登録日:2012/09/04 Tue 02:13:01
更新日:2023/08/12 Sat 19:44:04NEW!
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clamp 漫画 アニメ 別冊少年マガジン 講談社 xxxholic tbs production_i.g 斬鉄剣 ccさくら 4月1日 クロスオーバー 豪華声優陣 妖 実写化 06年春アニメ 08年春アニメ 水島努 ホリック ツバサ モコナ こばと。 blood-c
「−−この世に偶然なんてないわ」
「あるのは」
「必然だけ−」
週刊ヤングマガジンで2003年13号から2010年14号まで連載、その後別冊少年マガジンに移籍し2010年7月号~2011年3月号まで連載されていた。全19巻。
2009年9月14日発売の週刊ヤングマガジンより『xxxHOLiC・籠』と改題した新章になった(単行本はxxxHOLiCのまま)。
2013年から、週刊ヤングマガジンにて新章『xxxHOLiC・戻』が不定期連載されている(2013・2014年連載後、2016年から再連載)。
作:CLAMP
並行連載していた『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』と話がリンクしている。
【あらすじ】
アヤカシに好かれてしまう体質の高校生、四月一日君尋は願いを叶えるミセの店主、壱原侑子に出逢う。
侑子は四月一日の願いを見透かし自分に願う様に陽動し、対価に自分のミセのバイトとして雇う。
四月一日はバイトをしていく内に様々な願いを持った人、人でないものに触れ、非日常的な体験に遭遇していく。
【主要登場人物】
◇壱原侑子
CV.大原さやか
演.杏(ドラマ版)、柴咲コウ(映画版)
メインヒロイン。願いを叶えるミセの店主。名前は偽名。HOLIC自体に胡蝶の蝶が多用されるためか、彼女の花押も蝶。
彼女を知る人からは『次元の魔女』あるいは『極東の魔女』と呼ばれる……が、もっぱら前者で呼ばれており後者はほぼ出てこない。
普段はおちゃらけた態度をとっているが、発言内容は徹底した現実主義であり、ときに冷酷・非情ともとれる発言もする。
1960年から1970年代くらいの漫画に詳しい(作中ではマカロニほうれん荘やキャシャーン等の話をしていた)。四月一日との間にジェネレーションギャップを感じたりするなど、実年齢の怪しさに拍車をかける。
「アナタの願い、かなえましょう」
HOLIC終盤にて明らかにされた彼女の正体は『死者』。
四月一日が生まれる前になんらかの原因で死亡するはずが、その死の間際にあるひとの『願い』で時を止められた存在。
HOLIC・ツバサで起きた様々な現象の、発端とも言える(侑子に責任は無いが)。
すべての役目を果たし終えて死へ向かう彼女は、四月一日へ自身の願いを遺して闇へ消え去り、以後登場しなくなる。
「あたしの願いわ、ね」
「ただ貴方が存在(いて)くれる」
「それだけで、いいのよ」
◇四月一日君尋
CV.福山潤
演.染谷将太(ドラマ版)、神木隆之介(映画版)
主人公。私立十字学園の高校生。名字の読みは『わたぬき』。誕生日も4月1日。
アヤカシが見え、惹かれる体質を持ち、その体質を治す願いの対価として侑子のミセで家事手伝いとしてバイトをしている。
家事全般が得意で特に父譲りの料理の腕は侑子や百目鬼を満足させている。
作中で校内での交友関係はあまり見られないが、同級生の百目鬼やひまわりとは仲は良い(百目鬼に対しては素直ではないが)。
「ずっと、友達だろ」
正体は、ツバサの『小狼』と同一人物。本来ならありえない「一つのものが二つになる」という事象により生み出された、もうひとりの『小狼』であり、ツバサに登場する映し身たちとは違う特殊な存在。
アヤカシが引き寄せられるのは、四月一日自身が本来自分が存在しないことを無意識に感じ取り、自身の存在のせいで両親を失ったと思っているため(実際はまだ生きているが……)。
その後悔がアヤカシを引き寄せ、不幸な道筋へ進ませ、二つに分かれたものを一つに戻そうとしてしまう。
『四月一日君尋』という名前は、両親が彼を守るためにつけた偽名。
『四月一日』は綿抜きからきており、疫病や物の怪に子供を盗られないようにする古い呪術から。
『君尋』は君を尋ねる。必ずあなたに逢いに行くという両親の誓いである。
作中で見られる記憶の欠落は、記憶を対価として侑子に渡したため。そのため、実は第一巻の侑子との出会いは、初対面ではないが、本人はそれすらも忘れてしまっている。
店で働くうちに、様々なアヤカシや人々と出会い、少しずつ変わっていき、ここに居たいと思うようになる。
