邪神R・ロマノフ

ページ名:邪神R_ロマノフ

登録日:2023/03/02 Thu 20:24:56
更新日:2024/07/05 Fri 10:52:39NEW!
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邪神Rロック・ロマノフ》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
神化編後期に発売されたスーパーデッキ「マッド・ロック・チェスター」に収録された目玉カードの1枚である。



解説

邪神R・ロマノフ P 闇/火文明 (8)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 9000+
超無限墓地進化−クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
W・ブレイカー
トライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。

マッド・ロック・チェスターの中央を構成する進化ゴッドロマノフ
史上初となる超無限墓地進化持ちのクリーチャーであり、墓地にあるクリーチャー達を好きな数だけ重ねて召喚される。
この超無限墓地進化によって大量の進化元を確保し、G・リンク時に《邪神M・ロマノフ》と《邪神C・ロマノフ》のメテオバーン発動回数を増やすのが三体神の中での主な役回りとなっている。


しかしRロマノフ単体で見てみると、コストは3体の中で最も重い二色の8マナを要求される上に効果もW・ブレイカーのみで、実質的に準バニラ相当の能力しか備わっていない。
Mロマノフを筆頭に単体で利用される事の多いMRCの中ではかなり微妙な性能となっており、3体の中でも最弱扱いされてきた…
と思いきや、実は超無限墓地進化を活かした意外な戦略が開発されていた。退化である。


カード指定除去によってRロマノフだけを取り除く事によって、下に重ねらていれた進化元を場に残せるのである。
これだけなら他の進化クリーチャーでも十分代用できるが、Rロマノフにしかない利点として複数枚の進化元をそのまま残せる点が挙げられる。


これによって、

といった多数の進化元を必要とする効果が、Rロマノフから退化すればそのまま使用できる。
これ以外にも《究極銀河ユニバース》2枚だけを進化元として退化すれば即座に特殊勝利が狙える他、変わったところでは《神核アトム》の「このクリーチャーに含まれるカードの枚数」をG・リンクせずに増やして全体破壊&リアニメイトをより凶悪に仕上げる事も可能。


注意点として、Rロマノフの8というコストの重さが災いして対応するカード指定除去があまり存在しない。
退化でお馴染みの《龍脈術 落城の計》はコスト6以下までのため除去できず、基本的にはcipで進化クリーチャーの一番上にあるカードをマナ送りにする《ロイヤル・ドリアン》辺りに頼る事になる。



競合相手となるカード

超不死 デスマトメル SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/侵略者 13000
超無限墓地進化−闇のクリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
T・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-5000する。
このクリーチャーが破壊される時、かわりにその下に重ねたカードを3枚、自分の墓地に置いてもよい。

邪眼王B・ロマノフ SR 闇文明 (5)
進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000
超無限墓地進化:闇のクリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、このクリーチャーにカードが4枚以上含まれていたら、相手のクリーチャーを1体破壊する。
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数、墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せて、山札の下に置く。

Rロマノフより後に登場した超無限墓地進化持ちのクリーチャー。
それぞれ《超不死 デスマトメル》は三打点持ちでアタックトリガーのパワー低下と進化元を活用した除去耐性も備え、《邪眼王B・ロマノフ》はメテオバーンで派生元の《大邪眼B・ロマノフ》を彷彿とさせる凶悪なハンデスが発動できる。
2体とも単体性能ではRロマノフを遙かに上回るものの、闇文明のクリーチャーしか進化元にできない点でRロマノフと差別化できていた。


超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12)
進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000
このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
T・ブレイカー
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

4体目の超無限墓地進化にして、Rロマノフのお株を根刮ぎ奪い去ったクリーチャー
進化元にしたクリーチャーの数だけ召喚マナを減らせる自前のコスト軽減に加え、メテオバーンで相手クリーチャーにパワー低下を放ちながら非進化クリーチャーを無条件に蘇生できてしまう。
これだけ強力な能力を多数備えていながら、先の2体と異なり進化元の文明指定が無いという召喚の緩さであり、Rロマノフと同様に墓地のクリーチャー全員を進化元にできる。


他にも単色だったり種族ドラゴン及びコマンドだったりと優れた要素が多く、ぶっちゃけRロマノフより退化元として余程優れている。
あちらが主に使われているのは【墓地ソース】だが、退化デッキでRロマノフを使うならDOOMとの差別化が急務となる。


詳しくは個別項目を参照。



相性の良いカード

魔光蟲ヴィルジニア卿 C 闇文明 (5)
クリーチャー:パラサイトワーム/ナイト 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。そのクリーチャーが進化クリーチャーで、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば、コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。

