ウタ(ONE PIECE)

ページ名:ウタ_ONE PIECE_

登録日:2022/08/18 Thu 00:08:34
更新日:2024/06/25 Tue 13:55:03NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



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私は新時代をつくる女 ウタ


歌でみんなを幸せにするの



【概要】

ウタとは漫画ONE PIECE』の2022年映画『ONE PIECE FILM RED』の登場人物でありヒロインである。
CV.名塚佳織/歌.Ado




【人物】

新種の映像電伝虫による世界中への配信で人気を博し、今や世界トップクラスの人気者となっている「世界の歌姫」。歌姫アン「…」
今までは配信のみで活動していたが、かつては音楽の都と呼ばれたエレジアで初のライブを行うこととなり、麦わらの一味始め多くの観客がエレジアに集まりライブがスタートするところから『FILM RED』は始まる。


海賊嫌いとして知られているが、実は大海賊シャンクスの娘。
ある事情から2歳の頃から赤髪海賊団の船に乗っていて、赤髪海賊団がフーシャ村に滞在していた時にルフィと知り合い仲良くなった幼馴染でもある。ちなみに年齢はルフィより2歳上。
その頃は「赤髪海賊団の音楽家」を自称し、シャンクスの事が大好きで、ルフィとはどっちが立派な海賊になるかでいつも張り合っていた。
チキンレース(などの動物が突進してくる前にチキンを早く食べて逃げた方が勝ちという勝負)などを行っていたが、ルフィは毎回ウタに騙されて負けて全然勝てなかったが、ルフィは「ズルをしたウタの方が負け」と言い張り、お互いに「自分が183連勝中」と譲らずにいる。
しかしある時、航海から帰還したシャンクスたちの船にウタの姿はなく、シャンクスはルフィに「ウタは歌手になる夢のために船を降りた」とだけ伝え、二人は別れの言葉もなく離れ離れになった。
その時何かがあったようで、「あいつは私を捨てたんだよ…」と語っている。


外見は右半分が赤い髪、左半分が白い髪で左目がメカクレになっている。
子供の頃からヘッドフォン型の耳当てを付けており、髪はそれに通して後ろでリボンのような形になっていて気分に合わせてぴょこぴょこ動く。
ちなみに衣裳の袖口には袋のようなものに「UTA」と書かれたマークが入っているが、これはルフィが描いた下手くそなシャンクスの麦わら帽子のマークで、「おれたちの『しんじだい』のマークにしよう!」と見せられたもの。


何らかの悪魔の実の能力者でもあるらしく、歌に乗せて姿を変えたり、空を飛んだり、食べ物や酒やおもちゃを出したり、敵を楽譜に貼り付けて動きを封じたりとほぼ何でもありな万能性を持つ。
この能力で自分の身柄を狙ってきたクラゲ海賊団やビッグ・マム海賊団オーブンブリュレすら蹴散らしてしまった。


その歌声はファンから救世主のように信奉されており、ウタはこのライブでみんなを救う「新時代」を作り出すと語っている。
民衆に対する絶大なカリスマと影響力から、世界政府五老星には「大海賊時代を全否定するまったく新しい敵」「革命の芽は早めに積んでおかねば手遅れになる」とある意味革命軍以上に危険視されている
世界政府と海軍は、ウタの能力についての事前情報からライブには海軍サイファーポールを潜り込ませ、更に彼女が“あるもの”を所持している情報もあってウタが『新時代』についてライブで宣言した後は彼女を討伐するために海軍に指令が出るほど。
サカズキはそれに対して現在出撃できる全戦力をウタ討伐に向かわせることを決定し、黄猿藤虎までもその戦力には含まれていた。
ウタも海賊だけではなく政府や海軍もライブを妨害することを予想していたのか、彼らにライブの邪魔をしないようにと警告とも宣戦布告とも取れるメッセージを発した。
世界政府がそこまで危険視する「新時代」、それを可能にする彼女の能力とは……




























以下、タグを含めて本映画にまつわるネタバレ要素が多く含まれています。






まだ未視聴の方は、先に本編を見に行くことを強くお勧めします。






























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漫画『ONE PIECE』の2022年映画『ONE PIECE FILM RED』の登場人物でありヒロイン、そして同作において麦わらの一味に最大の敵として立ちはだかる人物である。



●目次



【プロフィール】

(劇場来場特典第3弾『巻4/4』より抜粋)


本名:ウタ
異名“世界の歌姫”
所属:赤髪海賊団音楽家→未所属
出身地:不明
拠点:東の海イーストブルー・ゴア王国・フーシャ村→音楽の島エレジア*1
悪魔の実:ウタウタの実(超人系パラミシア)
年齢:21歳
身長:169cm
誕生日:10月1日(国際音楽の日)
星座:天秤座
血液型:XF型(現実だとAB型)
好きなもの:ホイップましましのパンケーキ、カワイイもの
嫌いなもの:海賊
好きな人のタイプ:ふだんは子供っぽいけどいざという時に頼りになる人
趣味:歌うこと
尊敬するミュージシャン:カリーナマリア・ナポレ
座右の銘:『楽しんだもの勝ち』



【来歴】

過去の詳細については、劇場来場特典『四十億巻』にて語られている。



◆幼少期

2歳の頃に故郷が海賊に襲われて両親を失い、自身も海賊に攫われてしまうが、その海賊を赤髪海賊団が撃破し、赤髪海賊団が回収した宝箱に紛れ込んでいたウタは図らずも助けられることになった。つまりシャンクスと血の繋がった実の娘ではない
思わぬ事態に動揺するシャンクス達だったが、泣き出したウタにシャンクスが下手くそな子守唄を歌うと笑いだし、シャンクスは自分がロジャー海賊団に引き取られた境遇とウタを重ね、「これも何かの縁」とウタを自分達で面倒を見ることを決める。
それからウタはシャンクスのみならず赤髪海賊団の全員から「おれ達の娘」として可愛がられていた。
ウタはその中でも特にシャンクスを実の父親のように慕っていた。
赤髪海賊団の戦闘中は大人しく船番を担当しており戦闘に関わることは無かったが、それゆえにこの頃から皆がいない退屈を紛らわせるために空想に浸りがちな人格が形成されていき、
誰もが幸せになれる『新時代』を空想し、そんな世界を自分の歌で作り上げたいという夢を持つ。


そして9歳の頃に赤髪海賊団はフーシャ村を拠点にすることになり、ルフィと出会う。
同年代の子供が他にフーシャ村に居なかったこともあり、年齢の近い二人は日々勝負を繰り返しながらも仲良く過ごし、お互いに夢を語り合った。
ただ、ルフィは自分で冒険をしたい派で空想の世界には全然興味がなかったらしく、その点に関してはウタとは考えが違っていた。
ちなみにシャンクスがウタと違ってルフィを航海に連れて行かなかったのは、「大人しく船番なんて出来るわけない」という判断から。さすがによく分かっている。


そしてある時、遠征に出た赤髪海賊団は音楽の島・エレジアに立ち寄り、そこでウタの歌声は高く評価され、エレジアの王ゴードンからも「是非この島に残ってほしい」と言われるほどであった。
シャンクスはウタの夢の事もあり、「いいんだぞ、ここに残っても。世界一の歌い手になったら迎えに来てやる。」とウタに言ったが、ウタはシャンクス達から離れるのを嫌がり、シャンクスもそれを受け入れて「明日には一緒に出航しよう」と約束した。


しかしその夜、目を覚ましたウタの前に広がっていたのは、崩壊するエレジアと自分を置いて笑いながら宝を奪い去っていく赤髪海賊団の姿であった。
ゴードンは「赤髪のシャンクスはエレジアに入り込み宝を奪うために君を利用していた」とウタに語り、それを信じなかったウタは赤髪海賊団を追いかけようとしたが、シャンクス達は振り返る事なく去っていった。




シャンクス!!!置いて行かないで!!!

