登録日:2022/12/18 Sun 10:58:38
更新日:2024/06/28 Fri 13:29:56NEW!
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THE FIRST SLAM DUNKとは、2022年12月に公開されたアニメーション映画で、井上雄彦氏の「SLAM DUNK」を原作とした作品である。
目次
概要
原作は当時、国内ではマイナースポーツだったバスケットボールの知名度と人気を一気に引き上げた国民的マンガという点は今さら語るべくもないが、連載終了から実に26年もの歳月が流れたタイミングでの映画化、さらに原作者・井上雄彦氏が自ら脚本・監督を務めた事は、ファンのみならず多くの人々の驚きを持って迎えられた。
原作の最終回は、井上氏本人にとっては自身が思った形で物語を終わらせる事ができ、映画化の話もこれまで何度かあったが、あまり乗り気ではなかったらしい。
だが、やはり読者の中には全く予測していなかった形での終了で悲しい思いをさせてしまった人もいたのではないか、何かを新しく描くことで喜んでくれる人がいるのであれば、という思いが最終的に映画化に踏み切った一因でもあると語っている。
原作では主人公・桜木花道がド素人ながらバスケットボールの魅力にハマっていき、その秘められた能力を開花させて数々の強大なライバル達と死闘を繰り広げる王道のスポーツ少年マンガであったが、本作は漫画家として経験を重ねる中で変わっていった価値観によって、今の井上氏だからこそ描ける……凄い才能を秘めた輝かしい人だけではない、様々な痛みを抱えて生きる人達の視点で描かれている。
そして、公開されたメインビジュアルの中心に立っていたのは……
あらすじ
沖縄県のとあるバスケットコートで、2人の幼い兄弟が1on1の勝負を繰り広げていた。
勝負を終えた後、弟は「もう1回やる約束だ」と兄にせがむが、兄は先に約束していた同級生との釣りに出かけてしまい、弟は泣きじゃくりながら兄に悪態をついた。
時は流れ、神奈川予選を勝ち抜き、インターハイ本選に駒を進めた湘北高校バスケ部。
1回戦で大阪予選2位通過の豊玉高校を下し、次の対戦相手となったのは、高校バスケの頂点と目される秋田県の山王工業高校だった。
試合当日、少年は兄との「約束の飾り」である赤いリストバンドを巻いて呟いた。
「行ってくる」
旧アニメ版との相違点
- フル3DCGアニメーション
手描きの2Dアニメではなく、人物に関しては全て3Dのポリゴンモデルによるアニメーションとなっている。
現在の井上雄彦氏の作画を忠実に立体化しただけでなく、手描きでは限界があるバスケットボール本来の流動的に状況が変化していくスピーディーな試合展開や、細やかなテクニックの描写を表現する事に成功している。
- キャスティングの一新
旧アニメ版が既に30年近く前の作品ということもあり、当時の声優陣は全員50代を過ぎる高齢となった事が主な理由とされている。*1
また、井上雄彦氏曰く「演技の質」よりも、その人が日常で話す「声の質」にこだわり、旧キャストに固執せずフラットで幅広い選択肢の中からキャストを選び抜いたとの事。
この点に関しては、キャストまわりの発表が大分引っ張られたのもあり、旧アニメ版のファンを中心に多くの賛否を呼ぶ事態ともなった。
- 一部原作及びギャグシーンのカット
本作に限らず当時のジャンプ系アニメが同様に抱えていた顕著な問題点であった、週刊連載と同時進行故の露骨な尺の引き伸ばしは当然ながら皆無。
そして原作と比べても、要所でキャラクターがSD化するようなコミカルな描写は大部分が排除されている。
花道の顔面シュートや赤木とのタッチで手を痛がるシーンなども全て等身大のまま、試合のテンポを損なうことなくサラリと触れる程度に抑えられ、また、重要と思われていたシーンやセリフも大胆にカットされている部分がある。
