スーパーマリオRPG【再作成】

ページ名:スーパーマリオRPG再作成

登録日:2024/12/02 Mon 13:15:00
更新日:2024/12/09 Mon 20:32:09NEW!
所要時間:約 30 分で読めます



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さあ、マリオと
冒険の旅にでて、ドラマをつくろう。



スーパーマリオRPG(Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars)とは、1996年3月9日に任天堂から発売されたSFCのアクションRPG。
任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス) が共同制作した。


長らくリメイクを望まれていたが、2023年11月17日にリメイク版Nintendo Switchで発売。オリジナルの配信開始かと思わせての発表に驚いた人も多かった。


◆概要

スーパーマリオシリーズでは初のロールプレイングゲーム
フィールド上ではマリオシリーズらしいアクションを楽しむことができ、
戦闘ではタイミングよくボタンを押すなどで、敵に与えるダメージを増やせる
「アクションコマンド」が搭載されていることが大きな特徴。


任天堂の代表作であるマリオシリーズとRPGに強みを持つスクウェアが手を組んだという奇跡のような作品であったが、
後にデジキューブや、スクウェア社長が「NINTENDO64はダメ」と公言してしまったせいで二社の関係が洒落にならんぐらい冷え込んだため、
一時期は色々と複雑なポジションのゲームになってしまったが、スクウェアがエニックスと合併した辺りから任天堂との関係が改善。
Wii/Wii U時代にはバーチャルコンソール配信が実現し、現在では「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の内蔵ソフトにも収録されているので遊ぶことは容易となっている。
本作の主要キャラクターのマロとジーノもファイターではないがスマブラにスピリットとして出演している。


発売されたのがSFC末期だったこともあり(SFCが4000円安くなるクーポン券が付いてきたことからお察し)売上的にはマリオシリーズでは1ランク落ちる。
だが温かみのあるグラや、やや黒いネタのあるセリフ回し、直感的なシステム、
そして何よりパックンフラワーが歌を歌うCMのセンスもあって今なお評価する者が多い。日本国外でも人気を博した。
ピーチ姫やクッパなど、おなじみのマリオキャラに個性的な描写がされるようになったのも本作から。


また、本作のBGMは当時スクウェア社員だった下村陽子氏が担当。
氏はその後もマリオ&ルイージRPGシリーズのBGMを担当している。
さらに、本作の製作に関わったスタッフの一部がその後スクウェアから独立し、
ラブデリック(のちのバンプールやスキップ)や、アルファドリーム(マリルイシリーズの制作を担当)などの会社を立ち上げている。



◆おもなゲームシステム

  • ワールドマップ

本作ではワールドマップ上で行きたいエリアをえらび、冒険をしていく。
ストーリーを進めると先のエリアにルートがつながり、進めるエリアが増えていく。


  • フィールド

フィールドは「クォータービュー」形式で描かれており、マリオシリーズらしいアクションゲームの要素や仕掛けが多数盛り込まれている。
クォータービューなので、慣れないうちはちょっと操作しづらいかも。


  • 戦闘

フィールドで敵にふれると画面が切り替わり、戦闘が開始する。
戦闘では「すばやさ」の数値の高い順にコマンドをえらんで行動をしていく。


  • スペシャルわざ

各仲間が使用できる特殊なわざ。
ほかのRPGでいう「魔法」や「特技」にあたるもので、特定のレベルに達すると新しいわざを習得できる。
スペシャルわざをつかうには「FP(フラワーポイント)」が必要で、「FP」はパーティ全員で共有する特殊なステータスとなっている。


  • アクションコマンド

戦闘で敵に攻撃するときやスペシャルわざを使用するとき、特定の操作をすると威力や効果がアップする。この機能を「アクションコマンド」という。
アクションコマンドの操作方法は技によってちがっており、タイミングよくボタンを押したり連打したりなど、4タイプある。
また、敵から攻撃を受けるときにもタイミングよくボタンを押すことで防御し、受けるダメージを減らすことができる(一部防御できない攻撃もある)。


アクションコマンドは、攻撃と防御はそれぞれ成功と大成功の二種類あり、成功の判定は緩いが大成功はジャストなので厳しい。だが、ジャストだとかなり性能が上がる。


具体的には攻撃の場合、成功なら1.5倍、ジャストで2倍。
防御の場合は成功なら軽減、ジャストで0にできる。


  • レベルアップボーナス

戦闘や無敵スターで敵をたおし、経験値を一定量ためると仲間がレベルアップし、能力が成長していく。
さらにレベルアップ時に好きなステータスを1つえらび、より成長させることが可能。
なお、レベルアップしても「すばやさ」は成長しない。また、本作ではレベルの最大値は30と他のRPG作品に比べるとやや低め。