なんで…なんでだよおおおおお!!!!



◆歌姫と呼ばれるまで

その後、ウタはエレジアで唯一の生存者となったゴードンに育てられる事になったが、全てを失ったウタは死んだような目で日々を過ごすばかりで全く笑わなくなってしまう。
それに何もしてやれないゴードンは忸怩たる思いを抱えながらも、彼女のために苦手だった料理作りも頑張り*2、せめてウタの夢を叶える手助けをしようと彼女に音楽の英才教育を施した。
滅びた島でゴードンと二人だけで過ごしてきたため、ウタはエレジアの外の事には非常に疎くなっており、王下七武海四皇、更にはルフィが海賊として名を上げている事も全く知らなかった。


しかしウタが18歳の頃、エレジアに新種の映像電伝虫達が流れ着いた。
この映像電伝虫は不特定多数に音楽と映像を発信する機能*3があり、ウタは自分の歌をその電伝虫で世界に発信し始めた。
ちなみにこの映像電伝虫はベガパンクの試作品*4であり、殻には「SSG」と書かれている。なんらかの事故で流れ着いた様子*5


そして、みんなの苦しみを癒やしたい思いから歌った「新時代」が大ヒット。シャンクス達のことを思って歌った「逆光」も大ヒット。
ウタの歌声は世界中に広まっていき、ファンたちは海賊が蔓延る大海賊時代の苦しみから自分達を一時でも解放してくれるその歌声を救世主のように崇め始めた。


また、ウタもファンたちとの交流の中で徐々に笑顔を取り戻していき、同時にエレジアの外の世界の現実を知っていく。
そしてある少女が口にした「ここから逃げたい。夢の世界にずっといたい」という言葉をきっかけに、ウタは大海賊時代に苦しむ人々を救うための「新時代」を作る計画を思い立つ。



◆ライブ開始

そして現在、ウタはエレジアで初のライブを開いてファンを招き、その映像を世界中に配信し始める。
その観客の中に偶然にも麦わらの一味がいた事でルフィと12年ぶりの再会を果たす。お互い抱き合って再会を喜んだ2人だがルフィがシャンクスの帽子を持っていたことからウタはルフィがシャンクスの場所を知っているものと思いルフィにシャンクスの居場所を尋ねるも、当然ながらルフィは何も知らなかった。
その後は昔のようにチキンレースで対決するなど穏やかな時間を過ごすもルフィの夢が未だ海賊王になることである事を知ると「ねぇルフィ、海賊やめなよ」とルフィに海賊をやめるよう進言。ルフィと他の仲間達も自分の「新時代」の一員にしようとするが、ルフィはそれを驚きもせずかといって拒否することすらもせず、ウタが歌手として成功していることに喜び「久しぶりに会えてよかった」と述べてサニー号へ帰ろうとする。
しかしウタはそれを認めず、力ずくで麦わらの一味を拘束してしまうが、ルフィだけはバルトロメオローの横入りで取り逃がした。
なお、ルフィはその間も「のらねェ。戦う理由がねェ」とウタには手を出そうとしなかったが、ウタは帽子を奪い、何を言っても聞き入れないルフィを「アンタ新時代にはいらない」と切り捨てる。


その後、ルフィは潜入していたコビー達と合流し、ウタの能力、「新時代」を作るというその計画の全貌を聞かされる。




【能力】

超人系悪魔の実「ウタウタの実」の能力者。
その能力は、「歌を聞いた相手の精神を、ウタの思い通りになる仮想空間“ウタワールド”へと導く」こと。
ウタのライブは技術力どうなってんだってくらいの超演出で行われていたが、実はライブの観客たちは最初から歌を聞いてウタワールドへと引き込まれており、ライブは仮想空間の中で行われていたのだった。


エレジアでは海王類の骨の跡を利用したドームがあったが、ウタワールドではその骨が可動式かつキラキラ光るものとなっている。



◆私は最強

ウタウタの実の能力者はウタワールド内では全てを思い通りに出来、正に最強を誇る。
自在に飛んだり地形を塗り替えたり、私兵である"音符の戦士"を無限に生み出すことも可能。
また当然ながら、あらゆる攻撃を一切寄せ受けない。
戦闘時は特別な騎士甲冑を生み出し身に纏うこともある
他にも歯向かう相手は五線譜に貼り付けたり、ぬいぐるみにして無力化させるなど、ウタワールド内では正に神の如く思いのままとなる。


発動条件も「歌を聞かせるだけ」と極簡単であり、しかもこの手の能力にありがちな「生歌でなければならない」といった制約が無く、
「映像越しでも歌を聴けば発動する」という手軽さも厄介な点。
本作の「世界人口の7割がこのままでは死亡しうる」という事態は彼女の能力自体が招いている


さらに、ウタワールドに精神を引き込まれた者は眠っているような状態になり、肉体はウタウタの実の能力者の支配下に置かれ、その命令通りに動くゾンビのように操ることも可能になる。
しかもちゃんとした実力者は相応に動き、ブルーノがドアドアの実の能力を使っていたため、対象のもつ悪魔の実の能力すらも行使できる様子。


ウタワールド内からどうにかしようにも、ウタワールド内ではウタウタの実の能力者には誰も敵わないため、自力で目覚める事は出来ないと言われている。
ブルーノは「ここ・・じゃあ(ドアドアの実の能力を使うには)体力の消耗が激しすぎる」と述べているため、ウタワールド内は少し勝手が違うのかもしれない。
子供の頃から能力者だったようで、ルフィはウタの歌を聞くといつの間にかみんな眠ってしまっていたと語っている。


限定的最強と言うのであれば、『GOLD』に出たギルド・テゾーロのゴルゴルの実にも通ずるが、
条件の手軽さと有効範囲という点ではあちらの比ではない。



◆弱点

勿論弱点もあり、対処法はシンプルで、「歌を聞かない」こと。
そのため、能力を把握している五老星などはライブを監視しつつも音声を切って能力の影響下に置かれる事を防いだ。
また、ウタ討伐のために編成された海軍の藤虎モモンガの部隊も遮音機能の付いたヘッドフォンを装備していた。
ただし、ウタは眠らせた観客たちを操ってそのヘッドフォンを剥がそうとし、あくまで一般市民である観客たちに強行手段に出るわけにもいかない海軍は不利な戦いを強いられ、
結果的に最初の討伐は失敗し、体制を整えるために一時撤退を余儀なくされた。
なお藤虎の反応から察するに、ある程度ウタウタの能力を把握していたであろう海軍もこの使役能力までは知らなかったと思われる。


