ツーインワン(トランスフォーマー)

ページ名:ツーインワン_トランスフォーマー

登録日:2025/01/01 (水) 00:00:00
更新日:2025/01/20 Mon 17:59:19NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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何だ奴らは!?


ツーイン・ワン!


ツーイン・ワン!


ツーインワンとは、『トランスフォーマー』シリーズに登場するデストロンの1部隊。
海外名は「デュオコン」。
本稿では、G1シリーズを中心に、後の作品に出てきたリメイクキャラクターも紹介する。


【概要】

和製作品『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』第29話「危うしマスターソード!!」より初登場。
恐怖大帝メガザラックことスコルポノックの親衛隊であるデストロン兵士で、サイバトロンとマスターソードの製法が記された機密ディスクの奪い合いを繰り広げるデストロンヘッドマスターとシックスショットにしびれを切らしたスコルポノックが出撃させた。


その特徴は何といっても、ビークルモードでは航空機と陸上メカの二つに分離する点と、航空機が上半身、陸上メカが下半身を構成する点であり、陸上メカの上に航空機がドッキングし、瞬時にロボットモードへ変形する。もちろんビークルモードへの分離も瞬時に行われる。
掛け声も従来の「トランスフォーム」ではなく「ツーイン・ワン」となっている。
チーム名の由来も、2つの要素が統合したことを意味する「2in1(ツー・イン・ワン)」から。


スコルポノックの親衛隊だけあって実力はそこそこ高く、初登場時は多分新キャラ補正もあるんだろうけどベテラン戦士であるサイバトロンターゲットマスターに対し瞬間的な加速で攻撃を回避したり、銃撃された際には瞬時にビークルモードに分離して返り討ちにしたほか、二方向からフォートレスに銃撃してディスクを手放させるなど息の合ったコンビネーションでサイバトロン達を終始圧倒し、争奪戦の末にクロームドームからディスクをまんまと奪い去ることに成功。*1
かくしてスコルポノックは、マスターソードを超える盾「ザラックシールド」の制作に取り掛かるのであった…。
この時の戦闘ではかの名曲「デストロン賛歌」がBGMとなっており、より一層強敵感を出している。


主に重要な任務に従事しているようで、第33話「アステロイドの決闘」ではメガザラックの命令により、クロームドームとシックスショットの決闘が行われる小惑星ジュノに時限爆弾を設置し、帰還時にシックスショットに見つかってしまうも、「大帝の命令でパトロールしていた」と誤魔化していた。
第35話(最終回)「最後の地球大決戦 後編」における最終決戦にも参加していた。


デストロンのターゲットマスター同様、声のエフェクトが強くかかっている。


余談であるが、初登場時は名前のテロップが逆になっていた。また当初は第4話で活躍する予定だったらしい*2。他にもあまりに終盤の登場だからか、設定画が存在しない。


海外作品の『トランスフォーマー ザ・リバース』では、フライホイールがOPに登場したのみとなっている。


【メンバー】

・合体攻撃兵バトルトラップ

「恐怖大帝親衛戦士・ツーインワン、バトルトラップ!」
CV:掛川裕彦


白いヘリコプターと青い4WDに分離変形する。
ふざけながら敵を破壊するほか、周りの敵をすぐに殴る暴れん坊な性格。
武器は「ミサイルランチャー」を用いる。
第35話(最終回)「最後の地球大決戦 後編」ではダニエル&ウィーリーを踏み潰そうと迫るも、シックスショットが陰から放った光線を浴び、ガーディアンに殴り飛ばされてあっけなく退場した。


・合体戦闘兵フライホイール

「同じく、フライホイール!」
CV:佐藤浩之(現:佐藤佑暉)


バトルトラップの相棒で、赤いステルス機と茶色の戦車に分離変形する。
2台のビークルにはそれぞれ性格が存在するらしく、敵と戦うより自分自身といつも戦っている様子。
武器は「レーザーキャノン」を用いる。
先述のディスク争奪戦では、ディスクを持ったクロームドームに蹴りを入れて手放させ、そのままバトルトラップにパスした。
第33話では、スコルポノックから次元爆弾を見せられた際、バトルトラップと顔を見合わせる一幕も。