◆あらすじ

いつものようにピーチ姫がクッパに攫われると、いつものようにマリオはクッパ城へ助けに行く。
そこでいつものようにマリオはクッパと戦ってピーチを救出しようとした瞬間、大きな衝撃と共にマリオ、ピーチ、クッパは城の外へ飛ばされてしまう。
気を取り直してクッパ城に向かったマリオが見たものは、なんとクッパ城に刺さった大きな剣であった。
またその剣によってこの世界の人々の願いを叶える星、「スターロード」が7つに割れて地上へとバラバラに落ちてしまい、「人々の願いの叶わない世界」になってしまった。
同時に、各地で武器の姿をした集団が人々を苦しめるようになる。
クッパ城を占拠しマリオワールドの征服を狙う新たな敵・カジオー軍団と戦い、スターロードのかけら「スターピース」を集めるべく、マリオは親と離ればなれになってしまったマロ、スターロードを修理する為に天空からやってきたジーノ、カジオー撃退という共通の目的で手を組んだ宿敵クッパ、そしていつもは攫われてばかりのピーチ姫とともに今までにない新たな冒険に出る。



◆登場キャラクター

★メインキャラクター

  • [[マリオ>マリオ]]

我等がヒーロー。通称「ヒゲ」。
今作では自らセリフを話す場面はなく、熱血漢で割と血の気も多いのか、事あるごとにファイティングポーズを取る。
大人なのにトイドーを殴ろうとしていた。
ジョナサンからのサシの勝負の申し込みも躊躇せず受ける。
この世界では有名人で、自身のジャンプ力が身分証になる唯一の存在。
武器はグローブとハンマーとこうら。
どのステータスも高めで、HPが高い上に物理攻撃も魔法攻撃も使いこなす(ちなみに今作の「ジャンプ」はスペシャル技であり、「まほうこうげき」でダメージが算出されるれっきとした魔法攻撃。)


覚えるスペシャル技は「ジャンプ」と「ファイアボール」、およびそれの強化版。
アクションコマンドはそれぞれタイミング入力とボタン連打。
他キャラは回復や強化、状態異常を付与するスペシャル技を何かしら持つが、マリオにはそれらが一つも無く純粋に攻撃に特化している。
また他の4人は全員最後に覚えるスペシャル技が無属性の全体攻撃なのだが、彼は唯一無属性の技を持たない。


なお「ジャンプ」は2回使うごとに威力が1上がっていくという他のスペシャル技にはない唯一の隠し熟練度が設定されている。250回ジャンプすれば、消費FP3で威力150という暴力と化す。
良く分からない人のために解説すると、最大熟練度に達したジャンプはスーパージャンプ凡そ32回分の火力となる。つまり、スーパージャンプを30回以上出す必要なく且つスーパージャンプより少ないFP消費で出せるということである。スーパージャンプを30回出すのが苦手な人でもお手軽な火力となるので、とにかく雑魚戦だろうがなんだろうがジャンプしまくって熟練度を上げると良いだろう。
尚、敵の中にはジャンプが効かない奴(0ダメージ)もいるので「かいてんシューズ」を装備させると無駄がなくて良い。


が、最強武器の「ひまんパタこうら」による通常攻撃(消費FP0)が強すぎるため、目立つことはあんまりない。


  • [[マロ>マロ(スーパーマリオRPG)]]

白くてフカフカしたからだを持つ男の子。
「ケロケロ湖」に住むカエル仙人に育てられたため、自分を「カエル」だと思っている……が、
カエル仙人から本当のことを聞かされ、本当のパパとママを探す為、マリオとともに旅に出ることとなる。
ちょっぴり泣き虫で、泣き出すとあたりに大雨を降らす能力(?)を持つ。
魔法の才能があるがまだまだ修行中。
武器はグローブ(※マリオが使える武器とは別物)とつえとシンバル。


スペシャル技は雷や雨、雪といった天気のチカラをあやつる技や、味方のHPを回復する技、
そして、ある意味では本作でもっとも問題な「なにかんがえてるの」を習得する。
自力で雷や冷気の属性攻撃ができる唯一のキャラ。
特に「でんげきビリリ」は低コストの敵全体攻撃のため、戦略や装備、敵との相性次第では序盤から終盤まで第一線で活躍する魔法である。
また、まほうぼうぎょも高め。
アクションコマンドはほとんどタイミング入力になっている。


何気にレベルアップボーナスではこうげきの方がまほうこうげきより伸びる。
ステータスがやや低く、慣れないプレイヤーは(慣れたプレイヤーも)ベンチ入りさせがちだが、スペシャル技で敵の弱点を突けるステージでは大活躍が見込めるキャラクターでもある。


  • [[ジーノ>ジーノ(スーパーマリオRPG)]]