ウタワールド内では「思い通りにできる」「最強」ではあるが、決して全知全能というわけでは無い。
逃げた者の位置を即座に把握したりはできないし、引き込んだ悪魔の実能力者や覇気も拘束しなければ能力や覇気を使われてしまう。
楽譜に貼り付けて拘束する能力も五線譜の頭の位置にある音を歌うことで解除される。
そしてウタワールド内でも干渉の為には音が必須なようで、万が一音を遮断する空間を展開されてしまうと一気に弱体化する。
まずそんな隙は無いのだが、劇中では「自分の意識を現実とウタワールド両方に割かねばならないため、両側からの同時攻撃に弱い」という点を突かれ…


このように強力な分欠点は割と多く、そして現実世界での能力者の肉体には何の強化も及ぼさないため、現実世界でのウタ本人の戦闘力は皆無に等しい


最大の弱点として、ウタワールドの維持には体力を大きく消耗するため永遠に能力を維持し続ける事は不可能で、体力の尽きた能力者が眠りにつくと能力は解除され、眠っていた者はウタワールドからは解放される。


ただ、ウタも世界政府や海軍らが邪魔してきた場合に備えて、「[[トットムジカ>Tot Musica]]」という謎の譜面を用意しており…。



◆NEW GENESIS

ウタワールドの維持には体力を大きく消耗し、眠るとウタワールドは解除されるという弱点。
しかし、ウタは食べると眠れなくなる「ネズキノコ」を食べる事で最後の弱点を克服し、能力が解除される事はなくなっている。
そしてネズキノコは眠れなくなる事による体力の消耗で食べた者を衰弱させ、過剰摂取すればやがて死に至る猛毒キノコでもあるため、ウタはそのままでは死んでしまう。


が、実はウタワールドには能力者が能力を解除しないまま死んだ場合、そのまま中にいる人間の精神ごと閉ざされてしまうという特性があり、ウタは自分の死によってウタワールドを永遠のものにしようとしている。
それによって大海賊時代に苦しむみんなを現実世界から救い出す、というのがウタの語る「新時代」の正体であった。
大規模ライブを開催したのは、自分の歌を世界中に広げ、より多くの人間の精神をウタワールドに導くため。
試算では全世界の人口の7割がウタワールドに取り込まれる事になり、放置すれば冗談ではなく世界滅亡の危機となるため、世界政府はウタの討伐を決定したのだった。


傍から見れば全世界を巻き込んだ心中ともいえるこの計画をするに至った考えの根幹は、ウタが「肉体の消滅を死と考えていない」ことにあるという。
元々空想の世界が好きで、加えて物心ついた頃からウタウタの能力で実際にその世界を作り出せるウタにとって、肉体は必ずしも重要なものではなかったようだ。


また、ネズキノコには人間性を凶暴にする副作用もあり、ルフィ達を力ずくで黙らせたり、自分が正しいと信じ誰の意見も聞き入れないなどといった面が徐々に表れてくる。
ウタは「眠る事なく死に至れる」という効果こそ知っていたが、ネズキノコの副作用までは知らなかったらしい。


人間が目の前で撃たれて斃れた時は、慌てて駆け寄り介抱するなど、本来は血を見るのも苦手なぐらいとても心優しい性格の少女。
ただ、彼女はエレジアという閉じた世界で暮らしており、外の世界も映像電伝虫を経由して部分的にしか理解していなかった。苦しい世界でも人々は日々を慈しんで一生懸命生きている、という事を知らなかった為にこのような一方的に善意を押し付ける計画を始動してしまっただけである。*6




【本編での来歴】

◆動き出す事態

ルフィ達と対立する中でもウタワールド内で観客達を相手にライブを続けるが、いつの間にかウタワールドに取り込まれていたチャルロス聖がステージに現れる。
状況を分かっていないチャルロスは相変わらずの傍若無人さでウタを攫っていこうとするが、お察しの通りウタはそれをぶちのめしてしまう。
熱狂していた観客たちもさすがに天竜人に手を出すのはまずいと冷静になってしまい、そのタイミングでロッキーポート事件の英雄コビーがウタの「ウタウタの実の能力で皆を夢の世界に閉じ込め、争いのない平和な時代を作り上げる」という計画を観客たちにも明かしたため、観客たちは動揺する。
ウタの計画に賛同する者もいたが、当然ながら現実を捨てることは出来ないと考える者もおり、観客たちの反応は正に賛否両論で言い争いが始まってしまう。


それに対しウタは「もっと楽しければみんな受け入れてくれる」と観客たちをぬいぐるみなどの可愛らしいものに変えてしまうなど、ネズキノコの作用も合わさって徐々に思考や言動が破綻していく様が強く表れるようになっていく。


ここに至り、ルフィはウタを止める事を決め、対峙する。


お前は間違ってる!


それはルフィだよ。いい加減わかりなよ、
大海賊時代はおしまいだって


何でそんなに海賊王になりたいの?


[[“新時代”を作る為だ>夢の果て(ONE PIECE)]]



それを聞いたウタは激昂し、その目の前で麦わら帽子を引き裂いていく。
ルフィはなんでそんなに海賊を嫌いになったんだと問い質し、ウタはエレジアに起きた事、シャンクスが自分を捨てたことを語る。



ルフィ あんただってシャンクスにとってはただの道具なんだよ


シャンクスは来る


あんたを助けに?


お前を助けるためだ


私を? なんで?


娘がこんな事やってるのに
シャンクスが黙ってるわけねェだろ!!!



それを聞いたウタは、昔と夢も何も変わらないルフィへの羨望にも似た嫉妬・「新時代を作るために海賊王になる夢」を持つルフィは決してウタワールドの世界による「新時代」を受け入れてはくれないという事実から、「もういいよ、ルフィ。バイバイ」と、現実のルフィの心臓を麦わら帽子と共にナイフで突き刺して終わりにしようとするが…。




久しぶりに聞きに来た


お前の歌を




その手を止めたのは、ルフィの言葉通りにウタを助けに来たシャンクスと赤髪海賊団だった。
シャンクスとの再会に一瞬笑顔を見せるも、ネズキノコの副作用によって精神が不安定になっているウタはシャンクスを拒絶。
観客たちを操って攻撃を加えるが、シャンクス達はこれ以上ウタに罪を背負わせないために、無抵抗のまま攻撃を受け続ける。
しかし、海軍は最早市民を犠牲にしてでもウタの歌が世界中に広がり切る前にウタを殺さなければならないと、観客を巻き込むことも厭わずに攻撃を加え、ウタを抹殺しようとする。
赤髪海賊団はそれを止めようとし、襲ってくる観客とそれを殺そうとする海軍を相手に戦い始める。


一方、ウタワールドではウタが動揺したことでルフィはシャンクスが来たことに気が付き、その隙をついてバルトロメオの音を遮るバリアボールの中に閉じ込められ無力化されてしまうが、
思い描く理想とそうならない現実、困惑する周囲の声、キノコによる錯乱症状ですっかり精神を摩耗させてしまったウタは、「悪い人たちには悪い印を、もっと早く決めるんだった」と、ルフィ達の服装を黒を基調とした衣装に変えて全ての邪魔者を魔王の力で抑え込むため、己の翼も黒く染めながら禁断の歌Tot Musicaを歌ってしまう。