この他、「主人公チームである湘北高校の選手達はどんなキャラクターであるか?」「最強と呼ばれる対戦相手の山王工業高校はどれだけ強いのか?」など、本作で初めて「SLAMDUNK」に触れる人にされるべき説明は一切「無い」。最低限、なんとなくその背景を読み取る事が出来る程度の情報しか基本的には与えられない。
それらは原作を履修していればいまさら説明する必要が無いため、そこに割かれるべき尺すらも全て「原作における最終エピソードを別視点から描く」という一点に注ぎ込んでいる。
この完全な「一見さんお断り」の姿勢も、潔いと見るか、内輪向けのファンムービーと見るかは意見が分かれる。
オープニング主題歌はThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」
エンディング主題歌に10-FEETの「第ゼロ感」
こちらもBAADや大黒摩季、坂井泉水などのJ-POPから疾走感溢れるロックへとイメージを一新。
本編と歌詞とのシンクロ、試合シーンとのマッチが非常に映える一曲となっている。
登場人物
湘北高校
神奈川の弱小に過ぎなかったが、キャプテン・赤木を中心にしたチームは頭角を表し、遂に強豪・陵南高校を下してインターハイへの切符を手にした。
…という説明は本作中ではほぼされず、前年まではやる気のないメンバーが中心で、弱小だったことが若干描写される程度。
- 宮城リョータ(CV:仲村宗悟)
ポジション:PG(ポイントガード)
湘北の切り込み隊長にして、本作の実質的な主人公。
本作では読切作品「ピアス」をベースにした複雑な家庭環境が明かされ、これまでの花道と共に悪ふざけをするお調子者でムードメーカーな彼のイメージからは想像出来なかったような一面が描かれている。
元は沖縄出身で、神奈川には家庭の事情で小学生の時に引っ越してきた。
原作では主人公の花道とそのライバルである流川、この年が最終学年でキャプテンの赤木、不良から更正した三井らは作中でそれぞれにスポットが当てられ、今でも語り草となるエピソードがあったが、リョータについては三井とのイザコザが描かれた程度でその過去についてはほとんど触れられていなかった。
原作が終了した現在においては最も掘り起こす余地のあるキャラクターだった故の抜擢だろうか。
描写に調整が入ったおかげで、山王戦での活躍が原作より際立つようになった。
ポジション:C(センター)
おなじみ湘北バスケ部キャプテンのゴリ。
全国制覇を本気で目指していたがメンバーに恵まれず、適当に遊びたいだけの上級生との間に確執を抱えるなど様々な苦難を経験*2。
それらを乗り越え、最後の年に念願だったIHの舞台へと立つが……
- 三井寿(CV:笠間淳)
ポジション:SG(シューティングガード)
湘北が誇るスリーポイントシューター・炎の男。
もはや原作未見の方にもおなじみの「バスケがしたいです……」の当事者で、読者人気も高かったキャラだがドラマ部分での出番はやや控えめ。
その代わりに試合では持ち味である3Pシュートで、絶望の淵に立たされた湘北の窮地を救う起点となる。
神奈川に引っ越してきたばかりの頃のリョータと1on1で勝負をしたことがあるが、湘北で再会した際に2人がその事を覚えていたかは定かではない。
- 流川楓(CV:神尾晋一郎)
ポジション:SF(スモールフォワード)
湘北が誇る天才バスケットプレイヤーにして花道のライバルであり恋敵……だが本作ではそういった側面はほぼ描かれない。
しかし、高校No.1と目される沢北とのマッチアップの中で「セルフィッシュ」と揶揄されていた独りよがりなスタイルから脱却し、プレイヤーとして一段成長する過程が描かれる。
リョータとは山王戦の前夜に初めて言葉を交わしたほど、これまで絡みがなかったらしい。
ポジション:PF(パワーフォワード)
言わずとしれた原作における主人公である天才バスケットマン(自称)。
だが、今作はリョータを中心としたエピソードを軸に物語が展開されていく事と、原作で既に花道の物語は描き切った関係か、彼のこれまでの成長譚などについての描写はかなり抑えられている。