ローズタウンの宿屋の息子、トイドーが持っている木製人形。
しかしある時、雲よりもはるか彼方の天空の世界から「スターピース」を地上まで追いかけてきた「天空の使者」が乗り移り、人間サイズになり動き出した。
本名は4文字の「スター語」だが、これは地上界では発音が難しい言葉らしく、乗り移った人形の名前「ジーノ」をそのまま借りて名乗ることになる。


武器は、指や腕に仕込まれた銃とロケットパンチ。
スペシャル技は敵単体や全体を攻撃する無属性技のほか、仲間の能力を一時的に強化できる「ジーノウェーブ」を習得する。
巨大なビームを発射するなど派手なエフェクトの技が多く、タメ押し系のアクションコマンドを唯一使用する。
また、敵単体を攻撃する「ジーノカッター」はアクションコマンドを成功させると9999の即死ダメージを与えることができるが、
一部の敵にはアクションコマンドを入力して即死ダメージを与えられず、通常のダメージとなる。
そして 説明書に書いてあるタイミングが間違っているため 即死効果を出せなかった人多数。
すばやさが全キャラ中トップで、こうげき、まほうこうげきが高いが、耐久力は低い。


……のは最初だけで、やたらめったら成長率が高く、レベルアップボーナスの振り方によってはHPは途中でクッパを抜き(直後に全く成長しなくなるが)
成長率の高い項目を選び続けるバランス振り同士で比べると最終的にはクッパ以上の素手、マロ以上のまほうこうげき、装備込みで見ればクッパ以上の防御力と言う怪物になる。
上述の「ジーノウェーブ」が非常に強力で、アイテムを使わずに仲間を強化できるのはこの技だけという事もあり、ボス戦に是非連れて行きたいキャラクターの一人。



  • [[クッパ>クッパ(マリオシリーズ)]]

数多くのマリオシリーズで、マリオと敵対する悪の大魔王。一人称は“ワガハイ”。
今回はカジオー軍団に乗っ取られたクッパ城を取り戻す為、残ったクリボー軍団・ノコへい軍団・カメザード軍団を引き連れるが、徐々に数が減ってゆき、
最終的にブッキータワーを見上げて、ヒトリ途方に暮れてしまう。
そこへマリオ一行が現れ……。
単純な悪役ではなく、以後のシリーズにおける憎めないコミカルなライバルというキャラクターは本作で確立されたと言ってもよく、プレイヤーからも「かわいい」と好評する声が多い。


戦闘パーティにクッパを入れておくと、敵の中にクリボーやパタパタといったマリオシリーズおなじみの敵がいた場合、クッパに恐れをなして逃げ出すことがある。
武器はグローブ(※マリオやマロが使える武器とはやっぱり別物)とワンワン。
圧倒的なHPとこうげき、ぼうぎょをもつ、いわゆる物理型。
特に加入当初は対物理防御に関しては凄まじい性能を誇り、無敵にすら思える。
しかし、まほうぼうぎょとすばやさがかなり低いため、調子に乗りすぎると痛い目に遭うことも。
また、レベルアップボーナスが低く、振り方次第では素手でさえジーノに抜かれる。
さらに装備品の性能が極めて弱く、 最強の武器と防具がいずれもピーチの初期装備と同じ性能 で
最終的なステータスはHP以外は見るも無残でベンチ入りしがち。攻撃特化同士に至っては武器を含めた攻撃力でマロにさえ追いつかれパーティー最弱。
なおHPの成長値そのものは本当に高く、レベルアップボーナスを除いても219と他キャラが成長期にHPボーナスを引いた時の数値を上回る。
さらにレベル21で他キャラが1レベルにつき2しかHPが上がらなくなる(ジーノは防御+1と引き換えにHPが1しか上がらない)中クッパだけ4も上がり続ける。
その早熟型と晩成型の違いを利用してレベルアップ時のステータス上昇を他キャラの物を参照できるバグを利用すれば、クッパの序盤を他キャラの物で・他キャラの後半をクッパの物で補う事でマリオ以外の4人を強力なキャラに育成できる。受けた恩はきちんと返すあたり流石のカリスマ


覚えるスペシャル技は4つと少なく、部下に攻撃させるような技が多い。
まほうこうげきが低いため威力はあまり期待できないが、注目すべきはむしろ技の追加効果。
敵全体を「きょうふ(攻撃力・防御力を大きく下げる状態異常)」や「どく」のステータス異常にすることができ、
特にきょうふは敵を大幅に弱体化させることができる。ボスにも意外と効く者が少なくない。
世の凡百の脳筋どもとは一線を画す、この男もまた「魔」王なのだとわからせる一面を持っているのだ。
実はレベルアップボーナスはまほうこうげきが一番伸びやすい。