TOT MUSICAトットムジカ


ᚷᚨᚺgah ᛉᚨᚾxan ᛏᚨᚲtac ᚷᚨᚺgah ᛉᚨᚾxan ᛏᚨᛏtac ᛏᚨᛏtac ᛒᚱᚨᚲbrac

ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ


エレジアに封印されていた破滅の歌。楽譜自体は素晴らしいようで、ウタも歌いたくなりゴードンも処分は出来なかった代物。妖しい魅力があるのかもしれない。
古代より存在するこの楽譜の曲をウタウタの実の能力者が歌った時、その楽譜に込められた人々の想いの集合体、寂しさや辛さなどの心に落ちた影は「歌の魔王」として夢と現実両方に実体化し、破壊を撒き散らす。ロビン曰く「触れてはならないもの。魔王」。
外見は某魔法少女にでてきそうな奇抜でかつサイケデリックな姿。腕と足は鍵盤でできておりこの上を歩くとちゃんと音が鳴る。
形態は第三楽章まであり、最初はかかしのような見た目だが、楽章が進むごとに手足が増え巨大化し、最終的には翼も生えた悍ましい化け物へと変貌していく。
その力も凄まじいもので、ウタワールド内の事とはいえ実体化の余波だけで原作では傷一つ付かなかったバリバリの実のバリアを破壊するほどである。
顕現した際は海軍将校として数多の死線を乗り越えたコビーですら「なんですかコレ……」と絶望し一時的に戦意喪失する程の存在感を見せつけている。


この魔王は現実とウタワールドに同時に存在し、片方の世界からの攻撃だけでは絶対に倒すことは出来ず、二つの世界から同じ場所を同時に攻撃しなければならない。一方でウタウタの実の能力をウタの意志とは無関係に解除させる唯一の方法ともなっている。
かつてのエレジアはその方法で何とか魔王を倒し、その記録と共にトットムジカを封印していたのだった。


そして、12年前にエレジアを崩壊させた真の元凶
赤髪海賊団と共にウタがエレジアを訪れた際、その歌声に反応して目覚め、楽譜の姿でウタに近付いて自分を歌わせることで実体化を果たした。
なんともたちの悪いことに、こいつが封印されていたのは防音のしっかりした歌声が届かないはずの場所。それでもなお国中に響いたウタの声と素質を聞きつけてか封印を破って目につく場所へ移動したのである。
12年前のエレジアでは現実世界の赤髪海賊団しか戦力がいなかったため魔王を倒すことは出来なかったが、ウタがまだ子供だったため魔王が完全に力を取り戻す前に体力が尽きて眠ってしまい、能力が途切れたため魔王も消え去った。
しかし時すでに遅く国は崩壊。生き残りは赤髪海賊団とゴードンとウタだけとなってしまう。


そして騒ぎを聞きつけた海軍の追撃が始まったため、シャンクスはエレジア壊滅の罪をウタに背負わせないため、「何も知らないウタに自責の念を与えないため」、「彼女に余計な汚名をつけないため」に、『赤髪海賊団がウタを利用し、エレジアを私利私欲のままに滅ぼした』というでっち上げをゴードンと共有。
自分がエレジアを滅ぼしたことにし、ウタには真実を伝えない事を決めた。
本格的に海軍に追われることになる自分達と共に居ることでウタの才能を潰したくないと考えたシャンクスは、ウタをゴードンに託し、ゴードンはウタを最高の歌い手に育て上げると約束した。
それが12年前の真実であった。



ウタ…離れていてもお前は一生
おれの娘だ。だから───

笑って別れよう、
おれたちの音楽家の大事な門出だ!



シャンクス達は目に涙を浮かべ、滅びゆくエレジアを後にした。それでもこの一件は暫くの間シャンクスを始め赤髪海賊団の面々に影を落としたようで、その後フーシャ村ヘ寄港した時にルフィから出迎えられても終始無言であった他、ウタの事をルフィから問われても唯一答えたシャンクスは「歌手になる為に船を降りた」と適当に答えるのみ。
その後酒場で揃って飲んだくれていた時に、先の発言に納得のいかないルフィから突っ掛かられたシャンクスは思わず「辛ェのはおれだクソガキ!」と怒鳴り付け、一時期は全く口を聞いてくれなくなっていた事が裏設定として40億巻に明かされている。
アニメ版1030話では、シャンクスは怒鳴りつけこそしなかったが問い詰めるルフィに何も言おうとせず、ルフィは一方的に絶交。ルフィはベックマンに諭されて何か事情があったんだろうと考え直して問い詰めることをやめて、シャンクスと和解した。



なお、ゴードン自身は赤髪海賊団に罪を被せることには消極的であり、最初は全て自分がしでかしたことだという筋書きを画策して赤髪海賊団とウタを庇おうとしていた節すらあった
しかし、それではウタを海軍から守ることができないため、シャンクスの提案に沿って、上記の筋書きを組み上げることとなった。
ゴードンはその際に、滅んだエレジアと命を落とした全国民に賭けてこの秘密を守るとシャンクスに約束。
取り残されたウタにも上記の筋書きを説明し、秘密を隠し通しながら彼女を育て続けた。
ゴードンはトットムジカの楽譜を捨てることは可能だったが、音楽を愛する者として捨てることができず、エレジア城の地下に隠していた。もっとも、勝手に移動するような楽譜であり古代でも封印という措置を取られた代物なので、処分した所で本当に消滅するのか不明だが…。



◆結末

シャンクスを拒絶し続けるウタにゴードンはその真実を伝えるが、実は彼女はその事を知っていた。
1年前に偶然当時の映像を記録した映像電伝虫を見つけ、そこに入っていた一人のエレジアの国民のメッセージから自分が魔王を呼び出した事を知ってしまっていたのだった。
故に、自分には海賊を嫌う資格など無いことに気付いてしまう。


しかし、その頃には海賊に苦しめられるファン達にとっての救世主となってしまっていたウタは、今更ファン達を裏切ることもできず二面性ができてしまい、本心を隠しながら歌っていたのだ。
新時代を作るという計画はファンのためのものではあったが、本当は自分自身もこの現実から逃げたいというウタ本人の願いも含まれていた。
そして世界中に自分の存在を知らせれば最期にシャンクスに会えるかもしれない、「ありがとう。ごめんなさい」と伝えたいという願いも。


そのため、ウタはシャンクスが来ても「新時代」の計画を捨てられず、ルフィにも攻撃を続けるが、そこでルフィはウタの腕にあるマークに気付き、それが自分が描いた「しんじだい」のマークだと気付く。ウタは知られたくなかった心の内を見つけられルフィに殴りかかろうとするが、ルフィは突き出されたその拳を受け止める。


止まれ ウタ
こんなのは自由じゃねェ こんなのは新時代じゃねェ
お前が誰よりもわかってんだろ!!!



