SCP-4233

ページ名:SCP-4233

登録日:2023/01/18 (水曜日) 00:35:00
更新日:2024/07/05 Fri 10:23:50NEW!
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んんーん。今日の風には新たな友か。受信できてるとも、ミス・ヒル、あんたの上官たちの声と同じように聞こえてくる。なかなか泳ぐのに適した日だと思うね。




SCP-4233は海外のシェアワールド「SCP Foundation」に登場するオブジェクトの一つ。
項目名は「The Dreadnought (ドレッドノート)」 オブジェクトクラスは最も収容難易度の高い「Keter」に分類されている。




説明

こいつが何かというと、19世紀後半の潜水服*1を着た水陸両生の人型実体である。つまりパッと見ものすごく古めかしい格好の潜水士。
とはいえ完全に人型かというとそうでもなく、背が2.5mとかなり大柄な上に腕と胴体が下半身とは不釣り合いに発達しており、要は若干ゴリラっぽい体格をしている。
本家記事には画像があるので一目でわかるが、この時代の潜水服は実にスチームパンク的な雰囲気が漂う独特のデザインをしているので、当然こいつも相応に奇抜な見た目となっている。*2




SCP-4233は普段は地上に存在せず、不定期に海中から出現しては同じようなパターンの行動をとり、また海へ戻るというサイクルを繰り返している。
このサイクルごとの間隔は観測されている限りでは最短で1ヶ月半、最長では7年以上であり、後述する行動内容の詳細によっては数ヶ月にわたって継続することもある。



まずこいつが地球上のランダムな地点から上陸してくる。
上陸可能な地点に制限はないらしく、海岸線でさえあればどんな地形だろうと関係ない。*3


上陸した後のこいつは反対側の海岸線に辿り着くまでひたすら徒歩で真っ直ぐに前進し続ける。
時速5km程度という実に平凡なウォーキングだが、こいつの歩行スピードは地上に滞在している間は全く変動せず、途中で歩調が乱れたり立ち止まったりすることも決してない。
こちらからのコミュニケーションにも一切応じることはなく、進路上にある壁などの障害物もまるっきり無視して歩き続けるだけである。
ただし負傷した民間人や動物、あるいは木などの大型植物といった、要は自分で移動することができない生物が進路上にいる場合、こいつはそれらを避けるときのみ進路を変更する。


なお、こいつは全ての出現時において巨大かつ古びた錨(長さ約1.8m、推定重量550kgの無銲錨*4)を持ち歩いており、歩くときは右肩に担いでいる。
しかしこれを何かしらの目的で使う姿は一切確認されていない。



そんな感じで歩き続け、時には大陸を丸ごと横断するほどの距離を移動した末に海岸に辿り着くと、こいつは一度だけ立ち止まって担いでいた錨を地面に下ろし、両手で一拍する。
そして錨を担ぎ直した後はそのまま徒歩で海へと潜っていき、次の出現サイクルまで姿を消すのである。




とまあ、ざっくり言うとSCP-4233はたまに海から現れてはウォーキングして帰っていくだけの実体である。
確かに間違いなく異常ではあるものの、目立つ格好をしている割にはどっかの椅子やら未確認飛行物体やらを思わせる平和っぷりである。
おまけにそれらが持っている瞬間移動やミーム汚染といった厄介な特性もこいつにはなく、本当に見たまんまの物理的な影響しか与えてこない。
つまり、こちらからいたずらに干渉したりしない限り人間が直接的に害を被ることのないオブジェクトなのである。
Keterの中でも相当穏やかなタイプの1つと言えよう。



というかここまでの情報だけだと「こいつ普通に収容できんじゃね?」と思う人も出てくるかもしれない。



しかしまあ、そこは財団から直々に「収容が極めて困難あるいは不可能」とお墨付きを得ているKeterクラス。
上記の説明に嘘はないが、こいつにもそう判断されるだけの異常性が備わっているということである。




端的に言えば、こいつの厄介さはその凄まじいまでのフィジカルにある。




恐れ知らずDreadnought」の底力

さっきの説明で「進路上の障害物を無視して歩き続ける」と言ったが、これが意味することは皆さんお察しの通り。
こいつは最初の上陸時点で定めた進路を変えることは絶対になく、結果としてその直線進路上に位置しているあらゆる障害物を文字通りぶち抜いて破壊しながら移動する。
そして歩行速度が全く変わらないことからもわかるように、この過程でどれほど頑丈で分厚い物体があったとしても歩みに支障をきたすことは一切ない。
つまりこいつが歩き出した瞬間、その移動直線上に存在する地面を除いたあらゆる移動不可能な物体はこいつに破壊されることが確定するのである。*5


