クリスナーガ

ページ名:クリスナーガ

イラスト:Momoyama様(@Momoyama_Minto

フルネーム
クリスナーガ・クラウディス
登場作品
バースセイバー
年齢
20代中盤~後半(外見年齢)
誕生日(元の世界での誕生日)
大戦歴872年12月25日
身長
169㎝
一人称
二人称
貴方、~さん
 
ダーザインに所属する部隊「Gespenst」の一員。愛称は「クリス」。
物腰柔らかだが世間知らずでおおよそ「お姫様」を連想させる性格(実際、後述の通り生前はお姫様、王妃の立場にいた)だが、その一方で何があってもへこたれない芯の強さ、世間知らずを自覚しつつ改善しようとする勤勉さも持ち合わせている。
ちなみに既婚者だったが、夫は異世界へと旅立ってしまっている。生前は叶わなかったが彼と再会する事を望んでおり、「マスター」の趣味(?)の手伝いをする傍ら、彼を探している。
彼女はVS能力として「時間操作」を持っている(生前は持っておらず、意図的かは不明だがマスターによって召喚された際に得られた模様)が、「時間の経過を早めるあるいは遅くする」のが精いっぱいで、所謂「時間停止」は出来ない。
戦闘ではアタッカーを担当するが、単純な火力が高いアタッカーは彼女以外に数多く存在する為、自身の能力を活かして「スキルを用いて自身はCT貯めを早め(チャージ)、相手のCT貯めを阻害する(CT減攻撃)」という補助的なアタッカーという立ち位置になっている。
余談だが、彼女の生前の世界的に巫女装束は存在しない。その為、同じGespenstのメンバーの衣装を参考に自分なりにアレンジ(主に羽や尻尾を出しても問題ないように背中の部分が大きく開いた白衣、尻尾穴がある緋袴など)した巫女装束を自作して着用している。本人曰く「皆さんが着用しているのでこの衣装(巫女装束)がこの部隊の制服だと思っていました」との事。これについては後に誤解だと気づいたが、他のメンバーと違う服装に変えるつもりはなかったのか、巫女装束のままで過ごしている。
 
生前の設定
世界相「オールド・ミスティック(T-/M+)」に位置していたとある滅亡した世界の出身。彼女がいた世界では人と魔族(人間より力のある個体かつ「人」と対立する種族あるいは個人を指す)が争っており、彼女は二代目魔王(魔族を束ねる存在)の娘、そして後に三代目となる魔王の妻という立場だった。
前半生は平和で身分相応な人生だったが、後半生は苦難ばかりであり、大戦歴998年(当時126歳)には人側の「勇者」によって父にあたる二代目魔王が討たれた事で曲がりなりにもまとまっていた魔族は自勢力拡大の為に(第三者から見れば)同士討ちを始め、その隙を人側に突かれて大戦歴1000年を迎えた頃には人と魔族の勢力比はほぼ互角の状態から2:8の劣勢に追い込まれる事になる。
その状況を危惧した彼女は「魔王の娘として」自身を慕ってくれる者達と共にもう一度魔族を束ねるべく協力してくれる力のある領主を探すが、親の威光もない小娘である彼女に協力する領主はなく、唯一応じてくれたのが辺境に位置する領主であり、後に三代目魔王となる「クリフォード・クラウディス」という青年だった。
とはいえ無償というわけではなく、彼は「彼女の全て」を対価として要求。これは覚悟を試す為の提案だったのだが、彼女は即座に了承。彼女の覚悟に感じ入った彼はその後自身の全てをもって彼女の願い「もう一度魔族を束ねる」為に奔走する事になる。
そして大戦歴1005年には人と魔族の勢力比は再び五分五分に戻ち、更に史上初めての休戦協定が締結。魔族もクリフォードが三代目魔王に就任して再び一つにまとまった事で彼女の願いは叶う事になった。ちなみにこの間、彼女はクリフォードからひどい扱いを受けるという事はなく、むしろ政治学から戦闘術、家事に至るまで為政者として、一人の人として自活する為の術を教わっている。
休戦協定が締結された事で平和になったがそれが続く事はなく、休戦協定締結後からその存在を疎んじた人及び魔族からの襲撃にうんざりした魔王クリフォードが大戦歴1062年に異世界へと出奔(結果最後となった襲撃はクリスの存在を大義名分にされたものだった。彼は事実無根である事は知っていたが一応クリスに関わりについて確認した所「貴方が思うように私を処断してほしい」と肯定も否定もしない回答をされた為、それによって彼女を疑うようになると同時にそんな自分に自己嫌悪を抱いた事から「逃げ出した」というのが出奔理由。ちなみにクリスが「否定しなかった」のは疑われた時点で否定しても無駄だと感じたからで、しっかり否定していればこのような事は起きなかったとされる)すると、再び世界は戦火に見舞われる事になる。彼女は争いを収めるべく抗うものの、先の時と同じく自勢力拡大を図り分裂した魔族の協力は得られず、結果敗北。捕らえられて慰み者とされその人生を終えた。
ちなみに世界はその後、人が魔族を完全に駆逐し人の天下となるものの、今度は人同士で覇権争いが勃発。大地が戦火に見舞われ続けた事で作物が採れなくなり、最終的に生物は死滅。ダーザインの基準では「滅亡した世界」と化している。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