋。
保管された記憶に入り込むという形で、主にストーリー上の理由により「行けなくなった場所」へ行くことが出来る。これにより素材の回収や勲章の獲得に際して詰むことはない設計となっている。
西方外典のストーリー読み返しを行えるブースもあるが、後述の吟遊詩人のせいで存在意義の大半を失っている。
なお、一部のエリアの記憶には「本来そこにないはずのもの」が存在していることも……?
⑥ウクアージ
1番奥の部屋に存在する、手前にいる旅人が「相棒」と称する謎のモンスター。
スワヒリ語で「成長」を意味する名の通り、戦って勝つ度に強くなっていくという性質を持つ。旅人曰く、見かけによらず負けず嫌いらしい。
最初はどこかマスコットのような可愛らしい外見と強さをしているが、修行を経る毎にみるみる逞しくなっていき、やがて最初の面影はなくなる。
⑦ノポウ・カンパニー
アップデートで追加された場所で、第1部クリア以降解放される。
マスコット的な種族であるノポウ族が経営している店舗が3つある。
一店は特殊な鍛冶屋であり、武器や防具の中にはここで素材とGitを使って「強化」することで更に追加の能力を得られるものが存在する。
もう一店では後述の「ツブラの玉」をカードキーや記憶の書などと交換してくれる。
2023年12月以降追加された第三の店舗では星導覚醒に必要な「万象の星譜」の交換を行える。
⑧顕現の鏡
アップデートで追加された場所で、第1部クリア以降解放される。
東方の鬼族の爺が取り仕切る、様々な武器の流れ着く空間。
後述の「顕現 武器との巡り逢い」で訪れることになる。
⑨猫神の祠
グラスタの合成や分離を行うための施設で東方の色々な場所に設置されているが、アップデートにより第2部以降次元の狭間にも増設されるようになり便利度が増した。
……が、2022年6月に実装されたグラスタ関連UIの改善に伴い役目が無くなり、専用イベントを経て消滅した。合掌。
⑩冒険譚の吟遊詩人
アップデートで追加された場所で、既にクリアしたストーリーの読み返しを行うことが可能。
現時点では「メインストーリー」「外伝」「協奏」「外典」「外史」に対応しており、今後も順次読み返し対象を追加予定とのこと。
⑪相棒少年
後述のバディの実装と共に時の忘れ物亭の2Fにて追加されたキャラで、初めて次元の狭間に辿り着いた段階からそこにおり、配布のバディキャラの獲得方法を教えてくれる。
教えてくれるだけであり、彼との会話イベントを発生させずとも条件を満たして現地に赴けば問題なく配布バディは手に入る。
⑫時の揺籃地
2023年5月より追加された場所。詳細はこちらを参照。
- アナザーフォース
第1部の中盤で解放される、敵にダメージを与えることで蓄積するゲージ(AFゲージ)を消費して放つ技。略称はAF。
アナザーフォース中はATB方式でMP消費なしでスキルを連発できるようになり、逆に相手からの攻撃は一切受けない、555のアクセルフォームやクロックアップのような状態になる。
また、攻撃を当てる度に左上に示される「コンボ倍率」が増加し、比例して与えるダメージが増加していく。
なお、AF発動中は一度行動を行ったキャラは一定のクールタイム後に再度行動できるようになるが、このクールタイムは行動する度に長くなっていくほかにそのキャラの速度値が高いほど短くなるという仕様がある。未だにゲーム上に一切明記がないのが不思議なほど重要な仕様である。
ゲージ半分から使用可能だが、満タンから使用するとキャラクターのパーソナリティの組み合わせに応じて必殺技が発動する。
基本的には一発逆転や短期決戦用に大技を連発しまくり、邪魔な敵を一掃する必殺技……なのだが、ボス相手に意気揚々と使って後述のストッパーに阻まれてしまうのは誰もが通る道。
用語:ストッパー
- ストッパー
戦闘中にイベントのあるRPGでプレイヤー側が強いと生じる「ボスを瞬殺してイベント発動前に即死させてしまう」への対策として仕込まれている、本ゲーム最大級の初見殺し。
具体的にはHPがある一定ラインに到達すると、そのラインを踏み越えるダメージをすべて無効化して強制的にボスを生存させるというもの。大抵の場合はそれに加えて、行動パターンの変化やカウンター行動の即座実行が仕込まれている。
アナザーフォースという一気にHPを削り切れるシステムに対する最大のメタで、ストッパー付きのボス相手には下手なタイミングでアナザーフォースを使うと逆にこちらが大ピンチになるトンデモトラップ。
特筆すべきは前情報無しではストッパーの有無も回数も一切分からない点で、引っかかって始めてそこにストッパーがあることが分かるという驚くほど意地悪な仕様。
そして開発は何を血迷ったのか、第3部の世界では一部のFEARまでこのストッパーと即時行動のカウンターを所持してしまうことに。
なお、ごく一部の例外を除きアナザーダンジョンのボスでは撤去されているため、周回で邪魔になることはない。
1日4回、1枚ずつ回復する「カードキー」を消費して挑戦できる高難度ダンジョン。略称はアナダン、ADなど。
カードキーには低難易度用の「グリーン・キー」と高難易度用の「レッド・キー」の2種類がある。同じく高難易度の「異境」やメインストーリー第2部以降のダンジョンはグリーン・キーを2枚使用する。
通常のダンジョンでは手に入らない素材が手に入ったり経験値が多く入ったりと美味しい反面、挑戦中はパーティ編成やボード解放、装備の変更が一切できず、全滅すると素材は一切手に入らないシビアな構成。
第1部をクリアしてからは「レッド・キー」を使うアナダンをクリアすると「ツブラの玉」が貰えるようになり、集めると色々なアイテムと交換してもらえる。
ちなみに第1部クリア前はアナダンの高難易度は経験値稼ぎ用含めほぼ全てロックされており、レッド・キーは5枚のまま一切使えない……と思いきや、外伝やコラボ関連のアナダンでは使用できるという抜け道がある。
用語:記憶の書/幻璃境
- 記憶の書
キャラクターのクラスチェンジ・スタイルチェンジに必要となるアイテム。主にアナザーダンジョンで回収する。
大まかには全キャラのクラスチェンジに使用する汎用書物と、対象キャラ/スタイル毎に異なる専用書物に分けられる。
汎用書物は囁きの書、祈りの書、夢詠みの書の3種類で、アナザーダンジョン道中の宝箱から入手する。特に夢詠みの書は基本的に高難易度のアナダンの宝箱から低確率でしか入手出来ないため、クラスチェンジ/スタイルチェンジにおける大きな壁となる。
尤も、近年では外伝報酬等の充実で(序盤だけは)夢詠みが潤沢に集まるので、逆に囁きの枯渇に悩む初心者もいるとか……
専用書物は主にアナザーダンジョンクリア時の「天冥ボーナス」枠から入手するが、NSに使う「○○の書(詩篇)」とAS/ES/異時層の仲間に使う「○○の異節/改典/典録」とで扱いが異なる。
前者はアナザーダンジョン毎に出るものが決まっているが、入手率も高い。
後者は初期の外伝や異境などの少数の例外を除くほぼ全ての高難易度ダンジョンから低い確率で入手できる。ただし「典録」はレッドキーのダンジョンのみに限定されている。
- 幻璃境
幻璃境以外のアナザーダンジョンをクリアした際に低確率で手に入る「ホワイト・キー」を使うことで入れるボーナスダンジョン。
敵は出現しない。「壱の境」から始まり、各「境」では2択または3択でオブジェクトをタップすることになる。
ここで当たりなら次の「境」に進むが、ハズレの場合は出口に繋がる「此岸の岬」に飛ばされて終了となる。
進めば進むほど宝箱の中身が豪華になり、終点である「終の境」に辿り着けた暁には、★5へのクラスチェンジに必要なレアアイテム夢詠みの書3冊に加え、AS/ES/異時層の仲間の獲得に必要な「異節/改典/典録」のうち指定した1冊を入手出来る。控え目に言って大盤振る舞いである。
「終の境」に辿り着ける確率はかなり低いが、目当ての異節類を狙い撃ちで手に入れるには基本的にここしかない。根気強く狙っていこう。
なお、本来ハズレエリアである「此岸の岬」にも低確率でこの【「異節/改典/典録」を指定入手出来るイベント】が発生する可能性がある。遭遇率は終の境到達よりも更に低いが。
基本的には「進めるかハズレか」の二択なのだが、たまに全く関係のない空間に飛ばされ、そのエリア固有のイベントが起こる。イベント終了後は次の境に確定で進める。
現在確認されている特殊イベントは肉球スタンプ(後述)を大量獲得できる「猫草原」、育成アイテムの上級秘伝巻子が大量に手に入る「巻き藁組手」、グラスタの欠片が大量に手に入る「猫だるま部屋」の3種類。*30
アップデートにより各「境」で猫達から肉球のスタンプを入手でき、スタンプの累計獲得数によってバッジや天冥アイテムなどの報酬が手に入る要素が追加された。
- スタック/蓄積
ASシュゼット(Ver 1.5.0)以降の一部キャラや敵が所持する特殊効果の通称。
一部スキルやアビリティによって自身または敵に付与するもので、付与することでステータス増加や特定スキルの強化など何かしらの恩恵を受けることができる。(一部例外を除き)自身に付与するものは青色、敵や他者に付与するものは赤色のアイコンがつく。
基本的に対応するスキルを使うことで剝がれるが、バフやデバフではないためバフ/デバフ解除の効果を受けない。基本的には複数個積むことが可能で、スタックを所持するキャラは大体「蓄積スキル」と「放出スキル」の使い分けがカギとなる。例外は沢山あるが。
最近は蓄積するだけして消費しない(=強化/弱化されたらされっ放し)というケースも多い。
メインストーリー第2部前編(Ver 2.0.0)で実装された、レベルやアビリティボード、武器防具バッジの他にキャラクターを強化できる要素。
第2部を代表する要素にして、火力がインフレした主原因の一つで、本要素を使いこなせるか否かでパーティの強さが大幅に変わるほどの甚大な影響力を持つ。
様々な場所で手に入るが、手に入ったグラスタは基本そのままでは使えず、各地で拾える「グラスタの欠片」を使って活性→覚醒という段階を踏む必要がある。
欠片は大量に要求される上にめちゃくちゃ金(Git)がかかるため、特に解禁されたばかりの時は強化をよく吟味したい。
詳細はグラスタ(アナザーエデン 時空を超える猫)を参照。
開眼「ガリユ編」(Ver2.1.40)より登場した、一部キャラのスキルやVCなどによって展開(発動)し、敵味方全体に影響を及ぼす所謂フィールド効果。「陣」と呼ばれることもある。
例えば火属性のZONE「烈火陣」が発動している場合、風属性攻撃の威力軽減、火属性攻撃の威力上昇の効果が敵味方全体にかかり、更に火属性攻撃によるAFゲージの増加量が伸びるという効果がある。
ZONEの種類としては、基本的な単属性のZONEとして火・水・地・風の4属性のZONEである烈火陣・水天陣・地裂陣・風王陣、単攻撃種別のZONEとして斬・突・打・魔の4種別のZONEである煌斬陣・瞬突陣・轟打陣・幻魔陣の計8種が中心的な存在となっている。
基本的にZONEは一度展開すれば永続するが、既にZONEがある状態で別のZONEを展開した場合、新しいもので上書きする。
また、一部キャラやボスのスキルにはZONEを「解除」、つまり何のZONEも展開していない状態に戻すものもある。
効果の中でも「AFゲージが伸びやすくなる」ことによるAF中の行動回数底上げ及びゲージ回収高速化の恩恵が非常に強力であり、ゲーム終盤ではZONEに合わせて属性や攻撃種別を統一したパーティを組むのがセオリーとなる。
更に、現在では以下のような複合ZONEも実装されている。
ZONEの名称 | 主な効果 | 主な所持者 |
---|---|---|
双撃陣・斬魔 | 斬攻撃と魔法攻撃を強化し、 突攻撃と打攻撃を弱化する。 | セルジュ |
閃撃陣 | 最初の1ターンしか続かない代わりに 全種の攻撃を強化しAFゲージ増加量も高くなる。 | メリッサ |
混沌陣 | 火水地風属性の攻撃が強化されるものの AFゲージが碌に増加しなくなる。 事実上のデメリットZONE。 | (敵) |
星海陣 | AFゲージ100%時以外AF発動不可の代わりに AFゲージ100%時に味方の全攻撃を大幅に強化する | ESナギ |
月光陣 | 雷陰晶の3属性を強化し、 火水地風の4属性を弱化する。 | ASミルシャ |
堅守陣 | 全種の攻撃を弱化する。 | アシュティア |
また、近年では冥の3属性である雷、陰、晶の単属性ZONEとして「招雷陣」「輝晶陣」「刻陰陣」が登場。
これらのZONEは基本的な仕様は火水地風のZONEと似ているが、それぞれ固有の効果が付加されている。
ZONEの名称 | 主な効果 | 主な所持者 |
---|---|---|
招雷陣 | 雷属性を強化、陰属性を弱化 AF中のみ雷属性攻撃によるゲージ増加量UP | オルレイア,ESミーユ |
輝晶陣 | 晶属性を強化、他6属性を弱化 晶以外の属性でもゲージが大幅増加 弱点相性への攻撃時にダメージUP | アルマ |
刻陰陣 | 陰属性を強化、他6属性を微量強化 陰以外の属性でもゲージが微量増加 耐性相性への攻撃時にダメージUP | エニ |
- ルナティック
外典『剣の唄と失楽の翼』にて、雷・陰・晶の3属性と共に追加された要素。
これら3属性のいずれかを持つキャラは通常攻撃が「ルナティック」に置き換わり、これを発動することで戦闘中1回だけ*31、3ターンに渡るパワーアップ効果を得られる。
パワーアップの種類はキャラやスタイルによって異なるが、現時点では下記のように各属性毎に2種類ずつ、計6種類のルナティックが実装されている。
属性 | 名称 | 効果 | 主な所持者 |
---|---|---|---|
雷 | 帯電 | 自身の攻撃に雷属性・小威力の追撃を発生させる | NSヴィクト、スカル |
雷 | 放電 | 速度50%UP+攻撃対象を感電させることでAFコンボ倍率の増加効率が上がる | ASヴィクト、ESミーユ |
陰 | 挺身 | 耐久/精神のステータスを0にし、それぞれ腕力/知性に加算する | NSチルリル、キュリオ |
陰 | 捨身 | 攻撃の直前に現在HPの10%ダメージを受ける代わり、与ダメージ1.7倍+物理/魔法クリティカル率100%UP | ASチルリル、ESイスカ |
晶 | 複写 | 行動を2回実行する(2回目はMP消費、AFゲージ増加ともに無し) | NSクラルテ、ミストレア |
晶 | 心眼 | 与ダメージ1.5倍+弱点攻撃時に与ダメージが更に増加 | ASクラルテ、ESナギ |
- 応援効果
外伝『三千界の匣わだつみの深淵』で登場したピチカの「歌唱」を皮切りに実装されている、規定ターンの間味方全体又は敵全体に何らかの効果を及ぼし続けるサポート技の総称。
共通して、気絶等の一部状態異常等による行動不能を受けると中断させられる。
2023年10月時点では「歌唱」と「祈祷」の2種が実装されている。
①歌唱
最初に実装された応援効果。効果継続中、発動者は一切の行動が出来なくなる。
中々キツめのデメリットだが、それを補って余りあるほどの超超ぶっ壊れ効果を引っ提げているキャラが多数おり、インフレの進行に一役買っている。
②祈祷
2022年12月のESマリエルで初めて実装された第二の応援効果。
歌唱とは異なり効果継続中も行動が可能という強みを持つが、発動者が1でもダメージを受けると解除される。
- ZONE覚醒/アナザーセンス
外典『霊長の理と枢機の天秤』にて、先述した異時層の仲間と同時に実装された、先述のZONEに関連する要素。
異時層の仲間を含む一部のキャラクターは『ZONE覚醒』の追加効果があるスキルを持っており、これを実行するとZONEが強化版の『ANOTHER ZONE』*32に変化する。ただしルナティックと同様に戦闘中に1キャラ1回しか発動できない。
このANOTHER ZONEは通常のZONEと異なり3ターン経過で解除される代わりにダメージ増加の倍率がより高く、更にZONEによる上書きを受け付けないという特色を持つ。
ただし、ZONE解除は普通に効果を発揮する。
このZONE覚醒は単一の属性又は攻撃種別を強化するZONEのみが対象であり、複合ZONEでは実行できない。
また、異時層の仲間には、このANOTHER ZONEを展開中にのみ発動するアビリティ『アナザーセンス』も同時搭載されている。内容は味方全体に有益な効果を与える、ZONE覚醒の効果時間を延長するなど様々。
なお、1年足らずで回数制限を突破する手段を持つキャラが現れたルナティックとは異なり、ZONE覚醒の「1キャラ1回」の回数制限を破るキャラはまだ未登場である。
尤も、「特殊な条件を満たすことでANOTHER ZONEを直張りする(回数制限無し)」という抜け道じみた方法で間接的に制限を突破するキャラは現れているが。
協奏『COMPLEX DREAM』で初めて実装されたシステムで、複数段階の難易度が用意されており、シナリオ開始時に任意で選択できる。
難易度によって登場する敵のLv及びステータスが増減し、攻略難易度が大きく変化する。ただし、アナザーダンジョンや一部のシナリオ進行に直接影響しないボスには影響しない。
基本的にマップジャンプが可能な状況であればクエスト一覧等からいつでも自由に変更可能。難易度操作によってゲーム上取り返しの付かなくなるような要素は特に存在しないので、自分の進行度やプレイスタイルに合った難易度でプレイ可能。
一応、上の難易度ほど獲得できるポイントの数が増えたりすることがあるが、気にするほどでもない。どの道クリア後のアナザーダンジョン等で稼ぐのが主になるし……
製作サイド曰く「好評だった」とのことで、後に他のコンテンツにも続投されている。
コンテンツ毎の特色
- 協奏『COMPLEX DREAM』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -82.5% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +100.0% | +13.5% |
EXPERT | 80 | +900.0% | +33.0% | +900.0% | +27.5% |
MASTER | 110 | +1900.0% | +82.0% | +4900.0% | +69.0% |
初の実装例。
何をトチ狂ったのか、新規追加された雑魚敵の全員が先制発動のスキルを所持しており、最速でプレイするとBEGINNERでもそれなりに苦戦する可能性がある。
「ラスボスを各難易度以上で撃破する」という達成条件の勲章が存在しているが、2周目以降は手軽に再戦できる場所が設けられるので戦力が整うまでは無理に狙う必要はない。ちなみにそのラスボスは割合攻撃しかしてこない関係で難易度による実質的な差は敵の耐久力と速度しかない
- 外史『彷徨える少女と久遠の渦』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -82.5% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +100.0% | +13.5% |
EXPERT | 80 | +900.0% | +33.0% | +900.0% | +27.5% |
MASTER | 110 | +1900.0% | +82.0% | +4900.0% | +69.0% |
補正値は『COMPLEX DREAM』と全く同じ。
外史は全6ストーリー+αから構成され、各ストーリーによって舞台が異なるが、難易度も各ストーリー毎に独立して管理されている。前提に「本編第2部前編クリア」(Lv.80相当)があるはずの第4弾にも「本編第1部攻略中プレイヤー向け」のBEGINNERモード(推奨Lv.30)が用意されている
クリア後はクエスト一覧から消える関係上、いつでも変更は出来なくなってしまうが、実はアララトにある各時代に繋がる時空の穴から難易度変更が可能。*33
マップジャンプ解放後はここへ来る理由がないので気付かないプレイヤーも多い。
- メインストーリー第3部
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 80 | -30.0% | -20.0% | -20.0% | -15.0% |