一応「移動能力のない生物を避けるときだけは進路を変更する」とも説明したが、これはあくまでもその生物がいる地点だけを迂回するように進路を曲げるというだけであり、
全体としての移動ルートや最終到達地点が変わるわけではない。
よってこの性質を利用して上記の破壊を回避するのは非常に難しい、というかほぼ不可能だろう。


加えてここまでの特性を見れば何となく予想がつくだろうが、こいつにはSCP恒例の超耐久も備わっている。
しかしそのレベルが尋常ではなく、戦車砲地対地ミサイルを難なく受け止め、挙げ句の果てにはアイオワ級戦艦*6の一斉片舷艦砲射撃が直撃したにも関わらず無傷どころか怯みもしなかった。
つまり破壊や撃退はおろか、攻撃によって進路を変更させたり誘導したりといった試みすら全く通用しない。


あえてゲーム的な表現をするなら「常時完全無敵+スーパーアーマー」といったところか。
人型で物理的実体があり、移動方法が徒歩であることから勘違いしそうになるが、事実上こいつは相互作用という概念から半ば隔絶された「動く当たり判定」のような存在と言っていい。
当然コミュニケーションにも一切応じないため説得や警告も無意味である。


これらの異常性のため、財団はこいつの収容どころか移動を妨害することすら現在まで全く成功していない。
特別収容プロトコルでも「SCP-4233の異常な物理的特性は一次収容の可能性をほぼ完全に阻んでいる」とまで言われている。




ただし「Keterの中でも穏やかな部類」と最初に説明した通り、幸いなことにこいつが人口密集地などを横切るような進路をとったことは今まで一度もない。
3回ほど人口1500人以下の地域の5km圏内を通過したことがある*7ものの、そのときも町の境界線には入らず、接触してきた民間人に危害を加えることもなかった。
異常性が異常性なので近づくのには危険が伴うが、こちらが下手な真似をしない限り人間や動物などに被害が及ばないことは事実なのである。




そんなわけで、財団はこいつの目撃情報や破壊された建造物*8などに対して適宜カバーストーリーを適用し、直接の目撃者には記憶処理を施すという標準的な隠蔽措置をとっている。
今後の出現でこいつがとる進路によっては問題が生じる可能性もあるため安心はできないが、今のところはKeterの中でも比較的対処が楽なオブジェクトと言えるだろう。




兄をたずねて三千里

異常性はさておき、こいつが不定期に地上を訪れてはウォーキングして帰るだけの行動を繰り返しているのは事実である。
なんでそんなことをしているのかを調べようにも、こちらからのコミュニケーションに答えてくれない以上は聞きようもない。
というかそもそも知性があるのかどうかすら定かではなかった。



ところが最初の発見から60年以上が経った2017年の出現において、海岸線に近づくSCP-4233を追跡していた機動部隊が謎の無線信号を受信した。
調査の結果、発信源はこいつであり、低音質の無線伝送で舟唄*9を歌っていることが判明。
部隊はすぐにこの伝送周波数を隔離し、隊員のケンドラ・ヒル軍曹が通信による意思疎通を試みた。


結果としては通信に成功。
ヒル軍曹の呼びかけに対し、SCP-4233はしばしの沈黙の後に応え、項目冒頭の言葉で軍曹に返答した。



以下はその後に行われたインタビューの抜粋である。


ヒル軍曹: あなたは誰ですか?


SCP-4233: (笑い声) 詮索好きじゃないか。だがその答えは長くなるし、あんたには俺を捕まえておける時間が殆ど無い。言葉と箱はあんたたちの大いなる愛であり、あらゆる愛は尊重されるべきだろう。しかし言葉は俺から洗い流され、俺は俺自身の箱だ。時と潮の流れの中では、大した物でもないがね。


ヒル軍曹: あなたは何なのですか?


SCP-4233: 平和と重荷、肝心要の存在さ。俺は水と鉄の中で自らの緩やかな歩みを行く者。俺は砕け散る波。深みの凪であり、邪悪の骨にかけられる凄まじい圧力だ。そちらに危害は加えない。あんたがあんた自身の摂理を脅かそうとしない限りはな、ハハ。


この時点でわかるのは、SCP-4233が明らかに高い知性を持っており、意図的に人口密集地などを避けて歩いていたということである。


なお、これ以降のヒル軍曹の問いかけは本来の規定を逸脱するものだったが、注意を受けながらも同じような趣旨の質問を続けることが許可されていた。


ヒル軍曹: 何処へ行くのですか?