おなじみの得意技である火炎放射は、今回はEDでしか見ることができない。
アクションコマンドはタイミング・連打・十字キーのガチャ入力を揃えている。


ちなみに事実上の最強防具が加入前にそのへんで売っている。
ぶっちゃけ彼の場合、本来の最強防具よりばっちいパンツ一丁で戦った方が強い。


  • [[ピーチ>ピーチ姫]]

毎度おなじみ、攫われ姫様。
ゲームのOPでいつものようにクッパに攫われたが空から降ってきた剣の衝撃で、クッパ城からブッキータワーにふっ飛ばされた。
一連のブッキー騒動が終わった後、なんと仲間になってくれる。


攻撃力が(パーティに加入当初は)低く戦闘面では非力だが、強力な回復魔法の使い手。
武器はグローブと傘と扇子、そして「フライパン」。
スペシャル技の「いたいのとんでけ」が低コストでHPと状態異常も同時に回復できる。マロの回復魔法の完全上位互換である。
「みんなげんきになあれ」なら、味方全体のHPとステータス異常を同時に回復可能。
味方のHP半分の状態で復活させる「おねがいカムバック」をも低コストで気軽に使えるなど、
なかなかぶっ壊れた回復能力を持つ。マロと一緒に組ませた場合、マロの回復魔法が完全に死に技となってしまうので注意。
レベルアップで「ねむれよいこよ」や「おくちにチャック」といった状態異常も使えるようになり、「ねむれよいこよ」を先手を取って使う事で、雑魚の大群とのバトルが格段に楽になる。
これを活かすならアクセサリですばやさを高めておきたい。


さらに、素のこうげきこそ低いものの、装備できる武器の攻撃力が実は優秀。
また、最後の最後で最高クラスの威力を持つ無属性のスペシャル技「ヒステリックボム」を覚える。
レベルアップ時の成長率はかなり高い。Lv20に上がる際は驚異のHP+14が見られるぐらい。
装備さえ揃えば、物理魔法両面で殴れるバーサクヒーラーと化す。
ついでにまほうぼうぎょが素でトップの上に装備の補正まで優れるため、総合的に言えば、ぶっちゃけチートキャラである。「ピーチ姫をパーティーに組み込むか否かで難易度が激変する」と言っても過言ではない。


彼女が「セーフティリング」を装備した時点でマリオRPGはヌルゲーと化し、トドメとばかりに「ひまんパタこうら(防具)」を装備させたら攻撃は下がるものの鉄壁の防御を持つ無敵の回復役となり、ひたすた全体回復かけるだけで全滅がほぼ有り得なくなる。
「ひまんパタこうら(防具)」と「セーフティリング」の二つを装備したらどれほどのぶっ壊れかと言うと、鉄壁の回復役として味方をひたすら回復と蘇生のみに徹したら、隠しボスをごり押しで倒すことすら可能となる程のチート級である



ちなみに、Lvアップボーナスは1レベルごとにこうげき→HP→まほうこうげきの順に成長期がくるので、上がりやすいものを選んでいくと合計ステータスが高くなる(稀に例外あり)
そしてLv20を超えると成長率が悪くなり、Lv上限は30、経験値の最大は9999。
また、HPはすべて選んでいくと「ウルトラキノコ」の回復量と同じ255(マロだけなぜか254)になる。


★特徴的なサブキャラクター

いつものキノコの人。
ただし、「キノピオ」という名前がメッセージウィンドウで表示されるのは、最初から最後までたった一人のみ。
最終決戦直前の場所にも現れ、マリオたちのために強力なアイテムを…………販売してくれる。通常の半額で。……おカネ取るの?
この他にも、サムいギャグをかましてくる「そうこばん」などが登場する。
隠しコマンドを入力するとメニュー画面に出すこともできる。(いみがない)


  • カエル仙人

ケロケロ湖に住む、物知りなカエルのおじいさん。マロの育ての親。
話しかけると、ゲームの攻略ヒントを教えてくれたりする。
コオロギ菓子が好き。


  • トイドー

ローズタウンの宿屋の息子。
「ジーノごっこ」でヒゲに強烈なダメージを与える。
ヒゲを過小評価している。


どういうことかというと、ジーノを仲間にして宿屋に向かうと「マリオはクッパに弱いし~」と言って、マリオが怒って殴ろうとしそれをマロが止めるという、世界的に有名なスーパーヒーローなのに実に大人気ないことをする貴重なシーンが見れるからである。
地味に自身はクッパより強いというプライドを持っていたことが分かる。