冒頭のOP映像でも最後、立ち位置も左端に登場しており、本作では彼が絶対的な主人公ではないことが暗に示唆されている。
しかし開幕アリウープなどで存在感は十分に発揮している。
- 木暮公延(CV:岩崎諒太)
湘北第6の男・メガネくん。しかし今回はほとんどベンチでの応援がメイン。
- 安田靖春(CV:阿座上洋平)
- 角田悟(CV:遠藤大智)
- 潮崎哲士(CV:櫻井トオル)
- 桑田登紀(CV:村田太志)
- 石井健太郎(CV:堀井茶渡)
- 佐々岡智(CV:星野佑典)
湘北ベンチの控えメンバー達。木暮同様ベンチでの応援がメイン。原作では角田が花道の代わりに一時交代し試合に出場していたが、その場面は描かれていない。
ゴリの妹にして花道の想い人。が、メガネくん同様にほぼ観客席で応援するのみの役回り。
- 桜木軍団
水戸洋平(CV:小林親弘)
高宮望(CV:こばたけまさふみ)
野間忠一郎(CV:松田健一郎)
大楠雄二(CV:福西勝也)
- 堀田徳男(CV:稲田徹)
同上。
- 彩子(CV:瀬戸麻沙美)
バスケ部マネージャーにしてリョータが惚れている我らが姉御。リョータがデレデレと浮つくような描写はほぼ無い。
同じ部のメンバーであり同級生として、山王に恐れを抱くリョータにあるアドバイスを送って、その背中を押す。
- 安西先生(CV:宝亀克寿)
問題児だらけの湘北をまとめる名将・ホワイト・ヘアード・ブッダ。
山王に圧倒的な実力差を見せつけられ、観客すらも勝負はついたと試合への興味を無くす中、「私だけかな。まだ勝てると思ってるのは」と、最後まで諦める事なく湘北メンバーヘ采配を振るう。
山王工業高校
高校バスケ界の頂点と呼ばれる秋田県の代表校。
予選で湘北が敗北を喫した神奈川の強豪・海南大付属でさえ昨年30点差での大敗を喫した、原作ラストエピソードで立ちはだかる最強のライバル。
メンバーはいずれも他校であればそれぞれがエースを張れる逸材揃い。
……なのだが、やはりそれらに関する細かい説明は一切されない。
その圧倒的な強さは、ただ試合内容を通してのみ描かれる。
- 沢北栄治(CV:武内駿輔)
2年生にして高校No.1プレイヤーと評される山王のエース。
あまりに突出した実力を持つ故に国内では相手になる選手がおらず、やや傲慢さが目立つ。
山王サイドにおける主人公とも言える位置づけで、原作にはなかった彼をメインとしたオリジナルのシーンが追加されている。
- 河田雅史(CV:かぬか光明)
今から大学に行ってもベスト3に入ると言わしめた高校最強のセンター。
これまであらゆるポジションを経験したためにスピード、フィジカル、テクニック全てに優れる……という点は語られず、単に赤木のメインのマッチアップ相手としての側面が強い。
しかし、要所で見せるプレーからそうした説明は無くとも強大なプレイヤーである事が十二分に伝わってくる。
弟の美紀男(CV:かぬか光明)も本作に登場するが、彼の登場シーンはかなりカットされているため超大柄な見た目に反して本作では影が薄い。
- 深津一成(CV:奈良徹)
山王のキャプテンであるPG。
自身は黒子に徹し、沢北と河田を活かす戦略を組み立てる卓越した戦術眼を持った司令塔……というのもやはり語られず、主にリョータのマッチアップ相手として描かれる。一応「ぴょん」は健在。
その他人物
実は観客席には魚住や海南バスケ部らしき人物達が一瞬だけ登場しており、花道の回想シーンには仙道や豊玉の岸本も登場している。
宮城リョータの家族(宮城家)
- 宮城ソータ(CV:梶原岳人)
リョータの実兄。
幼くして父を亡くした家庭で「キャプテン」として母や幼い兄弟を支えていた。
沖縄のジュニアバスケで注目を集めていた選手で、リョータにとってはバスケの師匠であり憧れの存在だった。
