登録日:2023/02/11 Sat 23:35:07
更新日:2024/07/05 Fri 10:44:56NEW!
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バディファイト フューチャーカード バディファイト 異世界 旗 ワールド フラッグ
オープン・ザ・フラッグ!
ワールド及びフラッグとは、TCG『フューチャーカード バディファイト』の用語である。
●目次
【ワールドの概要】
ワールドとは、バディファイトにおける様々な異世界である。
バディファイトに登場するカードは、基本これらのワールドのどれかに所属している。
異世界からやってきたモンスターとバディを組み、カードを介して魔法や武器といった異世界の力を用いて戦う、というのがバディファイトである。
作中では11のワールドが登場しているが、設定上はまだ地球との交流がないワールドも存在しているらしい(実際、アニメ『100』最終話では過去にヤミゲドウに喰われた4つのワールドが復活している)。
【ワールド一覧】
通常のワールド
一般の各カードが所属するワールド。地球とは異なる世界にあり、カードを通じて地球とつながっている。
ファイトにおいては通常フラッグで対応するワールドのカードを使用できる。
ワールドごとに特色があり、その中でもさらに属性やカードごとに変わってくる。
以下の一覧にあるモンスターの基礎ステータスに関してはバニラカードを基準にし、ドラゴンワールドを「普通」としている。
〈[[ドラゴンワールド>ドラゴンワールド(バディファイト)]]〉
シンボルマーク:ドラゴンの下で交差する剣と槍が描かれた盾
モンスターの基礎ステータス:普通
その名の通りドラゴンが住まうワールド。
シンプルな効果で扱いやすいカードが多く、初心者に向いている。
代々主人公が使うワールドということもあってか、事実上の最終弾である「完全なる時の支配者」を除き通常のブースターパックには全てに収録されており、毎年必ず構築済みデッキも発売され、特定のワールドをテーマにしたものを除きエクストラパックなどにも基本入っている。よって、カードの種類がダントツに多く、幅広い戦略が可能。
詳細は項目を参照。
〈[[デンジャーワールド>デンジャーワールド]]〉
シンボルマーク:交差するドリルrとモーニングスターに重ねられた猛獣の横顔
モンスターの基礎ステータス:とても高い
凶暴なモンスターが住まうワールド。
ドラゴンワールド同様シンプルな効果のカードが多い初心者向けのワールドだが、より攻撃的な効果のカードが多い。モンスターの基礎ステータスは全ワールド中最高。
詳細は項目を参照。
〈[[マジックワールド>マジックワールド(バディファイト)]]〉
シンボルマーク:交差する杖が描かれた魔法陣
モンスターの基礎ステータス:低い
その名の通り魔法に長けたワールド。
全ワールド中魔法に関しては最強クラス。モンスターの基礎ステータスは低いが、特殊能力には強力なものが多い。
詳細は項目を参照。
〈[[カタナワールド>カタナワールド(バディファイト)]]〉
シンボルマーク:手裏剣と交差する刀の上に描かれた鎧武者の顔
モンスターの基礎ステータス:低い
昔の日本をモチーフにしたワールド。忍者や侍、妖怪などを元ネタにしたモンスターが多い。
設置魔法や『対抗』持ちの必殺技などで相手を罠にかけじわじわと追い詰めていくことを得意とする戦略型のワールド。
詳細は項目を参照。
〈エンシェントワールド〉
シンボルマーク:ドラゴンの顔が描かれた盾
モンスターの基礎ステータス:低い
太古の世界から竜たちが住まうワールド。
場を離れると使い手がダメージを受ける『ライフリンク』を持つ代わりに通常よりも強力なステータスや特殊能力を持つモンスターが多い。魔法も強力。
強力なサイズ3モンスターで場を制圧することを得意としている。
〈ダンジョンワールド〉
シンボルマーク:宝箱に重ねて交差する剣と松明が描かれた地図
モンスターの基礎ステータス:普通
RPGをモチーフにしたワールド。
連携攻撃やモンスターの組み合わせで発揮される能力を持つ。
また、特定の組み合わせで2枚同時装備できるアイテムが存在している。
〈レジェンドワールド〉
シンボルマーク:重なった剣と盾
モンスターの基礎ステータス:普通
神話や伝承をモチーフにしたワールド。
強力な魔法やアイテムが多い。
装備する時既に装備しているアイテムを手札に戻せる『装備変更』を持つアイテムを駆使する戦法や、強力なコンボにより場を制圧する戦法を得意とする。
バディにできるアイテムが存在する。
開発中のPVでは〈ミソロジーワールド〉という名称だった(ミソロジー=神話)が、小学生にわかりづらい単語だからか名称が変更された。