その叫びにウタは涙を流しルフィの名を呼ぶが、時すでに遅く、トットムジカは力を取り戻し、ウタを取り込んでしまう。
古代兵器に勝るとも劣らないその力の前に窮地に陥る海賊達だったが、そこで現実世界のヤソップとウタワールドのウソップ見聞色の覇気で視覚を共有したことで同時攻撃が可能となり、ウタワールドの海賊達と現実世界の赤髪海賊団による同時攻撃が始まる。
それによってトットムジカは体を破壊されていき、シャンクスとゴムゴムの実の能力を覚醒させたルフィの攻撃でとどめを刺され、消滅した。



────トットムジカこと魔王の正体は「古代から続く人の思いの集合体。心に落ちた影」と言うべきもの。
「寂しい」「認められたい」「誰かに見つけてほしい」といった歌を愛する人々の負の感情の集合体であり、魔王は行き場のない自分の気持ちを受け止めて自分を形作ってくれる存在をいつも探している*7者だった。
つまり、誰かに自分の存在を気づいて欲しくて、トットムジカは歌ってもらいたかったらしい。
しかしながら負の感情のかたまりゆえか破壊者という形でしか顕現できなかった存在。
無数の黒い音符となって崩壊していくトットムジカを見てそのことに気づいたウタもトットムジカを憎む事はなく、「なんだ あんたも寂しかったんだね」と述べた。



魔王を倒したシャンクスはウタに駆け寄り、ネズキノコの毒を治す薬を飲ませようとするが、魔王の力が増大しすぎたことでウタワールドにいた人間は目覚められなくなってしまっていた。
シャンクスと親子として再会できたことで悔いも無くなったウタは、「もう夢の世界に行かせて欲しい」と生きる気力も無くしていたことからシャンクスが用意した解毒薬を拒絶し、彼らを救うためにボロボロの体で歌い、人々をウタワールドから解放していく。
そして、消えゆくウタワールドの中で、ウタとルフィは二人だけで最後の言葉を交わす。


ねぇ なんで殴らなかったの? 私のこと


おれのパンチはピストルより強いって言っただろ


昔はやってきたじゃん ヘナチョコグルグルパンチ


あれは本気じゃねェ


出た 負け惜しみ~


いつの間にか ルフィの方が背が高くなってたんだね
私にとっても大事な帽子 いつかきっと これがもっと似合う男になるんだぞ



その時のルフィの目元ははっきりと見えなかったが、帽子を被せられた際に、目元から一粒の水滴が落ちていた。



一方、現実世界では海軍がウタを大罪人として捕らえようとするが、シャンクスはそれに対して中将すら圧倒し大将も冷や汗を流すほどの本気の覇気を放ち、海軍を威嚇する。




こいつは おれの娘だ
おれ達の大切な家族だ


それを奪うつもりなら……
死ぬ気で来い!!!




誰よりも自分のことを愛してくれたシャンクス達にウタは涙を流した。
ウタを奪うつもりならこの場で“戦争”を始めると宣言したシャンクスに、黄猿と藤虎も矛を収め、海軍は撤退していった。


ウタはファンの人々の事を心配に思うが、シャンクスは




大丈夫だ 人間はそんなにヤワじゃない
それに……
[[“新時代”>モンキー・D・ルフィ]]は目の前だ




と答え、それを聞いたウタは薄れゆく意識の中どこか安心した表情をし、消え入るような声で思い出の歌を口ずさんだ。
そして目覚めたルフィが見たのは、甲板で海賊旗をかけた棺のようなものを神妙な面持ちで囲み、去っていく赤髪海賊団の姿であった…。


ライブ『NEW GENESIS』後、音貝トーンダイアルに記録されたウタの歌は世界中の人々に聞かれ、愛されていく。
その歌はかつてシャンクス達の前で歌い、そして再会した彼らに囲まれながら最期に歌った思い出の歌、「風のゆくえ」であった。






私が消え去っても歌は響き続ける






【その他の登場】

◆UTA TV LIVE TOUR

2022年12月には、“UTA TV LIVE TOUR”と題して、歌番組やイベント等全6公演でスペシャルステージを開催。


12月19日(月)TBS「CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル」では、江藤愛アナウンサーからインタビューを受けた。
「ウタさんが歌以外で大切にしているものは?」という質問に対しては、腕の新時代マークをじっくり見た上で「たくさんありますよ」「これまでに書いた楽譜とか、これから歌いたい曲のメモとか。あと、歌を届けるための映像電伝虫とか。ライブで使うスタンドマイクとか。…結局全部歌に関係あることになっちゃった」と返答。
今夜のライブのテーマに対しては、「感謝」と答えた。


12月28日(水)日本テレビ「発表!今年イチバン聴いた歌〜年間ミュージックアワード2022〜」出演後YouTubeで公開された動画では、大晦日に関する話で日本人はコタツでミカンを食べることが風物詩と言うことを知って、オレンジが好物だと明かした。
昔はマキノからよくおやつでオレンジを貰って、ルフィが皮ごと丸かじりしようとするのでお姉さんぶりたくてオレンジの皮をとってひとふさずつ渡していたという。ただし早食いチキンレースの時はウタも皮ごと丸かじりしていたらしい。


12月31日(土)NHK第73回NHK紅白歌合戦では、「新時代」を披露した。


みんなー!ウタを歌わせてくれて!

本当に!本当に!ありがとうー!





◆ONE PIECE学園

雑誌『最強ジャンプ』掲載漫画。ワンピースのキャラクター達が学園で生活している世界。


映画公開時の24話扉絵では、「ウタが学園にいたら」ということで「放送室にいるルフィとウタ」が描かれた。


29話「転入生」で本編初登場。世界中で愛されている歌姫ということは変わらず、新世界中学校への転入早々周囲は大騒ぎとなっていた。
幼少期はルフィと会ったりシャンクスに育てられたり孤独な時期も過ごしたりと映画本編と似た生活を送っていた様子。映画本編と同じくルフィとは183戦していた。



中学校転入早々ルフィと再会し抱きついたため、ボア・ハンコックは「なんじゃ この娘は───!!?」と驚愕する羽目になりショックのあまり一度気絶。
自己紹介で「ルフィの幼馴染」と言ったため、「“オサナナジミ”とは最大の“恋敵”」と教科書(恋愛漫画)で学んだハンコックはウタを勝手にライバル視。


一方そんなことを知らないウタは、初めての学校生活にワクワクして勝手に音楽の授業をしようとしたり、“スクショタイム”の時間をもうけたりとマイペース。
自分の命を狙うハンコックに対しても「ルフィのすごく綺麗な友達」ということで挨拶をして近づき、“メロメロ甘風”をしようとする彼女のポーズをお互いの手を合わせてハートマークを作る写真に映るためのポーズと勘違いしてツーショットポーズをとり、みんなの写真会の時間にしてしまった。
ウソップもしっかり写真を撮った。


体育の時間のサッカーでのウタはルフィやハンコック達と同じチームになるが、ウタはどっちが先にシュートを決められるかでルフィと勝負しようともちかけ、一人でドリブルするなどなぜかスタンドプレーに走ってしまう。
ブルックはこのことについて昔の彼女はずっとひとりでいたらしいということ、無理してでも“ひとりで”頑張ろうとするのはそのせいではないかと語った。
そんなウタに対しルフィはパスをだし、「私が184連勝しちゃうよ?」と聞くウタに対してルフィは「今日からお前はおれ達のクラスだ!“みんなで”勝つぞ!!」と返答。
ウタはハンコックと共にシュートを決め、ハンコックも一応はウタを(勝手に)ライバルとして認める。


