イラスト:しっぽ。様(@Ohk_t)
ミノミンと同じ世界からやってきた女性で、ミノミンと同じく後天性の不老不死者。
ミノミンとは友人関係にあり、ミノミンが扱う魔砲「煉獄」の製作者兼専用整備士でもある。
職業は「インダストリー」という施設で働く科学者兼職人で、ミノミン達次元冒険家から得られた情報や物質を基に世界の科学の進歩発展の為の研究をする傍ら、魔砲を始めとした様々な物を生産している。
「インダストリー」は一言で言えば「研究所兼工場」であり、あらゆる分野を研究し、あらゆる工業製品を生産している為、その道を志す人間は1人も例外なくインダストリーで働いている。
なおインダストリー自体は1つではなく、一定範囲内につき1つ建設されており、リーナはその中で中心的な存在のインダストリーに勤務している。
友人のミノミンから報告も兼ねたブリアティルトの旅話を聞かされる度に自身もブリアティルトに行ってみたいと思うようになるも、彼女の世界では「黄金の門に認められたミノミン以外ブリアティルトへの通路は通る事が出来ない(普段は黄金の門の力によって封鎖されている)」ので諦めていたが、どういうわけか「ミノミンと一緒であれば」という条件で彼女も通る事が出来るようになった為、喜び勇んでブリアティルトへとやってきた。
一時期ブリアティルトに来なかった時期もあったが、それは彼女の世界でインダストリー関係で問題が生じその対応に追われた為。現在はその問題も解決し、再びミノミンと共にブリアティルトへやってきている。
戦闘力は持たない彼女だが、「元気水(人によってげんきみずともがんきすいとも呼ばれる)」と呼ばれる特殊な成分を含んだ水を使った支援を行う。元気水には「疲労回復(再行動)」「身体能力強化用(増加の指輪)」「治療用(回復の宝珠)」の3種類に分類されている。
ミノミンの事が好きであり、ミノミンの事になるとポンコツになりがち。大体の願いは融通をきかせて叶える一方で、精神的に追い込んで落ち込む姿を見て悦に入るなど、彼女がミノミンへ向ける愛情は非常に歪。
インダストリーについて
リーナが働いている「研究所兼工場」で、一定範囲内に1つの割合で建設されている。規模はおおよそ1つの星程度。あらゆる分野を研究し、あらゆる工業製品を生産している為、その道を志す人間は1人も例外なくインダストリーで働いている。
設立は統合政府が現体制に移行した年であるSF歴3035年。
次元冒険家によってもたらされた異世界の技術を解析、自分達の世界の技術と融合・使用するための研究も行われている。しかし融合させた際に想定外の挙動が起こり、それが小規模ながら機械達による反乱のような物に発展してしまった事もあり、現在は融合はせずにそのまま使用あるいは使用できない場合はそれを再現という形で使用できないかという研究へとシフトしている。
インダストリーの裏の顔として世界の全ての技術の管理(必要であれば技術封印も行う。上述の融合技術は全て封印された)、反乱分子の監視(必要であれば統合政府に要請して早期鎮圧)などがある。
語られていない裏設定
統合政府を現体制にし、未来永劫継続させる為に技術提供や現最高権力者及びその側近数名を「自身と同じ後天性不死者にする」と言った形で協力。また裏の顔も含め、インダストリー設立に携わった人間の1人。
元々はセルという名のナノマシンを含めた細胞関係の技術に優れた惑星の住人。惑星セルは「自分達を不老長寿(当時はここまでが限界だった)にさせ、体制を永く継続させて権力を振りかざし私腹を肥やそう」という考えの基、協力命令を受けたのを拒否された事で激怒した統合政府(前体制)の重鎮達の手によって消滅しており(表向きは惑星同士の衝突によるものとされているが、実際は人為的に破壊されている)、たまたま他の星に留学していた事で難を逃れた唯一の生き残りとなったリーナは復讐のために事故死に見せかけて「かつての自身を殺した」後、戸籍その他を今の物へと変更し、自身を被検体として当時は研究途上だった後天性不老不死化技術の研究に没頭。どうにか技術完成にまでこぎつけ、上記の通り現体制の最高権力者及びその側近数名に技術提供をし前体制打倒の協力を行った。
上述の通り彼女は自身の戸籍その他を改竄している為、公式での彼女の生年月は「宇宙開拓(SF)歴3000年1月11日」とされているが、実際の生年月は「宇宙開拓(SF)歴2883年11月11日」であり、不老長寿技術を後天性不老不死化技術に昇華させるのには120年ほど要した。
インダストリー設立については彼女としては裏の顔の部分の方が大事であり、復讐のため前体制に与していた人間は残らず根絶やしにするなど現体制の維持に積極的に協力した。その為前体制側には強く恨みを持たれており、根絶やしにするまでは度々命を狙われていた。その中には後に友人となるミノミンを巻き込んだ事件(表向きは爆発事故として処理されている)も含まれている。
復讐を完遂し、また復讐をされ復讐者を全て返り討ちにした経験を持つ彼女にとって、復讐に対して綺麗事を述べる人間は信用に値しないと思っている。彼女の復讐に対するスタンスは「復讐をしなければ前に進めない者もいる」「復讐が終わった後の事は実際に終わった後に考えればいい」「復讐の連鎖など相手を全て滅ぼせば終わる」「復讐をする者はそれらを覚悟した上で行うべきであり、覚悟が出来ないなら綺麗事に呑まれるべき」「当事者ではない者は関わるべきではない。徒に心身共に消耗するだけ」である。
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