クリス

ページ名:クリス

イラスト:谷神様(@yagami_yu

プロフィール

フルネーム
大月クリス
フリガナ
オオツキクリス
登場作品
AUC
年齢
451
誕生日
新:宇宙開拓(SF)歴6084年7月5日(年に関しては戸籍登録年)
旧:刻碑歴550年7月5日(ブリアティルトで存在が確認できた年月日)
身長
168㎝
一人称
二人称
貴方、~様、~さん(部下にあたるメイド達)、呼び捨て(本当に親しい相手)

創業年数400年以上を誇る交易商「大月商店」が雇用するメイド達を統括するメイド長。異世界からやってきた不老不死者であり、ブリアティルトへやってきた際行き倒れていた(本人曰く「身体の老化はないし、死なないが飢えはするし喉の渇きもある」)所を当時大月商店を始めた 「大月松花」によって助けられ、それを縁に松花と養子縁組をしてブリアティルトでの戸籍を獲得している。その為、松花の実子である「大月涼子」とは義理の姉妹の関係でもある。

メイド長としてメイドを統括するだけでなく創業当時から大月商店の経営に深く携わり、主である松花と共に大月商店の地位を確立させ、松花の伴侶であり異世界人であったレオンに自身が習得している次元転移魔法を授け(ただし彼の世界の住人の能力が不足していた為、この魔法を使えるようにするにはそれなりの期間の研究を要している)、ミノミンを始めとした彼の世界とブリアティルトを繋いだ立役者でもある。

また「大月花蓮」を始めとした孤児など身寄りのない子供の中で見込んだ子を引き取り、養子として迎えて大月商店のメイド(ボーイ)として一人前の人間として育て上げるなど人材発掘・育成についても積極的であり、大月商店の安定した労働力の確保にも一役買っている。
なお、引き取った子供に関して彼女は「大月商店で働き続けてくれればいいが、自分で自分の道を選んで歩むのが一番」というスタンスを取り、それが出来るように教育を施しているが、彼女に恩義を感じているからか大体は伴侶が見つかるまで大月商店で働いている事が多い(中には縁を断ってまで生涯勤め上げた子も存在する)。

立場上表向きはクールにふるまっており、付き合いが浅い人物からはクールな人物と思われているが、実際は「怒」以外の感情をよく出す激情家。時折「怒」の感情を出しているように見えるのはあくまで見せかけ(本人曰く「怒る事がないと思われれば甘く見られてしまう為」)であり、本心で怒っている事はほとんどないが、彼女から見ての「裏切り行為」に関しては過敏に反応し、見せかけではなく本気で怒りを見せる事もある。

 

長らく大月商店のメイド長として陰でサポートをし続けていたが、第35周期からは諸事情による涼子の戦線離脱に伴い、その代役として出向という形で表舞台に立ち、「元の世界で得た」とされる経営手腕や回復魔法、転移魔法を駆使してヴァクセン隊及び自身を傭兵として雇用した部隊のサポートを行っているが、その際にはメイド服ではなく、自分なりにアレンジした巫女装束を身にまとっている(下記イラスト参照。イラストは谷神様(@yagami_yu))。

 

第55期末期には主である大月松花がミノミン達が住む世界《宇宙開拓世界(スペース・フロンティア)》への移住が決まった為、それに伴い彼女も付き従う形で《宇宙開拓世界(スペース・フロンティア)》へ移住している。それ以降は大月松花専属メイドとして活動するようになるが、どちらかというと松花からの頼みで神無月家の人達の仕事のサポートをする機会の方が多くなっている。

――――

すでに滅亡している(「クリスナーガの生前の設定参照」)が、元の世界での彼女はクラウディスという名の地方領主であり、三代目魔王(クリスナーガの父親の後継者)となる「クリフォード・クラウディス」という名の「男性」だった。

彼の実力は個の強さは人より上の魔族の中でも一線を画す程であり、人が相手である場合は1000、2000の軍勢ならば単独で裕に殲滅できた程。また、世界的には多人数の術師がいてようやく使える転移魔法を単独で使える人物(後に研究して次元移動すら可能となる)でもあり、「警戒が薄い時期を見計らい、転移魔法を用いて敵本陣を単独で強襲。総大将や軍師など高級士官を仕留めて指揮系統を壊滅させる」という戦法を好んで使用している。

元々は地方領主に過ぎなかったが、大戦歴1000年に二代目魔王の娘であるクリスナーガから同士討ちと敵対する「人」勢力の攻勢により勢力比にして「2:8」と窮地に陥っていた魔族の勢力を1つに束ねる為の協力を要請された際、(覚悟を試す為に)「彼女の全て」を対価として要求、承諾された事で魔族を束ね、人勢力との戦いに身を投じていく。なお、この間に「ミノミン」達がこの世界に偶然来訪、協力してもらった事で彼女達との縁が出来ている。

戦いに身を投じてから5年が経過した大戦歴1005年。2:8と大きく押し込まれていた魔族と人の勢力比は五分五分に戻り、更に彼主導による史上初めての休戦協定が締結。それまでの戦功もあり、彼が三代目魔王となる事で魔族も1つにまとまり世界には平和が訪れた。しかし、(全て返り討ちにしているものの)人魔族問わず彼の存在を疎んじた者達(それらは権力者達であり、民衆は両陣営とも平和になった事を喜んでいた)による襲撃は後を絶たず、「敵の敵は味方」理論で人と魔族が手を組んでまで襲撃してくる事にうんざりした彼は、大戦歴1062年に異世界へ出奔した(行き先は適当だったが、結果としてブリアティルトに流れ着いた)。

出奔を決意する決定打となったのは、最後の襲撃でクリスナーガの存在を大義名分にされたものだった。彼は事実無根である事は知っていたが、一応クリスナーガに関わりについて確認した所「貴方が思うように私を処断してほしい」と肯定も否定もしない回答をされた(かつて彼はクリスナーガを試したが、今度は自分が試される側になった)為、それによって彼女を疑うようになると同時にそんな自分に自己嫌悪を抱いた事から出奔を決意した。

 

なお、出奔の際にはかつての自分を全て捨て去るつもりで今の姿になった(それに伴い、元の世界のような戦闘能力は喪失している)が、元の世界の彼は下記の通り冷静かつ力強さを感じる容姿であったという(イラストはE2Y様(https://skima.jp/profile?id=53857))

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