〈ダークネスドラゴンワールド〉
シンボルマーク:ドラゴンの髑髏
モンスターの基礎ステータス:普通
邪悪なドラゴンが住まうワールド。
初期はライフを削ることに特化したカードが多く、敵キャラ専用だった。『DDD』からは味方側にも使い手が現れるようになり、戦術がデッキ破壊や特殊勝利にシフトしていった。
〈ヒーローワールド〉
シンボルマーク:変身ヒーローの横顔
モンスターの基礎ステータス:高い
特撮ヒーローをモチーフにしたワールド。
アイテムとして装備できるモンスターが存在する。
本格登場し始めたのは『100』からだが、2枚だけ無印で先行してカード化されており、アニメでは無印初期から存在とカードデザインは判明し登場もダークネスドラゴンワールドより先。
〈スタードラゴンワールド〉
シンボルマーク:機械的なドラゴンの横顔
モンスターの基礎ステータス:高い
『100』から登場した、全ワールド中トップクラスに発達した科学力を持つワールド。実はその正体は永い時を経て科学力が超発達した未来のドラゴンワールドである。
防御に長けているカードが多い。
『X』からデザインが変わった(それまでは未来的なデザインだったが、プリズムドラゴンの登場に合わせて宝石のようなきらびやかなデザインになった)。
〈ロストワールド〉
シンボルマーク:ヴァニティの顔3つ
モンスターの基礎ステータス:-
『神』から登場。
設定上では他のワールドに侵攻しようとして各ワールドから集まった神々に封印されたワールド。
ワールドの中では唯一フラッグが特殊フラッグになっている。
〈ロストワールド〉のカードは通常のカードと違って裏面が黒いので、通常のデッキには入れられず、いわゆるサブデッキ/エクストラデッキである「ロストデッキ」に入れて使うが、その「ロストデッキ」はTCG史上でも珍しい使われ方をする(後述)。
ミルキィワールド『100』から登場したワールド……ではなく、『100』エンディングの歌詞に出てきたワールド。歌い手がミルキィホームズだったからだと思われる。
その他
〈ジェネリック〉
どのワールドにも所属しない勢力。
通常のワールドに属するカードよりも弱いが、通常フラッグすべてと一部の特殊フラッグで使用でき、効果も汎用性は高い。
無所属
どのワールドにも、ジェネリックにすら所属していない者達。
『100』のヤミゲドウを皮切りに、ストーリー上でも特別なカードが該当。
特定の特殊フラッグでしか使用できないが、通常のカードよりも強力。
クロスシリーズ
アニメ放送終了後からは、他のTCGのように他作品とのコラボも行われている。
コラボカードはワールドを持たない代わりにその作品のロゴを持ち、該当するロゴのフラッグでのみ使用可能で他のフラッグでは使用できない。
またカードの種類の名称が通常のカードと異なっており、「キャラ」=「モンスター」、「イベント」=「魔法」、「スペシャル」=「必殺技」、「スペシャルキャラ」=「必殺モンスター」となっている(ゲーム上では同じものとして扱われるので、モンスターを対象にする効果はキャラも対象に取れるしキャラを対象にする効果はモンスターも対象に取れる)。
属性とは別にキャラ名も設定されており、キャラ名を対象に取る効果も存在する。
カードイラストやフレーバーテキストは実際の作中のシーンから取られていることが多い。
〈名探偵コナン〉
コラボ第一弾はまさかのあの大人気ミステリー漫画。
コラボの中では唯一構築済みデッキが発売されている(しかも2つ)。
属性は主に《探偵》《警察》《高校生》《少年探偵団》《FBI》《黒の組織》に分かれており、さらにキャラ名を対象にした効果も多い。ご丁寧にスパイや裏切り者は立場ごとに属性やキャラ名が違う。
〈BanG Dream! ガルパ☆ピコ〉
コラボ第二段は『X』エンディングや『神』オープニングも担当したあの人気音楽メディアミックス……のスピンオフギャグアニメ。
5つのバンドのメンバーが全員登場しており、同じバンドでシナジーするようになっている。
キャラはメンバー一人一人だが、クロスシリーズの中でも唯一通常カードの「必殺モンスター」に相当する「スペシャルキャラ」を擁しており、バンドそのものをコールできる(全てサイズ5)。
〈アイドルマスター シンデレラガールズ劇場〉
コラボ第三弾はアイドルマスター シンデレラガールズのスピンオフアニメ。
特定のキャラがいると能力を発揮するキャラが多い。
〈ゲゲゲの鬼太郎〉
コラボ第四弾はご存じ妖怪アニメ。
当時放送していた6期とのコラボであり、おなじみの面々は6期準拠の姿で描かれ犬山まなや魔女アニエス、石動零といった6期のオリジナルキャラクターも登場している。