そんな彼に待っていたのは、自身を変えてくれた切っ掛けである侑子との別れだった。
闇へ消える侑子に子供のように泣き縋り、四月一日は侑子と再開できる日を望んで店を継ぐことを決意。
店を継いでからは雰囲気が変わり、だいぶ落ち着きと貫禄がついてきた。
ちなみに他作品にも出張している。
「だったらその願いはおれが必ず叶えます」
「おれは店(ここ)にいて侑子さんとまた逢えるのを、待ってます」
◇百目鬼静
CV.中井和哉
演.東出昌大(ドラマ版)
四月一日の同級生。名字の読みは『どうめき』。弓道部、成績優秀、容姿端麗と女子にはかなり人気がある(四月一日曰く鉄面皮)。
実家は寺で、アヤカシを祓う力がある。
四月一日の料理が好物で、よく無茶を言っては怒られている。
「選んだだけだ」
◇九軒ひまわり
CV.伊藤静
演.宮崎香蓮(ドラマ版)
四月一日のクラスメイト。
明るい性格でいつでも笑みを絶やさない。
「やっと気付いた?」
◇モコナ=モドキ
CV.菊地美香
侑子がクロウ・リードと2人で作った生物。様々な力を持ち、四月一日を手助けすることもある。
ミセに残った黒い方にはラーグ、小狼達と旅に出た方はソエルという名前があるらしいが作中では一貫して「モコナ」で通っている。
◇マル&モロ
CV.こじまかずこ(マル)、望月久代(モロ)
侑子のミセに住む謎の少女。
マルとモロは略称で、フルネームはマルダシ&モロダシ(侑子曰く『可愛い』)。
離れた場所から侑子の声を受け取ったりと不思議な力を持つ。
魂がない為ミセの敷地から出られない。
◇五月七日小羽
CV.日高里菜
アヤカシが見える少女。名字の読みは『つゆり』。
テレビ等に出演しているが、出演料は全て母親に回っている。四月一日と出逢い、次第に親しくなっていく。
◇百目鬼遥
CV.中井和哉
百目鬼の祖父。四月一日がひまわりと百目鬼と夢買いをしたことにより出逢う。
夢の中で四月一日に助言をし、何度も四月一日を救っている。
孫の静とは酷似しており着流しと煙草で見分けられる程度。
Production I.G製作、松竹配給による劇場アニメ『劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』が2005年8月20日に公開された。同時上映の『劇場版ツバサ・クロニクル』とは話がリンクしている。
その後Production I.Gにより2006年にxxxHOLiC(第一期)、2008年にxxxHOLiC・継(第二期)が同キャスト、スタッフによりTBS系列等で放送された。
こちらは『ツバサ』との直接的なリンク描写はないものの、ファイから対価として受け取った杖等が登場している。
アニメ版『こばと。』にも四月一日が同キャストで登場。
ちなみに、漫画版にはHOLiCのおばあさん占い師が登場している。
2013年にはテレビドラマ化された。
2022年には実写映画版が公開予定。
追記・修正する。それは、
必然
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- 原作続きでらんかな〜 もしくは他作品にでらんかな -- 名無しさん (2013-02-21 21:25:47)
- なにわ友あれ(連載終了したけど)を読み終えた後、監獄学園を読み終えた後、ホリックを読む 俺って結構変。 小狼くんは連載当初、俺が6歳の頃からの憧れていた少年 -- 名無しさん (2014-07-17 23:08:38)
- 何か継以降、特に最後が様々意味で釈然としねえ。四月一日が救われなさすぎて…… -- 名無しさん (2014-12-02 11:20:28)
- 映画の不気味さと背景の描き込みっぷりはすごかったけどストーリー全然覚えてない -- 名無しさん (2015-03-10 16:30:41)
- いま原作で、四月一日は順調にアヤカシ連中とお付き合いしてるからなぁ。後、時々時系列が解らん。百目鬼一族は皆「ああ」なのかと言いたくなる。 -- 名無しさん (2015-05-29 18:52:05)
- 侑子と四月一日のところにいろいろ追加。あとで他のひとも加筆します -- 名無しさん (2018-08-31 10:55:28)
- 連載追って読んでると初期のあれこれ忘れてるんで理解できない。一気読みするとある程度はわかるけど、リンクしてる作品なので完璧理解は無理。CLAMPさんたち元々クロスオーバー大好きだからねえ… -- 名無しさん (2021-07-19 21:21:57)
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