学校は楽しいだろ!」と聞くルフィに対しウタは満面の笑みで返事をするのだった。



【余談】


  • ウタの生死について

ウタの生死は映画内では明確にはされていない。
しかし、ウタとの最後の会話でルフィが涙を見せたこと、シャンクス達が棺のようなものを囲んでいた事、
EDで時々映り込んでいる新聞に「PRINCES OF MUSIC, FOREVER歌姫よ、永遠なれ」「WE NEVER FORGET HER MUSIC!私達は彼女の歌を決して忘れない」との記述がある*8
そして四十億巻で「死にゆくウタ」という記述があったこと、シネマトゥデイのインタビューにて本作の脚本を執筆した黒岩勉が「ウタには自ら責任を取る道を選んでもらいました。」とコメントするなど、
生存の可能性を仄めかす描写が少ない割に、命を落としたことを示唆する描写・言及が多いのが実情である。
とはいえあくまで明確にはなっていないので、そこら辺は各々の判断に委ねるものと思われる。
なお、2種類刊行されている本作の小説版には「ウタの眠る棺」(JUMP j BOOKS版)、「ウタは助からなかったのだろう」(みらい文庫版)といった記述があり、少なくとも小説ではウタが死亡したという解釈が採られている模様。
ウタの死を信じたくない一部の視聴者からは「きっとあの棺は赤髪海賊団の旗を燃やしたバルトロメオがシメられ閉じ込められている」とネタにされることも*9


  • ラスボス系ヒロイン

本作における事実上のヴィランでもある彼女だが、公開前は徹底してその劇中での役回りが秘匿されていた。
実際、PV等ではあくまでも陰謀に巻き込まれたヒロインのように描写されており、それを信じて映画を見に行ったファンがほとんどである。
それ故に映画を見る前と後ではウタの歌、特に「私は最強」の歌詞は全く違う意味に感じられるだろう。
なお、テレビアニメ版1031話(2022年9月4日放送)より「Tot Musica」版15秒CMが放映され、不穏なウタの姿が解禁された。


  • フィガーランド家

映画では五老星がウタが「フィガーランド家」の血筋であることを理由に討伐を若干躊躇する場面がある(結局はトットムジカの危険性もあって討伐を決めたが)。
しかし五老星はウタがシャンクスの娘である事もルフィが明かした事で初めて知った様子だったため、それ以前の経歴まで調べられているとは考えにくい。
となると、フィガーランド家の血筋というのはシャンクスとの関係から来た言葉とも考えられるが……?
その後この件について語られる事はなかったため、現時点では詳細は不明である。
後に原作1086話で天竜人の家系であることが明かされた。


  • 存在しない記憶?

『FILM RED』の初報で、ルフィがウタを「だってコイツ、シャンクスの娘だもん」と紹介するシーンは、基本的に女性に淡泊であるルフィに女性の幼馴染がいたという事実があまりに想定外であったため、多くのファンを驚かせることとなった。
その際、作品のキャッチコピーや、WJで「存在しない記憶」を他人に埋め込む主人公*10が話題となった。
若干遡るが架空の記憶を「挟み込んでくる」者がいたりしたことを引き合いに出し、ウタが精神操作系の能力者で、ルフィが記憶を改ざんされているというファンの妄想もあったとか…。


  • ヘッドセット(ヘッドホン)

ウタは幼少時代からデザインを変えつつヘッドホン型の耳当てをしているが、今のところワンピース世界にトーンダイアル以外の音楽プレーヤーの存在は確認されていない。
特典『4/4巻』では「念波接続によるワイヤレス仕様」というウタモデルのヘッドフォンが出ているが劇中に反映されているのか不明。
副音声上映ではウタのデザインモチーフが「未来と天使」と語られており、その過程でヘッドホンがついたと語られているため、劇中の設定としては単なるカチューシャ的なオシャレなのかもしれない。一応サプレッサーイヤーマフをつけているキャラ自体は時々いる。
ヘッドセットのパーツが発光しているのはほぼウタワールドのみであり、現実世界で光っていたのはウタが「ウタカタララバイ」を歌っている場面のみ。
ちなみに場面によってヘッドセットのサイズや形がわりと変わる。


  • 原作との関わり

8月6日公開の映画『ONE PIECE FILM RED』直前の週刊少年ジャンプ2022年35号(8月1日発売)に掲載された原作1055話「新時代」の1コマにウタらしきシルエットが描かれている。
劇場版のキャラクターが原作に出るのは、元々原作に出す予定だった『STRONG WORLD』の金獅子のシキ以来であり彼女の待遇は正に異例である。
映画の世界設定はあくまでもパラレルワールドであるが、原作の世界では違った人生を送っているのかもしれない。
週刊少年ジャンプ2022年42号(9月26日発売)では、作者尾田栄一郎がルフィとウタとシャンクスの過去を描いたアニメ版1029・1030話について「映画「RED」のTVアニメ連動編YouTubeに上がってます。ルフィの思考が理解できます。」と述べている。


副音声上映でこのシーンについて質問された際、作者の尾田氏は
「映画と漫画との関係は“漫画は漫画をずっと読み続けている人にとって意味の分からないコマがあってはいけない”と考えている。ただ、シャンクスが『新時代』を台頭する若者たちを思い浮かべる際にウタがいないと鬼すぎる」
「映画は僕の中では存在する世界だけど、同時に漫画しか読まない人たちには余計な情報を与えないようにする、というルールがある」と発言していた。
また、「だけど、映画は存在するという説得力としては、シャンクスは絶対ウタを思い浮かべる。なので折衷案としてコマのスミッコのシルエットでのみ描かせてもらった」といった発言もしている。


ちなみにこのシーンが放映されたアニメ1082話では、2秒ほどではあるものの動きが付けられている。


  • memories

偶然か意図したものか、アニメ版1期エンディングテーマ(発売日1999年12月1日!)である『memories』の歌詞は、
ウタの心情・思想や生き様と妙に符合する面がある。
上の存在しない記憶云々とも混ざり合い、「Adoバージョンのmemoriesに聞き覚えがある」「一味と並んでウタが夕焼けの海に向かって立っていた記憶がある気がする」更には「『RUN!RUN!RUN!*11』を背景に幼少期のウタが走る様を見た気もする」等とネタで言われたりしている。


  • 担当声優

ウタ役の名塚佳織氏はアニメオリジナルエピソードでソラン役も演じていた。
ワンピースマガジンVol.15にて尾田氏が明かしたところによると、歌唱担当としてAdo氏を起用することが決まった際、歌声とのギャップを解消するために彼女に似た声色の人を起用するか、シンプルに演技力の高さで選ぶかを迷った挙げ句、最後は演技力を優先して名塚氏に白羽の矢が立ったのだという。
当初メディアへの露出を避けていたAdo氏は、映画製作中に急速に名が売れ、配信やラジオ番組、声の出演などで話し声を聞く機会が増えてしまい内心かなり焦ったそうだが、名塚氏と綿密な打ち合わせを重ね必死で彼女に寄せたとのこと。
ただし映画公開前のYouTubeで公開された「ウタ日記」ではあえて高く明るい声で演じて貰っている。
余談の余談だが、名が売れる前のAdo氏を起用したという例にはキムタクが如くことLOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』という前例がある。