STANDARD | 90 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 100 | +70.0% | +5.0% | +100.0% | +10.0% |
EXPERT | 110 | +700.0% | +22.0% | +900.0% | +40.0% |
MASTER | 140 | +3900.0% | +80.0% | +4100.0% | +80.0% |
前編のリリース時点ではSTANDARD~MASTERの全4段階制だった。
ゲーム内テキスト曰く「基準の難易度」であるSTANDARDの時点で第2部から敵ステータス(特にHP)が飛躍的に向上している。相性に関しても耐性/無効/吸収の搭載率が明らかに高い上にロケーション毎の統一性も希薄で、安定して倒していくのが非常に難しい。更に場所によっては新要素の環境効果や敵オーラが要らぬ横槍を入れてくる。
第2部までと同じような感覚で挑むと確実に足を掬われるので、心してかかろう。
最高難易度のMASTERに至っては正真正銘の廃人向けモードであり、HP数千万・他ステータスも裏ボス並の雑魚敵の皮を被った何かがワラワラ出現し、行動を許せば一瞬で全滅に追い込んでくる。何だこれ……
「難易度が高い」という声が多く聞かれたためか前編配信後に公式が動き、BEGINNERモードが後付けされた。ステータスやHPなどがSTANDARDから更に下がる。中編以降に関しては最初からBEGINNERを選択可能である。が、エネミーの耐性やFEAR/ボスのストッパー、環境効果等に関しては一切変わらないため、そこまで楽になったかと言われると怪しい。
- 協奏『救世の神子と黎明の大樹』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -82.5% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +200.0% | +14.5% |
EXPERT | 80 | +900.0% | +32.5% | +900.0% | +27.5% |
MASTER | 110 | +3900.0% | +88.5% | +7900.0% | +79.0% |
『COMPLEX DREAM』『彷徨える少女と久遠の渦』とほぼ同じ。
ただし前者のような絶対先制攻撃を連発するようなエネミーはこのシナリオには居ないため、感覚的には後者に近い。
実は難易度によってあるボスの展開するバリアの倍率及び枚数が増えるという地味な差異がある。固定値の毒/ペインダメージ以外でこのような措置がされているのは恐らく初。
ラストダンジョンまで敵のレベル30のままでプレイできるため、難易度固定のテイルズコラボ第1弾(最速で挑むとラスダンで結構強めの雑魚と戦うことになる)よりもクリア自体は楽。
クエストクリア後は協奏一覧から難易度変更可能。
- 外伝『彷徨える少女と白夜の綴糸』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
STANDARD | 80 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 90 | +70.0% | +5.0% | +100.0% | +10.0% |
EXPERT | 100 | +700.0% | +22.0% | +900.0% | +40.0% |
MASTER | 130 | +3900.0% | +80.0% | +4100.0% | +80.0% |
外史の続きなのだが実装当初の第3部同様にBEGINNERモードが撤廃されており、しかも最低難易度のSTANDARDはいきなりLv80。
流石に第3部の「耐性だらけ+ステータスも高い」雑魚敵と比べると遥かに弱いが、それでもある程度装備やグラスタを整えておかないと厳しい。
まあ、外史の前提条件上、最低でも第2部前編をクリアしている必要があるため、最速で挑んで全く歯が立たない、なんてことはないだろう。
なお、変更は外史同様、アララトの渦が設置されたエリアの特定ポイントから可能。
総力戦も難易度設定があり、こちらも同様の補正がかかる。
元々STANDARDでも先手を取られるとかなり酷い目に遭う総力戦だが、MASTERだと当然ながらヤバいことに。先手が取れても2ターン目の反撃で壊滅しないように対策必須。ライフポイント制度を考えた奴は怒らないから正直に出てこい
総力戦にはガチャで引いてないキャラは特定パーティに装備無しで強制編成させられるという面倒な仕様がある。彼らの性能についても短期決戦の総力戦向きとはあまりマッチしておらず、それらのキャラが入っているチームは事実上3人で戦うに等しい状態になる。
コンテンツ毎の特色(3.2.0~)
- 群像『将星の斧と鎧える羊』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -82.5% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +100.0% | +13.5% |
EXPERT | 110 | +9700.0% | +90.0% | +9600.0% | +150.0% |
MASTER | 140 | +49200.0% | +180.0% | +40700.0% | +220.0% |
この群像以降、EXPERT以上の補正倍率が大きく見直され、その結果EXPERTの時点で『救世の神子と黎明の大樹』以前のMASTERを軽く超越、MASTERに至ってはHP約500(400)倍、他ステータス約3倍という到底正気とは思えない補正を得た。70の次が110って……
とは言っても第13章で始められることもあり、BEGINNERやSTANDARDの難易度はそこまで高くない。ラスボスのギミックや超前倒しで登場する環境効果「霧」の効果が鬱陶しい程度。
本編のトラップバトルは総力戦と異なり、単なるゴリ押しで突破してしまっても構わない……が、アナザーダンジョンの事を考えると多少面倒でもここで扱いに慣れておくことを推奨する。
ただし、難易度影響無しのアナザーダンジョンのボスが尋常でなく強く、低い方の難易度ですらHP5400万オーバーという「倒さないといけないボス」では断トツのトップになり、少なくとも群像が解禁される第13章の段階ではクリア以前の問題。スタッフ何考えてるんだ
- 外伝『臥竜の島と絶崖の紋 伐竜姫譚I』
- 外伝『天命の道と玲瓏の子 伐竜姫譚II』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -55.0% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +100.0% | +13.5% |
EXPERT | 110 | +9700.0% | +90.0% | +9600.0% | +150.0% |
MASTER | 140 | +49200.0% | +180.0% | +40700.0% | +220.0% |
補正自体は『将星の斧と鎧える羊』からほぼ変わらず。
だが、ここまで高難易度帯でプレイする実利があまりに薄すぎることが問題視されたのか、本外伝には『COMPLEX DREAM』以来となる、高難易度帯でしか回収できない要素が存在する。
具体的には、難易度によって一部のボスがドロップするアイテムが異なっており、高難易度で進行した場合武器の作成・強化を有利に進められる設計となっている。
更にこの武器は全4段階の強化が行えるのだが、強化素材の都合上、3段階目以降に強化するためには最低でも「EXPERT」以上の難易度で当該ボスのいずれかを攻略する必要がある。
とは言ってもストーリー進行に際して低難易度が不利に働くようなことは一切無く、当該ボスは外伝クリア後にFEARとしてポップするため取り返しが付かなくなるような要素もない。
- 協奏『最果ての虜と導きの八重奏』
難易度 | 基本Lv | 雑魚敵 | FEAR/ボス | ||
---|---|---|---|---|---|
補正(HP) | 補正(HP以外) | 補正(HP) | 補正(HP以外) | ||
BEGINNER | 30 | -82.5% | -52.5% | -88.5% | -55.0% |
STANDARD | 60 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
VETERAN | 70 | +150.0% | +16.5% | +100.0% | +13.5% |
EXPERT | 80 | +9700.0% | +90.0% | +9600.0% | +150.0% |
MASTER | 110 | +49200.0% | +180.0% | +40700.0% | +220.0% |
補正は『将星の斧と鎧える羊』と同じだが、レベルが以前の協奏基準に戻っている。
この協奏特有の仕様として、「ブレイクバトル」のシステムが適用され、開幕でAFを使えなくされるというものがある。この仕様は特に敵のパラメータが爆発的に増加するEXPERT以上のボス戦で大いに牙を剥くことになる。
ちなみにMASTERではこの上でボスのシールドポイント数が増量、更にボスのスキルが全面的に強化されるという謎のドM仕様になっている。
Ver 3.0(第3部)から実装された要素。
従来の仲間とは別枠で配置でき、毎ターン自動的に特定の行動(オートスキル)を実行してくれるサポートキャラ達。
通常のキャラ同様に★3~★5のレアリティがあり、★4以上のバディは後述の「オーラ」を所持している。
また、★5のバディは行動時に蓄積される「チャージ」が規定数貯まると即時発動式の必殺技(チャージスキル)を使用することができる。*34
バディはメイン/サブ1体ずつの2体まで同時に編成可能で、戦闘中にチェンジさせることで入れ替えられるが、この行動は味方の物と異なり行動ロスがない特殊仕様。
更に第3部ではカスタマイズ要素である「バディ装備」の入手・強化が可能。
バディ装備はバディの基礎能力を上げる他、オートスキル又はチャージスキルを獲得するものもある。後者については、元々持っていたオートスキル(チャージスキル)は上書きされるのではなく、従来のオートスキル(チャージスキル)と装備スキルを2連続で発動するという形になる。
配布のバディとガチャ産のバディとがあり、後者は特定のキャラクターの★5を獲得した際に自動的に仲間になる。
この時、夢詠みの書を使って普通にクラスチェンジした場合でもバディはちゃんと手に入るので、★4(通称星4.5)の状態で引いてしまっても改めてガチャから★5のキャラを引く必要はない。
配布のバディに関しては、ストーリーやサブイベントを経ることで加入する。未加入の配布バディが存在する場合、時の忘れ物亭2階に追加された子供に話しかけることでスカウトできる場所(満たしていない場合は条件のクエスト)を教えてくれる。
また、アシュティアとコロボ、ミナルカとテトラのように所謂「抱き合わせ」になっているキャラとバディとを同時に編成すると互いにシナジーを発揮するようになっているが、必ずしも同時に編成する必要はない。
★4以下のバディは特殊なスキルこそないものの、「レア度が低いんじゃ弱いだろうし仲間にしてもしょうがない」ということもなく、特に配布バディの中で最速で加入させられるバディは★3ながら性能が高く中盤以降のゲーム難易度を下げてくれる優秀なバディである。
Ver 3.0(第3部)から実装された要素で、一部の敵とバディが持つ特殊能力。
オーラ毎に設定された特定の条件を満たすことで各種効果が発動し、それが戦闘終了まで持続する。
効果の適用範囲は条件を満たした敵単体/味方単体に個別で作用するもの、条件を達成した時点で敵全体/味方全体に波及作用するものの2パターンに大別される。
裏ボス格である上級バウンティや一部顕現等においては悪質な罠と化していることもあり、耐性だらけのくせに、数少ない弱点で攻撃するとステータスが激増してまるで歯が立たなくなるなどのふざけたギミックとして利用されている。
戦闘終了まで持続すると書いたが、雑魚敵や廻生の敵が所持している場合はその敵を倒せばその敵の持つオーラは消滅する。
一方でバディは攻撃を受けて倒れることがない関係上、バディの持っているオーラは条件を満たせば戦闘中ずっと発動し続ける。
オーラの発動条件や発動効果、適用範囲は持ち主の<状態効果>を開くことで全て確認できる。特にVer 3.0以降実装された裏ボス級についてはほぼ間違いなく設定されているためチェック必須。
Ver 3.3以降、オーラを持つ敵は専用の状態アイコンで表示されるようになり多少分かりやすくなった。
Ver 3.0以降に実装されたフィールドでは多種多様な「環境」が発生することがあり、一部フィールド上の仕掛けに関わるほか、バトルにも正負様々な影響をもたらす。
環境のレパートリーは場所によって異なり、時間経過や特殊な条件で入れ替わることがある。*35
全ての環境は大気・地表・天候・特殊のいずれかの系統に分類され、一部の装備効果や「オーラ」には特定の環境または特定の環境系統でのみ効果を発揮するものがある。
更に、一部の環境には通常よりも激しい影響を与える「苛烈環境」が存在するものがある。
また、第3部の世界ではロケーション毎に設定された特定の環境になっていると特殊なゲートが開くことがあり、別世界に飛び込むことができる。これを「フェイズシフト」と呼称する。
フェイズシフト内部は特殊なバトルエリアとなっており、マップジャンプが封じられ、難易度操作も出来なくなるほか、元の環境が通常環境であれば先述の苛烈環境へと変化。
ここに出る敵は通常エリアのそれの強化版となっており、更に一部は前述の「オーラ」持ちになっている。その分、特別な素材を落とす上に獲得経験値が非常に多くなっている。
配置された敵を全て倒すか、来たゲートを引き返すか、エリア内の戦闘で累計15ターン経過することで元の世界に戻る。
その際にゲートは閉じ、次回の発生までフェイズシフトには入れなくなる。
Ver 3.4で初めて実装された、一部の★5キャラにのみ対応している特殊な育成システム。対応するキャラは順次追加される。
対応済のキャラをガチャから引くかアイテムの「星譜」を消費することで覚醒ゲージが蓄積され、覚醒ゲージが3貯まることで星導覚醒する。
星導覚醒したキャラは「ステラボード」が解禁され、ステラボードでは天冥ボーナスとしてキャラのスタイル毎に獲得できる「SP」を消費することでキャラクターを更に強化できる。
また星導覚醒済のキャラをパーティに編成している場合、バトル中に「天冥ゲージ」が表示されるようになり、天冥ゲージが最大値まで貯まると「ステラバースト」という一斉攻撃の必殺技を発動できる。
ステラボード
先述した通り、ステラボードでは天冥ボーナスとしてキャラのスタイル毎に獲得できる「SP」を消費してパネルを埋める。
ステラボードで得られる主要な強化要素は大きく分けて以下の3点。
なお、ボードの全パネルを埋めるには対象キャラの天冥値が「80」必要だが、ステラボードは中心の始点から6方向に伸びるような形状かつ、主要な強化要素は内側に固まっている上に必要SPも比較的軽いため、主要な強化要素を拾うだけならば天冥値30程度あれば十分。
- 星導スキル習得&星導スキル強化
始点から左上方向のパネル。キャラ毎に固有の新たなスキルである「星導スキル」を獲得、強化できる。
星導スキルは素の状態でも十分実用的な性能を持つが、「ステラバースト」中に使うことで更に追加効果を発揮するという共通の特性がある。
なお、このパネルのみ解放に際してキャラのLvが80以上に達している必要がある。
- アビリティ習得&アビリティ強化
始点から右上、右下、左下方向のパネル。キャラ毎に固有の「アビリティ」を獲得、強化できる。アビリティは全3種類で、以下のようにある程度雛形が決まっている。
①天冥アビリティ(右上):ステラバーストの発動に必要な「天冥ゲージ」の蓄積量に影響する。
②ステラバースト強化(右下):ステラバーストを発動した際に何かしらの恩恵を及ぼす。
③その他のアビリティ(左下):①②以外の、一般的なアビリティ。キャラの長所を更に伸ばすものが多い。
- レベル上限解放
始点から左右方向のパネル。1つパネルを埋める毎に+5、パネル4枚で最大「100」まで最大レベルが解放される。
アナザーエデンリリースから約6年半にして、初めてレベルキャップが80から動いた瞬間。
なお、Lv80以降は経験値テーブルのインフレが尋常ではなく、Lv80→100までの育成にはおよそ上級秘伝巻子2153個分の経験値が必要。
これはLv1→80までに必要な経験値の約19倍であり、バトルで地道に上げるにしろ巻子で一気に上げるにしろ相当なやり込みが必要。
尤も、Lv81以降はレベルアップしたところでAPの増加等もなく、実質的な恩恵は各ステータスがほんのり増える程度なので急ぐ必要もあまりない。
天冥ゲージ/ステラバースト
星導覚醒済のキャラクターを編成している場合のみ、画面右側に懐中時計型の「天冥ゲージ」が表示される。
天冥ゲージは「戦闘開始時」及び「キャラが行動した時」*36にエネルギーが蓄積され、エネルギーがMAXまで蓄積された状態でタップすると「ステラバースト」を発動できる。
ステラバーストは前衛の星導覚醒済のキャラが全員参加する一斉攻撃で、コマンドしたスキルがターン経過無しで即時実行される。
アナザーフォースとは異なりMPは通常通り消費し、当然MPが足りなければコマンドも出来ない点には注意が必要。*37
更にステラバーストはAF中にも発動が可能で、AF中に発動した場合、一時的にAFゲージの消費やリキャスト処理が停止してコマンドを選ぶフェーズに移行。ステラバーストを実行した後は再びAFに戻る、という流れになる。
この時、AFゲージは増えないもののAFコンボ倍率自体は乗る。
なお、蓄積されるエネルギーには「天のエネルギー」と「冥のエネルギー」の2種があり、行動したキャラの天冥分類に応じて蓄積されていく。
MAX蓄積時に天のエネルギーの割合が多い場合は「天の刻」、冥のエネルギーの割合が多い場合は「冥の刻」になる。この「刻」はステラバースト強化系のアビリティに影響し、天分類のキャラのSB強化効果は「天の刻」、冥分類のキャラのSB強化効果は「冥の刻」でのみ発動する。
コンテンツ
解放条件は基本的に「メインストーリーを特定の場所までクリアしている」「特定配布キャラのキャラクエスト2(=★4必須)クリア」「前段階のコンテンツをクリアしている」のどれか、又は複合条件。
メインストーリー13章、25章クリアで一気に行けるポイントが増える。
『第1部 時空を超える猫』
『第1部 時空を超える猫』(Ver 1.0~)
あの日、未来は殺された……。
大切な人は奪われ、都市は崩れ去った。
だから誓ったんだ。すべてを取り戻すために、時空を超える旅に出る。
殺された未来を救けに、冒険の旅に出かけよう。
時の闇の降る前に……。
緑の村の若者アルドが「殺された未来」を救うために時空を巡る冒険の旅に出る。全26章(第1~26章)。
全ての原点。なお、ちゃんとこの時点でストーリーとしては一旦完結している。
『第1.5部 オーガ戦役編 宿星の王と聖なる剣の挽歌』
『第1.5部 オーガ戦役編 宿星の王と聖なる剣の挽歌』(Ver 1.5~)
今より、およそ三千年ほど昔。
凶悪なるオーガ族と、雷心王率いる王国軍との間で一大決戦が勃発し、
オーガ族は討ち滅ぼされ、この地より一掃されたそうな……。
世にいうオーガ戦役である。
その最後の闘いの際に、雷心王の佩く、古代より伝わる伝説の聖剣パルシファルは、
オーガ族の怨念、心火をまとい、呪われし魔剣オーガベイン……
オーガの災禍と化したと。
そして今、いずれ世に破滅をもたらすという魔剣オーガベインを受け継いだアルドの前に、
逃れようもない、新たな戦いの火ぶたが切って落とされようとしていた。
失われた魔獣王、アルテナの命運はいかに……?
時の記憶の渦に否応なく巻き込まれたアルド達の、未来はどこに?
