フィーア

イラスト：谷神様（@yagami_yu）

プロフィール

登場作品

AUC

年齢

22（この姿になった年数）

誕生日（ブリアティルトで存在が確認できた年月日）

刻碑歴996年9月5日

身長

165㎝

一人称

僕

二人称

君、～さん（私の場）、～様（公の場で自身より立場が上の相手）、呼び捨て（本当に親しい相手）

 

ブリアティルトで全土を巻き込んだ大戦が始まる約1年前に「シルフィード」と共に「大月クリス」を追って異世界からブリアティルトへやってきた女性。大月クリスとは元の世界では幼馴染で、兄弟同然に育ってきた間柄。

とある事がきっかけで異世界へと行ってしまったクリスを追って、彼女もシルフィードと共に数多くの異世界を渡り歩き、年数にして22年かかってようやくブリアティルトへ到達。クリスとの再会を果たした。

しかしその姿は彼女の知っている姿ではなく、再会時には怒りをあらわにしたが、すぐに気持ちを切り替え元の世界の時と同様に親友としてクリスの傍にいるようになる。それに伴い、大月商店のメイドとして雇用される。

 

クリスとの再会から約1年後、ブリアティルトで全土を巻き込んだ大戦が始まり、大月商店も主である松花の恩人達が在籍する部隊「ヴァクセン」に対して人材面も含めて全面的なバックアップをするようになった事に伴い、彼女も出向という形でヴァクセン隊に合流。一隊員として大戦を戦い抜く事になる。なお、彼女が所属する部隊は別動隊の方で、主力はミノミン達ブリアティルト外の人間である事から、クリスや副メイド長の「大月花蓮」とは違ってメイド服のままでの参戦となっている。

 

――――

すでに滅亡している（「クリスナーガの生前の設定参照」）が、元の世界での彼女は「クワトロ・スティレート」という名の「男性」であり、スティレートという名の地方領主だった。元々は四男で家督相続は絶望的であったが、父親長男が戦で戦死。次男三男が家督を巡って対立して共倒れになってしまった事で、結果的に彼が家督を相続する事になった。

後の三代目魔王となり、また大月クリスとなる「クリフォード・クラウディス」とは領地が隣り合っていた事と、前述の通り家督相続は絶望的だった事もあって、よく遊びに行き、共に鍛え学んだ仲（隣接している領主の子を通じて誼を結べる事から、互いの親から公認されていた）。その後、家督を相続した彼は従属吸収という形でクリフォードの傘下に入り、右腕として主に軍隊指揮と内政にてその力を発揮していった。

その後、三代目魔王となったクリフォードが突如異世界へと行った（逃げた）理由も勘づいており、「連れ戻すつもりはないが、彼にとって『都合のいい女』となる事で諸々の事を忘れさせ、傷ついた心を癒す」という決意の下、クリフォードが異世界へと行く前に残していった書物から「次元移動魔法」を3年かけて習得し、異世界へと旅経つ直前に今の姿となり再会を目指して異世界を渡り歩く事になる。そういった事情もあり、再会したクリフォードが大月クリスという女性になっていた事に対して「自分の決意は何だったのか」と怒りをあらわにするも、（少なくとも表向きは）吹っ切って新たな人生を歩んでいた事には安堵したようである。

なお、元の世界における彼は下記のような優し気な雰囲気をまとう容姿であったという（イラストはE2Y様(https://skima.jp/profile?id=53857)）