天王寺璃奈

ページ名:天王寺璃奈

登録日:2023/11/13 Mon 00:40:21
更新日:2024/02/28 Tue 00:19:49NEW!
所要時間:約 45 分で読める



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虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 スクールアイドル ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 萌え袖 1年生 ピンク髪 ラブライブ! 誕生日に建った項目 高校生 機械オタク ゲーマー 所要時間30分以上の項目 アホ毛 無表情 天王寺璃奈 田中ちえ美 qu4rtz 璃奈ちゃんボード 短冊ヘア 素顔はめっちゃ可愛い



秘密のアイテム[璃奈ちゃんボード]
今日の気分は…『にっこりん!』
ホントだよ〜!\ホントかなぁ?/
素顔の璃奈ちゃん見せちゃってー!


天王寺てんのうじ璃奈りなは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に所属するスクールアイドル。



プロフィール

CV田中ちえ美
誕生日11/13
身長149cm
3サイズB71/W52/H75
血液型B型
星座蠍座
イメージカラーペーパーホワイト
メンバーアイコン猫耳の付いた電波マーク
肩書き顔出しNG→キュート
所属ユニットQU4RTZ

人物像

ピンクの短冊ヘアと金色の瞳が印象的な、小柄な1年生。情報処理学科の所属で中等部からの内部進学生*1。頭頂部にアホ毛がある。
制服は上着の代わりにパーカーを羽織っており、萌え袖にしているのが特徴。
パーカーは夏と冬とで色合いが違い、どちらもグレーがかった青色だが夏の方が薄く水色に近い。


感情を表に出すのが苦手で、その欠点を補うために「璃奈ちゃんボード」というスケッチブックに「カオ」を描いたボードを使ってコミュニケーションを取っている。
「ボード」無しでは一見すると感情の起伏がわからないため「何を考えているのかわからない」と言われてしまうこともあるものの、実際にはやや引っ込み思案なだけで豊かな感情の持ち主。
意外と積極的な一面もあり、未体験の物事にもまずは進んでやってみる姿勢を示しているほか、得意なプログラミングを駆使して仲間にちょっとしたイタズラを仕掛けることも。
ちなみに1年生では唯一上級生にもタメ口で喋っており、意外と毒舌。ふざけるメンバーに呆れてボソリとツッコむこともある。


また「人と比べて表情に現れにくい」だけで全く感情が顔に出ないというわけでもないようで、特に付き合いの長い愛などはボード無しでも璃奈の気持ちを読み取ることができる様子。
とはいえその表情のせいで人間関係で失敗したことも多いことが璃奈からも語られている通り、本質的には弱点であり璃奈本人にとってもコンプレックスになってしまっている。
ボードを発明した理由や、スクスタにて心を開いた相手にしか素顔を見せようとしていなかったのもこのコンプレックスが根本にある。


所属学科が示す通りバリバリの理系であり、特に電子工作やプログラミングといったITスキルの高さは、作中はおろかシリーズ全体を通して見てもトップクラス
後述する電子式「璃奈ちゃんボード」の制作や改良が代表的な例だが、その他にもオンラインライブ用の配信フォーマットや動画用のアニメーション映像など、
作中で様々なものを制作している様子が見られる。
アニメ版では特に映像編集が得意な長所を活かし、ライブの背景映像や同好会のPR動画の制作など、裏方としてもよく頼りにされている。
ゲーム制作もお手の物で、璃奈が自作したゲームを同好会の皆に遊んでもらう場面も描かれている。
一方で文系科目についてはあまり得意ではないようで、特に現代文の文章問題には苦戦している様子。


いわゆる発明家キャラとしての役回りも多いものの、璃奈の発明品でトラブルに……といった「あるある」な展開は意外にもあまり見られない。この辺りは同じく発明家キャラである若菜四季とは対照的。


璃奈と「璃奈ちゃんボード」

あのボードは、最初は苦手なところを補うためのものだった
だけど、今は大事な相棒


感情を顔に出すのが苦手な璃奈の、「もうひとつの『カオ』」。
璃奈は普段、自分の表情を変化させる代わりにボードに描かれた「カオ」を入れ替えることで喜怒哀楽を表現しており、ボードに用意していない感情を表現したい時は都度新しいボードに描き加えている。
「璃奈の表情を補うためのアイテム」という性質上、基本的に璃奈のためのアイテムではあるが、璃奈自身は「自分専用」とは捉えていない様子。
そのためファンクラブみんなで璃奈ちゃんボードを付ける企画も実施しているほか、このボードでほかのニジガクメンバーのモノマネをしたり、ほかのメンバー用のボードも登場したこともある*2
璃奈のボードを周囲の人々が一時的に拝借する場面も度々見られ、それについても璃奈は後述する理由もあって快く貸し出している。


璃奈ちゃんボードを切り替える時は「璃奈ちゃんボード『〇〇』」と感情や特に伝えたい言葉を言うのがお約束。
例えば笑顔なら『にっこりん!』、照れているときは『てれてれ』、やる気を見せる時は『むんっ!』『メラメラ〜』などなど。
ただし徹底されているわけではなく、会話の流れに応じて特に言及することなくボードを差し替える場面も多い。いわば「決め台詞」的なものである。


元々はこの「ボード」で顔を隠した姿が基本であり、登場から長らく素顔が不明だった
ただ誰にも素顔を見せなかったのかというとそうでもなく、彼女が特に心を開いている相手にはボード無しで接している姿も初期より描かれていた*3
例えばボードの提案者である愛にはたびたび素顔を見せていたほか、スクスタのOP映像では歩夢にも素顔を見せている。
主人公に対しても、「キズナエピソード」を読み進めて璃奈が心を開いてくれると素顔を公開してくれるようになり、ここで素顔が初公開となった。
該当のエピソードを読了することで璃奈ちゃんボードを取り外してのライブが可能になる。


このボードは本当にただのスケッチブックなので、覗き穴の類は空いていない。
そのため璃奈はボード両脇や足元から覗く僅かな視界から周囲を認識している。
当然、その状態でダンスやスクールアイドルの練習をするのは危険……なのだが、この状態で走っている様子が描かれており、案の定というか『未来ハーモニー』MVやアニメOPでは走っている最中に転びそうになっている場面がある*4


そうした事情から、ライブの際はボードの機能を電子化した液晶式ボード・オートエモーションコンバート璃奈ちゃんボードを使用する。
これはネコミミの付いたヘッドセットと璃奈の顔を覆うディスプレイ、そしてヘッドセットとディスプレイを繋ぐフレーム・ベゼルで構成されたヘッドギア型デバイス。
ディスプレイには粗いドットを並べて表示でき、これによって顔文字のような見た目の「カオ」を映し出すことができる。
「オートエモーションコンバート」と付いている通り表情変化は装着している璃奈の表情を読み取って全自動でリアルタイム反映してくれる優れもの*5で、口パクすらも反映可能というハイテク技術の塊。
紙製ボード最大の問題だった「視界」についても、目立たない位置にカメラを内蔵しておりボード裏面に景色を映し出して解決している。
この発明によって、「顔を隠したままでも感情を伝えられる」というボードの利点はそのままに視界と手が塞がるという問題を一気に克服。璃奈ちゃんボードは、スクールアイドル・天王寺璃奈の魅力を支える最大の武器となった。