呪われし魔剣の真実が、明らかになる時がきた。
オーガベインの成立ちに迫る。前編/後編の2部構成で全18章(第27~44章)。
オーガや聖剣と魔剣の話題以外にも、第1部で死亡したギルドナ・アルテナのその後、四大幻霊の登場、エイミの幼馴染との再会など、以降の展開に大きく関わっている要素も多数見受けられる。
『第2部 東方異象編 時の女神の帰還』
『第2部 東方異象編 時の女神の帰還』(Ver 2.0~)
昔、人間に滅ぼされたオーガ族の怨念、心火をまとう、
呪われし魔剣オーガベイン。
世界に破滅をもたらすという、その魔剣を佩いた若者アルドは、
運命に導かれるようにして時空を超える冒険の旅に……。
一方、海の向こう、東方ガルレア大陸では、
大国、巳、辰の両国が同盟を結び、西方への進出を謀っていた。
いや、アルド達の知らないところで、すでに戦いは始まっており、
世界は静かに変貌を遂げていたのだ。
事態を知ったアルド達は、東方同盟の野望を打ち砕くべく、
一路海を渡って東方を目指す。
東方からやって来ていた仲間たちも、それぞれの思いを胸に
故郷の地へ戻ろうとしていた。
東方でアルド達を待ち受ける、新たな敵、妖魔に鬼族。
そして、オーガベインが予言していた、時の女神とは?
新天地、東方ガルレア大陸にて、アルド達の新たな冒険の幕が開く!
突如行われた歴史改変の謎を巡り、舞台は東方ガルレア大陸へ。前編/中編/後編「転」/後編「結」の4部構成で全40章(第45~84章)。
新要素「グラスタ」が解禁。後期のエンドコンテンツに進出する場合は非常に重要な要素となる。
『第3部 虚時層輪象編 時間帝国の逆襲』
『第3部 虚時層輪象編 時間帝国の逆襲』(Ver 3.0~)
世界に破滅をもたらすという、呪われし剣オーガベイン。
その魔剣を佩いた若者アルドは、
仲間と共に時空を超える冒険の旅を続けていた。
いつかまたエデンとまみえる日の来ることを信じて、
アルドやフィーネは、それでも前に進む。
そして今、アルドたちの前に
新たなる強大な敵、時間帝国が立ちはだかろうとしていた。
時間帝国の狙いは? 謎の時空、虚時層とは?
アルドたちの真の戦いが、ここに幕を開ける!
第1部から連なる「エデン」とその家族にまつわる物語の最終章。
前編/中編/???/???の4部構成となることが示されている。
今回の舞台は異時層とも異なる新たな時空世界「虚時層」。
第2部以前のメインストーリーと比較した際の大きな特徴として、1つの編に内包されているマップの数が多く、そして寄り道が非常に充実していることが挙げられる。
特に各編の中盤以降になると「乗り物」の解禁により自由移動が可能となり、足を運べる範囲が大幅に広がる。
【主な新要素】
リンク先を参照。
- シンボルエンカウント
第3部ではフィールドでのエンカウントが通常の基本ランダム+一部シンボル制からほぼ完全なシンボル制に。
そのため望むならある程度雑魚戦を回避することが可能である。だからってあんな調整にせんでも
雑魚敵はマップ上のアイコンによってフィールドでの挙動が異なり、緑色は固定あるいは一定範囲を徘徊しているだけだが、ピンク色は近付くと襲い掛かってくる。
勿論FEARもいつも通りいる。
- 乗り物移動
各編によって異なる乗り物で広大な世界を移動するフィールドマップ要素。
通常のエリアでの移動と異なり、決められた縦横のルートに沿うのではなく多方向への自由な移動が可能。
- 打ち直し
各編の寄り道の街で解禁される、既存の武器を更に強化できる要素。
各種1本ずつまで可能で、打ち直しされた武器は基礎ステータスが大きく増加し追加効果も強化される。
要するに古い武器に再びスポットが当たるもの。打ち直しを経て一線級の能力を得る武器も少なくない。
強化には虚時層世界のどこかで手に入る個数限定の専用素材に加えて、フェイズシフトの敵が落とす稀少な素材が必要になる。
なお、ノポウ・カンパニーで段階強化される武器の場合は事前に+10まで強化している必要がある。
- 討伐依頼
前編では「バウンティハンター」、中編では「魔物討伐依頼」として実装されている、指定された専用の敵を倒すことで賞金などを貰える要素。
依頼をクリアする毎に等級が上がっていき、より高難易度の依頼も貼り出されるようになる。
内容的にも歯応え的にも第2部エンドコンテンツである「八妖の怪」の発展形に近い。
- ギルバデス
中編最大の目玉要素。時間帝国が開発した「虚神器」とも呼ばれる特殊な兵器で、その外見はまさかの巨大人型ロボット。
入手した後は中編フィールドでは一部の隘路や街を除いていつでも乗り降りが可能になる。
ギルバデスでの移動は徒歩よりも幾らか速く、なおかつ普通の敵やFEARとは戦闘にならないため快適に進めるほか、通常では壊せない障害物を破壊する、ホバー移動で地形を超えるなどのダイナミックなアクションが可能。
またフィールドを闊歩し人間では戦いにならない「巨大獣」ともギルバデスならば戦闘が可能で、普段とは異なる(数値的に)スケールの大きいバトルが楽しめる。
全ての★4以上の夢見キャラと一部の配布キャラに用意されている個別イベント。
先述した通り、主にアルドと該当キャラの交流を経て、該当キャラに関する設定の掘り下げが行われる。
クリアすることでそのキャラクターのVCが強化され、アビリティボードのロック部分が解放される。*38
一部の配布キャラを除き、★4の時点で2話、更に★5になると+1話、AS/ESでそれぞれ+1話が用意されている。
特に★5キャラのストーリーは総じて非常に読み応えがあり、ある意味ではアナデンにおける最も主要なストーリーコンテンツの1つだが、それと同時に長らくストーリーを読み返せないコンテンツの1つでもあった。
余談だが、このゲームには無数の互いに攻略順序不定のコンテンツがあり、時系列も基本的に「こちらが先」などと既定されていないため、整合性を保つ為に他コンテンツの進行度によって細部の会話テキストや展開が変化(分岐)することがよくある。
長年、コンテンツの蓄積に伴って過去のコンテンツに分岐が増えたりといったことが繰り返されてきた結果、場面によってはこの分岐の数が物凄いことになっている。
分岐事由は「特定の人物(主にアルド)が特定の人物/概念を知っている/知らない」というような比較的軽微なものから、特定キャラの立場や生死などといった重大なものまで多岐に渡る。*39
絡むキャラが多いキャラクエストの分岐に至っては最早蟻の巣みたいなことになっていることもある。
特徴的なキャラクエスト
- デニークエスト(2)「海賊の心は海風の如し」
リリース時から存在している★4キャラ・デニーのキャラクエストだが、アルドが一切登場しない。
現在ではアルドが登場しない話もいくらかあるが、当時は唯一の例であり特に異色だった。
- ハーディークエスト(AS)「Transporter side:H」
- キキョウクエスト(AS)「Transporter side:K」
未来世界の暗部にまつわるストーリーで、同じ時間軸の事件をそれぞれ別の視点から描写するという形式がとられている。
アルドはキキョウ側に同行しており、「side:H」には登場しない。
- メリッサクエスト(1),(2),(3)
グローバル版で先行実装されたクエストで、アルドがほぼ全く登場せず、暗く救いがない話が続く異色のストーリー。
特に3話目の終盤には特殊なギミックが仕込まれており、読み手のメンタルを削りにかかる。
「抹殺者」であるメリッサが「任務」を遂行していくストーリー上、受け取り方によっては残酷/ショッキングともとれる描写が少々含まれる。血は出ないがかなり痛々しい。
- 異時層の仲間のキャラクエスト
「異時層の仲間」に属するキャラクターは、仲間になっていない状態でもキャラクエストの1話目をプレイ可能という特徴がある。
なお、最初「正体」が伏せられているキャラのキャラクエスト1話目にはアルドが登場しない。
また、3話目では必ず対応する「幹の時層」のキャラクターが登場する、という法則がある。
- エヴァクエスト(2)「充つる時」
- エニクエスト(2)「贄」
メリッサ同様、グローバル版で先行実装されたキャラクエスト。
極めて特殊な進行形式となっており、各場面で複数配置されたオブジェクトを調べることでストーリーが進行する。
これらのクエストは受注からクリアまで自由行動が制限される。
最終的に★5キャラが仲間に加わるサブイベントの通称。
現代の『アザミ編』、古代の『ガリユ編』、未来の『シェリーヌ編』の3編が用意されている。
いずれのキャラも仲間に加われば間違いなく一線級の戦力……なのだが、難易度は非常に高い。
最も簡単なアザミ編ですら、最初に挑める頃に挑戦するとあっさりと全滅する可能性がある。
多くの基本プレイ無料のゲームでの期間限定イベントにあたる、常設コンテンツ。イベントの系統では最も実装数が多い。
ストーリーに見応えがあり、ほとんどは配布キャラが仲間になるか★5に昇格する他、アナザーダンジョン等のマップで得たスコアの累計で様々な報酬がもらえる。
『失われた正典と銀の不凋花』までは外伝に関わるキャラを編成していると獲得スコアにボーナスが発生するため、できるだけ編成して探索したい所。
次元の狭間で全ストーリーを振り返り可能。
<<外伝一覧>>
『ふたりの騎士と祈りの魔剣』
『ふたりの騎士と祈りの魔剣』(Ver 1.1~)
ミグランス騎士団の間で、ある傭兵の噂が流れている。
紫色の髪をした女剣士。その名はディアドラ。
破竹の勢いで武勲をあげる彼女には、黒い噂が立っていた。
曰く、魔剣の邪法に手を染め、手段を選ばぬ、と。
迷宮に魔剣の切っ先が閃く。その先にあるのは、真実か、偽りか。
祈りの魔剣だけが、静かに時を待っていた……。
記念すべき最初の外伝。加入キャラはディアドラ。
魔剣を扱う女傭兵、ディアドラとの邂逅から始まり、彼女の魔剣「フェアヴァイレ」にまつわる因果が描かれる。全3話。
後に本編とも交差する重要外伝の一つだが、ラストでアルドとディアドラの2人pt固定で通常より強化された雑魚3体と戦わされるバトルが存在する。最低限の育成と装備はしておこう。
ポイントを集めるとアルド★4へのクラスチェンジに必要なアイテムが手に入るので、★3Lv50の2人でどうしても勝てない場合は先にそれを取ってきてアルドを★4にするのも手。
『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』
『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』(Ver 1.2~)
エルジオン最高峰の学府都市IDAスクール。
ひょんなことから招待される運びとなったアルドを待ち受けていたのは、
生徒たちの間を駆け巡る数々の「ウワサ」だった。
壁の女・はぐれアンドロイド・白制服の集団・ヤミリンゴ――
脈絡のないウワサ達の裏側で、事態は緩やかに動き始める。
白き髪の少年ジェイドは、ある目的のため、その深淵に足を踏み入れようとしていた。
その先に待ち受けるのが、絶対零度の真実だと知る由もなく……。
IDAスクール3部作の第1作目。加入キャラはジェイド。
序盤はストーリー加入組が遠足みたいな雰囲気でわちゃわちゃしているが、2話以降では彼らはフェードアウトし、以降はIDAスクールの怪事件「夢意識」に迫っていくことになる。全4話。
『千年の匣、わだつみの神殿』
『千年の匣、わだつみの神殿』(Ver 1.3~)
それは、昔々のお伽噺。海の底には、真珠の宮があるという。
オトヒメが統治するその楽園には、ある一つのしきたりが伝わっていた。
曰く、箱を開けることなかれ、と。
時は過ぎ、パルシファル王朝期。
長きに亘る凪の時代が終わり、海の底は何やら騒がしい様子。
とある亀との出会いから、アルドは動乱に巻き込まれていく。
千年の匣の渦流に、呑まれるがごとく……。
古代の海に関する外伝。加入キャラはシーラ。
古代深海に存在する魚人と魚介の楽園「竜宮城」を取り巻く事件に関する話。全4話。悪名高き釣りもこの外伝で解禁される。
ちなみに、解禁条件の都合で最速であれば他の各外伝よりも一足早くスタートできる……が、強力な門番に門前払いされたプレイヤーは数知れない。
『時の炭鉱と夢を視る郷』
『時の炭鉱と夢を視る郷』(Ver 1.4~)
かつてそこに存在したという、炭鉱の村。
今は廃村と化したその土地の、復興を夢見る青年がいた。
青年の夢に共感し、手伝いを引き受けるアルド。
村はずれの炭鉱や、傍らにある森で素材を集め、
時に村の外から人を招いては、復興への道を歩んでいく。
しかし、やがて彼らは掘り当てることとなる。
時の炭鉱、その奥底に埋もれた、過日の夢の成れの果てを……。
アナザーダンジョンどころかスコアの類も存在しないという異色の外伝。加入キャラはマクマク。
青年マーロウの頼みで炭鉱や森で資材を集め、現代の炭鉱の村・ホライを復興していく話。全4話。
村は進行に応じて住民も増え賑やかになっていき、ちょっとしたドラマが描かれることも。
資材を回収する際、「採集」「採掘」のパーソナリティを持つキャラクターを編成しているとボーナスが付くのでなるべく編成しよう。
従来のポイント報酬にあたるアイテムは炭鉱の枝道で手に入るようになっているが、特に巨大な岩の除去に必要な爆弾には莫大な量の資材を要求されるため、根気強く集めなければならない。
『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』
『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』(Ver 1.6~)
エルジオンが誇る最高学府都市、IDAスクール。
その膝元にあるIDAシティでは、様々なウワサが流れていた。
空を覆う青い蝶の群れ・突如として燃え上がる病棟・天空を舞う白い人影――
夢と現が織り成す螺旋の中、白制服の集団は事態の収拾に奔走する。
時を同じくして、絶対零度の少女は、ひとり歩むべき道を探していた。
……白制服の少女は笑う。
さぁ、天の揺り籠で眠りましょう。
たとえそれが、一抹の夢だとしても……。
IDAスクール3部作の第2作目。加入キャラはサキ。
IDAスクールの一棟から学府都市IDAシティへと舞台は拡大。
新たな夢意識事件の解決を通し、前作では救けられる側だったジェイドの妹・サキの成長が描かれる。全4話。
後に本外伝の後日譚である『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠 After Incidents』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでサキのアナザースタイルが解禁される。攻略難度は(当時としては)非常に高く、特に4~5戦目は初見殺しの要素が強い。
『天蓋の塔と幽冥の魔女』
『天蓋の塔と幽冥の魔女』(Ver 1.8~)
大陸の片隅に存在する、砂漠の島。
天を衝く塔には、蛇の魔物が棲むと伝えられ、
見た者を石に変えるとも、大地を枯れさせたとも囁かれる。
時は2万年前、かの地は豊かな緑に覆われていた。
そこに集うは、人を探して流れ歩く、異端の者たち。
ある者は母を、ある者は賊を、そして、ある者は仇敵を。
因果は時を超え、天を衝く塔へと帰結する。
幽冥の魔女と、彼女を呼ぶ声の主に、翻弄されるまま……。
リリース以来長らく侵入不可能であった現代の砂漠地帯の塔「ドグマの塔」に関わる外伝。加入キャラはなんと声優が大谷育江さんのノポウ族(ポポロ)。
古代と現代の二つの時代を巡り、サイラスの怨敵である「黒の魔女」の謎に迫る。全4話。
ストーリーが古代と現代の二時代に跨っている他にも、「世界樹」や「天冥」といった後にキーとなる概念が登場した、地味に重要な外伝。
後に本外伝の後日譚である『天蓋の塔と幽冥の魔女 蘇る魔性 翻る剣先』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでサイラスの★5クラスが解禁される。
『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』
『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』(Ver 1.9~)
……彼女は今なお考えていた。
彼が人間との共存の道を捨て、叛乱に走った、その理由を。
かつての内戦の傷も癒えた曙光都市エルジオン……。
しかし、その平穏を静かに蝕む闇があった。
闇の底で、ひそかに牙を研ぐ、赤き合成人間。
事件の陰に、常に見え隠れする、KMS社。
そして、その存在さえ秘匿される、古き統治機構……。
閉ざされた箱庭で、かの者は、ただ糸を手繰り続ける。
失われし叡智の書「クロノス・レポート」を手にせんがために……。
ヘレナに焦点を当てた外伝。加入キャラはガリアード。
ストーリーは彼女とガリアードの専用回線に届いた通信を発端として展開し、未来世界の暗黒面が僅かだが明らかになる。全4話。
本編と霊長外典に深く関わってくる重要な外伝の一つ。というか本編の進行条件として本外伝のクリアが設定されているので事実上本編である
注意点として、ストーリー終盤、(特定キャラの一時離脱により)スコア回収用のアナザーダンジョンに侵入不可になった状態で一定スコアを要求されるという場面がある。足りていない場合は回収効率の低い通常マップで掻き集める羽目になるので、予めある程度スコアを集めてから進行した方が良いかもしれない。
後に本外伝の後日譚である『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者 One Other Ordeal』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでリィカの★5クラスが解禁される。
『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』
『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』(Ver 2.1~)
エルジオン最高の学府都市と謳われる、IDAスクール。
かの地を蝕んだ夢意識事件は今、不気味に鳴りを潜めていた。
沈黙に耐えかね、青薔薇の少女は立ち上がる。
悪い夢は、まだ醒めていない。白き衣こそが常闇を晴らさん、と。
時を同じくして、0と1の狭間で迷い子は願う。
--母に会いたい。
それが、決して叶わぬ夢と知っていようとも。
青薔薇の少女と電影の迷い子が交わるとき、物語は終止符へと加速する。
闇の果実が叶えるものは、永劫の悪夢か? それとも……
IDAスクール3部作の第3作目。加入キャラはマナ。
夢意識事件の全容が明らかになる。全4話。
ストーリーではIDAで人気沸騰中の仮想現実ゲーム「ロード・オブ・マナ(LOM)」を遊ぶことになる。つまりは、ゲームの中でゲームをプレイする。
LOMではアルド+外部学内で登録したフレンドキャラ最大3人でパーティを組み、仮想世界で敵と戦う。勿論レベルは現実とは別なので、レベル上げ作業が必要になる。
なお、フレンドに出来るキャラにはIDA関連のプレイアブルキャラクターだけでなくIDA編のストーリーやサブイベントなどで登場した多くのモブキャラクターも含まれており、それぞれでスキルビルドやステータスの配分が異なる。
