香川真司

ページ名:香川真司

登録日:2011/05/19 Thu 20:26:53
更新日:2023/08/18 Fri 10:32:28NEW!
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香川真司は日本のサッカー選手。兵庫県神戸市出身。
2015年3月現在、ドイツブンデスリーガのドルトムントに所属。



ミランの本田圭佑インテル長友佑都、シャルケの内田篤人らと共に目覚ましい活躍を見せ、日本サッカーの明るい未来と希望を見せてくれる選手の一人。


無論、うどんは関係無い。





中学時代に一気に才能が開花した早熟タイプ。各年代の代表を経験しており、顔に似合わずエリート街道を歩んできた。


本人曰わくルーツはFCみやぎバルセロナのジュニアユース。
この時期に目覚ましい活躍を見せ、ナショナルトレセンやU-15日本代表に選出。
以後、各年代の代表に選ばれるようになる。
その後、宮城県黒川高等学校に進学し、高校1年生の時に日本クラブユースサッカー選手権大会に出場。
翌年も一歳上のカテゴリーであるU-18日本代表に選出される。
このあたりからJのクラブに注目され始めると、同年にセレッソ大阪と仮契約を交わした。
このときJFAの定めた規定により、あくまでも仮契約となるが、翌年に晴れて正式契約を結び、高校在学中にプロ選手となった。
2006年はトップとユースを行ったりきたりしていたが、2007年シーズン中盤からはレギュラーに定着。
リーグ戦35試合の出場で5得点12アシストを記録するなど、10代の選手としては異様な活躍を見せる。






何かとイケメンが優遇される現代社会において、フツメンでも頑張ればやっていける事を身を持って証明してくれた。





【プレースタイル】
ポジションはセカンドトップ、サイド、トップ下。かつてはボランチでもプレーしていたとか。
小柄ながらスピードと技術を持ち合わせ、ドリブルとクイックネスはブンデスリーガの舞台でもトップクラス。
その真骨頂は抜群の嗅覚。
裏抜けや相手の死角に入る動き、なによりスペースを見つける動きはピカイチ。
スペースでボールを受けるとバイタルの密集地帯をドリブルでスルスルと通り抜け、前が空くとシュートを打つ。と言う形を得意としている。
キック力は強くないがGKとの駆け引きが上手いため、ミドルレンジからシュートを決めることも多い。
ブンデスリーガの前半戦ではチームトップタイの17試合8ゴールを記録。


シュートに行くまでの一連の動作が早いので、DFがプレスをかける前にシュートを放てる。
かといってむやみに突っ込めばドリブルでいなすかファウルを貰うので、ドイツの屈強なDFも手を焼いている。
反面、ドリブルに自信があるためか、玉離れが悪い。たまに見ててイライラする。実況や解説からもたまに指摘されてる。
その上ボールロストも多いため相手の攻撃の起点になることもしばしば。



  • ドイツ移籍

2010年7月1日に4000万円でドイツの名門、ボルシア・ドルトムントに完全移籍。伝説の幕開けである。
ちなみにこの移籍は10-11シーズンのブンデスリーガに置ける「最もお得な買い物」と言われている。


ドイツ移籍後の活躍は皆さんご存知だろう。ルールダービーでシャルケ相手に2ゴールぶち込んでからすっかりサポーターのお気に入りとなった。
以後も、リーグ戦とELでコンスタントに活躍し、名実共にドルトムントの中心となっていく。
当初は「大阪で買った激安寿司」であった監督からの評価も「極上の寿司」へと格上げされた。
余談だがユニフォームの売上も10-11シーズンではチームトップである。



キッカー誌からの評価が高く、平均採点はブンデスリーガ内ではフンメルスに次ぐ二位。


ちなみに前半戦のMVPというのは公式サイトの「香川は前半戦で最も素晴らしい活躍をした選手の一人だ」と言う記事を誤訳か、あるいは誇大解釈したもので、
実際にそのような賞はない。
つまりほとんどデマ。
選手投票による前半戦MVPはヌリ・シャヒンに次ぐ二位につけた。それでも大健闘である。