このように「璃奈ちゃんボード」は主に2種類が存在しており、若干の違いこそあるがどちらも使い方はおおむね同じ。
ただし開発経緯と登場順に大きな違いがあり、スクスタでは初登場時点から紙製ボードは既に存在しており、その後スクールアイドルを始めるにあたって必要になったことから璃奈と「あなた」、そして情報処理学科のクラスメイトやコンピュータ部といったニジガク生徒達の協力も受けて電子式ボードを開発。
その後、璃奈が「ボード無しでのパフォーマンス」をしたいと望んだことからボードを外してのライブに挑戦し、それ以降は日常でも少しではあるがボード無しで生活している場面も増えている。
すなわち、スクスタでは紙製ボード→電子式ボード→素顔の順に披露された。


対するアニメ版では、初登場時は完全に素顔で生活していた。
その後ライブに出るにあたって「表情という"弱点”を得意分野でカバーするツール」として電子式ボードのアイデアを閃き、おそらくほぼ独力でライブ前日〜本番までの間に完成させている。
その後日常でも使えるボードとしてスケッチブックに「カオ」を描いてボード代わりに使うようになり、以降は特に強く感情をアピールしたい時などに使用している。
すなわち、アニメ版では素顔→電子式ボード→紙製ボードとスクスタとは真逆の順番で登場している。
そしておそらく尺の都合とはいえ、璃奈の電子工作スキルが恐ろしいことになっている……。


ちなみにボードのデザインはスクスタ版とアニメ版とでそれぞれ微妙に異なる。
紙製ボードは特に違いがわかりやすいが電子版も縦横比や「ベゼル部のラメピンクの縁取りの有無」などに違いが見られ、後述する商品版ボードはアニメ版のデザインを基に立体化されている。


活躍

スクスタ

同好会からのスカウトを受けたが、加入を決めると同時に「同好会に誘ったら面白い子」として連れてきたのが璃奈であった。
当初「ボード」で素顔を隠して生活する姿には驚いた一同だったが、しかしすぐに「あなた」やしずくは「『ボード』は武器になる」と確信。璃奈も自分がスクールアイドルになることには現実味を持てていない様子ではあったものの、周囲の後押しもあって入部を決意するのだった。


当初は「周囲に流されるままに入部した」と言っていい状態で、スクールアイドルとして何をやりたいかもハッキリしていなかった。
しかし、「人々とつながりたい」という璃奈の理想を聞いた「あなた」の提案で連れて来られたスクールアイドルのステージ……中でもせつ菜のステージに、それを観ている観客の心がひとつになっている様子に驚き、自分もこんなふうになりたいと自らの夢を見据える。


……だが、活動を始めて最初にぶち当たった壁もまた「ボード」だった。
璃奈は普段、「ボード」を手で支えて生活しているので、そのままではダンスに大きく制限がかかってしまう。かといってバンド等でボードを顔に固定すると、表情を変えられなくなる上に視界を得るための隙間も無くなってしまうので余計に危険になってしまう。
ボードに覗き穴を空け、表情変化を諦めればそのままでも実現できるが……「あなた」は、璃奈にとって「心の鏡」であるボードを妥協したくはなかった。
そうして熟考した末に2人が辿り着いたのが、「自動で表情が変わる固定式ボード」。
そのアイデアを実現するべく、2人はコンピュータ部や情報処理科の人々の協力を得てライブ用ボードを制作した。


ふふっ、これぞライブ用に開発した新アイテム、
オートエモーションコンバート璃奈ちゃんボード……!


そうして、あの日見たせつ菜のステージのような景色を実現するため、璃奈はステージへと足を進めてゆくのだった。


  • そのままの私(キズナエピソード6〜12話)

相談があるんだけど……。
あの、私がやってることって、他の子からしたら、
ちょっとズルいって思う?


スクールアイドルとして順調に人気を伸ばしていた中、唐突に璃奈は「あなた」に相談を持ちかける。
誰かに言われただとか、そういったきっかけがある訳ではないらしい。ただ漠然と、しかし少しずつ「顔を隠して活動するのは、ズルいことなのでは?」という気持ちが膨らんでいったのだ。
同時に、自分がみんなの顔を見たいと思うのと同じように、みんなも自分の顔を見たいのではとも考えていた。


璃奈は、自分の過去を……「表情が出せなくなってしまった理由」を、語り始める。


これが原因……っていうのは、ないと思う。
たぶん、私の気持ちの問題なんだ


両親は共働きで、璃奈が大きくなるとだんだん家を空けることが多くなっていったという。
それでも、電話やメールや手紙など様々な形でコミュニケーションを取ってくれたのだそうだ。
本音を言えば両親とちゃんと一緒にいたかったのだが、仕事もある中でもできる限り璃奈と触れ合おうとしてくれていることを知っていたから我慢して、そんな両親を心配させまいとだいたいの生活は一人でもできるように努力した。


しかし、いつしか璃奈は笑うことを忘れてしまった。面白いテレビを見ても、学校で友達と話してても。
心は楽しいと感じていても、それが表情に出なくなってしまったのだ。


それが原因で友達との会話もだんだん誤解やすれ違いが生まれるようになってしまい、その結果ますます表情の作り方がわからなくなった。
そうして行き詰まっていたところを助けてくれたのが、愛だった。
愛が生み出してくれたボードというアイデアが、璃奈に表情を取り戻してくれた。
璃奈ちゃんボードがあったから、「あなた」がスクールアイドルを勧めてくれたから、璃奈は今まで想像もできなかった人数の人々と「つながる」ことができた。


だからこそ、でもあった。
璃奈はもっともっといろんな人と繋がりたいと考えているからこそ、璃奈ちゃんボードが「ズル」なら、それを取ってでも───。


……「あなた」は、その言葉を否定も肯定もしなかった。璃奈がどんな選択を取ったとしても、その選択を尊重し応援する、と。
ただ、「璃奈ちゃんボードはもう璃奈ちゃんそのものだ」と思っている、とも付け加える。
そうして、前回のライブの様子を動画サイトにアップロードして、その反応を見てから決めても遅くはないと璃奈を諭した。


「あなた」のアドバイスを受けて、一晩考えた璃奈。そうして出した答えは───「次のライブではボードを外す」だった。
動画に寄せられたコメントからは、ファン達はたとえ璃奈がどんな姿であっても、きちんと璃奈自身を見てくれていることが見て取れた。
だからこそ、もう一歩前に進んだ自分を見てもらいたい。私のことを、もっと伝えたい。


「あなた」は当初その結論に驚いたが、しかしハッキリと、前向きな答えを出した璃奈の姿を見て、改めて彼女に全力で協力することを決めるのだった────。



  • 気づいて、小さな声(メインストーリー第22章)

ランジュの設立したスクールアイドル部。
彼女によって引き起こされた騒動に翻弄される日々ではあったが、璃奈は部を支える作曲家・ミアにどこかシンパシーを感じていた。
……そして、彼女の作る曲にも、ランジュのためではない「誰か」のための曲であることを感じ取る。


そんな中、同好会に愛からのSOSが飛んできた。
スランプに陥ったミアが、失踪したのだ。


かねてからミアに親近感を抱いていた璃奈は、その報せを受けるやすぐに協力を決める。


ミアさんて、ちょっとだけ、私と似てる気がする。
私だったら、どこなら安心できる……?


そうして誰より早くミアを見つけ出した璃奈は、ミアの傍に寄り添う。


音楽の名門・テイラー家に生まれたミアにとって、その家の名前と、一家が愛した音楽は心の拠り所であり、そして背負い続けてきた「呪い」でもあった。
ゆえに、曲が書けないという事態は、ミアにとっては一族としての居場所を失うことと同義だった。


本当に、価値をなくしてしまった
……もう誰もボクを必要としない


私……私に必要!