更にモブ含む全員に個別の会話が多数用意されているという凝りようである。
『はじまりの騎士と祈りの魔剣』
『はじまりの騎士と祈りの魔剣』(Ver 2.3~)
魔剣を巡る彼女の物語は終わりを告げた。
輪廻は繰り返され、閉じた円環は常しえに巡る。
終わりなき永遠には、はじまりもまた存在しない。
よしんば存在したとして、見ることも触れることもできない……はずだった。
……世界は容易く反転する。
全てが捻れた世界で、彼女が再び背負うこととなる、大いなる宿命とは。
これは、はじまりなき円環に、はじまりを告ぐる者の物語。
『ふたりの騎士と祈りの魔剣』の続編。
魔剣フェアヴァイレのルーツに迫る。全4話。
ほんの些細なきっかけにより大きく情勢が変容してしまった「異時層」の世界で物語が展開する。
特にファンからの支持が根強い外伝のひとつであり、2020年春に行われた「外伝人気投票」では当時10あった外伝の中で1位を獲得。2023年秋の人気投票でも3位を獲得した。
『失われた正典と銀の不凋花』
『失われた正典と銀の不凋花』(Ver 2.4~)
これは、銀の墨に綴られし、果てなき狂騒劇——
エルジオンの地下深くに燦然とそびえ立つ
黄金の楼閣、オークションハウス。
ある者は一攫千金を、ある者は幻の宝物を求め、
数多の夢追い人たちが、その光芒の元に集う。
うろんな仲介人、謎のライセンス、曰くつきの宝石……
怪しくもまばゆい煌めきに誘われ、アルドも
地下深くへと降りていく。
そこで出逢ったのは、氷花の顔容に熾火の執念を秘め、
一冊の本を追い求める女性、ソフィアだった。
最高額の魔導書に、沸き立つ常夜の街。
その暗闇にうごめく白と黒の影法師。
欲望渦巻く地下楼閣を、彼女は駆け上がる。
すべては、終止符を打つ、ただそのために……。
リリース時から世界各地で手に入るキーアイテム「花の少女」の由来が明かされる外伝。加入キャラはソフィア。
エルジオン地下のオークションで超高額の魔導書「輝ける民の正典」を落札するために奮闘する話。全3話。アルドの時空チートが最大級に炸裂する外伝でもある
正典を落札する資金を稼ぐため、世界各地に眠る「トレジャー」を集めてオークションで売りさばいていく。
オークションではレイズ合戦のミニゲームに勝つ必要があるが、これが意外にも頭を使い、彼我の「気力」に気を配りつつ適切にレイズしていかなければ落札できなかったり金(LOC)を無駄に払うことになる。
後に本外伝の後日譚である『失われた正典と銀の不凋花 Jewel in Shade』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでジェイドの★5クラスが解禁される。
『三千界の匣、わだつみの深淵』
『三千界の匣、わだつみの深淵』(Ver 2.10.0~)
……千年の匣がもたらす厄災は幕を下ろした。
竜宮には平穏が訪れ、海原は静かに凪ぐ。
だが、沖つ風の吹き抜ける先、微かな兆候があった。
帰る者なき魔の海域には巨大な影が黒々とうねり、
人魚の住まう北海には破滅を喚ぶという歌声が響き渡る。
平穏を乗せた薄氷は、今まさに砕け散らんとしていた。
運命の羅針に誘われるまま、彼女たちは再び荒波へ身を投じる。
逆巻く波濤の合間、深淵が覗いているとも知らずに……。
『千年の匣、わだつみの神殿』の続編。全4話。
舞台は「竜宮城」から竜宮城、西方の海底の都、北海の流氷の集落を結ぶ「流氷海域」へと拡大。
外典『剣の唄と失楽の翼』のクリアが開始条件に含まれている通り、同外典の後日談であり、西方方面や外宇宙をも巻き込んだ(全4話とはいえ)外典ばりに壮大なストーリーが描かれる。
また、わだつみの続編ということであの悪名高い釣りの派生コンテンツである「銛突き漁」も実装されている。
余談だがこの外伝、起承の1~2話までは順当なペースで公開されていたのだが、転結にあたる3~4話は半年以上の延期を経て実装された難産の作品でもあった。開発途中でデータが丸々吹っ飛びでもしたのだろうか
『彷徨える少女と白夜の綴糸』
『彷徨える少女と白夜の綴糸』(Ver 3.1.50~)
ひとつの渦に始まった、円環の物語。
それはいつしか巨大なうねりへ姿を変えた。
反復時空という環を断ち切った先に待っていたのは
未来から過去に連なろうとする大きく歪な歴史の環。
そして、白夜を紡ぎ続けてきたもうひとつの環ーー
知られざる世界の真実を紐解いたそのとき、
少女は約束とともに、最後の選択を待つ。
外史『彷徨える少女と久遠の渦』の続編(終章)で、同外史の舞台・白夜時層にまつわる一連の冒険の締めくくりとなるストーリー。全3話。
外伝終盤では『外史』各ストーリーのメインキャラが順次再登場し、彼らと共に戦う「総力戦」が発生。
総力戦は複数のパーティを編成して格子状のフィールドで敵と戦う簡易的なSLG風バトルコンテンツで、外史キャラ同士の会話が多く用意されている。
後に本外伝の後日談でありノクシス編の終章である『彷徨える少女と白夜の綴糸 Edge of Vortex』が実装。
クリアすることでノクシスのアナザースタイルが解禁される。
その物語の結末は多くのプレイヤーの心を射止め、2023年秋に行われた「プレイヤー人気投票:外伝編」では2位を獲得した。
『臥竜の島と絶崖の紋 伐竜姫譚I』
『天命の道と玲瓏の子 伐竜姫譚II』
外伝『千年の匣、わだつみの神殿』で実装されたミニゲーム。各地の釣り場でのんびり釣りを楽しめる。
……が、餌関連で恐ろしいほどにGit(金)を消費するミニゲームであり、下手に手を出すとあっという間に財布が食い尽くされる。
そして勲章達成に150匹釣りを平然と要求してくるため気の短いプレイヤーにとっては苦行の一言。
「『アナデン』の真のエンドコンテンツは釣り」とする声も少なくなく、気がつけば各地の釣り場を行脚していて膨大な時間と金が消えていたという事も珍しくない。
目玉となる報酬はとあるキャラの加入だが、無理に進めるほどでもないので余裕を持って挑戦しよう。
現在は金策がしやすくなった上、釣りそのもののテンポやアクセシビリティが大幅改善、レアな魚の出現率が緩和されるなど、以前と比べるとかなり釣りやすい環境となっているが、それでもレアな釣り対象の150体釣りはアナデンでも一二を争う苦行として挙げられるものである。
後に「銛突き漁」という派生のようなコンテンツも登場した。
こちらは特殊な力で海底を歩き、専用の銛で魚を直接ハントするという内容。
こちらはこちらで、極めると相当長時間海底をマラソンする羽目になるが、特定のポイントに罠を仕掛け大量の小魚を捕らえたり、撒き餌を行うことで魚を集めたりといった短縮用のツールが用意されている、大物が固定ポイントで必ず出現してくれる、などの点で釣りよりは良心的という声が多い。
余談だが刺された魚は銛の力によって無傷で生きており、主な需要はセイレーン族の髪の装飾兼共生相手とのこと。中には平気で数十メートルに達する魚もいるのだが……
特定の★4キャラが加入していると発生するサブイベントの通称。クリアすると対象キャラの★5クラスが解禁される。
『小さな王女の小さな大冒険』、『異邦の空と自由への箱舟』の2つが実装されている。
現在では新規実装はされていないが、★4キャラの無償昇格自体は外伝/外典の後日談や「群像」などに受け継がれている。
発生にはガチャ産キャラを要求されるが、いずれも★4キャラなので発生自体のハードルはかなり低い。
NSの★5になるという点からはじめての出逢いでの★4しかいないキャラ達の中に★★★★☆が混ざっており初見のユーザー達を混乱させる要因となっている。
寂れた劇場を救うべく、仲間達で協力して劇を演じていくサブイベント。
まず脚本を選び、それぞれに用意された役に仲間を当てはめていくことで劇が始まり、組み合わせごとに客の入り方も変わる。全ての役に配布キャラを起用できるので劇ができない、なんてことはないので安心。
最終更新時点で存在する★4以上のキャラのほぼ全員に何かしらの出番が用意されているので、それぞれのキャラの意外な側面を掘り下げて見ることができる。
エイミが意外と演技派だったり、微妙に大根なアルドだったりと台詞からキャラクター性が垣間見えて面白い。
最高評価を得るためには、★5ガチャキャラや邂逅イベントキャラが必要になるので、かなりゲームをやり込まないと難しかったりする。長期に亘って脚本・配役の更新が途絶えており、運営に忘れ去られている可能性が高いコンテンツの筆頭だったりする
アルドの飼い猫であるヴァルヲが主人公となって進行する特殊なモード。
複数のサブクエストや専用のNPCとの会話が用意されているほか、各地の猫達と物々交換を行って猫用の装備の素材を収集したり、宇宙からやってきたエイリアンの猫と喧嘩したりする。意味不明だろうがこれ以外に表現のしようがないのである
地味に特定の初期最高レア度が★4のガチャキャラをNS★5にすることができるコンテンツでもあるが、このキャラのみはじめての出逢いにおいて★5があると示唆されていない。
通称「顕現」。Ver 2.0.70で初めて実装された、各キャラの専用武器と巡り逢えるイベント。特定の★5キャラが加入しており、かつ該当スタイルのキャラクエストを全てクリアすることで挑戦可能になる。
有り体に言えば古いキャラの救済コンテンツである。
まずは武器の化身と戦って打ち倒し、武器の素体を手に入れる(この時点での難易度は低い)。その後、その武器を手に経験を積むことで武器のレベルが上がり、最高レベルまで鍛えた武器を手に、もう一度強化された武器の化身を倒すことで武器の真の力が解放される。
解放後の各武器は★5スキルの効果を強化する能力を持ち、非常に優秀だがそれだけに難易度も高め。
なお、顕現武器は該当するキャラでないと真価を発揮できないが、装備と育成だけならレベル60以上の同じ武器種のキャラなら誰でもできる。経験値稼ぎがてらどうぞ。
後にVer 2.10.30より『顕現「真・武器との巡り逢い」』(通称は「真顕現」「顕現V2」等)も登場。
更に強化された武器の化身と再戦し「共鳴」することにより★5スキルが更に強化される上、顕現武器を持たずとも強化されたスキルで戦えるようになる。
顕現武器自体には別途強力な追加効果が付加される為、いらない子になるようなことはない。
なお、挑戦する条件は、正確には「★5キャラが加入した上でキャラクエを完読すること」ではなく、「そのキャラのキャラクエを完読した上で、レアリティに関わらず該当スタイルをパーティに編成する」こと。
通常ならキャラクエを3話目まで進めるには★5にならないといけないので、さほど違いはないように見えるが、実はASまたはESのキャラを獲得すると、自動的にそのキャラのNSのキャラクエも全て解放されるため、ASまたはESとNS★4だけ取得したキャラでもNS★5の顕現武器を入手することは可能だったりする。
とはいえ対応スタイルの★5スキルがないと顕現武器は真価を発揮できないため、「先行入手できる」というだけで実用性はあまりない(一応顕現武器取得時の勲章とクロノスの石が貰えるが)。
クリアすることで★5の配布キャラがアナザースタイルを獲得するイベント。現時点では『ガリユ編』『リヴァイア編』『アザミ編』『シェリーヌ編』の4編が実装済み。当該キャラのキャラクエストを3話完読する必要がある。
流れは邂逅とほぼ全く同じだが、邂逅イベントを遥かに上回る難易度を誇る上、進行に際して必ず対応するキャラクターを編成する必要がある。
その分アナザースタイルを獲得したキャラの性能は非常に高いので是非ともクリアしたい。クリアするだけで追加の夢詠みなどを必要とせずタダで獲得できるのも強み。
通称「廻生」。過去に戦ったボスと特定の連戦で戦えるコンテンツで、主に長期休みのタイミングで様々なコースが実装されている。
コンピューターによるシミュレーターという設定のため何度でも戦闘ができ、またステージ毎に設定された「ミッション」をクリアすることで様々な報酬が手に入る。ミッションの内容は特定パーソナリティのキャラを編成する、指定されたターン数以内でクリアするなど多岐に渡る。
ただし、挑戦するには「バルド・パルス」という時間経過で回復する青いカードキーを消費する。1回キーを使えばそのステージは四半日戦い放題なので、戦略を練る時間は十分取れるはずである。
連戦形式であること、ミッションなどの制約により、普段の戦闘とはまた異なる戦略が要求されることになる。
なお、これらとは別に特定のステージをクリアすることで、ボスキャラの過去の出来事を見ることが可能になる。
また、通常のモードをクリアすることで、extremeモードにも挑めるようになる。
こちらは通常のモードをベースに(主に難易度を上げる方向で)様々なアレンジが加えられたかなり容赦の無い難易度設定のステージとなっており、一部実装時点で最難関級のステージも含まれている。
廻生コース一覧
実装Ver (日付) | コース名 | 抽出元のコンテンツ |
---|---|---|
2.7.52 (2020/12/31) | 時の闇を晴らせし者の試練 | 第1部 |
2.9.10 (2021/04/27) | 豪壮たる烈震崩落の試練 | 第1部~第1.5部(※地属性アレンジ) extremeでは第2部前編~中編のボスも追加 |
清明たる水牢大禍の試練 | 第1部~第1.5部(※水属性アレンジ) extremeでは第2部前編~中編のボスも追加 | |
2.10.50 (2021/08/19) | 時の歪を糺せし者の試練 | 第1.5部 |
赫灼たる豪炎猛火の試練 | 第1部~第1.5部(※火属性アレンジ) extremeでは第2部前編~中編のボスも追加 | |
2.11.60 (2021/12/31) | 電影の謎を明かせし者の試練 | 外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』/ 外伝『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』/ 外伝『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』 |
封じられし禍つ魍魎の試練 | 第2部前編/中編の高難易度隠し要素『八妖の怪』 | |
2.14.10 (2022/08/25) | 峻烈たる狂風暴乱の試練 | 第1部~第2部後編「転」(※風属性アレンジ) |
因果の軛を断ちし者の試練 | 外伝『ふたりの騎士と祈りの魔剣』/ 外伝『天蓋の塔と幽冥の魔女』/ 外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』/ 外伝『はじまりの騎士と祈りの魔剣』 | |
3.5.10追加 (2023/12/31) | 虚ろなる真実を抱擁せし者の試練 | 外典『剣の唄と失楽の翼』 |
余談
第1弾『時の闇を晴らせし者の試練』のとあるステージはまさかのサイラスオンパレード。
しかも放置するとサイラス同士が合★体して巨大サイラスが爆誕するギミック付き。誰だよこのステージ考えたの
それはともかくこのステージ、出現する敵の数が多いことにより経験値が豊富に得られる上に難易度も比較的低いため、サイラス道場が開設された。
効率良く稼ぐにはグラスタ錬成に加えて、以前はASミーユやASツバメといったガチャキャラが必要になるため敷居が高かったが、現在では実質誰でも手に入るメイ1人でも可能と大変お手軽である。
なお、同じステージのextreme版を周回するEXサイラス道場も考案されているものの、敵の耐久力が段違いに高く、編成の制限がかなり厳しいのでこちらは上級者向け。
1人に入る経験値量では通常版を上回る効率が見込めるが、レベリング枠が減るので複数人を並行してレベリングしたい場合は通常版の方が良いことも。
コラボイベントに当たるコンテンツ。なお、コラボガチャの類はなくプレイアブルキャラは全てが配布。
進行していくとコラボキャラが加入し、力強い仲間となってくれる。
配布とは思えないほど優秀なキャラが揃っているので優先して進行しておきたい。
協奏本編はどれもメインストーリー第13章クリアで本格的に始められるようになるので、ここまで進めたら一旦メインを放置し寄り道して協奏を開始しても損はない。
ただしスムーズに事を進めたいなら第20章クリアまで進める事を推奨とする。
基本的にアナデン側のメインキャラクターとしてはアルド、リィカ、エイミ、サイラスの4名が出演するが、何故かテイルズの2作のみリィカを除いた3人となっている。後述のスキット収録の都合という説が濃厚。
<<協奏一覧>>
『双魂の絆と虚ろの傀儡子』
『双魂の絆と虚ろの傀儡子』(Ver 2.2.50~)
……きっかけは、一輪の花に捧げられた、
ほんの小さな願いだった。
青き光の向こうに願いの声を聞いた怪盗団は、
声の主を救うことを決意する。
一方その頃、時を渡る旅人たちもまた、
等しき運命に導かれようとしていた。
時空を超え、交わるはずのなかった双つの魂たちが
交錯するとき、新たな世界の扉が開かれる。
影の蔓延る亜空の最奥、傀儡の糸を爪繰る影が、
不気味に微笑んでいた……。
『ペルソナ5』とのコラボ。アルド達が現代の辺境の村・ラクニバの異変の解決を通し、時空の穴によって外世界から呼び出された心の怪盗団と共闘を繰り広げるストーリー。
登場キャラはジョーカー(P5主人公)、スカル(坂本竜司)、モルガナ、パンサー(高巻杏)、フォックス(喜多川祐介)、クイーン(新島真)、ナビ(佐倉双葉)、ノワール(奥村春)の8名。アナデンサイド4人と合わせると大所帯ってレベルじゃねぇ。
後述の続編では先述の面々にヴァイオレット(芳澤かすみ)も追加。
ストーリーを進行することで、ジョーカーとモルガナが加入。ノポウ族に続き大谷育江という大御所声優の2人目の配布キャラである。
モナはなんとゲスト加入の時点で最初から★5。ジョーカーもストーリーを完読するとその時点で★5に昇格する。
二人とも13章クリア直後時点の初心者にとって心強い性能な他、道中のダンジョンでもかなり便利なバッジをいくつか入手できる。
さらに原作再現としてダンジョン内では敵が全てシンボルエンカウントに変化しているが、背後から触れるとジョーカーがシャドウに飛びかかる演出が入り先制攻撃を仕掛けられるので特に苦もなく進められて初心者向き。
後にP5の完全版である『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』とのコラボとして、続編ストーリーである『双魂の絆と虚ろの傀儡子 Promises, Vows, and Rings』が実装。
続編ストーリー完読でヴァイオレットが★5で加入。
さらに、追加アナザーダンジョンで発生する各ミッションのボス全10戦を撃破することで、スカルが★5で加入する。
ただし、特にミッション7以降でボスの強さが格段に跳ね上がっており、彼だけ加入難度が明らかに高いので注意。
ペルソナ5のシステムを再現したアビリティ、「1MORE」及び「バトンタッチ」を全員が所持。効果はそれぞれ、「弱点で攻撃した場合攻撃回数が2倍になる*40」「交代先に全属性攻撃50%UP(1回行動)」。
また、全員がパーソナリティ「心の怪盗団」を持ち、それぞれ専用のAF必殺技が用意されている。
- ジョーカー
火属性の剣使いだが、斬/突/魔法の三種別を扱うことが可能。
VCが全体攻撃であり、モルガナからバトンタッチさせることで雑魚殲滅に大いに貢献できる。