SCP-4233: 海底に沿って歩き、波を通して見上げる。俺は塩まみれの世界でもこの目が最高に利くことを知っている。だが風と草にはそれ特有の魅力がある。人生の大半が暗闇と泥である者にとっては、一輪の花でも純粋な宝だ。深淵には美を愛でる目が無い。昆布は見かけほど面白くないぞ。


ヒル軍曹: 何かを探しているのですか?


SCP-4233: その通り。俺の兄貴だ。あいつの信号は見つけ難いから、俺の声が届くように、良い場所を探して彷徨わなきゃならない。


ウォーキングというのはあながち間違いでもなかったらしい。
それはともかく、彼が地上を訪れる主な理由は人探し、それも兄貴を探しているんだそうな。
こんな凄まじい能力を持っているような奴の兄とくれば、ほぼ間違いなくそいつも異常存在だろう。
いやはやどんな御仁なのやら…。


ヒル軍曹: あなたのお兄さんとは何者ですか?


SCP-4233: あんたたちはもう雷の本に兄貴のことを書いてるぜ。俺に似たスーツを着てるが、色は白で、水でなく虚空に耐える作りになってる。我が兄、月の闘士。とても素早く空を駆け、とても強く、度々とても阿呆な真似をする。近頃はいよいよ阿呆に磨きがかかってきた。あいつと話したいんだ。俺が呼びかけてるのを知らないんだと思う。兄貴は何かに注意を払うのが苦手な性分だから。


ヒル軍曹: 何故そんなにお兄さんと言葉を交わすのが重要なのですか?


SCP-4233: あいつの話が真実なのか、それともまた何か適当な事をやってるのか確かめたい。真実なら、助けになりたい。そうでないなら、逆に助けになってくれないかと頼むつもりでいる。


彼曰く、財団は既に「兄」をSCPオブジェクトとして発見しているらしい。
彼が水に耐える構造の潜水服を身につけているように、兄は虚空に耐えるような設計の白いスーツを着ているという。
そしてあれだけのパワフルさを誇る彼をして「強い」と言わしめるほどの力を持ち、身内である彼から見ても相当に素っ頓狂な性格をしているんだとか。



だがそれは一旦置いといて、ここで気になるのは彼が「雷の本」…つまり財団のデータベースに関する知識についてさらっと言及していることである。
そもそも冒頭の会話からして、彼はヒル軍曹が財団の人間であることや、財団という組織のスタンスについて既に知っているかのような発言をしていた。
ぶっちゃけ財団の内部事情がなぜか把握されているということ自体は主に要注意団体絡みでよくあるが、この部分が後々重要になってくる。


ヒル軍曹: あなたは何の助けを必要としているのですか?


SCP-4233: 生きとし生けるものは全て海から来た、ヒルさん、 別な奴らもそこからやって来る、そして俺はそいつらを遠ざけておかなきゃならん。奴らが上陸したら酷い惨事が起こるだろう。俺は深海じゃ割と良い戦いっぷりだ。俺の鋼鉄はあの怪物どもに重く死の歌を唄う。だが時代は変わる。奴らはとても早く変化する、そして俺は強い反面、遅いんだ。兄貴は雷電の速さで動き、心から愛している正義と同じように打つ。きっと大いに助けになるだろう。それに時々あいつの冗談は面白い。少なくとも俺のよりは笑える。


彼は自身が「奴ら」と呼ぶ、海の深淵から現れる怪物たちを陸から遠ざけるために戦っているらしい。
兄を探しているのもそれが理由であり、要はその戦いで押されつつあるから手助けを頼みたいのだそうだ。


彼の言うことは確かに一理ある。
海を起源とする異常存在は枚挙に暇がないし、その中で特に凶悪なものだけを挙げてもあれこれそれなどがすぐに思いつくほどである。
海は生命の始まりの場所であると同時に、人類の存続を脅かすような異形共が無数に蔓延るフロンティアでもあるわけだ。