《妖怪》と《西洋妖怪》は別の属性であり、それぞれの属性同士で連携するようになっている。
設定を反映して零は(西洋妖怪含む)妖怪の能力を得られるようになっており、名無しはまなをソウルに入れて最終形態になる。
〈SSSS.GRIDMAN〉
コラボ第五弾はグリッドマンのアニメ。
グリッドマン同盟、新世紀中学生、アンチ人間態あのシラス2代目はサイズ0、アレクシス・ケリヴとアシストウェポンはサイズ2、ヒーローたちはサイズ3、怪獣はサイズ4(ゴーヤベックのみ他よりでかい設定を反映してかサイズ5)となっている。
ヒーローたちはグリッドマン同盟や新世紀中学生・アシストウェポンでサポートし、怪獣はアレクシスの能力でサイズ0にして圧倒的スペックで場を制圧する。
〈ソードアート・オンライン〉
コラボ第六弾はSAO。シリーズ第一弾であるアインクラッド編とコラボしている。
キリトとアスナはもちろん、後のシリーズにも登場する仲間達や、血盟騎士団・月夜の黒猫団・風林火山のメンバーも登場。何故かこいつらも登場している。なんでや!
〈メダロット〉
最後のコラボであるコラボ第七弾はまさかのメダロット。
一応コロコロ発祥のTCGに、コミックボンボン発祥のコンテンツを出してしまっている。
近年の作品や長寿シリーズが続く中で唐突に登場した。
キャラは全てメダロットのみで、人間はイベントのみに登場。キャラは全てサイズ1。
【関連用語】
- 角王
『100』から登場。各ワールドの王たるモンスター達。当初は8人しかいないと思われていたが、アニメではヒーローワールドの角王も登場し、カードではダークネスドラゴンワールドの角王も存在する。他にも『角王』持ちの派生カードは多数存在。
設定ではヤミゲドウを封印するために武装騎神デュナミスに選出された実力者達で、デュナミスから与えられた「角王の証」によってさらなる力を得ている。
角王が八人そろえばヤミゲドウの封印が可能。
ゲーム上では、自身が属するワールドのフラッグでなくても1枚だけならデッキに入れて使用できる。1種類のカードにつき1枚なので、複数の角王を入れて角王だらけのデッキにすることも可能。
注意点は「自身が属するワールドのフラッグ以外では1枚だけ入れられる」ので、特殊フラッグでは使用条件を満たしていても1枚しか入れられない(例えば、属性に「竜」か「ドラゴン」とあっても角王はドラゴン・アインやドラゴン・ツヴァイには1枚しか入れられない)。
ヤミゲドウが創り出した角王のコピー「裏角王」も存在する。こちらは派生カードはなく、ヒーローワールドとダークネスドラゴンワールドにはいない。ゲーム上では同じく『角王』として扱われる。
カタナワールド:一角獣王
マジックワールド:二角魔王
ダンジョンワールド:三角水王
エンシェントワールド:四角炎王
ドラゴンワールド:五角竜王
スタードラゴンワールド:六角嵐王
レジェンドワールド:七角地王
デンジャーワールド:八角神王
ヒーローワールド:九角勇王
ダークネスドラゴンワールド:無角邪王
となっており、角王の証には対応する漢字が浮かんでいる。
各角王はその名の通りの数の角を持つ(ドーン伯爵は髭と髪を角と言い張っているが)。
- デュアルカード
『DDD』から登場した、2つのワールドに属するカード。
どちらのワールドのデッキでも4枚使用可能。カードによっては使うワールドによって能力が変わるものも。
- トリプルカード
デュアルカードのその上、3つのワールドに属するカード。こちらも『DDD』で登場した。
ドラゴンワールド・ダークネスドラゴンワールド・スタードラゴンワールドの3ワールドの複合のみ存在。
- ドラゴッド
『神』から登場。全てのフラッグで4枚投入できる神のドラゴン達。
当初はガルガとその派生のみだったが、アニメ終了後からはガルガ以外のドラゴッドも登場した。
【フラッグの概要】
バディファイトにおけるカードの種類。
デッキに必ず一枚入れなければならず、「フラッグエリア」に置いておき「場のカード」とは扱わない。
ファイト前には伏せておき、ファイト開始時項目冒頭の掛け声と共に表向きにする。
フラッグごとに使えるカードが設定されており、それ以外のカードは『ドラゴッド』などの一部を除いて使用不可能。
イラストは各々のシンボルマーク。イラスト違いではアニメでの使用キャラが(カードによってはバディも一緒に)描かれており、中には作中でのルミナイズ口上が書かれているものも(誤って別のキャラのルミナイズ口上が書かれてしまったときはゲームに影響が出ないにもかかわらずエラッタが出された)。
通常フラッグは一つのワールドとジェネリックを使えるのだが、中には特殊フラッグも存在。