1MOREの恩恵により、対突弱点の敵へのゲージ稼ぎ能力が極めて高い。ZONE下では属性非統一やゲージの仕様が足を引っ張るので、非ZONEで輝くキャラといえる。
パーソナリティは「仮面」「銃」、怪盗活動外の容姿から「メガネ」も搭載されている。
- モルガナ
風属性の剣使いだが、攻撃スキルは全て魔法。固定回復を行うメディア系、万能デバフのマハスクンダが特に有用。
所謂両刀配分で知性が低いものの、魔法攻撃には毒時強化の追加効果があるので序盤はそこそこ火力も出せる。
ジョーカー共々、実装が早かったこともあり最終的にはインフレに置いていかれる立場だが、この多芸ぶりのおかげで始めたての初心者にはパーティの足りない穴を埋める万能キャラとして機能する。
後続のコラボキャラと違いCCの手間が無く序盤から使えるのも非常に大きい。
パーソナリティは「仮面」及び「記憶喪失」「恋わずらい」を持つ。
- ヴァイオレット
地属性の剣使い。
ブレイブステップはクリティカル100%UP(1回)+全体知性デバフの攻防一体技であり、刺さる相手も中々多い。
1MOREの恩恵を受けた剣の舞やアタックコンボも強力で、状況によっては今でも霞まない火力を発揮出来る。
パーソナリティは「仮面」「銃」、そして「大食い」。
- スカル
雷属性の槌使いで、ルナティック『帯電』を持つ。
3~4連続の全体攻撃「電光石火」を持ち、ペルソナ勢の中で最も1MOREの恩恵を受けている。1MORE電光石火はゲージ稼ぎ能力は勿論火力やコンボ稼ぎ能力も凄まじいものになる。
惜しむらくは雷属性弱点や打弱点の敵が少ないことであるが、それでも刺さる相手にはとことん刺さる。
パーソナリティは「仮面」「銃」のみ。
『光陰の尾、四天の星々〜Tales of Chronographia〜』
『光陰の尾、四天の星々〜Tales of Chronographia〜』(Ver 2.7.50~)
ある日、彼の者たちは、猫の背を追う夢を見た。
光の尾に導かれし四天の星々は、
闇に仇なす傍に立つ者たちと、泡沫の邂逅を果たす。
その頃、星の後継者を名乗る影の尾は、
切望する未来への礎を、静かに、しかし確実に築いていた。
現代では貴族の独断による圧政、未来では突如として剥奪される個の証明、
古代では洗脳を受け虐使される精霊……
不可解な事件は時空を超え、未曾有の危機に繋がっていく。
行き着く果てに待つのは、間違いのない世界か、それとも……
テイルズオブシリーズとのコラボ。
登場キャラは『ファンタジア』からクレス・アルベインとミント・アドネードとアーチェ・クライン、『ヴェスペリア』からユーリ・ローウェルとラピード、『エクシリア』からミラ=マクスウェルとローエン・J・イルベルト、『ベルセリア』からベルベット・クラウ、マギルゥの計9名。相変わらずの大所帯である。
加えて、サブクエストでシリーズお馴染み「漆黒の翼」を名乗る男女3人組も登場し、アナデンオリジナルの新キャラのグレア・ミューティ・トロングという顔ぶれになっている。
現代・未来・古代の三時代を跨いだ大事件の解決を通し、外世界から星に召されたテイルズオブシリーズの面々と共闘するストーリー。
ストーリー進行でクレス、ミラ、ユーリ、ベルベットの各タイトル主人公4名が加入する。今回はクリア後のコンテンツ「精霊の試練」で★5に昇格するための「史籍」が貰える形式となっている。
原作再現として、これらのキャラは★5かつ特定の条件(HP25%以下)を満たすことで戦闘中1回だけ「秘奥義」を発動可能。
他にも原作再現要素としてフルボイス会話イベントである「スキットチャット」、旅の道中で素材とレシピを集めて調理を行う「料理」が存在する。
スキットチャットは原作との変更点として、喋っているキャラクターとの名前が表示されるようになっている。これは原作のキャラを知らない人や、コラボをきっかけに始めてアナザーエデン側のキャラをあまり認識してない新規向けにわかりやすくしたものと思われる。
なお、料理イベントでは進行度に応じて一点物の武器防具が手に入るが、それら「料理装備」シリーズは見た目はふざけてる癖に最速のタイミング(13章クリア直後)で手に入れると明らかにバランスブレイカー級の性能を持つ。
雑魚を狩り続けて食材を集めるだけで作れるので、レベリングついでに片付けられる。装備条件はレベル60以上と高めだが、入手して損はないだろう。
経験値稼ぎ用のアナザーダンジョンも既に解禁されているため、持てるように鍛えておくと後が非常に楽になる。
全員がパーソナリティに「テイルズオブ」を持つが、現状はフレーバー止まり。
また、後述の第2弾進行後は全員に「コンチェルトアーツ」が発現する。
それ以外には全員特に持っていない。ミラは「精霊対話」、ベルベットは「復讐者」あたりを貰ってもいい気がするが……
- クレス
火属性の剣使い。秘奥義は「冥空斬翔剣」。読みはメイクウザンショウケン
待望の配布斬ZONE持ちであり、全員が斬キャラであるテイルズ組を始め、シナジーを発揮出来る配布キャラは非常に多い。次元斬の剣、刀バフで火力を更に底上げ可能。
ただしメインウェポンとなる魔神双破斬が自傷ダメージ付きであり、何の対策も無しに連打すると秘奥義の暴発を起こす設計となっている。
- ユーリ
風属性の刀使い。秘奥義は「漸毅狼影陣」。読みはザンコウロウエイジン
アナザーフォース時に各種スキルが強化されるという特徴を持ち、主力技は攻撃回数が4~5回と高いことにより火力及びコンボ稼ぎ能力が非常に高く、更に攻撃しながらクリティカルバフまで撒くという、とても分かりやすいハイスペックキャラ。守護方陣によりサブヒーラーもなれる。
登場時は強すぎると話題になった。
序盤はHPが少ない都合上、最速で仲間にした場合は固定回復の守護方陣でHPの大部分を回復する事が可能になるため、しばらくの間メインヒーラーの存在意義まで消し飛ばす事も。
- ミラ
水属性の剣使いだが、後述の特性及び秘奥義により一応火・水・地・風属性の魔法攻撃を使える。秘奥義は「スプリームエレメンツ」。
固有スキルはパーティの攻撃属性に合わせて対応した属性攻撃の追撃を行う。無属性や冥三属性が選ばれた場合は無属性攻撃と味方全体に50%回復、天四属性が選ばれた場合はその属性攻撃と超強力な耐性デバフ(100%)を行う。
他のテイルズ勢に比べて派手さ、わかりやすい強さに欠けているため軽視されがちだが、構築を選ぶものの今なお貴重な斬のヒーラーであり、腕力、速度、各属性耐性、物理耐性など、実用的なデバフを多数扱えることから使いこなした場合の有用性はかなりのもの。
クロノ・クロスコラボの双撃陣・斬魔との相性も非常に良い。
- ベルベット
地属性の剣使い。秘奥義は「リーサル・ペイン」。
原作再現の喰魔化が非常に強力で、腕力/知性/速度100%UP+クリティカル時ダメージ50%UPという頭の悪い脅威の自己バフが可能。
しかし喰魔化には最低でも4ターン(AFでソウルゲージを溜めても2ターン)かかるスロースターターで、環境との噛み合いはイマイチ。
『COMPLEX DREAM』
『COMPLEX DREAM』(Ver 2.11.50~2026/12/09)
運命は、今一度、静かに目覚めようとしていた。
新たに紡がれた夢のなかで。
その時、ひとつの世界が貌を現わす。
アルドとフィーネの消滅した、別の世界が……。
そしてまた同時に、なにかに導かれるようにして、
幾つかの影が次元を超えて、この地に足を踏み入れる。
獣の容貌を持った男、月の娘、盗賊の少女、
運命と戦うさだめの少年。
星の夢と、時の夢……、ふたつの祈りが交錯し、
神はまた嘲笑う。愛に血を流させてやろうと。
地獄の海のように紅く……
深く……
因縁深き『クロノ・クロス』とのコラボ。
アナザーエデン初となる期間限定イベントであるが、その実装期間はなんと5年。リリース開始からこの協奏が実装されるまでの期間より長い。設定する意味あった?
ただし期間終了で読めなくなるのはストーリーのみで、キャラや各種装備はそれまでに獲得していれば消えずに残ることが事前告知されている。
加入キャラはセルジュ(CV:下野紘)、キッド(CV:豊口めぐみ)、ツクヨミ(CV:ゆかな)の3人で、更にVer 2.13.10の追加アップデートにて星の子(CV:小桜エツコ)が追加。この4人に声優が付けられるのは本作が初となる。
他にもヤマネコ、グレンがNPCで登場している他、アナデンからもキッドに対してはアシュティア、ツクヨミに対してはアルテナが大きく絡んでくる。
アシュティアが後にプレイアブルキャラとして実装したこともあり、擬似的にではあるがクロノクロスコラボキャラ4人と、サイラス、アシュティアの計6人でクロノシリーズっぽい編成が可能になった。
あたかもクロノ・クロスのセルジュのようにアルドとフィーネが失われた並行世界「アナザー・ワールド」が舞台。
この世界では人間ではなく魔獣が大陸の覇権を握っており、王都ユニガンは魔獣王都ユニガルナと改められている。
本来の歴史の「ホーム・ワールド」とそっくりな街やダンジョンがあり、マップもそっくりだが微妙に違う点も多い。アナデン自体にも「異時層」という概念が別にあるので若干ややこしいことに……。
アナデン初となる全5段階の難易度選択に加え、「強くてニューゲーム」制度を採用しており、クリア後に協奏のシナリオを最初から再びプレイ可能。
赤色の宝箱は強ニューで最初からやり直すと中身が復活するため、またアイテムを入手することができる。一方、青色の宝箱は貴重なものが入っているが一度限り。
加えて、アナデン初のシナリオ分岐が搭載され、最序盤で同行者をキッドとツクヨミのどちらかから選択することになり、一部のイベントが変化する。つまり両方仲間にしたいなら最低2周が必要。
セルジュ・キッド・ツクヨミの3人はそれぞれ★4で加入だが、イベントエリアで集まるグロウスターを一定量貯めることで「運命の女神の書」を最大3冊入手でき、使えば★5に昇格できる。
さらに実は分岐は2ルートだけではなく、メインストーリー第1部クリア以降かつキッド/ツクヨミルートを両方クリアしてから再度強くてニューゲームをすると……。
なお、同じルートを選択した場合は特定のイベントを除いて既読部分をスキップが可能な親切設計。
しかし、最も長い上にやたら凝ったギミックのあるラストダンジョンはよりにもよってスキップ不可であり、虹装備の素材及び後述のエレメントを収集する際に大きな障壁となる。
また、コラボエリアの全新規雑魚敵が先制効果のある攻撃スキルを所持しているため余計なダメージも溜まりやすく戦闘の難易度が高い。
快適なプレイをしたい場合はセルジュの「シャイニング」をはじめとした先制技を駆使しよう。
ちなみにこのイベントはコラボながらもがっつりストーリー本編に絡むネタバレ要素を含むこともあってか、本編の進行状況に応じてネタバレに配慮したセリフや展開の変更が存在する。
特に13章クリア直後に最速でこのイベントを始めた場合と、第1部完結までクリアしてからでは、まだ真相を知らないプレイヤーに配慮して核心に迫る部分の多くが差し替えられて異なるものになっている。
本作では進行状況に応じて細部で変化するクエストはこれに限らず多いのだが、通常の場合はシステム上そのうちのひとつだけの展開しか見ることができないものがほとんどだった。
しかし、このイベントには「強くてニューゲーム」が存在することにより、進め方によってはこれらの細かい分岐までも1つのデータで見ることが可能。そのため、細かい違いが気になる場合は自分で確かめることも可能である。
その他にも原作再現要素として、下記の要素が実装されている。期間設定といい、スタッフの並々ならぬ熱意が伝わるイベントである……
- フィールドエフェクト
簡略化された形で再現されている。
画面左上に表示される3つの枠で、敵味方が属性攻撃を行うとその属性の色が最新3回分まで記録されていき、この色が多いほどその属性の攻撃によるダメージが上昇する。
クロスと異なり、最初の段階では「0」。要するにエフェクトが一切入っていない状態からスタートする。
コラボの追加エリア(要するにアナザーワールド)でのみ発生する。一応、この概念を利用したボスも存在している。
- エレメント
セルジュ、キッド、ツクヨミ、星の子のみが持つエレメント枠に装備可能なアイテム群で、主にコラボの追加エリアの宝箱から入手する。
装備したエレメントの種類に応じたスキルをセット可能になる。各エレメントは原作に準じたもので、効果もよく似ている。
エレメント枠の数はレベルに応じて増加し、レベル80なら4つ装備可能になる。
実用的な効果のエレメントも多く、ただでさえ強力なクロノクロスキャラに更なる運用の選択肢を与えてくれる。
なお、宝箱から手に入るエレメントはいくつかの候補から1つだけ出る仕組みになっているが、どれが出るかは完全にランダムという厄介な仕様で、運が悪ければ何周もする羽目になる。
更にエレメントは現状捨てられないため、周回の過程で同種のエレメントが装備欄に大量に溜まってしまうことも。
- パワーレベル
蓄積(スタック)によって再現されている。ぶっちゃけ名前を拝借しただけで完全に別物。
セルジュ、キッド、ツクヨミ、星の子の4名は通常攻撃(ルナティック)や特定のスキルを使用することでパワーレベルが溜まっていき、それに応じてエレメントや一部の技の効果が強化される。
原作と異なり、パワーレベルがなくてもエレメントの使用そのものには一切の影響がない。また、蓄積では珍しく一度溜めれば減ることはないため、長丁場の戦いで力を発揮しやすい。
また、4名全員がパワーレベルに関する何らかのアビリティを習得する。
- 虹装備
「プリズム○○」がクロスに存在した最高峰の武器であったため、「虹色の隕石」「輝く素材」から作成する一点物のコラボ装備として輸入された。
作成出来る段階に行くには少なくともコラボシナリオを2周以上する必要があるが、逆に言えば走り回って素材を回収するだけで作成可能である。
その前提の下で性能を列挙すると、まずテイルズコラボの料理装備を上回る圧倒的なステータスを有する。何を隠そう、エンドコンテンツ級の武器である異境や八妖武器と同等で、更に攻撃と魔力の両方がやたら高くなっている*41。
この時点で何かがおかしいが、その上で速度+20に物理クリティカル率+70%*42という強力無比な追加効果まであり、余裕でゲーム終盤まで使っていける、作成難易度と比較して明らかに異次元の性能を誇る。
防具の方は石化無効と物理クリティカル率+30%で、武器と両方同時に装備すると物理攻撃が全て確定クリティカルになる。
最速だと13章クリア後に取れるが、言うまでもなくこのタイミングだと超ド級のぶっ壊れ。
2023年12月現在、セルジュ、キッド、ツクヨミ、星の子の全員が配布キャラ全体で見てもトップクラスの実用性能を誇り、性能面だけを見るならば最も優先して進行すべき協奏となる。
パーソナリティとしては4人全員が「時の傷痕の輪舞」を持つ。
また、セルジュとアルドとキッドに「新夢想過激団」、セルジュとアルドとツクヨミに「新時空超限流派」が存在し、それぞれ3人揃った場合のみ専用のAF必殺技を発動可能。
それ以外には全員特に持っていない。キッドは「アウトロー」、星の子は「銃」あたりを貰ってもいい気がするが……
- セルジュ
アビリティは「固有スキルによるパワーレベル蓄積数増加」。
無属性の剣使いであるが、一番上のエレメント枠に装備したエレメントによって全ての攻撃技の属性が変化するため、雷陰晶を含む全ての属性が使える。
また、特殊ZONE「双撃陣・斬魔」を展開可能。これは斬と魔の複合ZONEで、単純により幅広いキャラとシナジーを発揮出来るようになる恩恵は字面以上に大きい。
アルド同様天値によって倍率が変動するスキルを持ち、彼同様天値によってアタッカーとしての評価は決まるが、天低めでもクリティカルダメージ40%UP、先制確定ペイン、割合回復+HPバフ、AFコンボ稼ぎ、そして先述の双撃陣……とサポーターとして優秀な技が揃っているため、先述の可変属性と併せて様々なパーティでの活躍が見込める。
お前のような配布キャラがいるか。
- キッド
アビリティは「戦闘開始時にパワーレベル蓄積(最大2)」。火属性の刀使い。
「Zスティール」は敵全体に腕力/知性/速度50%DOWN+味方全体に腕力/知性/速度50%UP(1ターン)、「レッドニードル」は敵全体に火属性耐性80%DOWN+味方全体に火属性攻撃80%UP(3ターン)(※いずれもパワーレベル最大時)という、当時はガチャキャラですらほぼ見られなかったようなえげつない倍率のバフ/デバフをばら撒くことが可能。
本人が火力を出すか、火属性以外の味方をサポートしたい場合は「ヒートショット」(敵単体に火属性の斬攻撃(最大1000%)+物理耐性最大80%DOWN(3ターン))も候補に上がる。
先述の通り一度貯めたパワーレベルは減らないので、フォーチュン(パワーレベル3蓄積)を3回発動するだけで以降上述のバフデバフを好き放題に付与可能になる。ここまで来ればもうやりたい放題である。欠点は強いて言えば攻撃しながらパワーレベルを貯められないことか。
お前のような配布キャラが(ry
なお、固有スキルの「スティール」は一定確率で1戦闘に1回だけ色々なアイテムを入手出来る効果があるが、テーブルには貴重なグラスタの硬玉や高額で売却可能な黄金塊がそこそこの確率で含まれており、序盤は貴重な資金源にも出来る。AF中に長い成功演出が入って著しく邪魔になるのはご愛嬌
上位のスティールの方が重要なアイテムが盗めるようになっているため、硬玉などを稼ぎたい場合はZスティールを使おう。
- ツクヨミ
アビリティは「パワーレベルの蓄積上限数増加(最大12)」。
現時点では貴重な陰属性杖使いであり、あのチルリルと同じルナティック『挺身』を持つ。その最大火力は折り紙付きで、ASクラルテ並の瞬間火力を持つルナティックアタッカーとしての運用が可能。
……と書いたが、実のところ彼女の強みはそこではない。最大の目玉はパワーレベルの蓄積上限解放により、全エレメントの効果を最大限発揮出来ることで、彼女にしかできない運用が多数存在する。
中でも特に強力なのが味方全体に属性耐性バフを付与する「アンチ」系エレメント*43であり、本人のスキルである「月護」*44と併用すれば一人で指定した属性攻撃を100%軽減(無効化)可能という、キッドとは別ベクトルでイカれたキャラ。
これは単なる机上論ではなく、相手によっては開幕AFでパワーレベルを12蓄積しツクヨミ単独で完璧なブロッキングを実現するような運用も無理なく可能。
しかもアンチエレメントは7属性全て存在するので、セッティング次第でどの属性にも対応可能という隙の無さ。
お前(ry
- 星の子
遅れて実装されたキャラで、第3ルートクリア後のサブクエストクリアで仲間になる。
アビリティは「被ダメージ時パワーレベル蓄積数増加」。晶属性の杖使い。
空前絶後の杖タンクキャラとして設計されており、30%腕力/知性デバフをばらまきつつ迎撃で超回復し、バリア展開や状態異常へのメタまで行える鉄壁の子。
苛烈な攻撃に耐える必要がある高難易度バトルでは、★5プライの大胸筋バリアと共に編成候補として名前があがるという非常に頼もしいタンクである。
杖キャラながらMPが低いが、「トウィンクル」によって消費MPDOWN(最大80%)を無造作に振りまけるのでむしろ長期戦には異常なほど強い。
『救世の神子と黎明の大樹』