進化ナイトのお供である元殿堂のパラサイトワーム
Rロマノフはナイトなのでヴィルジニアによる踏み倒しの対象となっており、コスト8の重さをある程度軽減して早出しできる。
他にも超無限墓地進化のために行う墓地肥やしの過程で落ちてしまったRロマノフを、墓地より回収しながら場に出せるという利点もある。
また、コスト5のクリーチャーとして《生命と大地と轟破の決断》からドリアンとセットで踏み倒せるのはDOOMにない明確なメリットのため、活用していきたい。


詳しくは個別項目を参照。


邪神M・ロマノフ P 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 3000+
Mデッキ進化−自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。表向きにした残りのカードを自分の墓地に置く。表向きにしたカードの中にクリーチャーが1枚もない場合、このクリーチャーを手札に戻し、表向きにしたカードをすべて墓地に置く。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、火か闇のコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱える。
G・リンク《邪神R・ロマノフ》または《邪神C・ロマノフ》の左横。

邪神C・ロマノフ P 闇文明 (7)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 5000+
墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーと同じ文明を少なくともひとつ持つコスト6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の墓地から唱え、その後その呪文を自分の山札の一番下に置く。
G・リンク《邪神M・ロマノフ》または《邪神R・ロマノフ》の右横。
このクリーチャーは、リンクしている時、シールドをさらに1枚ブレイクする。

リンク先のマッドチェスター
元より三体で一つとして設計されているので当然相性は良く、G・リンクするのは勿論退化で出してメテオバーンの玉を増やすのにも使える。
まあMロマノフの方はパワーが低いのもあってメテオバーンでタップ状態になればまず攻撃で破壊されるため、単独で使用するにはやや厳しいが…。



派生カード

煉獄邪神MRCロマノフ SR 闇/火文明 (20)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 17000
すべての墓地にあるカードの数だけ、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
墓地進化GV-闇または火のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで、墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、闇または火の、コスト6以下の呪文を1枚自分の墓地からコストを支払わずに唱え、山札の下に置く。
T・ブレイカー

《邪神R・ロマノフ》に加えて《邪神M・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》の3体が1枚に収まったクリーチャー。
元々はDCGデュエル・マスターズ プレイス」の方で初登場したゲームオリジナルのカードであり、それをプレイスとのコラボで紙の方に逆輸入したという経緯を持つ。


詳しくは個別項目を参照。



関連カード

邪眼獣ヤミノディヴィジョン 闇/火文明 (3)
クリーチャー:ダーク・モンスター/ゴースト/ナイト 3000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の、名前に《ロマノフ》とあるクリーチャーを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT-自分のナイト・クリーチャーを3体破壊する。そうした場合、《邪神R・ロマノフ》を1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

DMC-58で共に初収録されたロマノフ及びRロマノフ専用のサポートカード。
「ロマノフ」と名の付くクリーチャー全員の召喚コストを1軽減してくれると共に、タップ能力でナイトのクリーチャー3体を破壊すれば墓地のRロマノフを蘇生できる。
3体ものナイトを破壊しなければならないデメリットにメリットが釣り合っておらず、タップ能力なので召喚してから1ターンは待つ必要があるなど、正直実用的とは言い難い効果。
おとなしくロマノフのコスト軽減目的で使うのが良いだろう。


ちなみにデュエプレで実装された際には、タップ能力の3体破壊がナイトから火のクリーチャーへと変更され、更には上記のMRCロマノフが蘇生対象となった事で使い勝手が大きく向上した。


転生版として《邪眼獣ヤミノオーダー》がおり、そちらもプレイスで実装された後にカードへと逆輸入されている。



余談

  • 2021年3月16日以前は、退化の際の動きとして進化クリーチャーの下にあるクリーチャー達は全員場に出す事が出来るという仕様で、《ロイヤル・ドリアン》と組んだ退化デッキ【ドリアンロックロマノフ】として組まれていた。
    ところが、王来篇突入前の裁定変更によって従来の挙動が出来なくなってしまったという経緯がある。
    ただ上述したように、強力なメテオバーン有する進化クリーチャーをそのまま残せるようになったというメリットもある変更ではあった。

  • 漫画『デュエル・マスターズSX』ではアダム戦にてザキラが使用…しなかった
    デュエル前にはマッド・ロック・チェスター揃って顔を覗かせていたのだが、実際のデュエルにおいてはマッド・チェスターまでしかG・リンクが繋がらず、Rロマノフは召喚されないままザキラの敗北で出番を終えたというやや不遇な扱いを受けている。



追記・修正は退化コンボでメガメテオバーンを決めてからお願いします。


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