2012(-13)年、イングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドに移籍。
マンチェスターシティのスペイン代表ダビドシルバのような、敵バイタルエリアで決定的なチャンスメイクを創出する役どころを期待されるも、
ウェインルーニー、ロビンファンペルシといったワールドクラスのストライカーたちに遠慮したのか、
自ら相手DFラインを切り裂くといったドルトムント時代の動きははほとんど見せなかった。
控えとして途中出場することが多く、ボールロストを恐れる余り、無駄に時間を遣う後ろ向きのパスが多かった。


2013(-14)年。香川を呼び寄せた張本人であるファーガソン監督がリーグ優勝を置き土産に勇退。
前シーズンまでエバートンを指揮していた、後にプレミアリーグ屈指のネタ監督であることが判明するデイビッドモイーズがやってきた。
モイーズの指向するサッカーは、香川が得意とするショートパスを繋いで敵のディフェンス陣を崩すといったものではなく、
両サイドからセンタリングでゴール前にボールを運び込み、フィジカルの優位性を利用してゴールを奪うというスタイルだった。
よって小兵であり、(指揮官から見て)リスクを負わない積極性に欠けるプレーをする香川はベンチにすら入れないといった事態に追い込まれる。
さらに泣きっ面に蜂とばかりに、14年冬移籍、香川とプレイスタイルも体格も似ているスペイン代表のフアン・マタが、ライバルであるチェルシーから移籍した。
香川の主戦場であるトップ下において、指揮官の選択順位がさらに下がり出場機会も減少。
その結果、プロキャリア初となるリーグ戦得点0のまま終える散々なシーズンとなってしまった。
なお13-14シーズンはW杯(ブラジル大会)開催年度であり、
本来であれば、都落ちと言われても14年冬のタイミングで出場機会が期待できるチームに移籍し、戦えるコンディションを整えておくべきところであるが、
スポンサー契約などの大人の事情によりマンチェスターユナイテッドに残留した。
結果、当然のようにW杯で本来のパフォーマンスを見せることができず、日本代表グループリーグ敗退の少なからぬ要因となってしまった。


2014(-15)年。
W杯をふいにしてまでこだわったマンチェスターユナイテッド残留だったが、
香川在籍中4人目の監督となるファンハールにもこれといったストロングポイントを示せぬままプレシーズンを終え、開幕を迎えることになった。
マンチェスターユナイテッドにおいて完全に余剰戦力となった香川ではあったが、捨てる神あれば拾う神あり。
マルコロイスやイルカイギュンドアンなど中盤に故障者が続出していた古巣ドルトムントからオファーが届き、
夏の移籍締め切り直前に古巣であるドルトムントに移籍した。
復帰初戦で得点する活躍を見せたが、ドルトムントのように高いインテンシティを求めるプレイスタイルにすんなり入るなど、どんな選手でも困難である。
「ドイツに戻ればバラ色だ」という意見は完全に間違っているし「ドルトムントに戻ったのに活躍できねぇじゃん」という見解も誤っている。
14-15シーズンは、あくまでも古巣のプレイスタイルにフィットすべく香川自身が学習・順応してゆく年になるはずだ。
ちょうど2年前レアルマドリード→リバプールを経て古巣に戻ってきたヌリシャヒンのように。
14-15シーズン、われわれが香川のためにできることと言えば、生暖かく見守ることだけなのだ。




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  • 福岡ソフトバンクホークスで活躍する長谷川勇也に似ている -- 名無しさん (2014-05-26 10:33:36)
  • さて、4年後に活躍できるだろうか? -- 名無しさん (2014-06-25 19:16:23)
  • やっぱ黄色のユニフォームだな -- 名無しさん (2014-09-14 09:21:24)
  • マンU時代には見せたことがないほどのスッゴイいい笑顔だったw -- 名無しさん (2014-09-14 12:19:53)
  • 代表ではやっぱり活躍できない・・ メディアが不自然なまでに擁護するのも裏目に出てる。 -- 名無しさん (2016-09-09 16:26:11)
  • 連携で活きる選手でエースではなくエースを活かす選手だからねえ。どうしても連携がインスタントになりがちで現状エース扱いされる代表は致命的に相性が悪い。 -- 名無しさん (2016-09-16 22:18:36)
  • 代表だけじゃなくてクラブでも居場所がなくなりつつあるよ。CLではついに召集外になった。 -- 名無しさん (2016-09-28 13:32:13)

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