シークエンタル
シークエンタルとは技の着地から踏切まで、特定の順番で足の踏みかえを行うものです。
バニッシュ、リダイレクト、スキップ、リバーサルの4類型があります。
また、バニッシュにおいて特定の要件を満たすと、ボーンレスというトランジションとなります。
シークエンタルトランジションの解説は、特定の足順を示す必要があるため、このページでは以下の通り、トリッカーのツイスト方向の固定および、表記に一定の規定を設けますが、これには表記の規則などは無いため、便宜上のものとなります。
[表記規則]
・足の地面接地・・・接
・足の地面離地・・・離
表記パターン①
・トリッカーのツイスト方向・・・左ひねり(正ひねり)で固定
・最初の着地足を左で固定。
・足の表記・・・右、左
表記パターン②
・トリッカーのツイスト方向・・・左右どちらのひねりにも対応
・足の表記・・・技の着地時に最初に付く足を「1」、次に着く足を「2」で以後固定
バニッシュ[van](vanish)
表記パターン① 左接→右接→左離→右離
表記パターン② 1接→2接→1離→2離
バニッシュは着地の足順と同じ順序での踏切が行われます。また、足の踏み変え時に方向転換を行い、スタンスの変更が可能です。特徴として、足接地順の関係上、着地局面「1接→2接」で両足接地の状態が発生します。
ボーンレス
リバーサル[rev](reversal)
表記パターン① 左接→右接→右離→左離
表記パターン② 1接→2接→2離→1離
リバーサルは着地の足順と逆順での踏切が行われます。動作の構造上、スタンスの変更は発生しませんが、DOMの180°変更=進行方向の切り返しが可能です。着地局面の「1接→2接」の後、1足にてピボットを行った場合、厳密には1足に小さな離接が発生しリバーサルと捉えることができますが、ピボット動作を足の離接とせずリバーサルとして扱われることがあります。
リダイレクト[red](redirect)
表記パターン① 左接→右接→左離→左接→右離→左離
表記パターン② 1接→2接→1離→1接→2離→1離
リダイレクトは着地局面「1接→2接」の後にアジャストメントステップ「1離→1接」が入り、踏切局面「1離→2離」へと移行するトランジションです。足の踏み変え時に方向転換を行い、スタンスの変更が可能です。
スキップ[skp](skip)
表記パターン① 左接→右接+左離→左接+右離→左離
表記パターン② 1接→2接→1離→2離
スキップはバニッシュの着地局面で両足接地をしないトランジションです。バニッシュと異なり、跳んでいるような動作となり、ローテーションを稼ぐ動作も可能です。足の踏み変え時に方向転換を行い、スタンスの変更が可能です。
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