特殊フラッグは基本的にワールドではなく属性によって使うカードが決まるほか、フラッグ自体が特殊効果を持ちファイト開始時のライフやゲージの数を変えたりなどのルールを捻じ曲げる効果を持っている。
特殊フラッグの中にはファイト開始時のフラッグとは別にデッキに入れておき、ファイト中に元々のフラッグに重ねるなどして使えるものもある。
その中の一部には、フラッグ自体が攻撃力・防御力・打撃力を持ち攻撃可能なものも存在。その場合通常は自分のセンターにモンスターがいると攻撃できない(が、実際にはそうしたフラッグは全てセンターにモンスターがいても攻撃できる能力を持つ)。また、「場のカード」としても扱われる様になるため「場のカード」を対象とする効果を受けるが、共通して「破壊されず、フラッグエリアから離れず、能力が無効化されない」能力を持つ。
クロスシリーズのフラッグは該当する作品のロゴを持つカードのみ使用可能。『角王』などの他のフラッグでも使える特殊なカードもこれらでは使えない。
一部は特殊フラッグのように特殊効果を持つ。
通常のイラストは各作品のロゴだが、イラスト違いではアニメのキービジュアルやキャラの集合絵になっている。
【フラッグ一覧】
通常フラッグ
◆ドラゴンワールド
〈ドラゴンワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆デンジャーワールド
デンジャーワールド
〈デンジャーワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆マジックワールド
〈マジックワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆カタナワールド
〈カタナワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆エンシェントワールド
〈エンシェントワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆ダンジョンワールド
〈ダンジョンワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆レジェンドワールド
〈レジェンドワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆ダークネスドラゴンワールド
〈ダークネスドラゴンワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆ヒーローワールド
〈ヒーローワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
◆スタードラゴンワールド
〈スタードラゴンワールド〉と〈ジェネリック〉のカードを使える。
特殊フラッグ
それぞれの詳細はリンク先を参照。
クロスシリーズのフラッグ
◆名探偵コナン
〈名探偵コナン〉のカードを使える。
アイテムとして「拳銃」を撃ちまくる物騒な世界観。
◆BanG Dream! ガルパ☆ピコ
〈BanG Dream! ガルパ☆ピコ〉のカードを使える。さらに、サイズ合計5までキャラを置けるようになり、レフトとライトに2体ずつキャラを置ける。
特定のバンドのメンバーをフィールドに揃えて、それらをソウルインして「スペシャルキャラ」(必殺モンスター)の着地を目指す。
◆アイドルマスター シンデレラガールズ劇場
〈アイドルマスター シンデレラガールズ劇場〉のカードを使える。さらに、自分のターン終了時に自分の場にバディがいるなら、ライフ1回復+1ドロー。さらにデッキの上から1枚を裏向きでバディゾーンに置き、そうして置いたカード1枚につき、自分のバディの攻撃力と防御力を+2000する。
◆ゲゲゲの鬼太郎
〈ゲゲゲの鬼太郎〉のカードを使える。
◆SSSS.GRIDMAN
〈SSSS.GRIDMAN〉のカードを使える。
◆ソードアート・オンライン
〈ソードアート・オンライン〉のカードを使える。
◆メダロット
〈メダロット〉のカードを使える。
オープン・ザ・フラッグ!
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- デンジャーワールド, -- 名無しさん (2023-02-19 13:43:23)
- ↑ミス、デンジャーワールドにやられ役が多い事から始まってコラボがむやみやたらに強かった事まで含めて各ワールドに格差が大きい印象。 -- 名無しさん (2023-02-19 13:51:49)
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