璃奈は、咄嗟に声を上げた。


私、ちょっとわかったかも。
ミアさん、いろんなことを考えて、
乗り越えて、それをずっと自分のなかに溜め込んでた


それは、ミアの作る曲にも表れていた。
璃奈はあくまで、ミアが今まで抱えて、歩いてきた足跡を、その道程から産み出し続けてきた曲の数々を、すべて肯定した。
ミアの作ってきた曲にも、確かにミアの『心の声』が詰め込まれているのだと。
「天才作曲家ミア・テイラー」としてではなく、弱さも抱えた14歳の少女ミアをこそ見てくれた璃奈を前に、ミアはやっと全てを打ち明けることができた。



  • 璃奈ちゃんボードの故障?(キズナエピソード31〜35話)

ある日を境に、ボードの調子が悪くなってしまう。璃奈が思った通りの表情を、ボードが反映してくれなくなってしまったのだ。
もちろん璃奈も原因の究明に務めたが、故障の理由を突き止めることは出来なかった。
一緒にボードを開発してくれたクラスメイトの一人・浅希にも見てもらったところ、実はボードは何もおかしくなかったことが判明。


だからね、思いつく原因は……
璃奈ちゃんの表情筋の動きが変わってきた、ということ


それはすなわち、スクールアイドルとしての活動や仲間との日々を過ごす中で、璃奈の表情が以前よりも表に出るようになり始めたことを意味していた。
浅希は璃奈の成長を喜び、こう付け加えた。


この分ならそのうち
璃奈ちゃんボードを外せるときがくるかもしれないね


……しかし、嬉しいことのはずなのに、璃奈はそのことを素直には喜べなかった。


璃奈ちゃんボードのおかげで、
私はみんなと繋がることができた

だけど……
もう頼らなくてよくなったら、
あなたはボードを取ったほうがいいと思う?

ボードがある私とない私、どっちがいい?


悩む璃奈に、あなたは今までと同じように「璃奈ちゃん自身がどうしたいか、で決めていいと思うな」と、璃奈の気持ちを最大限に尊重したアドバイスを送る。
以前にも語った通り、ボードはもはや璃奈ちゃんそのもの。だから素顔の璃奈も、璃奈ちゃんボードを着けた璃奈も、魅力は変わらないとも付け加えて。


……そっか。そうだよね

ボードは私の一部。
みんなと作ったこのボードが大好きだから使いたい


そう結論を出した璃奈は、浅希たちと「今の私に合うよう、ボードを改良したい」と「璃奈ちゃんボード・タイプ2」を開発した。



  • 48時間の応援歌(メインストーリー第44・45章)

ファンクラブでのゲーム大会で参加者にもらったコメントがきっかけで、「高校生ゲームクリエイターコンテスト」というイベントに興味を持った璃奈。
当日発表されるテーマに沿った内容のゲームを、決められた人数でゲームの企画からプログラミングまで全て数時間〜数日間の指定時間内に行って完成させ、その出来を競う……という、現実でも「ゲームジャム」などのタイトルで実施されているイベントだ。
今回のレギュレーションは4人、時間は48時間。


参加したいという璃奈の要望に応え、彼女とミア、せつ菜、そして「あなた」が挑戦することに。
同好会メンバーだけでなく、璃奈達の参加を知ったゲーム部やアナログゲーム制作部など様々な虹ヶ咲生達からの応援を受けた4人はやる気に満ちていた。
そうして始まったコンテスト当日。発表されたテーマは……「夢」。


璃奈は制作メンバーのリーダーとして、各員に的確に作業を割り振りつつ、自らもプログラム担当として順調にゲーム制作を進めてゆく。しかし……完成しつつあるゲームに璃奈は満足しつつも、しかし複雑な気持ちを抱いていた。
……リーダーを務めるという大役への責任感からか、璃奈は自分のやりたいことよりも「みんながやりたいこと」を優先しすぎていたのだ。
そのことを見抜いた「あなた」の助言を受けて、璃奈は自分の考えを言葉に出してみる。


これ、って形は、まだない。
でも、ファンクラブのみんなと……
たくさんの人と繋がれるゲーム


ゲームが苦手な人も得意な人も楽しめるように、ルールや操作は簡単に、でも技術次第で大きな成果が得られる。そして上手い人は他のプレイヤーを助けてあげられる……
そんな、「楽しい」気持ちをみんなで共有できる、「みんなの夢を叶える」ゲーム。
そのアイデアを聞いたミアとせつ菜は───


うん、璃奈の作りたいものを形にしよう

だけど、時間が……

追い込まれれば追い込まれるほど燃えるというもの。
ここから逆転するからおもしろいんですよ!


こうして4人は、2日目に突入した今から全てを振り出しに戻して、一から作り直すというまさかの決断を下す……!


テレビアニメ

1期

想いを伝えることって、難しい……
私の場合は特にそう。


アニメ版では登場時点ではボードを使用しておらず、普通に素顔を晒して生活している。
だが、自分の想いを上手く伝えられない璃奈は友達を作れずにいた。
そんな時に愛と出逢ったことで、璃奈の運命は回り始める。


せつ菜が『DIVE!』を披露したステージを愛と一緒に目撃し、愛と同じように興味を持ったことから2人揃って同好会に入部する。
もっとたくさんの人と繋がりたい。そう願う璃奈は、「今からでも、変われるんだ」と信じて同好会での活動を続けるが……。


  • #6:笑顔のカタチ(,,>▽<,,)

愛と侑、歩夢と4人でジョイポリスに遊びに来ていた璃奈は、偶然クラスメイトと合流。
彼女たちが同好会のスクールアイドル活動に興味津々なことを知った璃奈は、仲を深めたい一心でここジョイポリスでライブすることを決める。


同好会みんなの協力も受けてライブに向け特訓を重ねる璃奈。彼女自身も積極的に練習に励む日々だったが、それは今までひとりぼっちだった璃奈にとっては思いもしなかった日常で、「変われている」ことを実感しているからでもあった。
……しかしそんなある日、クラスメイト達に話しかけようとして、ふと窓に映る自分の表情を見た璃奈は凍りついた。


そこに映る璃奈は、今までと何も変わらない無表情。
変われてなど、いなかった。


ショックを受けた璃奈は塞ぎ込んでしまい、練習にも来なくなってしまう。


歌でたくさんの人とつながれるスクールアイドルなら、私は変われるかも、って……

でも、みんなはこんなことでって思うかもしれないけど……
どうしても気になっちゃうんだ。
自分の表情が……
ずっとそれで、失敗し続けてきたから……

こんなんじゃ、このままじゃ……!
……私は、みんなとつながることなんてできないよ……!
…ごめんなさい……


心配して家まで様子を見に来てくれた愛たち同好会の皆の前で、段ボール越しに今まで抱えてきた思いを打ち明ける。


侑と愛は、璃奈が本音を伝えてくれたことに感謝し、それでもあくまで「璃奈ちゃんのライブが見たい」と彼女を励ます。
たとえ笑顔が苦手でも、璃奈にはそれ以外の魅力がたくさんある、と。


……りな子。
ダメなところも武器に変えるのが、一人前のアイドル、だよ

そーそー!
できないことは、できることでカバーすればいいってね!