『救世の神子と黎明の大樹』(Ver 3.0.50~)
夢の中に舞い降りた、猫の形をした眩い光。
猫は云う。「彼女を、助けて……」と。
彼らは応える。その輝く尾を追いかけることで。
世界は、痛みで満ちている。
古き地にも、新しき地にも、平等に。
故に人々は願う。我らをお救いくださいと。
生きることは痛みなのか。
人は傷を負わずに生きられないのか。
衆生を救う神子に祭り上げられた少女との邂逅を経て
彼らが導き出す、その答えは……
『テイルズ オブ シンフォニア』及び『テイルズ オブ アライズ』とのコラボ。
テイルズシリーズとしては『光陰の尾……』に続く2度目の協奏となったが、前作とのストーリー上の繋がりはなく、どちらから始めても問題ない。
問題はないが、イベントシナリオの進行途中で固定キャラ3人と自由3人の編成を2つ作る場面が出てくるのでテイルズコラボキャラを入れて楽しみたいなら第一弾のキャラを先に手に入れてくるのも良いだろう。
登場キャラは『シンフォニア』からのロイド・アーヴィング、コレット・ブルーネル、ジーニアス・セイジ、ゼロス・ワイルダーの4名、『アライズ』からアルフェン、シオン・アイメリス、リンウェル(とフルル)、テュオハリム・イルルケリスの4名(と1匹)となっている。
人々から痛みを消そうとする「ナムネス教」を巡る事件を通し、外世界から喚び出された一行と共闘するストーリー。
ストーリー進行でロイド、コレット、アルフェン、シオンの各タイトル主人公及びヒロイン4名が★4で加入。
前回同様、ストーリークリア後のイベントで★5に昇格するための「史籍」が貰える形式となっている。
- コンチェルトアーツ
条件を満たすことで発動する合体技。
「響撃」または「猛撃」のアビリティを持つ始動役と、「コンチェルトアーツ」のパーソナリティを持つ連携相手役が同時に前衛にいる場合にのみ発動が可能。
「コンチェルトアーツ」のパーソナリティは第1弾を含む全テイルズキャラとアルドの合計9人が所有している。
「響撃」はロイド、コレットが持つアビリティで、毎ターン攻撃を命中させた回数に応じて始動役に「コンチェルトゲージ」が蓄積される。
これが最大数(30)溜まった状態で、なおかつ始動役と連携相手役が特定の組み合わせでスキルを発動した場合、合体技が発動する。
「猛撃」はアルフェン、シオンが持つアビリティで、アナザーフォースにおいて一定のコンボ倍率を溜めることで始動役の通常攻撃が「コンチェルトアーツ」に変化し、発動すると連携相手役に応じた追加攻撃が発生する。
このコンチェルトアーツは敵のHP割合が少ないほど威力が増加するという特性を持つ。
- 野営
第1弾の料理を発展させた要素で、コラボエリア各地に用意された野営用のポイントから可能。
レシピと食材を集めて料理をするのは前回同様だが、作った料理が弁当(食事)になる前回とは異なり、調理に成功した場合はその場で食べて、種類に応じた特別な効果が付加される。
ただし、これらの料理効果が適用されるのはコラボの範囲内でのみ。
中には「本協奏のポイントが倍増する」料理もあるので、周回してポイントを稼ぐ時には必ず事前に食べるべき。
また、野営ではキャラクターに話しかけることができ、特にテイルズ組に繰り返し話かけているとストーリー終盤に特殊なスキットが発生。プレイアブル組からは証グラスタ、非プレイアブル組からは特別なバッジが貰える。
なお、特殊スキットを見ずにクリアしてしまった場合はスキットを見返す場所から決戦前を回想することで回収可能。
- フクロウ探し
『アライズ』が元ネタと思われる収集要素で、古代各地に隠れているダナフクロウならぬアナフクロウを探して捕まえる。
フクロウがいるエリアに入った際は頭上にフルルが出現して教えてくれるほか、フクロウの近くに寄ると鳴き声が聞こえてくるので、それを頼りにすれば割と簡単に見つかる。視覚的にも言うほど隠れてないし
ちなみにアナフクロウは個体毎に鳴き声が異なるのだが、とてもフクロウとは思えない珍妙な声で鳴く個体が結構いる。
- 魔装備
『シンフォニア』から登場した要素で、「入手直後は非常に弱いが、特定条件を満たすと強くなる」タイプの武器がコラボに伴い登場。
アナザーエデンでも入手直後は「攻撃/魔力0」+HP1000減少という、まぁどうしようもない武器なのだが、あるサブクエストをクリアすると「戦闘勝利数の累計に応じてダメージアップ」付きのマトモな武器に強化される。
ただ、強化にこぎ着けても元々あったデメリット部分(HP1000減少)は据え置きで、かなり癖が強い。
元の魔装備の入手自体はそこまで厄介ではないものの、サブクエストの難易度は……
一連のイベント自体がこれを元ネタにしている時点でお察しください。
例によって全員が「テイルズオブ」のパーソナリティを持つ。
また、協奏ストーリーを進行すると全員に「コンチェルトアーツ」が発現する。
- ロイド
火属性の刀使い。秘奥義は「天翔蒼破斬」。
配布では初となる「多段強化」のバフを持ち、連撃持ちが多いテイルズ2弾組の火力を大きく底上げ可能。
本人も連発することで最大6連攻撃となる「驟雨双破斬」でガンガン殴れる。
パーソナリティは共通のもののみ。
- コレット
無属性の戦輪(杖)使い。秘奥義は「ホーリージャッジメント」だが、他7人と発動条件が大きく異なり、特定の条件*45を満たして「ホーリーソング」を使った際に稀に発動するという形式になっている。
この辺りは手の込んだ原作再現だが、完全に運任せな原作と異なりコレットの幸運を底上げすることで発動確率を50%まで底上げ可能。
他にも幸運の値が高いほど有利となる性能になっており、「ジャッジメント」は幸運が高いほど発動回数が多くなる確率が上がる3~6回攻撃。
アイテム盗みも健在で、アイテムスティールは硬玉や黄金塊などもたまに盗めるようになっている。
盗みフラグはキッドとは別枠で管理されているので、コレットとキッドを同時編成してコレットに先行させるように調整することで稼ぎがはかどる。
パーソナリティは終始猫尽くしの本作では珍しい「いぬ好き」。
原作ではあくまで「好物=フルーツ」だったからか「甘党」パーソナリティはもらえなかった。
- アルフェン
火属性の剣使い。秘奥義は「緋炎衝・開」。
VCで烈火陣を展開できるアタッカー。攻撃技のほとんどが反動付きで、使うほどに反動ダメージも増えるがその分威力も高くなる。
ちなみに協奏の終盤で色々あってシオンと分断される場面では「炎の剣」関連の技が全て使えなくなる。地味に芸が細かい。
パーソナリティは「仮面」と「記憶喪失」。
- シオン
火属性の銃(弓)使い。秘奥義は「アドレビートオムニア」。
腕力/速度デバフ持ちの全体アタッカー。「ハートレスサークル」でサブヒーラーにもなれるが、回復量は最大HPに対する割合制で30%と単独ではやや心許ない。
触れた者に激痛を与える「<荊>の呪い」を再現したアビリティを持ち、敵から物理攻撃を受けた際に全耐性低下デバフ付きの雷属性攻撃で反撃を行う。
またVCは味方全体に状態異常無効バリアを付与できる。全体対象の状態異常無効付与は配布キャラでは3人目。
パーソナリティは「呪い」「銃」「大食い」。なお、同名のキャラクターがアナデン世界にもリリース時点から存在している。よりにもよって属性まで同一であり、混同が起きる可能性が無いとは言えない
『最果ての虜と導きの八重奏』
『最果ての虜と導きの八重奏』(Ver 3.5.0~2028/12/07)
「自らの旅路に、後悔はあるかい?」
「いや。後悔はないさ」
時の忘れ物亭で出会った旅人の問いに、アルドはこう答えた。
旅人は満足そうに頷き、新たな道を示した。
餞別として、旅人から指輪をもらったアルドは、光の先へと進んでいく。
「富・権力・名声」
欲に狂った者たちから人々を救い その最果てに至るため
8人の異世界の仲間たちと共に。
旅立とう、君だけの物語へ――
『OCTOPATH TRAVELER』シリーズとのコラボ。リリース6年目にして初めて、アナデンよりも後に世に出たシリーズとのコラボ例となった。
『COMPLEX DREAM』以来となる期間限定イベントであるが、その実装期間は前回同様5年。だから設定する意味あるのこれ?
登場キャラは『OCTOPATH TRAVELER』からサイラス(CV:梅原裕一郎)、オルベリク(CV:小西克幸)、ハンイット(CV:甲斐田裕子)及びリンデの3名(と1匹)、『OCTOPATH TRAVELER II』からパルテティオ(CV:中井和哉)、キャスティ(CV:根谷美智子)、テメノス(CV:石田彰)の3名、『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』からティティ(CV:石上静香)、ニコラ(CV:水瀬いのり)の2名の合計8名が登場。
ストーリーは「古代編」「現代編」「未来編」の3つに分かれており、それぞれが「富」「権力」「名声」をテーマに据えた物語となっている。この3つのテーマは本家『大陸の覇者』の主題に倣ったもの。
また、これまでの協奏とは異なる特徴として、アルド以外のストーリー加入組が一切登場せず、代わりにアナデンの古参ガチャ産キャラクターであるシェイネ(CV:伊藤静)、シオン(CV:櫻井孝宏)、シュゼット(CV:上坂すみれ)の3名がそれぞれの所属時代の物語に大きく関与している。
ストーリー進行に伴ってサイラス、パルテティオ、ティティの各タイトル代表3名が★4で加入。
協奏内のポイント累計報酬で貰えるアイテム「指輪に選ばれし者の書」を使うことで全員★5に昇格できる。
更にこの3人は実装時点で星導覚醒が実装されており、協奏本編クリア後の高難易度コンテンツを攻略することで星導覚醒に必要なアイテム「指輪に選ばれし者の星譜」を最大9冊(=全員分)獲得できる。
高難易度と言っても6冊目(=2人覚醒)まではメインストーリー第2部前編をクリアできる程度の実力があれば十分攻略可能だが、最後の3冊分だけは入手に必要なバトルの難度が尋常でなく高い*46ため、誰に使うかは慎重に考えた方が良い。
- ブレイクバトル
原作シリーズに存在する、敵に設定された弱点で攻撃することで対象を「ブレイク」させ戦闘が有利になるシステムを模した要素。
本協奏では、戦闘開始時に強制的にAFゲージが0%になり、更に通常のスキルやアビリティではAFゲージが一切溜まらない。
その代わり全ての敵に「シールドポイント」が設定されており、このシールドポイントを0にすることで対象を「シールドブレイク」させられる。
シールドポイントは対象の弱点を突く攻撃を当てることで1減少するが、原作シリーズとは異なり連続攻撃で1度に複数回弱点を突いたとしても1回の行動中に削れるシールドポイントは「1」が最大。*47
敵をシールドブレイクさせた場合、対象は次のターンまで気絶状態になり、更にAFゲージが100%まで回復。一斉攻撃のチャンスとなる。
なお、シールドブレイクから復帰した直後の敵は先制行動の効果によって最速行動してくるため反撃に注意。
- フィールドコマンド
原作シリーズに存在する、街のNPCから情報を集めたり仲間に引き入れたり金品を根こそぎ奪ったりできるシステムを模した要素。
古代編で「買い取る」、現代編で「探る」、未来編で「勧誘する」が解禁され、中盤の合流時に全てのコマンドを使用可能になる。
「買い取る」は専用の通貨と相手の持ち物を交換し、「探る」は住民の裏事情や隠されたアイテムの情報を聞き出し、「勧誘する」はティティのスキルに影響するほか一部イベントを起こす際に必要になる。
いずれのコマンドも原作からは大幅に簡略化されており、「買い取る」は値引きの概念はなく、「探る」「勧誘する」はプレイヤーの「探るレベル」「勧誘レベル」が対象NPCの必要レベルより同じか高ければ必ず成功、低ければ必ず失敗する。
- 昼と夜の世界
原作『II』の新要素である昼夜切り替え機能を模した要素。
上記のフィールドコマンドと共に解放され、協奏関連の特定のマップでのみ昼と夜を任意に切り替えることが可能になる。
- フルボイス・パートボイス
原作に倣ってボイス関連にこれまで以上に力が入っており、特にプロローグはフルボイスになっている。本編もパートボイスで進行する。
ちなみにこれらの会話に挟まれるボイスは通常のボイスと扱いが異なるのか、ボリューム設定を0にしようが容赦なく鳴り響くため注意。
- バトルエクステンド
こちらも原作のシステムに倣っており、ボス戦時には前奏からバトルBGMへとシームレスに音楽が流れるようになっている。
オクトラシリーズのBGMを手掛けている西木氏からの要望だったが、その話が来た時にはもうデモが出来ていたんだとか。
3人全員が「導きのトラベラー」のパーソナリティを持ち、更にサイラスのみ「読書家」を持つ。
また、それぞれ自力習得するスキルを発動した際にスタックの「BP」が蓄積され、BPが3貯まった状態で固有スキルを使うことで通常攻撃がそれぞれ固有の「必殺技」に変化する。テイルズ組とは異なり条件を満たすことで戦闘中に何度でも発動可能。
なお、サイラスとティティは「雷」のパーソナリティを持つがルナティックはない。
- サイラス
現代編で加入。「火」「水」「雷」の三属性の魔法を扱う杖使い。
烈火陣、水天陣、招雷陣の3つのZONEをスキルで展開することができる。
火と水だけならアィシャを始めとして複数の展開手段が存在したが、雷のZONEは配布では第3部加入キャラのVCに限定されていたため、第1部中盤時点で、なおかつスキルで直接展開できるのはかなり貴重といえる。
固有スキルは基本的には水属性だが、展開されているZONEが烈火陣ならば火属性、招雷陣ならば雷属性になるという形式で使い分けることが可能であるため、相手の弱点や使用技に応じてZONEを張り替えつつ立ち回ることができる。
また、「しらべる」は配布初の「敵のステータスを開示する技」となっており、アルマを持っていないプレイヤーでも敵のデータ調査が容易になった。*48
必殺技は自身に知性70%UP及び「精神統一」のバフを付与して自身の火力を大幅に上げる「碩学王の知識」。
星導スキルは火・水・雷の3種の魔法を連続で繰り出す「特大複合魔法」。ステラバースト時は威力が増加し、更に確定でクリティカルとなる。なお、名前がアナデンサイドのキャラと被っている。それだけなら2022年のテイルズ2弾で既に通った道なのだが、被った相手がよりにもよってカエル人間というイロモノ中のイロモノなためネタにされた。
- パルテティオ
古代編で加入。火属性の弓使いなのだが、まさかのタンク運用が可能な弓キャラという異色の立ち位置。
とはいえその能力を解禁するには最低でも★5にしなければいけないため、協奏シナリオ中はバフデバフを適時使用するサポーター運用となる。
彼の特徴的な技は「スケジュール交渉」「集金」の二つ。
前者は味方全体に先制行動(1ターン)を付与という物であり、相手が先制行動を持たない場合は速度に関係なく敵の上を取ることが可能になる上、先制行動を持つ敵でも速度で勝れば先手を取ることが出来るようになる。
このゲームにおいて先制を取れるというのは非常に重要であるため、敵の速度が速くて先制を取るのが厳しくなってきたときなどに投入してみるといい。
後者は文字通り「弱攻撃と同時にランダムでGitを入手する」と言う技。
最大で10万Gitを入手できるが、当然ながら確率は低め。他の盗みキャラと並べて使うのがベストだろう。
必殺技はプレイヤーの所持Git数が多いほど威力が増加するという極めて独特な効果を持つ「紳商伯の心眼」。最大威力は15倍もあるが、出すには100万Git以上持っている必要がある。
星導スキルは連続攻撃と共に味方全体のHPを固定で「3000」回復し、更にHP最大値を25%UPさせる「荒野の荒馬」。ステラバースト時は守護を発動し、使用ターンのみ味方への攻撃を引き受けつつHP1で耐える。2024年1月現在配布で唯一の守護使いだが、プライや他の守護使いと比べ発動条件が厳しく使いどころがやや難しい。
- ティティ
未来編で加入。雷属性の扇(拳)使いだが、主力技は雷属性の魔法。ステータスも知性が高いが、微妙に物理攻撃技もあるせいか腕力にもステが振られており無駄が多い。
呼び出す以外の全ての技が先制効果付きとなっており、本人の高めの速度も合わせて常に最速行動をとりやすい。
また、★5になると発動中与えるダメージUP及びターン終了時に腕力/知性バフを付与する「歌唱」も使用可能となるため、「呼び出す」のレパートリーと合わせてサポーターとしての活躍が見込める。
そんな彼女の最大の特徴は「呼び出す」。フィールドコマンドの勧誘で同行しているキャラを召喚して攻撃させるオクトラ式の攻撃であり、中身は連れているキャラによって変わる。
この勧誘キャラの中には「ブレイク付与」や「耐性無視の毒・ペイン付与」なども混ざっており、技の中身を切り替えられるのは呼び出すの1枠だけではあるものの、連れて行くキャラによってパーティに必要なサポート能力を都度得る事ができる。
必殺技は先制で特大12倍・確定クリティカルの単体雷魔法攻撃に加えて味方全体に消費MP50%DOWNのバフを付与する「雷公の喜遊曲」。
星導スキルは先制全体攻撃に加えて味方全体にクリティカル時ダメージ30%UP、全属性攻撃50%UPのバフを付与する「雷獣の詩」。ステラバースト時は味方全体に物理/魔法クリティカル率100%UP及び敵全体にブレイクの付与が追加される。配置を工夫する必要があるが、アルドの星竜斬をはじめとしたSB単発攻撃の火力を大きく上げることも可能。
外伝の派生コンテンツ。外伝よりも長大な物語が長期に亘り1話ずつ追加されていく、所謂連載形式となっているシリーズ。
世界観的にも重要度が極めて高いストーリーであり、シナリオも総じて評価が高い。
全話次元の狭間でストーリーを振り返り可能。
<<外典一覧>>
『剣の唄と失楽の翼』
『剣の唄と失楽の翼』(Ver 2.5.0~)
……西の大陸。
星に見放された不毛の地で、人々は「神」を心の支えに、
耐え忍ぶよう、日々を生きていた。
剣持つ救世主と、十二の翼持つ者たち。
かつて西の地を救ったとされる神々は、今はもうない。
彼らのおわすという楽園、「内なる大海」は何処にあるのか。
翼持つ子のみが知る唄は、彼の地への標べとなるのか。
それでは、紐解こう。世界の根底に眠る、剣と翼の因果を……。
第1弾。通称「西方外典」「古代外典」など。加入キャラはクラルテ。
西方組のキャラと冥の力にフォーカスした、古代ゼルベリヤ大陸を舞台とするストーリー。全10話。
最速で挑めるのは第25章(第1部)クリア後で、この時点で理論上は最終話まで進行可能。
ただし進行に応じて容赦なく敵の能力値が上がっていき、ラスボスに至っては第2部中編~後編クラスの強さを持つため、生半可な戦力ではまずクリアは不可能。本編や他コンテンツと並行して進めよう。
後に本外典の後日談である『剣の唄と失楽の翼 the winged prayer』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでプライの★5クラスが解禁される。
世界観やストーリーの完成度からアナデンのストーリーでもトップクラスの人気を誇り、2023年秋に行われた「プレイヤー人気投票:外伝編」では1位を獲得した。
『霊長の理と枢機の天秤』
『霊長の理と枢機の天秤』(Ver 2.11.0~)
かつてKMS社の傘下に存在した、七つの研究機関。