ヒル軍曹: 何か我々が支援できることはありますか? これを全てあなた一人きりで行う必要はないはずです。その、我々にも我々なりの強みがあります。


だがしかし、仮に彼の言うことが事実だとしても、そのような脅威に対処しているのは財団も同じである。
ならば彼に協力し、手助けをするのは「兄」だけでなく財団にも務まるはずだ、とヒル軍曹は主張した。
財団としても対話によって彼の行動を制御できるなら収容が幾分か楽になるし、もし彼の主張が本当ならその「奴ら」とやらの脅威にも備えられるかもしれない。
双方に利益がある提案である。


SCP-4233: あんたの気迫はあんたの偉大なご先祖様たちと同じく逞しい。しかしな、そちらが俺を止めたくても、これが俺の宿命の流れ方だ。俺は戦い、深淵での戦に勝つ。俺の大いなる重みが敵を押し潰す。やがて水は平静を取り戻し、上に住む全ての人々が楽に呼吸できるようになるだろう。俺にはできないがね。今のところ、俺は一人で降りてゆく。


ところが彼は財団の目論みを見抜いていたからか、それとも自分なりの矜持があったからかはわからないが、この提案を拒絶した。


ヒル軍曹: 私には分かりません。孤独であることは本当に必要ですか? そうしなければならないのですか? ただ情報を明かしてくれるだけでもいいのです。


SCP-4233: 俺たちは皆自分の道を流れ、自分だけの重荷を負わなきゃならない。あんたにはあんた流の、俺には俺流のやり方がある。その高貴な銃を置いて休ませ、戦の歌を止めろ。浜辺に背を向けて、偉大な太陽の暖かさの中に立つがいい。あんたたちは安全だ。


ここまで抜粋した上で改めて補足しておくが、SCP-4233の話した内容には根拠や確証が一切ない。
確かに財団世界における海のあり方とは矛盾していないが、彼が主張通りに深海で戦いを繰り広げている様子が実際に観測されたことはないし、
彼の言う「奴ら」とやらに相当する実体もまだ発見されていない。
意思疎通が成功した今になっても、彼がウォーキング目当てで陸に上がってくるだけの傍迷惑な誇大妄想狂である可能性が否定されたわけではないのである。




だが、もしも彼の言葉が本当であるなら。


陸に生きる者達が太陽の光を浴びて生きる間、深海の暗闇の中に一人立ち、そこから現れる「何か」と戦い、海の上の正常な世界から遠ざけているのだとしたら。


SCP-4233: 奴らは群れ成して蠢いているが、どれほど悪辣な大海魔も、俺の強大な錨の重みの下で息を継ぐことはできやしない。何せ俺は…


(SCP-4233は手を打ち合わせ、122デシベルの金属的な音が響き渡る。海水の巨大な波によって、SCP-4233から5km以内の海面が約1.2m上昇する。この波の起源点は不明である。)


SCP-4233:シー・チャンピオンだからな。


彼は財団と同じ使命を掲げる者であり、そして遙か昔から戦い続けてきた先駆者でもあるのかもしれない。






余談

単体としてのSCP-4233の内容は以上になるが、報告書内で何度か言及されていた「兄」について、読んでいる途中でピンと来た人もいるだろう。
というか該当するSCPを読んだことがあるならば確実に、人によっては番号と画像を見た瞬間にわかったはずである。
何せ特別収容プロトコルや説明においても文章構成が意図的に似せられているのだから。




そう、宇宙正義の擁護者にして邪悪の破壊者たる月の闘士ムーン・チャンピオンこと、SCP-1233「ルナティック」である。
彼はあの破天荒かつガチで迷惑極まりない宇宙飛行士の弟なのだ。

  • 全身を覆うタイプの装備を身につけた人型実体
  • 普段は観測できないがたまに地上にやってくる
  • 無茶苦茶な身体能力と破壊耐性を持つため収容できない
  • 「○○・チャンピオン」という名前を自称する

といった感じで共通点が多いため、知っていればすぐに察せられるようになっている。


というかそもそも作者が同じCadaverCommander氏であり、本人から「兄弟です」と明言されている。


「兄が月で弟が海って釣り合ってるの?」と思った人もいるかもしれないが、実は深海は「もう一つの宇宙」とも呼ばれるほどの謎に満ちた領域であり、
時には月よりも到達が難しいと表現されることもある地球最後のフロンティアである。
実際、月面着陸に成功した回数と水深10km以下の超深海帯に人間が辿り着いた回数では、後者の方がはるかに少ないとされている。