その言葉と、顔を隠してでも本音を伝えることができたことへの気付きから、璃奈はあるアイデアを閃く。


ライブ当日。
璃奈が衣装と共に身につけたのは、ヘッドホンに液晶画面が付いたような見た目のヘッドギア───璃奈ちゃんボード。
ふと、璃奈は足元に反射して映りこんだ自分を見つめる。すると、ボードに映し出された表情が満面の笑顔に変わった───。


2期

大丈夫。どんな時でも、ひとりじゃない
みんながいる


第2回SIFにあたっては宣伝映像の編集を担当し、桜坂しずく監督のもと見るアニメを間違えたかと思うほどハイクオリティなPVを制作。……したのは良かったのだが、誰かさんのポカもあってひと騒動起きることに……。


  • #3:sing!song!smile!

エマの発案で、来るY.G.国際学園との合同ライブではエマ・彼方・かすみ・璃奈の4人でユニットを組んでステージに挑むことに。
だが、かつて同好会がグループで活動しようとして失敗した原因でもある「メンバーそれぞれの個性が強すぎて方向性がまとまらない」問題が再び4人に立ち塞がる。


しかし、璃奈は諦めるのはまだ早いと「4人で1日ずつそれぞれの家にお泊まりをして、それぞれのやりたいことを発表しあう」ことを提案。
相変わらず4人の息はなかなか揃わなかったものの、侑が抱いていた悩みから自分自身では見えなかった「意外な魅力」があることににそれぞれが気づく。……それは、璃奈たちもやはりそうだった。
その発見が、「ソロ」と「ユニット」とでできることの幅への発見に繋がってゆく。


  • #9:The Sky I Can't Reach

かねてから、ミアに少なからぬ興味を抱いていた璃奈。
スクールアイドルを辞め、帰国することを決めたランジュを見返すため、ミアは渾身の一曲を作ってみせるも……彼女の決意を覆すには至らなかった。


その一部始終を見ていた璃奈は心配してミアの傍にいることを選ぶ。
ミアも当初余裕のなさからその手を払いのけてしまったものの、すぐに璃奈の真意を察した。


世界的な音楽一家・テイラー家の末裔である自分の『価値』を証明し続けるため、必死に走り続けてきたのがミアという少女である。


歌えないテイラー家の娘に、価値なんてない。
だからせめて、自分にできる事でこの世界に居場所を作ろうとしたんだ


でも、ミアちゃんは今、ここにいるよね?
ここは、ミアちゃんの居場所にならない?

……私、ミアちゃんの歌、聴きたい。
『ミア・テイラー』じゃなくて、『ミアちゃん』の歌が、聴きたいな。


家がどうとか、価値がどうとかではなく。
ただ、ミア自身に「歌が好きな気持ち」があるのなら、それを隠さないでほしい。
そんな、純粋な願いをミアに伝える。


璃奈はテイラー家がどれだけ凄い存在なのか、よくは知らない。
しかしだからこそ、彼女は目の前の少女を『天才作曲家ミア・テイラー』『”あの”テイラー家の娘』ではなく、『ミアという1人の友達』として見据え、接していた。
……それこそが、ミアがずっと求め続けてきた「居場所」だったのかもしれない。
そうして璃奈は、ミアに手を差し伸べる。


ミアちゃんにもっと、楽しんでほしい。
ここなら、きっとミアちゃんが望むものを叶えられる!


ボクが望むもの……
……歌いたい。歌いたいんだ!


うん。
夢を叶えるのが、スクールアイドル、だよ


人間関係

同い年・年下の相手はちゃん付け、年上はさん付けで呼ぶ。
敬語はほとんど*6使わず、簡潔な表現を好むようで口数も控えめだが、感情は素直に口に出すのが特徴。


内気な性格で、一見すると「人と接するのが苦手な子」という印象を持たれがちな璃奈。
しかし「人と話すと、自分の世界が広がる」と語っている通り、璃奈自身は積極的に人々と触れ合いたいと思っている。
特に「つながり」を何より重視しており、璃奈の語る「つながり」という言葉は「お互いの感情を共有する」ことと言い換えることができる。
これができたかどうかが璃奈にとって「コミュニケーションがうまく取れていたか」の評価基準にもなっている。
「璃奈ちゃんボード」をはじめとした発明の数々や彼女がスクールアイドルとしてステージに立つ理由にも、この「つながり」を求める試みが必ず根本に入っている。
すなわち、「誰とでもわかり合えるし、友達にだってなれるはず」が璃奈の信念だと言え、これを実現することが璃奈の行動原理なのだ。


  • 「あなた」

今の璃奈ちゃんの気持ちは、きっと誰よりも
まっすぐ相手の心に届いてるんじゃないかな。
なんて、私は思うよ


スクールアイドルという、璃奈の知らない形で「璃奈の理想」を実現できる世界を教えてくれた彼女には強く感謝しており、一際強い信頼を寄せている。
「あなた」も璃奈の素直な人柄には当初から好感を持っており、ボードで顔を隠して人と接することに対しても「顔は隠してても、心は隠してない」と彼女を評している。
それゆえ、璃奈が度々抱くことになる「ボードを着けて活動することの是非」についても、一貫して「どちらも璃奈の姿なのだから、璃奈が思った通りにやればいい」というアドバイスを送っている。


ゲームが嫌いでこそないが決して上手くはない「あなた」は璃奈やミアとゲームで遊ぶとだいたい負けてしまうのだが、璃奈はそんな彼女の「クセ」を見抜いており、アドバイスひとつでミアに安定して勝利できるまでに成長させてみせたことも。


  • [[高咲>高咲侑]]

……ありがとう。
璃奈ちゃんの気持ち、教えてくれて


プログラミングや電子工作、動画編集といったコンピュータ周りに強い璃奈はライブの演出やPVの編集といった裏方仕事を担うことも多く、それゆえ裏方がメインの侑と一緒に行動する機会も多い。
その長所はもちろん侑も早くから評価しており、璃奈が表情へのコンプレックスから逃げ出してしまった時も璃奈が持つ強みとして「機械にも強いしね」と真っ先に挙げている。


  • [[上原歩夢>上原歩夢]]

実は活動最初期から絡みの多い人物で、ちょぼらうにょぽみの『スクスタ4コマ』にて共演し人気に嫉妬されたり素顔を暴こうとボードに水をかけられそうになったりしていた。
そんな黒歴史はさておきその心優しい性格からか早い段階で璃奈が心を開いている相手であることが描かれており、スクスタのOPでは愛と3人でボードの表情についてアイデアを出し合っている様子が見られる。


また歩夢がゲームに強いことを知っている人物の1人でもあり、「覚えるのが早い」と語っている。
実際、璃奈が作ったゲームを同好会みんなでやらせたところ、ガチ勢としてしのぎを削りあっていたミアとせつ菜をよそに軽々とスコアボードのトップを取っていた……なんてことも。「楽勝〜♪」


  • [[中須かすみ>中須かすみ]]

お揃い……嬉しい。りな子でいいよ
かすみちゃんは……かす子?

うわーん!
かすって言わないでぇ〜!!