  • [[トットムジカ>Tot Musica]]について

40億巻で尾田氏は「唯一の悪者」と評している。
ワンピースマガジンvol.15での黒岩氏によれば、監督と相談しながら、まだ再会していないルフィとシャンクスがどうやってどんな敵と戦うのかという所から考え始めたという。


不思議現象の宝庫とはいえど、これまで一定のリアリズムを保っていたワンピース世界。
そこに突然現れた“人間の負の感情の集合体”である歌の魔王というファンタジー存在は映画の視聴者に驚かれた。


だがFILM RED副音声出張SBS曰く、この魔王とは2022年末現在時点、未だ原作で語られていない設定*12の先出し的存在であり、原作ワンピース世界に存在が十分許される生き物なのだとか。
同時に、ワンピース世界の不思議現象は全て悪魔の実に由来するものであるということが改めて原作者から明言された。
そして歌の魔王トットムジカ及び未だ明かされない類似存在たちも、悪魔の実の作用によって誕生したものらしいことが仄めかされた。


ただし映画の内容の完全ネタバレOKという前提でのSBSだったにもかかわらず「ウタウタの実の力によってトットムジカが生まれたのかどうか」については全く触れられず「別の実によって生まれた存在がたまたまウタウタの力で操れるようになった」という解釈の可能性*13も残されることになった。
無生物に命を吹き込める悪魔の実はカゲカゲの実やホロホロの実、ヨミヨミの実にソルソルの実などがあるが…*14
また忘れられがちだが、自律的に動く楽譜というオカルトな性質も、動く紙という点では既にビブルカードが存在している。


  • クライマックス戦闘BGM

ウソップとヤソップの親子見聞色テレパシー、ルフィのギア5が印象的だったトットムジカとの最終決戦。
ここで流れた「新時代」のインスト版をベースにTVアニメ初代OPテーマの「ウィーアー!」の旋律を混ぜたリミックスBGMは「おれたちの新時代」という。
2022年10月発売のオリジナルサウンドトラックに収録されている他、劇場パンフレット豪華版に付属のサントラCDでも聞ける。


  • モチーフ?

ウタはリング型に結んだ髪が持ち上がるとしらほし姫と似た髪型になっているほか、中盤ではルフィをナイフ*15で刺そうとしたり、『風のゆくえ』として世界中に彼女の声は風に乗って響いている。
そのため、最期は泡となって消えるはずが魂を得て風の精霊となって世界を巡った人魚の童話『人魚姫』(アンデルセン作)がモチーフと思われる。


また、40億巻では彼女の計画について「仮想現実バーチャルとは?逃げることは悪なのか?」と作者が記載しており、YouTuber/VTuberのようなインフルエンサーの他にも、昨今話題となっている「メタバースによる肉体の放棄」などの要素も盛り込まれている。


  • 描き下ろしイラスト

2022年9月21日、劇場版ONE PIECEシリーズで150億ベリーの興行収入を突破。その際、尾田氏から描き下ろしのウタの画像がアップされた。100億突破時のシャンクスを意識した手配書風だが、「DEAD OR ALIVE」ならぬ「RED UTA LIVE」になっているのが芸コマと言える。


  • ハロウィン・クリスマス

2022年10月23日のアニメ1037話では、尾田栄一郎デザインのハロウィン衣装を着たウタのスタッフ描き下ろしイラストがエンドカードとして登場した。また、1038話ではペローナとのコラボショートアニメが公開された。
同年12月25日のアニメ1046話では、ハロウィン同様尾田栄一郎デザインのクリスマス衣装を着たウタのショートアニメを公開。その際はチョッパーが引くソリに乗ったDr.くれはとのコラボとなった。


  • 紅白歌合戦

2022年12月31日第73回NHK紅白歌合戦に、紅組歌手としてウタが出場することが決定。アニメキャラが紅白歌手として出場するのは史上初の事態である。
このことについて尾田氏は「紅白の髪の色をしたウタが紅白に出場することに運命めいたものを感じる」とコメントした。


◆ルフィの態度

ルフィは当初ライブ「NEW GENESIS」より肉の方に興味を持っていたが、ウタが名乗った際に彼女が幼馴染だと気づき、ハグしあうほどに再会を喜んだ。
また、かつての早食いレースの際は昔と変わらないウタの戦略で敗北するが、その直後にはるかに大きな肉を一口で食べるなど手加減している?ような描写も。
ウタに「海賊やめなよ」と言われた際には、何かを察したのか、言い争うこともせず先ほどまで再会を喜んでいたのにも関わらずサウザンドサニー号に帰って寝ようとしていた。


ルフィとウタ&音符の戦士達の対決では、

を披露しながらも、ウタを直接攻撃することは出来なかった。
また、ウタ本人もルフィが自分に攻撃する気がないことを見抜いており、「当てる気もないくせに」と呟いている。*17


ウタ自身はルフィの海賊王への夢、シャンクスへの憧れ、麦わら帽子を大切にする気持ち全てを踏みにじる言動をとっていたものの、ルフィは最後までこれを咎める事はなく、劇中で拳を振るうのも徹底してウタを救うためであった。*18


決戦に際してウタによってルフィの服装は「悪い海賊」らしいものに変えられるが、その服装は帽子・ジャケット・剣を除くと実はドクロマークのシャツなど幼少時のルフィにそっくりなものとなっている。*19


最期にウタから「私にとっても大事な帽子 いつかきっと これがもっと似合う男になるんだぞ」と言われたルフィだったが、
エレジアでの出来事を終えて、改めてフーシャ村・シャボンディ諸島での旅立ち以来久々に「"海賊王"に!!!おれはなるっ!!!!」と宣言した。


ちなみにシネマトゥデイ「映画『ONE PIECE』議論になったウタの結末 脚本家が「出た、負け惜しみィ~!」に込めた思い」での黒岩氏曰く、「出た、負け惜しみィ~!」とはルフィとウタの親しさを明確にするために、彼女が昔から使っていたワードを繰り返すことで、大人になっても変わっていないということを象徴。
心情面で言えば、ウタは昔からルフィの方が海賊として何かを成し遂げるような気がして、どこか心の中でルフィに負けていると感じていて、だからあえて「負け惜しみ」というワードを出すことで、負け惜しみを言っているのはウタであるように見えるのではないかと考えたとのこと。



◆「ウタ」ができるまで

  • 書籍「ONE PIECE Magazine Vol.15」
  • 「日経エンタテインメント! 2023年1月号」
  • CINRA「作品構造、デザインで見た『ONE PIECE』のすごさ。『FILM RED』監督が制作の裏側とともに語る」
  • Febri「監督・谷口悟朗が語る『ONE PIECE FILM RED』ができるまで」
  • TOKYO FM+「「二十数年間、黙り続けてきました」谷口悟朗監督『ONE PIECE』の気になる今後の展開は?」
  • アニメイトタイムズ「『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー【ネタバレ注意】 」
  • Cinemarche「【谷口悟朗監督インタビュー】映画『ONE PIECE FILM RED』原作ファンに“ドラマの補正”を託した理由と“アトラクション”を作る者の課題」
  • MANTANWEB「谷口悟朗監督:24年ぶり「ONE PIECE」で「何かを壊し、何かを足す」 「FILM RED」の挑戦」
  • ナタリー 2023年3月8日「「ONE PIECE FILM RED」プロデューサー・梶本圭インタビュー」