  • キノコフスキー

ケロケロ湖にいる作曲家。
「いわいのメロディー」を作った。
彼の作曲活動を手伝うと、ケロケロ湖で強力な回復アイテムが買えるようになる。


最後のパレードに登場。取扱説明書では彼がゲーム紹介をしている。まあ要するに出番なし。
とある場所で彼の願い事を見ることができる。内容は「兄さんの役に立ちたい」
これだけなら「誰の弟(妹)の願いなのかわからない」という反論もあるだろうが、
英語版では内容こそ異なるものの「I wannabe a great plumber like my brother Mario.」(訳:マリオ兄さんみたいな偉大な配管工になりたい)となっており、ほぼ間違いなくルイージの願いである事がわかる。


ヨースター島でかけっこをしている、ご存じでっていう
アイテム「ヨッシーのクッキー」を使うと戦闘中にも登場する。


本筋とは関わりが薄いのだが、パッケージにパーティーメンバーの5人と共に並んでいることをよくツッコまれる。そのせいか、リメイク版のパッケージでは削除された


  • ワッシー

グラサンとトゲ首輪をつけた、ガラの悪いヨッシー族。かけっこが速い。


  • クリジェンヌ

クッパ配下のクリボー軍団筆頭。色仕掛け担当なので女性。
クッパとはぐれた後、モンスタウンで3匹の子供と共に店を経営している。


  • ガロ

マシュマロの国の銅像職人。
マルガリータの陰謀を暴くため、「弟をたずねて四千里」という傑作を制作する。


  • ヒノピオ

バーレル火山の奥で「ヒノマート」なるお店を経営している。
見た目はちょっと怖いけど(ついでにオネエキャラだけど)いい人。


お馴染み緑の勇者。ローズタウンの宿屋で寝ている。
話しかけるとあの効果音を鳴らす。


お馴染み銀河最強の戦士。キノコ城の客室でパワードスーツのまま寝ている。
「オモロイド…。」


  • ゲームをする子供

キノコ城の宿屋でゲームをしている。見た目からして悪そうなガキ。
話しかけると、やられちゃったと八つ当たりされるが、
しばらくすると「ばくれつカブトムシ」を売ってくれる。
…が、リメイク版では悪質な転売だと判明した。



★個性溢れる敵キャラクター

中ボス

最初のボス。
フィールドには1体しかいないが、戦闘画面では何故か2体も登場。
マリオ1人で相手をすることになるので、けっこうてごわい。
このキャラの「なにかんがえてるの」で見れるメッセージは没データだったのだが、リメイク版で表舞台に出ることができた。
ハンマーバラバラ。


紫色のどろぼうのワニ。
一人称は「ミー」。マリオたちを「アミーゴ」と呼ぶ。
2回も戦い、最終的にクッパ城(2回目)でアイテムを売ってくれる。デレ疑惑あり。
あやしいキノコ。


大喰らいな黄色いカイブツなんだな~。
山下清な口調で喋るんだな~。
二回目の戦いでは食べた味方のコピーを生み出すんだな〜。
オーロラのかがやきなんだな〜。


  • ぺパット

語尾に「ゲス」をつける爆弾魔。
某攻略本にはカジオー軍団の一人……という記述があるが、ゲーム中でそれを示す描写は特に無く、戦闘BGMも通常ボスのものであり、実際のところは謎。
無名なので、有名になるべく上京してきた。なぜ炭鉱にいるのかは不明。
非常にHPが高いが、FPが魔法1回で切れるほど低い。
すなあらし。


ブッキータワーの7代目当主で、ブッカーという、文字通りの部下を引き連れている。
ツラがWの人にどことなく似ているけど、とくに関係は無い……はず。
一人称は「ボキ」。言葉遣いが独特で、マリオを「たびのひと」と呼ぶ。
カブトムシが大好きで、カブト虫買い取りセンターの経営者は多分彼。
ピーチと結婚しようとするが、「結婚」の意味を履き違えていた。
ばくれつきかんしゃ。


ピエロの兄弟。ブッキータワーでマリオたちと戦う。
見た目にたがわず曲芸じみた合体技も使ってくる。
弟はとある場所でカジノを経営している。
キラリりゅうせいぐん。


メリーマリー村の結婚式場で突如暴れだした、ウェディングケーキ。
ストロベリーがケーキの上段で、ラズベリーが下段。
ストロベリーの倒し方はちょっと特殊な難敵で、本作中盤の関門として立ちはだかる。
ブッキーはこれを美味しくいただいて、晴れて結婚式を成功させた。
スイートソング。「オメデト~ゴザイマ~ス。」


  • たこつぼゲッソー

ちんぼつ船にいるイカの魔物。船を襲って沈めた張本人らしい。
マリオシリーズでおなじみのゲッソーだが、雑魚のゲッソーとは比べ物にならないくらい身体がデカい。
なぜたこつぼに入っているかは謎。戦闘中に出てくる足を数えると8本。ホントはタコなんじゃ…
こいつのあし共の恐怖攻撃は作中唯一の耐性無視。
かんけつせん。