ボードで顔を隠して生活する璃奈の姿を初めて見た際には驚いており、「その姿のままでスクールアイドルをやる」ことにもやや懐疑的だった。
しかし打ち解けるまでには時間はかからず、彼女にもしずくにつけた「しず子」と同じように「りな子」とあだ名を付ける。
「おそろいのあだ名」に喜ぶ璃奈だったが……しかし、その法則に倣うとかすみの場合は微妙なあだ名になってしまうことに気付けなかったのであった。


かすみから見た璃奈は「年の近い妹」のように映るようで、自信なさげな璃奈を率先してフォローしたり、数々の「カワイイ」を伝授するなど親密に接している様子がよく見られる。
実際(?)、かすみ主催で「妹王決定戦」を開催した際には圧倒的な妹オーラの前に膝を屈したことも。妹オーラってなんだ……?
かすみのイタズラには乗っかることも多い一方で意外と冷静でもあり、ツッコミを入れるべき場面ではかなり的確にツッコんでいるほか、照れ隠しにボードを借りようとしたかすみにどこかで見たようなノリで「テレテレ」のボードを差し出したことも。


  • [[桜坂しずく>桜坂しずく]]

…私にも、ちょっとわかるんだ。自分のことが嫌な気持ち


様々な役を演じ分けて、それぞれに合ったやり方で感情を乗せることのできるしずくは璃奈にとって憧れのひとり。
その演技力には日々驚かされているほか、しずくの稽古のために相手役として付き合わされることもしばしば。


そんな一方で、特にアニメ版でのしずくは「周囲と違う自分を嫌われたくなくて、『演技』という殻にずっとこもってきた」人物であったために、その苦悩には璃奈も理解を示している。
意外にも近しい存在でもあることを知った璃奈は、かつて自分がそうだったように「手を差し伸べられる人」がすぐ側にいることを知っており……。


  • [[宮下愛>宮下愛]]

それより
自分を変えようといつも頑張ってる
りなりーの方が凄いって!

……そういうの
さらっと言えちゃうのが
やっぱり凄い……


璃奈の人生を変えた存在で、璃奈にとって「憧れの先輩」であり「理想像」と言える存在。
ボードのアイデアなど様々な形で、璃奈の抱えていた悩みを璃奈には想像がつかない方法で解決してゆく姿、そして自分のように困っている人を見つけたら赤の他人だろうと一切の躊躇なく手を差し伸べる姿、そして周囲の些細な変化にも誰より早く気がつく姿……
そんな愛の様子をずっと隣で見ており、璃奈は彼女のようになりたいという想いを抱き続けている。
……そして、その想いはやがてミアを救うという形で結実を見せることにも繋がってゆく。


とはいえ「ボードに表情を描いて、それを顔の代わりにすればいい」というそのアイデアを聞いた当初は璃奈も半信半疑と言ったところだったようなのだが、実践してみると確かに周囲と話せるようになり始め、璃奈自身も感情を出せるようになったと実感できたことから感謝しているという。


実は、璃奈ちゃんボードの表情は愛を参考にしているのだという。
誰とでもすぐ打ち解けられる愛の姿は璃奈にとって憧れであり、彼女のようになりたいという「理想」がボードに描かれた表情には詰まっているのだ。
そのため、同じように自分の表情を気にしていた栞子がボードをこっそり拝借していたのを見た際には、嫌がるどころか喜んでいる。


  • [[朝香果林>朝香果林]]

それにしても、今回は璃奈ちゃんに驚かされてばかりね。
あんなに芯の強い子だったなんて……


1年生全員をどこか妹のように見守る場面の多い果林だが、やはり璃奈も同様。
というより璃奈に対しては一際大切に接していることが伺え、かすみやしずく、栞子によく見せるようないたずらっ気も璃奈に対してはほぼ見られない。あまりに純粋すぎてさすがに罪悪感を覚えるのだろうか。
一方、メンバーの中でも特に幼く見えて実は芯は据わっている璃奈の、いざという時に見せる行動力に驚かされることもしばしば。


璃奈も普段の果林が見せる「お姉さんらしさ」「頼もしさ」には強く憧れており、その抜群のスタイルも含め彼女のようになりたいとよく頼っている。
しかしエマ共々寮生活という家族と離れ離れな環境で寂しく思っていないかと心配してもいるようで、せめて自分が代わりになれればと2人にそれぞれボードのコピーを渡したことも。
果林は実際に自室に貼ってみたようなのだが……


‎…………
結構存在感あるわね‎…


  • 近江彼方

斬新さなら璃奈ちゃんの方が凄いと思うよ
ボードを着けたスクールアイドルこそ他にいないもん


ユニットメンバーのお姉さん担当・その1。
個性的な活動スタイルのスクールアイドル同士でもあり、「実はリスペクトしている、身近な人は?」という話題では、彼方は上記の理由で璃奈を挙げている。
璃奈ものんびりしているようで実はみんなのことをきちんと見ている「お姉さん」な一面を知っており、彼女に甘えることも多い。
またその高い料理スキルにもよくお世話になっており、彼方が作ってくるお菓子を貰ってはボードで表現しきれないほど喜ぶのも『にじよん』でのお約束ネタのひとつ。


  • [[優木せつ菜>優木せつ菜]]

驚きました……このようなスクールアイドル、
全国でもきっと璃奈さんだけですよ!


「ボードで素顔を隠してパフォーマンスする」という璃奈の特徴には驚きながらも全力で肯定しており、ボードそのものにも興味津々。まあ当人の趣味的にこういうのとか連想してそうだし
……というかせつ菜の認識としては完全に「そっち系」のようで、ボードの新機能についてアイデアを募っていたところにも「レーザービームとか出るとカッコいいです!」「変形……そして合体!!ですね!」全く自重していない。


一方の璃奈も元々インドア派だったためアニメやゲームといった話題には詳しく、せつ菜とは趣味が近い者同士でもある。
彼女ほどストレートに「大好き」を表現できる性格ではないものの、あのせつ菜の勢いを受けて気圧される様子もないあたり、もしかすると璃奈にも彼女並の「熱さ」が秘められている……のかも?


ちなみに、合宿会でせつ菜お手製シチュー……?の味見を頼まれた際には
「!?」「あわわわわわ……」ものすごく返答に困っていた
まともなリアクションを返そうとする余裕があるだけ被害者の中ではかなりマシな方なのが恐ろしい……


  • エマ・ヴェルデ

いつもポカポカだけど、意外と芯は強い
すっごくまっすぐだよね


ユニットメンバーのお姉さん担当・その2。
彼方同様によく甘えている相手でもあるが、一方で「おおらかな性格で誰にでも優しいが、その内面には確かな芯を持っておりいざという時の決断力・行動力には目を見張るものがある」……というエマの意外性もしっかり見ており、彼方とともに彼女の印象として冒頭のセリフを述べている。


エマも璃奈が同好会に加入した当初から彼女のことは気にかけていた様子。
また気が弱そうに見えて、確かな考えを持つと的確なリーダーシップを発揮してみんなを導いていく姿をエマは評価しており、「璃奈ちゃんは引っ張るタイプだよね!」と語っている。


そんな一方で、あれだけの大食いで得ているはずのカロリーは一体どこに消えているのか?というあんまり突っ込んじゃいけない類の疑問も少し抱いている模様。


  • [[三船栞子>三船栞子]]

表情や応対が「硬い」とよく言われてしまうことを気にしている栞子は、同じように自身の表情がコンプレックスの璃奈に少し親近感を抱いている様子。
彼女の自らのコンプレックスに対する「回答」とも言える璃奈ちゃんボードにも興味を持っている様子で、参考にとこっそり「にっこりん!」のボードを拝借したことも。まあ速攻でバレたのだが。


そんな一方で璃奈の高い技術力こそ評価しているものの、技術力を持て余してたまに迷子になる様子に付き合わされることもしばしば。
突如始まった「新型璃奈ちゃんボード制作発表会」では、用途不明だったり過剰すぎる新機能ばかり搭載されてゆく新型ボードに的確かつ容赦ないツッコミを次々と入れていた。「全体的に璃奈さんはどこに向かっているのですか?」