等、各種インタビューにて回答。



尾田「映画で伝説のジジイ描くのもう疲れたんだよ!笑」



ONE PIECE STAMPEDE』公開前の2019年2月頃。次回作の企画はすでに始動しており、過去最高だった『FILM Z』の興行収入70億円を超えて興行収入100億を目指して頑張ってみようとスタッフ達は話し合った。親子層などに響くよう、今まであえて避けてきた「感動もの」を目指すようフジテレビの梶本圭プロデューサーは提案し、尾田氏もそれを了承。
そして脚本の次の映画のプロットが作者尾田栄一郎のもとにいくつか提出されてきたが、どれも「伝説の世代」のような強い敵が出てくるアクション映画の構造に乗ったプロットばかりだった。おそらく元ロックス海賊団のボスキャラのようなプロットが多くあったものと思われる。


だが、『STRONG WORLD』のシキにはじまりゼファーダグラス・バレットなど、尾田氏は映画のプロットが型にはまっていることを感じた。
また、その頃トップハムハット狂の『Princess♂』*20という曲をよく聞いていたので、こんな感じの女の子が出てくる映画だったら面白そうと思った。
そのため、「この内容だと100億は難しいんじゃないか」「ゼロにしてもう一度みんなで考え直しましょう」と言って、ここらでちょっと色を変えてみようと「伝説のジジイ描くのもう疲れた」「女の子を敵キャラにしたい」「強い敵が出てくるのとは違うラインが見たい」と発することに。


その後、キャッチーなコピーが欲しかったので、ゲストヒロインはバギーのいとことかにしてもしょうがないので「シャンクスの娘」という設定も決まった。
それでもシャンクスがでないと脚本が弱いので監督と脚本が悩んでいた所、尾田氏から「シャンクスを出してもいい」という許可をもらえた。
尾田氏としては、「自分の中でのシャンクスの歴史は決まっているので、ウタの存在もつじつまを合わせられそう」というイメージが湧いたことと、ワノ国編がそろそろ終わりそうな中で、『STAMPEDE』でもまだ出さなかった“切り札”である四皇について最終章に入るに当たり「シャンクスと赤髪海賊団を顔見せさせておきたい意図」もあったという。


しかし、「シャンクスを出してもいい」という許可をもらったはいいが、「(まだ原作で再会していない)シャンクスとルフィは会うことができない」という脚本上の問題があるため監督が悩んだ中、脚本の黒岩氏から「世界を夢と現実の二つに分ける」という提案がなされる。
ウタの能力について本の世界にする案もあったがシャーロット・モンドールと被っていたこともあり、大変なことになるがどうせなら『歌』をテーマにしようとなったのだとかなんとか。そのことを聞いた尾田氏も「本当に大変なことになりますが、音楽でいきますか」と監督に何度もその覚悟を確認したという。そして世界を二つに分けてそれぞれで戦うアイディアがウタワールドやトットムジカへと繋がっていった。
「歌」を主題にすることを決め、監督も歌を歌うアーティストについては尾田氏の方が詳しいだろうと言うことで、尾田氏から「Ado」の名前が挙がり、彼女に歌を担当してもらえることになったという。
その流れで本作の主題歌『新時代』の作詞・作曲、及び劇伴を友人で『Z』のOPを手掛けた中田ヤスタカに依頼した。
歌の初期アイディアについてはストリートミュージシャンもあったが、インパクトも考えて「世界の歌姫」となった。



ウタら登場人物の台詞や行動・心理については、絵コンテにびっしり描かれており、尾田氏は週刊少年ジャンプ2022年36&37号グラばこにて「谷口監督でないと、この台詞は出ないよなあ」「感覚的に“谷口節”が入っていて、映画がより良くなった」と述べている。
「民衆が海賊に襲われる不安」という民衆から見える海賊像は谷口監督のこだわりポイントだったとのこと。







wiki籠もり アニヲタWikiだってシャンクスにとっては荒らしの対象なんだよ


シャンクスはアニヲタWikiに来る


アニヲタWikiを荒らしに?


お前の項目をきちんと編集するためだ


私の項目を? なんで?


娘が編集で迷ってるのに
シャンクスが黙ってるわけねェだろ!!!












久しぶりに追記・修正しに来た
お前の項目を



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*1 エレジアの具体的な所在地は不明だが、東の海・南の海・偉大なる航路前半・楽園もしくは楽園の凪の帯の4海域のいずれかに所在することは確定している。
*2 ジェイブックス小説版。
*3 通常の映像電伝虫は映像を送る側と受け取る側が1:1で繋がっているため、不特定多数に映像を送ることは出来ない。
*4 原作者曰く「そんな便利なモノ原作にはありません」とのことで、試作品ということになったのも、原作との矛盾を解消するため。もしこれが一般流通しているのであれば、世界政府の隠蔽工作や世界経済新聞はなんの意味も持たなくなってしまう。
*5 ちなみに比較的近い時期に未来都市バルジモアにあるベガパンクの研究所で大爆発が起きてるが……まさかねぇ……
*6 数々の大事件を起こしてきたルフィが海賊である事すら知らなかったのだから、世間への知識を得る機会が全く無かったのは容易に想像出来る
*7 ジャンプジェイブックス版小説版より。
*8 以前は『新聞に「PRINCESS SURVIVED」と書かれていたため生還を示唆している』とも言われていたが、後に公開されたノンテロップEDではそのような文言は確認されなかったため、おそらくは見間違いである。
*9 バルトロメオはED映像で無事な姿で自分の船上に居る姿が確認できるため間違いなくネタ説である
*10 念のため補足しておくと、この主人公は記憶操作の能力などを持っているわけではなく、相手の重度の妄想癖や、相手と主人公との無自覚な縁が、偶然刺激された結果起きた現象である。
*11 アニメ2期エンディングテーマ
*12 トットムジカ本人のことを指すのではない模様。
*13 悪魔の実の力による支配ではないが、実際既にマムのソルソルの実から生まれたゼウスをナミが懐柔・簒奪し、日々こき使っている。
*14 このどれもが魂や精神に作用するという点ではウタウタの実と似た性質を持つことは特筆すべきであろう。
*15 ナイフのデザインは原作1話冒頭でルフィが自分のほおを刺した際に使用したものと同じもの。
*16 谷口監督曰くこの時ルフィは最初ゴムゴムの火山を放ったとの事だが、2種ある小説版ではどちらも「戦斧」と明記されているほか、火山→戦斧と繋げることも可能。
*17 ちなみにルフィはウタに対して劇中で一度も技名を叫んでいない。唯一技名を叫んだシーンは序盤でクラゲ海賊団達を蹴散らすために使ったゴムゴムのJET銃乱打のみである。副音声で谷口監督は2人の関係を考慮して敢えて技名を叫ばずにしたとの事で、尾田氏はこの事に気付いていなかった。
*18 黒岩氏はインタビューでこの事は尾田先生のこだわりと語っていた。
*19 ちなみに他のキャラクター達の服装はウタの知ってる海賊、即ち赤髪海賊団がモチーフになっている。
*20 この曲は作曲はDYES IWASAKIとの共作「FAKE TYPE.」名義となっており、本映画でも『ウタカタララバイ』を「FAKE TYPE.」名義で楽曲を提供している。

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