海賊の長にして
スターピースをかけてちんぼつ船の最深部で戦う。「サメはだきょうか」を使うと防御力がアップ。
さらに、部下のバンダナブルーが全滅すると、マリオとサシの勝負をすることになってしまう。
サシで勝負するとかなり強いが、マリオを戦闘不能にして放置するかバンダナブルーを1体以上残しておけば、サシの勝負は回避可能。しかも経験値も多く貰える。
ダイヤモンドカッター。


  • ノコヤン

クッパ軍団のノコへい軍団筆頭。武術担当。
クッパとはぐれた後、モンスタウンでジャッキーの弟子になる。
ビートアタック。


モンスタウンの「ジャッキー道場」の師範。
ちっちゃいが強い。本作最強との声も多い。
3回も戦う。マリオを強敵ともとして認める。
しょうげきだん。


ノムリッシュ。
出るゲームを間違えちゃった、ちょっと場違いな奴。
裏ボス的存在。
厚みのあるグラフィックに憧れている。
彼もそれなりに強いが、引き連れてくるクリスタルの猛攻がヤバい。
なおコイツのドットを打ったのは、まだ一介のスタッフだったノヴィラ=テティーダである。


  • クィーンフラワー

マシュマロの国への入国を防ぐため、トンダリヤが育てたパックンフラワー。
さくらふぶき。


  • キャサリン

マリオシリーズおなじみの敵。どういうわけか、マシュマロ宮殿にいる。
マルガリータを倒した後はどこかに消えてしまう。
熱いタマゴ。


マロの故郷であるマシュマロの国を、バーディ軍団を使い占領していたナゾの女性。
このゲーム一番の巨乳であり乳揺れ担当。鳥頭の下にも顔がある(というか、髪が鳥)。
戦闘ではマリオたちを色々なステータス異常にする技でガンガン攻めてくる。
カチカッチン。
マリオ達に倒された後は、なぜかブッキーと結婚する。


  • ドド

マルガリータの手下で、黒い鈍感鈍重な大鳥。だがコイツの羽は作中トップレベルの素早さ+20である。鈍感とは
ミニゲームの緊張感は異常。
れんぞくこうげき。


  • カイザードラゴン&ドラゴンゾンビ

「ヒノマート」の先に住む、バーレル火山のヌシ。
「カイザードラゴン」を倒すと「ドラゴンゾンビ」となって復活する。
がんせきガラガラ。


  • カメザード

「キイーッウキイーーッ! あの時の赤んぼう!?」
クッパ配下のカメック軍団筆頭。魔法担当。
カジオーに操られていたが、正気に戻った後は、コインが無限に湧く宝箱を召還してくれる(隣の部屋にいるクロコ涙目)。
キングボムを召喚して自爆させると一切(カメザードが)行動できなくなる恐ろしいバグの使い手。



「なにかんがえてるの」のメッセージによると、どうやら彼がヨッシーアイランドのベビークッパの守役だったようだ。



●印象的なザコ敵

名前が秀逸すぎるザコ。容姿はアイツに似ている気もするが、フィクションです。
バーレル火山から登場する……のは、上位種の「バーレルコング」である。


ボスなのかどうかわからない、謎の敵。
BGMが中ボス戦のものであるにもかかわらず、不規則に現れて何回でも戦える。
絶対にFP切れ状態で勝負を挑まないように。


宝箱の罠。
ボスキャラ扱いではないが、「ボス並みに強い」と言われるほどの強敵揃い。
踏んで倒そう。


迷彩カラーのヘイホー。逃げ足の速いヤツ。
是非一度倒してみよう。



カジオー軍団

今作の敵組織。マリオワールドを征服すべく武器世界からやってきた。
モチーフは武器。


  • ケンゾール

のボス。
ホッピングな剣でピョンピョンと跳ねるヤツ。
しんえいたいを引き連れて挑んでくる。
RTAやTASで毎回存在を消される悲しい奴。
ほのおのかべ。


  • ユミンパ

のボス。
こちらのコマンドを封じる攻撃をする、姑息…と思いきや自分もそのルールに従う律義なヤツ。
回復したい時にXボタンのアイテムを封印されたり、FP切れの時にアタック(通常攻撃)を封印されたりすると厄介。
マリオがジーノを助けるシーンは名場面。
ほうでんげんしょう。


のボス。
人質を取り星を奪う、非常に卑怯なヤツ。
選択肢によっては長老をくすぐり攻めにするテクニシャン。
すいじょうきばくはつ。


のボス。愛すべきバカ達。
「戦隊」「レンジャー」ということで、5人と巨大メカがいる。
てごわいけど、統率力はほとんどない。


オノレッド
リーダー……力尽きると、目が回ったと言い離脱する。一応まともな理由、なのか?
今ので目が回った…少し休ませてくれ。


オノブラック
力尽きると、サングラスが割れたと言い離脱。
買ったばかりのグラサンに、ヒビが入っちまったぜ!
だから、安物なンか買うなと言っただろう!!


