イラスト:しっぽ。様(@Ohk_t)
プロフィール
- 登場作品
- AUC バースセイバー
- 誕生日
- 宇宙開拓(SF)歴3430年10月14日
- 性別
- 男性(擬人化時は女性)
- 身長(擬人化時)
- 167cm
- 一人称
- 俺
- 二人称
- 煉獄基準で味方に対しては「~さん」。敵に対しては「呼び捨て」。名前が分からない相手に対しては「あんた」
ミノミンが扱う「魔砲」と呼ばれる「男性の意思」を持った銃器で、完成後に行われる性能試験の結果、「兵器として実用に耐えられない出来」と評価され、解体処分が決定されたという過去を持っている。
解体される事自体もさることながら、それ以上に兵器として生まれながら兵器として誰かに使用される事もなく解体されるという事実に落胆した彼だったが、解体待ちの間に「訳」を聞いた上で「訳あり品」として超格安でミノミンに買われる事になる(彼の「煉獄」という名は、この時ミノミンによって名づけられている)。
彼女は「別次元の世界での話相手が欲しかった。すごく安かったから買った」と話しており、彼の事を兵器とはあまり見ていなかったが、彼との相性は同調率でほぼ100%をマークする程良好(通常は80%前後、相性が良いと90%前後、専用オーダーで専用者は95~98%、専用者以外では40%前後が基準となっている。ちなみに煉獄の性能試験結果は10%未満)であり、結果として戦闘日常問わず相棒的存在となっている。
思惑はどうあれ解体処分から自身を助け出してくれ、また自身の専用の使い手とも言えるミノミンに対し絶対の忠誠服従を誓っている。
製作者はミノミンの友人であるリーナ。煉獄は元々「(当時としては)史上初の複数のモード(発射する弾の種類のみならず、投影機など非戦闘用のモードも後に実装されている)を選択・使用できる機能を持った魔砲」として製作され、実際成功したものの「極端に適合者を選ぶ」というデメリットを抱える事になってしまった。……というのは表向きであり、実際はリーナがミノミンの「別次元の世界での話相手が欲しかった」という願いを叶えるために、最初から意図的にミノミン専用魔砲として製作されている(この事実は煉獄本人も知らずリーナのみが知っている事実である)。
なお煉獄の拡張性は非常に高く、新機能実装の際にテストベッドとして利用されている。その為「(現存する中では)最古の魔砲」とされていながらも、最新世代と同等の性能・機能を有している。
ちなみに彼はAIで設定されている性別は「男性」だが、後述の4世代の機能を用いて人型化する際には上のイラストのように「女性」の姿となっている。これは煉獄をテストベッドにして試験的に実装された際の4世代の機能が「人型化する際の姿は持ち主が影響する(正式に実装された時には後述のように自由に姿を設定できるように改良されている)」為で、彼のその姿は主であるミノミンの亡き母親と瓜二つとなっている。すでに亡くなって永い時が経過していた為、ミノミン自身はその姿を見ても「誰だか分らないけど懐かしい感じがする」程度でそれが自分の母親の姿であることは覚えていなかったが、それでも「出来たらその姿でいてほしい」と願い、また後に心ならずとも彼女の母親が亡くなる原因を作ってしまったリーナから話を聞いた結果、そのまま女性の姿を貫いている。
魔砲について
魔砲は彼女の世界で高価ながら量産、販売されている武器の一種で、意思(厳密には超高性能なAIだが、魔砲自身、製作者双方とも「自我を持っている」「意思を持たせている」としている為、AIと表現するされるのは否定的)を持つ重火器。
魔砲にかかる重力の反対方向に力を発生させ重量を低減させる「反重力装置」を内蔵、「ナノマシン処理によるメンテフリー」、魔砲が調整、修正する事で「口径さえ合っていれば弾の材質、形状を問わずに射撃する事が可能」など、運用面に関して易しい仕様が特徴的だが、それ以上に特徴的なのは「(使い手との)同調システム」となっている。
「同調システム」は文字通り魔砲が使い手と同調し、使い手と一体化するというシステムで、使い手と一体化する事で並の重火器の性能を越えた性能を叩きだすが、同調が上手くいかない場合はその性能は大きく減少するという一長一短なシステムとなっている。
しかし「意思」を持っているという点とこの「同調システム」によって、魔砲は使い手にとって単なる兵器ではなく「相棒」と呼べる存在へと昇華されており、それが人気を呼び「高価ながら量産、販売されている」大きな理由となっている。
ちなみに魔砲にも世代という物が存在し、1世代では「上記の魔砲の根幹をなす機能」、2世代で「複数のモードを選択・使用できる機能」、3世代で「本体の縮小機能(最小でキーホルダーサイズにまで縮小可能)」、現在最新の4世代で「持ち主の気(魔力、霊力と言った特殊なエネルギー)を用いて人体を形成する事で人型になれる機能(見た目は外見データを登録する事で自由に設定できる)」がそれぞれ付与されている(煉獄は2世代の機能を試験的に実装されているという事で1.5世代に該当するが、性能・機能そのものは最新世代でも屈指の性能にアップデートされている)。
余談ではあるが、魔砲の解体は魔砲のAIとナノマシン両方をほぼ同時に機能停止させなければならない(AIのみだとナノマシンがAIの機能を回復させようとし、ナノマシンのみだとAIが「生き残るために」ナノマシンの機能を回復させようとする)為、通常の兵器の解体よりも手間がかかる。
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