災禍の炎に照らされるまで、その存在は闇に潜み続けていた。
彼の地で行われたとされる異常な研究も、非人道的実験も
全ては炭と瓦礫に成り果て、在りし日を語ることはない。
だが、その成果物たる彼らは、人知れず街に紛れていた。
ある者は過去を忘れ、またある者は全てを知りつつ胸に秘め……
ひとりの少年少女として、不確かな日常を懸命に生きる。
今、その日常を破る足音があった。
異邦からのまれびとは、天秤の揺らぎに警鐘を鳴らす。
交わるはずのなかった因果の果てに、彼らの導く霊長の定理とは……
第2弾。通称「霊長外典」「未来外典」など。加入キャラはキュリオ。
未来世界広域を舞台としたストーリーであり、前述した「異時層」が深く関わるものとなっている。全7話。
第1話の開始条件は外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』と第25章(第1部)のクリアだが、複数の外伝及びメインストーリーと絡んだ内容となっている関係上、話数が進むごとにどんどん条件が追加されていく。
最後まで進めるには実質的に外伝『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』 と第75章(第2部後編途中)までのクリアが必要。
後に本外典の後日談である『霊長の理と枢機の天秤 wind liberator』が実装。
内容は邂逅や開眼に近いもので、全5回のボス戦を制することでセヴェンの★5クラスが解禁される。
複数のキャラクターの設定を深掘りする短編コンテンツ。
クリアすることで既存の★4キャラクターが★5に昇格するか、そうでない場合は任意の異節/改典と交換可能なチケットが入手できる。*49
第1弾『遠き日の英雄と誓いの銘』はバルオキー編。メイが★5に昇格する。
第2弾『輪廻の鎌と紅蓮の徒花』は煉獄界編。昇格キャラは無し。
第3弾『将星の斧と鎧える羊』は現代アウトロー編。ベネディトが★5に昇格する。
外伝の派生コンテンツその2。それぞれ1話完結型のストーリー複数話から構成される。
各話ごとに様々な大陸や時代が舞台となり、また過去に実装されたキャラクターが主要人物の1人としてピックアップされることがある。
更に各話を進めることで、より壮大な「グランドストーリー」が進行する。
<<外史一覧>>
『彷徨える少女と久遠の渦』
『彷徨える少女と久遠の渦』(Ver 2.13.0~)
始まりはひとつの渦だった。
時の河に突如として発生した巨きな渦。
それは歯車のように隣り合う時空の理を狂わせ、
永遠に同じ時を繰り返す閉じた世界「反復時空」を創りだした。
数え切れぬほどの遡上と流下を重ねる時の中で、反復時空に囚われた人々は
未来へたどり着くことができぬまま、歪められた歴史をただ繰り返している。
彼らを救う方法はひとつ、本来の歴史を再現し、時の流れを正すことである。
君を時空の旅へ誘うのは、渦の中を彷徨っていた記憶なき少女。
幾度もの旅と冒険の先、君は彼女の正体を知る。
反復する運命、歴史を紡ぐ人々の抗い。
忘れ得ぬ物語が、今始まる。
時の大渦に囚われた少女・ノーナとアルドの邂逅に始まり、廻る世界で歪められた歴史を繰り返す人々を解放する物語。
全6話+グランドストーリー。前半部分(第1幕)にあたる第1~3弾、後半部分(第2幕)にあたる第4~6弾はそれぞれ順不同であり、どの物語から始めるかプロローグ/第1グランドストーリー後に任意で選べる。
ただし、一度始めるとその物語をクリアするまで他の話は選べなくなることには注意。
各ストーリーは「QUEST COMPLETE」の表示が出た時点で一度結末を迎え、この時点で次のストーリーに進行できるようになるが、その後フィールドのどこかに発生するひび割れから続きのストーリーを開始することが出来る。
この区間では本外史の拠点である迷宮の村アララトに出現した魔物から回収したエネルギーで時空の穴を復活させ、より良い可能性、「真の結末」に至るまでが描かれる。
この準備段階であるアララト防衛戦はストーリー外扱いのため、難易度補正の影響がない。
外史本編はゲーム序盤から始められるストーリーも多いが、「真の結末」に至る場合は最低でも第1.5部クリア程度の実力は必要になる。
Vol | タイトル | 登場キャラ (赤字は新登場) | 内容 |
---|---|---|---|
1 | 廻る運命と雷の轍 | ミーユ オルレイア | オーガ戦役時代のとある戦士にまつわるストーリー。 後世に「英雄」と伝えられる彼女が、決意と共に戦いの場に立つまでの軌跡。 |
2 | 廻る運命と白金の蕾 | レレ アルマ | 古代近傍の錬金術師の師弟にまつわるストーリー。 失われた絆を取り戻し、錬金術の厄災を退けるまでの軌跡。 |
3 | 廻る運命と亡國の王 | クロード | 未来近傍のとある国にまつわるストーリー。 最後の王が降りかかる惨劇から人々を救い、歴史を未来へ繋ぐまでの軌跡。 |
3.5 | 追憶・魔導武装国コクレア | --- | 【グランドストーリー】 ノーナの故郷、時の大渦が生まれるまでの経緯が明らかになる。 |
4 | 廻る運命と七彩の郷 | ツキハ ”花咲の姫君” ツキハ | 現代近傍のとある国にまつわるストーリー。 若き姫君が悲劇を乗り越え、七彩の理想で民を導くまでの軌跡。 |
5 | 廻る運命と無垢の楽園 | マリエル | とある時代、孤島の小さな楽園で暮らす「ママ」と10人の無垢な子供達。 彼らにとって「真の救済」とは何なのか……? |
6 | 廻る運命と暁光の檻 | ヤクモ | 未来世界の塵溜め・ダストシティで鬱屈とした毎日を送る底辺会社員・ヤクモ。 そんな彼がもし、「明日を選ぶ権利」を得てしまったとしたら……? |
6.5 | 追憶・歴史の最果て | --- | 【グランドストーリー】 ノーナの出生に隠された更なる事実が明らかになる。 |
7 | 外伝『彷徨える少女と白夜の綴糸』 |
先述した「外史」の第1弾と同時に実装されたコンテンツで、同外史のプロローグをクリアすることで解禁される。
特殊ダンジョン「メビウスの迷宮」を探索することで、強力な武器や防具を獲得することができる。
「メビウスの迷宮」の概要は以下の通り。一言で言えば、アナデンのシステムで遊ぶローグライクRPGである。
レベルリセットと成長タイプ
迷宮内では毎回レベルが1からスタートし、更に全てのキャラはステータス(HP/MP)の成長傾向によって「攻撃型」「防御型」「技巧型」「支援型」「魔攻型」の5タイプから所定のいずれかに振り分けられる。
それぞれのタイプ毎にステータスの成長傾向やVC、扱えるルーン(後述)の種類が決まっている。
逆に同タイプ間の性能差はほぼ存在しないと言って良く、★4以下のキャラもLv80まで育てることが可能。
各タイプの特徴は下記の通り。
- 攻撃型
対単体物理アタッカー。全タイプ中最大の腕力、平均的な速度を持つ。何故か物理クリティカル率に影響する幸運は最下位。
専用ルーンは全て純粋な攻撃技であり、それぞれ火力を伸ばすための条件が異なる。
複数拾った場合はパーティ構成や手持ちのルーン等から運用を逆算して選ぼう。
- 防御型
タンク。HP、耐久、精神の3ステータスで全タイプ中ぶっちぎり最高をマーク。
専用ルーンは耐性バフや腕力/知性デバフなど味方の生存率向上に貢献出来るものが揃っている。
デバフ付きの全体攻撃は表記に反して意外と威力倍率が高く、腕力と速度を補強すれば雑魚掃討役のアタッカーとして運用することも可能だったり。
- 技巧型
サポーターその1。全タイプ中2位の速度を持ち、それ以外は平均的な配分。
専用ルーンは全て状態異常/デバフ/バフ/固定回復といった追加効果付きの攻撃技で、速度を活かして様々なサポートを配ることが可能。
特に毒/ペインの状態異常付与による一部火力因子の起動役は替えが効きにくい。
- 支援型
サポーターその2。技巧型から少し耐久を削って知性と速度に回したような配分で、速度は全タイプ中最高。
専用ルーンは貴重な回復だけでなく魔法攻撃+クリティカルバフ、魔法攻撃+ブレイク、腕力/知性/速度同時バフなど、大変優秀なスキルが揃っている。
魔法攻撃自体の威力も意外と馬鹿にならない。魔攻型よりよっぽど魔法を使いこなしているとか言うのは禁句
- 魔攻型
対全体魔法アタッカー。全タイプ中最高の知性/MPと無駄に高い幸運、壊滅的に低い耐久面(特に対物理)と速度が特徴。
専用ルーンは全て純粋な攻撃技であるが、攻撃型と異なり条件付きの強化が設定されていないか、あっても非常に生かしにくいもの。
ボス戦での火力はまず攻撃型に劣り、雑魚戦で活躍させようにも壊滅的な低耐久・鈍足が災いし速度を徹底的に補強する手段が無ければ中々実用的にならなかったり……
総じて全く使えない訳ではないが、他のタイプに見劣りする部分が目立つ不遇なタイプ。
ルーンとスキル
迷宮内で獲得できる唯一の装備品にして、スキルを使うための唯一の手段。
迷宮内ではキャラクターは自力でスキルやアビリティを習得できず、道中で宝箱等から獲得した「ルーン」を装備することで対応したスキルを使用可能になる。
獲得出来るルーンは完全ランダムであり、特定の成長タイプしか装備できないルーンも存在する。
更に中盤以降ではルーン商人からルーンを買ったり、不要なルーンを消費することでルーンの効果を+5まで強化することが可能となる。こちらも発生はランダム。
メビウスの迷宮内専用の通貨である「アルカナフレア」はここで利用する。
これがメビウスの迷宮最大の醍醐味にして曲者。
お察しの通り、基本的に戦術は拾ったルーン頼りとなるのだが、ランダム故に狙ったルーンが出るとは限らないし、拾っても十分に強化出来るとは限らないため、毎回柔軟な対応が求められることになる。
迷宮内部
迷宮内の地形は入る度にランダムで生成され、各階層では次のフロアへ繋がる時空の穴型のワープポイントを目指す。
迷宮内の雑魚戦はシンボルエンカウント制になっており、4の倍数の層はボスフロアとなっている。
また、他にも迷宮内では多種多様なイベントが発生する。以下その一例。
- 薬草/聖水
道端に生えている謎の植物を食べることでHP、道端に落ちている得体の知れない瓶の内容物を飲み干すことでMPが回復する。冷静に考えなくても正気の沙汰じゃない
- 罠
紫の光が見える通路には罠が仕掛けられており、用意無しに踏むと手痛い歓迎を受けることになる。
この罠、バリエーションがやたら豊富であり、爆弾が爆発してダメージを受ける基本的なものから、お金(アルカナフレア)やアイテムを失うもの、FEAR(後述)の接近度が上昇するもの、同層のランダムな地点にワープさせられるもの、敵がこちらに不利な条件付きで襲ってくるもの、フロアの倒した敵が復活する、なんてものまである。
罠は専用のアイテム「時のお守り」で1度無効化できる他、メンバー全員のMPを10使うことでも解除できる。
- FEAR
同じ層に長く居続けると、強力な敵であるFEARが出現し、強制的に戦闘になる。出現の目安は画面左上部のインジケーターで判断可能。
4n層のボスが可愛く見えてくるほど凶悪な能力や初見殺しなギミックを搭載している一方で撃破報酬はレアなルーン2個と明らかに割に合わないものであり、基本的に「戦うべきではない相手」。
幸いよっぽどFEAR接近の罠やワープの罠を踏みまくるか、狙って反復横跳びでもしない限りはそうそう追いつかれることはない。
オーパーツとチャーム
迷宮を進み、節目(4n)の階層でボスを倒すことで「オーパーツ」を入手可能。
基本的に迷宮内のものは外部に持ち出せないが、オーパーツだけは例外となっている。
このオーパーツは拠点の街で鑑定することで、特殊な能力を持つ武器や防具に変換される。
これらの武器や防具の能力値及び追加効果は、毎回ランダムで決定されるので、狙ったものが出るまで粘ってみるのも一興。
微妙だったものは売却に出すことでディグメダルという通貨に変換でき、オーパーツやアイテムにリサイクルできる。
また、入り口の店舗では迷宮内に持ち込める唯一のアイテムである「チャーム」を購入可能。
チャームは最大3種類持っていくことが可能で、持っているだけでパーティ全員がステータス増加や獲得経験値増加などの恩恵を受けられるため迷宮探索が大きく有利になる。
なお、アナザーダンジョンとは異なりカードキーなども消費せず、いつでも入ることが可能。実装時は「外史」本編そっちのけで迷宮に入り浸るプレイヤーが続出した
- 星詠みの書架
それぞれの書物に書かれたお題をクリアしていくことでその本を修復していき、最終的にボスを倒して修復完了、という課題クリア型のコンテンツ。
昔から実装されていた戦槌アルティマニアの強化条件と似たようなことをするコンテンツだが、キャラのレベルや一部条件は予め達成していれば即座にクリアしたことになるのが最大の違い。
ボス戦、FEAR討伐条件では「誓約」という廻生のミッションと類似の縛り(ただし簡単なものがほとんど)があり、これらを達成してクリアすることで追加の修復経験値を得られる。
修復経験値を集めて修復レベルを上げることで更に追加の報酬を得られるという仕組み。
「廻生の導入イベント」「配布キャラ獲得イベントの導入イベント」「ストーリー上は行かなくてもいいが、行けるようになっている場所への寄り道に気づかせるためのサブイベント」等、シナリオ一直線のプレイだと意外と抜け落ちる要素も入っている初心者ガイドミッションとしての意味合いが強い。
ただし石やバディが報酬に入っているため、上級者でもやり得。
それ以外の景品は主に対応の部を現在進行形でプレイしている初心者向けのバッジや装備がほとんど。
なお、第1部編の課題の中には「第1部で行けるようになるアナザーダンジョンをクリアする」というものが一通りあり、その報酬にはグリーンキーが大量に含まれている。特にサクサク課題を処理していける上級者は無計画に進めると鍵の山に埋もれる羽目になるので要注意。
2023年12月時点で「第1部」「第1.5部」「外伝/協奏」「外典」「群像」「仲間」の6カテゴリが実装されており、今後も順次追加されていくと思われる。
- 星詠みの書架≪CHALLENGE≫
星詠みの書架本体から少し遅れて追加された「星詠みの書架」に関連付いたエンドコンテンツで、それぞれの書物のボスのVERY HARD版を攻略することで挑めるようになる第三の難易度。
内容はそれまでの難易度とは大きく異なるもので、簡単に言えばスコアアタック。
具体的にはどれだけダメージを与えても絶対に死なない強化版のボスと5ターン戦闘し、終了後には与えたダメージの合計とボーナス(後述)の合計を元に「スコア」が算出される。
そのスコアの到達ラインに応じて石や天冥増加アイテムなどの報酬が貰える……という内容。
各ボスには従来の「誓約」の代わりに「ボーナス対象」として数種類のパーソナリティが設定されており、「ボーナス対象」に合致するキャラを編成することで各種ボーナスが発生する。
ボーナスのスコアに与える影響はかなり大きく、高スコアの報酬獲得には単純な火力以外にもボーナス対象を意識した編成が重要となる。
エンドコンテンツとは言ったが、一部例外を除きボスの能力自体はHARD/VERY HARD版からステータスが幾らか上方修正されただけのものになっており攻撃の対処自体は割と容易。
また報酬ラインは簡単に達成できるものから廃人上級者への挑戦状が如き超絶高スコアまで広めに10段階用意されており、VERY HARDを何とかクリアできる程度の中級者でも最初の数本は達成できる。
詳細な仕様
以下に示す事項のほとんどはゲーム内説明書にも記述があるが、初回表示の一読で全容を把握することは難しいため、実際に挑戦を行いつつ説明書を読み込んで理解を深めることを推奨する。
- ボーナスの概要
ボーナスの中で最も重要なのは「行動ボーナス」で、これは戦闘中、「ボーナス対象」に合致するキャラが前衛で何らかの行動を取ることでターン終了時に加算される。
加算される量はボスと対象パーソナリティによって異なるが、小さいものでも「30」、大きいものでは「60」や「90」加算されるものもある。概ね該当キャラが少ないパーソナリティほど加算量が大きい傾向にある。
複数のボーナス対象を同時に満たすキャラが行動した場合、合算して加算される。例えば加算量30の条件と加算量60の条件を同時に満たすキャラが行動すれば「90」の加算となる。
更にこの時、ボーナス対象キャラが取った行動が支援/回復行動*50の場合、ボーナスの加算量が1.5倍に上乗せされる。
つまり、攻撃能力が低いキャラは下手に攻撃系の技を撃つよりは仮に無駄撃ちでも支援系の技を使った方が結果的にスコアに貢献できる可能性がある。
また、パーティに編成した後衛も含む全てのキャラがいずれかの「ボーナス対象」に合致する場合、戦闘開始時に「編成ボーナス」が加算される。
編成ボーナス値は一律「1000」と比重が非常に大きいため、無理のない範囲で狙える条件ならば必ず狙った方がいい。
まぁ、一部ボスの条件には達成させる気がないとしか思えないものもあるが……*51
- アナザーフォースの扱い
アナザーフォースにおける与ダメージ合計の増分は表示上のカンストである「999,999,999」が上限で、それ以上は切り捨てて扱われる。
また、AFを使ったターンには行動ボーナスが発生せず、AFボーナスとして固定で「50」が加算されるに留まる。
そのため高スコアを狙っていく際のAFの発動は与ダメージ・ボーナスの両方にペナルティを受けるに等しい状態となる。
ゆえに可能ならば使わないか、使うにしても迅速なバフ/デバフ撒き等の準備用として割り切った方が良いだろう。
メインストーリー第1部クリア後に解放されるコンテンツ。
特殊な時間の流れを持つ「時の揺籃地」で時間を進め、若木を大樹に成長させるミニゲーム。
要はすごろくで、サイコロにあたる「時の石」を作動させ、出た目に応じて400年単位で時代が進行。到達した時代(=止まったマス)に応じて様々なイベントが起こる。
ただし時の石を使うたびに「空間安定度」というものが減少し、このパラメータが0になった時点でゲームオーバーとなり進行状況がリセットされる。
また一部のイベントでは木の状態が悪化することがあり、木が枯れた場合にもゲームオーバーになる。
一部イベントや若木の成長過程で「樹雫の欠片」が手に入り、累計入手数に応じて天冥アイテムやグラスタの欠片などの報酬が貰える。
1日に手に入る樹雫の欠片の数量には制限があるため、毎日少しずつプレイすると良い。
なお、一応提示される「目標」は若木が成熟する「20000年後」への到達。報酬は天冥とかと比べると遥かにショボいのであまり気にしなくて良い。
小ネタ
- オートセーブ
スマホ(PC)ゲームである以上、様々なタイミング、行動実行後に自動でセーブが行われるのだが、実は戦闘に関しては敵を倒したリザルト画面ではなく、戦闘終了後、移動マップに戻ったタイミングでセーブされる。
普段は意識することも無い仕様ではあるが、敵から特定のドロップを狙う場合、リザルト画面でタスキルすると敵の編成内容及びドロップアイテムの厳選が可能。*52
とはいえ、FEARやボスは基本的に特定アイテムのみ確定ドロップ、アナザーダンジョン以外の雑魚敵は無限沸き、アナザーダンジョンにしてもFEAR素材が別途必要な装備も多く、わざわざ少ない戦闘回数で確定ドロップさせる意味はあまりない。ついでにこのゲーム、起動のロードが結構長くて環境によっては1試行に1分近くかかることもあるし率直に言って時間の無駄である