オノイエロー
力尽きると、腹がへったと言い離脱。黄色はカレー好き。
はらがへって動けないでゴワス!!
さっき、カレーを食べただろうが!カレーを!!


オノグリーン
力尽きると、貧血と言い離脱。
私、ひんけつで倒れそうよ!!
お前は、運動不足なんだよ!運動不足!!


オノピンク
力尽きると、化粧が崩れたと言い離脱。
今ので、おけしょうがくずれちゃったわ!!私、おけしょうのノリが悪いのよ、も~~う!!
前から あつげしょうするなと言っているだろう!


オノフォース
巨大戦艦……必殺技「ジャスティスブレイカ」を撃ってくる。
「なにかんがえてるの」を使うと、戦隊ヒーロー物のタブーに触れるセリフを聞ける。


  • ブーマー

終盤のクッパ城で登場。硬骨のサムライ。
シャンデリアに散る漢。でもホントは散ってないが、カジオーを倒したあとどうなったかは不明
決して阪急ブレーブスに在籍した外国人選手ではない。
つばめがえし。


長剣のボス(二本目)。ただしこちらはエクスカリバー
冒頭でクッパ城に突き刺さった、例の巨大な剣である。
右目・左目・口が有るが、本体は剣の柄の先の小さな顔らしき部分。
目を攻撃して「メノ・バリアー」を解除すれば本体に攻撃が可能となる。
まともに戦うとかなりの強敵だが、とあることをすると9999ダメージで即死する。
コロナ/フレア。


「武器世界」の中盤で登場する巨大な時計(&ベル×2)。
時間(ターン)経過で様々な魔法を繰り出してくる。
きょうふのルーレット。


武器世界の終盤でやや唐突に登場する、アラビアン風な剣士&魔法使いの二人組。
片方を倒すと、もう片方が巨大なヘビ型モンスターと合体する。
メーテルリンクを先に倒すことを推奨する。


  • コウジョウチョウ&ラスダーン

武器工場の責任者(?)と、彼が作り出した最終兵器。
責任者と最終兵器の割に、眠りやら沈黙やら恐怖が有効で、フルボッコ可能とか言ってはいけない。
キノコばりとジャスティスブレイカ再び。


ラスボス。
武器の王様で武器世界からマリオワールドを狙っていた。
高血圧に悩まされている。なのに癇癪持ち。キレると真の姿を見せる。
メガトンハンマー。



ちなみにこのゲーム後半ボスの経験値がやたら少ないのはバグ?が原因であり、設定上は
オノレンジャーは17→64、カリバーは34→67、ドルトリンク一行は40→107が本来の数値だったりする。
なおメビウスは最後に倒さないと経験値が増えず(コインももらえず)、マルガリータはドドを倒すと経験値が減る。



◆ワールドマップ

項目のある町とダンジョンは各項目を参照。というかほとんどのエリアが作成済みとなっている。


★1
マッシュロード
キノコ城
どろぼうロード


★2
キノケロ水路/ワイン川のほとり
ケロケロ湖
ケローズ
ローズタウン
ハナチャンの森


★3
パイプダンジョン/ヨースター島
ドゥカティ


★4
イガ谷
ブッキータワー
ブッキー坂
メリー・マリー村
星のふる丘


★5
リップルタウン
ちんぼつ船


★6
カントリーロード
モンスタウン
ビーンズバレー
マシュマロの国
バーレル火山
ヒノマート


★7
クッパ城
武器世界



  • マリオの家

本作におけるマリオの一軒家。緑色のベッドがオシャレ。
キノピオからアイテムの使い方やバトルについてのチュートリアルを受ける事になるが前者は断るとキノコを1つ節約できる小ワザがある。
無料で回復できるもののローズタウンなど無料で回復できる町も少なくないため以降は寄る機会がなくなるが、だいぶ遠くの土地まで進んだらたまには懐かしの我が家に帰ってくるのもありかもしれない。
クッパ城の見える丘と繋がっているのもあり、歴代シリーズでもご近所レベルの近さで取扱説明書でもいつものやり取りで今回はあっという間とネタにされている。


ちんぼつ船に向かうためのダンジョン。
水上にある渦に近づくと沈んで水の中を移動する事が可能。
スペールが初めて登場して買い物するとちんぼつ船について教えてくれる。


  • クラウンカジノ

クラウンブロスが経営するカジノ。
ビーンズバレーのどこかに入口があるがブリリアントカードがないと入れない。
ルーレットやブラックジャックに勝てばカエルコインを貰えるが効率が良いかといえば…。