ある日、リョータと1on1をするという約束を、同級生と釣りに行く約束を忘れていたために反故にした事から、リョータは「もう帰ってくるな!」と彼に罵声を浴びせてしまう。
その仲直りを果たせぬまま、海難事故により13歳という若さで帰らぬ人となってしまった。
- 宮城カオル(CV:園崎未恵)
リョータの母。
夫と長男・ソータを立て続けに亡くしたことで精神的に追い詰められ、特にソータの遺品を巡ってリョータと強く衝突している。
また、この家族二人の死を契機に沖縄の家を引き払って宮城家は神奈川に引っ越すことになった。
- 宮城アンナ(CV:久野美咲)
宮城家の末っ子でリョータの妹。
父と上の兄の死については幼くあまり覚えていなかったこともあり、大きな悲劇に見舞われた家庭環境の中でも屈折しなかった健かで天真爛漫な性格の持ち主で、母と兄の関係を取り持っていた存在。
入場者プレゼント
THANKSプレゼント第1弾:ビジュアルカード
12月3日から、井上雄彦氏が湘北メンバー6人を描いたイラストのビジュアルカードが全国合計500万枚限定で配布され、裏面のQRコードから特設サイトへアクセスし、カードにスマートフォンのカメラをかざすと湘北メンバーが動き出すAR体験を12月3日から2023年4月1日まで実施。
THANKSプレゼント第2弾:宮城リョータ両面ミニポスター
12月24日から、11歳の小学5年生の頃と高校3年生の頃の背中で腕を組むリョータをそれぞれ井上氏が書き下ろしたイラストでA5サイズ両面ミニポスターを全国合計100万枚限定で配布。
THANKSプレゼント第3弾:安西先生タプタプステッカー
2023年1月1日から、監督である安西先生の顎に付いた贅肉を花道がタプタプする絵や文字で構成されたA6サイズのステッカーが、全国合計100万枚限定で配布され、1月14日より追加配布で全国合計50万枚限定で再配布される。
また、国内の観客動員数が900万人を突破した記念として4月15日から20万枚限定と復刻配布が決定した。
THANKSプレゼント第4弾:THE BACKUP PLAYER IS WHAT MAKES A TEAM STRONG.ポストカード
2月1日から、公開前後に井上氏がSNSに投稿した、湘北高校の控えメンバー7人と、裏面に湘北のユニフォーム姿の晴子の書き下ろしイラストが描かれたポストカードを全国合計50万枚限定で配布。
THANKSプレゼント第5弾:円陣クリアファイル
2月24日から全国合計50万枚限定配布。クリアファイルのイラストには、湘北のスタメン5人が円陣を組んで気合いを入れている様子が描かれている。
横断幕ステッカー
入場者プレゼント第6弾として、3月9日から全国合計50万枚限定で、無料のLINEスタンプのダウンロードURLが入った横断幕ステッカーを配布。
THANKSプレゼント第7弾:キャラクタースタンド
4月29日から全国25万枚限定配布。韓国の上映時に配布されていた入場者プレゼント。このプレゼントが欲しいという多くの要望により配布が決定。湘北のスタメン5人の内1人をランダムで配布(各キャラクター5万枚×5種)。
また、応援上映限定で「特製紙メガホン」を配布。
デザインは湘北高校と山王工業高校のロゴが描かれた2種。
評価
公開前は
- 本業は漫画家でアニメ制作手腕が全く未知数の井上雄彦氏の脚本・監督
- 人気があったとは言え30年近く前の作品であり展開も途絶えているスラムダンクの映画化
- CGアニメのスラムダンクという未知のジャンル
- 高い評価を得ていた声優の全交代の公開直前の発表
- 事実上の主人公交代
- 湘北メンバーがバスケをする事以外何1つわからないシン・ゴジラみたいな事前宣伝
などから、作品の出来を不安視する声も多く聞かれた。内容がぜんぜん出て来ないのに不安要素ばかり公開されるから心配になるのも仕方ない。シン・ゴジラもそうだった。
公開初日。観客が目にしたのは、
原作者でなければOKを出せない大胆すぎるストーリー再編成、CGアニメだからできる高度なバスケ演出.