なお、本家記事のディスカッションでは「このまま色々な種類のスーツを着た『○○・チャンピオン』のSCPがシリーズ化するのもいいんじゃないか?」という感想も挙がっている。
項目が作成された2023年1月の時点でこの2つ以外の「○○・チャンピオン」のSCPは存在していないが、両記事の作者であるCadaverCommander氏はこの感想に好意的であり、
また1233、4233共に本家ENでの評価が400を越える人気作であるため、シリーズ化の可能性もなくはないのかもしれない。





追記、修正は徒歩で大陸を横断してからお願いします。


CC BY-SA 3.0に基づく表示


SCP-4233 - The Dreadnought
by CadaverCommander
http://www.scpwiki.com/scp-4233
http://scp-jp.wikidot.com/scp-4233


この項目の内容は『クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス』に従います。

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  • 項目立て乙です。シー・チャンピオンかっけぇ… -- 名無しさん (2023-01-18 00:58:49)
  • 弟は人に危害加えないよう移動するのに兄貴と来たら… -- 名無しさん (2023-01-18 01:19:27)
  • むしろさっさと兄貴を連れていってくれ -- 名無しさん (2023-01-18 02:02:34)
  • チャンピオンシリーズ化…月と海が来たら次は地底とかか? -- 名無しさん (2023-01-18 06:15:57)
  • 一般的な男塾生だな -- 名無しさん (2023-01-18 12:21:03)
  • 兄と比べると積極的に一般人を巻き込まないしめっちゃ冷静で知的だな… -- 名無しさん (2023-01-18 17:10:32)
  • 男塾名物「直進行軍」を地球規模で続けている真の日本男児 -- 名無しさん (2023-01-18 18:32:26)
  • まさか月のやべーやつに兄弟がいたなんてなあ…2人兄弟なんだろか    ん…?親は誰になるんだこれ? -- 名無しさん (2023-01-19 00:53:04)
  • じゃあ兄の方も宇宙からの敵を防いでるとか? -- 名無しさん (2023-01-20 14:57:21)
  • 兄貴って月の戦争だかなんだかを助けてくれる奴を探してるんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2023-01-21 01:41:05)
  • 呼びかけに答えない&探してる様子がない辺り、ムーン・チャンピオンの方は弟であるシー・チャンピオンを戦力だと考えてないのかな。そう考えると、月を襲ってる何者かがいるとしたら、スピード型の敵対的SCiPとかなんだろうか -- 名無しさん (2023-01-21 16:17:41)
  • ↑もしくは海にやべーやつがいる事を知っていて、「自分は月守るから代わりに海守って」って頼んでるのかも -- 名無しさん (2023-01-29 21:12:10)
  • もしかするとコイツ、「孤独であるほど力が増す」みたいな特性を持ってるんじゃないか?_ -- 名無しさん (2023-08-28 16:24:55)

#comment(striction)

*1 ここで言う「潜水服」とは、大気圧潜水服という硬い材料で作られた全身を完全に覆うタイプの装備であり、水圧から隔離されることで生身よりも遙かに深い深度での活動が可能な代物である。順序は逆だが要は「水中用の宇宙服」と考えればわかりやすい。
*2 ちなみにこいつの外見に最も近い潜水服、メタ的に言えば画像の元ネタは1882年にフランスのカルマニョール兄弟が製作したものである。人型の大気圧潜水服としては世界初の代物だったが、実際は間接部の防水が不十分だったため上手く機能しなかったらしい。
*3 ちなみにこいつは現在までにアメリカ、スコットランド、カナダ、グリーンランド、タイ、オーストラリア、チリ、日本、ナミビア、オマーン、ロシアなど10ヶ国以上の地域に出現している。
*4 ストックという、錨の根元にある十字型に張り出した横棒を持たない錨のこと。つまりデフォルメしたアイコンなどで見られる外見そのままのアンカーである。
*5 立ち止まることがないにも関わらず崖などの切り立った地形に突っ込んでそのまま地中へ…といった例が確認されていないことから、そのような地理的環境が含まれない進路を意図的に選択している可能性が高いが、もしかしたら物理法則を無視して垂直な地形を徒歩で上っていたりするのかもしれない…。
*6 アメリカが建造した排水量45,000トン、全長270mを誇る超弩級戦艦であり、40.6cm砲を9門搭載している。みんな大好きバトルシップのミズーリもこの艦級である。
*7 1962年、1972年、1998年における出現。
*8 廃墟などをはじめとする人口密集地から遠く離れた建物はわずかながらも破壊される可能性がある。
*9 「酔いどれ水夫をどうしよう」(原題: What Shall We Do with a Drunken Sailor?)アイルランドの伝統的な船乗りの労働歌である。

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