  • [[ミア・テイラー>ミア・テイラー]]

ミアちゃんは有名な作曲家で
歌が上手いし声も綺麗
これからの活動が楽しみ


スクスタ・アニメ版共に、ミアとっては一番「どん底」だった時期に傍で寄り添ってくれた相手。
スランプに陥り抜け出せなくなっていた自分を救い出してくれた恩義もあってかミアが一番懐いている相手であり、彼女が全幅の信頼を寄せている人物。
その懐きっぷりは他の仲間に向けるそれとは見るからに異なり、いまいち乗り気になれないことでも璃奈に「やろう」と言われるとそれまでの態度が嘘のようにやる気を出す「……ホントりな子の言うことだけは聞くんだから…」
学年上は後輩にも関わらず、ミアがちゃん付けされても一切不満げにしないことを考えても、彼女がどれだけ璃奈に心を開いているかが窺える。
璃奈もそんなミアの力になりたいと思っており、彼女のために機材を用意して彼女好みのハンバーガー作りに挑戦したことも。


  • 鐘嵐珠

伝えたいのに伝わらないのって、すごくつらい。
でも、間違って伝わるのも、つらいよね……
私、すごく気持ち、わかる……


性格こそまるで違うが、周囲と違うがゆえの孤独や気持ちを上手く伝えられずに失敗し続けてきた過去は璃奈にも通じるものがあり、ゆえに栞子から今までランジュが辿ってきた境遇を聞いた際にはその心境に強く共感している。


ミアとの関係性とは裏腹に、直接の絡み自体はそれほど多くはない。ランジュ自身もそのことを少し気にしているようで、スクスタにてランジュ→璃奈の誕生日限定ボイスでは「ミアとばかりじゃなく、ランジュとも遊ぶのよ!」と呼びかけている。


  • はんぺん

学園周辺に住み着いた白い野良の仔猫。
最初に璃奈が発見し、親猫が周囲に見当たらないことに気付いてからはこっそり時間を作ってお世話をしていた。
やがて同好会にもそのことが知られるようになったため、メンバーみんなで面倒を見ることに。
栞子(アニメ版では菜々)の理解もあって「黙認」という形ではあるが*7、同好会の中で飼うことも認められ、いつしか同好会のマスコット的な存在になっていった。


普段は学園の敷地で気ままに過ごしている。
璃奈曰く「引っ込み思案」な性格で、誰よりも璃奈に懐いている様子。
アニメ版では愛も璃奈と一緒にお世話をしているため、愛にも早いうちから懐いていたが、新参のミアには警戒したのか逃げられてしまっている。


実はかなり頭がいいことがスクスタにて判明しており、電車の乗り換えすら使いこなして遠方の人々にまで顔が知られているよもや吾輩猫の生まれ変わりか?


ソロ楽曲

全体の傾向

「ボード」の存在やコンピュータに強い璃奈の個性を反映させてか、チップチューンなどの電子音を多用しているのが大きな特徴。
中でも電波ソングを得意としており、小柄な璃奈がピコピコと賑やかなメロディに合わせて踊る姿が印象的。
璃奈の願いである「みんなと”つながる”」ことももちろん全ての楽曲で重要視されており、多くの曲で多彩なコールや特徴的な振り付けが用意されている。この特徴は憧れの存在であるにも通じるものがあり、彼女の影響とも見ることができる。


その一方で、璃奈自身が重い過去やコンプレックスを経て今の姿に至っていることもあってか、その歌詞には強いメッセージが込められている。
特に上述した彼女の願いである”つながり”……すなわち「コミュニケーションの楽しさ、大切さ」を訴える歌詞はほとんどの楽曲に盛り込まれている。
こうした特徴から、その賑やかな曲調とは裏腹にメンバー屈指の泣き曲メーカーとしての呼び声も高い。


ソロ楽曲一覧

▶ドキピポ☆エモーション

作詞・作曲:NOVECHIKA・菊地博人

いつか素顔を見せる日が来たら
その時は笑顔でいたい


1stアルバム『TOKIMEKI Runners』収録。
自分の想いを伝えることの難しさを感じながらも、それでもみんなと「つながる」ために頑張る璃奈の心境を綴った一曲。
璃奈ちゃんボードの存在もあってデジタルな印象を抱かせる璃奈の個性を最大限に表現した、ビットチューン調の電波ソングである。
電波ソングらしくコールしやすいように作られており、ライブでは多数のコールで璃奈と「つながる」感覚が味わえる。でも「R-I-N-A C-H-A-N B-O-ARD!RINA-CHAN BOARD!」のコールを初見で合わせるのは無理だと思います。


この曲で特筆すべきは、スクスタのMVにおけるサビ部分。
「その時は笑顔でいたい」という歌詞に合わせてモーションデータ上は「笑顔」が設定されており、決めポーズと共に全開の笑顔が画面いっぱいのアップで映し出される。……璃奈以外のキャラに踊らせた場合は。
ここの場面ではボードを装着した璃奈が踊る時だけ「泣き顔」になる特殊演出が組まれており、「"いつか”素顔を見せる日が来たら〜」という直前の歌詞に掛けた演出になっているのだ。「特定キャラクター使用時のみ発生する特殊演出」が組まれているMVはこの楽曲のみである。
そして、その「いつか」が来た時にこのMVを観ることで、キズナエピソードと合わせてもう一回感動できる。そんなニクイ演出が用意された一曲であったのだ。


▶テレテレパシー

作詞:NOVECHIKA・クボナオキ
作曲:クボナオキ

想いよ届け 笑顔を繋いで
何度も何度も送るよメッセージ
みんなのヒカリが導いてるんだ
テレテレパシー テレテレパシー
届けよう


初めてのライブで経験した、「たくさんの人と繋がりを感じられる」楽しさ。
それをもっともっと大きくしたい、と次のイベントへの期待に胸を膨らませる璃奈に、「あなた」はそのテーマにピッタリの「璃奈ちゃんらしい」曲を作ると誓う。
その間にも、璃奈は色々な経験を重ね、璃奈の世界は彼女自身にも想像がつかないほど広がっていった。
……その中で、「璃奈ちゃんボード」で顔を隠したままで、本当にこのままでいいのだろうか?と彼女の中で疑念が膨らんでいく。
「あなた」やファンの人々はボードも込みで璃奈を受け入れてくれたが、だからこそもう一歩前に進みたい。
そう思った璃奈は、次のイベントではボードを外すことを決意するが……。


璃奈が活動を通して得た成長を描いた曲ではあるが、同時に「もう一歩前に踏み出す」をテーマに、勇気を出し切れずにいる人々の背中をそっと押してくれるような一曲としても仕上がっている。
歌詞の内容はキズナエピソードで語られた通りの想いを、そのまま書き綴ったもの。
「璃奈ちゃんボードはもう璃奈と一心同体」であることを感じさせる歌詞も盛り込まれており、「何度も何度も"支えた"メッセージ」などはその最たる例だろう。


『LUmF』収録曲の例に漏れず、テレビアニメ第2期最終話でのライブダイジェストでも披露する*8
しかし運悪く開演前にボードが故障してしまい、璃奈は急遽ソロステージの出番をずらして貰っての応急修理を試みる。
愛やミアも助力に加わるが……時間内での修復は叶わず、璃奈はやむなくボード無しでステージに立つことに。
その姿を見た観客達が見せたのは、カタチになった”繋がり”だった───!