【アメコミ】

『ザ☆ヘッドマスターズ』以降は長らくメディアへの登場に恵まれていなかったが、IDW作品『Transformers: More than meets the eye』では、『#7 Scavengers:Rules of Disengagement』『#8 Scavengers:Who's Afraid of The DJD?』において、フライホイールがスカベンジャーズの一員として登場。
巨大な足を持つほか、本作ではトリプルチェンジャーとなっている。


【レジェンズ】

Webコミックにてフライホイールのみが登場。
同作に登場する大半のTFの例に漏れず、彼もまたヘッドマスターとなりトランステクターを失った身である。
他のデストロンの面々テラクラッ社で働いていたが、一向に新たなトランステクターを貰えない現状に不満を持ち、アストロトレインの甘言に乗って彼の企業した「アストロトレイン運送業」に転職した上トランステクターを貰った…が、彼のミスで運送業は廃業、古巣を見捨てて来た手前元の会社に戻る事も出来ず、スピードを活かしてスリをして食いつないでいる。
同じく運送業が潰れた事で路頭に迷っていたグリムロックとゴングを抱き込み、どっかで見たような巨大なショッピングセンターに二人を連れて乗り込み、ひと騒動起こす事に…。


ウォーフォーサイバトロントリロジー

第1部『シージ』において、フライホイールが「スカイトレッド」の名前で登場。作中ではもっぱらモブ兵士という扱いだったが…。


【実写映画】

トランスフォーマー ビースト覚醒』では、ユニクロンの専属であるテラーコンの一体として、バトルトラップと同名のキャラが登場。(CV:デヴィッド・ソボロフ/三宅健太)
こちらはC7000型GMC・トップキックの改造レッカー車単体に変形する。
もっとも、ツーインワンの方の彼とは名前以外の共通点が皆無なため、元ネタと呼べるかは微妙。


【玩具】

放送当時の玩具は、バトルトラップが「D-96」、フライホイールが「D-97」のナンバーで発売された。カタログでは、ダブルトロンとカテゴリされていた。
劇中同様に、航空機を陸上メカの上部にドッキングすることで、スプリングのロックが外れて瞬時にトランスフォームする。
また、付属の武器は航空機と陸上メカのどちらにも装着でき、それぞれの上半身を交換することも可能。
ギミックの関係上仕方がないが、ロボット形態のプロポーションはあまり良いとは言えず、可動箇所も皆無に等しい*3。まぁこれはプルバック走行ギミックを搭載した結果可動が犠牲になったバトルチャージャーやスロットルボットとかもそうなのだが…


それから長らくリメイクの機会に恵まれなかったが、2018年に玩具展開『パワーオブザプライム』にて、バトルトラップが「PP-29 ディセプティコンバトルスラッシュ」「PP-30 ロードトラップ」としてラインナップされた。
こちらはそれぞれのメカが単体でロボットに変形可能であり、ヘリコプターがバトルスラッシュ、4WDがロードトラップにそれぞれ変形し、合体することでバトルトラップが完成する。
スプリングギミックが廃止されたこともあってか、旧玩具よりも可動箇所が増えている。


ウォーフォーサイバトロントリロジーの玩具展開『トランスフォーマーシージ』では、スカイトレッドが「SG-11 スカイトレッド」としてラインナップされている。
こちらはビークル単体のロボットへの変形は不可能だが、前述のパワーオブザプライム版バトルトラップと互換性があり、旧玩具と同様に上半身を交換できる。




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「うむ、ここまで来れば我が計画は成功したも同然」


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  • マスターフォースのオーバーロードってツーインワンではないの? -- 名無しさん (2025-01-01 11:16:08)
  • この合体システムの発展型がマルチ戦隊だったりするのかな -- 名無しさん (2025-01-01 16:34:14)
  • レビュー見に行ったけど、ギミック的にはユニトロボーンの先祖に見えた -- 名無しさん (2025-01-01 22:32:51)

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*1 なお、クロームドームはその後、この件に加えて人質にされていたウィーリーを助けにダニエルを連れて無断出撃した罰で、1ヶ月もの間ダニエルやウィーリーと共に戦艦マキシマスの清掃係にされた。
*2 LDの解説書より。
*3 フライホイールが辛うじて腕を広げられるくらい。

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