そしてTVアニメでは描かれなかった山王戦。
そこにあったのは俺たちの観たかったスラムダンクだった。
結果として、本作は上記の通り新規ファンを取り込みづらい一見さんお断りの姿勢はあったものの、公開前のネガティブな印象を大きく覆してオールドファンの心をガッチリ掴み、原作未読で初めて本作でSLAMDUNKに触れた観客からも「原作を知らなくても楽しめた」「むしろ原作に興味が湧いた」「バスケの試合のスピーディーな表現が素晴らしい」と多くの称賛の声があがり、公開後8週連続観客動員数1位という大ヒットを記録。3週目には『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界で一斉上映開始される中、日本での同作の初週動員を上回るという、全世界の誰もが予想できなかったであろう快挙も起こしている。
公開から67日で興行収入は100億円を突破し、映画『ONE PIECE FILM RED』に続いて2作品目となる東映の単独配給での興行収入100億円台の作品となった。
また、公開から半年の時点で観客動員数は1000万人を突破した。
ロングランヒットが続いたが公開から約9ヶ月後の2023年8月31日に終映が発表され、最終的な興行収入は157億円に到達した。
その後、2024年1月23日には1日限定で復活上映を実施している。
ヒットの要因としては上述の理由以外に、Bリーグを筆頭とした国内におけるバスケットボール全般の盛り上がりもある。公開翌年の2023年は日本で「FIBAバスケワールドカップ」が開催され、日本代表チームが自力で初となる夏季五輪出場権を獲得し、更に欧州勢からW杯初の白星を勝ち取るという大躍進を遂げた。
また、ED主題歌の「第ゼロ感」はW杯の会場やバスケ関連イベント・テレビ番組で多数使用され、ストリーミング総再生数2億回を突破するなど大ヒットを記録。今や日本バスケのアンセムとして高い知名度を得ることとなった。
日本国外でも大ヒットしており、韓国で日本映画の歴代観客動員数が1位だった『君の名は。』の記録を抜き、累計観客動員数は3月5日で381万人を突破し、日本映画の歴代興行ランキングのトップになった。
中国では前売り券の売り上げは日本円で22億円に達し、初日の公開で中国本土の8割の映画館で上映した。
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▷ コメント欄
- スラムダンク、リアタイじゃなくて初めてアニメを見たんだけど楽しかったわ -- 名無しさん (2022-12-18 11:14:55)
- 色々言われてたけど面白かった。山王の強さも物語の描写で「ああ、強豪校なんだなぁ」と思わせていて興味深い。 -- 名無しさん (2022-12-18 11:34:23)
- 東映の3D映画は基本ハズレのイメージが強かったけど、これは大当たりだと思う。原作者自ら手掛けただけはある。結果を知ってるはずなのにラスト5秒のシーンは本当に息が詰まった -- 名無しさん (2022-12-18 11:37:10)
- 声優一新は発表が遅かった -- 名無しさん (2022-12-18 11:40:37)
- 漫画は全巻何周もしたがアニメはこれが初。だから声優に関しては比較出来ないけども間違いなく最高の映画だったよ。兎にも角にも試合一本描き切る!なスタイルも個人的には好き -- 名無しさん (2022-12-18 11:55:00)
- 声優発表早ければなあ -- 名無しさん (2022-12-18 12:09:46)
- 正しく内輪向けファンムービー作品。 -- 名無しさん (2022-12-18 12:11:03)
- リョーちんメインでやりたかったのは分かるけど、山王戦ならやっぱり花道と流川メインで観たかったな -- 名無しさん (2022-12-18 12:28:21)