◆その他

★Wiki内に項目のある用語など

すいじょうきばくはつ
さくらふぶき
ジャスティスブレイカ
キノコ城廊下の隠し宝箱
ピーチの×××
ばくれつカブトムシ
弟をたずねて四千里
ひまんパタこうらとひまんパタこうら
ジャンパースカーフ/スーパージャンパー
3人わざ(リメイク版追加要素)



リメイク版での変更点

どなたか追記お願いします。



◆余談

  • サントラ

本作のBGMが収録されたサントラが販売されている。
……が、現在はプレミア度が高く恐ろしい値段になっており、再販が望まれている。


  • FFパロディ

開発にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が絡んでいる事から、クリスタラーを筆頭にFFに関連するネタがある。
クッパ城のクイズにも、不正解の選択肢としてFFのキャラクターが紛れ込んでいる。


Q.パイプダンジョンに入って最初に現れるモンスターは?
クリボー
バブル
エクスデス ファファファ


エクスデスとはFF5のラスボスである。
彼が雑魚モンスターだったら原作プレイヤーは腰を抜かすどころではなかっただろう。


Q.今回の冒険の敵は?
カジオー
ルイージ
ケフカ ホワッホッホッホッホ


ケフカとはFF6のラスボスである。
彼がラスボスだったらマリオワールドは崩壊していただろう。勿論不正解。
つまりこの選択肢で唯一ラスボスでないのはルイージである…が、後に登場したとあるラスボスをルイージと解釈するならば全員ラスボス経験があるという解釈もできる。


なお、前述した通りこのゲームが発売された後任天堂とスクウェアは険悪な関係となってしまい、スクウェアとのコラボゲームは10年後の『マリオバスケ 3on3』まで待つこととなってしまう。
・・・まさか、遥か20年以上も後にあるゲームFFの主人公及び同ラスボスとマリオ達が対峙する日が来るとは、この時点では誰も思わなかっただろう。
しかし未だに「この2名」との対面は果たされていない。


  • ゲームバランスについて

本作はほかのRPGと比べると難易度はそれほど高くはなく、人によってはかなりのヌルゲーである。
難易度の低さが唯一の欠点と言われるほど。


難易度を低くしている要因のひとつが、ピーチ姫の性能(特に回復技)が良すぎることである。
回復手段に乏しい序盤は苦戦し易いが、彼女の加入後は大半の回復アイテムがいらない子になってしまうレベル。
また、戦闘不能からHP満タンで完全復活できる「ふっかつドリンク」が、多くのショップで5コインという低価格で販売されていることも挙げられる。
更に、一部の装備の性能が非常に高く「セーフティリング」「ひまんパタこうら」などの強装備を集めればほとんどの戦闘で無双できてしまう。
前述のピーチも、加入当初はお姫様らしい貧弱さが弱点となっているのだが、
異様に成長率が高いため、レベルが上がり装備が整ってくるとそれも解消されてしまう。


しかも、本作では全滅時のペナルティが「セーブポイントに戻されるだけ」と、無いに等しい。
そのうえ宝箱の中身が復活するという仕様なので、
(一応、裏技的な扱いではあるが)それを活用することで、ワザと全滅をくりかえし無限に経験値を稼げる場所が結構ある。


ただ、すいじょうきばくはつやさくらふぶき、ジャスティスブレイカなど、ボス戦などで苦戦するポイントはちゃんと存在している。
キャラ育成もレベルUP時に好きなステータスを更に強化できるシステムな為、ある程度は自由にキャラ作り可能(キャラごとに向き不向きはあるが)。


コロコロコミック、学年誌共に本作を基にしたストーリーが連載されたが、前者連載ではあまりにも駆け足気味なストーリー進行となってしまい、マリオ達がヤリドヴィッヒを討伐した所で あっけなく物語が終了してしまった。 そしてその終わり方も残りの2ページでピーチ姫、ルイージ、ヨッシーが残りのスターピースを持ってきて終了というあんまりなラストであった。素通りで連載すらされなかったボンボン版のことを思えばまだ良い方…かも?


学年誌版も連載期間はかなり短かったが、こちらではラスボスであるカジオーもしっかり登場し、マリオ達がそのカジオーを討伐して完結という、コロコロ版と比べてまだまともな終わり方であった。


その後は大人の事情で本作は単行本に掲載できない所謂封印作品のような扱いになっていたが連載25周年記念の50巻~51巻と2023年4月に発売されたスペシャルセレクションで無事に収録された。




追記修正はロールプレイングゲームをやったことない人でもOK!


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ありゃ、みつかっちゃった。
項目を充実させたいのなら、追記・修正をしたほうが みのためよのためひとのため だよ。


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