シャーデンフロイデ(Lobotomy Corporation)

ページ名:シャーデンフロイデ_Lobotomy Corporation_

登録日:2023/04/25 Tue 09:59:00
更新日:2024/07/05 Fri 13:13:18NEW!
所要時間:約5分で読めます



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lobotomy corporation he サンドバッグ 初見殺し アブノーマリティ 幻想体




機械の中の鍵穴からは、執拗な視線を感じる。




シャーデンフロイデLobotomy Corporationに登場するアブノーマリティである。
危険度ランクはHEで、職員数名を殺害する程度の危険度を持っている。
初見での危険度は明らかにWAWと同等だが...




概要

四角い箱のような機械にレンズのように見える円形の物体が付属している。
機械の正面には鍵穴があり、そこから1つの目玉が確認できる。


鍵穴からは視線を感じるようであり、こちらを観察しているものと思われる。


特殊能力

収容中のシャーデンフロイデは2のクリフォトカウンターを持ち、0になると脱走する。


管理作業時


  • 収容室を5秒以上画面に入れると、クリフォトカウンターが1減少する
  • 収容室を画面に入れている場合作業が成功しない

シャーデンフロイデを初見殺したらしめる能力。
弱い職員は作業失敗のダメージで死亡する上、作業で死亡しなくとも脱走したシャーデンフロイデに殺害されることとなる。
後述するが脱走時のシャーデンフロイデはWAW並の戦闘能力を持つため、対処法を知っていなければ部門が壊滅することも珍しくないだろう。
終盤のALEPH装備が揃っている時に来ると急に脱走して困惑しているうちに収容室に叩き返してしまうが...


対処法はズバリ、視界に入れないこと
視界にさえ入れなければ一般的なHEクラスと変わりない危険度のため、カメラを近づけて収容室外を表示するようにするだけで簡単に対処ができる。


中央本部に収容するとカメラを引いて複数の作業を並行してこなすことが難しくなるので、安全福祉懲戒に収容することをオススメする。最終的には放置されるけど...


脱走時

脱走した時の姿は、本体の箱形の機械から金属製の脚が複数本生えているように見える。
本体の箱の底面から肉のようなものがはみ出しており、全体的に黒色のデザインをしているためよく目立つ。


攻撃時には脚を職員に向かって突き出したり、機械内部から1組の丸鋸を取り出して辺りを切り刻む。



脱走したシャーデンフロイデWAWに近いHPと戦闘能力を持っている。
半端な装備では簡単に殺害されてしまうため、RED耐性の高い防具の職員で殴るか遠距離攻撃の出来るEGOで鎮圧することになる。


攻撃方法は緑青の白昼を1段階強化したような感じ。まともに殴り合うと恐ろしいほどのDPSを持つため、HE程度の防具では一瞬で殺害されることになるだろう。


特に丸鋸の攻撃が脅威的で、1発のダメージは少量だが大量のヒット判定があるためRED耐性か高いHPが無いとかなりのHPを持っていかれる。
REDシールドがあると耐久できるようになるので、不安だったら打つといいだろう。
RED耐性が弱点のEGOを着せると弱点効果の移動速度低下とダメージ増加によって勇気ランクVの職員でも殺害されてしまう。遠距離攻撃で鎮圧するのが最も安全だと言えるだろう。



...まあここまで聞くと何故WAWではなくHEなのか疑問に思った人もいるかもしれない。
上記の戦闘能力は全て視界に収まっている時の能力である。


なんと画面外ではシャーデンフロイデは移動を含めた一切の行動を停止する。
攻撃もしてこない上、移動すらしないので完全なサンドバッグと化す。


脱走しても視界にさえ入れなければただのサンドバッグになる以上、HEに指定されているというわけである。
そのせいでダメージ計算に使われたり単なるサンドバッグとして扱われることになる。弱い。


ただ気づかず視界内に入れてしまっていた場合WAW装備の職員がサラッと死んでいたりもするので、クリフォト暴走が来たら少し気を付けておく必要があるだろう。


管理情報

IIIIIIIVV
本能最低最低最低最低最低
洞察低い普通普通普通普通
愛着普通普通普通低い低い
抑圧普通普通普通普通高い

作業好感度は以上。
収容室を画面に収めずに抑圧作業をしていれば安定する。


抽出できるE.G.Oは「視線(Gaze)」


観測レベル2でギフトが取得可能になる。作業終了後に4%の確率で付与され、装着部位は手2。肉塊のような見た目をしたグローブである。HP+4と素直な性能であり、取得して損はない。「裸の巣」のギフトの完全下位互換だけど。


観測レベル3で防護服が製造可能になる。
シャーデンフロイデと同じく鍵穴とそこから覗く目玉が印象的な防具である。特殊能力として装着している職員がカメラ(画面内)に入っていると耐性が強化される。簡単に強化出来るので序盤~中盤は優秀な防具として使えるだろう。


観測レベル4で武器が製造可能になる。
シャーデンフロイデの使う丸鋸に似た武器であり、基本的にはRED属性の何の変哲もない武器だが、特殊能力としてこの武器の攻撃を受けた対象に、一定時間追加のBLACKダメージを与える。これがなかなか馬鹿にならず、相手によっては意外な火力を叩き出すこともある。




余談


『シャーデンフロイデ(Schadenfreude)』とは、他人が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見たり聞いたりした時に生じる、愉悦の感情を表すドイツ語である。
日本語の「他人の不幸は蜜の味」、もっと砕けて言うとネットスラングで言うところの「メシウマ」に近い言葉である。
「なぜこのアブノーマリティはこちらを監視し続けるのか?」という疑問に対する答えのひとつ…なのかもしれない。


続編Library Of Ruinaにも続投……する予定だったようだか、残念ながら完成版には実装されなかった。
アーリーアクセスverでは技術科学の階で選択できる幻想体のひとつではあったのだが(E.G.Oページのイラストも用意されていた)、理由は不明だが現行verでは没になってしまった。


続々編であるLimbus Companyの外伝作品『Leviathan』にも登場。とある特色フィクサーにすら「真正面からやり合ったらヤバい(意訳)」という感想を抱かせている(その後は真正面から鎮圧されてしまったが)。




追記、修正は鍵穴の中の目と目を合わせてからお願いします。

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  • これさ、隣にあの触手入れてたらえらいことになるんじゃね? -- 名無しさん (2023-04-25 22:16:05)
  • コイツの能力を初見で見切り、更にあえてガン見しながら余裕でソロ討伐した優しいおじさんがいるらしい -- 名無しさん (2023-04-25 22:21:53)
  • このゲームの抑圧は暴力を指すので、こいつに有効な作業は管理人が見てないところでボコるというなんだか微妙感ある絵面になる。 -- 名無しさん (2023-04-25 22:42:44)
  • 次回作の図書館アーリーで登場した…と思いきや正式版ではテディと宇宙の欠片に吸収された悲しき幻想体 -- 名無しさん (2023-04-25 22:46:34)
  • リヴァイアサンの話も欲しいな、赤い視線にメタられて瞬殺されただけだけど -- 名無しさん (2023-04-26 00:37:07)
  • lobotomy corpが参考にしたであろうSCP財団の最初のオブジェクトSCP-173とは真逆の性質なんだな -- 名無しさん (2023-04-26 17:43:02)
  • ↑その性質を持つのは「地中の天国」では? -- 名無しさん (2023-04-26 20:49:01)
  • ↑&↑2 SCP-096「解せぬ」 -- 名無しさん (2024-06-23 15:47:30)

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