- 草尾さんの印象が深い花道以外はそんなに違和感なかったかな。でももし草尾さんが花道を演じてたらどうしても主人公になっちゃいそうなので、今回の映画には合わなかったんじゃないかなとも思う -- 名無しさん (2022-12-18 12:33:12)
- 映画としては間違いなく完成していただけにプロモーションのやり方が本当に勿体なかった。 映画見た後だと井上先生の方針もなんとなくわかるのだが... -- 名無しさん (2022-12-18 13:16:21)
- ↑正直公開前のプロモーションに不満あった自分もいざ見たら楽しめたから、あの印象で見に行かないって人も少なくなさそうなこと考えると本当にそこが惜しかったと思う。 -- 名無しさん (2022-12-18 13:25:00)
- リョータの米国留学と沢北との再戦で締めたのは『スラムダンク基金』の出資者として体躯に恵まれない日本人でも可能性があることを言いたかったんだろうと思う。ただ米国留学を目指していたのは元々流川だったのに、というモヤモヤした感情が残った。映画自体は良かったんだが -- 名無しさん (2022-12-18 15:29:57)
- 正直、旧キャストが揃う機会が永遠になくなったのは哀しき。 -- 名無しさん (2022-12-18 15:43:48)
- まだ見てないんだけど角田さん辺り(鼻血で一時交代)のくだりも無くなってる感じか。あの辺もいらんちゃいらんけど。 -- 名無しさん (2022-12-18 16:14:33)
- 魚住も仙道も愛知の星諸星も森重ヒロシも海南もいなかった。湘北と山王だけの戦いだった。良かった。 -- 名無しさん (2022-12-18 21:40:54)
- 原作未読だったけど今年観た映画の中でも指折りで面白かったわ、漫画読んでみたくなった -- 名無しさん (2022-12-18 23:00:48)
- あのセリフとかあのナレーションとか、原作を読んで覚えていた人にはきっと聞こえたはず -- 名無しさん (2022-12-18 23:19:52)
- 無音のシーン観客がいっしょになって息殺してて一体感すごかった。 -- 名無しさん (2022-12-19 00:38:31)
- ↑6ゴリ・・・ -- 名無しさん (2022-12-19 09:05:04)
- 散々カットされてるのに未読で楽しめたの? -- 名無しさん (2022-12-19 19:39:38)
- ↑未読の人が見たいのは迫力のバスケだから楽しめると思う -- 名無しさん (2022-12-19 19:41:55)
- 原作通りにやったらそれこそ内輪向けのファンムービーでしかなかったと思うわ。イノタケの絵でバスケの試合やってる(そこに素人が混ざってる)だけでも見る価値ある。 -- 名無しさん (2022-12-20 00:11:19)
- 旧アニメでの試合の演出に不満があったそうなのでそのリベンジ、という言い方が適切か分からないけど悔いがあったのも原動力になってそう -- 名無しさん (2022-12-20 04:40:30)
- いい映画だとは思うけど、プロモーションを完全に失敗した感は否めないよね。「SLAM DUNK」というブランド力にあぐらをかき過ぎた。 -- 名無しさん (2022-12-20 12:00:29)
- 報告にあった違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2022-12-20 14:51:37)
- プロモーションはいっそシン・ゴジラみたいに(一体何やるんだ…?)ってくらい情報出さないほうが今より波風立たなかったと思うわ -- 名無しさん (2022-12-20 14:57:24)
- 全国まで行かずに終わった旧アニメの続きが見たかったファンと、昔の作品を今の自分の力で再解釈して新しいものが作りたかった原作者。どっちがいい悪いじゃなく噛み合わなかった結果だと思う -- 名無しさん (2022-12-20 15:26:34)
