ネロ(COSMIC WORLD)

ページ名:ネロ_COSMIC WORLD_

登録日:2023/01/12 Thu 16:25:18
更新日:2024/07/05 Fri 10:21:58NEW!
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cem cosmic world cosmic world~名付けられた『世界』~ ネクロマンサー 邪悪 666 クトゥルー神話 クトゥルー クトゥルフ神話 残虐皇帝



ネロは、フリーゲームを中心としたコンテンツCOSMIC WORLDの登場キャラクターである。
所属組織はCEM、コードはCEM-N。
フルネームはネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。主人公からのあだ名は「ネロぴー」で、よくネクロノミコンなどの魔導書を読んでいる。



【経歴】
元ローマ帝国5代皇帝ネロその人であり、作中ではもっぱら「残虐皇帝」の異名を持つ。
本来生前は史実のネロ帝と大体同じ人生を送っていたのだが、ネクロマンサーのジードという魔人とコンタクトを取り彼に師事したことがきっかけで変貌。


死後に冥界から脱走し、さらには冥界の秘法呪を盗み出したあげく魔界に赴き魔人となり暴走する。
この際、精霊や自然のバランスが崩れる大混乱原始退行ことドリームタイムを引き起こす、後にロアールの大穴と呼ばれるドデカい穴を魔界に開けるなどやりたい放題の大暴れをし尽くした。
魔界と冥界に「ネロ帝事件」と呼ばれる爪痕を残しつつ、なんとかネロ帝は魔界の手で鎮圧。人を超越した「魔人ネロ」は魔界の最下層へと究極封印されることとなった。


やがて時が経ち、究極封印されたままのネロに謁見したのは、やはり同じく人間をやめ魔法生物となっていた*1イスラエルのソロモン王。彼からスカウトされることで封印は解除され、世界維持団体「CEM」の最初期メンバーとしてソロモンとコンビを組む形で今に至る。
現時点ではCEMにおいて荒事や秘匿された任務を行う「裏」と呼ばれる部署のリーダー、裏CEMリーダーとして落ち着いている。



【戦闘能力・形態】


四六時中真っ黒い鉄仮面を被ったネクロマンサー。外法と呼ばれる手段を用い、死体を操ったり死体を媒介にした数々の術を扱う。
特にバージョンアップ状態ではCEMの最強戦力「参魔将」ほどではないがそれに次ぐレベルの実力を発揮する。
またハスターやクトゥグア、神話生物などを召喚し使役するなどを行っており、ネクロノミコンやニトクリスの鏡が付いたアイテムを所持していたりとこっち寄りの世界観をしている。


他には「オーメン」という相手の特性や耐性や属性による無効の一切を無視し一定ダメージを与える技を持っている。公式SSでのネロいわく「如何なる相手の特性を受けぬ、さらに魔封じ下でも使える稀有な術」だそう。
設定では獣の数字666が浮かび上がる、MP消費666、ダメージも666と666尽くしでネロらしい技にも思えるがゲームでは他にも覚えている術師系キャラは存在するため別にネロの専売特許と言うわけではないようだ。


ゲームで最後に覚える必殺技は「コオン・アラク」でハートマークのエフェクトが飛び交い相手を洗脳操作すると言う一種の魅了じみた効果のなんともファンシーなものだが、
筆者が調べたところによるとコオンアラクとはカンボジア呪術の一種で嬰児の骨を粉にして使い対象を操る術である。ネクロマンシーらしい恐怖の術と言えよう。


・ネクロカイザー
バージョンアップし、冥界の秘法呪を開放した形態。天包玉と呼ばれる球体に乗った、頭には眼のような紋様だけがある怪人のような奇妙な姿をしている。
クリフォトと呼ばれる力を用い、冥府の力を帯びた邪神召喚により周囲を滅ぼす。


ハスターによる風の攻撃やシュブ=ニグラスによる回復、アトラック=ナチャの蜘蛛の糸による拘束など攻撃手段として湯水のように邪神を呼ぶ姿はかなり異様。
ゲームでは省かれているが、ソロモンのセフィラ宜しくクリフォトそのもののクリフォを力として行使することも可能なよう。


ゲームで最後に覚える必殺技の邪神召喚「アザトース」は公式SSでも使われ、あらゆるものを音すら消し去り吹き飛ばす強力な爆発として発動した。*2


特殊能力・悪魔の木クリフォト
ネロの持つ特殊能力。邪神を召喚する。
クリフォトとは実際にそういう樹木があるわけではなく宇宙における魔力の地図のようなものであり、ソロモンの扱う能力、生命の木セフィロトと対になっている。



【人格】


尊大でよく他者を「愚民」と評する性格。二人称は「貴公」。
だが皇帝としてのかつての地位をふりかざすことはむしろ避けており、誰かの下につくことも上につくことも嫌っている。
帝位にも「生前は皇帝であったが今はべつにそうではない」と精々が自己紹介で言及するくらいの冷めたスタンスで、現在何より重んじているのは自身がネクロマンサーとして得た「力」というもの。
またその性格は血縁とのお家騒動やら暗殺騒ぎから来ているらしく、主人公である宇宙の意志からは「本当は皇帝になんてなりたくなかったのではないか?」と指摘されている。


その他者に対し興味を持たず壁を作る性格は「根暗」と呼ばれるレベルで、外法や魔術的な話を除いてよく行動するのは同じくCEM最古参のソロモン王のみ。
もっとも情などに冷笑的、かつ尊大なネロと違いソロモンは無機質で頑固者なせいか、しばしば意見の対立から喧嘩になることもある。
だがそれを差し引いても最も交友があるのはソロモンで、自他共に認める相棒であり朋友のような存在となっている。


しかし職務そのものには割と真面目で、必要な任務ならば淡々とこなし仕事上の交渉なども行う。かつて荒らしまわった魔界との交流もあるなど、馴れ合いが嫌いなだけでコミュニケーション能力そのものは高いよう。
犠牲、残酷な行為や裏CEMの所業などにはひどく冷淡で放任主義だが、CEM全体の足を引っ張ったり見苦しい行為には口うるさい側面もある。


日頃からネクロマンシーとしての探求をしているためか、趣味は死体集め。そのためよく死体を探してうろついている。
悪ふざけのようなCEMの催しにも我関せずと言った感じだが、死体が出そうな危険な悪ふざけが絡む場合は逆に一枚噛んでる場合が多い。




よかろう。貴公の言う追記・修正を見てみたくなった。


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*1 もっとも、ネロのように暴れていたわけではないようだが。
*2 アザトースで大爆発? となるかもしれないが作家によってはアザトースのことをビッグバンや核爆発の擬人と捉えているためそこまで変わった解釈ではない。

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