▶アナログハート

作詞:NOVECHIKA
作曲:米澤森人・藤原彩豊

繋がるよ ミライへとアクセス
飛び出した勇気はサクセス
心と心はオンライン
(ピピピピピ ピピピピポパポ)


ファン達の希望も受けて、ファンクラブを設立することにした璃奈。
ファンと気持ちを共有することを何より大切にする璃奈の積極的な活動もあって、滑り出しは順調だった。
……しかし、ファンクラブが人気を増して行く一方で、昔からライブを観に来てくれていたファンがだんだん減っていることに璃奈は気付く。
思い切って直接調査してみたところ、彼女らは盛り上がりを増していく璃奈のイベントや新参のファン達と、本当は静かに璃奈の話や歌を聞きたいと思っている自分達との『温度差』から、徐々にステージに足を運びづらくなってしまっていたのだ。


璃奈もその意見には共感できるところもあり、色々な考えの人がいる中で「どうすればみんな一緒に楽しめるか」を模索した璃奈は、オンラインライブのアイデアを思いつく。
しかも、ただ配信するだけではなく、璃奈もみんなの顔が見られるように専用アプリを開発して、そこで配信するという、何もかもが「璃奈ならでは」な企画だった───。


スクールアイドルを始めたことで、それまでの自分からはまるで考えられない成長を遂げた自分を振り返る歌詞とともに、「今度は私から手を差し伸べたい」と人々を励ますテクノポップ。
奇しくも楽曲のリリース時期がちょうど新型コロナウイルスによる騒動が本格化し始めた頃であり、キズナエピソードで語られたものと理由こそ違えどリアルライブへの参加が難しくなっていた時勢と偶然にもマッチ。「離れていてもオンラインライブなら心は一つ」と語りかける曲の内容が予想外の形で刺さる結果に。
ちょうどこの楽曲が初披露された2ndライブからラブライブシリーズも「ライブの開催延期・中止」ではなく「オンラインライブでの代替」を始めた時期でもあった。


その2ndライブの「Brand New Story」公演ではソロライブパートのトップバッターを務めた。
……というのもこのライブでの披露がスクスタの「璃奈ちゃんボード取り外し機能」初公開であり、同じく初披露となる3rdソロ曲の3DMVと共に速報としてのインパクトを持たせる意図があったためと思われる。
事実、バックモニターに映る素顔でダンスする璃奈は驚きをもって迎えられた。


▶First Love Again

作詞:月見草
作曲:月見草・吉村隆行

明日は明日の キミにまた出会いたい
初めて出会ったあの日の トキメキ蘇る


校内フィルムフェスティバルに向けて作品を制作している各部活動のPRを手伝っているスクールアイドル同好会。璃奈の担当はゲーム部だった。
そのシナリオに衝撃と感動を受けた璃奈は、作中の人物のように自分も何かに挑戦したいとこの作品のテーマ曲は自分で作曲することを提案。
「あなた」の協力のもと、璃奈のチャレンジが始まるのだった……。


ある日、主人公のところにかっこいい紙飛行機が飛んでくる。
その羽には番号がついていて、開くとメッセージが。「このメッセージを読んだ人、はじめまして!私の冒険のパートナーになってくれますか?」
それから主人公は、何度も紙飛行機を見つけては、小さな冒険を繰り返していく。
しかし、紙飛行機の番号はいつも5番まで。書かれるメッセージも毎回同じだった。
そのうち、主人公は紙飛行機の送り主が誰なのかを調べ始めるが───その果てに辿り着いた「パートナー」の正体は、昔近所に住んでいた幼馴染だった。
しかもその幼馴染は、記憶が一日分しかもたなくなる難病を患っていた……。

泣き曲メーカー・天王寺璃奈の本領発揮。
「忘れちゃえるなら、失敗を恐れることなんてない。いつもワクワクしていられる」と、自身の境遇を前向きに捉えるヒロインの心情を描いた、心温まるバラード。
タイトルは作中に登場する象徴的なセリフ「何度でも初恋をしよう」から取られており、歌詞中にも取り入れられている。


▶私はマグネット

作詞:鈴木エレカ
作曲:Luis Ogata

何十回何百回 歌と一緒に
だいすきで大切な君を支えたい


5thアルバム『Fly with you!』収録。
この秋、ラブソングカーニバルへの出演依頼が各メンバーに届いた同好会。
どんな曲に仕上げるか悩むメンバーも多い中、璃奈は意外にも早くから曲の構想を決めていた。
その内容について愛が訊ねると、答えはこれ以上なく簡潔だった。


愛さんへのラブソング。

愛さんへの、ラブソングを作るの!


愛と出逢って劇的に変わった璃奈の世界。
彼女がくれたたくさんの「初めて」が、璃奈に自分では考えられなかったほどの変化をもたらした。
でも、もらってばかりは嫌。これからは私からも何かしてあげたい。ずっと傍にいたい。
そんな、素直で純粋な気持ちを目いっぱいに綴ったミディアムバラードである。


この通り曲の内容としては完全に愛に向けられたものではあるが、「ファンに聴かせる曲」であることも意識してか愛だけではないファンとの絆を歌っているとも受け取れる歌詞になっている。
歌詞自体は「これまでの感謝とこれから」といったものではあるが、一方で「I love you!フォーエバー!」と何度も告げるなどラブソングらしくド直球ストレートな想いを隠すことなくぶつけに来ている。公式が式を挙げに来た。


▶ツナガルコネクト

作詞:Ayaka Miyake
作曲:DECO*27
編曲:ポリスピカデリー

チガウスガタ チガウカタチ
なのにどうして
オナジキモチ!!(,,>▽<,,)


テレビアニメ1期挿入歌シングル第2弾『サイコーハート / La Bella Patria / ツナガルコネクト』収録。
第6話『笑顔のカタチ(,,>▽<,,)』挿入歌。


アニメ版『ドキピポ』とでも言える立ち位置の曲で、璃奈がこれまで抱き続けてきたコミュニケーションの難しさと、それでも「沢山の人とつながりたい」と願う璃奈の気持ちを『ドキピポ』とはまた違った切り口から綴っている。
後述する楽曲そのものの特徴や話題性もさることながら、MV自体も気合いの入ったものになっており、特に璃奈ちゃんボードの裏という「劇中の誰も気づかない場所」で璃奈がきちんと笑えていることを示した一瞬のカットは今なお語り草となっている。


そして何よりも話題になったのが、クレジットにて判明した「作曲:DECO*27」「編曲:ポリスピカデリー」というまさかの超大物クリエイターの参戦。
DECO*27氏は以前にも『無敵級*ビリーバー』の作曲に携わったとはいえ、あのポリスピカデリー氏との共作ということや曲そのもののクオリティも合わせてやはり視聴者に衝撃が走った。
その話題性は凄まじく、放送直後にMVがYouTubeの公式チャンネルにアップロードされて以降急激に再生数を伸ばし、虹ヶ咲のアニメMV動画のどれよりも早く100万回再生を突破。
その後もまだまだ勢いは衰えず、2023年現在では総再生回数は500万回を超えシリーズ総合チャンネルにアップロードされたMVの中ではあの『snow halation』をも超え5位に位置付けている。
この曲より上位の曲は『コットンキャンディえいえいおー!』や『DREAMY COLOR』『BANZAI! digital trippers』などどれもこれも「史上初」や「規格外」が並ぶ曲ばかり*9であることからも、この楽曲が与えた衝撃がいかほどのものか窺い知れよう。