- むしろ原作未見の人でも入れる一見さん向けムービーだと思うが。この記事書いた人は相当お気に召さなかったみたいだけどなんか妙にネガティブな説明ばっかり。 -- 名無しさん (2022-12-25 00:59:42)
- スラダン初見だしバスケも大して知らない状態だったけど十分楽しめたよ。 -- 名無しさん (2022-12-25 19:10:29)
- 序盤の連続3p決めるミッチー、原作通りの異常なクイックリリースで笑った -- 名無しさん (2022-12-25 20:44:39)
- スラダン初見だったけど今年一番面白かった、だからこそ昔のファンに対しての対応が雑すぎたのがな -- 名無しさん (2022-12-26 08:09:22)
- 公式サイトのインタビューを読んだけどキャスト全交代は「旧アニメとは作品自体の方向性が違うからもし同じ声優さんにお願いすると今まで育ててきたキャラクターをいったん捨ててもらわないといけなくなる」という理由もあったみたいね。その辺を早めに説明しておけばそこまでの騒ぎにはならなかったんじゃないかなあ… -- 名無しさん (2022-12-26 20:39:39)
- プロモーションに関しては声優交代の事実を早々にアナウンスしなかったこと以外はそこまで大きな問題はなかったと思う。逆に本編が「詳細不明の『スラムダンク』と冠した映画を観に来てる以上、これ位はもう今更言わずとも分かるな?」ってレベルの端折り方でもあったので、その辺で制作側が引いた予防線だったと捉えている。結果としては杞憂だったようだが -- 名無しさん (2023-01-01 16:42:17)
- セカンドが大栄戦、サードが名朋戦だろうな -- 名無しさん (2023-01-04 21:07:13)
- スラダンほぼ初見だったが全然内輪向けには感じなかった、誰がおおよそどんな背景でどういう武器でどんな想いでこの試合に臨んでいるかが、観ただけでわかるように作られている -- 名無しさん (2023-01-14 02:25:34)
- ↑2 『re:source』を読んで、素人目から見ても背筋が凍るレベルの常軌を逸した作業量を(主にイノタケが)してるのを知ってしまったから、そうそう気軽に次を催促するなんて少なくとも俺には無理だわ… -- 名無しさん (2023-01-18 22:46:31)
- 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-19 23:33:59)
- 見てきたけどめっちゃぼろ泣きしていたし、山王の監督がそれとすげえしゃべってるなとおもった -- 名無しさん (2023-02-08 00:20:20)
- 既婚者がスラムダンクを見に行くことをキャバクラに行くことの隠語だとか何とか… -- 名無しさん (2023-02-08 00:39:22)
- 決勝戦と勘違いしてた -- 名無しさん (2023-02-08 11:02:33)
- 映画館で見に行ってよかったと思った瞬間は、花道がルーズボールに突っ込んだ後の、観客の湘北に対する声援がサラウンドで聞こえてきたところだ -- 名無しさん (2023-02-15 21:46:05)
- 映画のエンディングは「まるで成長していない…」で有名な谷沢の悲劇から、日本人選手が道を踏み外すことなく国外でも多数活躍できるところまで時代は変わっていったという、作中世界にとってひとつの救いが示唆されている。安西先生も喜んでいるに違いない。 -- 名無しさん (2023-02-24 17:29:28)
- 三井ドラマ部分での影薄いかな?むしろ宮城との1on1やケンカとかで湘北の誰よりも出てた気がしたんだけど…。 -- 名無しさん (2023-02-25 05:12:57)