- クロノシリーズとの関連性
開発会社が異なることからもわかる通り、直接的な続編ではなく共通のキャラクターも登場しない。
だが、シナリオ担当が『トリガー』『クロス』の加藤正人であることから、あちこちに同作をプレイした人ならわかるオマージュ要素が取り入れられている。
主なオマージュ要素
- ゲームを始めて直後、森の中に籠の中に置き去りにされている赤ん坊がおり、突然光り出す。これはクロノトリガーEDの追加アニメーションにてルッカが赤ん坊を見つけるシーンと似ている。
- クロノトリガーのエンディングの一つに、猫が時空の穴に飛び込んでしまうものがある。これが今作のサブタイトルである「時空を超える猫」。
- 殺された未来を救けに行こうというキャッチコピーそのものがクロノクロスとリンク。
- 物語が朝起こされてカーテンを開けるところから始まる。ちゃんと閉めることもできる。
- 主人公が猫を飼っている。
- ログインボーナスを届けに来るのが『ヤマネコ』
- ストーリー開始時点で「建国300年の記念祭」の準備中。『トリガー』は建国1000年祭が物語の発端だった。
- 最初の村バルオキーに「アシュティア」という名前のメガネの女性キャラクターがいる。
- 『トリガー』には顔と口調が彼女とよく似たルッカがおり、『クロス』で設定された彼女のフルネームは「ルッカ・アシュティア」。
- 序盤の解説役をしているのは『ゼノギアス』にゲスト出演した際のルッカとほぼ同じ役割。さらにストーリーが進むと…
- 主人公の育ての親であるバルオキーの村長は『クロス』のラディウス村長を彷彿とさせる立場・容姿。
- 主人公の最初のスキルが「回転斬り」。
- アルドとサイラスでアナザーフォースを発動した場合のフィニッシュ「天の導き」の演出が「エックス斬り」そのもの。
- サイラスの存在そのもの
- 固定メンバーが「剣士 / ロボット / カエル男 / エンジニア少女」で構成が『トリガー』とほぼ同じ。
- サイラスの☆5時ヴァリアブルチャント「吼えよ剣、呼べよ嵐!」とクロノトリガーのシナリオチャートの一つ「とけよ封印、呼べよ嵐!」
- (第1部が)全26章というエピソード構成。また「魔王」との決戦を物語中盤で済ませてしまう点。
- 「次元の狭間」という『トリガー』の「時の最果て」や『クロス』の「次元の狭間」っぽい場所が登場。床が石畳であちこちに街灯があるという景色は「時の最果て」そのもの。
- 次元の狭間には「戦えば戦うほど姿が進化して強くなる」ウクアージという『トリガー』のスペッキオのような相手もいる。
- ギルドナの★5クラス名並びに専用装備の名前・効果が「魔王」のもの。
- 他にもそれぞれ『クロス』のキッドやアルフを意識したような容姿・設定の賞金稼ぎの少女「エルガ」、仮面の魔導師「レイヴン」がいる。
- 星の塔、蛇骨島などがある。
- 『クロス』の「ラッキーダン」っぽい「喋る巻き藁」が登場。
- アシュティア加入時に連れている「コロボ」とクロノトリガーのロボの身体デザイン。
- 「HPとMPが全回復した。しかし 空腹は満たされなかった」
- シナリオ担当がクロノシリーズお馴染みの加藤正人氏。オープニングテーマ担当が同じく光田康典氏。
ただし、あくまでオマージュ程度であり、「時間を巡る大冒険」という大まかな骨子は一致するものの中盤から終盤にかけての展開はプレイヤーを大きく驚かせるものになっている。
後に『クロノ・クロス』と正式コラボの際にはさらにオマージュ要素が強化され、両者の関連性を明言してしまったものまである。
追記・修正は猫を追いかけて時空の穴に落ちてからお願いします。
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▷ コメント欄
- この記事読んだ感じだと、課金要素入れるよりも売り切りのDLゲーにした方が良さそうな気がするんだけど… -- 名無しさん (2018-06-01 01:05:40)
- スマホ持ってないんでてPCやゲーム機で出してほしい -- 名無しさん (2018-06-01 01:26:50)
- ↑2今時は「基本プレイ無料」じゃないとなかなかプレイしてもらえないからね。 -- 名無しさん (2018-06-01 01:55:34)
- どっかでSwitchに移植予定があると聞いたような -- 名無しさん (2018-06-01 06:47:34)
- 色々言われてるけど、メインストーリークリアまでなら間違いなく神ゲー。何より絵が良い。是非色んな人にプレイしてみてほしい。 -- 名無しさん (2018-06-01 18:35:17)
- 4月の生放送でニンテンドースイッチ版の販売が決定。価格や販売形態、課金要素等は未定。 -- 名無しさん (2018-06-02 17:33:07)
- 難しいのは分かるんだけど、この収益モデルが確立すれば古きよきゲームが復古できるんじゃないかと思わせてくれる名作 -- 名無しさん (2018-06-09 09:45:27)
- せっかくの良ゲーなのに、たまにソシャゲ脳が湧いて腹いせ低評価付けてんのが残念 -- 名無しさん (2018-07-24 03:44:19)
- 第1章の終わりが見えてからやる気なくなってアンインストールしたよ。 -- 名無しさん (2018-08-30 17:22:14)
- 「最高レアしか出ない」というわけのわからん不具合が発生した模様。なお、現在は修正済み… -- 名無しさん (2018-09-19 05:09:12)
- ↑の問題から起きた騒動によって非常に残念なことになりました -- 名無しさん (2018-09-19 16:19:09)
- 公式から確率操作を自白するスタイル、石配って何事もなく手打ちになるって思ったのだろうか -- 名無しさん (2018-09-19 17:45:42)
- 始めた直後に炎上案件が起きてつれえわ -- 名無しさん (2018-09-24 19:26:37)
- 炎上案件の鎮火が早くて面白くなかった -- 名無しさん (2019-05-29 09:29:13)
- スイッチ版は楽しみにしてたけど、不祥事でもう無理だろうな… -- 名無しさん (2019-06-02 11:24:58)
- 据え置きでやってみたいのう -- 名無しさん (2019-07-14 01:37:24)
- 物は -- 名無しさん (2020-02-10 06:59:15)
- ↑ごめん、ミスった。物は良いんだから据え置きあたりに移植して欲しい。サービス終了後に出来るかわからんし・・・ -- 名無しさん (2020-02-10 07:00:04)
- もとより確率操作の発動率低すぎ、メインストーリー進めるだけならガチャキャラいらない、むしろ使わない方が戦略性出て面白いだったからね。そもそも確定枠そのものが操作じゃないのか? -- 名無しさん (2020-02-13 15:48:30)
- P5コラボでモルガナが活躍したのはなるほど!って感じでしたわ。やるなあ。 -- 名無しさん (2020-05-14 21:54:38)
- テイルズコラボおめでとう〜とても詰まってます -- 名無しさん (2020-12-19 03:56:43)
- コラボシナリオが上手いスマホゲーの一つ。 -- 名無しさん (2021-01-01 04:23:02)
- switch版だが、公式いわく「中止にはなってないんですよ」だそうだが… -- 名無しさん (2021-09-13 13:06:27)
- 今更始めても面白いのだろうか -- 名無しさん (2021-09-30 00:16:40)
- ↑期間限定のシナリオないし、ソロRPGだから他ユーザーとの差を気にする必要もない。シナリオやバトルが気に入れば今からでも面白いんじゃない? -- 名無しさん (2021-10-03 13:36:40)
- この記事ちょっとミスがあるわ。修正したらこのコメ消しといて -- 名無しさん (2021-10-27 18:25:05)
- 頓挫状態だったPC版が決まったのは良い知らせだ -- 名無しさん (2021-10-27 23:44:53)
- クロノ・クロスとコラボとは感慨深い。セルジュたちの性能も配布と思えないぐらい良さそうなのも良き -- 名無しさん (2021-12-09 20:18:12)
- クロノクロスの担当ってどなたかしら -- 名無しさん (2021-12-10 19:08:12)
- キャラの項目分割したほうがいいんじゃないかな。古代・現代・未来に分けるとか。 -- 名無しさん (2022-02-08 12:58:26)
- とりあえずメイン以外のキャラクター部分を分割してみました。 -- 名無しさん (2022-02-08 22:35:35)
- ↑提案から1週間以上間隔を空けるのがルールなので、申し訳ないですが違反です。 -- 名無しさん (2022-02-09 06:06:09)
- ルールは見落としてました。申し訳ありません。当該項目は一旦審議待ちということで良いのでしょうか… -- 名無しさん (2022-02-10 01:50:41)
- クロノ・クロスのリマスター発売が決定したようで…まさかコラボはこのための布石!?とも思ったが絶妙にずれてんだよなぁ…恐らく結構前から準備してたんだろうしどうせだったら発売…までは長いから発表と同時期にコラボとかしたらもっと話題性があったんじゃないかなぁとか思ったり -- 名無しさん (2022-02-12 02:10:56)
- 「ソシャゲ」を語っていて「ソシャゲ要素」というワードも出てくるけれど「これがなければソシャゲ」と言える「ソシャゲ要素」ってなに?そしてソシャゲってどういう意味?どうしてソシャゲって言葉が出てきたの? -- 名無しさん (2022-07-02 17:17:10)
- その部分の筆者ではないので推測になるけど。対人戦とかランキングとかギルドとか、ゲーム内で他プレイヤーと競ったり協力したりコミュニケーションする要素を指して「ソシャゲ要素」としているのだと思います。スルーしていたけど、今調べたらソシャゲ(ソーシャルゲーム)よりはオンラインゲームとかの方が適当ですね。 -- 名無しさん (2022-07-03 01:55:07)
- ↑更新データのダウンロード以外では通信しないし、他者とつながって何かするわけでもないからオンラインゲームとも言いにくい。ぶっちゃけ配信ハードがスマホってだけのスタンドアローンの普通のRPGと言って差し支えない。 -- 名無しさん (2022-07-23 07:24:20)
- その辺も考えて一旦「スマホゲーム」に差し替えといた。より良い表現があったら修正お願いします。 -- 名無しさん (2022-07-23 12:13:14)
- P5コラボで場合によっては敵対するかも…となった時にあっけらかんと「その時はその時で考えよう、今からギスギスしても仕方ないし」とアナデン側が返したため怪盗団が毒気を抜かれたのが印象的だった。本編だとこういう素直に相手いなかったから別の一面見られたのがコラボの醍醐味だなあ。 -- 名無しさん (2022-10-14 06:05:30)
- 良くも悪くも「クロノクロス作った人のシナリオ」って印象を受けたけど、「アナザーエデン 時空を越える猫」ってタイトルや「殺された未来を助けに行く」って言葉の本当の意味が第一部クリアするとわかるの本当に好き。 -- 名無しさん (2022-11-19 15:23:44)
- 色々追加してもらったところ申し訳ないんだけど、魔獣王兄妹の★が逆なので直してもらえたら有り難いです(兄の方が4→5で妹の方が最初から5) -- 名無しさん (2022-12-10 18:48:47)
- アシュティア姉ちゃんは配布+ストーリーだしこっち側でOKなんだろうか? -- 名無しさん (2022-12-10 19:28:11)
- そのつもり。上手く書けずにペンが止まってるので、書ける人がいたら書いて欲しいです。 -- 名無しさん (2022-12-11 00:18:10)
- テイルズコラボ第二弾でシンフォニアとアライズ。ゼロスから「アルくんズ(アルドとアルフェン)」だの主人公組が「お人好しトリオ」と言われててふふふっとなった。 -- 名無しさん (2023-01-09 12:14:50)
- ゼノギアスとクロノクロスがつながってるなら、ゼノつながりのゼノブレイドとコラボしてほしい -- 名無しさん (2023-01-27 11:28:23)
- キャラ達や猫の項目のタグのゲームはなんか余計だから消す? -- 名無しさん (2023-02-25 11:29:11)
- キャラクターの項目についてる例はほぼないようなので消しても良いと思います。 -- 名無しさん (2023-02-25 14:27:15)
- これらの他にもマリオのノコノコやゾンビの屍人や闇人にもあったりして -- 名無しさん (2023-02-25 15:00:07)
- 外伝、泣いた。西方以来だ……(ノーナがマジでメインヒロイン) -- 名無しさん (2023-04-21 00:42:40)
- オクトラコラボのティティはスキルと専用装備の相性が最悪。専用装備は魔力がほとんど上がらないのに対し固有スキルや星導スキルなどは腕力依存にならない魔法攻撃、そのままだとマジで火力が出ない。いくらサポーターとはいえ火力はあって損ないのになぜこんな仕様にしてしまったのか、彼女を満足に使うには最低でもウィズダムナックルやプリズムグラブが必要になるだろう -- 名無しさん (2024-02-08 19:42:06)
#comment
*2 期限有りの対象は「クロノ・クロスコラボ」及び「OCTOPATH TRAVELERコラボ」。イベント開催期間はそれぞれ実装から5年間で、2024年現在いずれも開催期間中。
*3 該当キャラのみで進むキャラクエストも一部存在する(先述した数少ない例外の一つ)が、どのキャラでも必ず1つ以上のキャラクエストでアルドが登場する。
*4 敵が先制行動を使わない限り確実にアルドの攻撃が先に発動する
*5 第2部のサブイベント「普賢一刀流道場」で入手できる専用武器。装備することでシオンとシグレの★5スキルを模した性能の専用スキルを発動可能になる。いらない。
*6 後述の「星導覚醒」導入後はステラバースト時にも発動できないように調整された。
*7 「星導スキル強化」のパネルまで取得後。以下も同様の条件で記述する。
*8 弱点が複数ある場合はどれかをランダムに選定する。
*9 後者に関しては長らく適用されず、当該イベント実装から2年以上開けてようやく追加された。
*10 ボードは風属性キャラのものに準拠。
*11 アンドロイドという役の都合上、かなり音声を加工されているため初見では気付くことが難しい。
*12 『クロノトリガー』におけるサイラスは中世ガルディア王国の騎士団長であり、グレン(カエル)の親友という立ち位置のキャラ。必殺技はニルヴァーナ・スラッシュであり、アナデンのサイラスの必殺技「涅槃斬り」はここから取られていると思われる。
*13 後述のシステムにより火/水/地/風の内いずれかの属性攻撃を扱うことが可能だが、パーソナリティには影響しない。
*14 土は戦闘スタイルを決め、水は属性を決め、肥料はアビリティボードの耐性を変化させることができ、種は追加アビリティを加えることができる。
*15 外典の予告動画から。現時点ではゲーム中では声は充てられていない。
*16 このため一人称は「我ら」
*17 外典『霊長の理と枢機の天秤』第7話より
*18 テキスト上は「パーティ全員」と表記されているが、実際には控えを含む所持キャラクター全員を回復できる。Ver 3.0以降はAFゲージも回復するようになった。
*19 ただし、宿屋と異なりAFゲージを回復する機能はない。
*20 アナザーダンジョンやフェイズシフトのものは入り直すたびに復活
*21 加入キャラに相手作品の主人公格が多いということもあってか半分以上が剣装備者
*22 上げたターンに敵が吹き飛ばしで後衛に送り返した場合を除く
*23 ただし2023年12月に登場したESチルリルのみ、武器種が変わらない。
*24 彼らは「幹の時層」においてはNPCとして存在している。
*25 現時点ではNSのみ対応している
*26 属性はVer 3.1.50より追加。
*27 2023年9月時点で90以上
*28 アルドの場合は「回転斬り」にあたる
*29 アルドの場合は「エックス斬り」にあたる
*30 このうち猫だるまの部屋だけはストーリーの進行によって解禁されるらしく、最初の内は絶対に出ない。
*31 一部のキャラはVCや特定のアビリティ/スキルによってもルナティックを発動、あるいはルナティックの権利自体を再取得できることがあり、このようなキャラは2回以上ルナティックを発動可能
*32 各ZONEの名称は元の名称に「極・」を付加した「極・○○陣」となる。
*33 第1弾のみ「記憶の間」での回想中にも変更可能。
*34 チャージのゲージはパーティのバディ全体で共有されており、★4以下のバディの行動でもチャージ自体は蓄積される。
*35 第3部のフィールドでは15分の周期で全エリアの環境が再配置される
*36 より正確には「キャラがコマンドを実行した時」。1コマンドで複数回行動するスキルを使った場合も蓄積量は1回行動した場合と変わらない。
*37 ただしAF中に発動した場合はMPの消費も起こらない。
*38 ただし、近年では一部の受注条件が厳しいクエストを持つキャラクターにはロックが存在しないことがある
*39 後者は代役を立てるなどして半ば強引に解決することが多い
*40 対象は自力習得するスキルのみ
*41 槌以外でこのような配分はかなり珍しい
*42 杖のみ魔法クリティカル率+70%
*43 味方全体に各属性耐性40%UP(3ターン)/パワーレベル12で耐性倍率70%まで増加
*44 味方全体に全属性耐性30%UP(5ターン)+α/パワーレベル12で耐性倍率60%まで増加
*45 ★5スキル「ジャッジメント」を習得後、かつオーバーリミッツを1所持
*46 第3部中編の裏ボス格と同等かそれ以上であり、実装時点では最難関クラスと言って差し支えない。
*47 あくまで単位は「行動」であるため、「迎撃」「ターン終了時攻撃」や「複数回行動」するスキルを使えば1回のコマンドで2つ以上シールドポイントを削ることも可能。
*48 原作シリーズでは敵の弱点を開示するというアナデンで言えばアシュティアの「ウィークチェック」に近い技だったが、本協奏ではブレイクバトルの仕様によって敵の弱点が常に全て見えているため、妥当な変更と言える。
*49 交換可能な異節/改典のラインナップは群像のエピソード実装時に実装されているもののみ。
*50 定義は行動内容に攻撃効果が含まれていないこと。この「攻撃」には迎撃やターン終了時の追加攻撃、自身以外の味方への攻撃も含まれる。
*51 魔獣天使の「ジオ」「精霊対話」など。2023年12月現在、該当するキャラが上限★4のキャラを含めても合計6名しかいない。
*52 ただし、第3部では敵の編成内容はシンボル毎に固定されている。
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