余談

VTuber璃奈ちゃん

虹ヶ咲メンバーが3人ずつチームに別れ、それぞれ興味のあるテーマに沿って広報活動を行う「広がれ虹のWA!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 テーマ別活動」。
そのうち、せつ菜・璃奈・栞子が担当する「IT活用チーム」の一環として2022/12/27〜2023/1/2にかけてYouTubeに投稿された動画シリーズがこの「VTuber璃奈ちゃん」である。


タイトル通りに璃奈がバーチャルYouTuberとしての活動に挑戦するというもので、3Dモデルはスクスタの『ドキピポ☆エモーション』のものを使用、"中の人”もモーション含め田中ちえ美が務めている。後輩の活動コンセプトを先にやっちゃうスタイル。
動画は全部で3本で、ファンからのお便りに答えたり、ダンスを披露してみたり、以前の活動で制作したゲー厶で遊んでみたりと様々な内容に挑戦している。


ちなみにこのIT活用チーム、今回のVTuber活動の他にも『にじよん あにめーしょん』でも元ネタとして使われたアクションゲーム『TOKIMEKI RunRuns』や神経衰弱ゲーム『Love U match friends』など様々なゲームアプリを制作しており、これらは今でもプレイ可能。
テーマ別活動の中でも、特に話題性の強いチームであった。


ファンと璃奈ちゃんボード、そして…

これまで述べてきた通り、天王寺璃奈というキャラクターと切っても切れない関係にあるアイテム「璃奈ちゃんボード」。
中でも電子式ボードは特に印象的なアイテムであり、単に「璃奈ちゃんボード」と言った場合紙製ボードではなくこちらの話題であることも多い。


それほどに特徴的かつ象徴的なアイテムであるため、虹ヶ咲の展開開始直後から「璃奈ちゃんボードを自作しよう」と考えたファンが複数現れた
やはりボードを制作する上でキモになるのはフェイス部分。設定上では液晶画面を使用しているとのことだが、コスト面の問題や見た目上違和感がないことからファンメイドのボードではLEDを使用するのが主流。
内蔵カメラまでは公式含め再現している例はないものの、「前が見えない」問題をフェイス部分を透ける素材にしたり適度に隙間を設けて解決するなど部分的に公式のライブ用ボードをも超えるボードを制作した猛者もいた*10



璃奈ちゃんボード
あなたもつけてみる?


……そして時は流れ、2023年6月。
そんなファン達の動きを受けてか、なんとバンダイから「光る!鳴る!オートエモーションコンバート璃奈ちゃんボード」として商品化が決定した。
この公式ボードは「璃奈が実際に使用しているボード」を再現することを徹底的に追求した作りとなっており、アニメ版のボードを基に成人女性の頭部サイズを基準として制作されているとのこと。もちろん各部調整機能により男性も装着可能としている。
そして気になるフェイス部分にはバンダイ玩具史上最多(!)、168個のLEDを搭載。しかも「ボードの再現」だけであればピンク単色だけで良いところ、『スクフェス2』の一コマ漫画で披露した「璃奈ちゃんっビ───ム!!」を再現するためだけにフルカラーLEDを採用するというこだわりよう*11


さらに今回のために撮り下ろした150種類以上のボイスに合わせて表情が変化するほか、「無音モード」搭載により表情のみを変化させることも可能。
それだけに留まらず、内蔵BGMとして制作発表時点での最新楽曲『私はマグネット』までの全ての璃奈ソロ曲に『TOKIMEKI Runners(12人ver.)』を加えた計7曲のショートver.が収録されており、しかも各楽曲を再生すると実際にスクスタやアニメの映像通りにボードが表情変化と口パクを行う完全再現仕様。


気になる視界については、さすがに内蔵カメラの再現までは叶わなかったようで開発ブログでも「ゼロです。」と断言されてしまった。
それでも、ここまでのこだわりようを見ても些細な問題と言えよう。
これまで数々のなりきり玩具を商品化してきたバンダイの技術を結集した、「公式だからできること」を徹底的に追求したと言える入魂の一品となっている。


その他余談

  • 「アラン」という猫型のペットロボットを飼っている……そうなのだが、言及されることはあまりない。アニメでは小道具としてちょこっと登場したり、対戦ゲームのアバターになったりと活躍自体はしているが……
  • 2023年現在、シリーズ通して最も身長が低いキャラクターであり、スリーサイズもその全てがレギュラーキャラ中最小というひたすら小柄なキャラでもある。
    • ちなみに、最高身長は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの夕霧綴理(171cm)。
    • 蓮ノ空の展開開始前は果林が(レギュラーキャラに絞れば)身長1位であり、璃奈と果林のペアは現在でも最も身長差のあるシリーズ内カップリングである。
  • 初代『スクフェス』のメイン画面では、顔(璃奈ちゃんボード)付近をタップした時限定の反応セリフが用意されていた。


追記・修正は私もできる。
……だけど、あなたの話も、聞きたいな


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  • 璃奈ちゃんボード見たとき「ヤバイ仮面だ!」と思ったのはいい思い出。 -- 名無しさん (2023-11-13 06:06:47)
  • 『ジュニア空想科学読本』でも璃奈ちゃんボードについて考察されていたね -- 名無しさん (2023-11-13 06:25:01)
  • 人間関係のところに同級生3人も追記してあげて欲しい -- 名無しさん (2023-11-15 00:50:31)
  • ボードで感情表現する唯一無二の個性を持つスクールアイドル -- 名無しさん (2023-11-15 19:20:58)

#comment(striction)

*1 ただし作中では中等部が一切登場しないどころか全く言及すらもされてない。
*2 璃奈の誕生日パーティではメンバー全員で自分のボードを着けたこともあったほか、特殊な例ではあるがアニメでは「しずくちゃんボード『拘束』」が登場した。
*3 ただし当時は「素顔は不明」という設定であったため、璃奈がボードを外している時はカメラに背を向けて映るなど徹底的に素顔が映らないようにされていた
*4 なお、どちらの映像でもよく見るとつまづいた一瞬だけボードの表情を変える早業を見せている。凄いけどそんなことより自分の安全を優先してほしい。
*5 仕組みとしては、「表情筋が動く際に神経に流れる電気信号を感知して『璃奈が出したい表情』を認識し反映させる」というものであることがスクスタにて解説されている。
*6 アニメ版では、愛との初対面時に彼女に敬語を使っていた。「距離感を感じる年上」には敬語で接するのだろうか。
*7 「生物系の委員や部活でもない一団体が学内でペットを飼う」という形になるため、生徒会として正式に許可するわけにはいかなかった。
*8 実はそれ以前にも、インストver.が1期でも使用されている
*9 コッキャンはともかくとして、『DREAMY COLOR』はシリーズ初の実写MVであり、『BANZAI! digital trippers』も歴代初となる初音ミクとのコラボ楽曲と何かとニュース的な側面のある曲である
*10 公式のボードは完全に視界ゼロであり、使用する際は他のキャストに手を引いてもらうなどの補助が欠かせない。ダンスパフォーマンスで使用するなどもってのほかなので、基本的にMCの挨拶時のみの使用となる
*11 しかもこの一コマではあくまで「アイデアの提案」に留まっており、実際に璃奈ちゃんボードに搭載されたのかは不明。つまりこの仕様により部分的に劇中の機能を超えた可能性さえある。

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