- ↑ 三井が髪切ってバスケ部へ頭下げて謝罪するアニオリシーン、イノタケ先生は連載時20代で高校生キャラと感覚が近く、こういったケジメをつけるのは当時照れくさくてやりたがらなかったのかもしれない(20代であんな伝説級の作品描いてるのも若くしてバケモンすぎるけど) -- 名無しさん (2023-02-25 08:04:18)
- 沢北がお参りしている神社に亀がいて、宮城が彩子と会話している時に月が出ている。「ウサギ(=月)の沢北、亀の宮城」「月の沢北、スッポン(=亀)の宮城」という意味合いにも取れる。エンディングで亀=宮城がウサギ=沢北に、海外で追いついたということか -- 名無しさん (2023-03-01 19:19:43)
- スラムダンクには原作にもあってアニメ版で顕著だった「90年代ボーイズの青春の輝き」が好きで、そういう要素は期待するなって言われた上でこの映画はどうだろうと思って観てみたら「思い出補正の中のスラムダンク」とは全く別の純粋なスポーツアニメ映画としての面白さが満ちていたと思った -- 名無しさん (2023-03-02 18:34:45)
- こういう古い作品のリブートっていかに懐古層を釣るかが普通だと思うんだけど、この映画はそれを初めから切り捨ててるのに新規やスラダンを純粋なバスケ作品として楽しんでた層だけでなく、当の懐古達からも評価されてるのが凄い -- 名無しさん (2023-03-19 10:16:59)
- 当時のスラムダンクとは違う、意識高い系になっちゃった後の井上先生の作品ではあるけど楽しめた。後流川の「どあほう」が怖すぎる。 -- 名無しさん (2023-03-30 14:15:44)
- 製作陣の態度が個人的にちょっとね……。出来も良いし評価もされてる作品だけど、そこが何か引っかかるというか…… -- 名無しさん (2023-05-20 12:44:09)
- 遅ればせながら観ましたが、試合演出、音楽共にすばらしかった。3DCGの技術が違和感ないレベルまで上がっていたのも驚いた。 -- 名無しさん (2023-06-04 15:19:04)
- 花道が海南戦でパスミスして、赤坊主化に大爆笑のくだりはカットされているが、ちょっと入れて欲しかった気もする。宮城「なに咳き込むほど笑ってんの三井サン、あんたも髪切ってただろ」三井「うるせー」 -- 名無しさん (2023-08-14 21:30:36)
- もしかしたら、DVD化はせずにPrime Videoで独占配信かもしれないよ。 -- 名無しさん (2023-09-02 16:07:58)
- めちゃくちゃ面白かった。原作知ってても楽しめたのは原作者が大きく関わってるからなんだろうなあ、ポッドキャストで製作サイドの話が聞けるので是非それも聞いてほしい -- 名無しさん (2023-09-02 22:42:23)
- 来年の2月28日にソフト化 -- 名無しさん (2023-11-17 15:58:07)
- 一番テンションブチ上がったのは前情報ない状態であのOP、からの山王メンバーが映った瞬間だった -- 名無しさん (2024-01-25 01:58:04)
- 【朗報】今年6月10日にNetflixにて本作が独占配信開始。 -- 名無しさん (2024-05-28 15:25:25)
- 『バスケ漫画のアニメ化はこういうのでいいんだよ』を地で行ってたな。 試合中のBGMなんかNBAやないんやから最小限でいい。 バッシュでコートを擦る音とドリブルの音、それとネットを通る音だけでバスケアニメは成立する。 -- 名無しさん (2024-06-16 12:47:55)
- また映画館で復活上映するみたいよ?2024年8月13日に -- 名無しさん (2024-06-24 08:28:50)
#comment(striction)
*2 ただし、これに関しては自身の才能不足を理由に有力校へ進学する選択をしなかった彼が場違いな存在になるのは必然であったという捉え方もある。
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